JP2005171972A - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気微粒子捕集用のフィルタ部材の再生を、停車中にエンジンを高回転で運転しつつ行う場合に、車両盗難の危険性低減と、エンジンをむやみに大きい回転数で運転する頻度の低減とを共に高い次元で満足させる。
【解決手段】
エンジン1の排気通路3に、排気微粒子を捕集するためのフィルタ部材12が設けられる。フィルタ部材12での捕集量Xが所定値A2以上になると、再生指示を促すための再生指示ランプ41が点灯され、このときにマニュアル操作される手動再生スイッチ35をオン操作し、かつIGスイッチをオフ操作することによって、フィルタ部材12の再生(手動再生)が開始される。再生は、エンジン1を通常のアイドル回転数よりも高い所定回転数にして排気ガス温度を高めることにより行われ、再生終了時には自動的にエンジンが停止される。再生時の上記所定回転数が、ドアがロックされていないときは大きい(高い)回転数とされ、ドアがロックされているときは小さい(低い)回転数とされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンの制御装置に関し、特に、排気通路に排気微粒子を捕集するフィルタ部材を備えたエンジンの制御装置に関する。
従来、エンジン、例えばディーゼルエンジンにおいては、排気ガス中に含まれるカーボン等の排気微粒子(パティキュレート)を大気に放出しないよう排気通路に配設したフィルタ部材(パティキュレートフィルタ)により捕集(トラップ)することが行われている。
フィルタ部材に捕集された排気微粒子量が捕集可能な飽和容量にまで達すると、捕集された排気微粒子を燃焼させて、フィルタ機能を再生することが行われている。特許文献1には、フィルタ部材が再生時期になった時に再生を促すための警告ランプを点灯して、この警告ランプの点灯中に乗員が再生開始スイッチをマニュアル操作すると、所定時間燃料噴射量を増量することによってアイドル回転数つまり排気ガス温度を上昇させて、フィルタ部材に捕集されている排気微粒子を燃焼除去することが開示されている。
特開平4−86319号公報
前述のように、車両の停車中に、エンジンを運転しつつフィルタ部材の再生を行う場合、車両盗難の危険性が高いものとなる。すなわち、フィルタ部材の再生には、小型エンジンを搭載した乗用車では例えば10〜20分程度要し、また比較的大型のエンジンを搭載したトラック等の商用車では例えば30〜40分程度要し、いずれにしもて再生完了までにはかなりの長時間を要することになる。このように、フィルタ部材の再生にはかなりの長時間を要することから、再生中に、乗員が車両から離れてしまう事態が生じやすいものとなり、再生中にエンジンが運転されていることと合わせて、車両盗難の危険性が高いものとなる。とりわけ、乗員がドアロックしないで車外に出てしまったときに、車両盗難の可能性が高いものとなる。
停車中に行われる手動再生の時間を極力短くするために、手動再生の際のエンジン回転数を相当に大きい回転数に設定することが考えられる。しかしながら、手動再生を常に高いエンジン回転数で行う場合は、エンジンや排気系の熱負担が大きくなって好ましくないものとなり、また、排気口から排出される排気ガス温度も相当に高いものとなってしまって、通りすがりの者等が不用意に高温の排気ガスを浴びる熱害の可能性の点からも好ましくないものとなる。
本発明は、以上のような課題に勘案してなされたもので、その目的は、停車状態でエンジンを運転しつつ行われるフィルタ部材の再生を行う場合に、車両盗難の危険性低減と、手動再生手段による再生を小さいエンジン回転数でもって行うようにする頻度を高めることとを共に高い次元で満足できるようにしたエンジンの制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあってはその第1の解決手法として次のようにしてある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕集するフィルタ部材と、
前記フィルタ部材に捕集された排気微粒子の捕集量に関連するパラメータを検出する捕集量検出手段と、
乗員によりマニュアル操作され、前記フィルタ部材の再生を開始させる指令を行う手動再生スイッチと、
車両が停車していることを検出する停車検出手段と、
前記捕集量検出手段により検出された排気微粒子の捕集量が所定値以上で、かつ前記停車検出手段により車両の停車が検出されたとき、乗員に手動再生を促す指示を行う手動再生指示手段と、
