JP2002172568A - 電動工具 - Google Patents

電動工具

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JP2002172568A
JP2002172568A JP2000373111A JP2000373111A JP2002172568A JP 2002172568 A JP2002172568 A JP 2002172568A JP 2000373111 A JP2000373111 A JP 2000373111A JP 2000373111 A JP2000373111 A JP 2000373111A JP 2002172568 A JP2002172568 A JP 2002172568A
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cord
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hedge trimmer
motor
extension cord
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英幸 中立
Shingo Umemura
新吾 梅村
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Makita Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/02Construction of casings, bodies or handles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コードが作業の邪魔にならないようにするこ
とのできる電動工具を提供する。 【解決手段】 電動工具本体10には、その電動工具本
体10につながる延長コード40をロック可能なコード
ロック部材30がボールジョイント35を介して移動可
能に連結される。電動工具本体10につながる延長コー
ド40をロックしたコードロック部材30がその延長コ
ード40とともに移動することができる。電動工具を使
用する作業者の姿勢に応じて、電動工具本体10に対し
延長コード40が全方向にフレキシブルに移動すること
により、延長コード40が周辺の物に引っ掛かるといっ
た不具合が解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、生垣、植
え込みの刈り込み作業や街路樹の剪定作業等に用いられ
る電動式のヘッジトリマ(生垣バリカンともいう)や、
木材の穴あけや木ねじ等のねじ類の締付けや緩め作業に
用いられる電動式のドリル等のように手に持って作業を
行なう電動工具いわゆる携帯型の電動工具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電動工具、例えばヘッジトリマ
では、延長コードの使用が前提になっている。このた
め、ヘッジトリマ自体が備えるコード(電源コードとい
う)は短いものになっている。また、ヘッジトリマの電
源コードに延長コードを接続して作業が行われるが、こ
のとき延長コードが不用意に抜け外れることがないよう
に、ヘッジトリマには延長コードを拘束いわゆるロック
可能な固定のコードロック部が設定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヘッジトリマを使用す
る作業者は、周知のように、ヘッジトリマを持って様々
な姿勢をとりながら作業を行なう。この際、従来のヘッ
ジトリマでは、固定のコードロック部によって延長コー
ドがロックされていたため、その延長コードが作業者や
生垣等の周辺の物に引っ掛かり、作業の邪魔になりやす
いという問題があった。
【0004】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、コードが作業の邪魔にならないようにすることので
きる電動工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、特許請求の
範囲の欄に記載された構成を要旨とする電動工具により
解決することができる。すなわち、請求項1に記載され
た電動工具によると、電動工具本体につながるコードを
ロックしたコードロック部材がそのコードとともに移動
することができる。したがって、電動工具を使用する作
業者の姿勢に応じて、電動工具本体に対しコードがフレ
キシブルに移動することにより、コードが周辺の物に引
っ掛かるといった不具合が解消される。これによって、
コードが作業の邪魔にならなくなる。なお、コードロッ
ク部材によってロックされるコードには、電動工具が備
える電源コード、又は、電動工具のコードに接続される
延長コードをいう。また、コードロック部材の移動と
は、回動、傾動及びスライド並びにそれらの複合した移
動をいう。
【0006】また、請求項2に記載された電動工具によ
ると、コードロック部材の回動と傾動との複合した移動
が可能になるため、電動工具本体に対しコードを全方向
にフレキシブルに移動させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]本発明の実施の
形態1を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、
