JP3952008B2 - エンジンの排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの排気浄化装置に関し、特に、排気通路に排気微粒子を捕獲するフィルタ部材を備えたエンジンの排気浄化装置に関する。
従来、エンジン、例えば、ディーゼルエンジンにおいては、排気ガス中に含まれるカーボン等の排気微粒子(パティキュレート)を大気に放出しないよう排気通路に配設したフィルタ部材、所謂パティキュレートフィルタにより捕獲することが行われている。
そして、このようにパティキュレートフィルタを備えた場合、パティキュレートフィルタに捕獲された排気微粒子量が捕獲可能な飽和容量にまで達すると、捕獲された排気微粒子を燃焼させ、フィルタ機能を再生する必要がある。
そこで、下記特許文献1には、パティキュレートフィルタが再生時期になった時点灯する警告ランプと、乗員の手動操作によってパティキュレートフィルタの再生開始が可能とされる手動スイッチとを備え、車両停止時、警告ランプの点灯を受け、乗員の操作によって手動スイッチがONされると、所定時間燃料噴射量を増量し、アイドル回転数を上昇させることによって排気微粒子を燃焼除去することが開示されている。
特開平4−86319号公報
しかしながら、上述の特許文献1によれば、パティキュレートフィルタの再生中に、乗員が車両から離れると、車両が盗難に合う虞がある。
つまり、再生には比較的長い時間を要する、例えば、パティキュレートフィルタの容量が小さい小型車の場合10分、同容量が大きい大型車の場合30分程度必要になる。
そして、その再生の間、乗員は車外に食事や、休憩に出ることが多くなるため、キーを差した状態で乗員が車両から離れると、再生中の間に車両が盗難に合う虞がある。
本発明は、以上のような課題に勘案してなされたもので、その目的は、フィルタ部材の再生中、乗員が車外に居る場合であっても車両の盗難を防止することができるエンジンの排気浄化装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあってはその解決手法として次のようにしてある。すなわち、本発明の第1の構成において、エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、
キーシリンダからキーが抜き取られたことを検出するキー抜き取り検出手段と、
上記車両停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作され、かつ上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出された時、アイドル回転数を上昇させることにより、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させ、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する再生手段とを備えるよう構成してある。
本発明の第1の構成によれば、手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作され、かつキーの抜き取りが検出された時、フィルタ部材の再生が行われるため、キーが差し込まれた状態でのフィルタ部材の再生が回避され、車両の盗難を防止することができる。
本発明の第2の構成において、上記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されると、該操作が行われてから所定時間内は上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出されても上記エンジンの作動を継続可能にする補助作動手段を備えるよう構成してある。
ここで、通常、フィルタ部材の再生は、エンジンの制御態様を変更して行うことが多く、そのような場合、キーが抜き取られると、エンジンが停止してしまうため、フィルタ部材の再生を開始することができない。
そこで、キー抜き取り時にフィルタ部材を再生するためには、キー抜き後もエンジンの作動を継続する必要がある。
本発明の第2の構成によれば、車両の停車状態が検出され、手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されると、該操作が行われてから所定時間内はキーが抜かれてもエンジンの作動を継続することができ、フィルタ部材の再生を開始することができる。
本発明の第3の構成において、上記再生手段は、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出された時、フィルタ部材の再生を開始するよう構成されるとともに、
上記補助作動手段は、上記所定時間を経過しても上記再生手段によるフィルタ部材の再生を開始しているときにはエンジンの作動を継続するよう構成してある。
手動再生スイッチは、乗員にフィルタ部材を再生する意思がある場合、操作がなされるものの、誤って手動再生スイッチに触れてしまう場合もある。
ここで、キー抜き時にフィルタ部材の再生を行うようにした場合、乗員は、手動再生スイッチの操作と、キーの抜き取りとを、一連の動作として比較的短時間で行うようになるため、手動再生スイッチの操作からキーが抜き取られるまでの時間が所定時間内である場合、乗員にフィルタ部材を再生する意思があると判断することができる。
本発明の第3の構成によれば、手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定期間内にキーの抜き取りが検出された時、フィルタ部材の再生が開始されるため、乗員に再生の意思がある場合に、フィルタ部材の再生を行うことができる。
