JP2005178179A - 通信システム - Google Patents

通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005178179A
JP2005178179A JP2003422356A JP2003422356A JP2005178179A JP 2005178179 A JP2005178179 A JP 2005178179A JP 2003422356 A JP2003422356 A JP 2003422356A JP 2003422356 A JP2003422356 A JP 2003422356A JP 2005178179 A JP2005178179 A JP 2005178179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
image forming
forming apparatus
communication
key information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003422356A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatake Omori
雅岳 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003422356A priority Critical patent/JP2005178179A/ja
Priority to CNB2004101021482A priority patent/CN100352650C/zh
Priority to KR1020040108771A priority patent/KR20050062461A/ko
Publication of JP2005178179A publication Critical patent/JP2005178179A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/46Applications of alarms, e.g. responsive to approach of end of line
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】 記録材カートリッジに搭載された不揮発性メモリの情報を利用してユーザにより高い利便性を与えることのできる通信システムを提供すること。
【解決手段】 前記画像形成装置とホスト装置とが前記通信網を介して所定の通信機能を有していても、その通信機能は、前記画像形成装置から前記ホスト装置にキー情報として通知されるカートリッジ識別情報に基づく前記ホスト装置側での認証により許可されないと行われないようにして、記録材カートリッジを購入したユーザに対して選択的な利便性を供給することができるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル複写機、レーザプリンタ等のプリンタ装置、デジタル複合機、ファクシミリ装置等に適用可能な画像形成装置と、ホスト装置とを含む通信システムに関する。
トナーを用いる電子写真プロセスを搭載した印刷装置や、インクジェットプロセスを用いる印刷装置など、記録材を外部より供給する必要のある画像形成装置においては、一般にカートリッジ状に加工された容器(記録材カートリッジ)を介して記録材の補給が行われることが多い。
そのような記録材カートリッジを用いる画像形成装置においては、その装置に適合する特性の記録材が充填された、その装置で使用可能な構造の記録材カートリッジを正しく装着する必要がある。
そのため、カートリッジの種別を識別するために様々な手段がとられる。
具体的には、以前は、単純に記録材カートリッジの形状を対応する画像形成装置の機種ごとに異ならせる一方、画像形成装置本体側のカートリッジ装着部を対応する形状としておくことで、カートリッジの嵌合によって間違ったカートリッジの装着を防ぐようにしていた。
また、正しく装着されたカートリッジによりONまたはOFFされる電気的スイッチの状態により、正しい記録材カートリッジが装着されたか否かを判断し、正常なカートリッジではないと判断された場合には、画像形成動作への移行を禁止すると共に、警告表示などを行って、正しいカートリッジの装着をユーザに促すなどして利便性を高めていた。
また、昨今では、さらに多くの情報を記録材カートリッジに持たせるため、不揮発性メモリをカートリッジに搭載し、その不揮発性メモリの中にカートリッジに関する情報を記憶させるようにして、より多くの情報に基づく利便性の向上を目指したものがある(特許文献1,2等)。
特開2003-237045号公報 特開平09-118052号公報
そのような、記録材カートリッジが備える不揮発性メモリは、初期状態でのカートリッジの情報を工場出荷時に書き込み、画像形成装置本体側がこの情報を読み出すことにより特定の機能を行えるようにするため以外に、画像形成装置本体側から前記不揮発性メモリに情報を書き込むようにして、カートリッジの使用状態(たとえばカートリッジのリサイクル回数、記録材の残量など)などの情報も記憶できるようにするためにも用いられている。
一方、例えば、画像形成装置本体のメーカ側から見れば、自社製の画像形成装置に適合する自社製の記録材カートリッジを使用してくれているユーザは、今後も自社製品を使用してくれる可能性の比較的高いユーザであり、多少の費用は要しても特別なサービスを提供する価値のあるユーザであると見ることができる。
しかし、記録材カートリッジが備える不揮発性メモリに記憶されている情報は、画像形成装置本体により読み出されて直接的に利用されたり、回収後にリサイクル回数などの読み出しにより直接的に使用されるだけある一方、その情報の内容自体も限定的なものであったため、記録材カートリッジ及びそれが装着される画像形成装置のユーザが満足できるような十分なサービスを提供できていなかったという問題点があった。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、記録材カートリッジ、つまり、カートリッジ状に加工されている記録材供給用容器に搭載された不揮発性メモリの情報を利用してユーザにより高い利便性を与えることのできる、画像形成装置を含む通信システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の通信システムは、画像形成装置とホスト装置とが通信網を介してやりとりする通信システムであって、前記画像形成装置は、自装置に装着された記録材カートリッジが備える不揮発性メモリから所定のカートリッジ識別情報を読み出すカートリッジ識別情報読出手段と、そのカートリッジ識別情報読出手段により読み出された前記カートリッジ識別情報に少なくとも基づくキー情報を前記通信網を介して前記ホスト装置に通知するキー情報通知手段と、そのキー情報通知手段によるキー情報の通知後前記ホスト装置から通信が許可された場合に前記ホスト装置との間で所定の通信を行う対ホスト装置通信手段とを備える一方、前記ホスト装置は、前記通信網を介して前記画像形成装置からのキー情報を受信するキー情報受信手段と、そのキー情報受信手段により受信されたキー情報に基づいて通信可否判定を行う通信可否判定手段と、
その通信可否判定手段により通信が許可された場合にのみ、前記キー情報の送信元の画像形成装置との間で所定の通信を行う対画像形成装置通信手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の通信システムは、請求項1に記載の通信システムにおいて、前記画像形成装置の前記キー情報作成手段は、前記カートリッジ識別情報に加えて、前記画像形成装置本体において予め設定・記憶されている本体識別情報に基づいて前記キー情報を作成するものである一方、前記ホスト装置の前記通信可否判定手段は、前記キー情報受信手段により受信された、前記カートリッジ識別情報及び前記本体識別情報に基づくキー情報に基づいて通信可否判定を行うものであることを特徴とする。
請求項3に記載の通信システムは、請求項1または2のいずれかに記載の通信システムにおいて、前記ホスト装置の前記対画像形成装置通信手段は、予め提供用情報群記憶手段に記憶していた提供用情報群のうち、前記画像形成装置から受信したキー情報に対応する提供用情報を読み出して送信する一方、前記画像形成装置の前記対ホスト装置通信手段は、前記ホスト装置から受信した前記提供用情報をダウンロード情報記憶手段に記憶するものであり、また、前記画像形成装置は、前記ダウンロード情報記憶手段に記憶された情報に基づいて所定の動作を行う制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の通信システムは、請求項3に記載の通信システムにおいて、前記ホスト装置から提供用情報して前記画像形成装置に送信され、前記画像形成装置においてダウンロード情報として記憶される情報は、前記画像形成装置において使用可能であるアプリケーションプログラムであることを特徴とする。
