JP2005181983A - 画像形成装置及び現像剤量検知方法、カートリッジ、記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及び現像剤量検知方法、カートリッジ、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 高精度に現像剤残量を検知する。
【解決手段】 第1の動作モードと第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードを有する画像形成装置であって、現像剤を収容する現像剤収容部と、現像剤収容部の現像剤量を検知するための光学式の現像剤量検知手段と、現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータに基づいて現像剤量を求める処理手段と、第2の動作モードにおいて現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正するための情報を記憶する記憶手段と、を有し、処理手段は、第2の動作モードにおいて、現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを記憶手段に記憶されている情報に基づいて補正処理して、補正処理したデータに基づいて現像剤量を求める。
【選択図】 図8

Description

本発明は、電子写真方式を採用する複写機やプリンタ等の画像形成装置及び現像剤量検知方法、画像形成装置に用いられるカートリッジ、カートリッジに搭載される記憶媒体に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置においては、電子写真感光体などの像担持体上に形成した静電潜像を、現像装置により現像することで現像剤(以下トナー)像として可視化している。
電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体および電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。同様に現像装置をカートリッジ化したものも実用化されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。
プロセスカートリッジのユーザビリティ向上の一つとして、プロセスカートリッジのトナーの残量をユーザに告知するためのトナー残量検知技術が様々に考案されている。その中の一つに、一定時間内にトナー容器内を通過する光の透過時間を測定する光透過式トナー残量検知がある(たとえば、特許文献1参照)。光透過式トナー残量検知の構成の一例としては、画像形成装置に発光部、受光部を配置し、トナー容器に光透過窓を設け、発光部、受光部と光透過窓の間の検知光を光ガイドで導き、トナー容器内に検知光を通過させるというものである。トナー容器の内部には、トナーを攪拌する攪拌部材が設けられており、その回転によってトナー容器内のトナーが流動する。このとき、トナー残量が多ければ撹拌部材が回転してもトナーによって検知光が遮光されるため、受光部に検知光が届くことがない。一方、トナー残量が少なければ、トナーによる遮光が起こらなくなるため、受光部で光を検知できる。このように、トナー容器内を通過する時間はトナー残量に依存するため、たとえば撹拌部材一回転あたりの受光時間を計測することによりトナー容器内のトナー残量を推測することが可能となる。
受光部で検出されたアナログ信号は、信号処理部で所定のサンプリング間隔でその出力波形をサンプリングし、所定のしきい値に基づいてデジタル処理し、撹拌部材一回転あたりの光検知時間をパルス幅として出力する。ここで、トナー残量値とパルス幅の関係をあらかじめ調べておくことによって、そのパルス幅に応じてトナー残量を算出することが可能である。トナー残量とパルス幅の関係は参照テーブルや演算式として、画像形成装置に記憶させておくことができる。また、光透過式トナー残量検知ではその精度向上させるため、統計処理による統計手法を用いてトナー残量を算出すると言うことも行われている(たとえば、特許文献1参照)。
一方、画像形成装置は厚紙やOHTなど、様々な転写材にトナー像を転写、定着させ、画像形成をする必要があるため、それぞれに最適な複数の紙搬送速度の印字モードを有する場合がある。このとき、プロセスカートリッジ内に設けられている攪拌部材の回転速度も同時に変化させる構成になることがあるが、これによってトナー容器内の撹拌部材の回転速度も変化する。攪拌部材の回転速度が変化した場合でもトナー残量無しを正確に検知するために、例えば、回転速度が異なる複数の印字モードを有する画像形成装置において、各回転速度に対応した光透過時間とトナー無し判断の閾値との関係をあらかじめ求めておくものがある(たとえば、特許文献2参照)。
また、最近ではプロセスカートリッジに記憶素子を内蔵したものも登場している。この記憶素子と画像形成装置本体との間で、画像品質に関する情報、プロセスカートリッジの製造や、プロセスカートリッジを構成する部材の寿命、または、使用量に関する情報、本体の稼働状態に関する情報などを相互に通信させることで、画像形成装置あるいはプロセスカートリッジのメンテナンスを容易にし、ユーザビリティを向上する方法が採られている(たとえば、特許文献3参照)。
特開平10−186822号公報(第6頁、第7図、第8図) 特開2000−131936号公報(第7頁、第3図) 特開平10−133544号公報(第10頁、第1図)
しかしながら、撹拌部材の回転周期は通常数〜数十rpmであり、これは画像形成装置の印字速度によって決まる転写材一枚の印字時間と比較すると、一枚の印字時間で撹拌部材の回転は一〜二回ということもある。したがって、複数の印字速度を有する画像形成装置において、たとえば用紙一枚毎に異なる印字速度で画像形成処理を行った場合には、一枚毎に印字速度に応じて攪拌部材の攪拌速度も変更されることになるため、単に所定サンプリング間隔でトナー残量の出力波形をサンプリングしたのでは、用紙1枚毎に統計処理を行うデータに傾向の異なるデータが混在してしまい、最終的なトナー残量値として不正確な値を算出する可能性がある。
また、印字速度に応じてトナー自体の流動性も変化するため、光の透過時間は単に回転速度に反比例して変化するだけにはとどまらないため、撹拌部材の回転速度が変化した場合、その回転速度に応じて前記した信号処理時のサンプリング間隔をあわせて変更するだけでは、最終的なトナー残量値として不正確な値を算出する可能性がある。
本発明は以上のような点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、高精度に現像剤残量を検知可能にすることである。
その目的は以下の構成にて達成される。
本発明の画像形成装置は、
第1の動作モードと前記第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードを有する画像形成装置であって、
現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記現像剤収容部の現像剤量を検知するための光学式の現像剤量検知手段と、
前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータに基づいて現像剤量を求める処理手段と、
前記第2の動作モードにおいて前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正するための情報を記憶する記憶手段と、を有し、
