JP2005172605A - 内圧検査方法および内圧検査装置並びに缶収納用カートン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ボトル缶の口金部側の内部に空間が形成されるように、キャップ付ボトル缶25を正立姿勢にした状態で、内容物をボトル缶の胴部と肩部との連結部の配設位置に至るまで充填し、このキャップ付ボトル缶25をカートンケース23内に複数正立姿勢となるように梱包し、このカートンケース23の外側から電磁誘導作用によって、キャップ天面部を強制励振させ、この際のキャップ天面部からの反響音に基づいてキャップ付ボトル缶25の内圧を検査する。
【選択図】 図1
Description
この問題を解決するための手段として、前記打検をする際に予め、カートンケース31の上蓋を持ち上げ、前記めり込み状態を解除することにより、缶底部30aとカートンケース31の内表面とを非接触状態にしておき、その後、前記打検を行う方法が知られている(例えば下記特許文献2および3参照)。
請求項1に係る発明は、大径の胴部と、該胴部の缶軸方向上端に、径方向外方へ凸とされた凸曲面状の連結部を介して連設されるとともに、缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部と、該肩部の缶軸方向上端部に連設されるとともに、缶軸方向上方へ延在した口金部とを有し、かつ該口金部に雄ねじ部が形成されたボトル缶に、内容物を充填した状態で、平坦面とされた天面部と該天面部の外周縁部から略垂下してなる側面部とを有するキャップを、前記ボトル缶の雄ねじ部に螺着した構成のキャップ付ボトル缶の内圧を検査する内圧検査方法であって、前記ボトル缶の前記口金部側の内部に空間が形成されるように、前記キャップ付ボトル缶を正立姿勢にした状態で、前記内容物を前記ボトル缶の連結部より缶軸方向上方位置に至るまで充填し、該キャップ付ボトル缶を、カートンケース内に前記正立姿勢となるように複数梱包し、該カートンケースの外側から電磁誘導作用によって前記キャップ天面部を強制励振させ、この際の前記キャップ天面部からの反響音に基づいてキャップ付ボトル缶の内圧を検査することを特徴とする。
すなわち、キャップ付ボトル缶のうち、前記当接部分は、この構造上、ボトル缶の胴部全体、場合によっては、この胴部に加えて前記連結部の缶軸方向下部になるが、連結部より缶軸方向上方位置に至るまで内容物が充填されていると、キャップ天面部を強制励振させたときの振動が、ボトル缶の口金部を介して肩部に伝播し、さらに、この肩部のうち充填された内容物の上面に位置する部分に到達したときに、この内容物によって振動振幅が減衰されることになる。したがって、前記強制励振させたときに発生した振動を、このキャップが螺着されたボトル缶を介して隣接するボトル缶に伝播することを抑制することができ、前記強制励振させたときに得られる反響音を、このキャップ天面部からのものに略限定することできる。
以上により、キャップ付ボトル缶の内圧を高精度に検査することが可能になる。
なお、前記特許文献2および3に開示されている発明は、前記強制励振させる際に予め、ケースの上蓋部とキャップ天面部とを引離しておく方法および装置であるので、本発明に係る内圧検査方法および内圧検査装置の前記作用効果を有することはできない。すなわち、キャップ天面部を強制励振させたときの反響音に基づいて内圧を検査する方法では、前記強制励振させる際に予め、ケースの上蓋部とキャップ天面部とを引離しておいても、キャップ天面部は、平坦面とされるとともに、キャップ付ボトル缶において缶軸方向上方に最も高い位置に位置しているので、容易にケースとキャップ天面部とが接触することになる。したがって、前記作用効果を具備させるためには、本発明のように、前記強制励振させる際に、ケースの上蓋部をキャップ天面部から引離す必要がある。
図1は本発明に係る内圧検査装置の第1実施形態を示す概略構成図である。
この内圧検査装置(以下、単に「検査装置」という)1は、搬入路(搬送手段)2と、内圧検査手段3と、排斥部4と、搬出路5と、排出路6と、制御手段7と、引離し手段8とを備える概略構成とされている。
