JP5056896B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置本体に対して交換可能に構成されたカートリッジを備える画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置として、トナーを撹拌するアジテータを有するカートリッジを着脱自在に備え、カートリッジに収容されたトナーを感光体ドラムに供給することで画像形成を行うものが知られている。このような画像形成装置では、カートリッジの側壁に対向する一対の光透過窓を設け、一方の光透過窓から入射した光を他方の光透過窓から検知することで得られる受光信号に基づいてカートリッジ内のトナーの残量を推定し、カートリッジの交換時期を判定する構成が採用されることがある(例えば、特許文献1参照)。
また、画像形成装置には、いわゆる普通紙など通常の記録シートに画像を形成するための通常印字モードと、封筒や厚紙などに画像を形成する場合に通常印字モードよりも感光体ドラムなどの回転速度を遅くする低速印字モードとを実行可能に構成されたものが知られている。なお、画像形成装置では、感光体ドラムやアジテータなどが連動して駆動するように構成されており、感光体ドラムの回転速度が速くなるとアジテータの回転速度も速くなり、感光体ドラムの回転速度が遅くなるとアジテータの回転速度も遅くなる。
特開2001−350339号公報
ところで、特許文献1に記載されたようなトナーの残量を推定する構成では、画像形成装置の印字モード(アジテータの回転速度)の違いによって、得られる受光信号に差が出る。そのため、印字モードごとにカートリッジの交換時期を判定するための閾値を設定して、印字モードごとにカートリッジの交換時期を判定する構成が考えられる。
しかしながら、このような構成では、通常印字モード用の閾値でカートリッジが交換時期であると判定された場合のトナーの残量と、低速印字モード用の閾値でカートリッジが交換時期であると判定された場合のトナーの残量が、一致しない可能性があり、場合によっては、カートリッジに収容されたトナーを有効に使用できないおそれがある。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、異なる画像形成モードを実行可能な構成において、カートリッジ内の現像剤を有効に使用することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、回転することで現像剤を撹拌する撹拌部材を有し、装置本体に対して交換可能に構成されたカートリッジと、前記カートリッジ内に光を出射する発光素子と、前記発光素子から出射されて前記カートリッジ内を通った光を受光する受光素子と、前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジ内の現像剤の量を推定する現像剤量推定手段と、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤の量が第1閾値を超えたか否かを診断し、前記第1閾値を超えた場合に前記カートリッジが交換時期であると判定する判定手段と、前記撹拌部材を第1の回転速度で回転させながら記録シートに画像を形成する第1の画像形成モードと、前記撹拌部材を前記第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で回転させながら記録シートに画像を形成する第2の画像形成モードとを実行可能に構成された画像形成手段と、前記第2の画像形成モードが実行されているときに、画像形成量に関する値をカウントする画像形成量カウント手段と、前記第2の画像形成モードが実行されているときに、少なくとも前記画像形成量カウント手段によるカウント値が所定カウント値を超えた場合、前記撹拌部材の回転速度を前記第2の回転速度から前記第1の回転速度に変更し、前記撹拌部材を前記第1の回転速度で回転させながら前記判定手段による診断を実行する診断モード実行手段とを備え、前記診断モード実行手段は、前記第2の画像形成モードが実行されているときにおいて、前記画像形成量カウント手段によるカウント値が所定カウント値を超え、かつ、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤の量が前記第1閾値よりも大きい第2閾値を超えた場合、前記撹拌部材の回転速度を前記第2の回転速度から前記第1の回転速度に変更し、前記撹拌部材を前記第1の回転速度で回転させながら前記判定手段による診断を実行することを特徴とする。
このように構成された画像形成装置によれば、第2の画像形成モードが実行されているときに、所定の条件を満たした場合、撹拌部材の回転速度を第2の回転速度から第1の回転速度に変更し、撹拌部材を第1の回転速度で回転させながら判定手段による診断を実行するので、カートリッジの交換時期の判定は、常に撹拌部材が第1の回転速度で回転しているときに実行することができる。すなわち、異なる画像形成モードを実行可能な構成において、常に一方(第1)の画像形成モードの場合と同じ条件でカートリッジの交換時期の判定を実行することができるので、カートリッジの交換時期を画像形成モードごとに判定する構成のように現像剤の残量の不一致が発生しない。これにより、カートリッジ内の現像剤を有効に使用することが可能となる。
本発明によれば、第2の画像形成モードが実行されているときに、所定の条件を満たした場合、撹拌部材の回転速度を第2の回転速度から第1の回転速度に変更し、撹拌部材を第1の回転速度で回転させながら判定手段による診断を実行するので、異なる画像形成モードを実行可能な構成において、カートリッジ内の現像剤を有効に使用することが可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの断面図である。 実施形態に係る現像カートリッジの断面図である。 実施形態に係る現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第1実施形態に係るレーザプリンタのブロック図である。 第1実施形態に係る交換時期判定制御のフローチャートである。 第1実施形態に係る交換時期判定制御のタイムチャートである。 第2実施形態に係る交換時期判定制御のフローチャートである。 第2実施形態に係る交換時期判定制御のタイムチャートである。 第3実施形態に係るレーザプリンタのブロック図である。 第3実施形態に係る交換時期判定制御のフローチャートである。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の概略構成について説明した後、カートリッジの一例としての現像カートリッジ5Bの交換時期を判定するための構成について説明する。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体の一例としての本体筐体2内に、記録シートの一例としての用紙Sを供給する給紙部3と、露光部4と、用紙S上にトナー像を転写するプロセス部5と、用紙S上に転写されたトナー像を熱定着させる定着部6とを主に備えている。
