JPH06261564A - 超音波モータ - Google Patents
超音波モータInfo
- Publication number
- JPH06261564A JPH06261564A JP6022820A JP2282094A JPH06261564A JP H06261564 A JPH06261564 A JP H06261564A JP 6022820 A JP6022820 A JP 6022820A JP 2282094 A JP2282094 A JP 2282094A JP H06261564 A JPH06261564 A JP H06261564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- stator
- ultrasonic motor
- contact
- pinion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】ステータの突起部の高さを超高精度に加工しな
くても、安定した接触状態が得られ、高効率でありなが
ら、低コストの超音波モータを得る。 【構成】撓み振動をするステータ１にロータ２を押圧
し、前記ステータ１とロー夕２間の摩擦力によって前記
ロー夕を回動させる超音波モータにおいて、可撓性を有
するロータ２を備える。
くても、安定した接触状態が得られ、高効率でありなが
ら、低コストの超音波モータを得る。 【構成】撓み振動をするステータ１にロータ２を押圧
し、前記ステータ１とロー夕２間の摩擦力によって前記
ロー夕を回動させる超音波モータにおいて、可撓性を有
するロータ２を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明の超音波モ一夕は、超音波
モー夕のロー夕の構成に関する。
モー夕のロー夕の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の超音波モータは実開平１−８７２
８７で開示されている様に、例えば図２の如く、ステー
タ１に接するロータ２に装着し、回転力を取り出す為の
ピニオン３の⌒３ａを、加圧ばね４で押圧する事によ
り、ロー夕２とステータ１の摩擦力を得ていた。
８７で開示されている様に、例えば図２の如く、ステー
タ１に接するロータ２に装着し、回転力を取り出す為の
ピニオン３の⌒３ａを、加圧ばね４で押圧する事によ
り、ロー夕２とステータ１の摩擦力を得ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の超音波
モ一夕は、ステータとロータの摩擦力を安定化させ、回
転速度の安定性やトルク、効率等の性能を向上させる為
に、ロータとステータが接触する面の平面度を非常に良
好に加工する必要があった。また、小型化する場合また
は、小振動振幅で駆動する場合は、良好な接触状態を得
る為にいっそう平面度を向上させる必要があり、コスト
・加工能力の面で大きな問題になっていた。
モ一夕は、ステータとロータの摩擦力を安定化させ、回
転速度の安定性やトルク、効率等の性能を向上させる為
に、ロータとステータが接触する面の平面度を非常に良
好に加工する必要があった。また、小型化する場合また
は、小振動振幅で駆動する場合は、良好な接触状態を得
る為にいっそう平面度を向上させる必要があり、コスト
・加工能力の面で大きな問題になっていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波モータ
は、撓み振動をするステータにロータを押圧し、ステ一
夕とロータ間の摩擦力によってロータを回動させる超音
波モータにおいて、ロータが可撓性を有する事を特徴と
する。
は、撓み振動をするステータにロータを押圧し、ステ一
夕とロータ間の摩擦力によってロータを回動させる超音
波モータにおいて、ロータが可撓性を有する事を特徴と
する。
【０００５】
【実施例】図１は本発明の超音波モータの一実施例を示
す断面図であり、フレーム５に固定ネジ１０で固定され
た円板状のステ一夕１には圧電素子７を添付してあり、
リード線８を介して電極パターン９に電圧を印加する事
によりステータ１を加振する。１ａはステ一夕の円周方
向の振動変位を拡大する突起部である。６は受けであ
り、フレーム５の凸部５ａで、フレームとの隙間を定め
られ止めネジ１１で固定されている。２はステータ１の
突起部１ａと接し、振動変位によって摩擦駆動されるロ
ー夕であり、回転力を取り出す為のピニオン３が嵌合さ
れている。ピニオンの⌒３ａは、受け６によって横方向
と高さ方向の位置決めをされ、ロータ２は可撓性を有す
る為、図示の様に変形し、ステータの凸部１ａと接触し
ている。その際、ロータ２の変形量は凸部１ａの高さの
ばらつき以上確保した事により安定した接触状態が得ら
れる。また、ロータ自身の弾性により、押圧力も得られ
る為、安定した摩擦力が得られる。また、本実施例にお