前記処理手段は、前記第2の動作モードにおいて、前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて補正処理して、補正処理したデータに基づいて現像剤量を求めることを特徴とする。
また、本発明の他の画像形成装置は、
第1の動作モードと前記第1の動作モードとは異なる第2の動作モードを有する画像形成装置であって、
現像剤を収容する現像器と、
前記現像器内の現像剤量を検知するための光学式の現像剤量検知装置と、
前記現像剤量検知装置からの検知データに基づいて現像剤量を求めるコントローラと、
前記コントローラに接続され、前記第2の動作モードにおいて前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正するための情報を記憶する記憶装置と、を有し、
前記コントローラは、前記第2の動作モードにおいて、前記現像剤量検知装置からの検知データを前記記憶装置に記憶されている情報に基づいて補正処理して、補正処理したデータに基づいて現像剤量を求めることを特徴とする。
また、本発明の現像剤量検知方法は、
第1の動作モードと前記第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードで画像形成が可能であり、現像剤を収容する現像剤収容部と前記現像剤収容部の現像剤量を検知するための光学式の現像剤量検知手段と、前記第2の動作モードにおいて現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正するための情報を記憶する記憶手段とを有する画像形成装置の現像剤量検知方法であって、
前記第2の動作モードにおいて、前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて補正処理する補正処理工程と、
前記補正処理工程で補正したデータに基づいて現像剤量を求める演算工程と、
を有することを特徴とする。
また、本発明のカートリッジは、
第1の動作モードと前記第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードを有し、現像剤を収容する現像器内の現像剤量を検知するための光学式の現像剤量検知手段とを有する画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、
前記現像剤収容部と、
前記第2の動作モードにおける前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正するための情報を記憶する記憶領域を有する記憶媒体と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の他のカートリッジは、
第1の動作モードと前記第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードを有し、現像剤を収容する現像器内の現像剤量を検知するための光学式現像剤量検知装置とを有する画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、
前記現像器と、
前記第2の動作モードにおける前記現像剤量検知装置からの検知データを補正するための情報を記憶する記憶領域を有する記憶媒体と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の記憶媒体は、
第1の動作モードと前記第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードを有し、現像剤を収容する現像剤収容部の現像剤量を検知するための光学式の現像剤量検知手段とを有する画像形成装置に着脱可能なカートリッジに搭載される記憶媒体であって、
前記第2の動作モードにおける前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正すための情報を記憶する記憶領域を有することを特徴とする。
また、本発明の他の記憶媒体は、
第1の動作モードと前記第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードを有し、現像剤を収容する現像剤収容部の現像剤量を検知するための光学式現像剤量検知装置とを有する画像形成装置に着脱可能なカートリッジに搭載される記憶媒体であって、
前記第2の動作モードにおける前記現像剤量検知装置からの検知データを補正すための情報を記憶する記憶領域を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成する場合に複数の動作モードが頻繁に切り替えられた場合でも、より精度の高い現像剤残量検知を可能として、高精度の現像剤残量情報をユーザに提供することができる。
また、本発明によれば、画像形成装置に着脱可能なカートリッジにメモリユニットを設け、メモリユニットに前述の演算処理を行うための情報を記憶させることで、カートリッジに何らかの変更が施された場合であっても画像形成装置本体の仕様を変更をすることなく、カートリッジのメモリユニットの記憶内容の変更することのみで対応することが可能となる。
また、本発明によれば、画像形成装置に着脱可能な複数のカートリッジにメモリユニットを設け、各カートリッジのメモリユニットに各色トナーの流動性に応じた前述の演算処理を行うための情報を記憶させることで、各色トナーの流動性に応じてトナー残量を高精度に検知することができる。
次に本発明の実施の形態に係る現像装置、プロセスカートリッジおよびこれを用いる画像形成装置について説明する。
[カラー画像形成装置の全体構成]
まずカラー画像形成装置の全体構成について、図1、2を参照して概略説明する。図1はカラー画像形成装置の一形態であるフルカラーレーザプリンタの全体構成説明図で、図2はそれに用いられるプロセスカートリッジの全体構成説明図である。
カラーレーザプリンタは図1に示すように、Y、M、C、Bk各色ごとに像担持体を有する画像形成部と、画像形成部で現像され多重転写されたカラー画像を保持し、給送部から給送された転写材Pにさらに転写する中間転写体5とからなる。像担持体である感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)は、モータ(不図示)などの駆動手段によって、同図中反時計回りに回転駆動される。図2に示すように、感光体ドラム1の周囲には、その回転方向にしたがって順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置2(2a、2b、2c、2d)、画像情報に基づいてレーザビームを照射し、感光体ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4(4a、4b、4c、4d)、感光体ドラム1上のトナー像を第一転写部T1で中間転写装置5に転写させ、転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング装置を含む感光体ユニット6(6a、6b、6c、6d)が配設されている。中間転写体5に転写されたトナー像は第二転写部T2で二次転写ローラ13にて転写材Pへさらに転写し、カラー画像を転写された転写材Pを定着部8へ搬送してカラー画像を転写材Pに定着し、排出ローラ群25によって装置上面の排出トレイ26上へ排出するものである。
