JP2005176822A - 動力作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハンドル回転操作が煩雑である点を解決することで、ハンドル回転操作を簡単に行うことを可能にする。
【解決手段】 機体11の前部に枝葉などを切取る切取り刃13,14を設け、原動機12で切取り刃13,14を駆動し、原動機12の出力をスロットルレバー36で調整する形式の動力作業機において、ハンドル15が、機体11から延出した軸部32に回転可能に取付けたものであり、この回転を止める係止機構82をハンドル16に設け、この係止機構82の解除を行う係止解除レバー81をハンドル16に設け、スロットルレバー36のスイングを規制したときには係止機構82の作動を許容とするとともにスロットルレバー36のスイングを許容したときには係止機構82の作動を規制するストッパ部材41をハンドル16に且つスロットルレバー36から離間させた位置に設けた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、生垣の上面や側面を刈り込む時に刈り込み位置に応じてハンドルを回転させることで、作業性を向上させることができる動力作業機に関するものである。
動力作業機として、機体にハンドルを回転自在に取付け、このハンドルに動力の出力を調整するスロットルレバーを設けるとともに、このスロットルレバーをロックすることのできるスロットルレバーを設けたものが実用に供されている。
実用の動力作業機は、スロットルレバーやスロットルロックレバーとは別に、機体にハンドルの回転を止める係止機構と、この係止機構を解除する係止解除レバーを備えるようにすれば実用上十分であった。
このような動力作業機として、スロットルワイヤに連動させた係止機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−28683号公報(第11頁、図4)
図24は従来の基本構成を説明する図であり、動力作業機200は、機体201に回転自在に取付けたハンドル202と、このハンドル202にスイング自在に取付けたスロットルレバー203と、このスロットルレバー203をロックするスロットル固定レバー204と、スロットルレバー203の作動にともなって機体201側にせり出さすことで、機体201に当接させてハンドル202の回転を止める係止部材205と、を設けたハンドル構造をもつ作業機である。
すなわち、スロットル固定レバー204をスロットルレバー203から矢印c1の如く外し、このスロットルレバー203を矢印c2の如く握ることで、係止部材205を矢印c3の如くせり出させ、機体201側にハンドル202をロックする。
しかし、動力作業機200では、機体201に対してハンドル202を所定の角度まで回転させ、このハンドル202を機体201側にロックさせるために、スロットル固定レバー204をスロットルレバー203から解除し、このスロットルレバー203を握り、機体201側に係止部材205を押圧してハンドル202をロックするものなので、ハンドル202の回転及び固定操作が煩雑になるという問題があった。
また、動力作業機200では、スロットルレバー203からスロットル固定レバー204を解除すると同時にハンドル202の回転をロックできるものではないので、例えば、遠心クラッチなどの接続機能のタイミング次第ではハンドル202を機体201側にロックする前に切取り刃(不図示)が作動する不確実なところがあるという欠点があった。
すなわち、ハンドル回転操作をシンプルな(単純な)操作で行うことができ、例えば、ハンドル回転操作中はスロットルを操作できないようにするとともに、スロットルレバー操作中はハンドル回転操作ができないようにするなどの対策を施すことで、誤操作を未然に防ぐことができる動力作業機が望まれる。
本発明は、ハンドル回転操作が煩雑である点を解決し、ハンドル回転操作を簡単に行うことができるとともに、スロットルレバー操作やハンドル回転操作に不確実性を含む点を解決し、スロットルレバー操作やハンドル回転操作を確実に行うことのできる動力作業機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、機体の前部に枝葉などを切取る切取り刃を設け、機体の後部に作業者が握るハンドルを設け、このハンドルにスロットルレバーを非作業位置から作業位置までスイング可能に設け、機体の中央に原動機を設け、この原動機で切取り刃を駆動し、原動機の出力をスロットルレバーで調整する形式の動力作業機において、ハンドルが、機体から延出した軸部に回転可能に取付けたものであり、この回転を止める係止機構をハンドルに設け、この係止機構の解除を行う係止解除レバーをハンドルに設け、スロットルレバーのスイングを規制したときには係止機構の作動を許容とするとともにスロットルレバーのスイングを許容したときには係止機構の作動を規制するストッパ部材をハンドルに且つスロットルレバーから離間させた位置に設けたことを特徴とする。
例えば、ハンドル回転操作を簡単に行うことができるとすれば、ハンドル操作の作業性を向上できるので好ましいことであり、スロットルレバー操作やハンドル回転操作を確実に行うことのできるようにすることは、誤操作の防止に役立つので好ましいことである。
そこで、係止機構の解除を行う係止解除レバーをハンドルに設け、スロットルレバーのスイングを規制したときには係止機構の作動を許容とするとともにスロットルレバーのスイングを許容したときには係止機構の作動を規制するストッパ部材をハンドルに且つスロットルレバーから離間させた位置に設けた。
