JP2003333237A - 画像通信装置およびその制御方法 - Google Patents

画像通信装置およびその制御方法

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JP2003333237A
JP2003333237A JP2002139392A JP2002139392A JP2003333237A JP 2003333237 A JP2003333237 A JP 2003333237A JP 2002139392 A JP2002139392 A JP 2002139392A JP 2002139392 A JP2002139392 A JP 2002139392A JP 2003333237 A JP2003333237 A JP 2003333237A
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Yukio Nohata
之雄 野畠
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像通信装置が1つの記録動作を実行してい
る途中で、上記画像通信装置に他の記録動作が指示され
た場合に、上記他の記録動作が終了するタイミングを早
くすることができ、また、インクや電力の無駄な消費を
阻止することができる画像通信装置およびその制御方法
を提供することを目的とする。 【解決手段】 記録手段を有する画像通信装置におい
て、上記記録手段が1つの記録動作を実行している途中
で、上記記録手段に他の記録動作が指示されると、上記
他の記録動作が終了するまでの間、上記記録手段にパワ
ーオフ処理を実行させずに、引き続き、上記記録手段に
上記他の記録動作を実行させ、一方、上記記録手段が1
つの記録動作を実行している途中で、上記記録手段に他
の記録動作が指示されなければ、上記1つの記録動作が
終了した後に、上記記録手段にパワーオフ処理を実行さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像通信装置およ
びその制御方法に係り、特に、インクジェットプリンタ
を有するファクシミリ装置およびその制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタを有する
ファクシミリ装置が存在する。
【0003】上記ファクシミリ装置は、ファクシミリ装
置本体を制御する本体制御部と、この本体制御部の制御
に基づいて、上記インクジェットプリンタを制御するイ
ンクジェットプリンタ制御部との2つの制御部を有す
る。
【0004】上記インクジェットプリンタは、インクを
吐出する記録ヘッドを有し、この記録ヘッドからインク
を吐出し、吐出したインクを記録紙に記録するプリンタ
である。なお、上記インクジェットプリンタが記録動作
を実行していない場合、上記記録ヘッドの表面における
インク吐出ノズルが乾燥しやすいので、記録ヘッドに保
護キャップが付けられている。
【0005】上記ファクシミリ装置が記録動作を開始す
る場合、上記本体制御部が上記インクジェットプリンタ
制御部に、記録動作の開始を指示するジョブを出力し、
上記インクジェットプリンタをパワーオン処理させる。
このパワーオン処理は、記録ヘッドから保護キャップを
外し、記録ヘッドの予備吐出やワイピング等の記録のメ
ンテナンス動作を実行する処理である。
【0006】また、上記インクジェットプリンタが1つ
の記録動作を終了すると、上記インクジェットプリンタ
がパワーオフ処理を実行する。このパワーオフ処理は、
上記記録ヘッドを保護し、予備吐出で消費されるインク
の量を低減させる処理であって、上記記録ヘッドに保護
キャップを付ける等の処理である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、上記ファク
シミリ装置が、ファクシミリ受信した画像を記録紙に記
録している途中で、上記ファクシミリ装置にユーザが原
稿をセットし、この原稿をコピーすることを指示する場
合を考える。この場合、ファクシミリ受信した画像の記
録動作が終了すると、上記インクジェットプリンタがパ
ワーオフ処理とパワーオン処理とを実行し、上記指示さ
れたコピーの記録動作を開始する。
【0008】上記のように、上記ファクシミリ装置が、
1つの記録動作を実行している途中で、他の記録動作が
指示された場合、上記1つの記録動作が終了すると、上
記インクジェットプリンタがパワーオフ処理とパワーオ
ン処理とを実行した後に、上記他の記録動作を開始す
る。このように、上記ファクシミリ装置が、上記1つの
記録動作を実行した後に、上記指示された他の記録動作
を実行する場合、上記1つの記録動作が終了した後に、
上記インクジェットプリンタがパワーオフ処理とパワー
オン処理とを実行するので、上記他の記録動作が終了す
るタイミングが、上記インクジェットプリンタがパワー
オフ処理とパワーオン処理とを実行する動作時間だけ遅
くなるという問題がある。
【0009】上記問題を解決するためには、ファクシミ
リ装置の電源がオンの状態である場合に、上記インクジ
ェットプリンタにパワーオフ処理を実行させずに、上記
インクジェットプリンタをパワーオンの状態にしておく
ことが考えられる。この場合、上記記録ヘッドに保護キ