ここで、感光体ドラム1とクリーニング装置6とを含む感光体ユニットと帯電装置2、現像装置4は一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を形成している。
また、画像形成装置本体100は中間転写体5を一体とする開閉カバー(不図示)を有しており、プロセスカートリッジ7はこの開閉カバーを開いた状態で、感光体ドラム1を手前にして、画像形成装置本体100への着脱を行う。
次に上記画像形成装置の各部の構成について順次詳細に説明する。
[感光体ドラム]
次に感光体ドラムについて詳述する。
感光体ドラム1は、たとえば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導電体層(OPC感光体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、図示反時計回りに駆動される。
[帯電装置]
帯電手段2としては、接触ローラ帯電方式を用いたものである。帯電部材はローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアスを印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
[露光手段]
露光手段であるスキャナユニット3は、画像信号がレーザ駆動回路及びレーザダイオードからなるレーザドライバユニット(不図示)に与えられると、このレーザダイオードは画像信号に対応する画像光を、スキャナモータによって高速回転されるポリゴンミラー9(9a、9b、9c、9d)へ照射する。このポリゴンミラー9で反射した画像光は、結像レンズを介して一定速度で回転する感光体ドラム1の表面を選択的に露光し、その結果感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。
[現像装置]
現像装置4は、上記静電潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナーを収納したトナー容器41から構成され、トナー容器41内のトナーを送り機構42によってトナー供給ローラ43へ送り込み、図示時計方向に回転するトナー供給ローラ43および現像ローラ40の外周に圧接された現像ブレード44によって図示時計方向に回転する現像ローラ40外周にトナーを塗布し、かつトナーに電荷を付与する。
そして潜像が形成された感光体ドラム1と対向した現像ローラ40に現像バイアスを印加することにより、潜像に応じて感光体ドラム1上にトナー現像を行うものである。
[中間転写体]
中間転写体5はカラー画像形成装置100動作時にプロセスカートリッジ7により可視化された感光体ドラム1上のトナー画像を多重転写するための感光体ドラム1の外周速度と同期して図示時計回りに回転する。感光体ドラム1上に形成されたトナー画像は感光体ドラム1に中間転写体5を挟んで対向位置に配置され、電圧を印加された一次転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)との接点である一次転写部T1(T1a、T1b、T1c、T1d)で中間転写体5上に多重転写される。多重転写を受けた中間転写体5は二次転写部T2において電圧を印加された二次転写ローラ13によって転写材Pを挟み込み搬送することにより転写材Pに中間転写体5上の各色トナー像を同時多重転写する。
本実施例に係わる中間転写体5(中間転写ベルト)は周長約620mmのシームレス樹脂ベルトで形成されており、駆動ローラ14、二次転写対向ローラ15、テンションローラ16の三軸で張架され、テンションローラ16の両端をばねで荷重し、中間転写ベルト5の周長が本体内の温湿度や経時変化により変化しても、変化量を吸収できる構成となっている。
中間転写体5の内側の片側縁部全周には、ゴムで形成されたガイドリブ(不図示)が接着剤により貼り付けられている。そして、テンションローラ16の片側端部には勾配を持ち、樹脂で形成したフランジ(不図示)が配置されていて、ガイドリブとフランジで中間転写体5の走行方向と直行する方向の動き(以下「寄り」という)を規制している。
中間転写体5は本体に駆動ローラ14を支点として支持され、駆動ローラ14の図示後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、中間転写体5を画像形成動作に応じて図示時計回りに回転させるようにしている。
[給紙部]
給紙部は画像形成部へ転写材Pを給送するものであり、複数枚の転写材Pを収納したカセット17と給紙ローラ18、分離パッド19、給紙ガイド20、レジストローラ対21から主に構成される。画像形成時には給紙ローラ18が画像形成動作に応じて駆動回転し、カセット17内の転写材Pを一枚ずつ分離給送するとともに、給紙ガイド20によってガイドし、搬送ローラを経由してレジストローラ対21に至る。画像形成動作中にレジストローラ対21は、転写材Pを静止待機させる非回転の動作と転写材Pを中間転写体5に向けて搬送する回転の動作とを所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時の画像と転写材Pとの位置合わせを行う。
[転写部]
転写部は揺動可能な二次転写ローラ13からなる。二次転写ローラ13は金属軸を中抵抗発泡弾性体で巻いてあり、図示略上下方向に移動可能でかつ駆動を有す。転写材Pにカラー画像を転写するタイミングに合わせて転写ローラ13は図示しないカム部材により上方の位置、すなわち転写材Pを介して中間転写体5に所定の圧で押しつけられる。このとき同時に転写ローラ13にはバイアスが印加され中間転写体5上のトナー画像は転写材Pに転写される。ここで中間転写体5と二次転写ローラ13とはそれぞれ駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材Pは転写工程が行われると同時に、図示左方向に所定の速度で搬送され、搬送ベルト22により次工程である定着器8に向けて搬送される。
[定着部]
定着器8は上記現像手段により形成されたトナー画像を中間転写体5を介して転写材P上に形成したトナー画像を定着させるものであり、転写材Pに熱を加えるためのセラミックヒータを内蔵しているフィルムガイドユニット23と転写材Pをフィルムガイドユニットに圧接させるための加圧ローラ24とからなる。すなわちトナー像を保持した転写材Pはフィルムガイドユニット23と加圧ローラ24とにより搬送されるとともに熱および圧力を加えられることによりトナーが転写材Pに定着される。
[画像形成動作]
次に上記のように構成された装置によって画像形成を行う場合の動作について説明する。
まず図1に示す給紙ローラ18を回転して給紙カセット17内の転写材Pを一枚分離し、レジストローラ21へと搬送する。
一方、感光体ドラム1と中間転写体5とが各々所定の外周速度V(以下プロセス速度と呼ぶ)で図示矢印方向へ回転する。
帯電装置2によって表面を均一に帯電された感光体ドラム1はレーザ露光を受け画像形成を行う。
1:イエロー画像の形成
スキャナ部3aによりイエロー画像のレーザ照射を行い、感光体ドラム1a上にイエロー潜像を形成する。この潜像形成と同時にイエロー現像装置4aを駆動し、感光体ドラム1a上の潜像にイエロートナーが付着するように感光体ドラム1aの帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加してイエロー現像を行う。同時に現像部の下流の第一転写位置T1aで感光体ドラム1a上のイエロートナー像を中間転写体5の外周に一次転写する。このとき中間転写体5には上記イエロートナーと逆特性の電圧を印加して一次転写を行う。