なお、以下の説明において、方向は、レーザプリンタを使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前(手前)」、右側を「後(奥)」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、給紙機構32とを主に備えている。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、給紙機構32によってプロセス部5(感光体ドラム51と転写ローラ53の間)に向けて搬送される。
露光部4は、本体筐体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源と、符号を省略して示すポリゴンミラー、複数のレンズおよび複数の反射鏡とを主に備えている。画像データに基づいてレーザ光源から出射されたレーザ光は、二点鎖線で示す経路を通って、感光体ドラム51の表面で高速走査される。
プロセス部5(プロセスカートリッジ)は、露光部4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱することで交換可能に構成されている。このプロセス部5は、感光体ユニット5Aと、現像カートリッジ5Bとから構成されている。
感光体ユニット5Aは、感光体フレーム50A内に、感光体ドラム51と、帯電器52と、転写ローラ53とを主に備えている。
現像カートリッジ5Bは、感光体ユニット5Aに対して着脱可能に装着される構成となっており、プロセス部5の一部として本体筐体2に対して交換可能に構成されている。この現像カートリッジ5Bは、現像フレーム50B内に、現像ローラ54と、供給ローラ55と、層厚規制ブレード56とを主に備え、現像剤の一例としてのトナーを収容するトナー収容室58を有する。
プロセス部5では、回転する感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様に帯電された後、露光部4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム51上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容室58内のトナーは、供給ローラ55を介して現像ローラ54に供給され、現像ローラ54と層厚規制ブレード56の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ54上に担持される。
そして、現像ローラ54上に担持されたトナーが、静電潜像が形成された感光体ドラム51に供給されることで、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム51上にトナー像が形成される。その後、給紙部3から供給された用紙Sが、感光体ドラム51と転写ローラ53の間を搬送されることで、感光体ドラム51上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着部6は、プロセス部5の後方に設けられ、加熱ローラ61と、加熱ローラ61との間で用紙Sを挟持する加圧ローラ62とを主に備えている。トナー像が転写された用紙Sは、加熱ローラ61と加圧ローラ62の間を搬送されることでトナー像が熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Sは、定着部6から搬出され、排出ローラ23によって排紙トレイ22上に排出される。
<現像カートリッジの交換時期を判定するための構成>
(現像カートリッジの構成)
図2に示すように、現像カートリッジ5Bは、現像フレーム50B内に、供給ローラ55などが配置される現像室57と、トナーTが収容されるトナー収容室58と、トナー収容室58に配置され、回転することでトナーTを撹拌・搬送する撹拌部材との一例としてのアジテータ70とを有している。
現像室57とトナー収容室58とは、連通部59によって連通しており、トナーTは、連通部59を介して現像室57とトナー収容室58との間を相互に行き来できるようになっている。また、トナー収容室58(現像フレーム50B)の側壁50L,50R(図3参照)には、左右方向において対向する透明な光透過窓60が設けられている。
アジテータ70は、回転支軸71と、回転支軸71から延びるシート取付部72と、シート取付部72の先端に貼着などによって固定された可撓性を有するシート部材73とから主に構成されている。このアジテータ70は、回転支軸71に対して、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから回転駆動力が付与されることで、トナー収容室58内を図2の反時計回り方向に回転する。
これにより、シート部材73の先端がトナー収容室58の底壁などに摺接しながらトナーTを撹拌し、さらに現像室57に向けて搬送する。なお、アジテータ70は、回転駆動力が付与されることで、感光体ドラム51や現像ローラ54などと同時に回転するように構成されている。そのため、後述する印字モード(画像形成モード)に応じて、感光体ドラム51などの回転速度が速くなるとアジテータ70の回転速度も速くなり、感光体ドラム51などの回転速度が遅くなるとアジテータ70の回転速度も遅くなる。
(レーザプリンタの構成)
図3に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、発光素子81と、受光素子82と、レーザプリンタ1の動作を制御するとともに、現像カートリッジ5Bの交換時期を判定する制御部10と、ユーザにメッセージを報知する報知部9とを備えている。
発光素子81と受光素子82とは、本体筐体2に装着された現像カートリッジ5Bの一対の光透過窓60を挟むようにして対向して配置されている。このような発光素子81および受光素子82としては、公知の光センサを採用することができる。
発光素子81は、一方の光透過窓60を通して現像カートリッジ5B(トナー収容室58)内に光(破線参照)を出射する。現像カートリッジ5B内のトナーTが所定量以下になると、発光素子81から出射された光が、現像カートリッジ5B(トナー収容室58)内を通過し、他方の光透過窓60を通って受光素子82で受光される。光を受光した受光素子82は受光信号を制御部10に出力する。
なお、現像カートリッジ5B内のトナーTが所定量を超えている場合(トナーTが十分に残っている場合)は、発光素子81から現像カートリッジ5B内に出射された光はトナーTによって遮られることとなる。そのため、受光素子82で光が受光されることはなく、受光素子82から受光信号が出力されることもない。
図4に示すように、制御部10は、本体筐体2内の適宜な位置に設けられ、画像形成手段11と、現像剤量推定手段12と、判定手段13と、画像形成量カウント手段14と、診断モード実行手段15と、リセット手段16とを主に有している。この制御部10は、CPU、RAM、ROM、入出力インターフェースなどを備え、パーソナルコンピュータ(パソコン)PCなど画像形成を指示する装置からの画像データに含まれる情報や受光素子82からの受光信号が入力され、記憶手段19に記憶されたプログラムをCPUで実行することによって前記した各手段の機能を実現する。
