JPH06104148B2 - 電気かみそりの外刃 - Google Patents

電気かみそりの外刃

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JPH06104148B2
JPH06104148B2 JP9006686A JP9006686A JPH06104148B2 JP H06104148 B2 JPH06104148 B2 JP H06104148B2 JP 9006686 A JP9006686 A JP 9006686A JP 9006686 A JP9006686 A JP 9006686A JP H06104148 B2 JPH06104148 B2 JP H06104148B2
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JP
Japan
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blade
outer blade
slit
beard
edge
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正雄 棚橋
哲夫 浜島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は回転式および往復式電気かみそりの外刃に関す
る。
(背景技術) 電気かみそりの外刃の外周縁には、髭導入用スリットが
形成され、このスリットは髭を外刃の内側へ導入するも
ので内刃が内接しない領域であるが、内刃と内接する外
刃の刃穴のエッジと同様に刃が形成されている。ところ
で、電気かみそりで髭を剃るとき、第7図に示すよう
に、外刃のスリット21に髭20が導入された状態で電気か
みそりを図の矢印Aの方向へ移動させると、スリット21
の刃先27に髭20がかみ合い髭20を引張り、刺激を与える
欠点があった。また、図には示してないが長い髭(1〜
3mm)や、女性の腋毛などの場合は、スリットの刃先で
髭が倒され、隣のスリットから外刃の表面に飛び出し、
からみ状態となって毛先を引張るという欠点もあった。
これらの欠点を解消するため、従来例えば特開昭60-249
993号公報においては第8図および第9図の外刃外周縁
の断面図で示すように、外刃外周縁16の内側にスリット
21と対応した溝を有するコーム25を配設したもので、こ
のコーム25の溝幅B11は図の如くスリット21の幅B10に対
し、B10>B11の関係を保って、コーム25が外刃3の刃先
26をおおうようになっている。このようにして、前に述
べた髭のかみ合い、からみ状態の防止をしている。しか
し、このようにしてもさらに次の欠点がある。第1の欠
点は、髭の導入を決定するコーム溝および外刃スリット
幅に関し、外刃スリット幅よりコーム溝幅を小さくしな
ければならないことにより、外刃外周縁の開孔率を低下
させることとなり、早剃りに問題がある。第2の欠点
は、外刃の内側に溝を有するコームを配設するのに位置
ずれを少なく高精度に合わせる必要があり歩溜りが悪く
なり、コスト高となる。
(発明の目的) 本発明は、上記の欠点を改善するために提案されたもの
で、回転式および往復式電気かみそりにおいて、外刃へ
の髭の導入を良くし、外刃と髭のかみ合い、あるいはか
らみ等の欠点をなくし、部品点数を削減し、コストを低
減することを目的とする。
(発明の開示) 本発明は、電気かみそりの外刃において、外刃の外周縁
を外周方向に突出させて折り返した部分に髭導入用スリ
ットを形成し、かつ折り返し部の表面側外刃のスリット
幅が裏面側外刃のスリット幅より同一または大きくした
ことを特徴とするものである。以下図によって本発明を
詳細に説明する。
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示す図で、
第1図は本発明の第1の実施例の半断面側面図、第2図
は内刃フレームの底面図、第3図は第1図のアで指示す
る外刃外周縁の縦断面図、第4図は第3図のA-A断面の
矢視図で、かつ髭との関わり具合を示す図である。これ
らの図は回転式電気かみそりの刃の部分を示す図で、図
において、1は外刃を固定する円筒状の外刃フレーム、
2は外刃フレーム1を本体(図示せず)に取り付けるネ
ジ部、3は外刃で外刃押え部4によって外刃フレーム1
に固定してある。5は内刃フレームで本体側からのモー
ター出力軸に連結されて回転する。この内刃フレーム5
の内刃挿入溝6,7に挿入された内刃8,9は内刃フレーム5
の下面にヒートシール部10で固着された押上バネ11で内
刃8,9の開口部12の上端を押し上げて外刃3の内面に接