2:マゼンタ画像の形成
次いで中間転写体5の外周のイエロー画像と先端が一致するように、スキャナ部3bによりマゼンタ画像のレーザ照射がスタートされ、イエローと同様にして感光体ドラム1b上の潜像にマゼンタトナー像が現像され、感光体ドラム1b上のマゼンタトナー像を第一転写位置T1bで中間転写体5上にイエローのトナー像に重ねて転写する。
3:シアン画像の形成
次いで中間転写体5の外周のイエローおよびマゼンタ画像と先端が一致するように、スキャナ部1cによりシアン画像のレーザ照射がスタートされ、マゼンタと同様にして感光体ドラム1c上の潜像にシアントナー像が現像され、感光体ドラム1c上のシアントナー像を第一転写位置T1cで中間転写体5上にイエロー、マゼンタの各トナー像に重ねて転写する。
4:ブラックトナー像の形成
次いで中間転写体5の外周のイエロー、マゼンタおよびシアン画像と先端が一致するように、スキャナ部3dによりブラック画像のレーザ照射がスタートされ、シアンと同様にして感光体ドラム1d上の潜像にブラックトナー像が現像され、感光体ドラム1d上のブラックトナー像を第一転写位置T1dで中間転写体5上にイエロー、マゼンタおよびシアンの各トナー像に重ねて転写する。
以上イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で潜像形成、現像および中間転写体5へのトナー転写をそれぞれの一次転写位置T1a、T1b、Tc、T1dで行い、中間転写体5の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種のトナーからなるフルカラー画像を形成することになる。
4色目のブラックトナーの一次転写を終えてフルカラー画像を形成した中間転写体5の画像先端が第二転写部T2へ到達する前に、先述のレジストローラ21で待機させておいた転写材Pをタイミングを合わせて搬送スタートさせる。上記4色の中間転写体5上への各色の画像形成時には下方に待機し、中間転写体5とは非接触状態であった二次転写ローラ13を同時に上方へカム(不図示)で移動させ、転写剤Pを中間転写体5の第二転写部T2で圧接すると同時に二次転写ローラ13にトナーと逆極性のバイアスを印加することで、中間転写体5上のフルカラー画像を転写材Pに4色同時に転写する。第二転写部T2を経た転写材Pは中間転写体5から剥離され、定着部8へ搬送され、トナー定着を行った後に排出ローラ対25を介して本体上部の排出トレイ26上へ画像面を下向きにして排出され、画像形成動作を終了する。
画像形成装置100に用いられる転写材Pには、普通紙の他、厚紙、グロス紙、OHTなどがある。普通紙以外の転写材として用いる場合には、定着部8でのトナー定着性が変化するため、各転写材に適した紙搬送速度(プロセス速度)で定着を行う必要がある。本実施例においては、厚紙、グロス紙の場合は、普通紙で画像形成を行う通常速度(通常速モード)に対して1/2の速度(1/2速モード)、OHTの場合は通常速度に対して1/3(1/3速モード)の紙搬送速度をそれぞれの印字モードとして割り当てる。これら印字モードはユーザが印刷命令時に使用する転写材を決定することによって決定される。なお、本実施例においては図示しない転写材判別センサによって、転写材を自動判別し、最適な印字モードを自動選択することも可能である。
[プロセスカートリッジの構成]
次に本発明を実施したプロセスカートリッジについて図2および図3により詳細に説明する。図2および図3はトナーを収納したプロセスカートリッジ7の主断面および斜視図を示している。なお、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dは同一構成である。
図3に示すようにプロセスカートリッジ7は、像担持体であるドラム状の電子写真感光体すなわち感光ドラム1と、帯電装置2およびクリーニングブレード60を備えた感光ドラムユニット6および感光ドラム1上の静電潜像を現像する現像ローラ40を有する現像ユニット4に分かれている。
感光ドラムユニット6は、感光ドラム1が軸受部材31を介してクリーニング枠体61に回転自在に取り付けられている。感光ドラム1の周上には、感光ドラム1の表面を一様に帯電させるための一次帯電手段2、および感光ドラム上に残ったトナーを除去するためのクリーニングブレード60が配置されている。一次帯電手段2には帯電接点34を介して、画像形成装置本体100内の図示しない電源によって帯電バイアスが印加される。
クリーニングブレード60によって感光ドラム1表面から除去された残留トナーは、トナー送り機構62によってクリーニング枠体61後方に設けられた廃トナー室63に順次送られる。そして図示後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、感光ドラム1を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転駆動させるようにしている。
現像ユニット4は、感光ドラム1と接触して矢印Y方向に回転する現像ローラ40、およびトナーが収容されたトナー容器41と現像容器45とから構成される。現像ローラ40は現像軸受47、48を介して回転自在に現像容器45に支持され、また現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と接触して矢印Z方向に回転するトナー供給ローラ43と現像ブレード44がそれぞれ配置されている。さらにトナー容器41内には収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ43に搬送するためのトナー搬送機構42が設けられている。
そして図3に示すように、現像ユニット4は、現像ユニット4の両端に取り付けられた現像軸受47、48にそれぞれ設けられた支持穴49を中心に、結合ピン49aによって現像ユニット4全体が感光体ドラムユニット6に対して揺動自在に支持された吊り構造となっている。
プロセスカートリッジ7単体(プリンタ本体に装着しない)状態においては、結合ピン49aを中心に回転モーメントにより現像ローラ40が感光ドラム1に接触するよう、加圧バネ64によって現像ユニット4が常に付勢されている。
現像時、トナー攪拌部材42によって収納されたトナーがトナー供給ローラ43へ搬送されると、矢印Z方向に回転するトナー供給ローラ43が、そのトナーを矢印Y方向に回転する現像ローラ40との摺擦によって現像ローラ40に供給し、現像ローラ40上に担持させる。現像ローラ40上に担持されたトナーは、現像ローラ40の回転にともない現像ブレード44のところに至り、現像ブレード44がトナーに対して電荷を付与するとともに、所定のトナー薄層に形成する。そして、感光ドラム1と現像ローラ40とが接触した現像部に搬送され、画像形成装置本体100内の図示しない電源から現像接点50a、50bを介して、現像ローラ40、トナー供給ローラ43および現像ブレード44に印加した直流現像バイアスにより、現像部において感光ドラム1の表面に形成されている静電潜像に付着して、潜像を現像する。
現像に寄与せずに現像ローラ40の表面に残留したトナーは、現像ローラ40の回転にともない現像器内に戻され、トナー供給ローラ43との摺擦部で現像ローラ40から剥離、回収される。回収されたトナーは、トナー攪拌機構42により残りのトナーと撹拌混合される。