キャップ付ボトル缶25は、図2に示すように、ボトル缶26とキャップ27とを備える概略構成とされ、これら26,27は、アルミニウム,アルミニウム合金,またはスチールにより形成されている。
なお、ボトル缶26は、前記金属からなる板状体に、絞り加工,しごき加工を施して有底筒状体を形成した後に、この有底筒状体の開口部にネックイン加工,ねじ切加工,およびカール部形成加工などを施して形成される。
そして、キャップ27は、ボトル缶口金部26dの雄ねじ部26eに、このキャップ27のライナー27cがボトル缶口金部26dのカール部26fの上端部と密接した状態で螺着されている。
図8にカートンケース23の展開図、すなわち缶収納用カートン40を示す。
この図において、缶収納用カートン40は、上蓋41と、上蓋41と連設される第1の側面部42と、第1の側面部42と連設される底蓋43と、底蓋43と連設される第2の側面部44と、第2の側面部44と連設される折り返し部45とを備えるとともに、折り返し部45を除く各部41〜44と各別に連設される端面部46を備える概略構成とされている。これら各部41〜46は、折曲線47を介して前述のように連設された構成となっている。
このように構成された缶収納用カートン40は、底蓋43にキャップ付ボトル缶25を載置した状態で、折り返し部45が上蓋41の内側に位置するように、上蓋41、第1の側面部42、第2の側面部44、折り返し部45、および端面部46をそれぞれ、折曲線47を角部として折曲げ、折り返し部45と上蓋41とを接着することにより、カートンケース23が形成される構成となっている。
ここで、本実施形態では、図4および図8に示すように、キャップ天面部27aと対向する折り返し部45の表面のうち、キャップ天面部27aを覆う部分に、平面視半円状の切欠き部45aが形成されている。この切欠き部45aにより、図4に示すように、カートンケース上蓋部23aとキャップ天面部27aとの非接触状態を容易に実現できるようになっている。
この内圧検査手段3は、図4に示すように、キャップ天面部27aの径方向中央部を強制励振させる加振部11、およびこの加振部11によるキャップ天面部27aからの反響音を捉えるマイクロフォン12を備える打検器13を備えている。そして、打検器13は、搬送方向に対して交差する方向に連続して4個配設されており、図1において、紙面の上側から下側に向って順次、搬送方向上流側から下流側へ位置をずらして配設されている。すなわち、打検器13の連設方向と、搬送方向に直交する方向とは所定の角度を有しており、この角度は、マイクロフォン12が、隣に位置する缶25のキャップ天面部27aからの反響音を拾わないような時間間隔となるように、例えばカートンケース23の搬送速度や、キャップ27の材質や大きさ等により決定される。
また、合否判定部7bは、演算部7aにより算出された内圧値と、予め設定された適正内圧値とを比較し、算出された内圧値が適正内圧値の範囲内にない場合に不合格と判定し、この範囲内にある場合に合格と判定するようになっている。
具体的には、引離し手段8は、図示しないバキューム供給手段にそれぞれ連通した8個のバキュームパッド8aを備えており、これらのバキュームパッド8aは、図1に示すように、各打検器13の配設位置を基準にして、搬送方向前側および後側にそれぞれ配設されている。また、打検器13とバキュームパッド8aとの搬送方法における距離、および外径等の寸法は、カートンケース23内に収納されたキャップ付ボトル缶25のうち、搬送方向最先端部、および最後端部に収納されたキャップ付ボトル缶25を含めてこのケース23内の全てのキャップ付ボトル缶25の内圧を検査するに際して、キャップ天面部27aとケース上蓋23aの内表面との非接触状態を実現できるような大きさに設定されている。すなわち、カートンケース23内の搬送方向最先端部、および最後端部に位置するキャップ付ボトル缶25についても、打検器13を基準にして搬送方向前側および後側にそれぞれ配設されたバキュームパッド8aの双方により、ケース上蓋部23aの外表面を吸引できるようになっている。