前記該手動再生指示手段による手動再生を促す指示中に、前記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作され、かつIGスイッチがオフ操作されたとき、前記フィルタ部材に流入される排気ガスの温度を上昇させるべくエンジンを所定回転数に制御することにより、該フィルタ部材に捕集された排気微粒子を燃焼除去して該フィルタ部材を再生させると共に、再生終了時にエンジンを自動的に停止させるための手動再生手段と、
ドアがロックされているか否かを検出するドアロック検出手段と、
前記ドアロック検出手段によりドアロックされていないことが検出されたときは、ドアロックが検出された場合に比して、前記所定回転数を大きい回転数に設定する所定回転数設定手段と、
を備えたものとしてある。
前記目的を達成するため、本発明にあってはその第2の解決手法として次のようにしてある。すなわち、特許請求の範囲における請求項2に記載のように、
エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕集するフィルタ部材と、
前記フィルタ部材に捕集された排気微粒子の捕集量に関連するパラメータを検出する捕集量検出手段と、
前記捕集量検出手段により検出された排気微粒子の捕集量が第1所定値以上のときで、かつ車両の走行中であること含む所定の自動再生条件が満足されたときに、前記フィルタ部材に流入される排気ガスの温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更することにより、該フィルタ部材に捕集された排気微粒子を燃焼除去して該フィルタ部材を再生させるための自動再生手段と、
乗員によりマニュアル操作され、前記フィルタ部材の再生を開始させる指令を行う手動再生スイッチと、
車両が停車していることを検出する停車検出手段と、
前記捕集量検出手段により検出された排気微粒子の捕集量が前記第1所定値よりも大きな値に設定された第2所定値以上で、かつ前記停車検出手段により車両の停車が検出されたとき、乗員に手動再生を促す指示を行う手動再生指示手段と、
前記該手動再生指示手段による手動再生を促す指示中に、前記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作され、かつIGスイッチがオフ操作されたとき、前記フィルタ部材に流入される排気ガスの温度を上昇させるべくエンジンを所定回転数に制御することにより、該フィルタ部材に捕集された排気微粒子を燃焼除去して該フィルタ部材を再生させると共に、再生終了時にエンジンを自動的に停止させるための手動再生手段と、
ドアがロックされているか否かを検出するドアロック検出手段と、
前記ドアロック検出手段によりドアロックされていないことが検出されたときは、ドアロックが検出された場合に比して、前記所定回転数を大きい回転数に設定する所定回転数設定手段と、
を備えたものとしてある。
上記第1の解決手法および第2の解決手法によれば、ドアロックされていて盗難の可能性の低いときは、手動再生手段による再生を小さいエンジン回転数で行って、エンジンや排気系の熱負担をいたずらに大きくしてしまうことが防止される。また、ドアロックされていない盗難の可能性の高いときは、手動再生手段による再生を大きいエンジン回転数でおこなってすみやかに再生を終了させるようにしてあるので、盗難の危険性を低減することができる。なお、この大きいエンジン回転数での再生は、ドアロックされていないときに限定されるので、エンジンや排気系の熱負担は、この再生を常に大きいエンジン回転数でもって行う場合に比して低減することができる。
以上に加えて、手動再生手段による再生は,IGスイッチをオフにしたことを条件として行われると共に、再生終了後はエンジンを自動的に停止するようにしてあるので、この点からも盗難の危険性を低減することができる。
特に、第2の解決手法(請求項2に記載された発明)によれば、自動再生手段によって車両の走行中にもフィルタ部材の再生が行われることと合わせて、手動再生手段による再生開始判定しきい値となる第2所定値を自動再生手段による再生開始判定しきい値となる第1所定値よりも大きい値に設定して、自動再生手段による再生が行われやすくなるように設定してあるので、停車状態でエンジンを運転しつつ行われる手動再生手段によるフィルタ部材の再生を行う頻度を大幅に低減して、車両盗難の危険性低減やエンジンや排気系の熱負担を低減させる上で、さらには手動再生を行なうわずらわしさを解消する上でより一層好ましいものとなる。
上記第1の解決手法または第2の解決手法の少なくとも一方を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項3以下に記載のとおりである。すなわち、
運転席ドアの開閉を検出するドア開閉検出手段と、
前記手動再生手段による再生実行中に、前記開閉検出手段によって運転席ドアが開状態とされたことが検出されたとき、乗員に対してドアロックを行うことを促す報知を行うドアロック報知手段と、