感光ドラム1と現像ローラ40が接触して現像を行う接触現像方式においては、感光ドラム1は剛体とされ、これに使用する現像ローラ40は弾性体を有するローラとすることが好ましい。この弾性体としては、ソリッドゴム単層やトナーへの帯電付与性を考慮してソリッドゴム層上に樹脂コーティングを施したもの等が用いられる。
また、トナー供給ローラ43は芯金部とスポンジ部からなる弾性ローラであり、スポンジ部は連発泡のスポンジにて形成されている。
[撹拌部材の構成と光透過式トナー残量検知]
次に撹拌部材の構成と光透過式トナー残量検知について図4および図5を用いて説明する。図4、図5はプロセスカートリッジのトナー残量検知部の断面図である。
図4に示すように、トナーを収納するトナー容器41内には、トナー撹拌部材42が設けられており、X方向に回転することで供給ローラ43にトナーを搬送している。撹拌部材42は主に樹脂成形品の軸部材42a、トナー撹拌を行うための可撓性シート状部材であるPETシート42bで構成される。
撹拌部材42への駆動力の伝達はトナー容器41側面を貫通して挿入される駆動ギア(不図示)によって行われる。
一方、トナー容器41は、トナー残量検知用光透過窓と光導入部を一体とした入射側ライトガイド51および出射側ライトガイド52を下面と上面に有している。入射側ライトガイド51は、画像形成装置本体100に設けられた発光部であるLED53から発光されたトナー残量検知光Lをトナー容器41内部へ導くものであり、容器内を通過した検知光Lは出射側ライトガイド52を介して同じく画像形成装置本体100に設けられた受光部であるフォトトランジスタ54へ導かれる。撹拌部材42のシート部材42bは、その回転にともない、検知光Lを遮光するとともに入射側ライトガイドのトナー容器内光透過面51bと出射側ライトガイドのトナー容器内光透過面52bの清掃を行う。
図4は、シート部材42bが入射側ライトガイドのトナー容器内光透過面51b清掃直後の状態であり、検知光Lはトナー残量が比較的少ない状態であるため、トナー容器41内部を透過し、出射側ライトガイド52を介して画像形成装置本体100内の受光部で検知された状態である。一方、図5は、シート部材42bが入射側ライトガイドのトナー容器内光透過面51b清掃直前の状態であり、検知光Lはトナーおよび撹拌部材42の存在によりトナー容器41内部で遮られ、出射側ライトガイドに届かず、画像形成装置本体100内の受光部54で検知されない状態である。
フォトトランジスタ54で検知光Lを受光した際の出力波形は、所定のサンプリング間隔でサンプリングした後、所定のしきい値で二値化処理し、ローレベルのパルス幅をカウントして受光時間に相当するパルス幅情報として出力する。
以上に示した構成において、撹拌部材42の1回転あたりにトナー容器41内部を透過して、画像形成装置100のフォトトランジスタ54で受光される検知光Lの受光時間に相当するパルス幅と、トナー容器41内のトナーについては理想的には、図6に示すような関係が得られる。本実施例においては、パルス幅とトナー残量の関係は一次関数式で表される関係になるように設定されており、検知光Lの受光時間に相当するパルス幅から、トナー残量を求めることができる。
より具体的には、攪拌部材42の1回転あたりに、フォトトランジスタ54で受光される光を所定回数サンプリングする処理を行う。所定回数分のサンプリングで得られた受光時間を1回転あたりの受光時間として検出する。例えば、攪拌部材の回転が1回転/秒である場合、サンプリング周期が0.01秒であるとした場合に、検知した受光時間が0.5秒である場合には、検出値として50パルスというデータが検出される。
ここで図6の印字モードAが示すのは通常速モードでのパルス幅とトナー残量の関係である。前述のように本実施例の画像形成装置100においては、上述したように転写材Pの種類によって、紙搬送速度(プロセス速度)を変更させるようにしている。このとき、プロセスカートリッジ7を構成する部材である感光ドラムなどの駆動速度も同時に変更する必要があり、これにともなって撹拌部材42の回転速度も変更されて、通常速モードに対して1/2、1/3の速度となる。このとき、サンプリング回数を同じにしてパルス幅を等価なものとして扱うために、前述の所定のサンプリング間隔(サンプリングの時間間隔)を1/2速の場合には2倍、1/3速の場合には3倍とする必要がある。しかしながら、撹拌部材42の回転速度が変化すると、トナー容器41内のトナーの流動状態も変化するため、単にサンプリング間隔を変更しただけではパルス幅は同等にならず、パルス幅とトナー残量の関係も変化してしまう。
実際の1/2速モード、1/3速モードにおけるパルス幅とトナー残量との関係はそれぞれ、図6の印字モードB、印字モードCに示す関係になる。
[プロセスカートリッジの記憶手段の構成]
次にプロセスカートリッジ7に設けられた記憶手段の構成と画像形成装置100との通信について図7を用いて説明する。記憶手段55(以下メモリユニット)はプロセスカートリッジ7の外周面に設けられている。また、画像形成装置100にはコントローラ(不図示)に接続された通信手段である通信ユニット(不図示)が設けられており、プロセスカートリッジ7が画像形成装置本体100に装着されると、メモリユニット側の通信用接点部56と画像形成装置本体側の通信ユニット(不図示)の通信用接点部が接触し、メモリユニット55の記憶素子とコントローラが通信可能となり、記憶素子の情報の読み取り、書き込みが可能となる。
メモリユニット55は両面テープ、接着剤、熱カシメ、超音波溶着、スナップフィットなどの方法でプロセスカートリッジ7に取り付けられている。また、プロセスカートリッジ7は感光ドラムユニット6に設けられた位置決め部材で画像形成装置100に位置決めされるため、メモリユニット55はプロセスカートリッジ7の感光ドラムユニット6に取り付けることによって、画像形成装置本体100の通信ユニットと精度良く位置決めすることが可能となる。
また、メモリユニット55には、トナー残量を演算するための情報として、前述の検知光Lの受光時間に相当するパルス幅とトナー残量の関係を表す一次関数式の係数(傾き)情報、一次関数式の切片情報とを有しており、プロセスカートリッジ7が画像形成装置100に装着されると、画像形成装置の制御部(不図示)に前記係数(傾き)情報、切片情報が読み込まれ、それを用いて検知光Lの受光時間対応するパルス幅からトナー残量を算出する。
次に本発明にかかるトナー残量検知装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジのメモリユニットについて図8乃至図12により詳細に説明する。
図8は本発明に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図、図9は本発明に係るCPUの動作を示すフローチャートである。以下、図8、図9を参照して処理の流れを説明する。