請求項5に記載の通信システムは、請求項3に記載の通信システムにおいて、前記ホスト装置から提供用情報して前記画像形成装置に送信され、前記画像形成装置においてダウンロード情報として記憶される情報は、前記画像形成装置において画像記録時に使用する、前記記録材カートリッジに充填された記録材の特性データであることを特徴とする。
請求項6に記載の通信システムは、請求項3に記載の通信システムにおいて、前記ホスト装置から提供用情報して前記画像形成装置に送信され、前記画像形成装置においてダウンロード情報として記憶される情報は、前記画像形成装置において画像記録時に使用する、前記記録材カートリッジに充填された記録材の特性データを反映した、記録用パラメータであることを特徴とする。
請求項7に記載の通信システムは、請求項1ないし6のいずれかに記載の通信システムにおいて、前記ホスト装置は、前記キー情報により特定される各送信元の画像形成装置との間で前記対画像形成装置通信手段により行われた累計の通信回数を前記キー情報に対応する情報と対応付けて累計アクセス回数として記憶する累計アクセス回数記憶手段を備え、前記通信可否判定手段は、前記キー情報受信手段により受信されたキー情報に基づいて通信可否判定を行う際に、当該キー情報に対応して前記累計アクセス回数記憶手段に記憶されている累計アクセス回数が所定の上限アクセス回数を超えている場合には、通信不可と判定するものであることを特徴とする。
請求項8に記載の通信システムは、請求項7に記載の画像形成装置において、前記所定の上限アクセス回数は、前記キー情報としての前記画像形成装置の本体識別情報及び前記カートリッジ識別情報に基づいて規定されていることを特徴とする。
請求項9に記載の通信システムは、請求項1ないし8のいずれかに記載の通信システムにおいて、前記ホスト装置は、前記キー情報により特定される各送信元の画像形成装置との間で前記対画像形成装置通信手段により初回の通信が行われた時刻である初回アクセス時刻を前記キー情報に対応する情報と対応付けて記憶する初回アクセス時刻記憶手段と、前記キーキー情報に対応する情報と対応付けて所定の再アクセス許可期間を設定・記憶する再アクセス許可期間記憶手段とを備え、前記通信可否判定手段は、前記キー情報受信手段により受信されたキー情報に基づいて通信可否判定を行う際に、当該キー情報に対応して、前記初回アクセス時刻記憶手段に記憶されている初回アクセス時刻に、前記再アクセス許可期間記憶手段に記憶されている再アクセス許可期間を加えた時刻が現在時刻を超えている場合には、通信不可と判定するものであることを特徴とする。
請求項10に記載の通信システムは、請求項9に記載の通信システムにおいて、前記所定の再アクセス許可期間は、前記キー情報としての前記画像形成装置の本体識別情報及びカートリッジ識別情報に基づいて規定されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、前記画像形成装置とホスト装置とが前記通信網を介して所定の通信機能を有していても、その通信機能は、前記画像形成装置から前記ホスト装置にキー情報として通知されるカートリッジ識別情報に基づく前記ホスト装置側での認証により許可されないと行われないため、記録材カートリッジを購入したユーザに対して選択的な利便性を供給することが可能となる効果が得られる。
請求項2に係る発明によれば、画像形成装置の本体識別情報と、前記記録材カートリッジが備える前記不揮発性メモリ内のカートリッジ識別情報との両方を使って通信制限解除を行うようにしているため、前記不揮発性メモリ内の情報を偽造することによる不正アクセスなどに対する耐性のいっそう高い通信システムを構築することが可能となる効果が得られる。
請求項3に係る発明によれば、画像形成装置側においてユーザに対しての利便性を向上させることが可能な、プログラム、あるいはその他の情報を、ホスト装置側から提供し、それらの情報を画像形成装置本体内に記憶して利用することができるようにしているため、前記記録材カートリッジを利用してくれているユーザに対して、必要に応じて選択的利便性を提供することが可能となる効果が得られる。
請求項4に係る発明によれば、前記記録材カートリッジの利用に伴い前記アプリケーションプログラムのダウンロードが可能となるため、ユーザに対して、そのアプリケーションプログラムの前記制御手段による実行による付加的な利便性を提供することが可能となる効果が得られる
請求項5に係る発明によれば、前記記録材カートリッジの利用に伴い、その記録材カートリッジに充填された記録材の特性データのダウンロードが可能となるため、ユーザに対して、その特性データに基づいた前記制御手段による処理による最適な画像形成が可能となるという付加的な利便性を提供することが可能となる効果が得られる
請求項6に係る発明によれば、前記記録材カートリッジの利用に伴い、その記録材カートリッジに充填された記録材の特性データを反映した、記録用パラメータのダウンロードが可能となるため、ユーザに対して、その記録用パラメータに基づいた前記制御手段による処理による最適な画像形成が可能となるという付加的な利便性を提供することが可能となる効果が得られる
請求項7に係る発明によれば、前記画像形成装置から前記ホスト装置の情報へのアクセス回数が制限されるため、情報提供の前記ホスト装置側で前記画像形成装置または記録材カートリッジカートリッジを識別した後、提供している情報のダウンロードに制限を与えることができるため、同じユーザ(画像読取装置と記録材カートリッジの組み合わせ)に対する無制限の情報提供を制限でき、ひいては不正アクセスによる前記ホスト装置側の提供用情報の不正利用を防ぐことのできるシステムを実現することが可能となる効果が得られる。
請求項8に係る発明によれば、各ユーザ(画像読取装置と記録材カートリッジの組み合わせ)について、前記ホスト装置へのアクセス回数(情報のダウンロード回数)を規定できるため、いっそう柔軟な情報提供サービスを実現することが可能となる効果が得られる。
請求項9に係る発明によれば、前記画像形成装置から前記ホスト装置の情報へのアクセス可能期間が制限されるため、情報提供の前記ホスト装置側で前記画像形成装置または記録材カートリッジカートリッジを識別した後、提供している情報のダウンロードに制限を与えることができるため、同じユーザ(画像読取装置と記録材カートリッジの組み合わせ)に対する無制限の情報提供を制限でき、ひいては不正アクセスによる前記ホスト装置側の提供用情報の不正利用を防ぐことのできるシステムを実現することが可能となる効果が得られる。
請求項10に係る発明によれば、各ユーザ(画像読取装置と記録材カートリッジの組み合わせ)について、前記ホスト装置への再アクセス可能な期間(情報のダウンロードが可能な期間)を規定できるため、いっそう柔軟な情報提供サービスを実現することが可能となる効果が得られる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する
図1に、本発明の実施例に係る画像形成装置1及びホスト装置500を含む通信システム構成について示す。
同図において、画像形成装置1は、PSTN200に接続され、PSTN200上のG3ファクシミリであるファクシミリ装置201などの送信元装置からの文書データを受信する。
また、画像形成装置1は、必要なインターフェースとプロトコル機能を具備しさえすれば、ISDN300上のG4ファクシミリであるファクシミリ装置301などの送信元装置から文書データを受信することも可能である。
また、画像形成装置1は、ネットワークとしてのLAN100にも接続され、LAN100上のパーソナルコンピュータ(PC)101a、b、c等と接続されている。また、LAN100には、サーバ装置102が接続されている。サーバ装置102は、LAN100上の画像形成装置1、PC101a、b、c等に対して、DNS(Domain Name System)により与えられたホスト名に対するIPアドレスを回答したり、SMTPによりメール送信サービスを提供したり、POP3によりメール受信サービスを提供したりするための情報処理装置である。
なお、PC101a、b、cなどの、LAN100にローカルに接続されて、画像形成装置1をプリンタとして利用するPCと、画像形成装置1とのインターフェースやプロトコルにより本発明は限定されるものではなく、PC101a、b、cなどと、画像形成装置1とが印刷情報やステータス情報をやりとりするインターフェースとしては、パラレルインタフェース(IEEE1284)や、USBインタフェースなどのその他のインターフェースを適用することができる。
また、LAN100上の画像形成装置1などのネットワーク端末は、IPパケット交換を行うルータ装置150を介してインターネット500に接続されている。
それにより、画像形成装置1は、インターネット400上のPC402などから、サーバ装置102を介して文書データの電子メールによる受信も可能である。
また、インターネット400にルータ装置700を介して接続されるLAN600には、本発明に係るホスト装置500が接続されていて、画像形成装置1は、通信網(通信路)としてのインターネット400を介してホスト装置500とのやりとりが可能である。