画像形成手段11は、給紙部3(給紙機構32)、露光部4(レーザ光源、ポリゴンミラー)、プロセス部5(感光体ドラム51、各ローラ53〜55、アジテータ70)、定着部6(加熱ローラ61、加圧ローラ62)および排出ローラ23の動作を制御することで、レーザプリンタ1の動作を制御する。
この画像形成手段11は、第1の画像形成モードの一例としての通常印字モードと、第2の画像形成モードの一例としての低速印字モードと、診断モードとを実行可能に構成されている。
通常印字モードは、感光体ドラム51やアジテータ70などを所定の回転速度で回転させながら用紙Sに画像を形成するモードである。具体的に、通常印字モードは、いわゆる普通紙など、レーザプリンタ1で通常使用される用紙Sに画像を形成するモードである。
また、低速印字モードは、感光体ドラム51やアジテータ70などを通常印字モードのときよりも遅い回転速度で回転させながら用紙Sに画像を形成するモードである。具体的に、低速印字モードは、通常印字モードよりも厚い用紙S、例えば、封筒やはがき、厚めの普通紙などの厚紙に画像を形成する動作モードである。厚い用紙Sの場合に画像形成を低速で行う(用紙Sの搬送速度を遅くする)ことで、用紙S上に転写されたトナー像を確実に熱定着することができる。
なお、以下の説明おいては、通常印字モード(および診断モード)のときのアジテータ70の回転速度をV1(第1の回転速度)とし、低速印字モードのときのアジテータ70の回転速度をV2(第2の回転速度)とする。回転速度V2は回転速度V1よりも遅い回転速度である。
現像剤量推定手段12は、受光素子82の受光信号に基づいて、現像カートリッジ5B内のトナーTの量を推定する。具体的に、現像剤量推定手段12は、受光素子82が一定時間内に光を受光した時間的割合(一定時間内に入力された受光信号の時間的割合)TRを算出する。
なお、本実施形態の現像剤量推定手段12は、トナーTの量を数値として算出するものではないが、時間的割合TRが小さい場合には、現像カートリッジ5B内に出射された光がトナーTによって遮られているということなので、トナーTの量が多いと推定することができる。また、時間的割合TRが大きい場合には、現像カートリッジ5B内に出射された光がトナーTに遮られることなく光透過窓60を通って受光素子82で受光されているということなので、トナーTの量が少なくなっていると推定することができる。
現像剤量推定手段12は、算出した時間的割合TRの情報を判定手段13に出力する。
判定手段13は、現像剤量推定手段12の出力に基づいて、現像カートリッジ5Bの交換時期を判定する。具体的に、判定手段13は、通常印字モードや後述する診断モードが実行されているとき(アジテータ70が回転速度V1で回転しているとき)に、現像剤量推定手段12から入力された時間的割合TRが、あらかじめ設定された判定閾値Th1を超えたか否かを判定する。そして、判定手段13は、時間的割合TRが判定閾値Th1を超えた場合に現像カートリッジ5Bが交換時期であると判定する。
判定手段13は、現像カートリッジ5Bが交換時期であると判定したとき、その旨の情報を報知部9に出力し、報知部9に現像カートリッジ5Bが交換時期である旨のメッセージを報知させる。
ここで、判定閾値Th1は、現像剤量推定手段12により推定されたトナーTの量が第1閾値を超えたか否かを判定(診断)するための時間的割合TRについての閾値である。
時間的割合TRが判定閾値Th1を超えた後は、現像カートリッジ5B内の画像形成に使用可能なトナーTの量は少なくなっている。このような判定閾値Th1は、現像カートリッジ5B内に収容可能なトナーTの容量や、現像カートリッジ5Bの仕様(印字可能枚数)などに応じて適宜設定することができる。
なお、本実施形態では、低速印字モードが実行されている最中に、現像カートリッジ5Bが交換時期であると判定されうる(時間的割合TRが判定閾値Th1を超えうる)状態になる可能性がある。そこで、本実施形態では、少なくとも、後述する診断モードが実行されるまでは、トナー不足による画像品質の低下などが発生しないように、現像カートリッジ5B内に若干多めのトナーTが収容されている。
また、判定手段13は、低速印字モードが実行されているとき(アジテータ70が回転速度V2で回転しているとき)に、時間的割合TRが、あらかじめ設定された仮判定閾値Th2を超えたか否かを判定する。そして、判定手段13は、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えた場合に、その旨の情報を診断モード実行手段15に出力する。
ここで、仮判定閾値Th2は、低速印字モードが実行されているときにおいて、現像剤量推定手段12により推定されたトナーTの量が第1閾値よりも大きい第2閾値を超えたか否かを判定するための時間的割合TRについての閾値である。時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えた場合、現像カートリッジ5Bの交換時期が近づいていると推定する(現像カートリッジ5Bの交換時期を仮判定する)ことができる。
なお、本実施形態において、判定閾値Th1と仮判定閾値Th2は同じ値であってもよい。仮判定閾値Th2によって判定が行われるとき、アジテータ70は回転速度V1よりも遅い回転速度V2で回転しているので、アジテータ70の回転によって現像カートリッジ5B内に舞い上がるトナーTの量は少なくなる。このような状況では、現像カートリッジ5B内を光が通りやすいので、判定閾値Th1と仮判定閾値Th2が同じ値であっても、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えたと判定されたときの現像カートリッジ5B内のトナーTの量は、時間的割合TRが判定閾値Th1を超えたと判定(交換時期であると判定)されたときのトナーTの量よりも多くなる。したがって、判定閾値Th1と仮判定閾値Th2が同じ値であっても、トナーT(現像剤)の量の閾値である第2閾値(交換時期を判定するための閾値)は、同じくトナーT(現像剤)の量の閾値である第1閾値(交換時期を仮判定するための閾値)よりも大きいといえる。
本実施形態において、判定手段13による現像カートリッジ5Bの交換時期の判定(時間的割合TRが判定閾値Th1を超えたか否かの判定)は、適宜なタイミングで恒常的に実行されている(少なくとも低速印字モード時を除く)。補足すると、判定手段13による現像カートリッジ5Bの交換時期の判定は、アジテータ70が回転速度V1で回転しているとき(通常印字モードや診断モードのほか、印字モードの前後やレーザプリンタ1の電源を入れた後に実行されるウォーミングアップモード時などを含む)の適宜なタイミングで恒常的に実行されている。