電動工具としてヘッジトリマを例示する。なお、ヘッジ
トリマの基本的構成は周知のものと同様であるから、そ
の詳細な説明については省略する。
【0008】ヘッジトリマを一部破断した左側面図で示
した図1において、ヘッジトリマ本体10のハウジング
11は、前半部(図1において右半部)のメイン収容部
12と、後半上部(図1において左半上部)のメインハ
ンドル部13、及び、後半下部(図1において左半下
部)の補助ハンドル部14を備えている。ハウジング1
1は、左右方向(図1において紙面表裏方向)に関しほ
ぼ半割り状に形成された左右一対をなすハウジング半体
の組み合わせによって構成されている。なお、メインハ
ンドル部13の後端部は、補助ハンドル部14の後端部
に向かって湾曲している。
【0009】前記ハウジング11のメイン収容部12の
下端部には、アッパーステー15A及びロアステー15
Bが支持されている。アッパーステー15A及びロアス
テー15Bは、メイン収容部12より前方(図1におい
て右方)に向かって平行状に突出されている。アッパー
ステー15Aとロアステー15Bとの間には、上下2枚
の剪断刃16A,16Bが前後方向(図1において左右
方向)に関し往復運動可能に支持されている。両剪断刃
16A,16Bには、メイン収容部12に内蔵されたモ
ータ(図示省略)の駆動により、駆動機構(図示省略)
等を介して相反方向への往復運動すなわち剪断動作が付
与される。
【0010】前記ハウジング11のメインハンドル部1
3の下側部には、メインスイッチレバー18Aが設けら
れている。前記ハウジング11のメイン収容部12の前
側部(図1において右側部)には、フロントハンドル1
7が取付けられている。フロントハンドル17の後側
(図1において左側)には、フロントスイッチレバー1
8Bが設けられている。メインスイッチレバー18Aと
フロントスイッチレバー18Bの双方をともに操作した
時にのみ、前にも述べたように、前記メイン収容部12
に内蔵のモータ(図示省略)が駆動されることによっ
て、両剪断刃16A,16Bに剪断動作が付与される。
【0011】前記ハウジング11のメイン収容部12の
前側部(図1において右側部)には、セーフティガード
19が取付けられている。セーフティガード19は、ヘ
ッジトリマによる樹木等の刈込み時等において両剪断刃
16A,16Bで剪断された樹木等の破片が作業者に向
かって飛散することを防止し、その破片から作業者を防
護するガード部材である。
【0012】図2に図1の要部拡大図が示されているよ
うに、前記メインハンドル部13の後側壁(図1におい
て左側壁)13aには、電源コード20の端末部20a
がハウジング11の前記両ハウジング半体の組み合わせ
によって挟み込まれている。電源コード20は、周知の
とおり、前記モータ(図示省略)に対し電気的に接続さ
れている。
【0013】そして、上記したヘッジトリマ本体10
(図1参照)において、剪断刃16A,16Bから離れ
た部位すなわちハウジング11のメインハンドル部13
の後端部(図1において左端部)には、次に詳述するコ
ードロック部材30が設けられている。コードロック部
材30は、図3に斜視図、図4に正面図、図5に底面
図、図6に図4のVI−VI線断面図で示されている。
図3〜図6において、コードロック部材30は、ロック
板部31とボール部33とフック部34とを有してい
る。
【0014】前記ロック板部31は、ほぼ三角形板状を
なしている。ロック板部31の後部(図6において左
部)には、ほぼ四角形状のロック孔32が形成されてい
る。また、前記ボール部33は、ロック板部31の前端
部(図6において右端部)の上面に突出されており、ほ
ぼ球形をなしている。また、前記フック部34は、前記
ロック板部31の中央部下面に突出されており、ほぼ逆
L字状をなしかつその先端部34aが前方(図6におい
て右方)に向けられている。
【0015】一方、図2に示すように、ハウジング11
のメインハンドル部13の後端部(図2において左端
部)の底壁13bには、球形溝13cが形成されてい
る。その球形溝13cは、ハウジング11の両ハウジン
グ半体に対してほぼ半割り状に形成されており、両ハウ
ジング半体の組み合わせによって完成する。
【0016】前記ハウジング11の球形溝13cに対
し、前記コードロック部材30のボール部33が全方向
に回転可能に嵌合されている。これにより、球形溝13
cとボール部33とによって構成されるボールジョイン
ト35を介して、ヘッジトリマ本体10にコードロック
部材30が移動可能に連結されている。すなわち、ヘッ
ジトリマ本体10(図1参照)に対しコードロック部材
30は、図5に矢印Aで示す方向に回動可能に、かつ、
図2、図4及び図6に矢印Bで示す方向に傾動可能にな
っている。なお、ヘッジトリマ本体10の底壁13b
(図2参照)に対するコードロック部材30のロック板
部31の当接によって、コードロック部材30の傾動角
度が所定量に制限される。
【0017】ところで、前記ヘッジトリマ本体10(図
1参照)の電源コード20は、その他端部に図3に示さ
れる差込みプラグ21を有している。図3に示すよう
に、差込みプラグ21には、延長コード40のコンセン
ト41が接続される。この延長コード40は、前記ヘッ
ジトリマ本体10(図1参照)に連結された前記コード
ロック部材30によってロックされる。
【0018】すなわち、図3に示すように、前記延長コ