なお、図1においては、ホスト装置500のやりとりの相手としての画像形成装置1を1つしか示していないが、ホスト装置500とやりとりを行う画像形成装置1は多数存在し、LAN経由、ダイヤルアップ接続などの何らかの接続形態によりインターネット400を介してホスト装置500とのやりとりを行う。また、画像形成装置1とホスト装置500とが情報のやりとりを行う通信網としてはインターネット400に限定されるものではない。要するに、本発明は、画像形成装置1とホスト装置500とが情報のやりとりを行うために用いる通信網の形態や用いるプロトコルにより限定されるものではない。
図2に、本発明の実施例に係る画像形成装置1のブロック構成について示す。
同図において、CPU2は、RAM4を作業領域として使用しつつ、ROM3に書き込まれた制御プログラムに基づいて装置各部を制御したり、各種データ処理をしたり、プロトコル制御を行う中央演算処理装置である。
ROM3は、CPU2が装置各部を制御するための制御プログラムや、各文字コードに対応するフォントデータなどの制御に必要な各種データが記憶されるリードオンリメモリである。
RAM4は、前述したようにCPU2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモリである。
EEPROM(電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリ)5は、装置動作に必要な各種情報が記憶されると共に、装置の電源がオフされた状態でもその記憶内容を保持するためのメモリであり、バッテリバックアップされたSRAM(スタティックRAM)や磁気ディスク装置への置き換えも可能である。
時計回路6は、現在の時刻(日付を含む)を常に計時しているもので、CPU2は、システムバス15を介して時計回路6を読み出すことで、現在の時刻(日付を含む)を知ることができる。
操作表示部7は、ユーザからの操作入力を受け入れるための各種キーが配設される一方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するものである。
スキャナ部8は、セットされた原稿を読み取って文書画像データを得るためのものである。
プロッタ部9は、PSTN200やインターネット400を介して受信した文書データや、LAN100を介してPC101aなどから転送されてきた文書データ、スキャナ部8により得られた文書画像データに基づいたビットマップイメージデータを記録紙上に形成するものである。
なお、プロッタ部9としては、電子写真方式、インクジェット方式、トナージェット方式など、記録材を用いてイメージを記録できるものであればいずれの方式を適用してもよい。その場合、記録材は、記録材カートリッジ20に充填されたものが供給される。
画像処理部10は、生の画像データの符号化圧縮、及び、符号化された圧縮データの復号伸張の符号化復号化処理や、2値化処理、変倍処理、縮小拡大処理、画像補正処理、送信日時や受信日時の文字列情報などの付加情報の付加処理などの、画像形成装置1において扱う画像データに関する各種画像処理を、CPU2からの設定に応じて行うための画像処理専用の処理回路である。
LAN通信制御部11は、いわゆるNIC(Network Interface Card)であり、イーサネットのLAN100に接続され、イーサネットプロトコル上でのTCP/IPプロトコルのやりとりにより、その上位のアプリケーションによる各種情報のやりとりなどを行えるようにするためのものである。
通信制御部12は、NCU部13を介してPSTN200、具体的には、加入電話回線/自営構内回線の網と接続され、相手側通信端末との通信の制御を行う。その通信制御部12は、NCU部13を制御し、NCU部13にて検出されたリンギング電圧のパルスの検出や、DTMF信号の検出、トーン信号の検出、送信時の発呼を行う。また、通信制御部12は、モデムを有しており、相手側通信端末より受信した受信データ(変調されている)を復調したり、逆に、送信時の送信データを変調し送信したりする。具体的には、ITU−T勧告T.30に基づくG3ファクシミリ制御信号をやりとりするための低速モデム機能能(V.21モデム)、及び、主に文書画像データをやりとりするための高速モデム機能である、V.17、V.33、V.34、V.29、V.27terの各モデム機能を備えている。
NCU部13はPSTN200に接続され、回線の閉結や、呼び出し信号(リンギング)の検出などをおこなう。
記録材カートリッジ20は、プロッタ部9における画像形成に用いられる記録剤を供給するためのものであり、プロッタ部9において画像形成動作が繰り返されることにより内部の記録材がなくなると画像形成装置1から取り外され、新しいものが装着される。
その場合記録材は、プロッタ部9が例えばインクジェット方式のものであれば、液体のインクであり、電子写真方式のものであれば、粉体のトナーである。
その記録材カートリッジ20は、不揮発性メモリ20aを備えていて、記録材カートリッジ20の脱着に伴って、不揮発性メモリ20aも画像形成装置1に脱着されることになる。
その不揮発性メモリ20aの記憶内容は、記録材カートリッジ20のメーカなどにより予め設定・記憶されている。
その不揮発性メモリ20aの記憶内容は、不揮発性メモリ読書部14により読み出されて、システムバス15を介してCPU2に渡される。また、CPU2から渡された、使用履歴のようなデータを不揮発性メモリ読書部14により不揮発性メモリ20aの所定の記憶領域に書き込んで、記録材カートリッジ20の管理に利用することも考えられる。
なお、不揮発性メモリ20aと不揮発性メモリ読書部14とのインターフェースは、具体的には、記録材カートリッジ20を画像形成装置1の所定の位置に装着すると自動的に接続されるように構成したコネクタや接点であり、また、最近普及がめざましい、無線タグの記憶領域の一部として、不揮発性メモリ20aを構成する一方、不揮発性メモリ読書部14として、無線タグリーダ・ライタを適用するようにすることも考えられる。要するに、記録材カートリッジ20が備える不揮発性メモリ20aと不揮発性メモリ読書部14との読み書きのインターフェース形態により本発明は限定されるものではない。
システムバス15は、上記各部がデータをやり取りするためのデータバス・アドレスバス・制御バス、割り込み信号ラインなどにより構成される信号ラインである。
図3に、画像形成装置1が備える操作表示部7の配置構成について示す。
同図において、テンキー7aは、数字や「#」「*」の各記号を入力するためのものである。[Yes]キー7bは、表示器7iに表示された内容に対して肯定的な操作入力を行ためのものである。[No]キー7cは、表示器7iに表示された内容に対して否定的な操作入力を行うためのものである。
[ストップ]キー7dは、装置動作の強制的な中断を指示したりするためのものである。[スタート]キー7eは、送信開始などの各種装置動作の開始を指示するためのものである。[ファンクション]キー7fは、その押下操作と、テンキー7aによる番号入力操作との組み合わせにより、各種設定・登録機能を呼び出したりするためのものである。
矢印キー群7gは、[↑]キー7gu、[↓]キー7gd、[→]キー7gr、及び、[←]キー7glにより構成され、表示器7iに表示され選択項目のうちの特定項目を選択したり、表示器7iの表示を上下左右にスクロールさせたりするためのものである。
表示器7iは液晶表示器などにより構成され、装置の動作状態や各種メッセージを表示するためのものである。
なお、操作表示部7に配設される各種キーは、押下によりONまたはOFFされる機械的なキーに限らず、タッチパネルキーなどのその他の形態のものであってもよく、要するにユーザによる操作入力を受け入れられるものであればどのような形態であってもよい。
図4に、画像形成装置1のEEPROM5の記憶内容について示す。
同図において、EEPROM5に、本体識別情報のための記憶領域5a、及び、ダウンロード情報のりための記憶領域5bが確保されている。記憶領域5aの本体識別情報は、画像形成装置1を一意に特定するための情報であり、本実施例では、「機種識別コード」及び「シリアル番号」により構成されている。
図5に、画像形成装置1に装着される記録材カートリッジ20の不揮発性メモリ20aの記憶内容について示す。
同図において、不揮発性メモリ20aには、その記憶領域5bに、カートリッジ識別情報20bが、出荷時などに予め記憶されている。そのカートリッジ識別情報20bは、記録材カートリッジ20を一意に特定するための情報であり、本実施例では、「カートリッジ種別コード」及び「シリアル番号」により構成されている。不揮発性メモリ20aには、その他に、記録材カートリッジ20に充填された記録材の特性データや、その特性データを反映した記録用パラメータや、画像形成装置1で利用可能なアプリケーションプログラムや、画像形成装置のファームウェアのアップデートデータ等、種々のデータを記憶し得るが、不揮発性メモリ20aの記憶容量が膨大となり、記録材カートリッジ20のコストが増大し現実的ではない。そのため、本実施例では、記録材カートリッジ20を一意に識別することができる最小限の情報のみを不揮発性メモリ20aに記憶できるようにして、不揮発性メモリ20aの記憶容量を最小限としている。