本発明の第4の構成において、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、上記キー抜き取り検出手段によりキーが抜き取られたことが検出されない時、上記フィルタ部材の再生が行われていないことを乗員に報知する報知手段を備えるよう構成してある。
本発明の第4の構成によれば、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出されない時、上記フィルタ部材の再生が行われていないことが乗員に報知されるため、乗員に対して、フィルタ部材の再生を喚起することができる。
本発明の第5の構成によれば、上記補助作動手段は、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出されない時、エンジンの作動を継続可能にする作動を停止するとともに、エンジンを停止するよう構成してある。
通常、手動再生スイッチは、乗員にフィルタ部材を再生する意思がある場合、操作がなされるものの、誤って手動再生スイッチに触れてしまう場合もあり、そのような誤操作したような場合においても、エンジンの作動が継続されると、燃費悪化を招く虞がある。
本発明の第5の構成によれば、手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出されない時、補助作動手段のエンジンの作動を継続可能にする作動が停止されるとともに、エンジンの作動が停止されるため、乗員にフィルタ部材再生の意思がない場合におけるエンジン不必要な作動を抑制でき、燃費悪化を抑制することができる。
本発明の第6の構成によれば、上記補助作動手段は、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、キーがキーオフ位置に操作されない時、エンジンの作動を継続可能にする作動を停止するよう構成してある。
本発明の第6の構成によれば、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、キーがキーオフ位置に操作されない時、補助作動手段の作動が停止されるため、キーがオン状態にあり、補助作動手段を作動させることなくエンジンの作動が継続可能な場合における補助作動手段の不必要な作動を抑制することができる。
本発明の第7の構成によれば、上記フィルタ部材の上流側の排気通路には酸化触媒と、
エンジンの燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射量及び燃料噴射時期を制御する燃料噴射制御手段とが備えられ、
上記再生手段は、上記燃料噴射制御手段により構成され、圧縮行程近傍で噴射される主噴射の噴射量を増量することによりアイドル回転数を上昇させるとともに、主噴射後の膨張行程において後噴射を実行するよう構成してある。
本発明の第7の構成によれば、主噴射増量によるアイドル回転数の上昇によりフィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させることができるとともに、主噴射後の膨張行程における後噴射により、酸化触媒に未燃燃料を供給することができ、酸化反応熱により排気ガス温度を更に上昇させることができ、フィルタ部材の再生を確実に行うことができる。
本発明の第8の構成によれば、上記補助作動手段は、上記再生手段によるフィルタ部材の再生が完了した時、エンジンを自動停止するよう構成してある。
本発明の第8の構成によれば、上記補助作動手段は、上記再生手段によるフィルタ部材の再生が完了した時、エンジンを自動停止するよう構成されるため、再生完了後におけるエンジンの不必要な作動を抑制することができ、燃費悪化を抑制することができる。
本発明の第9の構成によれば、自動変速機が備えられた車両用エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
キーシリンダからキーが抜き取られたことを検出するキー抜き取り検出手段と、
上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作され、かつ上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出された時、アイドル回転数を上昇させることにより、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させ、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する再生手段とを備えるよう構成してある。
本発明の第9の構成によれば、手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作され、かつキーの抜き取りが検出された時、フィルタ部材の再生が行われるため、キーが差し込まれた状態でのフィルタ部材の再生が回避され、車両の盗難を防止することができる。
また、自動変速機を備えた車両においては、車両が停車しない限り、キーシリンダからキーを抜き取ることができない機構、所謂キーインターロック機構を備えているため、車両停車状態を車速センサ等によってわざわざ検出する必要がなく、キーの抜き取りの検出のみに基づいてフィルタ部材の再生を開始することができる。
本発明によれば、フィルタ部材の再生中、乗員が車外に居る場合であっても車両の盗難を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に関する全体構成図を示しており、1は4気筒ディーゼルエンジンであり、そのディーゼルエンジン1には、吸気通路2、排気通路3が接続されている。