すなわち、係止機構の解除を行う係止解除レバーをハンドルに設けることで、スロットルレバー操作と分離させてハンドルの回転操作をする。
スロットルレバーのスイングを規制したときには係止機構の作動を許容とするとともにスロットルレバーのスイングを許容したときには係止機構の作動を規制するストッパ部材をハンドルに設けることで、スロットルレバーの操作中は、ハンドルの回転操作を禁止するようにし、ハンドルの回転操作中はスロットルレバーの操作を禁止するようにした。
また、ストッパ部材をスロットルレバーから離間させた位置に設けることで、スロットルレバーを操作するときにはストッパ部材に触れることを防止し、ストッパ部材を操作するときにはスロットルレバーに触れることを防止した。
請求項2に係る発明は、係止解除レバーを、軸部の軸線に沿わせて移動可能に設けたものであり、ストッパ部材が、軸線に対して直交方向に移動可能に設けたものであり、係止機構の解除時にはスロットルレバーに係合させる第1の係合部と、スロットルレバーのスイング時には係止機構に係合させる第2の係合部と、を備えたことを特徴とする。
係止解除レバーを、軸部の軸線に沿わせて移動可能に設け、ストッパ部材を軸線に対して直交方向に移動可能に設けることで、ストッパ部材を軸線に直交させて移動させた状態で係止解除レバーを軸線に沿わせて操作し、2つの操作(ツーアクション)でハンドルの回転操作を許容するようにした。
ストッパ部材に、係止機構の解除時にはスロットルレバーに係合させる第1の係合部と、スロットルレバーのスイング時には係止機構に係合させる第2の係合部と、を備えることで、スロットルレバー若しくは係止機構を規制するときに、それぞれのレバーの動きを確実に止めることができる。
請求項1に係る発明では、係止機構の解除を行う係止解除レバーをハンドルに設けたので、スロットルレバー操作と分離させてハンドルの回転操作をすることができる。この結果、ハンドル回転操作を簡単に行うことができ、ハンドル操作の作業性を向上することができる。
スロットルレバーのスイングを規制したときには係止機構の作動を許容とするとともにスロットルレバーのスイングを許容したときには係止機構の作動を規制するストッパ部材をハンドルに設けることで、スロットルレバーの操作中は、ハンドルの回転操作を禁止するようにし、ハンドルの回転操作中はスロットルレバーの操作を禁止することができる。この結果、スロットルレバー操作やハンドル回転操作を確実に行うことのできるという利点がある。
また、ストッパ部材をスロットルレバーから離間させた位置に設けることで、スロットルレバーを操作するときにはストッパ部材に触れることを防止し、ストッパ部材を操作するときにはスロットルレバーに触れることを防止することができる。この結果、スロットルレバー操作時及びハンドル回転操作時の誤操作の防止機能を高めることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、係止解除レバーを機体に回転可能に取付けたハンドルの軸線に沿わせて移動可能に設け、ストッパ部材を軸線に対して直交方向に移動可能に設けることで、ストッパ部材を軸線に直交させて移動させた状態で係止解除レバーを軸線に沿わせて操作し、2つの操作(ツーアクション)でハンドルの回転操作を許容するようにした。 この結果、ハンドルの回転操作の確実性の向上を図ることができるという利点がある。
また、ストッパ部材に、係止機構の解除時にはスロットルレバーに係合させる第1の係合部と、スロットルレバーのスイング時には係止機構に係合させる第2の係合部と、を備えることで、スロットルレバー若しくは係止機構を規制するときに、それぞれのレバーの動きを確実に止めることができる。この結果、ストッパ部材の切換えの信頼性の向上を図ることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る動力作業機の斜視図であり、動力作業機10は、エンジンなどの原動機(動力源)12の回転を減速し、減速した回転を往復運動に変換し、この往復運動を上下の切取り刃(刈刃)13,14に伝達し、これらの上下の切取り刃13,14で生垣(hedge)の刈り込み作業を行う作業機であり、例えば、生垣の上面を刈り込む場合や生垣の側面を刈り込む場合における作業者の作業姿勢に応じてハンドル15を回転できるようにしたものである。なお、動力作業機10は、具体的には生垣などをトリミングするヘッジトリマ(hedge trimmer)である。
図2は本発明に係る動力作業機の側面図であり、動力作業機(ヘッジトリマ)10は、機体11に搭載した原動機12と、この原動機12に供給する燃料を貯留する燃料タンク16と、この燃料タンク16の給油口17に被せるキャップ18と、原動機12を始動するリコイルスタータ用ノブ19と、原動機12廻りを囲う原動機カバー21と、原動機12の前面に設けることで刈り込み時に発生する切り枝若しくは葉などの飛び跳ねを防ぐプロテクタ22と、機体11の底に設けることで刈り込み時に生垣などに滑らせて作業を進めるためのカバー部材23と、機体11の後方に回転自在に設けることで作業時に機体11を一方の手で支持するハンドル15と、機体11の前方に設けることで作業時に機体11を他方の手で支持する非回転式且つ閉ループ状の固定ハンドル24と、機体11の前方に延出することで上下の切取り刃13,14を支持する支持フレーム25と、この支持フレーム25に前後スライド可能に取付けた上下の切取り刃13,14と、これらの切取り刃13,14を支持フレーム25に取付ける取付けねじ26・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、これらの取付けねじ26・・・にねじ込むナット27・・・を主要構成とする作業機である。