ード40にループ40aを形成した後、そのループ40
aを図3に二点鎖線40aで示すようにコードロック部
材30のロック孔32を通してフック部34に引っ掛け
る。このようにして、延長コード40がコードロック部
材30に引き抜けないように拘束すなわちロックされ
る。なお、ヘッジトリマ本体10の電源コード20の差
込みプラグ21と延長コード40のコンセント41との
接続は、前に述べたようにコードロック部材30に延長
コード40をロックする前だけに限らず、そのロックし
た後に行なってもよい。
【0019】上記したヘッジトリマによれば、ヘッジト
リマ本体10(図1参照)につながる延長コード40
(図3参照)をロックしたコードロック部材30がその
延長コード40とともに移動(図3における矢印A,B
参照)することができる。したがって、ヘッジトリマを
使用する作業者の姿勢に応じて、ヘッジトリマ本体10
に対し延長コード40がフレキシブルに移動することに
より、延長コード40が周辺の物、例えば作業者、生垣
等に引っ掛かるといった不具合が解消される。これによ
って、延長コード40が作業の邪魔にならない。
【0020】また、ヘッジトリマ本体10にコードロッ
ク部材30がボールジョイント35を介して連結されて
いる。これにより、コードロック部材30の回動(図3
における矢印A参照)と傾動(図3における矢印B参
照)との複合した移動が可能になるため、ヘッジトリマ
本体10に対し延長コード40を全方向にフレキシブル
に移動させることができる。
【0021】また、ヘッジトリマ本体10(図1参照)
において剪断刃16A,16Bから離れた部位にコード
ロック部材30を配置している。これにより、剪断刃1
6A,16Bに延長コード40が不用意に接触して損傷
を受けるといった不具合を防止することができる。
【0022】[実施の形態2]本発明の実施の形態2に
ついて図7を参照して説明する。実施の形態2は、実施
の形態1のコードロック部材30のボール部33(図3
参照)を変更したものであるからその変更部分について
詳述し、重複する説明は省略する。図7にコードロック
部材30の斜視図を示すように、本実施の形態は、実施
の形態1におけるボール部33(図3参照)を、左右方
向に延びる円柱状の支軸部36に変更したものである。
上記コードロック部材30の支軸部36を、ヘッジトリ
マ本体10(図1参照)に対し回動可能に支持すること
により、ヘッジトリマ本体10(図1参照)に対しコー
ドロック部材30を延長コード40とともにフレキシブ
ルに移動すなわち傾動(図7における矢印B参照)させ
ることができ、延長コード40が邪魔にならずに作業を
行なうことができる。なお、支軸部36の延びる方向は
適宜変更することができる。
【0023】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、本発明は、ヘッジトリマに限ら
ず、電動式のドリル、草刈機等の電動工具にも適用する
ことが可能である。また、ヘッジトリマ本体10に対し
コードロック部材30をスライド可能に設けたり、スラ
イド可能を含む回動及び/又は傾動の複合した移動を可
能に設けたりすることも考えられる。また、コードロッ
ク部材30には、延長コード40に代え、ヘッジトリマ
本体10の電源コード20をロックしてもよい。また、
コードロック部材30は、実施の形態で説明したよう
に、延長コード40をフック部34に引掛けることによ
りロックするものだけでなく、例えばクリップ手段やね
じ締め手段等によって延長コード40をロックするもの
に変更することが考えられる。
【0024】
【発明の効果】本発明の電動工具によれば、電動工具を
使用する作業者の姿勢に応じて、電動工具本体に対しコ
ードロック部材とともにコードがフレキシブルに移動す
るものであるから、コードが周辺の物に引っ掛かるとい
った不具合が解消されることによって、コードが邪魔に
ならずに作業が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係るヘッジトリマを一部破断し
て示す左側面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】コードロック部材の斜視図である。
【図4】コードロック部材の正面図である。
【図5】コードロック部材の底面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】実施の形態2に係るコードロック部材の斜視図
である。
【符号の説明】
10 ヘッジトリマ本体(電動工具本体) 30 コードロック部材 35 ボールジョイント 40 延長コード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動工具本体には、その電動工具本体に
    つながるコードをロック可能なコードロック部材が移動
    可能に設けられたことを特徴とする電動工具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電動工具であって、 前記電動工具本体に前記コードロック部材がボールジョ
    イントを介して連結されたことを特徴とする電動工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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