JP2005185356A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】落下時等の衝撃等を吸収することができ、しかも、部品点数が少なく、小型化を図ることができ、容器本体,蓋体の外周面が損傷しない化粧料容器を提供する。
【解決手段】上面に化粧料収容凹部が形成された容器本体1と、上記容器本体1を蓋する蓋体2と、保護ケース5とを備えている。そして、上記容器本体1の一部を薄肉部とし、上記容器本体1を蓋体2で蓋した状態で上記保護ケース5に収容してフィルム包装している。
【選択図】図1

Description

本発明は、化粧料容器,食品容器,薬品容器等の各種の容器に関するものである。
一般に、衝撃等により割れやすい打型化粧料を収容した化粧料容器では、運搬時や使用時等に誤って床上に落下させたり、携帯中等に誤って他物に当てたりした場合に、落下時や衝突時の衝撃等により上記打型化粧料が割れたり、砕けたりするという問題がある。また、食品容器,薬品容器等においても、同様の問題がある。そこで、上記の化粧料容器では、打型化粧料の割れ等を防止しうるものとして、図33に示すようなものが提案されている。
この化粧料容器は、図33に示すように、上面に凹所32が形成された容器本体31と、それ自体の後端部33aが上記容器本体31の後端部31aに回動自在に連結される蓋体33と、上記凹所32の底面に載置された弾性板34と、この弾性板34の上面に接着剤36で固着された化粧皿35と、上記凹所32の内周部に内嵌状に固定された枠体37とを備えており、上記凹所32の底面と枠体37の下端との間に弾性板34の周縁部が前後左右方向に移動自在に挟持されている。また、上記凹所32の底面に、上記弾性板34より小さな凹部が形成されており、これにより、上記凹部の底面(すなわち、容器本体31の底面)と弾性板34の下面との間に空間を設けるようにしている(例えば、特許文献1参照)。図において、38は容器本体31の後端部31aと蓋体33の後端部33aとを回動自在に連結するピンである。
このような化粧料容器では、容器本体31に対して前後左右方向に衝撃等が加わっても、この衝撃等に対応して弾性板34が前後左右方向に若干ずれるため、この弾性板34自体の弾性力とあいまって、上記衝撃等を効果的に吸収することができる。しかも、容器本体31の底面と弾性板34の下面との間に空間が設けられているため、この空間により、上下方向の衝撃等をも効果的に吸収することができる。これにより、化粧料容器を誤って床上に落下させたり、他物に当てたりした場合にも、内部の化粧料が割れたり、砕けたりすることが防がれる。
実開平7−20108号公報
しかしながら、上記の化粧料容器では、弾性板34,枠体37を用いているため、部品点数が増加し、在庫管理等の管理面が複雑化する。しかも、容器本体31の凹所32に弾性板34,枠体37を配設しているため、凹所32を大きくしなければならず、その分全体形状が大型化する。しかも、運搬時等に容器本体31,蓋体33が他物が当ったり、接触したりすると、容器本体31,蓋体33の外周面が損傷しやすい。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、落下時等の衝撃等を吸収することができ、しかも、部品点数が少なく、小型化を図ることができ、容器本体,蓋体の外周面が損傷しない容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の容器は、上面に物品収容凹部が形成された容器本体と、上記容器本体を蓋する蓋体と、保護ケースとを備え、上記容器本体の一部を薄肉部とし、上記容器本体を蓋体で蓋した状態で上記保護ケースに収容してフィルム包装したという構成をとる。
すなわち、本発明の容器は、上面に物品収容凹部が形成された容器本体と、上記容器本体を蓋する蓋体と、保護ケースとを備えている。そして、上記容器本体の一部を薄肉部とし、上記容器本体を蓋体で蓋した状態で上記保護ケースに収容してフィルム包装しているため、保護ケースに外部から衝撃等が加わっても、この衝撃等は保護ケースで吸収されて容器本体にあまり伝達されないうえ、容器本体に伝達された衝撃等は、物品収容凹部に伝達される途中で、上記薄肉部により吸収される。また、容器本体,蓋体に外部から衝撃等が加わった場合にも、この衝撃等は、物品収容凹部に伝達される途中で、上記薄肉部により吸収される。したがって、本発明の容器を、運搬時や使用時等に誤って床上に落下させたり、携帯時等に誤って他物に当てたりしても、その衝撃等で、容器本体の物品収容凹部に収容された物品が割れたり、砕けたりすることが防がれる。しかも、本発明の容器が運搬時等に他物が接触等しても、容器本体,蓋体の外周面は上記保護ケースおよびフィルム包装で保護されており、損傷等しない。しかも、本発明の容器では、従来例のように弾性板34,枠体37を用いていないため、部品点数が少なく、在庫管理等の管理面が簡素化するうえ、物品収容凹部を大きくする必要がなく、その分全体形状の小型化を図ることができる。なお、本発明では、上記薄肉部の厚みを0.3〜0.7mmに設定することが好ましい。