なお、各打検器13およびバキュームパッド8aは、搬送されるカートンケース23内の全てのキャップ付ボトル缶25の缶軸方向直上方に位置するように配設されるとともに、搬送方向に交差する方向に隣合う各バキュームパッド8aの外周面同士は、所定の間隙を有して配設されている。
まず、搬入路2によりカートンケース23を搬送し、このカートンケース23を搬入路2に沿って配設された内圧検査手段3の配設位置に至らせる。この際、カートンケース23内に収容されたキャップ付ボトル缶25全てが、図2に示すように、これらのキャップ付ボトル缶25の口金部26d側の内部に空間25aが形成されるように正立姿勢となっている。
この際既に、バキュームパッド8aにバキュームエアを供給しておくことにより、ケース上蓋部23aに到達したバキュームパッド8aは、ケース上蓋部23aとの間が負圧になることによって、ケース上蓋部23aごと搬送路2の表面から離間する方向へ移動することになる。これにより、ケース上蓋部23aの内表面とキャップ付ボトル缶25のキャップ天面部27aとの非接触状態が実現されることになる。
ここで、カートンケース23を前記非接触状態を維持しながら搬送する際、バキュームパッド8aは定位置に固定されたままであり、カートンケース23は、これらのパッド8aの前記下端面をこのケース上蓋部23aの外表面が滑りながら搬送される。
カートンケース23に収容された全てのキャップ付ボトル缶25の内圧値が適正範囲内にあると判定した場合には、排斥部4の排斥駆動部を駆動させず、このカートンケース23を搬出路5に至らせ、次工程に搬出する。
すなわち、キャップ付ボトル缶25のうち、前記当接部分は、この構造上、ボトル缶26の胴部26a全体、場合によっては、この胴部26aに加えて連結部26bの缶軸方向下部になるが、本実施形態では、肩部26cの缶軸方向上部に至るまで内容物が充填されている。したがって、キャップ天面部27aを強制励振させたときの振動が、ボトル缶口金部26dを介して肩部26cに伝播し、さらに、この肩部26cのうち充填された内容物の液面が位置する部分に到達したときに、この内容物によって振動振幅が減衰されることになる。これにより、前記強制励振させたときに発生した振動を、このキャップ27が螺着されたボトル缶26を介して隣接するボトル缶26に伝播することを抑制することができ、前記強制励振させたときに得られる反響音を、このキャップ天面部27aからのものに略限定することできる。
以上により、キャップ付ボトル缶25の内圧を高精度に検査することが可能になる。
さらに、折曲げ部45のうち、キャップ天面部27aを覆う部分に、切欠き部45aが形成されているので、装置1が引離し手段8を備えていることと相俟って、カートンケース23内の全てのキャップ付ボトル缶25のキャップ天面部27aと、カートンケース上蓋部23aとの非接触状態を確実に実現することが可能になり、内圧検査を高精度に行うことができる。
この引離し手段8は、図5に示すように、搬送方向における打検器13の配設位置と略同一位置に、搬送路2の、搬送方向に交差する方向の両端部に配設されており、打検器13の配設位置を基準に搬送方向上流側から下流側にかけた所定長さ領域にわたって配設された一対のエア供給部9と、このエア供給部9に連通しこの供給部9にエアを供給する図示しないエア供給源とを備えた概略構成とされている。
なお、一対のエア供給部9の前記表面同士の距離は、カートンケース23の幅(搬送方向に沿った方向における搬送方向と略直交する方向の大きさ)より、若干小さくされている。
まず、前記実施形態と同様にして、搬入路2によりカートンケース23を搬送し、このカートンケース23の搬送方向最先端部がエア供給部9の配設位置に到達すると、このカートンケース23の前記最先端部の端面が、テーパ形状とされたエア供給部9の搬送方向後方端部と衝突し、さらにカートンケース23が搬送され続けることにより、このカートンケース23の端面がエア供給部9の前記テーパ形状に沿うことによって、前記他方のエア供給部9は、弾性部材9aが徐々に縮小変形するに伴い、搬送路2から離間する方向に移動することになる。そして、カートンケース23内のキャップ付ボトル缶25のうち、搬送方向最前列に6個配置された缶25が、打検器13の配設位置に到達すると、図6に示すように、カートンケース23の端面は全長にわたって、弾性部材9aにより搬送路2に向って付勢された他方のエア供給部9と、搬送路2に固定された状態で配設された一方のエア供給部9とによって狭持されることになる。この際、エア供給部9に形成されたエア供給孔とカートンケース23の間隙23bとが連通状態となるとともに、カートンケース23の内部が前記エア供給孔を除く外部に対して密封された状態となる。
