JP2018014953A - ロングヘッジトリマ - Google Patents

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【課題】バッテリパックを装着する構成のロングヘッジトリマにおいて作業者の作業負担を軽減する。【解決手段】バッテリパックを装着するためのバッテリ装着部6を後端部に備えると共に該バッテリ装着部6から前側に離れた位置にモータ4を備えた本体部1と、該本体部1から前方に延びる柄部2と、該柄部2の前側に設けられ、モータ4の回転を前後方向の往復運動に変換する変換機構31を備えたヘッド部8と、該ヘッド部8の変換機構31に取り付けられた刈刃5とを備えたロングヘッジトリマであって、柄部2と、本体部1のうちバッテリ装着部6を除いた部分は、平面視において、ヘッド部8よりも左右方向の寸法が小さい。【選択図】図2

Description

本発明は、高い位置の枝葉の刈り込み作業に適したロングヘッジトリマに関する。
バッテリパックを装着する構成の充電式のヘッジトリマは電源コードを備えた構成に比して機動力に優れている。また、下記特許文献1のような手元から刈刃までの寸法が長いロングタイプのヘッジトリマは、手が届かない高い位置の枝葉を剪定する作業に適している。
一方、この種のロングタイプのヘッジトリマは重量物であるうえに全長が長い。そのため、それを持って行う刈り込み作業は作業者の負担が大きい。しかしながら、下記特許文献1記載のヘッジトリマでは、最後部にモータが収容されると共にそのモータの下側にバッテリを備える構成であって、その最後部が局所的に非常に大型の形状となっているため、把持する部分や把持の仕方に制約が多く、例えば、両手でヘッジトリマを把持しつつ手元の部分を脇に挟んで固定しながら作業を行うというような使用態様は困難であった。
特開2011−239699号公報
それゆえに本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、バッテリパックを装着する構成のロングヘッジトリマにおいて作業者の作業負担を軽減することを課題とする。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係るロングヘッジトリマは、バッテリパックを装着するためのバッテリ装着部を後端部に備えると共に該バッテリ装着部から前側に離れた位置にモータを備えた本体部と、該本体部から前方に延びる柄部と、該柄部の前側に設けられ、モータの回転を前後方向の往復運動に変換する変換機構を備えたヘッド部と、該ヘッド部の変換機構に取り付けられた刈刃とを備えたロングヘッジトリマであって、柄部と、本体部のうちバッテリ装着部を除いた部分は、平面視において、ヘッド部よりも左右方向の寸法が小さいことを特徴とする。尚、手元側を後側とし、先側を前側とする。また、前後方向に対して平面視において直交する方向を左右方向とする。
該構成のロングヘッジトリマにあっては、手元部分である本体部の後端部にバッテリ装着部を備えており、その前側に離れた位置にモータが配置されている。そして、ヘッド部の左右方向の寸法よりも、柄部と本体部のうちバッテリ装着部を除いた部分の左右方向の寸法の方が小さい。柄部及び本体部のうちバッテリ装着部を除いた部分は、即ち、ヘッド部とバッテリ装着部の間に位置する部分であるが、この中間部分が平面視においてヘッド部に比して幅が小さく細い形状となっている。そのため、作業者の好みや作業状況に応じて、細い中間部分の任意の箇所を把持して刈り込み作業を行うことができる。また、中間部分が細いので、その後部、例えばバッテリ装着部の直ぐ前側の部分を脇に挟んでロングヘッジトリマをしっかりと固定して作業を行うことも容易にできる。