また、上記容器本体が、外側周壁と、上記物品収容凹部が形成された上面開口状の内箱と、上記外側周壁の上端部および内箱の上面開口部を連結する連結壁部とからなり、少なくとも上記連結壁部の一部を薄肉部としていると、外部から容器本体の外側周壁に衝撃等が加わっても、この衝撃等は、内箱に伝達される途中で、上記連結壁部の薄肉部で吸収されるため、内箱に殆ど伝達されない。
また、上記容器本体の底壁に対応する上記保護ケースの底壁の部分に切り込みを設け、この切り込みで囲まれた部分を、上記容器本体の底壁を押し上げるための押し上げ片として利用可能に構成していると、この押し上げ片を手指等で押し上げることにより、上記保護ケースに収容した容器本体の底壁を押し上げ、上記保護ケースから取り出すことができる。上記切り込みの形状としては、U字状,V字状,半円状,コ字状等の各種の形状が用いられる。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1は本発明の容器の一実施の形態を示している。この実施の形態では、容器として、化粧料容器を用いている。図において、1は透明な合成樹脂(例えば、ポリカーボネート〔PC〕)製の容器本体(図6〜図9参照)で、2は上記容器本体1の上面を蓋する透明な合成樹脂(例えば、ポリカーボネート)製の蓋体である。3は上記容器本体1の化粧料収容凹部(物品収容凹部)12aの底面に接着剤層4を介して接着,固定される金属製の化粧皿(図8参照)であり、その内部に化粧料3aが収容されている。5は閉蓋状態の容器本体1を収容する透明な合成樹脂(例えば、ポリカーボネート,ポリエチレンテレフタレート〔PET〕)製の保護ケースであり、真空成形により、有底長方形筒状の薄肉皿状容器(厚み0.1〜1.5mm)に形成されている。そして、この保護ケース5を、有底長方形筒状に形成することにより、容器本体1の前後左右方向の入れ間違いを防止するようにしている。10は透明な合成樹脂(例えば、ポリエチレン,ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂フィルムを2軸延伸したもの、もしくはポリスチレン,EVA(エチレンー酢酸ビニル共重合体)やアイオノマー等のフィルム)製のフィルムであり、このフィルム10で閉蓋状態の容器本体1を収容した保護ケース5の外周部の全体がフィルム包装(この実施の形態では、シュリンク包装)されている。
上記保護ケース5には、図2〜図5に示すように、その周側壁6(すなわち、左右両側壁および前後両側壁)の内周面に、その略中間高さ位置から下端部(すなわち、底壁7の左右両側部および前後両側部)に至る2本の補強用縦リブ6a(これら各補強用縦リブ6aは、上記周側壁6を内側に向かって湾曲面状に凹設したもので構成されている)が相対向する状態で形成されている。また、上記底壁7の内周面には、閉蓋状態の容器本体1を載置するための載置部8(この載置部8は、上記底壁7を上側に向かって凹設したもので構成されている)が形成されており、上記底壁7の中央に設けた略正方形状部分8aと、この略正方形状部分8aの前後両側部から上記前後両側壁の下端部に至る前後一対の略長方形状部分8b(これら両略長方形状部分8bの左右幅は上記略正方形状部分8aの左右幅より短い)とからなっている。
また、上記底壁7の内周面には、上記載置部8の外周部に、上記左右両側壁の各補強用縦リブ6aの下端部から載置部8の略正方形状部分8aの左右両側部に至る補強用横リブ7a(これら各補強用横リブ7aは、上記底壁7を上側に向かって湾曲面状に凹設したもので構成されている)が相対向する状態で形成されている。また、上記載置部8の略正方形状部分8aに、前後方向に沿うようにして、U字状の切り込み9が形成されており、この切り込み9のU字状で囲まれた部分が、上記容器本体1の底壁12d(図14参照)を押し上げるための押し上げ片9aとして、前後方向に折り曲げ自在に形成されている。そして、上記押し上げ片9aを下側から手指等で押し上げると、上記押し上げ片9aが上方に折れ曲がり、上記容器本体1の底壁12dを押し上げることができるようにしている。図において、6bは上記周側壁6の上面開口部から突設された鍔部である。