そして、この非接触状態を維持しつつ、すなわちカートンケース23の端面をエア供給部9の前記表面により狭持し、かつ前記エア供給孔からエアを噴射した状態で、このカートンケース23を搬送させ、キャップ天面部27aが打検器13と対向する度に、前記実施形態と同様にして、打検器13によりキャップ天面部27aを強制励振させることによって缶内圧を検査する。これにより、カートンケース23内のキャップ付ボトル缶25全てについて、搬送状態で缶内圧を検査し、この内圧値が一本でも適正範囲外にある場合には、排斥部4の前記排斥駆動部を駆動し、このカートンケース23を排出路6を介して排出し、また、全てのキャップ付ボトル缶25の内圧値が適正であった場合には、排斥部4の前記排斥駆動部を駆動せず、搬出路5に至らせ次工程へ搬出する。
例えば、測定対象のキャップ付ボトル缶25として、キャップ27とボトル缶26とからなる2ピース構造を示したが、これに限らず、底蓋を巻締めた3ピース構造のキャップ付ボトル缶にも適用可能である。
さらに、測定対象の缶の本数および打検器13の個数は前記実施形態に限らない。
さらにまた、前記各実施形態では、電磁誘導作用によってキャップ付ボトル缶25を強制励振させ、この際の缶25からの反響音を捉えて算出されたピーク周波数と、予め設定された缶内圧値とピーク周波数との相関とに基づいて、缶内圧値を算出し、この値から缶の内圧を検査する方法を示したが、これに限らず、キャップ付ボトル缶25を強制励振させることによって得られた反響音に基づいて缶内圧を検査する方法であれば本発明を適用することは可能である。例えば、前記反響音からピーク周波数を算出するのではなく、周波数に対するデジット値の面積値を算出し、この面積値に基づいて缶内圧を検査してもよく、また、缶内圧値を算出しないで、ピーク周波数若しくは前記面積値から直接、缶内圧が適正か否かを判定し検査してもよい。
さらに、前記実施形態では、缶収納用カートン40により、キャップ付ボトル缶25を梱包し、強制励振部としてのキャップ天面部27aを強制励振させたが、このカートン40の場合、キャップ付ボトル缶25に限らず、筒状体の両開口部に底蓋若しくは缶蓋を各別に巻締めた、いわゆる3ピース缶や、有底筒状体の開口部に缶蓋を巻締めた、いわゆる2ピース缶にも適用可能であり、さらに、キャップ付ボトル缶25、2ピース缶、若しくは3ピース缶の底部を強制励振させることにより内圧を検査する場合にも適用可能である。
2 搬入部(搬送手段)
8 引離し手段
11 加振部
12 マイクロフォン
13 打検器
23 カートンケース
23a カートンケース上蓋部
25 キャップ付ボトル缶
25a 空間
26 ボトル缶
26a 胴部
26b 連結部
26c 肩部
26d 口金部
26e 雄ねじ部
27 キャップ
27a 天面部(強制励振部)
27b 側面部
27c ライナー
40 缶収納用カートン
41 上蓋
42 第1の側面部
43 底蓋
44 第2の側面部
45 折り返し部
45a 切欠き部
46 端面部
47 折曲線
Claims (6)
- 大径の胴部と、該胴部の缶軸方向上端に、径方向外方へ凸とされた凸曲面状の連結部を介して連設されるとともに、缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部と、該肩部の缶軸方向上端部に連設されるとともに、缶軸方向上方へ延在した口金部とを有し、かつ該口金部に雄ねじ部が形成されたボトル缶に、内容物を充填した状態で、平坦面とされた天面部と該天面部の外周縁部から略垂下してなる側面部とを有するキャップを、前記ボトル缶の雄ねじ部に螺着した構成のキャップ付ボトル缶の内圧を検査する内圧検査方法であって、