画像形成装置100の電源が投入された場合(S1)、もしくは、電源が既に投入された状態で、プロセスカートリッジ7が画像形成装置100に装着されると、まずプロセスカートリッジ7に設けられたメモリユニット55内部の情報(トナー残量を検知するための演算係数情報などを含む)が画像形成装置100のCPU81に読み込まれる(S2)。そして、コントローラ80から印字モードの情報とともに印字命令が送られると、印字動作が開始され(S3)、またトナー残量検知を行うためにLED53が発光する(S4)。そして、選択された印字モードによって(S5,S8)LED53からのトナー残量検知出力のサンプリング条件(サンプリング間隔)を決定する(S6、S9、S12)。サンプリング条件(サンプリング間隔)とは印字モードすなわち印字速度(プロセス速度)によって変化する撹拌部材42の回転速度によって決まるもので、印字速度に応じて撹拌部材42の一回転当りの時間が決定され、および、印字速度に応じてサンプリング条件(サンプリング間隔)を決定する。なお、本実施例においては、普通紙に画像形成する場合の通常速モード(印字モードA)を基本となる印字モードと定義する。印字モードAすなわち通常速モードの場合、LED53で発光した検知光Lがプロセスカートリッジ7のトナー容器41を透過して、フォトトランジスタ54で受光されると、サンプリング回数分の出力波形がパルス幅生成部83によってパルス幅に変換され(S7)、その後求めたパルス幅データの統計処理を行うためにデータバッファ84に格納される(S15)。一方、印字モードがBまたはCと判断された場合(S5、S8)、本発明によれば、印字モードに応じてサンプリング条件が決定され(S9、S12)、フォトトランジスタ54の出力波形がパルス幅生成部83でパルス幅データに変換された(S10、S13)後、パルス幅データは前処理部87に送られ、前処理としてパルス幅データを通常速モードのパルス幅データに変換する処理(第一の演算処理)が行われる(S11、S14)。本実施例においては、各モードにおいてパルス幅とトナー残量値との関係は線形関係になるように設定されているので、通常速モード(印字モードA)と1/2速モード(印字モードB)および、通常モード(印字モードA)と1/3速モード(印字モードC)との関係は、それぞれ図10および図11で示されるような関係になり、この関係(一次関数式)に基づいて印字モードAにおける、パルス幅からトナー残量を演算する処理(第二の演算処理)が適用可能なデータに変換される。
この一次関数式は、通常速モード(印字モードA)と1/2速モード(印字モードB)および、通常モード(印字モードA)と1/3速モード(印字モードC)との関係を示す情報として、プロセスカートリッジのメモリに記憶されており、データを補正処理(変換処理)するためにメモリから情報を読み出して使用する。前処理したパルス幅データは印字モードAの場合と同様にデータバッファ84に格納される。ここで、印字が終了すれば(S16)、始めに戻り、再度印字命令によって、印字モードが選択され、そのモードでのデータ収集が行われる。一方、印字動作が継続していれば、データバッファ84にデータが5個格納されるまで繰り返しデータの収集が行われる。(攪拌5回分のパルス幅時間データを格納する処理。)そして、パルス幅データが5個収集されると(S17)、データのばらつきを抑えて精度良くトナー残量検知を行うための処理として、統計処理部85において平均化が行われる(S18)。そして、演算処理部86において平均化処理されたパルス幅データと図6に示されるような通常速モードにおけるパルス幅とトナー残量値との関係式(一次関数式)によって、トナー残量値が算出される(S19)。トナー残量値は表示部82に送られて表示されるとともに(S21)、プロセスカートリッジ7のメモリユニット55にも送られ、その情報を更新する(S20)。そして、このトナー残量値が0に到達したかどうかを判断し(S22)、0に到達していなければ、始めに戻り、印字動作およびトナー残量検知を継続し、0に到達すれば、印字動作を停止し、ユーザにプロセスカートリッジ交換の要求を通知する(S23)。
なお、以下に説明する制御はCPU内部に設けられている処理部(処理回路)およびROMに記憶されているプログラム(不図示)によって実行されるものである。
図8の各処理部の機能を図9のフローチャートと対応させて説明すると、パルス生成部83は、図9のSS6,S7,S9,S10,S12,S13における処理を実行し、前処理部87は、図9のS11,S14における処理を実行し、統計処理部85は、図9のS18における処理を実行し、演算処理部86は、図9のS19における処理を実行するものである。その他のステップに関しては、CPUの中央制御部(不図示)がROMに記憶されているプログラムに基づいて制御する。
このような処理方法とすることで、複数の印字モードの変更が頻繁に行われ、複数の印字モードでの各モードのトナー残量検知の信号データが混在した状態であっても、通常速モード以外の各印字モードにおけるパルス幅データを通常速モードのパルス幅データに変換する処理(第一の演算処理)によって、トナー残量検知の信号データを変換処理し、その補正処理したデータを用いて基本となる印字モード(通常速モード)のパルス幅からトナー残量を演算する処理(第二の演算処理)を行ってトナー残量を求めるため、処理可能なデータに変換を行ったあとデータバッファ84に格納されるため、第二の演算処理には不適切なデータが混在することなく、トナー残量検知演算が適切に行うことが可能となり、その精度は向上できる。
また、本実施例においては、図10および図11に示される関係の一次関数式の係数情報、すなわち前処理部87および演算処理部86で用いられる係数情報をプロセスカートリッジ7に設けられたメモリユニット55に記憶させる構成とした。
図12にメモリユニット55の内容を示したアドレスマップを示す。ここで、演算処理部86で用いられる係数情報として、アドレス55aの記憶領域に第一の係数情報、アドレス55bの記憶領域に第一の切片情報を記憶する。また、前処理部で用いられる二組の係数情報として、1/2速モード(印字モードB)に対応する情報として、アドレス55cに第二の係数情報、アドレス55dに第二の切片情報を記憶しておき、1/3速モード(印字モードC)に対応する情報として、アドレス55eに第三の係数情報、アドレス55fに第三の切片情報を記憶しておく。前記係数情報及び切片情報は図9のフローチャートのS2においてメモリユニット55から画像形成装置100のCPU81に読み込まれることによって、各演算処理を行うことを可能としている。
また、メモリユニットのアドレス55gには、CPU81で算出したトナー残量情報を更新記憶しておく。
なお、図6における印字モードAのパルス幅とトナー残量との関係を示す一次関数式を、Y=−aX+dとするならば、−aが第一の係数情報、dが第一の切片情報となる。この係数情報と切片情報は上述した第二の演算処理のためのデータである。また、図10、図11における印字モードAと印字モードB、または、印字モードCとの関係を示す一次関数式において、印字モードAのパルス幅と印字モードBのパルス幅の関係を示す図10の一次関数式をY=bX−α、印字モードAのパルス幅と印字モードCのパルス幅の関係を示す図11の一次関数式をY=cX−βとするならば、第2の係数情報はb,第3の係数情報はcであり、第2の切片情報はα、第3の切片情報がβである。これらの係数情報と切片情報は上述した第一の演算処理のためのデータである。メモリユニットの所定の記憶領域にこれらの情報を記憶させておき、トナー残量を検知する際に読み出して使用する。
これによって、たとえばプロセスカートリッジ7を構成する部材である感光ドラム、トナーなどの変更によってトナー残量とパルス幅の関係が変化した場合であっても、メモリユニット55内の係数情報、切片情報を変更して、画像形成装置100を変更することなく、トナー残量検知の精度を維持することが可能となる。