このような保護ケース5には、上記容器本体1が収容されている。この容器本体1は、図10〜図15に示すように、略四角形枠状体に形成された外側周壁11と、(上記外側周壁11との間に所定隙間をあけた状態で配設される内側周壁12cと、底壁12dとからなる)略四角形皿状体に形成された化粧皿収容部(上面開口状の内箱)12と、上記外側周壁11の上端開口部および化粧皿収容部12の上面開口部を連結する連結壁部13とを備えており、上記化粧皿収容部12の内側空間で化粧料収容凹部12aが構成されている(図14および図15参照)。図10において、12bは容器本体1の化粧皿収容部12の底壁12dに穿設された貫通孔であり、化粧皿3を化粧皿収容部12から取り外す際に利用される。
また、上記外側周壁11は、下段部分14と上段部分15とからなり、上記下段部分14には、その後端部の左右両側面にそれぞれ、後述する蓋体2のヒンジ連結用凹部25(図18参照)に回動自在に係合する左右一対のヒンジ連結用凸部19が突設されている。これら両ヒンジ連結用凸部19はそれぞれ、図14に示すように、大径円盤部19aと、この大径円盤部19aから突設される小径円盤部19bとからなり、この小径円盤部19bの上部が、上側に向かって内向き傾斜状に傾斜するテーパー面19cに形成されている。また、上記容器本体1には、その下段部分14の前端面部分に、後述する蓋体2の係合爪2a(図16参照)を挿入しうる凹部14aが形成されているとともに、この凹部14aの奥面に、上記係合爪2aの係合凸部2bに着脱自在に係合する係合凸部等の係合部14b(図14参照)が突設されている。
上記連結壁部13は、その全体の厚みが外側周壁11の厚みに比べて薄肉(厚み0.5mm程度)に形成された平板状の薄肉部に形成されている。また、上記連結壁部13に接続する化粧皿収容部12の内側周壁12cも、その全体が、薄肉(厚み0.5mm程度)に形成された(外側に向かって上向き傾斜状に拡がる)傾斜板状の薄肉部に形成されている。
上記蓋体2は、図16〜図21に示すように、上記容器本体1の上面を蓋する略長方形状の蓋部21と、この蓋部21の後端部の左右両側から垂下する左右一対のヒンジ連結部22とを備えている。上記蓋部21には、その前端部から係合爪2aが下向きに突設されているとともに、この係合爪2aの後面に、上記係合部14bに着脱自在に係合する係合凸部2bが突設されている。また、上記両ヒンジ連結部22の内面にそれぞれ、上記容器本体1のヒンジ連結用凸部19に係合するヒンジ連結用凹部25が形成されている。これら両ヒンジ連結用凹部25は、図20〜図22に示すように、上記ヒンジ連結用凸部19の大径円盤部19aが回動自在に係合する大径円形凹部25aと、この大径円形凹部25aの底面に形成され上記ヒンジ連結用凸部19の小径円盤部19bが回動自在に係合する小径円形凹部25bとからなっている。また、上記両係合凹部25の下方は、下側に向かって外向き傾斜状に傾斜するテーパー面26に形成されている。
上記構成において、化粧料容器を組み立てる場合には、容器本体1の後端部の両ヒンジ連結用凸部19の上方に蓋体2の両ヒンジ連結部22のヒンジ連結用凹部25を位置決めし、その状態で、容器本体1の後端部を下降させて上記ヒンジ連結用凸部19とヒンジ連結用凹部25とを回動自在に係合させる。このとき、容器本体1の連結壁部13および化粧皿収容部12の内側周壁12cの全体が薄肉に形成されていて弾性変形しやすいため、上記係合が容易に行われる。つぎに、蓋体2を前方に回動させて蓋部21で容器本体1の上面を蓋するとともに、容器本体1の係合部14bと蓋部21の係合爪2aの係合凸部2bとを係合させることを行う。この状態では、容器本体1の外側周壁11が他物に当たる等して衝撃等を受けても、この衝撃等が、上記全体が薄肉に形成された連結壁部13および内側周壁12cにより緩衝されるため、容器本体1の化粧皿収容部12に収容した化粧皿3に上記衝撃等があまり伝達されず、この化粧皿3に収容した化粧料3aが割れる等することが防がれる。
このようにして組み立てた化粧料容器を、閉蓋状態で上記保護ケース5に収容し(図1参照)、この状態で、上記保護ケース5の外周部の全体をフィルム10を用い,公知の方法でフィルム包装することを行う。また、使用時等には、フィルム10を上記保護ケース5の外周部から取り除いたのち、保護ケース5の底壁7の押し上げ片9aを手指等で押し上げ、上記保護ケース5から化粧料容器を取り出すようにする。