本実施例では、詳細は後述するが、記録材カートリッジ20の不揮発性メモリ20aに記憶されたカートリッジ識別情報20bを元にして、通信路(インターネット400)を介して、ホスト装置500が持つ情報にアクセスできるシステムを想定している。
すなわち、通常はホスト装置500側の情報に、画像形成装置1から自由にアクセスすることができない状態に設定してあり、不揮発性メモリ20aのカートリッジ識別情報20bを元にしたキー情報の通知によってホスト側が情報へのアクセスを許可するようにしている。
このキー情報は、カートリッジ識別情報20bを元に、本体側で一定のアルゴリズムで別のキー情報として加工するようにしてもよく、例えばシリアル番号そのものなどを用いるのでもよい。また、必要なセキュリティレベルに応じて、暗号化通信を行うようにしてもよい。このとき、ホスト装置500へのアクセス用のキー情報は、画像形成装置1本体の本体識別情報5aと、カートリッジ識別情報20bの両方を用いて、一定のアルゴリズムで作成されたものでも、あるいは、ホスト装置500に対してアクセスする際に、本体識別情報5a及びカートリッジ識別情報20bの2つの情報(あるいはそれらをそれぞれ加工したもの)をそれぞれを送信し、ホスト装置500側で2つの情報に基づいて、情報へのアクセス制限を解除するようにしてもよい。
このように構成することにより、カートリッジ単体の情報に基づいて情報アクセスへの制限を解除するようにしたものに比較して、より高いセキュリティを実現できる。
一例を挙げると、カートリッジ内の情報が複製されていた場合に、それだけの情報では、ホスト装置500でのアクセス許可については、無条件に行ってしまうが、本体の識別情報5aが加わることで、例えば、ある顧客のところに納入された、あるカートリッジの組み合わせにおいてのみ(ホスト装置500側では本体ユーザおよびカートリッジ納品情報を把握している)、ホスト装置500が情報アクセスへの制限解除を行うようにホスト装置500側で制限を行うことができ、カートリッジの情報(カートリッジ識別情報20b)が複製された場合の不正アクセスを防ぐことが可能となる。
図6に画像形成装置1におけるネットワーク関連のプロトコルスタックについて示す図である。
同図において、「物理層」及び「データリンク層」は、「イーサネット」で、LAN通信制御部11に相当するものであり、「ネットワーク層」の「IP」プロトコルから渡された、MACヘッダとMACデータとからなるMACパケットの先頭にプリアンブル及びスタート・フレーム・デリミタを付加すると共にMACパケットの末尾にフレームチェックシーケンスFCSを付加して、電気信号としてLAN100に送出する一方、LAN100を介して電気信号として受信した自装置のMACアドレス宛のMACパケットをデジタルデータとして取得して、「ネットワーク層」の「IP」プロトコルに渡す。
「ネットワーク層」の「IP」プロトコルは、CPU2が実行する「IP」プロトコルのプログラムに相当するものであり、「トランスポート層」の「TCP」または「UDP」プロトコルから渡された、TCP(UDP)ヘッダとTCP(UDP)データとからなるTCP(UDP)パケットをIPデータの内容として埋め込むと共に、そのIPデータにIPヘッダを付加して構成されるIPパケットを、MACデータの内容として埋め込み更に、MACデータにMACヘッダを付加することにより構成したMACパケットを、前述したように、「イーサネット」に渡す。一方、「イーサネット」から渡されたMACパケットを構成するMACデータからIPパケットを取り出し、そのIPパケットを構成するIPデータからTCP(UDP)パケットを取り出して、「トランスポート層」の「TCP」または「UDP」プロトコルに渡す。
「トランスポート層」の「TCP」プロトコルは、CPU2が実行する「TCP」プロトコルのプログラムに相当するものであり、「セッション層」、「プレゼンテーション層」及び「アプリケーション層」を構成する、後述する情報ダウンロード処理などの所定の送信元ポート番号とリンクされたアプリケーションプログラムから渡されたデータを、TCPヘッダとTCPデータとからなるTCPパケットのTCPデータとして埋め込んで、「IP」プロトコルに渡す一方、「IP」プロトコルから渡されたIPパケットからTCPヘッダ及びTCPデータからなるTCPパケットを取り出して、TCPヘッダに記述されている宛先ポート番号に対応する上位の「アプリケーション」にTCPデータを渡す。「UDP」も「TCP」と類似のデータのやりとりを行う。
図7に、画像形成装置1と通信網としてのインターネット400を介してやりとりするホスト装置500のブロック構成について示す。
同図において、CPU50は、RAM52を作業領域として使用しつつ、ROM51に書き込まれた基本プログラムに基づいて起動してハードディスク装置53に記憶されたOS(オペレーティングシステム)のプログラムをRAM52に展開して実行し、そのOS上で、ハードディスク装置53に記憶された各種アプリケーションプログラムをRAM52に展開した上で実行する中央演算処理装置である。
ROM51は、前述したようにCPU50が装置各部を制御するための基本動作のための制御プログラムや各種データが記憶されるリードオンリメモリである。
RAM52は、前述したようにCPU50の作業領域として使用されるランダムアクセスメモリである。
ハードディスク装置53は、前述したようにCPU50により実行されるOSやアプリケーションのプログラムファイルや各種データが記憶されるものである。
ディスプレイモニタ54は、CPU50から渡された描画データに基づいて画像信号を生成するビデオI/F54aからの出力信号に基づいた画像表示を行う、ブラウン管や液晶表示器などにより構成される表示装置である。
マウス装置55は、自身の移動量データや、ボタンのクリックの有無を示す信号などの情報を、マウス装置I/F55aを介してCPU50に与えるためのものである。
キーボード56は、アルファベット、数字、各種記号などの入力されたキーコードをキーボートI/F56aを介してCPU50に与えるためのものである。
LAN通信制御部57は、図2に示した画像形成装置1のLAN通信制御部11と同等のもので、イーサネットのLAN600に接続され、イーサネットプロトコル上でのTCP/IPプロトコルのやりとりにより、その上位のアプリケーションによる各種情報のやりとりなどを行えるようにするためのものである。
時計回路58は、現在の日付を含む時刻を常に計時しているもので、CPU50は、システムバス59を介して時計回路58を読み出すことで、現在の時刻(日付を含む)を知ることができる。
システムバス59は、上記各部がデータをやり取りするためのデータバス・アドレスバス・制御バス、割り込み信号ラインなどにより構成される信号ラインである。
図8に、ホスト装置500のハードディスク装置53の記憶内容について示す。
同図において、ハードディスク装置53には、記憶領域53aにアクセス許可判定データベースが、記憶領域53bに提供用情報群が記憶蓄積されている。
図9に、アクセス許可判定用データベース53aの具体的な内容について示す。
同図において、データベース53aは、「管理番号」により特定されるレコードの集合として構成されていて、各レコードは、「管理番号」それぞれ対応した、「カートリッジ識別情報」、「本体識別情報」、「初回アクセス時刻」、「再アクセス許可期間」、「累計アクセス回数」、「上限アクセス回数」、及び、「アクセス許可フラグ」の各フィールドにより構成されている。
「カートリッジ識別情報」は、予め登録される情報であり、図5に示した、記録材カートリッジ20の不揮発性メモリ20aに予め設定記憶されているカートリッジ識別情報20bに対応するもので、「カートリッジ種別コード」及び「シリアル番号」により構成されている。
「本体識別情報」は、予め登録される情報であり、図4に示した画像形成装置1のEEPROM5に予め設定記憶されている本体識別情報5aに対応するもので、「機種識別コード」及び「シリアル番号」により構成されている。なお、「カートリッジ識別情報」及び「本体識別情報」は、後述する画像形成装置1からのキー情報に対応する情報である。
「初回アクセス時刻」は、後述するアクセス許可判定処理により登録される情報であり、「カートリッジ識別情報」及び「本体識別情報」のキー情報により特定される各(記録材カートリッジ20を装着した)画像形成装置1が情報ダウンロードのためにホスト装置500に始めたアクセスしてきた時刻(日付を含む)である。
「再アクセス許可期間」は、予め登録される情報であり、「カートリッジ識別情報」及び「本体識別情報」のキー情報により特定される各(記録材カートリッジ20を装着した)画像形成装置1からの情報ダウンロードのためのホスト装置500への初回のアクセスがあったときから再度のアクセスが許される期間である。