特に、本体部は本体ハウジングを備え、該本体ハウジングには、バッテリ装着部から前側に離れた位置に、前後方向の軸線回りの全周のうち少なくとも一部が外側に膨出したモータ収容部が形成され、該モータ収容部にモータが前後方向に沿って収容されていることが好ましい。該構成では、本体ハウジングに外側に膨出した形状のモータ収容部が形成されているので、そのモータ収容部とバッテリ装着部の間の部分を把持部として把持することができる。そして、その把持部の前後にはバッテリ装着部とモータ収容部が形成されているので、把持部を把持した手が前後に大きく位置ずれしにくく、しっかりと把持して作業を行うことができる。また、モータ収容部とバッテリ装着部の間の部分を脇に挟んで作業を行うこともでき、その際にも、前後にモータ収容部とバッテリ装着部が存在することによって、ロングヘッジトリマを脇にしっかりと固定することができる。
また、ヘッド部に補助グリップが設けられていることが好ましい。例えば一方の手で補助グリップを把持して作業を行うことができる。ヘッド部は、重量物である刈刃に最も近い位置にあり、しかも、ヘッド部には変換機構が設けられているためヘッド部自体も重い。従って、ヘッド部に設けられた補助グリップを把持することにより、刈り込み作業がより一層楽になる。
以上のように、バッテリ装着部とヘッド部との間の中間部分が細い形状となっているので、ロングヘッジトリマをしっかりと固定して刈り込み作業を行うことができ、従って、作業者の作業負担が軽減される。
本発明の一実施形態におけるロングヘッジトリマを右側面から見た正面図。 同ロングヘッジトリマの平面図。 同ロングヘッジトリマの底面図。 同ロングヘッジトリマの手元側の部分を縦方向に切断した断面図。 同ロングヘッジトリマの先側の部分を縦方向に切断した断面図。 同ロングヘッジトリマの手元側の部分を斜め下方から見た斜視図。 同ロングヘッジトリマの手元側の部分を右側面から見た正面図。 図7のA−A断面図。 図8に対応した断面図であって、(a)は通常時、(b)は手回し時を示す。 図7のB−B断面図であって、手回し時の状態を示す。 本発明の他の実施形態におけるロングヘッジトリマを右斜め後方から見た斜視図。 同ロングヘッジトリマの先側の部分を右側面から見た正面図。 同ロングヘッジトリマの先側の部分の平面図。 本発明の他の実施形態におけるロングヘッジトリマの先側の部分を右斜め後方から見た斜視図。 同ロングヘッジトリマの先側の部分を右側面から見た正面図。 同ロングヘッジトリマの先側の部分の平面図。 本発明の他の実施形態におけるロングヘッジトリマを右側面から見た正面図。 同ロングヘッジトリマの平面図。 同ロングヘッジトリマの底面図。
以下、本発明の一実施形態にかかるロングヘッジトリマについて図1乃至図10を参酌しつつ説明する。本実施形態におけるロングヘッジトリマは、モータ4を備えた本体部1と、該本体部1から前方に延びる柄部2と、該柄部2の前側に設けられ、モータ4の回転を前後方向の往復運動に変換する変換機構31を備えたヘッド部8と、該ヘッド部8の変換機構31に取り付けられた刈刃5とを備えている。本体部1、柄部2、ヘッド部8及び刈刃5は、図2のように平面視において一直線状となっており、また、本体部1と柄部2は、図1のように正面視において一直線状に並んでいて、刈刃5に対して平行且つ所定高さ上方に位置している。以下、詳細に説明する。尚、手元側を後側とし、先側を前側とする。また、前後方向に対して図2のような平面視において直交する方向を左右方向とする。前後方向に対して図1のような正面視において直交する方向を上下方向とする。
本実施形態におけるロングヘッジトリマは、充電式であって、図示しないバッテリパックを装着する構成となっている。そのため、バッテリパックを装着するためのバッテリ装着部6を本体部1の後端部に備えている。即ち、ロングヘッジトリマの後端部にバッテリパックが装着される。バッテリパックの装着方向は前後方向に対して直交する方向であってもよいが、本実施形態では、その直交する方向に対して所定角度傾斜している。また、バッテリ装着部6の取付面は、後方に向いていると共に斜め下方を向いている。従って、バッテリパックは、図4に矢印Pで取り付け方向を示しているように、斜め上方且つ後方から斜め下方且つ前方に向けてバッテリ装着部6にスライドさせて装着される。