ャップが付けられていないので、上記記録ヘッドにおけ
るインク吐出ノズルの乾燥を防ぐために、予備吐出やワ
イピングを定期的に実行する必要がある。このように、
予備吐出やワイピングを定期的に実行すると、インクや
電力が無駄に消費されるという別の問題が発生する。
【0010】つまり、従来は、上記ファクシミリ装置が
1つの記録動作を実行している途中で、上記ファクシミ
リ装置に他の記録動作が指示された場合に、上記他の記
録動作が終了するタイミングが、上記インクジェットプ
リンタがパワーオフ処理とパワーオン処理とを実行する
動作時間だけ遅くなるという問題がある。また、この問
題を解決するために、ファクシミリ装置の電源がオンで
ある場合に、上記インクジェットプリンタをパワーオン
の状態にしておく場合、予備吐出やワイピングを定期的
に実行しなければならないので、インクや電力が無駄に
消費されるという別の問題が発生する。
【0011】本発明は、画像通信装置が1つの記録動作
を実行している途中で、上記画像通信装置に他の記録動
作が指示された場合に、上記他の記録動作が終了するタ
イミングを早くすることができ、また、インクや電力の
無駄な消費を阻止することができる画像通信装置および
その制御方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録手段を有
する画像通信装置において、上記記録手段が1つの記録
動作を実行している途中で、上記記録手段に他の記録動
作が指示されると、上記他の記録動作が終了するまでの
間、上記記録手段にパワーオフ処理を実行させずに、引
き続き、上記記録手段に上記他の記録動作を実行させ、
一方、上記記録手段が1つの記録動作を実行している途
中で、上記記録手段に他の記録動作が指示されなけれ
ば、上記1つの記録動作が終了した後に、上記記録手段
にパワーオフ処理を実行させる画像通信装置である。
【0013】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるファクシミリ装置FS1の構成を示すブロ
ック図である。
【0014】ファクシミリ装置FS1は、制御部1と、
ROM2と、DRAM3と、SRAM4と、画像読取部
5と、記録画像処理部6と、ファクシミリ送受信部7
と、記録部8と、画像符号復号部9と、操作部10と、
電源供給部11とを有する。また、ファクシミリ装置F
S1は、PSTN回線13に接続されている。
【0015】制御部1は、システムバス12を介して、
ファクシミリ装置FS1の全体を制御するマイクロプロ
セッサユニット(MPU)である。また、制御部1は、
タイマ機能を内蔵し、このタイマ機能に基づいて、定期
的に割り込みを発生させ、図2に示す制御動作を実行す
る。さらに、上記タイマ機能に基づいて、記録部8が記
録動作を実行していない時間を制御部1がカウントす
る。また、記録部8を制御するためのUART(シリア
ルインタフェース)であるプリンタ制御信号線とプリン
タ応答信号線とが、制御部1に接続されている。なお、
システムバス12は、データ信号線とアドレス線とによ
って構成されている。
【0016】ROM2は、制御部1が動作するためのイ
ンストラクション群等のプログラムコード、オペレーテ
ィングシステム(OS)プログラムコード、初期値デー
タ、テーブルデータ等が格納されているメモリである。
【0017】DRAM3は、画像バッファ、画像メモ
リ、各種動作のワークエリア等に使用されるメモリであ
る。つまり、DRAM3は、相手ファクシミリ装置との
間で、ファクシミリ送受信部7が画像データを送受信す
る場合に、この送受信する画像データを一時的に保持す
る画像バッファであり、また、ファクシミリ送受信部7
が受信した画像データや、画像読取部5が読み取った画
像データを、ファイルとして蓄積する画像メモリであ
る。
【0018】SRAM4は、ユーザ登録エリアや、ワー
クエリア等に使用されるメモリである。なお、ファクシ
ミリ装置FS1の電源がオフである場合、バッテリバッ
クアップによって、SRAM4に格納されているデータ
が保持される。
【0019】画像読取部5は、読取駆動部5aと、ドキ
ュメントセンサ(DS)5bと、メモリ5cと、原稿台
5dと、密着型イメージセンサ5eと、読取画像補正部
5fと、読取画像処理部5gとを有する。
【0020】画像読取部5にセットされている原稿の画
像を画像読取部5が読み取る場合、読取駆動部5aを駆
動し、セットされている原稿を原稿台5dまで搬送し、
原稿台5dに搬送された原稿の画像を密着型イメージセ
ンサ5eが光学的に読み取り、読み取った画像を電気的
な画像信号に変換する。
【0021】DS5bは、画像読取部5に原稿がセット
されているか否かを検出するドキュメントセンサであ
り、原稿がセットされている場合に駆動するアクチュエ
ータと、フォトインタラプタとによって構成されてい
る。画像読取部5に原稿がセットされると、フォトイン
タラプタの発光部からの赤外光を遮光していたアクチュ
エータが駆動し、赤外光が受光部に到達する。この受光
部の出力レベルに基づいて、DS5bが原稿の存否を検
出する。
【0022】メモリ5cは、読取画像処理部5gが画像
処理を行う際にバッファとして用いられるメモリであ
る。
【0023】密着型イメージセンサ5eは、R(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3色のLEDを