なお、本実施例においては、基本となる印字モード(通常速モード)に対して、二つの別の印字モード(1/2速モード、1/3速モード)を例として挙げたが、別の印字モードは三つ以上であってもよく、それに応じてメモリユニット55に記憶される演算係数情報、切片情報を増やすことで対応可能である。
なお、上記実施例においては、1/2速モード、1/3速モードにおけるパルス幅を通常モードにおけるパルス幅に補正(変換)する処理を行って、補正処理したパルス幅に基づいて、トナー残量を求める制御を行ったが、これに限らず、図6に示される各モード毎のパルス幅とトナー残量との関係式(傾き情報、切片情報)に基づいてトナー残量を求めるようにしてもよい。
また、上記実施例においては、CPU内部の処理回路が制御を実行する系で説明したが、これに限らず、CPU内部とは別に処理回路を設けて、CPUと処理回路を1つの基板上に構成したコントロールユニットで制御を実行するようにしても良い。
[その他の実施例]
上記の実施例において説明したカラー画像形成装置では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを収容したプロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dを有する構成であるが、この各色のトナーは、それぞれで同じ攪拌速度で攪拌した場合でも、それぞれで流動性がことなる場合があることが分かっている。従って、各プロセスカートリッジに設けられたメモリユニットに各色トナーの特性(流動性)に応じた情報を記憶しておくことで、各印字モード毎に、各色トナーの特性(流動性)の違いに応じてトナー残量を高精度に検知可能とすることができる。
図13に示されているように、画像形成装置100に着脱可能に装着されるプロセスカートリッジとして、イエローカートリッジ(Yカートリッジ)7、マゼンタカートリッジ(Mカートリッジ)、シアンカートリッジ(Cカートリッジ)、ブラックカートリッジ(Bkカートリッジ)のそれぞれに設けられたメモリユニット55(55Y,55M,55C,55K)と画像形成装置本体のCPU81とが通信可能な構成であり、メモリユニット55(55Y,55M,55C,55K)には、各色トナーの特性(流動性)に応じた傾き情報及び切片情報が記憶されている(記憶領域の詳細は図12と同様の構成である)。
ここで各色トナーの特性(流動性)に応じた情報とは、各色トナーの流動性に応じた、パルス幅データを通常速モードのパルス幅データに変換する処理(第一の演算処理)のための係数情報と切片情報、通常速モードのパルス幅からトナー残量を演算する処理(第二の演算処理)のための係数情報と切片情報である。第一の演算処理のための係数情報と切片情報は上述した実施例と同様、画像形成装置の複数のプロセス速度に応じた値が記憶されている。これらの情報画像形成装置本体のCPUが読み取って、各色トナーの特性に応じた第一の演算処理及び第ニの演算処理を実行することによって、各色のプロセスカートリッジのトナー残量を高精度に検出することが可能になる。
なお、上述した実施例、その他の実施例においては、画像形成速度が1/2速モード、1/3速モードの場合に検出したパルス幅を通常速モード(印字モードA)のパルス幅に変換する処理(第一の演算処理)を行っているが、これに限らず、たとえば、1/2速モード(印字モードB)、1/3速モード(印字モードC)それぞれの場合に対応した、パルス幅とトナー残量との関係を示す1次関数(図6参照)を示す情報として切片情報、傾き情報を記憶させておき、その情報に基づいて1/2速モード、1/3速モードそれぞれの場合のトナー残量を演算するようにしても良い。
フルカラー画像形成装置の全体構成を示す断面図 プロセスカートリッジの全体構成を示す断面図 プロセスカートリッジを示す斜視図 光透過式トナー残量検知構成を示すプロセスカートリッジの断面図 光透過式トナー残量検知構成を示すプロセスカートリッジの断面図 トナー残量とパルス幅との関係を示すグラフ プロセスカートリッジに設けられた記憶手段を示す斜視図 本発明に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図 本発明に係るCPUの動作を示すフローチャート 本発明に係る印字モードBにおける第一の演算処理の関係を示すグラフ 本発明に係る印字モードCにおける第一の演算処理の関係を示すグラフ 本発明に係るメモリユニットの内容を示したアドレスマップ 本発明のその他の実施例に係わるメモリユニットと画像形成装置との関係を示すブロック図
符号の説明
1(1a、1b、1c、1d) 感光ドラム
2(2a、2b、2c、2d) 帯電装置
3(3a、3b、3c、3d) スキャナユニット
4(4a、4b、4c、4d) 現像装置、現像ユニット
5 中間転写体(中間転写ベルト)
6(6a、6b、6c、6d) 感光体ユニット
7(7a、7b、7c、7d) プロセスカートリッジ
8 定着部
34 帯電接点
40 現像ローラ
40a 芯金部
40b ゴム部
41 トナー容器
42 トナー撹拌(搬送)部材
43 トナー供給ローラ
44 現像ブレード
45 現像容器
47・48 軸受部材
49 支持穴
49a 結合ピン
50a、50b 現像接点
51 入射側ライトガイド
52 出射側ライトガイド
53 LED
54 フォトトランジスタ
55 メモリユニット
56 メモリユニットの通信用接点部
60 クリーニングブレード
61 クリーニング枠体
62 トナー送り機構
63 廃トナー室
64 加圧バネ
80 コントローラ
81 CPU
82 表示部
83 パルス幅生成部
84 データバッファ
85 統計処理部
86 演算処理部
87 前処理部
100 画像形成装置
T1a、T1b、T1c、T1d 一次転写部

Claims (28)

  1. 第1の動作モードと前記第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードを有する画像形成装置であって、
    現像剤を収容する現像剤収容部と、
    前記現像剤収容部の現像剤量を検知するための光学式の現像剤量検知手段と、
    前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータに基づいて現像剤量を求める処理手段と、
    前記第2の動作モードにおいて前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正するための情報を記憶する記憶手段と、を有し、
    前記処理手段は、前記第2の動作モードにおいて、前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて補正処理して、補正処理したデータに基づいて現像剤量を求めることを特徴とする画像形成装置。
  2. 更に、前記記憶手段は、前記補正処理したデータと前記現像剤量との関係を示す情報を記憶しており、