吸気通路2には、その上流側から下流側に向かって順次エアクリーナ4、エアフローセンサ5、VGTターボ過給機(バリアブルジオメトリーターボ)6のブロア6a、インタークーラ7、吸気絞り弁8、吸気温度センサ9、吸気圧力センサ10が配設されている。
排気通路3には、その上流側から下流側に向かって順次VGTターボ過給機(バリアブルジオメトリーターボ)6のタービン6b、タービン6bに流入する排気ガス流速を制御する可動ベーン6c、酸化触媒11、パティキュレートフィルタ12が配設されている。
パティキュレートフィルタ12の上下流には、排気圧力センサ13、14が配設されており、各排気圧力センサ13と14との差圧に基づいてパティキュレートフィルタ12に堆積した排気微粒子量を検出するよう構成されている。
また、パティキュレートフィルタ12には温度センサ15が設けられている。
また、吸気通路2と排気通路3とを接続する排気ガス還流通路16が設けられており、その排気ガス還流通路16の途中には負圧アクチュエータ式の排気ガス還流弁17と、排気ガスをエンジンの冷却水によって冷却するためのクーラ18とが配設されている。
19は燃料噴射ポンプであり、燃料タンク(図示省略)からの燃料を蓄圧手段としてのコモンレール20に供給する。
コモンレール20は、各気筒の燃焼室1aに配設された燃料噴射弁21(図1では1つのみ図示)に接続されるとともに、そのコモンレール20には、燃料噴射圧センサ22と、コモンレール19内に蓄圧された燃料の圧力が許容圧力以上になった時開弁し、燃料タンク側に燃料をリリーフするための安全弁23が設けられている。
50はエンジン制御用のコントロールユニットであり、上述した各種センサ、エンジン回転数センサ24、変速位置検出センサ25、車速センサ26、後述する手動再生スイッチ27、アクセルペダルの開度を検出するアクセルペダルセンサ28、後述するキースイッチ51の状態を検出するキー状態センサ29からの検出信号が入力されるようになっており、入力された各種検出信号に基づいて上述した各種アクチュエータや、後述する再生指示ランプ30、警告ランプ31を制御するよう構成されている。
次に、コントロールユニット50に対する各種センサ、各種アクチュエータとの入出力関係を図2に基づき説明する。
コントロールユニット50には、排気圧力センサ13、14、エンジン回転数センサ24、手動変速機(不図示)の変速位置を検出するための変速位置検出センサ25、車速センサ26、パティキュレートフィルタ12の手動再生を開始するための手動再生スイッチ27、アクセルペダルセンサ28、キーの操作状態、具体的には、キーがキーシリンダから抜かれたか否か検出するとともに、キーが抜かれていない場合、キー位置がSTART、ON、ACC(アクセサリー位置)、OFFのいずれの位置に操作されているかを検出するキー状態センサ29からの検出信号が入力される。
コントロールユニット50は、入力された各種検出信号に基づいて、吸気絞り弁8、可動ベーン6c、排気ガス還流弁17、燃料噴射弁21、パティキュレートフィルタ12に捕獲された排気微粒子量が所定量以上になった時、乗員に対して手動再生を促すための再生指示ランプ30、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作されてから所定時間内にキー状態センサ29によりキー抜きが検出されない場合、乗員に対して再生が行われていない旨の警告を行う警告ランプ31を、それぞれ制御するように構成されている。
また、コントロールユニット50は、キースイッチ51を介してバッテリ52から電力が供給されて作動するよう構成されている。
また、53は、手動再生スイッチ27がオンされてから所定時間(例えば、3秒)以内にキー状態センサ29によりキーシリンダからのキーの抜き取りが検出された時、コントロールユニット50に電力を供給し、パティキュレートフィルタ12の再生が完了するまでコントロールユニット50によるディーゼルエンジン1の作動を継続可能な状態にするリレースイッチ(特許請求の範囲における補助作動手段に該当する)である。
また、パティキュレートフィルタ12の再生は、燃料噴射弁21からの燃料噴射制御によって達成される。
具体的には、図3中(a2)で示すように、圧縮行程上死点近傍で噴射される主噴射の噴射量を通常時の噴射量(a1)よりも所定量増量、例えば、アイドル回転数を通常のアイドル回転数(例えば、750rpm)から手動再生用の第1目標回転数(例えば、1750rpm)まで上昇させるために必要な量増量するとともに、図3に示すように、主噴射(a2)の後の膨張行程において所定量の後噴射(b)を追加実行する。
これによって、主噴射の増量による排気ガス温度の上昇と、後噴射の酸化触媒11での酸化反応とによってパティキュレートフィルタ12に流入される排気ガス温度を効果的に上昇することができ、パティキュレートフィルタ12に捕獲された排気微粒子を燃焼除去でき、パティキュレートフィルタ12を再生することができる。
次に、実施形態に係るパティキュレートフィルタ12の再生制御について、図4のフローチャートに基づき説明する。
図4のステップS1において、排気圧力センサ13、14、エンジン回転数センサ24、変速位置検出センサ25、車速センサ26、手動再生スイッチ27、アクセルペダルセンサ28、キー状態センサ29等からの各種検出信号を読込む。
続く、ステップ2では、排気圧力センサ13、14との差圧を求める。
ステップS3では、ステップS2で演算された差圧に基づいてパティキュレートフィルタ12に捕獲されている排気微粒子量を演算する。つまり、排気微粒子の捕獲量が多くなるとパティキュレートフィルタ12上流側の排気圧力が高くなり、差圧が大きくなることから、その差圧に基づいてパティキュレートフィルタ12に捕獲されている排気微粒子量を求めることが可能である。