画像形成量カウント手段14は、低速印字モードが実行されているときに、画像形成量に関する値をカウントする。ここで、本実施形態において、画像形成量に関する値とは、用紙Sに印字されたドット数、より具体的には、パソコンPCなどから送信された画像データに含まれる露光部4のレーザ光源を明滅させるための情報に基づくドット数である。画像形成量カウント手段14は、カウントしたドット数の情報(カウント値ND)を診断モード実行手段15に出力する。
診断モード実行手段15は、判定手段13および画像形成量カウント手段14から入力された情報に基づいて診断モードを実行する。診断モードは、アジテータ70の回転速度をV2からV1に変更し、アジテータ70を回転速度V1で回転させながら判定手段13による判定(診断)を実行するモードである。
より詳細に、診断モード実行手段15は、低速印字モードが実行されているときにおいて、画像形成量カウント手段14によるカウント値NDが所定カウント値ThDを超え、かつ、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えた場合に、診断モードを実行する旨の情報(指示)を画像形成手段11に出力し、画像形成手段11に診断モードを実行させる。
診断モードを実行する旨の情報を受信した画像形成手段11は、主に、給紙部3による用紙Sの供給や露光部4(レーザ光源など)の駆動を停止し、プロセス部5を通常印字モードのときと同じように駆動させる(このとき、アジテータ70の回転速度はV2からV1に変更される)。そして、画像形成手段11は、この状態を所定時間継続し、その間に判定手段13による判定(診断モード)が実行される。
ここで、所定カウント値ThDは、あらかじめ設定された閾値(所定のドット数)である。このような所定カウント値ThDは、例えば、JIS X6931で規定される標準テストページを1枚の用紙Sに印字するのに必要なドット数を1枚あたりのドット数とした場合において、10枚相当のドット数や20枚相当のドット数などとして設定することができる。したがって、本実施形態では、低速印字モードで複数枚、例えば、10枚とか20枚の用紙Sに連続して画像形成が行われた後に診断モードが実行されることとなる。
カウント値NDが所定カウント値ThDを超えたこと、すなわち、低速印字モードで連続して画像形成が行われたことを条件(条件の1つ)として、診断モードを実行することで、例えば、低速印字モードで1枚の用紙Sに画像形成が行われた後に毎回診断モードを実行する場合と比較して、診断モードの回数を減らすことができる。
同様に、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えたこと、すなわち、現像カートリッジ5Bが交換時期に近づいていることを条件(条件の1つ)として、診断モードを実行することで、例えば、現像カートリッジ5Bが交換時期であると判定される可能性がない段階(例えば、現像カートリッジ5Bを交換した直後など)から診断モードを実行する場合と比較して、診断モードの回数を減らすことができる。
現像カートリッジ5B内のトナーTは、アジテータ70によって繰り返し撹拌されたり、現像ローラ54と供給ローラ55や層厚規制ブレード56との間で摺接されたりすることで、不可避的に帯電性能が低下する。そのため、診断モード(印字モード以外)でアジテータ70や現像ローラ54などが不必要に駆動すると、帯電性能の低下を早めるおそれがある。また、診断モードが実行されているときは、ユーザは診断モードの終了を待つ必要がある。また、低速印字モードの途中で診断モードが実行されることで、低速印字モード(1回のジョブ)において画像形成が終了するまでに時間がかかる可能性がある。
そこで、前記した2つの条件により、診断モードの回数を減らすことで、トナーTの帯電性能の低下を抑制することができるとともに、ユーザが診断モードの終了を待つ回数を減らすことができ、さらに、画像形成が終了するまでにかかる時間を短くすることができる。
リセット手段16は、画像形成量カウント手段14のカウント値NDをリセットする。具体的に、本実施形態のリセット手段16は、アジテータ70が回転速度V1で回転するときに画像形成量カウント手段14のカウント値NDをリセットする。したがって、リセット手段16は、通常印字モードが実行された場合や、診断モードが実行された場合などに、画像形成量カウント手段14のカウント値NDをリセットする。
報知部9は、レーザプリンタ1を使用するユーザに対してメッセージを報知するものである。本実施形態において、報知部9は、現像カートリッジ5Bが交換時期であると判定された場合、その旨のメッセージをユーザに対して報知する。このような報知部9としては、例えば、文字や絵などでメッセージを報知する液晶ディスプレイや、音でメッセージを報知するスピーカ、光の点滅でメッセージを報知するランプなどを採用することができる。また、報知部9は、液晶ディスプレイ、スピーカ、ランプなどを2つ以上組み合わせて構成されていてもよい。
<レーザプリンタ1の動作>
次に、レーザプリンタ1の動作、具体的には、制御部10による現像カートリッジ5Bの交換時期の判定制御について、図5,6を参照しながら説明する。
なお、タイムチャートおよび以下の説明においては、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えた場合を「(A)成立」で表し、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えた場合を「(B)成立」で表す。また、時間的割合TRが判定閾値Th1を超えた場合を「(C)成立」で表す。
パソコンPCなどから低速印字モードでの画像形成(印字)を指示する画像データ(ジョブ)を受信すると、制御部10は、低速印字モードで印字を開始する(S111,Yes)。そして、制御部10は、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えたか否かを判定する(S112)。
現像カートリッジ5Bを交換してから、現像カートリッジ5B内のトナーTの量がある程度減るまでは、低速印字モードT11の場合のように、時間的割合TRは仮判定閾値Th2を超えない(S112,No)。その後、制御部10は、印字を続行するときはステップS112に戻り(S113,Yes)、印字を終了するときは判定制御を終了する(S113,No/T11END)。
現像カートリッジ5B内のトナーTの量がある程度減ると、低速印字モードT12の場合のように、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超える(S112,Yes/(A)成立)。そうすると、制御部10は、ドット数をカウントアップし(S121)、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えたか否かを判定する(S122)。
低速印字モードT12の場合のように、印字の途中で時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えた場合で、残りの印字枚数(ドット数)が少ないときは、カウント値NDは所定カウント値ThDを超えず(S122,No)に、判定制御が終了する(S113,No/T12END)。