図3(a)〜(b)は本発明に係る動力作業機のハンドルの左右側面及び平面を示す説明図であり、スロットルレバー36、スロットル固定レバー37、係止解除レバー81、始動スイッチ39及びストッパ部材41の配置を示す。
なお、(a)はハンドル15の左側面を示し、(b)はハンドル15の平面を示し、(c)はハンドルの右側面を示す。
ハンドル15は、(a)に示すように、後述する係止機構の係止解除を行う係止解除レバー81をハンドル本体35左側に設け、原動機12(図2参照)の出力を調整するスロットルレバー36をループ状のハンドル本体35の内方に設け、(b)に示すように、スロットルレバー36を必要なときにロックするスロットル固定レバー(スロットル固定レバー)37をハンドル本体35上面に設けるとともに、原動機12を始動可能状態若しくは停止状態にする始動スイッチ39をハンドル本体35上面に設け、(c)に示すように、係止解除レバー81(若しくは係止機構)の作動を規制するストッパ部材41をハンドル本体35右側設けたものであり、以下その詳細を説明する。
図4は本発明に係る動力作業機のハンドルの側面断面図であり、半割りにした左右のハンドル半割体33,34(図1参照)の内の右のハンドル半割体34を外した状態を示す。
機体11には、原動機12の回転を減速する減速機能及び減速回転を往復運動に変換する変換機能を内蔵などをするケース体31と、このケース体31に設けることでハンドル15を回転自在に取付ける軸部32とを備える。
ハンドル15は、半割りにした左右のハンドル半割体33,34(34は不図示)を合わせることで組立てるハンドル本体35と、このハンドル本体35に回転自在に取付けることで原動機12(図2参照)の出力を調整するスロットルレバー36と、このスロットルレバー36をロックするためにハンドル本体35にスイング自在に取付けたスロットル固定レバー(スロットルロックレバー)37と、係止解除レバー81を一体的に形成することで機体11からハンドルを回転可能状態若しくは機体11にハンドルを係止状態にするレバー複合体38と、原動機12を始動可能状態若しくは停止状態にする始動スイッチ39と、スロットルレバー36のスイングを規制したときにはレバー複合体38の作動を許容とするとともにスロットルレバー36のスイングを許容したときにはレバー複合体38の作動を規制するストッパ部材41と、からなる。
なお、スロットルレバー36、初期状態に戻すトーションばね43を備え、スロットル固定レバー37は、初期状態に戻すトーションばね42を備える。また、ストッパ部材41は、スロットルレバー36から離間させた位置に設けたものであり、レバー複合体38は、後述するように、係止解除レバー81及び係止機構82とからなる部材である。図中、Cはハンドル15の軸線、97はレバー複合体38の抜け止め突起を示す。
図5は本発明に係る動力作業機のハンドルの主な部品を示す分解斜視図である。
軸部32は、ケース体31に取付ける取付け部51と、ハンドル本体35を回転自在に支持する円筒部52と、ハンドル本体35を所定角度で係止するための溝53・・・と、を備える。
左のハンドル半割体33は、軸部32に嵌合させる左嵌合部54と、スロットルレバー36を回転自在に取付けるスロットルレバー用ボス55と、スロットル固定レバー37を回転自在に取付ける固定レバー用ボス56と、レバー複合体38を支持する(保持する)支持リブ(保持部)57と、レバー複合体38をスライド可能にガイドするガイド溝58と、を備える。
右のハンドル半割体34は、軸部32に嵌合させる右嵌合部64と、ストッパ部材41をスライド可能に支持するガイド筒部65を備える。
スロットルレバー36は、スロットルレバー用ボス55に回転可能に嵌合させる軸孔71と、スロットルワイヤ72を支持する支持部73と、スロットル固定レバー37に当てる当て部74と、スロットル固定レバー37を逃がす逃げ部75と、を備える。
スロットル固定レバー37は、固定レバー用ボス56に回転可能に嵌合させる孔77と、スロットルレバー36の当て部74に当てる若しくは逃げ部75に逃がす作用部78と、を備える。
レバー複合体38は、係止解除レバー81と、この係止解除レバー81に一体的に形成した係止機構82と、からなる。
ストッパ部材41は、スロットルレバー36の動き及び係止機構82の動作を規制するストッパ本体83と、このストッパ本体83に取付けたストッパ摘み84と、このストッパ摘み84と右のハンドル半割体34との間に介在させた圧縮ばね85と、からなる。
ストッパ本体83は、係止機構82の解除時にはスロットルレバー36に係合させる第1の係合部86と、スロットルレバー36のスイング時には係止機構82に係合させる第2の係合部87と、ストッパ摘み84の爪88,88に嵌合させる嵌合孔89,89と、を備える。
図6は本発明に係る動力作業機の係止解除レバー及び係止機構の横断面図であり、係止機構82は、軸部32(図5参照)の任意の溝53・・・に嵌合させる突起92と、この突起92からハンドル15後方に延出することで係止解除レバー81に一体的に形成した延出部93と、この延出部93に形成したスプリング保持部94と、このスプリング保持部94に前端を支持させるとともに後端を支持リブ57(図4参照)に支持させることでレバー複合体38全体を復帰させる復帰ばね95と、延出部93に形成することでストッパ本体83の第2の係合部87に係合させる凸部96と、前述した抜け止め突起97(図4参照)と、から構成した。