内蔵し、原稿の1ラインを読み取り中に、上記3色のL
EDを順次点灯させ、上記1ラインのR、G、Bのそれ
ぞれのデータを読み取るカラースキャナである。また、
密着型イメージセンサ5eが白黒原稿を読み取る場合、
上記3色のLEDを同時に点灯させ、白黒原稿のモノク
ロ画像を読み取る。
【0024】読取画像補正部5fは、密着型イメージセ
ンサ5eが読み取った画像データにシェーディング補正
等を施すものである。
【0025】読取画像処理部5gは、読取画像補正部5
fがシェーディング補正等を施した画像データに、2値
化処理や中間調処理等の画像処理を施し、高精細な画像
データに変換するものである。
【0026】記録画像処理部6は、主走査解像度360
dpiの生画像データに変換する解像度変換、スムージ
ング、濃度補正等の各種画像処理を、画像データに施
し、記録部8が記録紙に記録すべき画像データを高精細
画像データに変換するものである。
【0027】ファクシミリ送受信部7は、通信制御部7
aと、通信接続部7bとを有し、PSTN回線13に接
続されている。通信制御部7aは、モデム(変復調装
置)等で構成され、通信接続部7bは、NCU(網制御
装置)等で構成されている。ファクシミリ送受信部7
は、PSTN回線13を介して、相手先ファクシミリ装
置との間で、G3のプロトコルに基づいた通信制御を実
行し、また、PSTN回線13に対する発呼、着呼等の
回線制御を実行するものである。なお、ファクシミリ送
受信部7に電話機を接続し、通話やDTMFリモート制
御等を実行するようにしてもよい。
【0028】記録部8は、記録ヘッド8aと、画像メモ
リ8bと、記録制御部8cと、I/F制御部8dとを有
し、記録ヘッド8aからインクを吐出して記録を行うイ
ンクジェット方式のプリンタである。
【0029】具体的に、記録部8は、記録制御用MPU
と、各種インストラクションを記述したROMと、この
ROMからインストラクションを読み出す読出手段と、
読み出したインストラクションを処理する処理手段と、
この処理手段が必要とする情報を記憶するRAMと、イ
ンタフェース制御部とを有する。なお、インタフェース
制御部は、後述するパワーオン処理の指示、後述するパ
ワーオフ処理の指示、回復動作指示、記録紙排出指示等
の制御コマンドを制御部1から受信し、エラー情報、オ
ンライン/オフライン状態等のステータス情報を制御部
1に送信する上記UARTと、記録画像処理部6から送
られてくる画像データを受信するデータバスとを制御す
るインタフェース制御部である。
【0030】記録ヘッド8aは、カートリッジ式の白黒
記録専用のモノクロ記録ヘッドと、カートリッジ式のカ
ラー記録ヘッドとのうちのいずれかの記録ヘッドであ
る。また、モノクロ記録ヘッドとカラー記録ヘッドとの
いずれの記録ヘッドもインクタンクを内蔵した一体型の
インクカートリッジであり、記録解像度360dpi
(dots per inch)でインクを吐出する。
なお、記録部8において、モノクロ記録ヘッドとカラー
記録ヘッドとの交換が可能となっている。
【0031】記録部8が記録動作を実行する場合、キャ
リッジに保持されながら、記録紙の搬送方向(副走査方
向)と直交する方向(主走査方向)に記録ヘッド8aが
往復運動する。モータによって駆動されるプーリとタイ
ミングベルトとによって、上記キャリッジの往復運動が
行われ、この往復運動のときに、記録ヘッド8aに与え
られる記録信号や電力が、キャリッジと電気基板とを接
続しているフレキシブルケーブルを介して、電気回路か
ら供給される。また、記録ヘッド8aとフレキシブルケ
ーブルとが互いの接点を圧接して接続されている。な
お、記録ヘッド8aにおける特定の接点間の開放/接続
を検出することによって、モノクロ記録専用のカートリ
ッジと、カラー記録用のカートリッジとのいずれかが記
録部8に装着されているか否かを認識することができ
る。
【0032】操作部10は、各種キー10aと、各種L
ED10bと、LCD10cとを有し、動作指示と各種
情報とを入力し、ファクシミリ装置FS1の状態、発呼
する相手の電話番号、時刻情報、操作手順等を表示する
ものである。
【0033】各種キー10aは、テンキーと、ファンク
ションキーと、ワンタッチキーと、スタートキーと、ス
トップキーと、コピーキーとによって構成されている。
また、各種LED10bは、通信中に点灯するLEDラ
ンプと、各種エラー時に点灯するLEDランプと、読み
取りモードや送信モード等の各種モードを表示するLE
Dランプとによって構成されている。
【0034】テンキーは、ダイヤルする場合に、数字を
入力するキーであり、また、ワンタッチダイヤル等を登
録、設定する場合に使用するキーである。ファンクショ
ンキーは、各種機能を利用する場合に使用するキーであ
る。ワンタッチキーは、ワンタッチダイヤルをする場合
に使用するキーである。
【0035】スタートキーは、送信やコピー、受信を開
始する場合に使用するキーである。ストップキーは、送
信や登録、設定等の動作を中止する場合に使用するキー
である。コピーキーは、コピー動作を指示する場合に使
用するキーである。
【0036】LCD10cは、通信状況の確認や、デー
タの登録/設定/確認メッセージ等の各種メッセージを
表示するLCDである。