前記ボトル缶の前記口金部側の内部に空間が形成されるように、前記キャップ付ボトル缶を正立姿勢にした状態で、前記内容物を前記ボトル缶の連結部より缶軸方向上方位置に至るまで充填し、
該キャップ付ボトル缶を、カートンケース内に前記正立姿勢となるように複数梱包し、該カートンケースの外側から電磁誘導作用によって前記キャップ天面部を強制励振させ、この際の前記キャップ天面部からの反響音に基づいてキャップ付ボトル缶の内圧を検査することを特徴とする内圧検査方法。 - 請求項1記載の内圧検査方法において、
前記カートンケースの外側から電磁誘導作用によって、前記キャップ天面部を強制励振させる際に、該キャップ天面部と対向する前記カートンケースの上蓋部を当該キャップ天面部から引離しておくことを特徴とする内圧検査方法。 - 請求項2記載の内圧検査方法において、
前記カートンケースの上蓋部外表面を吸引することにより、前記カートンケースの上蓋部を前記キャップ天面部から引離すことを特徴とする内圧検査方法。 - 請求項2記載の内圧検査方法において、
前記カートンケース内にエアを供給し、このカートンケースを膨らませることにより、前記カートンケースの上蓋部を前記キャップ天面部から引離すことを特徴とする内圧検査方法。 - 大径の胴部と、該胴部の缶軸方向上端に、径方向外方へ凸とされた凸曲面状の連結部を介して連設されるとともに、缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部と、該肩部の缶軸方向上端部に連設されるとともに、缶軸方向上方へ延在した口金部とを有し、かつ該口金部に雄ねじ部が形成されたボトル缶に、内容物を充填した状態で、平坦面とされた天面部と該天面部の外周縁から略垂下してなる側面部と前記天面部の内側に配設されたライナーとを有するキャップを、前記ライナーを前記ボトル缶の開口部に密接させて前記雄ねじ部に螺着した構成のキャップ付ボトル缶をカートンケースに梱包した状態で、該キャップ付ボトル缶の内圧を検査する内圧検査装置であって、
前記ボトル缶の前記口金部側の内部に空間が形成されるように、前記キャップ付ボトル缶を正立姿勢とした状態で、前記カートンケースを搬送する搬送手段と、
搬送される前記カートンケース内の前記キャップ付ボトル缶のキャップ天面部と対向するように前記搬送手段に沿って配設された打検器とを備え、
該打検器は、前記キャップ天面部を電磁誘導作用によって強制励振させる加振部と、該加振部による前記キャップ天面部からの反響音を捉えるマイクロフォンとを備え、
前記反響音に基づいて前記キャップ付ボトル缶の内圧を検査する構成とされ、
搬送方向における前記打検器の配設位置と略同一位置には、前記加振部により前記キャップ天面部を強制励振させる際に、前記カートンケースの上蓋部を前記キャップ天面部から引離す引離し手段が配設されていることを特徴とする内圧検査装置。 - 内容物が充填,密封された缶を複数梱包するためのカートンであって、
前記缶の外表面のうち、電磁誘導作用によって強制励振させる強制励振部と対向する上蓋と、該上蓋と連設される第1の側面部と、該第1の側面部と連設される底蓋と、該底蓋と連設される第2の側面部と、該第2の側面部と連設される折り返し部と、前記上蓋部、第1の側面部、底蓋、および第2の側面部に各別に連設される端面部とを備え、
前記上蓋に前記缶の強制励振部が対向するように該缶を配置した状態で、前記折り返し部が前記上蓋の内側に位置するように、前記上蓋部、第1の側面部、第2の側面部、折り返し部、および端面部をそれぞれ、折曲線を角部として折曲げ、前記折り返し部を前記上蓋に接着することにより、前記缶が梱包される構成とされ、
前記強制励振部と対向する前記折り返し部および前記上蓋の少なくとも一方の表面のうち、前記強制励振部を覆う部分に、切欠き部、若しくは凹部が形成されていることを特徴とする缶収納用カートン。
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