をさらに備えているようにすることができる(請求項3対応)。この場合、運転者が車外に出て盗難の危険性(可能性)が高くなるときは、ドアロックする旨の報知が行われるので、ドアロックをし忘れたまま運転者が車両から離れてしまう事態の発生を未然に防止して、盗難の危険性をより低減させる上で好ましいものとなる。
運転者が車外に出たことを検出する外出検出手段と、
ウインドの開閉状態を検出手段するウインド開閉検出手段と、
前記手動再生手段による再生実行中に、前記外出検出手段によって運転者が車外に出たことが検出され、かつ前記ウインド開閉検出手段によってウインドが開状態であることが検出されたとき、ウインドを自動的に閉じるウインド閉手段と、
をさらに備えているようにすることができる(請求項4対応)。この場合、ウインドを開いたまま運転者が車外に出てしまうことを確実に防止して、盗難の危険性をより低減させる上で好ましいものとなる。
請求項1および請求項2に記載された発明によれば、車両盗難の危険性低減と、手動再生手段による再生を小さいエンジン回転数でもって行うようにする頻度を高めることとを共に高い次元で満足することができる。
特に請求項2に記載された発明によれば、車両盗難の危険性が高くなる手動再生手段による再生を行う機会を大幅に低減することができる。
図1において、1は4気筒ディーゼルエンジンであり、ディーゼルエンジン1(の各気筒)には、吸気通路2、排気通路3が接続されている。吸気通路2には、その上流側から下流側に向かって順次、エアクリーナ4、エアフローセンサ5、VGTターボ過給機(バリアブルジオメトリーターボ)6のブロア6a、インタークーラ7、吸気絞り弁8、吸気温度センサ9、吸気圧力センサ10が配設されている。排気通路3には、その上流側から下流側に向かって順次、VGTターボ過給機(バリアブルジオメトリーターボ)6のタービン6b、タービン6bに流入する排気ガス流速を制御する可動ベーン6c、酸化触媒11、フィルタ部材(パティキュレートフィルタ)12が配設されている。
上記フィルタ部材12の上下流には、排気圧力センサ13、14が配設されており、各排気圧力センサ13と14との差圧に基づいてフィルタ部材12に堆積した(捕集された)排気微粒子量を検出するよう構成されている。また、フィルタ部材12には温度センサ15が設けられている。
インタークーラ7下流側の吸気通路2とターボ過給機6上流側の排気通路3とが排気ガス還流通路16によって接続されている。この排気ガス還流通路16のには、負圧アクチュエータ式の排気ガス還流弁17と、排気ガスをエンジンの冷却水によって冷却するためのクーラ18とが配設されている。
19は燃料噴射ポンプであり、燃料タンク(図示省略)からの燃料を蓄圧手段としてのコモンレール20に供給する。コモンレール20は、各気筒の燃焼室1aに配設された燃料噴射弁21(図1では1つのみ図示)に接続されるとともに、そのコモンレール20には、燃料噴射圧センサ22と、コモンレール19内に蓄圧された燃料の圧力が許容圧力以上になった時開弁して燃料タンク側に燃料をリリーフするための安全弁23が設けられている。
図1中、50は、マイクロコンピュータを利用して構成されたコントロールユニットである。図2には、コントロールユニット50に対する入・出力関係が示される。コントロールユニット50へは、前述した各圧力センサ13、14からの信号が入力される他、センサ、スイッチ等31〜40からの信号が入力される。31は、車速を検出する車速センサである。32は、ドアがロックされていることを検出するドアロックスイッチである。33は、ドア特に運転席ドアの開閉状態を検出するスイッチである。34は、エンジン回転数を検出する回転数センサである。35は、マニュアル操作によって手動再生(の開始)を指令する手動再生スイッチである。36は、キーレスエントリ用の携帯キーであり、無線によって車両と情報をやりとりして、乗員が携帯キーを持って車両から所定距離(例えば3m)離間したときに、この乗員の離間を検出して自動的にドアロックが行われるようになっている。なお、車両または車両付近に乗員、特に運転者が居るか否かを判別するために、携帯キー36を利用することもできる。すなわち、携帯キー36から発信される無線信号は、所定距離(例えば3m)離間すると受信不能となり、車室内に運転者が居るときは受信信号が極めて強く、運転者が車室外ではあるが車両付近に居るときは弱い受信信号となるので、この受信信号の感度に応じて、車室内または車両付近での運転者の有無を検出することが可能となる。