すなわち、係止機構82は、スプリング保持部94に復帰ばね95を収納し、この復帰ばね95の後端を左・右スプリング受けリブ59,69に支持させ、ハンドル15(図2参照)前方に向けてレバー複合体38を付勢したものである。
従って、係止解除レバー81(レバー複合体38)をハンドル15後方に引くことで、軸部32の任意の溝53・・・から突起92を外すことができ、機体11(図2参照)からハンドル15の回転を許容できる。また、レバー複合体38を離すことで、ハンドル15を所定回転させた位置に当面させた任意の溝53・・・に突起92を自動的に係止できる。
図7は本発明に係る動力作業機の係止解除レバー及び係止機構の縦断面図であり、ストッパ部材41を押す前(初期状態)のスロットルレバー36、係止解除レバー81、係止機構82の状態を示す。
係止機構82の凸部96にストッパ部材41の第2の係合部87を係合させた状態にあるので、係止機構82に一体的の係止解除レバー81をハンドル15(図5参照)の後方に引くことはできない。
また、スロットルレバー36の支持部73に第1の係合部86を係合させた状態にないので、スロットルレバー36を操作することができる。
例えば、ストッパ部材41のストッパ摘み84を白抜き矢印のように押すことで、第1の係合部86を支持部73に移動させるとともに第2の第2の係合部87を凸部96から解放することで、係止解除レバー81を引くことができるとともに、スロットルレバー36の操作を阻止することができる。
図8は本発明に係る動力作業機の要部拡大図であり、動力作業機10は、機体11の前部に枝葉などを切取る切取り刃13,14を設け、機体11の後部に作業者が握るハンドル15を設け、このハンドル15にスロットルレバー36を非作業位置から作業位置までスイング可能に設け、機体11の中央に原動機12を設け、この原動機12で切取り刃13,14を駆動し、原動機12の出力をスロットルレバー36で調整する形式の動力作業機において、ハンドル15が、機体11から延出した軸部32に回転可能に取付けたものであり、この回転を止める係止機構82をハンドル16に設け、この係止機構82の解除を行う係止解除レバー81をハンドル16に設け、スロットルレバー36のスイングを規制したときには係止機構82の作動を許容とするとともにスロットルレバー36のスイングを許容したときには係止機構82の作動を規制するストッパ部材41をハンドル16に且つスロットルレバー36から離間させた位置に設けたものと言える。
例えば、ハンドル回転操作を簡単に行うことができるとすれば、ハンドル操作の作業性を向上できるので好ましいことであり、スロットルレバー操作やハンドル回転操作を確実に行うことのできるようにすることは、誤操作の防止に役立つので好ましいことである。
すなわち、係止機構82の解除を行う係止解除レバー81をハンドル16に設けることで、スロットルレバー36操作と分離させてハンドル16の回転操作をすることができる。
スロットルレバー36のスイングを規制したときには係止機構82の作動を許容とするとともにスロットルレバー36のスイングを許容したときには係止機構82の作動を規制するストッパ部材41をハンドル16に設けることで、スロットルレバー36の操作中は、ハンドル16の回転操作を禁止することができ、ハンドル16の回転操作中はスロットルレバー36の操作を禁止するようにした。この結果、スロットルレバー操作やハンドル回転操作を確実に行うことのできる。
また、ストッパ部材41をスロットルレバー36から離間させた位置に設けることで、スロットルレバー36を操作するときにはストッパ部材41に触れることを防止することができ、ストッパ部材41を操作するときにはスロットルレバー36に触れることを防止することができる。この結果、スロットルレバー36操作時及びハンドル16回転操作時の誤操作の防止機能を高めることができる。
以上に述べた動力作業機の作用を説明する。
図9(a),(b)は本発明に係る動力作業機のハンドル係止状態状態を示す作用説明図である。
(a)において、ストッパ部材41を押す前(初期状態)のスロットルレバー36、係止解除レバー81、係止機構82の状態を示す。
(b)において、係止機構82の凸部96にストッパ部材41の第2の係合部87を係合させた状態にあるので、係止機構82に一体的の係止解除レバー81をハンドル15(図5参照)の後方に引くことはできない。これにより、スロットルレバー36操作中はハンドル15の回転操作を阻止することができる。
(a),(b)において、動力作業機10は、係止解除レバー81を機体11に回転可能に取付けたハンドル15の軸線Cに沿わせて移動可能に設け、ストッパ部材41を軸線に対して直交方向に移動可能に設けることで、ストッパ部材41を軸線Cに直交させて移動させた状態で係止解除レバー81を軸線Cに沿わせて操作し、2つの操作(ツーアクション)でハンドル15の回転操作を許容するようにした。この結果、ハンドル15の回転操作の確実性の向上を図ることができる。
また、ストッパ部材41に、係止機構82の解除時にはスロットルレバー36に係合させる第1の係合部86と、スロットルレバー36のスイング時には係止機構82に係合させる第2の係合部87と、を備えることで、スロットルレバー36若しくは係止機構82を規制するときに、それぞれのレバー36,81の動きを確実に止めることができる。この結果、ストッパ部材41の切換えの信頼性の向上を図ることができる。