なお、「再アクセス許可期間」は、各(記録材カートリッジ20を装着した)画像形成装置1について個別設定することもでき、例えば特定の画像形成装置1及び記録材カートリッジ20の組み合わせについてのみ「再アクセス許可期間」を長く設定することも可能である。しかし、本実施例では、「再アクセス許可期間」を180日に相当する4320時間に固定で設定している。
「累計アクセス回数」は、後述するアクセス許可判定処理により登録される情報であり、対応する(記録材カートリッジ20を装着した)画像形成装置1の情報ダウンロードのためのホスト装置500への累計のアクセス回数である。
「上限アクセス回数」は、予め登録される情報であり、対応する(記録材カートリッジ20を装着した)画像形成装置1の情報ダウンロードのためのホスト装置500へのアクセス回数をその回数までに制限するための情報である。例えば特定の画像形成装置1及び記録材カートリッジ20の組み合わせについてのみ「上限アクセス回数」を多く設定することも可能である。しかし、本実施例では、「上限アクセス回数」を5回に固定で設定している。
「アクセス許可フラグ」は、予め登録されるか、後述するアクセス許可判定処理により登録される情報であり、対応する(記録材カートリッジ20を装着した)画像形成装置1について、情報ダウンロードのためのホスト装置500へのアクセス(通信)を許可する(値0)か、否(値1ないし3)かを示すものである。
「アクセス許可フラグ」は、初期値として基本的に値0(許可)が設定されるが、対応する(記録材カートリッジ20を装着した)画像形成装置1について、特に、アクセス禁止とする事由が生じた場合には、要因「個別設定」の不許可を示す値1を設定する。値2及び3は、それぞれ「期限超過」及び「回数超過」を要因とする不許可を示すもので、後述するアクセス許可判定処理により設定される。
図10に、ホスト装置500におけるネットワーク関連のプロトコルスタックについて示す。
同図に示すプロトコルスタックは、図6に示した画像形成装置1におけるそれと同等のものであるが、「TCP・UDP/IP」の上位に、後述する情報提供処理が位置する。
図11及び図12に、画像形成装置1及びホスト装置500が通信網としてのインターネット400を介して行うそれぞれ行う、情報ダウンロード処理、及び、情報提供処理の処理手順について示す。
それらの図において、画像形成装置1側では、ダウンロード開始を起動する所定の操作があるかを監視している(判断S101のNoのループ)。具体的には、図7の操作表示部の[ファンクション]キー7fの押下と、所定の番号、例えば「30」の入力の組み合わせ操作があるかを監視している。
そして、ダウンロード開始操作があると(判断S101のYes)、図6に示したプロトコルスタック上で、ホスト装置500のIPアドレスを宛先IPアドレスとし、また、ホスト装置500における情報提供処理に対応したTCPポート番号を宛先TCPポート番号としたTCP/IPパケット(送信元IPアドレスは画像形成装置1のIPアドレス、送信元TCPポート番号は情報ダウンロード処理に対応する番号)により、通信開始要求を行う(処理S102)。
なお、情報ダウンロード処理の起動を開始操作入力の検出のみにより行うのではなく、記録材カートリッジ20の交換を検出した場合に自動的に起動するようにしてもよい。その場合、記録材カートリッジ20が交換されるごとに最新の情報のダウンロードができ、ユーザの手を煩わせることなく、画像形成装置の利便性向上を図ることができる。
一方、ホスト装置500側では、インターネット400上の多数の画像形成装置1のうちのいずれかかからの通信開始要求の受信を待っている(判断S201のNoのループ)。そして、画像形成装置1側の処理S102に対応して判断S201がYesとなると、通信開始要求元(送信元IPアドレス及び送信元TCPポート番号により特定される)の画像形成装置1における情報ダウンロード処理に対して、通信開始許可応答及びキー情報要求を行う(処理S202、処理S203)。
一方、画像形成装置1では、ホスト装置500からの通信開始許可応答を待ち(判断S103のNoのループ)、処理S202に対応して許可応答があると(判断S103のYes)、更に、キー情報要求を待ち(判断S104のNoのループ)、処理S203に対応してキー情報要求があると(判断S104のYes)、自装置に装着されたカートリッジ20の不揮発性メモリ20aの記憶領域20bのカートリッジ識別情報等からキー情報を作成し(処理S105)、その作成したキー情報をホスト装置500に送信して(処理S106)、判定結果の受信を待つ(判断S107のNoのループ)。
ホスト装置500側では、処理S203の後、キー情報の受信を待っていて(判断S204のNoのループ)、処理S106に対応して判断S204がYes)となると、アクセス許可判定処理(詳細は後述)を行い、判断S201において通信開始要求してきた、要求元の画像形成装置1について、アクセスの許可/不許可を判定する(処理S205)。
その判定が「不許可」の場合には(判断S206のNo)、要求元の画像形成装置1に対して、「不許可」を通知して(処理S207)、処理を終了する。その判定が「許可」の場合には(判断S206のYes)、要求元の画像形成装置1に対して、「許可」を通知した上で(処理S207)、情報送信要求を待つ(判断S209のNoのループ)。
画像形成装置1側では、処理S207または処理S208に対応して(判断S107がYes)となり、その受信した判定結果が「許可」または「不許可」のいずれであったかを判断する(判断S108)。「不許可」の場合には(判断S108のNo)、処理を終了する。「許可」の場合には(判断S108のYes)、ホスト装置500に対して情報送信要求を行った上で(処理S109)、情報受信開始を待つ(判断S110のNoのループ)。
一方、ホスト装置500側では、処理S109に対応して判断S209がYes)となり、画像形成装置1から判断S204で通知されたキー情報に対応する提供用情報を、図5の提供用情報群53bの中から読み出し(処理S210)、要求元の画像形成装置1に送信する処理を(処理S211)、必要な情報の送信が終了するまで繰り返し行う(判断S212のNoのループ)。送信が終了すると(判断S212のYes)、画像形成装置1に対して終了通知を行った上で(処理S213)、完了通知を待つ(判断S214のNoのループ)。
一方、画像形成装置1側では、処理S211に対応して判断S110がYes)となり、以後、処理S211に対応した情報(ダウンロード情報)の受信(処理S111)、及び、図4の記憶領域5bへの記憶蓄積の処理を、ホスト装置500からの終了通知があるまで継続して行う(判断S113のNoのループ)。
そして、処理S213に対応して判断S113がYesとなると、ホスト装置500に対してダウンロード完了通知を行い(処理S114)、処理を終了する。
これにより、ホスト装置500側からみれば、すくなくとも、カートリッジ識別情報20bに基づいて作成・通知されたキー情報に基づく判定により、アクセス「許可」と判定された画像形成装置1に対してのみ、情報提供を行うことができ、アクセス「不許可」と判定された画像形成装置1に対しては情報提供を行わないようにすることができる。
一方、画像形成装置1側からみれば、図5のカートリッジ識別情報20bと図4の本体識別情報5aとに基づくキー情報の通知によりホスト装置500からアクセス許可されれば、ホスト装置500との通信を行え、また、情報のダウンロード・記憶が行える。
そして、その記憶した情報に基づいて制御を、制御手段としてのCPU2が行うことで、ユーザ利便性を高めることができる。
その場合画像形成装置1がダウンロードして図4の記憶領域5bにダウンロード情報として記憶する情報(ホスト装置500において、画像形成装置1と記録材カートリッジ20の組み合わせに対応して選択・送信した提供用情報)としては、具体的には、画像形成装置1の制御手段としてのCPU2により実行可能なアプリケーションプログラムを挙げることができる。
その場合、図4の記憶領域5bにダウンロード情報として記憶されたアプリケーションプログラムは、EEPROM5の別の記憶領域に転送してから読み出して実行するようにしてもよい。また、ダウンロードしたアプリケーションプログラムは、元々画像形成装置1の有するアプリケーションプログラムを上書きする形(アプリケーションの更新)、あるいは、追加される形(新機能の追加)で動作する。このようにすることにより、ユーザに新たな価値を提供することが可能となる。つまり、記録材カートリッジ20を購入したユーザに対しての新たな価値、サービスとしてのアプリケーションなどを提供でき、あるいは、カートリッジ購入と同時に新たなアプリケーションを自動導入させるようなサービスが可能となる。
また、同様にユーザ利便性を高めことができるダウンロード情報5bとしては、画像形成装置1においてプロッタ部9における記録時に使用する、記録材カートリッジ20に充填されている記録材の特性データが考えられる。