パソコンPCなどから通常印字モードでの印字を指示するジョブを受信すると、通常印字モードT13の場合のように、制御部10は、通常印字モードで印字を開始する(S111,No)。このとき、アジテータ70が回転速度V1で回転するので、制御部10は、カウント値NDをリセットする(RS)。なお、制御部10は、通常印字モードのときに、現像カートリッジ5Bが交換時期であると判定したときは、報知部9に現像カートリッジ5Bが交換時期である旨のメッセージを報知させる。
現像カートリッジ5B内のトナーTの量がある程度少なくなったときに、連続して印字される枚数(ドット数)が多いジョブを受信すると、低速印字モードT14(141)の場合のように、カウント値NDが所定カウント値ThDを超える(S122,Yes/(B)成立)。そうすると、制御部10は、印字を停止し、診断モードT15(151)を実行する(S131)。このとき、アジテータ70が回転速度V1で回転するので、制御部10は、カウント値NDをリセットする(S132/RS)。
診断モードT151の実行中において、制御部10は、時間的割合TRが判定閾値Th1を超えたか否かを判定する(S133)。診断モードT151が実行されている所定時間内に、時間的割合TRが判定閾値Th1を超えなかった場合(S133,No)で、印字を続行するとき(S113,Yes)は、制御部10は、印字(低速印字モードT142)を再開する。
その後、同様にして、診断モードT152が実行され、この間に、時間的割合TRが判定閾値Th1を超えなかった場合(S133,No)、印字(低速印字モードT143)を再開する。低速印字モードT143のように、残りの印字枚数が少ないときは、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えず(S122,No)に、判定制御が終了する(S113,No/T14END)。
現像カートリッジ5B内のトナーTの量が少なくなったときに、連続して印字される枚数が多いジョブを受信すると、低速印字モードT16の場合のように、診断モードT17が実行されたとき(S131)に、時間的割合TRが判定閾値Th1を超える(S133,Yes/(C)成立)。そうすると、制御部10は、現像カートリッジ5Bが交換時期であると判定し、報知部9に現像カートリッジ5Bが交換時期である旨のメッセージを報知させる(S141)。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
低速印字モードが実行されているときに、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えた場合、アジテータ70の回転速度をV2からV1に変更し、アジテータ70を回転速度V1で回転させながら判定手段13による診断を実行するので、現像カートリッジ5Bの交換時期の判定は、常にアジテータ70が回転速度V1で回転しているときに実行することができる。
これにより、異なる印字モードを実行可能に構成されたレーザプリンタ1において、常に通常印字モードの場合と同じ条件で、現像カートリッジ5Bの交換時期の判定を実行することができるので、現像カートリッジ5Bの交換時期を印字モードごとに判定する構成のようにトナーTの残量の不一致が発生しない。これにより、現像カートリッジ5B内のトナーTを有効に使用することが可能となる。
カウント値NDが所定カウント値ThDを超え、かつ、現像剤量推定手段12により推定されたトナーTの量(時間的割合TR)が仮判定閾値Th2を超えた場合に診断モードを実行するので、診断モードの回数を減らすことができる。これにより、トナーTの帯電性能の低下を抑制することができるとともに、ユーザが診断モードの終了を待つ回数を減らすことができ、さらに、画像形成が終了するまでにかかる時間を短くすることができる。
アジテータ70が回転速度V1で回転するときに画像形成量カウント手段14のカウント値NDをリセットするリセット手段16を備えるので、診断モードが終了し、低速印字モードが再開されたときは、カウント値NDが0からカウントアップされることとなる。これにより、診断モードの回数を減らすことができるので、トナーTの帯電性能の低下を抑制したり、ユーザが診断モードの終了を待つ回数を減らしたり、画像形成が終了するまでにかかる時間を全体として短くしたりすることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態では、前記の実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
前記第1実施形態では、現像剤量推定手段12により推定されたトナーTの量(時間的割合TR)が仮判定閾値Th2を超えてから(S112,Yes)、画像形成量カウント手段14がドット数をカウントアップする(S121)形態を例示した。本実施形態は、低速印字モードの実行とともに、画像形成量カウント手段14がドット数をカウントアップし、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えたときに、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えていれば、診断モードを実行するという形態である。
本実施形態の制御部10は、前記第1実施形態の制御部10と同様に、画像形成手段11と、現像剤量推定手段12と、判定手段13と、画像形成量カウント手段14と、診断モード実行手段15と、リセット手段16とを主に有している(図4参照)。
なお、本実施形態のリセット手段16は、画像形成量カウント手段14によるカウント値NDが所定カウント値ThDを超えた時点において、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えていない場合に、画像形成量カウント手段14のカウント値NDをリセットする。また、本実施形態のリセット手段16は、診断モード実行手段15によりアジテータ70の回転速度がV2からV1に変更されたとき、すなわち、診断モードが実行されたときにも画像形成量カウント手段14のカウント値NDをリセットする。
次に、本実施形態における制御部10による現像カートリッジ5Bの交換時期の判定制御について、図7,8を参照しながら説明する。
パソコンPCなどから低速印字モードでの印字を指示するジョブを受信すると、制御部10は、低速印字モードで印字を開始し(S211,Yes)、ドット数をカウントアップする(S213)。そして、制御部10は、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えたか否かを判定する(S214)。
連続して印字される枚数が少ないジョブを受信すると、低速印字モードT21の場合のように、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えず(S214,No)に、判定制御を終了する(S215,No/T21END)。