このように、上記実施の形態では、容器本体1の連結壁部13および化粧皿収容部12の内側周壁12cの全体を薄肉に形成しているため、上記連結壁部13および内側周壁12cの弾性変形により、外側周壁11に作用する衝撃等を緩衝することができ、化粧皿収容部12の化粧皿3に大きな衝撃力が作用しない。しかも、化粧料容器は、保護ケース5に収容された状態で、フィルム包装により保護されている。
図23は上記保護ケース5の変形例を示している。この例では、上記保護ケース5の底壁7に切り込み9(すなわち、押し上げ片9a)が形成されていない。それ以外の部分は上記実施の形態に用いる保護ケース5と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例の保護ケース5を用いた場合にも、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
図24は上記保護ケース5の他の変形例を示している。この例では、上記保護ケース5の底壁7には、その中央部の略正方形状部分にのみ載置部8(の略正方形状部分8a)が突設されているうえ、補強用横リブ7aが形成されていない。それ以外の部分は上記実施の形態に用いる保護ケース5と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例の保護ケース5を用いた場合にも、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
図25および図26は本発明の容器に用いる容器本体1および蓋体2の変形例を示している。この例では、上記容器本体1の連結壁部13の中央部分の全周が上方に向かって湾曲状に(略三角形状もしくは略半円弧状に)折り曲げ形成されており、これにより、この略四角形環状の折り曲げ部分13a(図27参照)が左右前後方向および上下方向に弾性変形可能になっている。なお、この容器本体1では、その化粧皿収容部12の内側周壁12cは薄肉部に形成されていない。また、この例では、上記容器本体1の凹部14a,係合部14bおよび上記蓋体2の係合爪2a,係合凸部2bに代えて、上記容器本体1の外側周壁11には、その上段部分15の左右両側面にそれぞれ係合凸部11a(図27および図28参照)が突設されており、蓋体2の内面の左右両側に、上記両係合凸部11aに着脱自在に係合しうる係合凹部23(図29および図30参照)が形成されている。図において、24は係合凹部23を上側に突設された凸部である。それ以外の部分は上記実施の形態に用いる容器本体1および蓋体2と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例では,容器本体1の連結壁部13の折り曲げ部分13aの弾性変形により、外側周壁11に作用する衝撃等を緩衝することができ、化粧皿収容部12の化粧皿3に大きな衝撃力が作用しない。
図31は、図10〜図15に示す容器本体1の変形例を示している。この例では、上記容器本体1の連結壁部13の前座両側および左右両側にそれぞれスリット27が切欠き形成されている。それ以外の部分は、図10〜図15に示す容器本体1と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例の容器本体1を用いた場合にも、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。しかも、上記連結壁部13にスリット27が形成されているため、上記連結壁部13での緩衝効果が向上する。
図32は、図10〜図15に示す容器本体1の他の変形例を示している。この例では、容器本体1が円形に形成されている。また、蓋体2(図示せず)も、上記容器本体1に対応する円形に形成されている。なお、容器本体1と蓋体2とのヒンジ連結部分は、容器本体1の後端部に形成した切欠き凹部29に、蓋体2の後端部から垂下する連結部をピン(図示せず)を介して回動自在にヒンジ連結する構造になっている。このような容器を収容する保護ケース5は、容器本体1の形状に合わせて有底円形筒状の薄肉皿状容器に形成されている。図において、29aはピン挿通穴である。それ以外の部分は、図10〜図15に示す容器本体1と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
