JPH10271854A - 超音波モータのステータ及びその製造方法 - Google Patents

超音波モータのステータ及びその製造方法

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JPH10271854A
JPH10271854A JP9075484A JP7548497A JPH10271854A JP H10271854 A JPH10271854 A JP H10271854A JP 9075484 A JP9075484 A JP 9075484A JP 7548497 A JP7548497 A JP 7548497A JP H10271854 A JPH10271854 A JP H10271854A
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JP
Japan
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stator
comb teeth
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rotor
ultrasonic motor
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JP9075484A
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English (en)
Inventor
Seiya Yokoyama
誠也 横山
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】接触面の平面度の精度を上げることなく高出力
化を図るとともに、コストアップを抑制することができ
る超音波モータのステータを提供する。 【解決手段】ステータ7は、金属弾性体8及び圧電素子
9を備えている。金属弾性体8は、その固定部8aの外
周に振動減衰連結部8cが形成され、その振動減衰連結
部8cの外周には環状の金属振動部8dが形成されてい
る。金属振動部8dは、その上部内周面には上方に拡開
するように斜めに切り欠いて成形された斜面8eが形成
され、上部外周面には溝8fが形成されている。さら
に、金属振動部8dは、その上面からスリット8hが等
角度の間隔に形成され、そのスリット8h間に形成され
た部分を櫛歯8iとしている。又、櫛歯8iの上端から
外方に延びた溝8fによって残された部分を接触片8j
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波モータに係
り、詳しくはステータの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波モータのステータにおい
て、焼結体又は切削加工にて成形されたものが提案され
ている。この種のステータでは、数マイクロメータでそ
のロータと接触する振動部を振動させるために、ロータ
との接触面はその平面度を上げる必要があった。又、該
ステータの接触面に接触加圧されるロータ側の接触面も
同様にその平面度を上げる必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超音波モー
タにおいては近年益々高出力化が望まれている。この超
音波モータの高出力化の要求に伴い、ステータの径を拡
大する傾向にあった。
【0004】しかしながら、ステータの径の大径化は、
その接触面の平面度をさらに上げる必要があり、大幅な
コストアップにつながっていた。本発明の目的は、接触
面の平面度の精度を上げることなく高出力化を図ること
ができるとともに、コストアップを抑制することができ
る超音波モータのステータ及びその製造方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、外周に環状の金属振動部を備えた金属弾性体を有す
る超音波モータのステータにおいて、前記金属振動部
は、圧電素子が設けられる環状の振動板と、その環状の
振動板上に並設され、該振動板から先端に向かって先細
形状の多数の櫛歯と、該各櫛歯の外方又は内方の少なく
ともいずれか一方に延出形成されたロータと接触する接
触片とから構成した。
【0006】請求項2に記載の発明は、外周に環状の金
属振動部を備えた金属弾性体を有する超音波モータの製
造方法であって、等角度間隔にスリットを前記金属振動
部の振動板に向かって形成して多数個の櫛歯を成形し、
該金属振動部の内周面又は外周面の少なくともいずれか
一方を切り欠き形成して前記櫛歯を振動板から先端に向
かって先細形状に成形し、その先細形状を形成に伴って
該櫛歯の先端部にロータと接触する接触片を形成するよ
うにした。
【0007】従って、請求項1に記載の発明によれば、
金属振動部の振動板には互いに分離された櫛歯が多数形
成され、その互いに分離した櫛歯の先端にロータと接触
する接触片がそれぞれ延出形成される。しかも、各櫛歯
は、先端に向かうほど細くなるように形成した。従っ
て、ステータを構成する金属弾性体の各櫛歯及び各接触
片は撓みやすく弾性を有することなる。このように形成
された櫛歯及び接触片は、振動板に設けられた圧電素子