【0037】電源供給部11は、ファクシミリ装置FS
1に電源を供給するものである。
【0038】次に、ファクシミリ装置FS1の各種動作
について説明する。
【0039】[画像読み取り時の動作]ファクシミリ装
置FS1が原稿の画像を読み取る場合の動作について説
明する。
【0040】ファクシミリ装置FS1が原稿の画像を読
み取る場合、密着型イメージセンサ5eが原稿の画像を
読み取り、密着型イメージセンサ5eが読み取った画像
信号に、読取画像補正部5fがシェーディング補正等の
処理を施し、読取画像補正部5fがシェーディング補正
等を施した画像データに、読取画像処理部5gが2値化
処理や中間調処理等の画像処理を施し、高精細な画像デ
ータに変換し、この画像データを画像符号復号部9に出
力する。入力された画像データを、画像符号復号部9が
DRAM3に展開し、画像符号部9aが圧縮符号化した
後に、圧縮符号化した画像データをDRAM3に蓄積す
る。また、圧縮符号化した画像データをDRAM3に蓄
積する動作と同時に、DRAM3に蓄積する画像データ
の受付番号、宛先情報、ページ数、格納画像メモリブロ
ック情報等の管理情報をSRAM4に格納する。
【0041】[画像記録動作]次に、ファクシミリ装置
FS1の画像記録動作について説明する。
【0042】ファクシミリ装置FS1が画像を記録紙に
記録する場合、DRAM3に蓄積されている画像符号化
データを、画像符号復号部9の画像復号部9bが伸長復
号し、伸長復号した画像データを記録画像処理部6が補
正と画像変換処理とを実行し、記録部8に出力する。記
録画像処理部6が出力した画像データを記録部8が入力
すると、入力した画像データに応じた画像を記録部8が
記録紙に記録する。
【0043】[ファクシミリ送信動作]次に、ファクシ
ミリ装置FS1のファクシミリ送信動作について説明す
る。
【0044】ファクシミリ装置FS1がファクシミリ送
信する場合、送信相手先へファクシミリ装置FS1が発
呼し、回線を捕捉し、送信相手先ファクシミリ装置との
間で、ファクシミリ通信の手順信号を送受信する。続い
て、DRAM3に蓄積されている画像符号化データを、
送信バッファに転送する。ファクシミリ送受信部7の通
信制御部7aからの入力割り込み信号に応じて、送信バ
ッファに転送された送信データを、通信制御部7aに1
バイトずつ転送し、変調する。続いて、通信接続部7b
を介して、変調された画像データをPSTN回線13に
送出する。
【0045】[ファクシミリ受信動作]次に、ファクシ
ミリ装置FS1のファクシミリ受信動作について説明す
る。
【0046】通信接続部7bが着信を確認すると、通信
接続部7bを介して、受信データを通信制御部7aに入
力する。続いて、相手送信先のファクシミリ装置との間
で、ファクシミリ送受信部7がファクシミリ手順信号の
送受信を実行し、画像データの受信を開始する。続い
て、受信した画像データを、通信制御部7aが復調し、
通信制御部7aからの入力割り込み信号に応じて、制御
部1の制御に基づいて、受信バッファに転送する。受信
バッファに転送された画像データを画像符号復号部9の
画像復号部9bが伸長復号し、画像誤りを検査し、この
画像データをDRAM3に展開する。展開された画像デ
ータを、画像符号復号部9の画像符号部9aが圧縮符号
化し、DRAM3に蓄積するとともに、DRAM3に蓄
積する画像データの管理情報をSRAM4に格納する。
【0047】次に、ファクシミリ装置FS1の制御動作
について説明する。
【0048】図2は、ファクシミリ装置FS1における
原稿の存否とファクシミリ受信の有無とコピー指示の有
無とを監視する動作を示すフローチャートである。
【0049】図2に示す制御動作は、制御部1に内蔵さ
れているタイマ機能に基づいて、定期的に割り込みを発
生させ、この割り込みの際に制御部1が実行する動作で
あって、ROM2に格納されている制御プログラムに基
づいて、制御部1が実行する動作である。
【0050】ファクシミリ装置FS1において、原稿の
存否とファクシミリ受信の有無とコピー指示の有無とを
監視する動作を開始する。
【0051】ファクシミリ受信の有無を制御部1が調べ
る(S21)。この場合に、通信接続部7bが、PST
N回線13からの呼び出し信号に応答し、CNG信号を
検出すると、ファクシミリ受信があると判断する。
【0052】ファクシミリ受信があれば(S21)、受
信フラグをセットし(S22)、通信制御部7aの制御
に基づいて、G3のプロトコルに従ったファクシミリ受
信をファクシミリ送受信部7が実行する。ファクシミリ
受信がなければ(S21)、受信フラグをセットせず
に、ステップS23に進む。
【0053】続いて、画像読取部5に原稿がセットされ
ているか否かを調べる(S23)。この場合に、画像読
取部5のDS5bの出力を調べ、画像読取部5に原稿が
セットされているか否かを制御部1が判断する。
【0054】画像読取部5に原稿がセットされていれば
(S23)、制御部1が原稿フラグをセットする(S2
5)。続いて、画像読取部5にセットされている原稿を
コピーするコピー動作を、ユーザが指示したか否かを調
べる(S26)。この場合、画像読取部5に原稿が存在
し、操作部10に設けられているコピーキーとスタート
キーとをユーザが押下すると、コピー動作をユーザが指
示したと判断する。なお、ファクシミリ装置FS1にお