するように指示される。このようにして、内刃8,9を回
転させて外刃3の刃穴13とで髭を切断する。14,15は環
状凹部である。
次に第3図および第4図により本発明の要部について詳
細に説明する。前に述べたように、外刃3の外周縁16に
は髭20を外刃3に導入するスリット21が設けてあり、外
刃3は外周縁16で外刃3の外周方向に突出して折り返り
部を形成する。折り返した外刃3の裏面側外刃17はさら
にL字形に折り曲げ、その裏面側外刃17の端部18は外刃
押え部4に挿入固定される。この折り曲げられた外刃3
の外周縁16の裏面側外刃17のスリット幅B1と表面側外刃
19のスリット幅B2とはB1<B2の関係を保つようにしてあ
る。この関係を保つことにより、髭20がスリット21に導
入され図示の矢印A方向に電気かみそりが移動しても髭
20が刃先22および刃先23に喰い込んでかみ合うことは皆
無となり、かみ合いが無くなれば髭20は倒れて隣のスリ
ットから外刃3の表面に飛び出すことによるからみ状態
も発生しなくなる。
また、B1=B2とした場合も、表面側外刃19の刃先22と裏
面側外刃17の刃先23とで一体的に形成される刃先は、そ
の刃先角が単独の外刃角よりも大きくなるため、髭に喰
い込みにくくなり、かみ合いが生じなくなる。
第5図、第6図は本発明の第2の実施例を示す断面図で
あって、第2の実施例は外刃3の外周縁16の折り曲げ部
の裏面側外刃17の下方にスリット20に対応した溝24を有
するコーム25を外刃3の外周に沿って配設したもので、
裏面側外刃17の端部18はコーム25に挿入固定されている
ほかは第3図および第4図と同様の構成となっている。
この構成の外刃は外刃3の外周縁16における外刃剛性が
向上し、髭剃り時に外刃3と内刃8,9の干渉による刃先
の摩耗を少くし、騒音を小さくする。また、従来のコー
ムのように、コーム25によって刃先22を被覆する必要が
なく、コーム25の溝24の幅B12を裏面側外刃18の幅B1
り大きくすることができ、スリット20と溝24の位置関係
を高精度とする必要がなく、溝24の幅B12を大きくでき
開孔率大となり早剃りも可能となる。
なお、本発明を回転式電気かみそりについて説明した
が、往復式電気かみそりの髭導入用スリット部に適用で
きることは当然である。
(発明の効果) この発明は、外刃の外周縁を折り返すことにより、スリ
ット幅を適値に設定するのみで髭のかみ合い、からみを
なくし、さらにスリットの開孔率を上げ早剃を可能とす
る。また、外刃外周縁の折り返しに加えコームを設ける
ことにより外刃の剛性を高め、異常摩耗の軽減し、騒音
を低下させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の半断面側面図、第2図は
内刃フレームの底面図、第3図は第1図のアで指示する
外刃外周縁の縦断面図、第4図は第3図のA-A断面の矢
視図、第5図および第6図は本発明の第2の実施例の縦
断面およびA1-A1断面矢視図、第7図は外刃の刃先に髭
がかみ合う状態を説明する図、第8図および第9図は従
来の外刃外周縁の構造を示す図である。 1……外刃フレーム、2……ネジ部、3……外刃、4…
…外刃押え部、5……内刃フレーム、6,7……内刃挿入
溝、8,9……内刃、10……ヒートシール部、11……押上
バネ、12……開口部、13……刃穴、14,15……環状凹
部、16……外刃外周縁、17……裏面側外刃、18……端
部、19……表面側外刃、20……髭、21……スリット、2
2,23……刃先、24……溝、25……コーム、26,27……刃
先。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気かみそりの外刃において、外刃の外周
    縁を外周方向に突出させて折り返した部分に髭導入用ス
    リットを形成し、かつ、折り返し部の表面側外刃のスリ
    ット幅が裏面側外刃のスリット幅より同一もしくは大き
    くしたことを特徴とする電気かみそりの外刃。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の電気かみそり
    において、外刃の髭導入用スリットの下方に該スリット
    と対応する溝を有するコームを配設したことを特徴とす
    る電気かみそりの外刃。
JP9006686A 1986-04-21 1986-04-21 電気かみそりの外刃 Expired - Fee Related JPH06104148B2 (ja)

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