図10(a),(b)は本発明に係る動力作業機のびハンドル回転可能状態を示す作用説明図である。
(b)において、ストッパ部材41のストッパ摘み84を白抜き矢印a1の如く押すことで、第1の係合部86をスロットルレバー36の支持部73に移動させるとともに第2の第2の係合部87を凸部96から解放する。
(a)において、係止解除レバー81を矢印a1の如く引くことができるとともに、スロットルレバー36の支持部73に第1の係合部86が位置するので、スロットルレバー36の操作を阻止することができる。この結果、スロットルレバー36の操作を阻止しつつ、ハンドル15を回転させることができる。
図11(a),(b)は本発明に係る動力作業機のスロットルレバー作動状態を示す作用説明図である。
(a)において、スロットル固定レバー37を矢印a3の如く回転させ、スロットル固定レバー37の作用部78をスロットルレバー36の当て部74から逃げ部75に移動することで、スロットルレバー36を矢印a4の如く回転させ、スロットルワイヤ72を矢印a5の如く引くことができる。
(b)において、前述したように、係止機構82の凸部96にストッパ部材41の第2の係合部87を係合させた状態にあるので、係止機構82に一体的の係止解除レバー81をハンドル15(図5参照)の後方に引くことはできない。
図12は本発明に係る別実施形態の動力作業機の斜視図であり、動力作業機(携帯型作業機)100は、エンジンなどの原動機(動力源)112の回転を減速し、減速した回転を往復運動に変換し、この往復運動を上下の切取り刃(刈刃)113,114に伝達し、これらの上下の切取り刃113,114で生垣(hedge)の刈り込み作業を行う作業機であり、例えば、生垣の上面を刈り込む場合や生垣の側面を刈り込む場合における作業者の作業姿勢に応じてハンドル115を回転できるようにしたものである。なお、動力作業機110は、具体的には生垣などをトリミングするヘッジトリマ(hedge trimmer)である。
図13は本発明に係る別実施形態の動力作業機の側面図であり、動力作業機(ヘッジトリマ)100は、機体111に搭載した原動機112と、この原動機112に供給する燃料を貯留する燃料タンク116と、原動機112を始動するリコイルスタータ用ノブ119と、原動機112廻りを囲う原動機カバー121と、原動機112の前面に設けることで刈り込み時に発生する切り枝若しくは葉などの飛び跳ねを防ぐプロテクタ122と、機体111の底に設けることで刈り込み時に生垣などに滑らせて作業を進めるためのカバー部材123と、機体111の後方に回転自在に設けることで作業時に機体111を一方の手で支持するハンドル115と、機体111の前方に設けることで作業時に機体111を他方の手で支持する非回転式且つ閉ループ状の固定ハンドル124と、機体111の前方に延出することで上下の切取り刃113,114を支持する支持フレーム125と、この支持フレーム125に前後スライド可能に取付けた上下の切取り刃113,114と、これらの切取り刃113,114を支持フレーム125に取付ける取付けねじ126・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、これらの取付けねじ126・・・にねじ込むナット127・・・を主要構成とする作業機である。
機体111には、原動機112の回転を減速する減速機能及び減速回転を往復運動に変換する変換機能を内蔵などをするケース体131と、このケース体131に設けることでハンドル115を回転自在に取付ける軸部132と、を備える。
図14は本発明に係る別実施形態の動力作業機のハンドルの側面断面図であり、半割りにした左右のハンドル半割体133,134(図12参照)の内の左のハンドル半割体133を外した状態を示す。
ハンドル115は、半割りにした左右のハンドル半割体133,134(133は不図示)を合わせることで組立てるハンドル本体135と、このハンドル本体135に回転自在に取付けることで原動機112(図13参照)の出力を調整するスロットルレバー136と、このスロットルレバー136をロックするためにハンドル本体135にスイング自在に取付けたスロットル固定レバー(スロットルロックレバー)137と、係止解除レバー181及び係止機構182を一体的に形成することで機体111からハンドルを回転可能状態若しくは機体111にハンドルを係止状態にするレバー複合体138と、原動機112(図13参照)を始動可能状態若しくは停止状態にする始動スイッチ139と、スロットルレバー136のスイングを規制したときにはレバー複合体138の作動を許容とするとともにスロットルレバー136のスイングを許容したときにはレバー複合体138の作動を規制するストッパ部材141と、からなる。なお、スロットル固定レバー137は、初期状態に戻すトーションばね142を備える。
図15は本発明に係る別実施形態の動力作業機のハンドルの主な部品を示す分解斜視図である。
軸部132は、ケース体131(図13参照)に取付ける取付け部151と、ハンドル本体135を回転自在に支持する円筒部152と、ハンドル本体135を所定角度で係止するための溝153・・・と、を備える。