つまりダウンロードした記録材の特性データに応じて、より細かい記録時の特性補正が可能となり、より高画質な印字を行うことが可能となりユーザの利便性を高めることになる。なお、記録材の特性データは、不揮発性メモリ20aに内蔵することも考えられるが、その特性データは必ずしも情報量が小さくないため、前述したように、不揮発性メモリ20aのコストアップを招くという問題があり、通信機能を持つ画像形成装置1の場合、ホスト装置500からダウンロードするようにした方が、記録材カートリッジ20のコストを下げることになり、ひいてはユーザのコスト負担が少なくなるというメリットがある。
同様にユーザ利便性を高めことができるダウンロード情報5bとしては、画像形成装置1においてプロッタ部9における記録時に使用する、記録材カートリッジ20に充填されている記録材の特性データを反映した記録用パラメータが考えられる。
記録用パラメータとしては、例えば、プロッタにおけるガンマ特性値、記録時の電圧制御、電流制御値、画像処理(フィルタリングや階調処理)パラメータなどであり、記録材の特性データのみならず、よりよい画像形成のために必要な様々な印字用パラメータを含む。これらの情報は、記録材カートリッジ20に充填された記録材を開発・製造したメーカにおいて得られるものであり、例えば、製造開始初期に画像形成装置1に適用されていた記録材カートリッジ20に充填される記録材の特性が、後に変更になった場合、つまり、あるシリアル番号以降記録材カートリッジ20において記録材の特性が、画質向上やコスト低減などの観点から変更された場合にも適応的に対応でき、記録材カートリッジ20を継続して購入してくれているユーザに対して常に満足のいくサービスを提供でき、ユーザの画像形成装置1及びそのメーカに対する満足度も高まることが期待できる。
次に、ホスト装置500における、図11の処理S205のアクセス許可判定処理の具体的な処理手順について図13及び図14に示す。
先ず、図11の判断S204においてキー情報として受信した、本体識別情報(図4の本体識別情報5aの内容)とカートリッジ識別情報(図5のカートリッジ識別情報20bの内容)とを、対応する情報である、図9のアクセス許可判定用データベース53aの「本体識別情報」及び「カートリッジ識別情報」と照合して、「本体識別情報」及び「カートリッジ識別情報」により特定される、(記録材カートリッジ20を装着した)画像形成装置1のデータベース53aにおける登録の有無を確認する(処理S301)。
登録されていない場合には(判断S302のNo)、つまり、ホスト装置500における予めの明示的な登録がない場合には、「不許可」と判定して(処理S308)、処理を終了する。登録されている場合には(判断S302のYes)、その登録されているレコード(「管理番号」により特定される))について、以降の手順を行う。
つまり、先ず、「アクセス許可フラグ」を確認し(処理S303)、許可を示す値0以外の、値1ないし3であった場合には(判断304のNo)、「不許可」と判定して(処理S309)、処理を終了する。許可を示す値0である場合には、更に、「累計アクセス回数」を確認する(処理S305)。
その結果、0回である場合には(判断S305のYes)、時計回路58を読み出して得た現在時刻を「初回アクセス時刻」として設定した上で(処理S307)、1回以上である場合には(判断S305のNo)、なにもしないで、図14の処理S310に移行する。
処理S310では、「累計アクセス回数」をインクリメント(+1)する。そして、「累計アクセス回数」が「上限アクセス回数」を超えたか否かを判断し(判断S311)、超えている場合には(判断S311のYes)、「アクセス許可フラグを不許可(値3)に設定すると共に、「不許可」と判定して(処理S315)、処理を終了する。まだ超えていない場合には(判断S311のNo)、更に、「初回アクセス時刻」+「再アクセス許可期間」が、時計回路58を読み出して得た現在時刻を超えているを確認し(処理S312)、超えている場合には(判断S313のYes)、「アクセス許可フラグを不許可(値2)に設定すると共に、「不許可」と判定して(処理S315)、処理を終了する。まだ超えていない場合には(判断S312のNo)、「許可」と判定して(処理S315)、処理を終了する。
以上のアクセス許可判定処理により、(記録材カートリッジ20を備えた)画像形成装置1から通知されたキー情報(「本体識別情報」及び「カートリッジ識別情報」)が、データベース53aに未登録の場合には「不許可」と判定され、また、累計アクセス回数が上限を超えた場合にも「不許可」判定され、再アクセス許可期間を超過した後に再アクセスしてきた場合にも「不許可」判定され、「許可」と判定された場合にのみ、以後の通信による提供用情報の送信(画像読取装置1からみればダウンロード情報の受信)を行える。
なお、ホスト装置500において、ユーザからの申請に基づき、所定の確認手続きを経て、データベース53aの登録内容を変更すれば、いったんアクセス「不許可」となった(記録材カートリッジ20を備えた)画像形成装置1からのアクセスを「許可」に変更することは可能である。
また、(記録材カートリッジ20を備えた)画像形成装置1からホスト装置500へのアセス回数を個別に設定して制限できるようにすることで、設定されたアクセス回数を超えない範囲で、ホスト装置500から各画像形成装置1への情報提供を行うことができる。すなわち、アクセス回数を1回に制限しておけば、情報の入手を1度だけに制限することができ、同じキー情報で何度も繰り返しダウンロードが行われる事態を防ぐことができる。これは、例えば記録材カートリッジ20が備える不揮発性メモリ20aに記憶されたカートリッジ識別情報を元にアクセスする場合、そのカートリッジ識別情報が複製され、その複製された情報を元にしたアクセスキー情報によってホスト装置500にアクセスされた場合に、無制限にアクセスすることを禁止できるため、不正アクセスを防止することができる。また、ある提供用情報を画像形成装置1のユーザに提供する場合の上限を設定していることになるため、無制限な情報へのアクセスを抑制できることにもなり、記録材カートリッジ20を購入したユーザに対する必要以上のサービス提供を防止できる利点もある。逆にいえば、各ユーザに応じたサービス提供回数を設定するができる。
また、(記録材カートリッジ20を備えた)画像形成装置1からホスト装置500への再アクセス可能な期間を設定して制限できるようにすることで、無制限にアクセスすることを禁止できる。これも、例えば、そのカートリッジ識別情報が複製され、それを元にしたアクセスキー情報によってホスト装置500にアクセスされた場合に、例えば記録材カートリッジ20が出荷されてからの一定期間のみ情報アクセスできるようにしてホスト装置500側で設定しておくことで、無制限なアクセスを禁止でき、不正アクセスの防止を図ることができる。また、ある提供用情報を画像形成装置1のユーザに提供する場合の有効期間を設定していることになるため、無制限な情報へのアクセスを抑制できることにもなり、記録材カートリッジ20を購入したユーザに対する必要以上のサービス提供を防止できる利点もある。逆にいえば、各ユーザに応じたサービス提供期間を設定するができる。
本発明の実施例に係る画像形成装置及びホスト装置を含む通信システム構成について示す図である。 本発明の実施例に係る画像形成装置のブロック構成について示す図である。 図2の画像形成装置が備える操作表示部の配置構成について示す図である。 図2の画像形成装置のEEPROMの記憶内容について示す図である。 図2の画像形成装置の記録材カートリッジが備える不揮発性メモリの記憶内容について示す図である。 図2の画像形成装置におけるネットワーク関連のプロトコルスタックについて示す図である。 図2の画像形成装置と通信網としてのインターネットを介してやりとりするホスト装置のブロック構成について示す図である。 図7のホスト装置のハードディスク装置の記憶内容について示す図である。 アクセス許可判定用データベースの具体的な内容について示す図である。 図7のホスト装置におけるネットワーク関連のプロトコルスタックについて示す図である。 図2の画像形成装置及び図7のホスト装置が通信網としてのインターネットを介して行うそれぞれ行う、情報ダウンロード処理、及び、情報提供処理の処理手順について示すフローチャートである。 図11と共に、図2の画像形成装置及び図7のホスト装置が通信網としてのインターネットを介して行うそれぞれ行う、情報ダウンロード処理、及び、情報提供処理の処理手順について示すフローチャートである。 図7のホスト装置におけるアセス許可判定処理の具体的な処理手順について示すフローチャートである。 図13と共に、図7のホスト装置におけるアセス許可判定処理の具体的な処理手順について示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 CPU
3 RAM
4 ROM
5 EEPROM
6 時計回路
7 操作表示部
8 読取部
9 書込部
10 画像処理部
11 LAN通信制御部
12 通信制御部
13 NCU部
14 不揮発性メモリ読書部
15 システムバス
20 記録材カートリッジ
20a 不揮発性メモリ
500 ホスト装置

Claims (10)

  1. 画像形成装置とホスト装置とが通信網を介してやりとりする通信システムであって、