連続して印字される枚数が多いジョブを受信すると、低速印字モードT22の場合のように、カウント値NDが所定カウント値ThDを超える(S214,Yes/(B)成立)。そうすると、制御部10は、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えているか否かを判定する(S221)。
低速印字モードT22の場合のように、現像カートリッジ5Bを交換してから現像カートリッジ5B内のトナーTの量がある程度減るまでは、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えない(S221,No)ので、制御部10は、カウント値NDをリセットし(S222/RS)、印字を続行する(S215,Yes)。その後は、残りの印字枚数(ドット数)が少ないので、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えず(S214,No)に、判定制御が終了する(S215,No/T22END)。
パソコンPCなどから通常印字モードでの印字を指示するジョブを受信すると、通常印字モードT23の場合のように、制御部10は、通常印字モードで印字を開始する(S211,No)。
現像カートリッジ5B内のトナーTの量がある程度減った後(時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えるようになった後)に、連続して印字される枚数が多いジョブを受信すると、低速印字モードT24(241)の場合のように、カウント値NDが所定カウント値ThDを超える(S214,Yes/(B)成立)と同時に時間的割合TRも仮判定閾値Th2を超える(S221,Yes/(A)成立)。そうすると、制御部10は、印字を停止し、診断モードT25(251)を実行する(S231)。このとき、制御部10は、アジテータ70の回転速度がV2からV1に変更されるので、カウント値NDをリセットする(S232/RS)。
診断モードT251の実行中において、制御部10は、時間的割合TRが判定閾値Th1を超えたか否かを判定する(S233)。診断モードT251が実行されている所定時間内に、時間的割合TRが判定閾値Th1を超えなかった場合(S233,No)で、印字を続行するとき(S215,Yes)は、制御部10は、印字を再開(低速印字モードT242)する。その後は、低速印字モードT242と診断モードT152が実行され、低速印字モードT143のように、残りの印字枚数が少ないときは、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えず(S214,No)に、判定制御が終了する(S215,No/T24END)。
現像カートリッジ5B内のトナーTの量が少なくなったときに、連続して印字される枚数が多いジョブを受信すると、低速印字モードT26の場合のように、診断モードT27が実行されたとき(S231)に、時間的割合TRが判定閾値Th1を超える(S233,Yes/(C)成立)。そうすると、制御部10は、現像カートリッジ5Bが交換時期であると判定し、報知部9に現像カートリッジ5Bが交換時期である旨のメッセージを報知させる(S241)。
以上説明した本実施形態においても、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、本実施形態において、リセット手段16は、前記第1実施形態のリセット手段16と同様のものであってもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
前記第2実施形態では、低速印字モードの実行とともに、画像形成量カウント手段14がドット数をカウントアップする形態を例示した。本実施形態は、現像カートリッジ5Bを交換してから印字がある程度実行された後に、画像形成量カウント手段14がドット数をカウントアップするという形態である。
図9に示すように、本実施形態の制御部10は、画像形成手段11と、現像剤量推定手段12と、判定手段13と、画像形成量カウント手段14と、診断モード実行手段15と、リセット手段16(前記第2実施形態と同じ)と、積算値カウント手段17とを主に有している。
積算値カウント手段17は、現像カートリッジ5Bを交換したときからの画像形成量に関する値、すなわち、用紙Sに印字されたドット数の積算値をカウントする。積算値カウント手段17は、カウントしたドット数の積算値の情報(カウント値TD)を画像形成量カウント手段14に出力する。
なお、「現像カートリッジ5Bを交換したとき」とは、本体筐体2に新品(未使用)の現像カートリッジ5Bを装着したときをいうものとする。また、積算値カウント手段17によりカウントされたドット数の積算値は、現像カートリッジ5Bを交換したときにリセットされる。
本実施形態の画像形成量カウント手段14は、積算値カウント手段17によるカウント値TDが所定積算値ThCを超えた後から、用紙Sの印字されたドット数(画像形成量に関する値)をカウント(カウントアップ)する。
ここで、所定積算値ThCは、現像カートリッジ5Bの仕様(印字可能枚数)などに応じて、あらかじめ設定された閾値である。このような所定積算値ThCは、例えば、JIS X6931で規定される標準テストページを1枚の用紙Sに印字するのに必要なドット数を1枚あたりのドット数とした場合において、印字可能枚数3000枚の現像カートリッジ5Bでは2500枚相当のドット数として、また、印字可能枚数6000枚の現像カートリッジ5Bでは5500枚印字相当のドット数として設定することができる。したがって、本実施形態では、ある程度(例えば、2500枚とか5500枚の用紙Sに)印字が実行された後に画像形成量カウント手段14がドット数をカウントすることとなる。
次に、本実施形態における制御部10による現像カートリッジ5Bの交換時期の判定制御について、図10を参照しながら説明する。なお、本実施形態の判定制御は、前記第2実施形態で示したフローチャート(図7)において、ステップS211とステップS213の間にステップS212が追加されたものなので、フローチャート(図10)だけを用いて簡単に説明する。
制御部10は、低速印字モードで印字を開始する(S211,Yes)と、制御部10は、積算値カウント手段17によるカウント値TDが所定積算値ThCを超えたか否かを判定する(S212)。
現像カートリッジ5Bを交換してから、ある程度印字が実行されるまで(ドット数が増えるまで)は、カウント値TDが所定積算値ThCを超えない(S212,No)ので、制御部10は、ステップS212,S215を繰り返すこととなる。
一方、ある程度印字が実行される(ドット数が増える)と、カウント値TDが所定積算値ThCを超えることとなる(S212,Yes)。そうすると、制御部10は、ドット数をカウントアップし(S213)、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えたか否かを判定する(S214)。