左のハンドル半割体133は、軸部132に嵌合させる左嵌合部154と、ストッパ部材141にクリック感を与えるクリック用ボス155,155(図18参照)と、ストッパ部材141を操作するための長孔155aと、ストッパ部材141をスライド可能に支持するストッパガイド部156,156と、レバー複合体138を支持する(保持する)支持リブ(保持部)157と、レバー複合体138をスライド可能にガイドするレバーガイド部158,159と、を備える。
右のハンドル半割体134は、スロットルレバー136を回転自在に取付けるスロットルレバー用ボス161と、スロットル固定レバー137を回転自在に取付ける固定レバー用ボス162と、軸部132に嵌合させる右嵌合部164と、ストッパ部材141にクリック感を与えるクリック用ボス165,165(図18参照)と、ストッパ部材141を操作するための長孔165aと、トーションばね142の一端を支持するばね掛け部167と、レバー複合体138をスライド可能にガイドするガイド部168,169と、を備える。
スロットルレバー136は、スロットルレバー用ボス161に回転可能に嵌合させる軸孔171と、スロットルワイヤ172を支持する支持部173と、スロットル固定レバー137に当てる当て部174と、スロットル固定レバー137を逃がす逃げ部175と、
ストッパ部材141を嵌合させる嵌合部176、176と、を備える。
スロットル固定レバー137は、固定レバー用ボス162に回転可能に嵌合させる孔177と、スロットルレバー136の当て部174に当てる若しくは逃げ部175に逃がす作用部178と、トーションばね142の他端を支持するばね支持部179(図14参照)と、を備える。
レバー複合体138は、係止解除レバー181と、この係止解除レバー181に一体的に形成した係止機構182と、からなる。なお、係止解除レバー181は、軸部132の軸線(不図示)に沿って移動させる部材である。
ストッパ部材141は、スロットルレバー136の動き及び係止機構182の動作を規制するストッパ本体183と、このストッパ本体183に取付ける操作摘み184,184と、からなり、軸部132の軸線(不図示)に垂直に移動させる部材である。なお、185は操作摘み184をストッパ本体183に取付ける取付けねじである。
ストッパ本体183は、係止機構182の解除時にはスロットルレバー136に係合させる第1の係合部186と、スロットルレバー136のスイング時には係止機構182に係合させる第2の係合部187と、を備える。
図16は本発明に係る別実施形態の動力作業機の係止解除レバー及び係止機構の横断面図であり、係止機構182は、軸部132の任意の溝153・・・(図15参照)に嵌合させる突起192と、この突起192からハンドル115後方に延出することで係止解除レバー181に一体的に形成した延出部193と、この延出部193に形成したスプリング保持部194と、このスプリング保持部194に前端を支持させるとともに後端を支持リブ157に支持させることでレバー複合体138(係止解除レバー181及び係止機構182)全体を復帰させる復帰ばね195と、延出部193に形成することでストッパ本体183の第2の係合部187に係合させる段差部196と、から構成し、機体11(図13参照)の軸部32に所定角度で係止できる機構である。
図17は本発明に係る別実施形態の動力作業機の係止解除レバー及び係止機構の縦断面図であり、すなわち、係止機構182は、スプリング保持部194に復帰ばね195を収納し、この復帰ばね195の後端を支持リブ157に支持させ、ハンドル115前方に向けてレバー複合体138を付勢したことを示す。
従って、係止解除レバー181(レバー複合体138)をハンドル115後方に引くことで、軸部132(図16参照)の任意の溝153・・・から突起192を外すことができ、機体111(図13参照)からハンドル115の回転を許容できる。また、レバー複合体138を離すことで、ハンドル115を所定回転させた位置に当面させた任意の溝153・・・に突起192を自動的に係止できる。なお、166は右ハンドル半割体134に形成することで復帰ばね195の脱落を防止する補助リブを示す。
図18は図16の18ー18線断面図であり、ストッパ部材141の断面を示す。
ストッパ部材141は、操作摘み184,184を白抜き矢印の如く下げ、ストッパ本体183を一体的に下降させることで、ストッパ本体183の第1の係合部186をスロットルレバー136の嵌合部176,176に係合させるともに、係止機構182の段差部196から第2の係合部187を外すことができる部材である。これにより、図16に示す係止解除レバー181(レバー複合体138)をハンドル115後方に引くことができる。
また、ハンドル半割体133には操作摘み184にクリック感を出すクリック用ボス155,155を形成し、ハンドル半割体134には操作摘み184にクリック感を出すクリック用ボス165,165を形成したことを示す。
動力作業機100(図12参照)は、ハンドル115に、操作摘み184,184を所定位置でロックするロック手段としてのクリック用ボス155,155,165,165を設けたものである。
ハンドル115に、操作摘み184,184を所定位置でロックするロック手段としてのクリック用ボス(ロック手段)155,155,165,165を設けることで、ストッパ部材141の動きを認識しやすくすることができる。この結果、動力作業機100のハンドル115回転操作の操作性の向上を図ることができる。
図19は図16の19ー19線断面図であり、軸部132(図13参照)に形成した溝153・・・のひとつに係止機構182の突起192が嵌合した状態であることを示し、溝153・・・はハンドル115の左右及び下部に90度毎の角度で形成したので、ハンドル115を機体111(図12参照)に対して垂直及び左右に水平に倒せることを示す。従って、動力作業機100(図12参照)の使い勝手を向上させることができる。