    前記画像形成装置は、自装置に装着された記録材カートリッジが備える不揮発性メモリから所定のカートリッジ識別情報を読み出すカートリッジ識別情報読出手段と、
    そのカートリッジ識別情報読出手段により読み出された前記カートリッジ識別情報に少なくとも基づくキー情報を前記通信網を介して前記ホスト装置に通知するキー情報通知手段と、
    そのキー情報通知手段によるキー情報の通知後前記ホスト装置から通信が許可された場合に前記ホスト装置との間で所定の通信を行う対ホスト装置通信手段とを備える一方、
    前記ホスト装置は、前記通信網を介して前記画像形成装置からのキー情報を受信するキー情報受信手段と、
    そのキー情報受信手段により受信されたキー情報に基づいて通信可否判定を行う通信可否判定手段と、
    その通信可否判定手段により通信が許可された場合にのみ、前記キー情報の送信元の画像形成装置との間で所定の通信を行う対画像形成装置通信手段とを備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 前記画像形成装置の前記キー情報作成手段は、前記カートリッジ識別情報に加えて、前記画像形成装置本体において予め設定・記憶されている本体識別情報に基づいて前記キー情報を作成するものである一方、
    前記ホスト装置の前記通信可否判定手段は、前記キー情報受信手段により受信された、前記カートリッジ識別情報及び前記本体識別情報に基づくキー情報に基づいて通信可否判定を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記ホスト装置の前記対画像形成装置通信手段は、予め提供用情報群記憶手段に記憶していた提供用情報群のうち、前記画像形成装置から受信したキー情報に対応する提供用情報を読み出して送信する一方、
    前記画像形成装置の前記対ホスト装置通信手段は、前記ホスト装置から受信した前記提供用情報をダウンロード情報記憶手段に記憶するものであり、また、前記画像形成装置は、前記ダウンロード情報記憶手段に記憶された情報に基づいて所定の動作を行う制御手段を備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の通信システム。
  4. 前記ホスト装置から提供用情報して前記画像形成装置に送信され、前記画像形成装置においてダウンロード情報として記憶される情報は、前記画像形成装置において使用可能であるアプリケーションプログラムであることを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記ホスト装置から提供用情報して前記画像形成装置に送信され、前記画像形成装置においてダウンロード情報として記憶される情報は、前記画像形成装置において画像記録時に使用する、前記記録材カートリッジに充填された記録材の特性データであることを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  6. 前記ホスト装置から提供用情報して前記画像形成装置に送信され、前記画像形成装置においてダウンロード情報として記憶される情報は、前記画像形成装置において画像記録時に使用する、前記記録材カートリッジに充填された記録材の特性データを反映した、記録用パラメータであることを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  7. 前記ホスト装置は、前記キー情報により特定される各送信元の画像形成装置との間で前記対画像形成装置通信手段により行われた累計の通信回数を前記キー情報に対応する情報と対応付けて累計アクセス回数として記憶する累計アクセス回数記憶手段を備え、
    前記通信可否判定手段は、前記キー情報受信手段により受信されたキー情報に基づいて通信可否判定を行う際に、当該キー情報に対応して前記累計アクセス回数記憶手段に記憶されている累計アクセス回数が所定の上限アクセス回数を超えている場合には、通信不可と判定するものであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の通信システム。
  8. 前記所定の上限アクセス回数は、前記キー情報としての前記画像形成装置の本体識別情報及び前記カートリッジ識別情報に基づいて規定されていることを特徴とする請求項7に記載の通信システム。
  9. 前記ホスト装置は、前記キー情報により特定される各送信元の画像形成装置との間で前記対画像形成装置通信手段により初回の通信が行われた時刻である初回アクセス時刻を前記キー情報に対応する情報と対応付けて記憶する初回アクセス時刻記憶手段と、
    前記キーキー情報に対応する情報と対応付けて所定の再アクセス許可期間を設定・記憶する再アクセス許可期間記憶手段とを備え、
    前記通信可否判定手段は、前記キー情報受信手段により受信されたキー情報に基づいて通信可否判定を行う際に、当該キー情報に対応して、前記初回アクセス時刻記憶手段に記憶されている初回アクセス時刻に、前記再アクセス許可期間記憶手段に記憶されている再アクセス許可期間を加えた時刻が現在時刻を超えている場合には、通信不可と判定するものであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の通信システム。
  10. 前記所定の再アクセス許可期間は、前記キー情報としての前記画像形成装置の本体識別情報及びカートリッジ識別情報に基づいて規定されていることを特徴とする請求項9に記載の通信システム。
JP2003422356A 2003-12-19 2003-12-19 通信システム Pending JP2005178179A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003422356A JP2005178179A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 通信システム
CNB2004101021482A CN100352650C (zh) 2003-12-19 2004-12-20 通信系统
KR1020040108771A KR20050062461A (ko) 2003-12-19 2004-12-20 통신 시스템

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003422356A JP2005178179A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005178179A true JP2005178179A (ja) 2005-07-07

Family

ID=34783260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003422356A Pending JP2005178179A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 通信システム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2005178179A (ja)
KR (1) KR20050062461A (ja)
CN (1) CN100352650C (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009154040A1 (ja) * 2008-06-16 2009-12-23 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像形成装置および画像形成装置におけるアクセス制御方法
JP2010082957A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置、及びその制御方法
JP2011175181A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Brother Industries Ltd 画像形成装置
JP2020042525A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー システム、画像形成装置、サーバ装置、印刷方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5691238B2 (ja) * 2010-05-19 2015-04-01 富士ゼロックス株式会社 通信装置、画像形成装置及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175540A (ja) * 1999-12-22 2001-06-29 Nec Corp アクセス権管理システム、携帯端末、ゲートウェイおよびコンテンツサーバ
JP2001228762A (ja) * 2000-02-14 2001-08-24 Canon Inc 消耗品管理システム及び消耗品管理方法
JP2002278379A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Nec Corp 印刷システム、情報サービスシステム及び情報サービスサーバ