連続して印字される枚数が多いジョブに基づいて低速印字モードが実行されているときは、カウント値NDが所定カウント値ThDを超える(S214,Yes)ので、制御部10は、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えているか否かを判定する(S221)。ある程度印字が実行され、TD>ThCとなる段階では、現像カートリッジ5B内のトナーTの量がある程度減っているので、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超える可能性も高くなる。
そして、実際に、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超える(S221,Yes)と、制御部10は、印字を停止して診断モードを実行し(S231)、カウント値NDをリセットする(S232)。診断モードが実行されている所定時間内に、時間的割合TRが判定閾値Th1を超えなかった場合(S233,No)、制御部10は、ステップS215以降の処理を実行する。
一方、現像カートリッジ5B内のトナーTの量が少なくなったときは、診断モードが実行されている所定時間内に、時間的割合TRが判定閾値Th1を超える(S233,Yes)ので、制御部10は、現像カートリッジ5Bが交換時期であると判定し、報知部9に現像カートリッジ5Bが交換時期である旨のメッセージを報知させる(S241)。
以上説明した本実施形態においても、前記第1実施形態や前記第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、本実施形態では、積算値カウント手段17によるカウント値TDが所定積算値ThCを超えた後から、画像形成量カウント手段14がドット数をカウントするので、現像カートリッジ5Bを交換してから、ある程度印字が実行されるまでは、診断モードは実行されないこととなる。すなわち、本実施形態によれば、診断モードの回数を減らすことができるので、トナーTの帯電性能の低下を抑制したり、ユーザが診断モードの終了を待つ回数を減らしたり、画像形成が終了するまでにかかる時間を全体として短くしたりすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、画像形成量カウント手段14でカウントされる画像形成量に関する量として、用紙S(記録シート)に印字されたドット数を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成量に関する値は、画像が形成された記録シートの印字枚数であってもよい。印字枚数は、画像形成装置に一般的に設けられている、記録シートの通過を検知するセンサ(検知手段)の検知結果に基づいてカウントしたり、パソコンなどから送信された画像データに含まれる印字枚数の情報に基づいてカウントしたりすることができる。
また、画像形成量に関する値は、アジテータ70(撹拌部材)の回転数であってもよい。回転数は、実際にカウントしてもよいし、計算によって求めてもよい。なお、ここでいう撹拌部材の回転数とは、撹拌部材自体の回転数に限定されるものではなく、撹拌部材に回転駆動力を伝達するギヤなどの回転数や、撹拌部材に連動して回転する部材(前記実施形態の感光体ドラム51や現像ローラ54など)の回転数、撹拌部材に連動して回転する部材に回転駆動力を伝達するギヤなどの回転数を含むものとする。
前記実施形態では、低速印字モード(第2の画像形成モード)が実行されているときにおいて、カウント値NDが所定カウント値ThDを超え、かつ、時間的割合TRが仮判定閾値Th2を超えた場合に診断モードを実行する構成を例示したが、これに限定されるものはない。すなわち、本発明は、第2の画像形成モードが実行されているときに、少なくとも、画像形成量カウント手段によるカウント値が所定カウント値を超えた場合、撹拌部材の回転速度を第2の回転速度から第1の回転速度に変更し、撹拌部材を第1の回転速度で回転させながら判定手段による診断を実行する(前記実施形態において、カウント値NDが所定カウント値ThDを超えたときに診断モードを実行する)構成としてもよい。
前記実施形態では、低速印字モード(第2の画像形成モード)は、通常印字モード(第1の画像形成モード)よりも厚い用紙S(記録シート)に画像を形成するモードであったが、これに限定されるものではない。例えば、撹拌部材を第1の画像形成モードのときよりも遅い回転速度で回転させながら記録シートに画像を形成する第2の画像形成モードは、高画質の画像を形成する動作モードであってもよい。
前記実施形態では、一定時間内に入力された受光信号の時間的割合TRを算出する現像剤量推定手段12を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、現像剤量推定手段は、入力された受光信号の強度(受光素子で受光される光の強度)の情報を判定手段に出力するものであってもよい。この場合は、現像剤量推定手段と判定手段を1つの機能部としてもよい。
なお、受光素子で受光される光の強度が弱い場合(光が受光されない場合を含む)には、カートリッジ内に出射された光が現像剤によって遮られているということなので、現像剤の量が多いと推定することができる。また、受光素子で受光される光の強度が強い場合には、カートリッジ内に出射された光が現像剤に遮られることなく受光素子で受光されているということなので、現像剤の量が少なくなっていると推定することができる。
また、前記実施形態で示した現像剤量推定手段12は、現像カートリッジ5B内のトナーTの量を算出するものではなかったが、これに限定されず、カートリッジの現像剤の量(推定量)を数値として算出するものであってもよい。
前記実施形態では、画像形成量カウント手段14のカウント値NDをリセットするリセット手段16を備える構成を例示したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明においてリセット手段は任意の構成であり、リセット手段を備えない構成としてもよい。
前記実施形態で示したアジテータ70(撹拌部材)の構成は一例であり、適宜変更することができる。例えば、前記した特許文献1に開示されたアジテータのように、光透過窓に付着するトナーを拭き取るワイパーを設けてもよいし、カートリッジ内を通る光の受光時間を調整する遮光板を設けてもよい。
前記実施形態では、カートリッジとして現像カートリッジ5Bを例示したが、これに限定されるものではない。例えば、トナーカートリッジであってもよいし、前記実施形態の感光体ユニット5Aと現像カートリッジ5Bが一体(着脱不能)に構成されたプロセスカートリッジであってもよい。
前記実施形態では、画像形成装置として、モノクロ画像を形成するレーザプリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、カラー画像を形成可能なプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、複写機や複合機などであってもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、いわゆる普通紙や厚紙などの用紙Sを示したが、これに限定されず、例えば、OHPシートなどであってもよい。