37は、車室内での乗員の有無を検出するセンサであって、例えばシートに装備された着座センサによって構成されている。この着座センサ37は、運転者の有無を検出するものであれば、運転席シートのみに設けることもできるが、運転者に限定されない乗員の有無を検出する場合には、全てのシートに着座センサを設ければよい。38は、自動変速機のレンジ位置を検出するものであり、特に停車を検出するために、走行レンジ位置以外のレンジ位置としてのP(パーキング)レンジあるいはN(ニュートラル)レンジを検出するものとなっている。39は、ウインドの開閉状態を検出するものである(例えばウインド全閉時にオンまたはオフとなるスイッチによって構成することができる)。40は、IG(イグニッション)スイッチであり、IGオフを検出するためのものとなっている。
コントロールユニット50からの制御信号は、前述の燃料噴射弁21に出力される他、各種アクチュエータ類41〜44、48、49に出力される。41は、乗員に対して手動再生を実行させるマニュアル操作を促すものであり、実施形態では、車室内ランプの点灯(あるいは点滅)によって手動再生を促す指示を行うものされている。42は、ウインドを開閉するモータである。43は、乗員特に運転者に対して、ドアロックを促す報知(警報)を行うものであり、例えば室内ランプの点灯(あるいは点滅)やブザー等の音(音声ガイドでもよい)によって報知するものとされる。48は、IGスイッチをバイパスするIGバイパススイッチであり、イグニッションーキー(携帯キー36)をIGスイッチから抜いてIGスイッチがオフされたときでも、コントローラ50によってIGバイパススイッチ48をオンさせることにより、エンジン1の運転や前述したセンサ、スイッチさらにはアクチュエータ類の作動に必要な電源供給が可能とされている。49は、手動再生を実行する条件としてのIGオフを運転者に促すための指示を報知する報知手段であって、ランプ、音(音声ガイドを含む)等適宜の報知手法を採択することができる。
次に、エンジン1の制御状態を変更することによりフィルタ部材12の再生を行う手法についてについて説明するが、再生は、後述するように、燃料噴射弁21からの燃料噴射制御によって達成される。ただし、フィルタ部材12の再生(を行う機会)は、次の2つの態様でもって行われるようになっている。第1の再生は、車両走行中(非アイドル時)に所定の再生条件が成立したときに、フィルタ部材12の再生を自動的に行う強制再生(自動再生で、請求項2における自動再生手段に相当)である。第2の再生は、車両停車時(アイドル時)に手動再生スイッチ35がON操作されたときに、フィルタ部材12の再生を行う手動再生である(請求項1、請求項2における手動再生手段に相当)。
上記自動再生は、車両走行中であることを前提として、捕集した排気微粒子量が第1所定値A1よりも大きく、かつ所定の再生開始条件が成立したとき(例えば、車速が所定車速としての例えば30km/h以上のとき)とされる。車速以外の所定の再生開始条件として、例えば、エンジン回転数が低回転および高回転を除く所定回転領域(中回転域)であることや、この条件に代えてあるいは加えて、エンジン負荷が低負荷および高負荷を除く所定負荷領域(中負荷域)であることとして設定することもできる。要は、所定の再生開始条件は、車両走行中であって、再生に必要な温度にまで排気ガス温度を上昇できるような噴射燃料の増量を行うことができる運転状態であることが必要最小限とされ、これに加えて、再生のための噴射燃料の増量を行っても特に悪影響のない運転状態を再生開始条件として付加することもできる。
上述した自動再生(強制再生)のときは、図3(a)に示すように、圧縮行程上死点近傍で噴射される主噴射(a1)後の膨張行程において、所定量の後噴射(b1)が追加される。後噴射による酸化触媒11での後燃焼とのによってフィルタ部材12に流入される排気ガス温度を上昇することができ、フィルタ部材12に捕集された排気微粒子を燃焼除去でき、フィルタ部材12を再生することができる。
前述した手動再生は、捕集した排気微粒子量が第2所定値A2(>第1所定値A1)よりも大きくなった状態で、停車中を条件として実行される。手動再生は、図3(b)中(a3)で示すように、圧縮行程上死点近傍で噴射される主噴射の噴射量を通常時の噴射量(a2)よりも所定量増量、例えば、アイドル回転数を通常のアイドル回転数(例えば、750rpm)から手動再生用の第1目標回転数(所定回転数で、例えば、1750rpm)まで上昇させるために必要な量増量するとともに、図3(b)に示すように、主噴射(a3)の後の膨張行程において所定量の後噴射(b2)を追加実行する。これによって、主噴射の増量による排気ガス流量の増加と、後噴射の酸化触媒11での後燃焼とによってフィルタ部材12に流入される排気ガス温度を効果的に上昇させることができ、フィルタ部材12に捕集された排気微粒子を燃焼除去でき、フィルタ部材12を再生することができる。なお、後述するように、本発明では、上記第1目標回転数(所定回転数)が、ドアロックの有無に応じて変更されて、ドアロックされていないときは手動再生を短時間で終了させるべく大きい回転数(例えば上記の1750rpm)に設定され、ドアロックされているときは小さい回転数(例えば1400rpm)に設定される。