いてコピーモードが設定され、画像読取部5に原稿が存
在する場合に、上記スタートキーをユーザが押下する
と、コピー動作をユーザが指示したと判断するようにし
てもよい。
【0055】画像読取部5にセットされている原稿をコ
ピーするコピー動作が指示されると(S26)、コピー
フラグをセットし(S27)、今回の割り込み処理にお
ける原稿の存否とファクシミリ受信の有無とコピー指示
の有無とを監視する動作を終了する。
【0056】画像読取部5に原稿がセットされていなけ
れば(S23)、原稿フラグと、コピーフラグとを、と
もにリセットし(S24)、今回の割り込み処理におけ
る原稿の存否とファクシミリ受信の有無とコピー指示の
有無とを監視する動作を終了する。
【0057】たとえば、ユーザが原稿をファクシミリ送
信する場合に、ユーザが画像読取部5に原稿をセットす
ると、ステップS25で原稿フラグがセットされる。こ
の場合、ファクシミリ送信する原稿の読み取りが終了
し、ユーザが原稿を画像読取部5から取り除けば、次回
の割り込み処理におけるステップS24で原稿フラグが
リセットされる。
【0058】図3は、ファクシミリ装置FS1の記録動
作を示すフローチャートである。
【0059】なお、図3に示す制御動作は、ROM2に
格納されている制御プログラムに基づいて、制御部1が
実行する制御動作である。
【0060】記録部8に記録動作を指示する必要がある
か否か、つまり、記録ジョブが存在するか否かを制御部
1が判断し(S31)、記録部8に記録動作を指示する
必要があると制御部1が判断すれば、記録部8にパワー
オン処理を指示する(S32)。上記「パワーオン処
理」は、記録ヘッド8aから保護キャップを外し、記録
ヘッドの予備吐出やワイピング等の記録のメンテナンス
動作を行う処理である。
【0061】このパワーオン処理の指示は、上記UAR
Tを介して、記録部8の記録制御部8cに起動コマンド
を発行することによって行われる指示である。
【0062】なお、上記実施例において、上記UART
のボーレートは9200bpsである。また、指示する
記録動作に応じて、上記起動コマンドのほか、記録ヘッ
ド8aのパージ動作指示コマンド、記録ヘッド交換モー
ド移行指示コマンド、記録部8へのステータス要求コマ
ンド等を、制御部1が記録制御部8cへ送出する。ま
た、記録部8が動作中である場合における動作内容や、
エラー時のエラー内容等の各種ステータスを、ステータ
ス要求コマンドに対して記録制御部8cが制御部1へ送
信する。
【0063】記録制御部8cが上記起動コマンドを受け
取ると(S32)、上記UARTを介して、記録制御部
8cが制御部1へ、起動処理中であることを示すステー
タスを返送し、記録部8がパワーオン処理を実行する。
【0064】また、この場合に、記録部8が、記録ヘッ
ド8aから保護キャップを外し、記録ヘッド8aの予備
吐出やワイピング等の記録ヘッド8aのメンテナンス動
作を実行し、ファクシミリ装置FS1内に記録紙が残っ
ていれば、ファクシミリ装置FS1内に残っている残留
記録紙の排出動作を行う。続いて、記録部8がパワーオ
ン処理を終了すると、上記UARTを介して、レディ状
態であることを、記録部8が制御部1へ通知する。
【0065】続いて、記録画像処理部6が画像処理した
画像データを、制御部1が記録部8へ転送する(S3
3)。この場合に、割り込み処理によって画像データを
転送し、この転送した画像データのバッファを開放す
る。記録部8へ画像データが転送されると、記録制御部
8cが記録紙を給紙し、転送された画像データに応じた
インク吐出データを記録ヘッド8aに転送し、主走査方
向に駆動しながら、記録ヘッド8aが記録紙に記録を行
う。
【0066】1ページ分の画像データを記録部8へ転送
した後に、制御部1が記録紙排出コマンドを記録部8へ
転送する。記録部8へ転送した1ページ分の画像に次ペ
ージの画像があれば、上記記録紙排出コマンドを転送し
た後に、次ページの画像データを記録部8へ転送する。
上記記録紙排出コマンドを記録制御部8cが受信する
と、現在記録している記録紙の排出動作を行い、この上
記記録紙排出コマンドを受信した後に、上記次ページの
画像データを受信すれば、新たに記録紙の給紙動作を行
う。
【0067】続いて、記録すべき全ての画像データを、
記録部8に転送し終わったか否かを制御部1が調べ(S
34)、全ての画像データの転送が終了していれば(S
34)、図2に示す原稿フラグがセットされているか否
かを調べる(S35)。なお、記録部8が記録動作を終
了すれば、制御部1に内蔵されているタイマ機能を使用
し、記録動作を実行していない時間のカウントを開始す
る。
【0068】原稿フラグがセットされていれば(S3
5)、画像読取部5にセットされている原稿をユーザが
コピーしようとしているのか否か、つまり、コピーフラ
グがセットされているか否かを調べる(S36)。
【0069】コピーフラグがセットされていなければ
(S36)、操作部10のテンキーまたはワンタッチキ
ーによって、ユーザが送信相手先を指定し、この原稿の
ファクシミリ送信を指示しているか否かを調べる(S3
7)。ファクシミリ送信をユーザが指示していれば(S
37)、ファクシミリ送受信部7が回線を接続し、指示
された相手先に発呼し、ファクシミリ送信動作を実行し
(S38)、ステップS39へ進む。