ステップS4では、ステップS3で演算された排気微粒子量が所定値(例えば、パティキュレートフィルタ12の飽和相当の値)以上か否か判定する。
ステップS4でYESと判定された時、つまり、排気微粒子量が所定値以上になり、パティキュレートフィルタ12の再生を行う必要がある場合、ステップS5に進み、再生指示ランプ30を点灯する。
また、ステップS4でNOと判定された時は、ステップS6に進み、再生指示ランプ30を消灯した後、リターンする。
ステップS7では、車両が停車状態にあるか否か判定する。具体的には、車速が0で、アクセルペダルがオフ(踏み込まれていない状態)で、かつ手動変速機の変速位置が非走行位置(ニュートラル位置)にある時、停車状態であると判定する。
尚、変速機が自動変速機で、車両停車時のみキー抜きが可能とされるキーインターロック機構を備えている場合、このステップS7の判定を省略することも可能である。
続く、ステップS8では、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作されたか否か判定する。
ステップS8でYESと判定された時、つまり、車両停車状態で、手動再生スイッチがオンされた時、ステップS9に進み、リレースイッチ53をオンし、その後キーが抜かれてもディーゼルエンジン1の作動を継続可能な状態にしておく。
尚、ステップS7、又はS8のいずれかの判定でNOと判定された時、つまり、車両走行中、或いは、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作されていない時は、再生を行うことなくリターンする。
ステップS10では、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作されてから所定時間、例えば、3秒以内にキーがオフされたか否か判定する。
ステップS10でYESと判定された時、ステップS11に進み、所定時間、例えば、3秒以内にキーが抜き取られたか否か判定する。
ステップS11でYESと判定された時、ステップS12に進み、ステップS3で求められた排気微粒子量に基づいてパティキュレートフィルタ12の再生実行時間Tを演算する。つまり、排気微粒子量が多い程再生完了に必要な時間が長くなるため、排気微粒子量が多い程再生実行時間Tを長く設定、例えば、約10分以内の値に設定される。
従って、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作されてから3秒以内にキーが抜かれた場合、その時点から最大10分間、ディーゼルエンジン1の作動が継続されることになる。
ステップS13では、タイマtをカウントアップし、続く、ステップS14では、ステップS12で設定された再生実行時間Tが、ステップS13でカウントアップされたタイマtよりも大きいか否か判定、つまり、再生実行時間Tが経過したか否か判定する。
ステップS14でYESと判定された時、つまり、再生実行時間Tが経過していない時、ステップS15に進み、パティキュレートフィルタ12の再生を実行する。尚、再生の具体的な手法は、上述したように、圧縮行程上死点近傍で噴射される主噴射の噴射量を通常時の噴射量よりも所定量増量、例えば、アイドル回転数を通常のアイドル回転数(例えば、750rpm)から手動再生用の第1目標回転数(例えば、1750rpm)まで上昇させるために必要な量増量するとともに、主噴射の後の膨張行程において所定量の後噴射を追加実行することによって行われる。
また、上記ステップS14でNOと判定された時、つまり、再生実行時間Tが経過した時、ステップS16に進み、再生を終了し、ステップS17では、リレースイッチ53をオフし、ステップS18では、ディーゼルエンジン1を停止する。
また、上記ステップS11でNOと判定された時、つまり、手動再生スイッチ27を手動再生開始状態に操作した時から所定時間経過してもキーが抜き取られなかった時、乗員に手動再生の意思がないものと判断し、ステップS19に進み、警告ランプ31を点灯する。
続く、ステップS20では、リレースイッチ53をオフし、ステップS21では、ディーゼルエンジン1を停止する。
また、上記ステップS10でNOと判定された時、つまり、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作された時から所定時間経過してもキーがオフされなかった場合、乗員に手動再生の意思がないものと判断し、ステップS22に進み、警告ランプ31を点灯する。
続く、ステップS23では、リレースイッチ53をオフし、ステップS24では、ディーゼルエンジン1を通常のアイドル運転状態にする。
従って、図5に示すように、手動再生スイッチ27がオンされると、まず、リレースイッチ53がオンされ、その後、キーが抜き取られてもディーゼルエンジン1の作動継続可能な状態にする。
そして、手動再生スイッチ27がオンされ、手動再生開始状態に操作された時から所定時間内にキー状態センサ29によりキーの抜き取りが検出された時は、乗員に手動再生の意思があると見なせるため、パティキュレートフィルタ12に捕獲された排気微粒子量に応じた再生実行時間Tの間、ディーゼルエンジン1の作動を継続し、パティキュレートフィルタ12の再生を実行する。
また、図6に示すように、手動再生スイッチ27がオンされ、リレースイッチ53がオンされた後、所定時間内にキーの抜き取りが検出されない場合、リレースイッチ53がオフされ、ディーゼルエンジン1が停止され、パティキュレートフィルタ12の再生は行われない。