次に、コントロールユニット50によるフィルタ部材12の再生を行う制御について、図4、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下の説明でQはステップを示す。まず、図4のQ1において、各種センサ、スイッチ等からの信号が読み込まれた後、Q2において、フィルタ部材12に捕集されている排気微粒子の捕集量Xが検出される。この捕集量の検出は、例えば両圧力センサ13と14との検出圧力の差をみることによって行われる。
Q3においては、捕集量Xが第1所定値A1よりも大きいか否かが判別される。この第1所定値A1は、走行中にフィルタ部12の再生を行うべき状態であるか否かを判定するためのしきい値である。このQ3の判別でNOのときは、Q1に戻る。Q3の判別でYESのときは、Q4において、捕集量Xが、第2所定値A2よりも大きいか否かが判別される。この第2所定値A2は、上記第1所定値A1よりも大きい値に設定されていて、停車中にフィルタ部材12の再生を行うべき状態であるか否かを判定するためのしきい値となる。
前記Q4の判別でNOのときは、捕集量Xが、走行中にフィルタ部材12の再生を行うべき量にまでなっているときである。このときは、Q5において、再生開始条件を満足するか否かの確認のために、車速が所定値(例えば30km/h)よりも大きいか否かが判別される。このQ5の判別でNOのときは、走行中であっても、フィルタ部材12の再生のために必要な排気ガスの温度上昇が十分に得られる可能性が低いときあるいはエンジン(車両)の運転に少なからず悪影響を与える可能性があるときであるとして、Q1へ戻る。
上記Q5の判別でYESのときは、Q6において、フィルタ部材12の自動再生が実行される。すなわち、Q6においては、図3(a)に示す態様で燃料噴射弁21からの燃料噴射が実行される。これにより、排気ガス温度が上昇されて、フィルタ部材12に捕集されていた排気微粒子が燃焼除去される。
Q6の後は、Q7において、捕集量Xが、第3所定値A3よりも小さいか否かが判別される。この第3所定値A3は、フィルタ部材12の自動再生を終了するか否かを判定するためのしきい値となるもので、前記第1所定値A1および第2所定値A2よりも小さい値に設定されている(0に設定することもできる)。このQ7の判別でNOのときは、Q5に戻る。また、Q7の判別でYESのときは、Q8において、自動再生が終了される。
前記Q4の判別でYESのときは、捕集量Xが手動再生を実行すべき量にまで大きくなっている状態である。このときは、図5のQ11に移行して、車両が停車中であるか否かが判別される。この停車中であることの判別は、実施形態では、車速が0であることと、自動変速機のレンジ位置がPレンジ位置であるという両方の条件を満足したときであるとしている。停車中であることの判定は、この他に、パーキングブレーキレバーが作動されているという条件を付加する等、適宜設定できる。また、変速機が手動変速機のときは、例えば、車速が0でシフト位置がニュートラルでかつパーキングブレーキレバーが作動されているときに停車中であると判定するように設定することができる。
Q11の判別でYESのときは、Q12において、現在手動再生中であるか否かが判別される。このQ12の判別でNOのとき、つまり手動再生中でないときは、Q13において、乗員に対して手動再生の指令を行うことを促すべく、例えば再生指示ランプ41が点灯される。再生指示を促す手法としては、この他に、例えば既存の室内等を点灯あるいは点滅させたり、専用のランプを用いたり、例えばナビゲーションシステム等の表示画面に文字表示させたり、さらには音声ガイドによって行う等、適宜の手法を採択することができる。
上記Q13の後は、Q14において、手動再生スイッチ35がオン操作されたか否かが判別される。すなわち、乗員によって手動再生の開始を実行する指令の操作があったか否かが判別される。このQ14の判別でNOのときは、そのままリターンされる。Q14の判別でYESのときは、Q15において、ドアロック状態検出手段32からの信号に基づいて、ドアがロックされいる状態であるか否かが判別される。このQ15の判別でYESのとき、つまりドアロック状態であるときは、Q16において、手動再生の際のエンジン回転数となる所定回転数(目標回転数)が、小さい回転数A(例えば1400rpm)に設定される。これに対して、Q15の判別でNOのとき、つまりドアがロックされていないときは、Q17において、手動再生の際のエンジン回転数となる所定回転数(目標回転数)が、大きい回転数B(例えば1750rpm)に設定される。
上記Q16あるいはQ17の後は、それぞれQ18に移行する。Q18では、IGスイッチ40からの信号に基づいて、IGオフとされたか否かが判別される。このQ18の判別でNOのときは、手動再生を実行する条件が満足されていないときなので、手動再生を促すべく、Q22でIGオフを促す報知が行われた後(IGオフ指示手段49の作動)、Q15へ戻る。