尚、図1に二点鎖線でストラップ60を示しているが、バッテリ装着部6の下端部には、ストラップ60を取り付けるためのストラップ取付部6aが設けられている。このようにストラップ60を取り付けると、ロングヘッジトリマを収納しておく際に、ストラップ60によってロングヘッジトリマを例えば壁等に引っ掛けて吊り下げておくことができる。尚、ストラップ取付部6aの位置はバッテリ装着部6の下端部には限られず、その他の箇所であってもよく、例えばバッテリ装着部6の上端部であってもよい。
本体部1は、本体ハウジング10を備えており、該本体ハウジング10にモータ4が収容されている。本体ハウジング10は左右二つ割の構成である。尚、バッテリ装着部6も本体ハウジング10に設けられている。本体ハウジング10は、最後部のバッテリ装着部6を除いて全体として筒状となっている。モータ4は、本体ハウジング10の前部に収容されており、バッテリ装着部6とモータ4との間には、作動スイッチ11が配置されている。該作動スイッチ11は本体ハウジング10の上面に設けられており、ON状態とするとモータ4が作動し、OFF状態とするとモータ4が停止する。
本体ハウジング10の前部にはモータ4を収容するためのモータ収容部が設けられている。具体的には、モータ4は、前後方向に沿って配置されており、モータ4の中心線は本体ハウジング10の中心線や柄部2の中心線と平行であるが、それらに対して下方にオフセットされている。該モータ4の下方へのオフセット配置に対応して、本体ハウジング10の前部の下部には、下方に膨出した膨出部12が形成されており、該膨出部12がモータ収容部を構成している。膨出部12は断面視半円の筒状であって、その膨出部12の後端面である後壁面部12aはモータ4の中心線に対して直交している。尚、膨出部12の下端部は、バッテリ装着部6の下端部よりも若干上側に位置する。また、膨出部12の下端部は、ヘッド部8の下端部と略同じ高さとなっている。バッテリ装着部6の下端部は、ロングヘッジトリマにおいて最も下方に位置する部分となっている。
モータ4の後側には、モータ4が停止した際にそのモータ4を手動で回転させるための手回し機構が設けられている。モータ4の主軸7の後端部には、外周面の全周のうち180度対向した二箇所がDカットされた断面視非円形状の係合雄部13aを有する係合部材13が装着されている。該係合部材13の係合雄部13aはモータ4の主軸7と同軸上にあって後側に向けて突出している。膨出部12の後壁面部12aには、手回し用の摘み14が配置されており、該手回し用の摘み14は前後方向の軸線回りに回転する構成であって、モータ4と同軸上に位置している。該手回し用の摘み14の前端面には、係合雄部13aが前後方向に係入可能な係合雌部14aが凹設されている。即ち、係合雌部14aの孔の断面形状は、係合雄部13aの形状に対応した形状となっている。また、膨出部12の後壁面部12aには手回し用の摘み14を後側に付勢するための付勢手段としてのコイルバネ15が内装されている。図9(a)のようにコイルバネ15によって手回し用の摘み14は常時は係合部材13から後方に離間した状態にあって、手回し用の摘み14の係合雌部14aは係合部材13の係合雄部13aから後方に離間していて互いに係合していない状態にある。従って、その状態で手回し用の摘み14を回転操作すると、手回し用の摘み14のみが空転してモータ4を手動で回転させることはできない。一方、モータ4が停止している状態において、図9(b)のように手回し用の摘み14をコイルバネ15の付勢力に抗して前側に押して係合部材13の係合雄部13aに手回し用の摘み14の係合雌部14aを係合させると、手回し用の摘み14を回転させることによってモータ4の主軸7を回転させることができる。手回し用の摘み14から手を離すと、図9(a)のように手回し用の摘み14はコイルバネ15に押されて自動的に係合部材13から後方に離間して元の状態に戻る。本実施形態において、手回し用の摘み14、コイルバネ15、及び、係合部材13が手回し機構を構成している。