の振動に対してその振動振幅を大きくすることができ、
超音波モータの高出力化につながる。しかも、各櫛歯が
弾性を有することになるため、ロータと接触する部分の
平面度の粗さを吸収することができ、平面度の精度を下
げることができる。その結果、本発明の超音波モータの
ステータは、超音波モータのコストを抑え高出力化に寄
与する。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、該金属振
動部の内周面又は外周面の少なくともいずれか一方を切
り欠き形成するだけで、各櫛歯を振動板から先端に向か
って先細形状に成形することができ、併せて、その先細
形状の形成に伴って該櫛歯の先端部にロータと接触する
接触片が形成される。従って、弾性のある櫛歯を備えた
超音波モータのステータを非常に簡単に加工することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1実
施形態を図1〜図3に従って説明する。図1は超音波モ
ータの断面を示し、モータハウジング1は基台2とカバ
ー3とから構成されている。そして、基台の中央部には
載置部2aが突出形成され、その載置部2aの中央部に
は挿通孔2bが形成されている。挿通孔2bにはボール
ベアリング4が設けられ、該ベアリング4は該挿通孔2
bを介してケース1内に嵌挿された回転軸5を回転可能
に支持している。又、カバー3の上部中央に形成した張
り出し凹部3aにはボールベアリング6が設けられ、該
ベアリング6は回転軸5の基端部を回転可能に支持して
いる。つまり、回転軸5はボールベアリング4,6を介
してモータハウジング1に対して回転可能に支持されて
いる。
【0010】基台2の載置部2aの上面にはステータ7
が固着されている。図2はステータの全体斜視図であ
る。ステータ7は、金属弾性体8及び圧電素子9を備え
ている。金属弾性体8は焼結体よりなり、前記基台2の
載置部2aと対応する中央位置を固定部8aとしてい
る。その固定部8aの中央には前記載置部2aの挿通孔
2bと連通する挿通孔8bが形成されて前記回転軸5が
嵌挿するようになっている。固定部8aの外周には肉薄
の振動減衰連結部8cが形成され、その振動減衰連結部
8cの外周には環状の金属振動部8dが形成されてい
る。
【0011】環状の金属振動部8dは、振動減衰連結部
8cから外側に延びた断面長方形の環状体であって、そ
の断面長方形の環状体の下部内側と振動減衰連結部8c
とが一体に連結されている。環状の金属振動部8dの上
部内周面には、上方に拡開するように斜めに切り欠いて
成形された斜面8eが形成されている。又、環状の金属
振動部8dの上部外周面には、楔状に切り欠いて成形し
た溝8fが形成されている。楔状の溝8fは、その上側
の溝面が水平の面で形成され、下側の溝面が斜面で形成
されている。この斜面で形成された下側の溝面の下端位
置は、本実施形態では前記斜面8eの下端と一致させて
いる。
【0012】さらに、環状の金属振動部8dは、その上
面から前記斜面8eの下端位置までの深さのスリット8
hが等角度の間隔に形成されている。そして、そのスリ
ット8h間に形成された部分を櫛歯8iとしている。
又、櫛歯8iの上端から外方に延びた前記溝8fによっ
て残された部分を接触片8jとしている。さらに、金属
振動部8dにおいて、本実施形態では櫛歯8iより下の
部分を振動板8kとしている。
【0013】従って、振動板8kから上方に延びた各櫛
歯8iの径方向の幅は、前記斜面8e及び溝8fにより
上方に向かうほど小さく(即ち、先細に)なる。そし
て、各櫛歯8iはその最も小さくなった上部から外方に
前記接触片8jをそれぞれ延出した構成となる。
【0014】前記金属振動部8dの振動板8kの下面に
は、圧電素子9が接着剤にて接着されている。圧電素子
9は本実施形態ではPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)で
形成されているが、PLZT(チタン酸ジルコン酸ラン
タン鉛)で形成してもよい。尚、環状に形成された圧電
素子9は公知の方法で分極処理が施され、その分極され
た各箇所には公知の電極(図示しない)が設けられてい
る。このように構成されたステータ7は基台2の載置部
2aに載置され、ネジ10にてステータ7は基台2に対
して固定されている。
【0015】ステータ7の上方には円形のロータ11が
配設されている。ロータ11はアルミ製であって、中央
には挿入孔11aが形成されている。この挿入孔11a
には前記回転軸5の軸嵌合部5aに挿入され、該ロータ
11は軸嵌合部5aに対して軸方向に移動可能でかつ回
転不能に支持されている。従って、ロータ11を回転さ
せると、回転軸5はロータ11とともに回転する。
【0016】ロータ11は、その外周部が上下方向に突
出した環状のロータ接触部12が形成されている。その
環状のロータ接触部12の下面全体に耐磨耗性のあるポ
リイミド系樹脂よりなるライニング材13が形成されて
いる。そして、本実施形態では、そのライニング材13
の環状の下面を接触面13aとし、該接触面13aを接
触片8jの上面に当接させている。この接触片8jに対
するロータ接触部12の配置は、前記環状に形成された
接触面13aが接触片8jの基端部より外側に位置する
ように配置されている。