図20は本発明に係る別実施形態の動力作業機の要部拡大図であり、動力作業機10は、機体111の前部に枝葉などを切取る切取り刃113,114を設け、機体111の後部に作業者が握るハンドル115を回転可能に設け、このハンドル115にスロットルレバー136を非作業位置から作業位置までスイング可能に設け、機体111の中央に原動機112を設け、この原動機112で切取り刃113,114を駆動し、原動機112の出力をスロットルレバー136で調整する形式の動力作業機100において、ハンドル115に、機体の軸部132に所定角度で係止できる係止機構182と、この係止機構182の解除を行う係止解除レバー181と、スロットルレバー136のスイングを規制したときには係止機構182の作動を許容とするとともにスロットルレバー136のスイングを許容したときには係止機構182の作動を規制するストッパ部材141と、このストッパ部材141に取付けることでハンドル115前方且つハンドル115左右で操作可能な操作摘み184と、を備えたものである。
また、動力作業機100は、機体111に原動機112を取付け、この原動機112で切取り刃113,114を駆動するとともに、機体111に係止機構182を介してハンドル115を回転可能に取付け、このハンドル115に原動機112の出力を調整するスロットルレバー136を設けたものとも言える。
ハンドル115前方且つハンドル115左右で操作可能な操作摘み184,184をストッパ部材141に取付けることで、ハンドル115を回転操作のためにストッパ部材141を操作するときはスロットルレバー136から離れたハンドル115前方且つハンドル115左右で操作することができ、スロットルレバー136操作やハンドル115回転操作を混同して操作することを回避することができる。この結果、スロットルレバー136操作やハンドル115回転操作を確実に行うことのできる。
以上に述べた動力作業機100の作用を説明する。
図21(a),(b)は本発明に係る別実施形態の動力作業機のハンドル係止状態及びレバー複合体のロック状態を示す作用説明図である。
(a)において、スロットルレバー136の当て部174にスロットル固定レバー137の作用部178を当てた状態にしたので、スロットルレバー136を矢印b1の如く引くことを防止できる。
(b)において、スロットル固定レバー137を矢印b2の如く押し込むことで、作用部178を当て部174から逃がす。これにより、スロットルレバー136を作動可能状態にすることができる。
図22(a),(b)は本発明に係る別実施形態の動力作業機のスロットルレバー作動状態及びハンドル回転状態を示す作用説明図である。
(a)において、スロットルレバー136を矢印b3の如く引くことで、スロットル固定レバー137の作用部178をスロットルレバー136の逃げ部175に逃がし、図12に示す上下の切取り刃113,114を作動させ刈り込み作業を行うことができる。
(b)において、図21(a)に示すスロットルレバー136、スロットル固定レバー137及びレバー複合体138の状態から、操作摘み184を矢印b4の如く下降させることで、ストッパ本体183の第1の係合部186をスロットルレバー136の嵌合部176に嵌め込むとともに、第2の係合部187を係止機構182の段差部196から外すことができる。この結果、スロットルレバー136をロック状態にすることができるとともに、複合レバー138(係止解除レバー181及び係止機構182)を矢印b5の如くハンドル115後方に引くことができ、ハンドル115回転操作をすることができる。
図23(a)〜(c)は本発明に係る別実施形態の動力作業機のハンドルのセット位置の態様を示す作用説明図である。なお、本図では軸部132の溝153・・・を、左の溝153L、中央の溝153C及び右の溝153Rに区別して説明する。
(a)において、ハンドル115を左へ90度回転させたときの動力作業機100(図12参照)の状態であり、例えば、生垣などの側面下方をトリミングする場合に好都合な設定であり、(b)に示すように、係止機構182の突起192を右の溝153Rに嵌合させたものである。
(c)において、ハンドル115を正規の位置にセットした動力作業機100の状態であり、例えば、生垣などの上面をトリミングする場合に好都合な設定であり、(d)に示すように、係止機構182の突起192を左の溝153Cに嵌合させたものである。
(e)において、ハンドル115を右へ90度回転させたときの動力作業機100の状態であり、例えば、生垣などの側面上方をトリミングする場合に好都合な設定であり、(f)に示すように、係止機構182の突起192を左の溝153Lに嵌合させたものである。
尚、本発明に係る動力作業機は、図2に示すように、上下の切取り刃13,14を駆動するように説明したが、これに限るものではなく、上下の切取り刃の一方を往復運動をするようにしたものであってもよい。
本発明に係る動力作業機は、図1に示すように、上下の切取り刃13,14は左右に刈取り機能を有する両刃であったが、これに限るものではなく、上下の切取り刃は一方に刈取り機能を備える片刃であってもよい。