    前記処理手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて現像剤量を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記処理手段は、前記補正処理されたデータを複数用いて統計処理して得られたデータに基づいて現像剤量を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の動作モードにおけて前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータと、前記第2の動作モードにおけて前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータとの関係を示す情報とは、1次関数式を示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記補正処理したデータと前記現像剤量との関係を示す情報とは、1次関数式を示す情報であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の動作モードとは前記第1の動作モードよりも遅い画像形成速度で画像形成を行うモードであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  7. 前記光学式の現像剤量検知手段とは、発光部と受光部とから構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像剤収容部と前記記憶手段とが一体化されたカートリッジが前記画像形成装置に着脱可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  9. 前記記憶手段に記憶される情報とは、前記現像剤収容部に収容される現像剤の特性に応じた情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 第1の動作モードと前記第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードで画像形成が可能であり、現像剤を収容する現像剤収容部と前記現像剤収容部の現像剤量を検知するための光学式の現像剤量検知手段と、前記第2の動作モードにおいて現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正するための情報を記憶する記憶手段とを有する画像形成装置の現像剤量検知方法であって、
    前記第2の動作モードにおいて、前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて補正処理する補正処理工程と、
    前記補正処理工程で補正したデータに基づいて現像剤量を求める演算工程と、
    を有することを特徴とする現像剤量検知方法。
  11. 更に、前記記憶手段は、前記補正処理されたデータと前記現像剤量との関係を示す情報を記憶しており、
    前記演算工程において、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて現像剤量を求めることを特徴とする請求項10に記載の現像剤量検知方法。
  12. 前記演算工程において、前記補正処理したデータを複数用いて統計処理して得られたデータから現像剤量を求めることを特徴とする請求項10または11に記載の現像剤量検知方法。
  13. 前記第2の動作モードとは前記第1の動作モードよりも遅い画像形成速度で画像形成を行うモードであることを特徴とする請求項10〜12のいずれかの項に記載の現像剤量検知方法。
  14. 第1の動作モードと前記第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードを有し、現像剤を収容する現像剤収容部の現像剤量を検知するための光学式の現像剤量検知手段とを有する画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、
    前記現像剤収容部と、
    前記第2の動作モードにおける前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正するための情報を記憶する記憶領域を有する記憶媒体と、
    を有することを特徴とするカートリッジ。
  15. 前記画像形成装置は、更に、前記第2の動作モードにおいて、前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正処理するための処理手段を有し、
    前記記憶媒体は、更に、
    前記処理手段によって補正処理されたデータと前記現像剤量との関係を示す情報を記憶する記憶領域を有することを特徴とする請求項14に記載のカートリッジ。
  16. 前記第2の動作モードにおける前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正するための情報とは、1次関数式を示す情報であることを特徴とする請求項14に記載のカートリッジ。
  17. 前記補正処理されたデータと前記現像剤量との関係を示す情報とは、1次関数式を示す情報であることを特徴とする請求項15に記載のカートリッジ。
  18. 前記第2の動作モードとは前記第1の動作モードよりも遅い画像形成速度で画像形成を行うモードであることを特徴とする請求項14〜17のいずれかの項に記載のカートリッジ。
  19. 更に、画像形成を行うためのプロセス手段として、感光体、感光体を帯電するための帯電手段、感光体上の潜像を現像するための現像手段、感光体をクリーニングするためのクリーニング手段の少なくとも1つを有することを特徴とする請求項14〜18のいずれかの項に記載のカートリッジ。
  20. 前記記憶媒体に記憶される情報とは、前記現像剤収容部に収容される現像剤の特性に応じた情報であることを特徴とする請求項14に記載のカートリッジ。
  21. 第1の動作モードと前記第1の動作モードとは画像形成速度が異なる第2の動作モードを有し、現像剤を収容する現像剤収容部の現像剤量を検知するための光学式の現像剤量検知手段とを有する画像形成装置に用いられるカートリッジに搭載される記憶媒体であって、
    前記第2の動作モードにおける前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正すための情報を記憶する記憶領域を有することを特徴とする記憶媒体。
  22. 前記画像形成装置は、更に、前記第2の動作モードにおいて、前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正処理するための処理手段を有し、
    更に、前記処理手段によって補正処理されたデータと前記現像剤量との関係を示す情報を記憶する記憶領域を有することを特徴とする請求項21に記載の記憶媒体。
  23. 更に、前記現像剤量に係わる情報を記憶する記憶領域を有することを特徴とする請求項に記載21または22に記載の記憶媒体。
  24. 前記第2の動作モードにおける前記現像剤量検知手段によって検知される現像剤量に係わるデータを補正するための情報とは、1次関数式を示す情報であることを特徴とする請求項21に記載の記憶媒体。
  25. 前記補正処理されたデータと前記現像剤量との関係を示す情報とは、1次関数式を示す情報であることを特徴とする請求項22に記載の記憶媒体。
  26. 前記第2の動作モードとは前記第1の動作モードよりも遅い画像形成速度で画像形成を行うモードであることを特徴とする請求項21〜25のいずれかの項に記載の記憶媒体。
  27. 前記カートリッジは、現像剤を収容する現像剤収容部を有することを特徴とする請求項21〜26のいずれかの項に記載の記憶媒体。
  28. 前記記憶媒体に記憶される情報とは、前記現像剤収容部に収容される現像剤の特性に応じた情報であることを特徴とする請求項21に記載の記憶媒体。
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