本体ハウジング10の下部であって膨出部12の後側の位置には、局所的に上方に向けて凹んだ窪み部16が形成されており、該窪み部16の前側の壁面は膨出部12の後壁面部12aとなっている。窪み部16の後側の壁面16aは垂直面ではなく後側に向けて傾斜した傾斜面となっている。本体ハウジング10の上面は高さ一定であって中心線と平行であり、従って、窪み部16において本体ハウジング10の上下方向の寸法は局所的に小さくなっている。また、窪み部16の左右側縁部には、ガード壁17がそれぞれ形成されている。該ガード壁17は、前後方向に沿った面であって、左右一対のガード壁17は互いに平行であって対峙している。ガード壁17は、窪み部16の側方のうち上部を覆うように形成されており、その下端縁は前側ほど下側に向かうように傾斜している。
モータ4の前側には減速機構20が設けられている。該減速機構20は、膨出部12の前部からその上側の部分にかけて収容されている。減速機構20にプロペラシャフト21の後端部が接続されている。該プロペラシャフト21は、モータ4の駆動力を刈刃5に伝達するための駆動伝達部材であり、モータ4の回転は減速機構20によって減速された後、プロペラシャフト21に伝達され、プロペラシャフト21を前後方向の軸線回りに回転させる。膨出部12の前側には筒状の接続部18が形成されており、該接続部18で本体ハウジング10は柄部2と接続されている。
図2に示すように、本体部1においては、最後部のバッテリ装着部6の左右方向の寸法W1が最も大きい。本体部1においてバッテリ装着部6を除くそれよりも前側の部分では左右方向の寸法は略一定であるが、膨出部12において左右方向の寸法W2が他の部分に比して僅かに大きくなっている。従って、本体部1のうちバッテリ装着部6を除いた部分における左右方向の寸法は、膨出部12において最大となっている。
柄部2は、平面視において本体部1の前側に本体部1に対して一直線状に直列配置されている。柄部2は、前後方向の軸線を有する直管であるパイプ22を有しており、該パイプ22をプロペラシャフト21が挿通している。パイプ22は、合成樹脂製や金属製としてよい。パイプ22の後端部は本体ハウジング10の接続部18に挿入されて固定されている。パイプ22の外周面には筒状のグリップ23が装着されている。該グリップ23は例えば発泡EVAから構成される。柄部2は円筒状であるため、柄部2の左右方向の寸法は即ち外径となる。柄部2においてはグリップ23が略全長に亘って設けられているが、そのグリップ23の外径が柄部2の左右方向の寸法となる。柄部2のグリップ23の左右方向の寸法W3は、本体部1の膨出部12における左右方向の寸法W2に対して若干小さい。
柄部2の前側にはヘッド部8が設けられている。該ヘッド部8も平面視においては柄部2や本体部1と一直線状の配置態様にある。ヘッド部8は、ヘッドハウジング30を有しており、該ヘッドハウジング30にはモータ4の回転を前後方向の往復運動に変換する変換機構31が収容されている。尚、ヘッドハウジング30も本体ハウジング10と同様に左右二つ割の構成である。ヘッドハウジング30は、ヘッド部8の主要部分であるヘッド主部34と、該ヘッド主部34の後側に位置する接続部32とを備えている。接続部32は筒状とされていて、その接続部32に柄部2のパイプ22の前端部が挿入されて固定されている。ヘッド主部34は、接続部32よりも左右方向の寸法が大きく、ヘッド部8における左右方向の寸法W4はヘッド主部34において最大となっており、従って、ヘッド部8の左右方向の寸法W4は即ちヘッド主部34における左右方向の寸法W4となる。かかるヘッド主部34に変換機構31が収容されている。