本発明に係る動力作業機は、図4に示すように、左のハンドル半割体33にスロットルレバー用ボス55及び固定レバー用ボス56を設けたが、これに限るものではなく、右のハンドル半割体にスロットルレバー用ボス及び固定レバー用ボスを設けたものでもよく、左右のハンドル半割体の双方にスロットルレバー用ボス及び固定レバー用ボスを設けたものであってもよい。
尚、本発明に係る動力作業機は、図2に示すように、上下の切取り刃13,14を駆動するように説明したが、これに限るものではなく、上下の切取り刃の一方を往復運動をするようにしたものであってもよい。
本発明に係る動力作業機は、図1に示すように、上下の切取り刃13,14は左右に刈取り機能を有する両刃であったが、これに限るものではなく、上下の切取り刃は一方に刈取り機能を備える片刃であってもよい。
本発明に係る動力作業機は、図4に示すように、左のハンドル半割体33にスロットルレバー用ボス55及び固定レバー用ボス56を設けたが、これに限るものではなく、右のハンドル半割体にスロットルレバー用ボス及び固定レバー用ボスを設けたものでもよく、左右のハンドル半割体の双方にスロットルレバー用ボス及び固定レバー用ボスを設けたものであってもよい。
本発明に係る動力作業機は、図5に示すように、係止解除レバー81及び係止機構82をレバー複合体38として一体的に形成したが、これに限るものではなく、係止解除レバー及び係止機構を別体で形成し、これらの係止解除レバー及び係止機構を結合したものであってもよい。
本発明に係る動力作業機は、図9に示すように、係止機構82の動作をストッパ部材41で規制するようにしたが、これに限るものではなく、係止解除レバーをストッパ部材で規制するようにしたものであってもよい。
本発明に係る別実施携帯の動力作業機は、図18に示すように、ハンドル本体135にクリック用ボス155,165を設けたが、これに限るものではなく、始動スイッチ及びストッパ部材を初期状態に復帰させる圧縮ばね等の復帰手段を設けたものであってもよい。
本発明に係る動力作業機は、生垣などの手入れに使用するヘッジトリマに採用するのに好適である。
本発明に係る動力作業機の斜視図である。 本発明に係る動力作業機の側面図である。 本発明に係る動力作業機のハンドルの左右側面及び平面を示す説明図である。 本発明に係る動力作業機のハンドルの側面断面図である。 本発明に係る動力作業機のハンドルの主な部品を示す分解斜視図である。 本発明に係る動力作業機の係止解除レバー及び係止機構の横断面図である。 本発明に係る動力作業機の係止解除レバー及び係止機構の縦断面図である。 本発明に係る動力作業機の要部拡大図である。 発明に係る動力作業機のハンドル係止状態状態を示す作用説明図である。 本発明に係る動力作業機のびハンドル回転可能状態を示す作用説明図である。 本発明に係る動力作業機のスロットルレバー作動状態を示す作用説明図である。 本発明に係る別実施形態の動力作業機の斜視図である。 本発明に係る別実施形態の動力作業機の側面図である。 本発明に係る別実施形態の動力作業機のハンドルの側面断面図である。 本発明に係る別実施形態の動力作業機のハンドルの主な部品を示す分解斜視図である。 本発明に係る別実施形態の動力作業機の係止解除レバー及び係止機構の横断面図である。 本発明に係る別実施形態の動力作業機の係止解除レバー及び係止機構の縦断面図である。 図16の18ー18線断面図である。 図16の19ー19線断面図である。 本発明に係る別実施形態の動力作業機の要部拡大図である。 本発明に係る別実施形態の動力作業機のハンドル係止状態及びレバー複合体のロック状態を示す作用説明図である。 本発明に係る別実施形態の動力作業機のスロットルレバー作動状態及びハンドル回転状態を示す作用説明図である。 本発明に係る別実施形態の動力作業機のハンドルのセット位置の態様を示す作用説明図である。 従来の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…動力作業機、11…機体、12…原動機、13,14…上下の切取り刃、15…ハンドル、32…軸部、36…スロットルレバー、81…係止解除レバー、82…係止機構、C…軸線。

Claims (2)

  1. 機体の前部に枝葉などを切取る切取り刃を設け、機体の後部に作業者が握るハンドルを設け、このハンドルにスロットルレバーを非作業位置から作業位置までスイング可能に設け、機体の中央に原動機を設け、この原動機で前記切取り刃を駆動し、原動機の出力を前記スロットルレバーで調整する形式の動力作業機において、
    前記ハンドルは、前記機体から延出した軸部に回転可能に取付けたものであり、この回転を止める係止機構を前記ハンドルに設け、この係止機構の解除を行う係止解除レバーを前記ハンドルに設け、前記スロットルレバーのスイングを規制したときには前記係止機構の作動を許容とするとともに前記スロットルレバーのスイングを許容したときには前記係止機構の作動を規制するストッパ部材を前記ハンドルに且つ前記スロットルレバーから離間させた位置に設けたことを特徴とする動力作業機。
  2. 前記係止解除レバーは、前記軸部の軸線に沿わせて移動可能に設けたものであり、
    前記ストッパ部材は、前記軸線に対して直交方向に移動可能に設けたものであり、前記係止機構の解除時には前記スロットルレバーに係合させる第1の係合部と、前記スロットルレバーのスイング時には前記係止機構に係合させる第2の係合部と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の動力作業機。
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