いては、受け６が押圧力を与えるため、押圧力を与える
ための他の部材が不要である。
す断面図であり、フレーム５に固定ネジ１０で固定され
た円板状のステ一夕１には圧電素子７を添付してあり、
リード線８を介して電極パターン９に電圧を印加する事
によりステータ１を加振する。１ａはステ一夕の円周方
向の振動変位を拡大する突起部である。６は受けであ
り、フレーム５の凸部５ａで、フレームとの隙間を定め
られ止めネジ１１で固定されている。２はステータ１の
突起部１ａと接し、振動変位によって摩擦駆動されるロ
ー夕であり、回転力を取り出す為のピニオン３が嵌合さ
れている。ピニオンの⌒３ａは、受け６によって横方向
と高さ方向の位置決めをされ、ロータ２は可撓性を有す
る為、図示の様に変形し、ステータの凸部１ａと接触し
ている。その際、ロータ２の変形量は凸部１ａの高さの
ばらつき以上確保した事により安定した接触状態が得ら
れる。また、ロータ自身の弾性により、押圧力も得られ
る為、安定した摩擦力が得られる。また、本実施例にお
いては、受け６が押圧力を与えるため、押圧力を与える
ための他の部材が不要である。
【０００６】図３は本発明の超音波モータのロータ３と
ステータ１の一実施例を示す平面図であり複数の突起部
１ａとロータ２の４ヶ所のばね部２ａが接している。３
はピニオン、３ａは⌒である。この様な構成においては
ばね部２ａの幅によって可撓性が調整できるし、ロータ
の慣性を減らす事もできる。
ステータ１の一実施例を示す平面図であり複数の突起部
１ａとロータ２の４ヶ所のばね部２ａが接している。３
はピニオン、３ａは⌒である。この様な構成においては
ばね部２ａの幅によって可撓性が調整できるし、ロータ
の慣性を減らす事もできる。
【０００７】図４は本発明の超音波モータの第二の実施
例を示す断面図であり、フレーム５に受け６と共に止め
ネジ１１で固定された押え板１２の高さを調整ネジ１３
を回す事により、ピニオン３の⌒３ａとの当接部１２ａ
の高さを変え、ロータ２の撓み量を調整できる。したが
ってステ一夕１の突起部１ａとロー夕２の押圧力も調整
できる。さらに本実施例においては突起部１ａの内径側
にローク２と接しない為の逃げ１ｂを設けてある為、ロ
ー夕２が撓んでもステータ２において振動変位が大きい
外径側で接する事ができる。
例を示す断面図であり、フレーム５に受け６と共に止め
ネジ１１で固定された押え板１２の高さを調整ネジ１３
を回す事により、ピニオン３の⌒３ａとの当接部１２ａ
の高さを変え、ロータ２の撓み量を調整できる。したが
ってステ一夕１の突起部１ａとロー夕２の押圧力も調整
できる。さらに本実施例においては突起部１ａの内径側
にローク２と接しない為の逃げ１ｂを設けてある為、ロ
ー夕２が撓んでもステータ２において振動変位が大きい
外径側で接する事ができる。
【０００８】図５は、本発明の超音波モータの第三の実
施例を示す断面図であり、可撓性を用いたロータを用い
た上で、さらに押圧力を安定させる為の押えぱね４を付
加した例である。また、⌒３ａを低摩擦力で回転支持す
る為の穴石１４を装着している。
施例を示す断面図であり、可撓性を用いたロータを用い
た上で、さらに押圧力を安定させる為の押えぱね４を付
加した例である。また、⌒３ａを低摩擦力で回転支持す
る為の穴石１４を装着している。
【０００９】図６は本発明の超音波モータのロータの他
の実施例を示す平面図であり、⌒３ａを有するピニオン
３を装着したロー夕２に、可撓性を増す為のスリット２
ｂを設けてある。
の実施例を示す平面図であり、⌒３ａを有するピニオン
３を装着したロー夕２に、可撓性を増す為のスリット２
ｂを設けてある。
【００１０】図７は本発明の超音波モータのロー夕の他
の実施例を示す平面図であり、⌒３ａを有するピニオン
３を装着したロータ２に穴２ｃを設けてある。
の実施例を示す平面図であり、⌒３ａを有するピニオン
３を装着したロータ２に穴２ｃを設けてある。
【００１１】以上実施例により可撓性を有するロー夕を
利用した超音波モータについて説明したが、ロータの形
状は、実施例に示したぱね部やスリットや穴などに何等
限定するものではなく、可撓性さえ有すれば例えば単純
な円板であっても何等差しつかえない。また、超音波振
動の加振源は圧電素子を用いた例を示したが、磁歪素子
等の駆動源を用いたものであっても良いし、モータの形
態も回転型ばかりでなく、リニア型であっても何等差し
つかえない。
利用した超音波モータについて説明したが、ロータの形
状は、実施例に示したぱね部やスリットや穴などに何等
限定するものではなく、可撓性さえ有すれば例えば単純
な円板であっても何等差しつかえない。また、超音波振
動の加振源は圧電素子を用いた例を示したが、磁歪素子
等の駆動源を用いたものであっても良いし、モータの形
態も回転型ばかりでなく、リニア型であっても何等差し
つかえない。
【００１２】
【発明の効果】以上詳述した様に、本発明によれば、超