柄部2のパイプ22を挿通しているプロペラシャフト21の前端部は接続部32を通ってヘッド主部34に到達してそこで変換機構31に接続されている。尚、ヘッド主部34の上面は前側に向けて徐々に下降している。変換機構31の下端部に刈刃5の基端部が交換可能に取り付けられている。尚、刈刃5は、図3及び図5に示すようにネジ33によって取り付け、取り外しが可能である。このようにヘッド部8の下部が、刈刃5を取り付けるための刃取付部を構成している。モータ4の回転はプロペラシャフト21を介して変換機構31に伝達され、変換機構31で前後方向の往復運動に変換されて刈刃5に伝達され、その結果、刈刃5が前後方向に往復動することになる。尚、ヘッド部8とバッテリ装着部6の間に位置する部分を中間部分9と称する。該中間部分9は、即ち、柄部2と、本体部1のうちバッテリ装着部6を除いた部分とからなる。
刈刃5は、相対的に往復動可能に設けられた上下二枚の刃である上刃と下刃から構成されている。具体的には、刈刃5は、固定刃と可動刃とから構成されて可動刃を固定刃に対して前後に往復運動させる構成とされたり、あるいは、二枚の可動刃から構成されて各可動刃を前後方向に互いに反対方向に往復運動させる構成とされたりする。
以上のように構成されたロングヘッジトリマにあっては、本体部1の前側に長尺状の柄部2が設けられていてその柄部2の前側に位置するヘッド部8から刈刃5が更に前方に延びている構成であるので、高い位置の枝葉であっても容易に刈り込むことができる。刈り込み作業においては、例えば本体部1や柄部2を把持することができる。
そして、中間部分9が平面視においてヘッド部8に比して左右方向の寸法が小さくなっていて細い形状となっている。そのため、作業者の好みや作業状況に応じて、中間部分9の任意の箇所を把持して刈り込み作業を行うことができる。また、中間部分9が細いので、その後部、例えばバッテリ装着部6の直ぐ前側の部分、即ち、バッテリ装着部6と膨出部12の間に位置する部分を脇に挟んでロングヘッジトリマをしっかりと固定して作業を行うことも容易にでき、作業者の作業負担が軽減される。
また、バッテリ装着部6と膨出部12との間の部分を把持する場合において、その前後には出っぱり部分であるバッテリ装着部6と膨出部12が形成されているので、バッテリ装着部6と膨出部12との間の部分をしっかりと把持することができる。また、バッテリ装着部6と膨出部12との間の部分を脇に挟んで固定することもでき、その場合も前後にバッテリ装着部6と膨出部12が存在していることによって脇にしっかりと固定することができる。
尚、刈り込み作業中に太い枝に刈刃5が噛み込んでモータ4への負荷が過度に大きくなると、モータ4を制御する制御部がそれを検知して自動的にモータ4を停止させる。モータ4が停止することで刈刃5も停止し、枝に刈刃5が噛み込んだままの状態となる。このようにモータ4が停止した状態には手回し機構を用いる。即ち、手回し用の摘み14を前側に押してスライドさせて、手回し用の摘み14の係合雌部14aに係合部材13の係合雄部13aを係合させる。尚、手回し用の摘み14の係合雌部14aと係合部材13の係合雄部13aとの周方向の位相がずれている場合には、手回し用の摘み14を前側に押しても直ちには係合しないが、その場合には、係合するまで手回し用の摘み14を前側に押しつつ回転(空転)させる。そして、手回し用の摘み14の係合雌部14aが係合部材13の係合雄部13aに係合した状態で手回し用の摘み14を回転させることで、モータ4を手動で回転させることができ、減速機構20、プロペラシャフト21及び変換機構31を介して刈刃5を前後に動かすことができる。従って、枝に噛み込んだ刈刃5を枝から解放させることができる。枝への噛み込みが解消された後は、再び刈り込み作業を再開することができる。