【0070】原稿フラグがセットされていなければ(S
35)、ファクシミリ受信があったか否か、つまり、受
信フラグがセットされているか否かを調べる(S3
9)。受信フラグがセットされていれば(S39)、ス
テップS33に進み、受信したファクシミリ画像の記録
動作を行う(S33、S34)。
【0071】受信フラグがセットされていなければ(S
39)、記録すべき受信画像データがファクシミリ装置
FS1に存在せず、また、画像読取部5に原稿がセット
されていないので、記録部8がパワーオフ処理を実行す
る(S40)。
【0072】上記「パワーオフ処理」は、上記UART
を介して、記録部8の記録制御部8cに制御部1がパワ
ーオフ処理コマンドを発行すると、記録部8が実行する
処理であって、予備吐出やワイピング等の記録ヘッド8
aのメンテナンス動作を実行し、記録ヘッド8aに保護
キャップを付ける等の動作を行う処理である。このパワ
ーオフ処理コマンドを記録制御部8cが受け取ると、上
記UARTを介して、パワーオフ処理を実行中であるこ
とを示すステータスを記録制御部8cが制御部1へ返送
し、記録部8がパワーオフ処理を実行する(S40)。
上記パワーオフ処理を行った後に、シリアルコマンドを
用いて、記録部8がパワーオフ状態であることを示すス
テータスを、記録制御部8cが制御部1へ返送し、記録
動作の処理を終了する。
【0073】また、原稿フラグがセットされ(S3
5)、コピーフラグがセットされている場合(S3
6)、原稿読取部5にセットされている原稿のコピー記
録動作を行う(S33、S34)。
【0074】コピーフラグがセットされていない場合
(S36)、ユーザが原稿のファクシミリ送信を指示し
なければ(S37)、受信フラグがセットされているか
否かを調べる(S41)。受信フラグがセットされてい
れば(S41)、ステップS33に進み、受信したファ
クシミリ画像の記録動作を実行する(S33、S3
4)。
【0075】ファクシミリ受信フラグがセットされてい
なければ(S41)、制御部1がカウントしているカウ
ンタの値が、タイムオーバになったか否かを調べる(S
42)。上記カウンタの値がタイムオーバになっていな
ければ(S42)、ステップS36に進み、原稿読取部
5にセットされている原稿をコピーするのか、またはフ
ァクシミリ送信するのかを、再び判断する。このよう
に、原稿読取部5に原稿がセットされている場合、コピ
ー動作が行われる可能性があるので、上記カウンタの値
がタイムオーバになるまで、記録部8がパワーオフ処理
を行わない。
【0076】上記カウンタの値がタイムオーバになれば
(S42)、ステップS40の動作と同様に、記録部8
がパワーオフ処理を実行する(S43)。なお、記録部
8がパワーオフ処理を開始した後に、原稿読取部5に原
稿をセットし、ユーザがコピー動作を指示すれば、新た
な記録動作を開始する(S31〜S34)。また、記録
部8がパワーオフ処理を開始した後に、ファクシミリ受
信した場合も同様である(S31〜S34)。
【0077】なお、記録部8において、記録ヘッド8a
から保護キャップが外されている状態で、記録ヘッド8
aを長時間放置すると、記録ヘッド8a表面のインク吐
出ノズルが乾燥する。上記インク吐出ノズルが一度乾燥
すると、記録紙に記録された画像にインクの不吐出によ
る白抜けが発生する場合があり、また、この白抜けが多
ければ、記録紙に記録されている画像が判読不可能とな
る場合がある。
【0078】なお、乾燥したインク吐出ノズルを復帰さ
せる場合、インクの吸引を行うパージ動作をする必要が
あり、この場合、記録ヘッド8a内のインクがパージ動
作のために消費されるので、無駄なインクを消費すると
いう悪影響がある。
【0079】このために、原稿読取部5に原稿がセット
され、記録部8が記録動作を実行していない場合に、原
稿読取部5にセットされている原稿のコピー指示を待つ
時間であって、ステップS42で判断する基準となる時
間は、記録ヘッド8aが乾燥を起こさないような時間で
あり、記録ヘッド8aの保護を第一優先として決められ
ている。上記実施例において、上記記録ヘッド8aが乾
燥を起こさないような時間は、およそ1分である。ただ
し、上記時間は、記録ヘッド8aの乾燥を起こさないよ
うな時間であれば、1分以上でもよく、また、1分以下
であってもよい。
【0080】上記実施例において、たとえば、ファクシ
ミリ受信した画像を記録する動作であるファクシミリ受
信画像記録動作をファクシミリ装置FS1が実行してい
る途中で、ファクシミリ装置FS1にコピー記録動作が
指示された場合を考える。この場合に、上記指示された
コピー記録動作が終了するまでの間、記録部8にパワー
オフ処理とパワーオン処理とを実行させずに、ファクシ
ミリ受信画像記録動作が終了した後に、引き続き、記録
部8にコピー記録動作を実行させるので、上記コピー記
録動作が終了するタイミングを早めることができる。ま
た、上記コピー記録動作が終了するまでの間に、記録部
8がパワーオフ処理とパワーオン処理とを実行しないの
で、パワーオフ処理とパワーオン処理とを実行するため
のインク消費量と電気消費量とを削減することができ
る。
【0081】なお、ファクシミリ装置FS1がファクシ
ミリ受信画像記録動作を実行している途中で、画像読取
部5に原稿がセットされた場合であって、ファクシミリ