JP2003006051A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子媒体へのアクセス制限システム
JP2003326776A (ja) * 2002-05-15 2003-11-19 Canon Inc 画像入出力システム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09118052A (ja) * 1995-10-25 1997-05-06 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法
JP3111448B2 (ja) * 1996-11-18 2000-11-20 ブラザー工業株式会社 複合装置
JPH11296024A (ja) * 1998-04-10 1999-10-29 Canon Inc プロセスカートリッジ
JP2000284939A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Canon Inc 印刷装置
JP4447761B2 (ja) * 2000-10-18 2010-04-07 キヤノン株式会社 周辺装置の集中管理システム、方法及び記憶媒体
JP2002149015A (ja) * 2000-11-09 2002-05-22 Canon Inc 画像形成装置、プロセスカートリッジおよび画像形成方法
JP2002166629A (ja) * 2000-12-01 2002-06-11 Ricoh Co Ltd 印刷装置
JP2003237045A (ja) * 2002-02-20 2003-08-26 Ricoh Co Ltd インクジェットプリンタの記録ヘッド装置
JP2003333246A (ja) * 2002-05-10 2003-11-21 Canon Inc 無線通信機能付き複写装置
JP2003333237A (ja) * 2002-05-15 2003-11-21 Canon Inc 画像通信装置およびその制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175540A (ja) * 1999-12-22 2001-06-29 Nec Corp アクセス権管理システム、携帯端末、ゲートウェイおよびコンテンツサーバ
JP2001228762A (ja) * 2000-02-14 2001-08-24 Canon Inc 消耗品管理システム及び消耗品管理方法
JP2002278379A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Nec Corp 印刷システム、情報サービスシステム及び情報サービスサーバ
JP2003006051A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子媒体へのアクセス制限システム
JP2003326776A (ja) * 2002-05-15 2003-11-19 Canon Inc 画像入出力システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009154040A1 (ja) * 2008-06-16 2009-12-23 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像形成装置および画像形成装置におけるアクセス制御方法
JP4492761B2 (ja) * 2008-06-16 2010-06-30 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像形成装置および画像形成装置におけるアクセス制御方法
JPWO2009154040A1 (ja) * 2008-06-16 2011-11-24 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像形成装置および画像形成装置におけるアクセス制御方法
US8570548B2 (en) 2008-06-16 2013-10-29 Konica Minolta Holdings, Inc. Image forming apparatus and access control method between an image forming apparatus and a device external to the image forming apparatus
JP2010082957A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置、及びその制御方法
JP2011175181A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Brother Industries Ltd 画像形成装置
JP2020042525A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー システム、画像形成装置、サーバ装置、印刷方法
US11397398B2 (en) 2018-09-10 2022-07-26 Ricoh Company, Ltd. Authenticity determination system, image forming apparatus, and printing method
JP7139804B2 (ja) 2018-09-10 2022-09-21 株式会社リコー システム、画像形成装置、サーバ装置、印刷方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20050062461A (ko) 2005-06-23
CN1628975A (zh) 2005-06-22
CN100352650C (zh) 2007-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050254070A1 (en) Image output apparatus
JP3757866B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
US6710894B1 (en) Image data communication apparatus and method
US20100010898A1 (en) Advertisement delivery system, and client of the system
CN101998008A (zh) 复合机和系统
EP1906624B1 (en) Information processing apparatus and information processing program
JP2005178179A (ja) 通信システム
US20020138583A1 (en) E-mail transmission apparatus, e-mail transmission method and e-mail transmission program
JP2005311934A (ja) 通信装置、通信管理用プログラム及び記憶媒体
JP2002271561A (ja) データ送信装置、データ受信装置、データ送受信システム、データ送信方法、データ受信方法、データ送受信方法、プログラムおよび記録媒体
JP2006101205A (ja) ファクシミリ装置
JP4179310B2 (ja) 通信装置
JP2006340279A (ja) 情報処理装置
JP4397752B2 (ja) 通信端末装置
JP2008098928A (ja) 画像形成装置、利用時間制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2007174161A (ja) 文書情報処理装置
JP2005167325A (ja) 画像形成装置
JP2003087492A (ja) インターネットファクシミリ装置およびインタ−ネットファクシミリ通信方法
JP2005267405A (ja) 情報処理装置
JP2009188786A (ja) 通信端末装置
JP3682473B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP2006229304A (ja) ファクシミリ装置
JP4026591B2 (ja) 電子機器
JP2005217831A (ja) 画像処理装置
JP3807665B2 (ja) データ処理装置、管理方法、プログラムおよび記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060919

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090131

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101019