Q18の判別でYESのときは、Q19において、手動再生が実行されると共に、手動再生中であることを乗員に報知するための報知が行われる(報知手段44の作動)。手動再生は、燃料噴射弁21からの燃料噴射を図3(b)に示すような態様でもって行って、排気ガス温度を上昇させて、フィルタ部材12に捕集されている排気微粒子を燃焼除去するものである。なお、手動再生中であることの乗員への報知は、例えば、車室内にある既存のランプを点灯あるいは点滅させたり、専用のランプを利用したり、表示画面に文字表示したり、音声ガイドにより行う等、適宜の手法を採択することができる。手動再生のときのエンジン回転数は、上記所定回転数(AまたはB)となるように運転(フィードバック制御)される。つまり、ドアロックされていないときは高いエンジン回転数Bとされるので、手動再生が短時間で終了されることになり、車両盗難の危険性が低減される。この一方、ドアロックされているときは、手動再生のエンジン回転数Aが小さい回転数とされるので、排気ガス温度の上昇が比較的低い温度に抑制されることになる。
上記Q19の後は、Q20において、捕集量Xが、第4所定値A4よりも小さいか否かが判別される。この第4所定値A4は、手動再生を終了するか否かを判定するためのしきい値であって、前述した手動再生開始用の判定しきい値としての第2所定値A2よりも小さい値に設定されている。このような第4所定値A4は、実施形態では、手動再生によってフィルタ部材12を十分に再生させるために、自動再生の終了判定用となる前記第3所定値A3よりも小さい値に設定してある。勿論、第4所定値A4を第3所定値A3と同じ大きさに設定することもできる(0に設定することもできる)。
手動再生が十分に行われていない段階では、上記Q20の判別でNOとなって、Q11に戻る。Q11に戻った後のQ12の判別ではYESとなり、このときはQ23に移行されて、着座シート37の信号に基づいて、車内に乗員が不在であるか否かが判別される。このQ23の判別でYESのとき、つまり車内に乗員が居ないときは、Q24において、ウインド開閉検出手段30からの信号に基づいて、ウインドが開いているか否かが判別される。このQ24の判別でYESのときは、Q25において、ウインドが閉じられる(ウインド開閉モータ42の作動)。上記Q23の判別でNOのとき、Q24の判別でNOのとき、あるいはQ25の後は、それぞれQ19に移行される。
Q19での手動再生が行われ続けると、やがてQ20の判別でYESとなる。このときは、Q21に移行して、手動再生が終了され(燃料噴射が通常の態様に復帰)、手動再生中であることを乗員に報知するランプ44が消灯される。そして、再生終了ということで、エンジン1が停止される。
前記Q11の判別でNOのときは、手動再生の実行条件が満足されないときである(手動再生がまだ行われていない状態と手動再生中の状態との両方の状態がある)。このときは、Q26に移行して、手動再生中であるか否かが判別される。このQ26の判別でNOのときは、手動再生がまだ開始されていないときなので、そのままリターンされる。Q26の判別でYESのときは、手動再生中なので、Q27において、手動再生が終了され(燃料噴射が通常の態様に復帰)、手動再生中であることを示すランプ44が消灯される。なお、Q27の処理では、IGスイッチ40がオフであればエンジン1が停止されるが、IGスイッチ40がオンされることによってエンジン1の運転(つまり車両の走行)が開始されることになる。
図6、図7は、本発明の別の制御例を示すものであり、図5のフローチャートに対応している。この図6、図7の制御例の特徴は、手動再生中に運転者が車外から離間することを検出したときは、ドアロックを行うことを促す指示を行うと共に、ウインドを自動的に閉じる制御を行うようにしてある。なお、図6、図7の制御は、図5のQ23〜Q25に対応したの処理のみが変更されていて、この変更部分が図7に示されており、その他の処理は図5の場合と同じである。したがって、図5と図6とで同一の処理を行うステップについては、同一のステップを示す符号を用いて、その重複した説明は省略する。
以上のことを前提として、図6のQ12(図5のQ12と同じ)の判別でYESのときは、図7のQ31に移行する。このQ31では、運転席ドアが閉から開へと変化されたか否かが判別される。このQ31の判別でNOのときは、運転者が車内に居るときであるので、このときはそのまま図6のQ19に移行して、手動再生がそのまま実行され続ける。Q31の判別でYESのときは、Q32において、携帯キー36からの信号を受信したか否かが判別される。このQ32の判別でNOのとき、つまり携帯キー36からの信号が受信されていないときは、携帯キー36の故障等によって、携帯キー36からの信号を利用した自動ドアロックが得られないときであるときである。このときは、Q23において、ドアロックを行うことを促す報知が行われた後(ドアロック警報手段43の作動)、図6のQ19へ移行される。