装置FS1にコピー記録動作が指示されていない場合、
上記ファクシミリ受信画像記録動作が終了してから約1
分間、記録部8にパワーオフ処理を実行させない。この
ように、画像読取部5に原稿がセットされていれば、セ
ットされている原稿をコピーすることを指示される可能
性があるので、インク吐出ノズルが乾燥しない程度の時
間である1分間、記録部8にパワーオフ処理を実行させ
ない。この1分間に、画像読取部5にセットされている
原稿のコピーが指示され、記録部8に記録動作が指示さ
れると、記録部8がパワーオフ処理とパワーオン処理と
を実行せずに、記録動作を開始することができるので、
上記指示されたコピー動作が終了するタイミングを早め
ることができる。
【0082】ただし、ファクシミリ装置FS1がファク
シミリ受信画像記録動作を実行している途中で、画像読
取部5に原稿がセットされた場合であって、ファクシミ
リ送信が指示された場合、上記ファクシミリ受信画像記
録動作が終了した後に、他の記録動作が指示されていな
ければ、記録部8にパワーオフ処理を実行させる。この
ように、画像読取部5に原稿がセットされた後に、セッ
トされている原稿をファクシミリ送信することが指示さ
れると、セットされている原稿をコピーしないことにな
るので、記録部8にパワーオフ処理を実行させる。
【0083】また、上記実施例において、たとえば、フ
ァクシミリ受信画像記録動作をファクシミリ装置FS1
が実行している途中で、コピー記録動作が指示されず、
他のファクシミリ受信がなく、画像読取部5に原稿がセ
ットされなければ、上記ファクシミリ受信画像記録動作
が終了した後に、記録部8にパワーオフ処理を実行させ
る。この場合に、上記パワーオフ処理を実行してから、
記録部8に他の記録動作が指示されるまでの間、記録部
8をパワーオフの状態にし、記録ヘッド8aに保護キャ
ップを付け、インク吐出ノズルを乾燥させないようにす
るので、インク吐出ノズルの乾燥を防ぐために、インク
を記録ヘッド8aから吐出する必要がなく、インク消費
量を削減することができる。また、無駄なインクを吐出
する必要がないので、インクを吐出するための電気消費
量を削減することができる。
【0084】なお、記録部8は、所定の画像を記録紙に
記録する記録手段の例であり、制御部1は、所定の画像
を記録紙に記録する記録動作を開始することを、記録部
8に指示する記録動作指示手段の例である。
【0085】また、制御部1は、記録部8が1つの記録
動作を実行している途中で、制御部1が記録部8に他の
記録動作を指示すれば、上記他の記録動作が終了するま
での間、記録部8にパワーオフ処理を実行させずに、引
き続き、記録部8に上記他の記録動作を実行させ、一
方、記録部8が1つの記録動作を実行している途中で、
制御部1が記録部8に他の記録動作を指示しなければ、
上記1つの記録動作が終了した後に、記録部8にパワー
オフ処理を実行させる制御手段の例である。
【0086】上記実施例は、インクジェットプリンタを
有するファクシミリ装置であるが、インクジェットプリ
ンタを有するデジタル複合機等の画像通信装置に上記実
施例を適用するようにしてもよい。また、インクジェッ
トプリンタ、コピー機等の印刷装置に上記実施例を適用
するようにしてもよい。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、画像通信装置が1つの
記録動作を実行している途中で、上記画像通信装置に他
の記録動作が指示された場合に、上記他の記録動作が終
了するまでの間、上記画像通信装置が有する記録部にパ
ワーオフ処理とパワーオン処理とを実行させないので、
上記他の記録動作が終了するタイミングを早くすること
ができるという効果を奏する。
【0088】また、本発明によれば、画像通信装置が1
つの記録動作を実行している途中で、上記画像通信装置
に他の記録動作が指示されなければ、上記1つの記録動
作が終了した後に、上記画像通信装置が有する記録部に
パワーオフ処理を実行させるので、インクや電力の無駄
な消費を阻止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置FS1の構成を示すブロック
図である。
【図2】ファクシミリ装置FS1における原稿の存否と
ファクシミリ受信の有無とを監視する動作を示すフロー
チャートである。
【図3】ファクシミリ装置FS1の記録動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
FS1……ファクシミリ装置、 1……制御部、 2……ROM、 3……DRAM、 4……SRAM、 5……画像読取部、 6……記録画像処理部、 7……ファクシミリ送受信部、 8……記録部、 9……画像符号復号部、 10……操作部、 11……電源供給部、 12……システムバス、 13……PSTN回線。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の画像を記録紙に記録する記録手段
    と;所定の画像を記録紙に記録する記録動作を開始する
    ことを、上記記録手段に指示する記録動作指示手段と;
    上記記録手段が1つの記録動作を実行している途中で、
    上記記録動作指示手段が上記記録手段に他の記録動作を
    指示すれば、上記他の記録動作が終了するまでの間、上