【0017】軸嵌合部5aには加圧プレート14が挿通
され、加圧プレート14は軸嵌合部5aに対して軸線方
向に移動かつ回転不能に支持されている。加圧プレート
14の下面には、金属板を円錐台形状に形成してなる弾
性部材15が配設され、該弾性部材15の下側開口端部
は前記ロータ11の上面に配設した防振ゴム16に当接
している。前記加圧プレート14と前記上側ボールベア
リング6の間の回転軸5にはカラー17とワッシャ18
が回転及び軸線方向に移動可能に挿通されている。そし
て、カラー17とワッシャ18により加圧プレート14
を下方に加圧するようになっている。従って、弾性部材
15は加圧プレート14により防振ゴム16を介して前
記ロータ11を下方に加圧する。その結果、ロータ11
の該ロータ接触部12の接触面、即ち本実施形態ではラ
イニング材13の接触面13aは金属振動部8dの接触
片8jの上面に圧接するようになっている。尚、この圧
接力は前記ワッシャ18の厚さを変更することにより調
整することができる。
【0018】そして、公知の方法にて圧電素子9に電圧
を印加することにより、圧電素子9を振動させる。この
振動は振動板8kを介して櫛歯8iに伝わる。該櫛歯8
iに伝わった振動は接触片8jに伝わり、その接触片8
jの上面に一方向の進行波が発生する。この進行波によ
りロータ11は回転する。従って、ロータ11の回転に
より回転軸5は回転することになる。
【0019】次に、上記のように構成した超音波モータ
のステータの特徴を以下に記載する。 (1)本実施形態では、金属振動部8dの振動板8kに
互いにスリット8hを介して分離された櫛歯8iを形成
した。そして、互いに分離した櫛歯8iの上端に、外方
に延びる接触片8jをそれぞれ形成した。つまり、各櫛
歯8iは他の櫛歯8iと互いに分離しているとともに、
その各櫛歯8iに形成した各接触片8jも他の接触片8
jと分離している。従って、各櫛歯8i及び各接触片8
jは撓みやすく弾性を有することなる。その結果、櫛歯
8i及び接触片8jは、振動板8kを介して伝わる圧電
素子9の振動に対してその振動振幅を大きくすることが
できる。その結果、超音波モータの高回転化を図ること
ができる。
【0020】しかも、各櫛歯8i及び各接触片8jが弾
性を有することから、接触片8jの上面の平面度及び接
触面13aの平面度の粗さを吸収することができる。さ
らに、ステータ7とロータ11の接触する部分の平面度
は一つの櫛歯8i(接触片8j)とロータ11との間で
考えればよいことから、接触片8jの上面の平面度及び
接触面13aの平面度の精度は緩和される。その結果、
その分だけ平面度の精度を下げることができるため、コ
ストダウンを図ることができる。
【0021】(2)本実施形態では、金属弾性体8の金
属振動部8dに形成した各櫛歯8iは、各櫛歯8iの径
方向の幅が上方に向かうほど小さく(即ち、先細に)な
るように形成した。従って、各櫛歯8iはロータ11の
加圧方向に対してさらに弾性が生じるため、各櫛歯8i
は振動板8kを介して伝わる圧電素子9の振動に対して
その振動振幅をさらに大きくして接触片8jに伝達する
ことができる。その結果、超音波モータの高回転化を図
ることができる。
【0022】しかも、各櫛歯8iがさらに弾性を有する
ことになるため、接触片8jの上面の平面度及びロータ
接触部12における接触面13aの平面度の粗さをより
吸収することができる。その結果、その分だけさらに平
面度の精度を下げることができるため、コストダウンを
さらに図ることができる。
【0023】(3)本実施形態では、該金属振動部8d
の内周面に斜面8eを形成するとともに、外周面に溝8
fを形成だけで、各櫛歯8iを振動板8kから先端に向
かって先細形状に成形することができる。従って、弾性
のある櫛歯8iを備えた金属弾性体8を非常に簡単に加
工することができる。
【0024】(4)本実施形態では、金属振動部8dに
溝8fを形成することにより、接触片8jを形成した。
従って、溝8fの形成の仕方によって接触片8jの厚み
(ロータ11の加圧方向)を薄くでき、該接触片8jに
弾性を付与することができる。従って、平面度の精度を
下げることができ、コストダウンをさらに図ることがで
きる。しかも、接触片8jでの振動の振幅を増大させる
ことができ、より高速回転化に寄与することができる。
【0025】尚、実施の形態は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、以下のように実施してもよい。○図
4及び図5に示すように、接触片8jの形状を先端上面
に突部8gを形成し、その突部8gの上面にロータ接触
部12をライニング材13を介して加圧接触させるよう
にして実施してもよい。この場合にも、上記実施形態と
同様な効果を奏することができる。
【0026】○図6(a)(b)及び図7(d)(e)
に示すように、接触片8jをその振動板8kの外周面よ
りさらに外方に延出形成して実施してもよい。このよう
に形成することにより、金属振動部8d(接触片8j)
はより弾性を有することになり、さらなる高速回転化を
図ることができるとともに、平面精度をさらに下げるこ
とができる。
【0027】○図6(c)及び図7(e)に示すよう
に、斜面8e又は溝8fの下側斜面を階段状にして櫛歯
8iが先端ほど先細になるように形成してもよい。この