音波モータに可撓性を有するロータを用いた事により、
ステータの突起部の高さを超高精度に加工しなくても、
安定した接触状態が得られるため、高効率でありなが
ら、低コストの超音波モータが実現できた。
音波モータに可撓性を有するロータを用いた事により、
ステータの突起部の高さを超高精度に加工しなくても、
安定した接触状態が得られるため、高効率でありなが
ら、低コストの超音波モータが実現できた。
【図１】本発明の超音波モータの第一の実施例を示す断
面図。
面図。
【図２】従来の超音波モータの一例を示す断面図。
【図３】本発明の超音波モ一夕のステータとロータの一
実施例を示す平面図。
実施例を示す平面図。
【図４】本発明の超音波モータの第二の実施例を示す断
面図。
面図。
【図５】本発明の超音波モータの第三の実施例を示す断
面図。
面図。
【図６】本発明の超音波モータのロータの例の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図７】本発明の超音波モータのロータの例の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
１・・・ステータ １ａ・・突起部 １ｂ・・逃げ部 ２・・・ロータ ３・・・ピニオン ３ａ・・⌒ ５・・・フレーム ６．・・受け ７・・・圧電素子 １２・・・押え板
Claims (1)
- 【請求項１】 撓み振動をするステータにロータを押圧
し、前記ステータとロー夕間の摩擦力によって前記ロー
夕を回動させる超音波モータにおいて、前記ロー夕が可
撓性を有する事を特徴とする超音波モ−夕。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6022820A JPH06261564A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 超音波モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6022820A JPH06261564A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 超音波モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06261564A true JPH06261564A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12093333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6022820A Pending JPH06261564A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 超音波モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06261564A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013258866A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Canon Inc | 振動波駆動装置 |
| US10917024B2 (en) | 2014-11-07 | 2021-02-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration-type drive apparatus, robot, image forming apparatus, and image pickup apparatus that inhibit undesired vibration |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP6022820A patent/JPH06261564A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013258866A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Canon Inc | 振動波駆動装置 |
| US10917024B2 (en) | 2014-11-07 | 2021-02-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration-type drive apparatus, robot, image forming apparatus, and image pickup apparatus that inhibit undesired vibration |
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