なお、上記容器本体1および上記蓋体2を構成する材料として、ポリカーボネート樹脂を用いているが、これに限定するものではなく、PET樹脂, AS樹脂, ABS樹脂等、各種の樹脂を用いることができるが、ポリカーボネート樹脂が、強度の点から好ましい。ポリカーボネート樹脂としては、例えば、粘度平均分子量14,000〜36,000のポリカーボネート樹脂100重量部に、平均粒子径6μ以下の炭酸カルシウム0.01〜0.1重量部および炭素数8〜22の一価カルボン酸と1〜5価のアルコールのエステル0.05〜1.0重量部を配合したポリカーボネート樹脂組成物よりなるポリカーボネート樹脂を用いてもよい。
上記容器本体1および上記蓋体2を成形するには、上記成分を混合してそのままもしくは一旦ペレット化したのち成形に供すればよく、成形手段としては、任意の成形法が採用されるが、通常は射出成形により成形される。また、成形条件としても格別な条件をとる必要はない。
また、上記容器本体1および上記蓋体2には、必要に応じて他の添加物、例えば酸化防止剤, 耐候剤, 染料, 顔料, ブルーイング剤, 帯電防止剤, 抗菌剤等を任意の時点で添加して含有させることもできる。
また、図1〜図22に示す実施の形態、図23, 図24に示す容器本体1および図31, 図32に示す容器本体1では、容器本体1の連結壁部13および化粧皿収容部12の内側周壁12cの全体が薄肉部に形成されているが、これに限定されるものではなく、一部だけが薄肉部に形成されていてもよい。また、図25〜図28に示す容器本体1では、折り曲げ部分13aが、環状につながる1本の折り曲げ部分13aで構成されているが、前後左右に非連続状態で配設される4本の折り曲げ部分13aで構成されていてもよい。また、図31に示す容器本体1において、スリット27の本数は、1本でもよいし、複数本でもよい。
また、上記保護ケース5は、真空成形により作製されているが、インジェクション成形より作製されていてもよい。
本発明の容器の一実施の形態を示す要部の断面図である。 保護ケースの断面図である。 上記保護ケースの底面図である。 上記保護ケースの一側面図である。 上記保護ケースの他側面図である。 閉蓋状態の容器本体を示す側面図である。 閉蓋状態の容器本体を示す正面図である。 閉蓋状態の容器本体を示す断面図である。 閉蓋状態の容器本体を示す要部の断面図である。 容器本体の平面図である。 上記容器本体の側面図である。 上記容器本体の背面図である。 上記容器本体の正面図である。 上記容器本体の断面図である。 上記容器本体の要部の断面図である。 蓋体の側面図である。 上記蓋体の平面図である。 上記蓋体の底面図である。 上記蓋体の背面図である。 上記蓋体の断面図である。 上記蓋体の要部の断面図である。 上記容器本体と蓋体との係合状態を示す説明図である。 上記保護ケースの変形例の底面図である。 上記保護ケースの他の変形例の底面図である。 上記容器本体および蓋体の変形例を示す断面図である。 上記変形例を示す要部の断面図である。 上記容器本体の平面図である。 上記容器本体の側面図である。 上記蓋体の底面図である。 蓋体の断面図である。 上記容器本体の他の変形例の平面図である。 上記容器本体のさらに他の変形例の平面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 容器本体
2 蓋体
5 保護ケース

Claims (4)

  1. 上面に物品収容凹部が形成された容器本体と、上記容器本体を蓋する蓋体と、保護ケースとを備え、上記容器本体の一部を薄肉部とし、上記容器本体を蓋体で蓋した状態で上記保護ケースに収容してフィルム包装したことを特徴とする容器。
  2. 上記容器本体が、外側周壁と、上記物品収容凹部が形成された上面開口状の内箱と、上記外側周壁の上端部および内箱の上面開口部を連結する連結壁部とからなり、少なくとも上記連結壁部の一部を薄肉部とした請求項1記載の容器。
  3. 上記薄肉部の厚みが0.3〜0.7mmである請求項1または2記載の容器。
  4. 上記容器本体の底壁に対応する上記保護ケースの底壁の部分に切り込みを設け、この切り込みで囲まれた部分を、上記容器本体の底壁を押し上げるための押し上げ片として利用可能に構成した請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器。
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