    記記録手段にパワーオフ処理を実行させずに、引き続
    き、上記記録手段に上記他の記録動作を実行させ、一
    方、上記記録手段が1つの記録動作を実行している途中
    で、上記記録動作指示手段が上記記録手段に他の記録動
    作を指示しなければ、上記1つの記録動作が終了した後
    に、上記記録手段にパワーオフ処理を実行させる制御手
    段と;を有することを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 原稿に記録されている画像を読み取る画像読取手段を有
    し、 上記記録動作指示手段は、上記画像読取手段が読み取っ
    た画像を記録紙に記録する記録動作を開始することを、
    上記記録手段に指示する手段であることを特徴とする画
    像通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 電気通信回線を介して、所定の画像を受信する画像受信
    手段を有し、 上記記録動作指示手段は、上記画像受信手段が画像を受
    信すれば、上記画像受信手段が受信した画像を記録紙に
    記録する記録動作を開始することを、上記記録手段に指
    示する手段であることを特徴とする画像通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1項にお
    いて、 原稿に記録されている画像を読み取る画像読取手段と;
    上記画像読取手段に原稿が存在するか否かを検出する原
    稿検出手段と;を有し、上記制御手段は、上記記録手段
    が上記1つの記録動作を実行している途中で、上記画像
    読取手段に原稿が存在することを上記原稿検出手段が検
    出すれば、上記1つの記録動作が終了した後に、上記記
    録手段にパワーオフ処理を実行させない手段であること
    を特徴とする画像通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 電気通信回線を介して、上記画像読取手段が読み取った
    画像を送信する画像送信手段と;上記画像読取手段が読
    み取った画像を送信することを、上記画像送信手段に指
    示する画像送信指示手段と;を有し、上記制御手段は、
    上記画像読取手段に原稿が存在することを上記原稿検出
    手段が検出した後に、上記画像読取手段が読み取った画
    像を送信することを、上記画像送信指示手段が上記画像
    送信手段に指示すれば、上記記録手段にパワーオフ処理
    を実行させる手段であることを特徴とする画像通信装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 上記記録手段が記録動作を実行していない時間を計時す
    る計時手段を有し、 上記制御手段は、上記画像読取手段に原稿が存在するこ
    とを上記原稿検出手段が検出した後に、上記計時手段が
    所定の時間を計時すれば、上記記録手段にパワーオフ処
    理を実行させる手段であることを特徴とする画像通信装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれか1項にお
    いて、 上記記録手段は、インクジェットプリンタであることを
    特徴とする画像通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれか1項にお
    いて、 上記画像通信装置は、ファクシミリ装置であることを特
    徴とする画像通信装置。
  9. 【請求項9】 所定の画像を記録紙に記録する記録手段
    を有する画像通信装置の制御方法において、 所定の画像を記録紙に記録する記録動作を開始すること
    を、上記記録手段に指示する記録動作指示段階と;上記
    記録手段が1つの記録動作を実行している途中で、上記
    記録動作指示段階で上記記録手段に他の記録動作を指示
    すれば、上記他の記録動作が終了するまでの間、上記記
    録手段にパワーオフ処理を実行させずに、引き続き、上
    記記録手段に上記他の記録動作を実行させ、一方、上記
    記録手段が1つの記録動作を実行している途中で、上記
    記録動作指示段階で上記記録手段に他の記録動作を指示
    しなければ、上記1つの記録動作が終了した後に、上記
    記録手段にパワーオフ処理を実行させる制御段階と;を
    有することを特徴とする画像通信装置の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100352650C (zh) * 2003-12-19 2007-12-05 株式会社理光 通信系统
JP2015131435A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置

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CN100352650C (zh) * 2003-12-19 2007-12-05 株式会社理光 通信系统
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