前記Q32の判別でYESのときは、携帯キー36を携帯している運転者が車両から所定距離離間すれば、自動的にドアロックされるときである。このときは、Q34において、携帯キー36からの信号の受信感度(強さ)に応じて、乗員(運転者)が車両から所定距離(携帯キー36の無線到達距離で例えば3m)離間したか否かが判別される。このQ35の判別でYESのときは、運転者によるウインドの閉作動は期待できないときなので、Q35において、検出手段39からの信号に基づいて、ウインドが開状態であるか否かが判別される。このQ35の判別でYESのときは、Q36において、ウインドが閉じられる(ウインドモ開閉モータ42の作動)。Q34の判別でNOのとき、Q35の判別でNOのとき、あるいはQ36の後は、それぞれ図6のQ19へ移行される。
以上実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むものである。エンジンとしては、ディーゼルエンジンに限らず、ガソリンエンジン(特に排気微粒子がおおくなる直噴ガソリンエンジン)等、排気微粒子を排出適宜の形式のエンジンに適用することができる。自動再生開始判定用しきい値となる第1所定値A1と手動再生開始判定用しきい値となる第2所定値A2も同じ値に設定することもでき、第1所定値A1を第2所定値A2よりも大きい値に設定することもできるが、第1所定値A1よりも第2所定値A2を大きい値に設定する方が、極力走行中での自動再生を行う機会(頻度)を増大させて、手動再生を行う機会(頻度)を減少させる上で好ましいものとなる。
図4のQ4から図5のQ11(図6のQ21)へ移行する間に、走行中であるか否かを判別するステップを別途設けて、走行中であると判別されたときはQ5に移行する一方、走行中でないと判定されたときにQ11(Q21)へ移行するように設定してもよい(捕集量Xが第2所定値A2よりも大きいときでも、走行中であれば自動再生を行なわせる機会を確実に確保するため−手動再生を煩わしさのために避ける乗員が存在することをも考慮した対応)。
手動再生中であることを車両周囲の移動物体(例えば通りすがりの者)に報知するようにしてもよい。この移動物体への報知手法としては、例えば次のようにすることができる。既存のブレーキランプの点灯(点滅)や、車両の4隅に配置されている既存の車幅灯やハザードランプの点灯(あるいは点滅)を利用して報知するようことができる。また、音を用いた報知とすることもでき、この場合、もっとも簡単な手法としては、ブザー(ホーン)を作動させるようにすればよい。音を用いる報知としては、この他、音声ガイドによって、現在手動再生中であって、少なくとも「排気口付近が高熱(高温)になっている」旨を報知するようにするのが好ましい。とりわけ、トラックなどの商用車の多くは、バック(後退走行)するときに、音声によって後退走行することを車両周囲に報知することが既に一般化されているので、この後退走行のためのスピーカ等を有効に利用して、手動再生中における報知としての音声ガイドを行うことができる。勿論、排気口付近に、専用のランプを設けて報知するようにしてもよく、この場合、ランプの点灯あるいは点滅に加えて、例えばランプ面に排気口が高熱(高温)である旨の注意の文字表示や、上述した音声ガイドを合わせて行う等のこともできる(ランプと音との両方による報知)。
本発明の実施形態に係る全体構成図。 コントロールユニットに対する入出力関係を示す図。 排気ガス温度上昇のための燃料噴射態様を示す図。 本発明の制御例を示すフローチャート。 本発明の制御例を示すフローチャート。 本発明の別の制御例を示すフローチャート。 本発明の別の制御例を示すフローチャート。
符号の説明
1:ディーゼルエンジン
3:排気通路
11:酸化触媒
12:フィルタ部材(パティキュレートフィルタ)
13、14:排気圧力センサ(排気微粒子量検出手段)
21:燃料噴射弁
31:車速センサ(停車状態検出手段)
32:ドアロック状態検出手段
33:ドア開閉状態検出手段
34:エンジン回転数センサ
35:手動再生スイッチ(マニュアル操作)
36:携帯キー(運転者検出)
37:着座センサ(乗員検出)
38:レンジ位置検出手段センサ(停車検出用)
39:ウインド開閉検出手段
40:IGスイッチ
41:手動再生指示ランプ(手動再生を促す報知用)
42:ウインド開閉モータ
43:ドアロック警報装置(ドアロックを促す指示)
44:手動再生中であることの報知手段(乗員向け)
48:IGバイパススイッチ(手動再生中での電源供給用)
49:IGオフを促す報知手段