尚、ヘッド部8に補助グリップ40を設けてもよい。例えば、図11〜図13のように、ヘッド部8の上面に前後方向に沿って棒状の補助グリップ40を設けてもよい。該補助グリップ40は、ヘッドハウジング30とは別体の構成であって、ヘッドハウジング30に取り付け固定されている。補助グリップ40の前端部はヘッドハウジング30の前端部の上面に取り付けられ、補助グリップ40の後端部はヘッドハウジング30の後端部の上面に取り付けられている。そして、補助グリップ40は、前後一対の柱部41と、両柱部41の上端部同士を前後に連結する梁部42とから、左右側方から見てコの字状に形成されており、前後一対の柱部41の下端部がそれぞれヘッドハウジング30の前端部と後端部に取り付けられている。柱部41は上下方向に延びていて、梁部42は水平方向に延びている。尚、補助グリップ40の前側にはガード50を設けることが好ましい。
また、図14〜図16のように、補助グリップ40をヘッドハウジング30に一体的に形成した構成としてもよい。該補助グリップ40は、詳細には、ヘッドハウジング30の上部に前方に向けて平面視湾曲状に突出するように形成されている。補助グリップ40は、ヘッドハウジング30のうちヘッド主部34に形成されており、ヘッド主部34の上部であってその右側面から前面を介して左側面まで水平方向外側に鍔状に膨出形成されている。尚、ヘッド主部34の上面は前側に向けて徐々に上昇している。この構成では、例えば、ヘッド主部34の上面に手の平を当てながら鍔状の補助グリップ40に指を引っ掛けるようにして把持することができる。
このようにヘッド部8に別体構成あるいは一体構成の補助グリップ40を設けることにより、重量物である刈刃5に最も近い位置を把持することができる。従って、刈り込み作業が容易になる。
尚、本体部1は正面視において前後方向に直線状且つ水平に延びた形状でなくてもよく、例えば、図17〜図19に示すように、本体部1の後部を下方に湾曲させてもよい。
また、モータ収容部である膨出部12は下方に向けて膨出されたものであったが、モータ収容部は全周に亘って径方向外側に膨出形成されていてもよく、従って、モータ4はプロペラシャフト21と同軸であってもよい。モータ収容部は、前後方向の軸線回りの全周のうち少なくとも一部が外側に膨出したものであればよい。
1 本体部
2 柄部
4 モータ
5 刈刃
6 バッテリ装着部
6a ストラップ取付部
7 主軸
8 ヘッド部
9 中間部分
10 本体ハウジング
11 作動スイッチ
12 膨出部(モータ収容部)
12a 後壁面部
13 係合部材
13a 係合雄部
14 手回し用の摘み
14a 係合雌部
15 コイルバネ
16 窪み部
16a 窪み部の後側の壁面
17 ガード壁
18 接続部
20 減速機構
21 プロペラシャフト
22 パイプ
23 グリップ
30 ヘッドハウジング
31 変換機構
32 接続部
33 ネジ
34 ヘッド主部
40 補助グリップ
41 柱部
42 梁部
50 ガード
60 ストラップ

Claims (3)

  1. バッテリパックを装着するためのバッテリ装着部を後端部に備えると共に該バッテリ装着部から前側に離れた位置にモータを備えた本体部と、該本体部から前方に延びる柄部と、該柄部の前側に設けられ、モータの回転を前後方向の往復運動に変換する変換機構を備えたヘッド部と、該ヘッド部の変換機構に取り付けられた刈刃とを備えたロングヘッジトリマであって、
    柄部と、本体部のうちバッテリ装着部を除いた部分は、平面視において、ヘッド部よりも左右方向の寸法が小さいことを特徴とするロングヘッジトリマ。
  2. 本体部は本体ハウジングを備え、該本体ハウジングには、バッテリ装着部から前側に離れた位置に、前後方向の軸線回りの全周のうち少なくとも一部が外側に膨出したモータ収容部が形成され、該モータ収容部にモータが前後方向に沿って収容されている請求項1記載のロングヘッジトリマ。
  3. ヘッド部に補助グリップが設けられている請求項1又は2記載のロングヘッジトリマ。
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