以上のように、本実施形態によれば、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作され、かつキーの抜き取りが検出された時、パティキュレートフィルタ12の再生が行われるため、キーが差し込まれた状態でのパティキュレートフィルタ12の再生が回避され、車両の盗難を防止することができる。
また、キーが抜き取られても、手動再生開始状態に操作されると、所定時間はエンジンの作動を継続可能にするリレースイッチ53が備えられ、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作された時、リレースイッチ53がオンされるため、キーが抜かれても手動再生スイッチ27が操作された時は、ディーゼルエンジン1の作動が継続され、パティキュレートフィルタ12の再生を行うことができる。
また、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作されてから所定期間内にキーの抜き取りが検出された時、パティキュレートフィルタ12の再生が開始されるため、乗員に再生の意思がある場合に、パティキュレートフィルタ12の再生を行うことができる。
また、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、キー抜き取りが検出されない時、警告ランプ31によってパティキュレートフィルタ12の再生が行われていないことが乗員に報知されるため、乗員に対して、フィルタ部材の再生を喚起することができる。
また、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、キーの抜き取りが検出されない時、リレースイッチ53がオフされ、ディーゼルエンジン1の作動が停止されるため、乗員にパティキュレートフィルタ12の再生の意思がない場合におけるエンジン不必要な作動を抑制でき、燃費悪化を抑制することができる。
また、手動再生スイッチ27が手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、キーがキーオフ位置に操作されない時、リレースイッチ53がオフされるため、リレースイッチ53の不必要な作動を抑制することができる。
また、主噴射増量によるエンジン回転数の上昇によりパティキュレートフィルタ12に流入される排気ガス温度を上昇することができるとともに、主噴射後の膨張行程における後噴射により、酸化触媒11に未燃燃料を供給することができ、酸化反応熱により排気ガス温度を更に上昇することができ、パティキュレートフィルタ12の再生を確実に行うことができる。
また、パティキュレートフィルタ12の再生が完了した時、リレースイッチ53はオフされ、ディーゼルエンジン1を停止するため、再生完了後におけるディーゼルエンジン1の不必要な作動を抑制することができ、燃費悪化を抑制することができる。
尚、本実施形態では、キー抜きされてもディーゼルエンジン1の作動を継続するため、リレースイッチ53を介してバッテリ52の電力をコントロールユニット50に供給する例を示したが、バッテリ53よりも容量の小さい補助バッテリを設け、リレースイッチ53を介して補助バッテリの電力をコントロールユニット50に供給するようにしてもよい。
また、本実施形態では、パティキュレートフィルタ12の再生を、車両停車時、手動再生スイッチ27がONされた時パティキュレートフィルタ12の再生を行う手動再生のみ行う例を示したが、その他、車両走行中(非アイドル時)に所定の再生条件が成立した時パティキュレートフィルタ12の再生を行う、強制再生を併用するようにしてもよい。
強制再生は、所定の再生条件が成立した時、例えば、排気微粒子量が第1所定値以上、エンジン回転数が低回転、高回転を除く所定回転領域、エンジン負荷が低負荷、高負荷を除く所定負荷領域、及び車速が所定車速以上の時、圧縮行程上死点近傍で噴射される主噴射後の膨張行程において所定量の後噴射を追加する。
従って、車両走行中にも、後噴射の酸化触媒11での後燃焼によってパティキュレートフィルタ12に流入される排気ガス温度を上昇することができるため、パティキュレートフィルタ12に捕獲された排気微粒子を燃焼除去することができる。
従って、手動再生実行頻度を下げることができ、乗員の手動再生スイッチ27の操作を伴う手動再生の煩わしさを軽減することができる。
また、本実施形態では、手動再生指示ランプ30、警告ランプ31は、共にランプによって乗員に視覚的な報知をする例を示したが、ランプの代わりに、音声(ブザー)による報知を採用するようにしてもよい。
また、ナビケーションシステムを備えた車両の場合、ナビゲーションシステムの表示画面に手動再生を促すメッセージや、手動再生が行われていないメッセージを表示させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、エンジンとしてディーゼルエンジンに適用する例を示したが、その他、ガソリンエンジンに適用するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る全体構成図。 本発明の実施形態に係るコントロールユニットに対する入出力関係を示す図。 本発明の実施形態に係る再生制御の説明図。 本発明の実施形態に係る再生制御フローチャート。 本発明の実施形態に係る再生制御に関するタイムチャート。 本発明の実施形態に係る再生制御に関するタイムチャート。
符号の説明
1:ディーゼルエンジン
11:酸化触媒
12:パティキュレートフィルタ(フィルタ部材)
13、14:排気圧力センサ(排気微粒子量検出手段)
21:燃料噴射弁
25:変速位置検出センサ(停車状態検出手段)
26:車速センサ(停車状態検出手段)