場合にも上記した実施形態と同様な効果を有する。
【0028】○図6(b)及び図7(b)に示すように
斜面8e又は溝8fの下側斜面を円弧等の曲面形状にし
て櫛歯8iが先端ほど先細になるように形成してもよ
い。この場合には上記し実施形態と同様な効果を有す
る。
【0029】○図7(c)(d)(e)に示すように、
溝8fを形成しないで直線状の斜面8e又は階段状の斜
面8eのみで櫛歯8iが先端ほど先細になるように形成
してもよい。この場合にも上記した実施形態と同様な効
果を有する。
【0030】○図7(a)(b)に示すように、溝8f
のみで櫛歯8iが先端ほど先細になるように形成しても
よい。この場合にも上記した実施形態と同様な効果を有
する。
【0031】○図8(a)〜(c)及び図9(a)〜
(d)に示すように、振動板8kの部分まで達する斜面
8eや溝8fを形成して実施してもよい。この場合にも
上記した実施形態と同様な効果を有する。
【0032】○上記実施形態では、焼結体を切削して金
属弾性体8を加工したが、例えば厚みのあるステンレス
鋼板やリン青銅板等を切削加工して形成してもよい。上
記実施の形態から把握できる請求項に記載された技術的
思想以外の技術的思想について、以下にその効果ととも
に記載する。
【0033】・請求項1に記載の超音波モータのステー
タにおいて、接触片8jは振動板8kの外周面よりさら
に外方に延出形成してなる。このように形成することに
より、接触片8jはより弾性を有することになり、さら
なる高速回転化を図ることができるとともに、平面精度
をさらに下げることができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、超音波
モータのコストを抑え高出力化に寄与することのできる
効果を有する。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、弾性のあ
る櫛歯を備えた超音波モータのステータを非常に簡単に
加工することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した超音波モータの断面図。
【図2】同じくステータの全体斜視図。
【図3】同じくステータとロータの位置関係を説明する
ための要部断面図。
【図4】別例を説明するためのステータの全体斜視図。
【図5】同じくステータとロータの位置関係を説明する
ための要部断面図。
【図6】(a)〜(c)別例のステータを説明するため
の要部断面図。
【図7】(a)〜(e)別例のステータを説明するため
の要部断面図。
【図8】(a)〜(c)別例のステータを説明するため
の要部断面図。
【図9】(a)〜(d)別例のステータを説明するため
の要部断面図。
【符号の説明】
7…ステータ、8…金属弾性体、8a…固定部、8c…
振動減衰連結部、8d…金属振動部、8e…斜面、8f
…溝、8h…スリット、8i…櫛歯、8j…接触片、8
k…振動板、9…圧電素子、11…ロータ、12…ロー
タ接触部、13…ライニング材、13a…接触面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に環状の金属振動部(8d)を備え
    た金属弾性体(8)を有する超音波モータのステータに
    おいて、 前記金属振動部(8d)は、 圧電素子(9)が設けられる環状の振動板(8k)と、 その環状の振動板(8k)上に並設され、該振動板(8
    k)から先端に向かって先細形状の多数の櫛歯(8i)
    と、 該各櫛歯(8i)の外方又は内方の少なくともいずれか
    一方に延出形成されたロータ(11)と接触する接触片
    (8j)とから構成した超音波モータのステータ。
  2. 【請求項2】 外周に環状の金属振動部(8d)を備え
    た金属弾性体(8)を有する超音波モータの製造方法で
    あって、 等角度間隔にスリット(8h)を前記金属振動部(8
    d)の振動板(8k)に向かって形成して多数個の櫛歯
    (8i)を成形し、 該金属振動部(8d)の内周面又は外周面の少なくとも
    いずれか一方を切り欠き形成して前記櫛歯(8i)を振
    動板(8k)から先端に向かって先細形状に成形し、 その先細形状を形成に伴って該櫛歯(8i)の先端部に
    ロータ(11)と接触する接触片(8j)を形成するよ
    うにした超音波モータの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010071791A3 (en) * 2008-12-17 2010-10-14 Discovery Technology International, Lllp Piezoelectric motor with high torque
US8183742B2 (en) 2009-09-01 2012-05-22 Discovery Technology International, Inc. Piezoelectric rotary motor with high rotation speed and bi-directional operation

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