1 レーザプリンタ
2 本体筐体
5B 現像カートリッジ
10 制御部
11 画像形成手段
12 現像剤量推定手段
13 判定手段
14 画像形成量カウント手段
15 診断モード実行手段
16 リセット手段
17 積算値カウント手段
70 アジテータ
81 発光素子
82 受光素子
ND カウント値
S 用紙
T トナー
TD カウント値
Th1 判定閾値
Th2 仮判定閾値
ThC 所定積算値
ThD 所定カウント値
TR 時間的割合
V1 回転速度
V2 回転速度

Claims (8)

  1. 回転することで現像剤を撹拌する撹拌部材を有し、装置本体に対して交換可能に構成されたカートリッジと、
    前記カートリッジ内に光を出射する発光素子と、
    前記発光素子から出射されて前記カートリッジ内を通った光を受光する受光素子と、
    前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジ内の現像剤の量を推定する現像剤量推定手段と、
    前記現像剤量推定手段により推定された現像剤の量が第1閾値を超えたか否かを診断し、前記第1閾値を超えた場合に前記カートリッジが交換時期であると判定する判定手段と、
    前記撹拌部材を第1の回転速度で回転させながら記録シートに画像を形成する第1の画像形成モードと、前記撹拌部材を前記第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で回転させながら記録シートに画像を形成する第2の画像形成モードとを実行可能に構成された画像形成手段と、
    前記第2の画像形成モードが実行されているときに、画像形成量に関する値をカウントする画像形成量カウント手段と、
    前記第2の画像形成モードが実行されているときに、少なくとも前記画像形成量カウント手段によるカウント値が所定カウント値を超えた場合、前記撹拌部材の回転速度を前記第2の回転速度から前記第1の回転速度に変更し、前記撹拌部材を前記第1の回転速度で回転させながら前記判定手段による診断を実行する診断モード実行手段とを備え
    前記診断モード実行手段は、前記第2の画像形成モードが実行されているときにおいて、前記画像形成量カウント手段によるカウント値が所定カウント値を超え、かつ、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤の量が前記第1閾値よりも大きい第2閾値を超えた場合、前記撹拌部材の回転速度を前記第2の回転速度から前記第1の回転速度に変更し、前記撹拌部材を前記第1の回転速度で回転させながら前記判定手段による診断を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 回転することで現像剤を撹拌する撹拌部材を有し、装置本体に対して交換可能に構成されたカートリッジと、
    前記カートリッジ内に光を出射する発光素子と、
    前記発光素子から出射されて前記カートリッジ内を通った光を受光する受光素子と、
    前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジ内の現像剤の量を推定する現像剤量推定手段と、
    前記現像剤量推定手段により推定された現像剤の量が第1閾値を超えたか否かを診断し、前記第1閾値を超えた場合に前記カートリッジが交換時期であると判定する判定手段と、
    前記撹拌部材を第1の回転速度で回転させながら記録シートに画像を形成する第1の画像形成モードと、前記撹拌部材を前記第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で回転させながら記録シートに画像を形成する第2の画像形成モードとを実行可能に構成された画像形成手段と、
    前記第2の画像形成モードが実行されているときに、画像形成量に関する値をカウントする画像形成量カウント手段と、
    前記第2の画像形成モードが実行されているときに、少なくとも前記画像形成量カウント手段によるカウント値が所定カウント値を超えた場合、前記撹拌部材の回転速度を前記第2の回転速度から前記第1の回転速度に変更し、前記撹拌部材を前記第1の回転速度で回転させながら前記判定手段による診断を実行する診断モード実行手段と
    前記カートリッジを交換したときからの画像形成量に関する値の積算値をカウントする積算値カウント手段とを備え、
    前記画像形成量カウント手段は、前記積算値カウント手段によるカウント値が所定積算値を超えた後から、画像形成量に関する値をカウントすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記診断モード実行手段は、前記第2の画像形成モードが実行されているときにおいて、前記画像形成量カウント手段によるカウント値が所定カウント値を超え、かつ、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤の量が前記第1閾値よりも大きい第2閾値を超えた場合、前記撹拌部材の回転速度を前記第2の回転速度から前記第1の回転速度に変更し、前記撹拌部材を前記第1の回転速度で回転させながら前記判定手段による診断を実行することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成量カウント手段によるカウント値が所定カウント値を超えた時点において、前記現像剤量推定手段により推定された現像剤の量が前記第2閾値を超えていない場合、前記画像形成量カウント手段のカウント値をリセットするリセット手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記撹拌部材が前記第1の回転速度で回転するときに前記画像形成量カウント手段のカウント値をリセットするリセット手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記診断モード実行手段により前記撹拌部材の回転速度が前記第2の回転速度から前記第1の回転速度に変更されたときに前記画像形成量カウント手段のカウント値をリセットするリセット手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成量に関する値は、記録シートに印字されたドット数、画像が形成された記録シートの枚数、または、前記撹拌部材の回転数であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の画像形成モードは、前記第1の画像形成モードよりも厚い記録シートに画像を形成する動作モードであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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