27:手動再生スイッチ
28:アクセルペダルセンサ(停車状態検出手段)
29:キー状態センサ(キー抜き取り検出手段)
30:再生指示ランプ(指示手段)
31:警告ランプ(報知手段)
50:コントロールユニット(再生手段)
51:キースイッチ
53:リレースイッチ(補助作動手段)

Claims (9)

  1. エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、 乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
    車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、
    キーシリンダからキーが抜き取られたことを検出するキー抜き取り検出手段と、
    上記車両停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作され、かつ上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出された時、アイドル回転数を上昇させることにより、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させ、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する再生手段とを備えていることを特徴とするエンジンの排気浄化装置。
  2. 記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されると、該操作が行われてから所定時間内は上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出されても上記エンジンの作動を継続可能にする補助作動手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの排気浄化装置。
  3. 上記再生手段は、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出された時、フィルタ部材の再生を開始するよう構成されるとともに、
    上記補助作動手段は、上記所定時間を経過しても上記再生手段によるフィルタ部材の再生を開始しているときにはエンジンの作動を継続するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの排気浄化装置。
  4. 上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出されない時、上記フィルタ部材の再生が行われていないことを乗員に報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの排気浄化装置。
  5. 上記補助作動手段は、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出されない時、エンジンの作動を継続可能にする作動を停止するとともに、エンジンを停止するよう構成されていることを特徴とする請求項2又は4に記載のエンジンの排気浄化装置。
  6. 上記補助作動手段は、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作されてから所定時間内に、キーがキーオフ位置に操作されない時、エンジンの作動を継続可能にする作動を停止するよう構成されていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一つに記載のエンジンの排気浄化装置。
  7. 上記フィルタ部材の上流側の排気通路には酸化触媒と、
    エンジンの燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射量及び燃料噴射時期を制御する燃料噴射制御手段とが備えられ、
    上記再生手段は、上記燃料噴射制御手段により構成され、圧縮行程近傍で噴射される主噴射の噴射量を増量することによりアイドル回転数を上昇させるとともに、主噴射後の膨張行程において後噴射を実行するよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載のエンジンの排気浄化装置。
  8. 上記補助作動手段は、上記再生手段によるフィルタ部材の再生が完了した時、エンジンを自動停止するように構成されていることを特徴とする請求項23又は7に記載のエンジンの排気浄化装置。
  9. 自動変速機が備えられた車両用エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
    乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
    キーシリンダからキーが抜き取られたことを検出するキー抜き取り検出手段と、
    上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作され、かつ上記キー抜き取り検出手段によりキーの抜き取りが検出された時、アイドル回転数を上昇させることにより、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させ、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する再生手段とを備えていることを特徴とするエンジンの排気浄化装置。
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