50:コントロールユニット

Claims (4)

  1. エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕集するフィルタ部材と、
    前記フィルタ部材に捕集された排気微粒子の捕集量に関連するパラメータを検出する捕集量検出手段と、
    乗員によりマニュアル操作され、前記フィルタ部材の再生を開始させる指令を行う手動再生スイッチと、
    車両が停車していることを検出する停車検出手段と、
    前記捕集量検出手段により検出された排気微粒子の捕集量が所定値以上で、かつ前記停車検出手段により車両の停車が検出されたとき、乗員に手動再生を促す指示を行う手動再生指示手段と、
    前記該手動再生指示手段による手動再生を促す指示中に、前記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作され、かつIGスイッチがオフ操作されたとき、前記フィルタ部材に流入される排気ガスの温度を上昇させるべくエンジンを所定回転数に制御することにより、該フィルタ部材に捕集された排気微粒子を燃焼除去して該フィルタ部材を再生させると共に、再生終了時にエンジンを自動的に停止させるための手動再生手段と、
    ドアがロックされているか否かを検出するドアロック検出手段と、
    前記ドアロック検出手段によりドアロックされていないことが検出されたときは、ドアロックが検出された場合に比して、前記所定回転数を大きい回転数に設定する所定回転数設定手段と、
    を備えていることを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕集するフィルタ部材と、
    前記フィルタ部材に捕集された排気微粒子の捕集量に関連するパラメータを検出する捕集量検出手段と、
    前記捕集量検出手段により検出された排気微粒子の捕集量が第1所定値以上のときで、かつ車両の走行中であること含む所定の自動再生条件が満足されたときに、前記フィルタ部材に流入される排気ガスの温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更することにより、該フィルタ部材に捕集された排気微粒子を燃焼除去して該フィルタ部材を再生させるための自動再生手段と、
    乗員によりマニュアル操作され、前記フィルタ部材の再生を開始させる指令を行う手動再生スイッチと、
    車両が停車していることを検出する停車検出手段と、
    前記捕集量検出手段により検出された排気微粒子の捕集量が前記第1所定値よりも大きな値に設定された第2所定値以上で、かつ前記停車検出手段により車両の停車が検出されたとき、乗員に手動再生を促す指示を行う手動再生指示手段と、
    前記該手動再生指示手段による手動再生を促す指示中に、前記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作され、かつIGスイッチがオフ操作されたとき、前記フィルタ部材に流入される排気ガスの温度を上昇させるべくエンジンを所定回転数に制御することにより、該フィルタ部材に捕集された排気微粒子を燃焼除去して該フィルタ部材を再生させると共に、再生終了時にエンジンを自動的に停止させるための手動再生手段と、
    ドアがロックされているか否かを検出するドアロック検出手段と、
    前記ドアロック検出手段によりドアロックされていないことが検出されたときは、ドアロックが検出された場合に比して、前記所定回転数を大きい回転数に設定する所定回転数設定手段と、
    を備えていることを特徴とするエンジンの制御装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    運転席ドアの開閉を検出するドア開閉検出手段と、
    前記手動再生手段による再生実行中に、前記開閉検出手段によって運転席ドアが開状態とされたことが検出されたとき、乗員に対してドアロックを行うことを促す報知を行うドアロック報知手段と、
    をさらに備えていることを特徴とするエンジンの制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
    運転者が車外に出たことを検出する外出検出手段と、
    ウインドの開閉状態を検出手段するウインド開閉検出手段と、
    前記手動再生手段による再生実行中に、前記外出検出手段によって運転者が車外に出たことが検出され、かつ前記ウインド開閉検出手段によってウインドサイドドアが開状態であることが検出されたとき、ウインドを自動的に閉じるウインド閉手段と、
    をさらに備えていることを特徴とするエンジンの制御装置。
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