JP2005168997A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 先に変動を終了する第1遊技装置51が当り乱数を取得した場合、後に変動を終了する第2図柄表示装置55の特別図柄の変動時間を変更する。第1遊技装置51が当選乱数を取得し、略同時期(まだリーチに至っていない期間)に第2図柄始動口53に入賞した場合には、第2図柄表示装置55の特別図柄の予め決定された変動時間を変更させ、第1図柄表示装置52にリーチが発生する前に停止させる。先に変動を終了する第1図柄表示装置52がリーチに発展している時に第2図柄始動口53に入賞した場合には、当選している第1遊技装置が確定表示する前に特別図柄の変動を停止させる。または、当選している第1図柄表示装置52が確定表示後から大当りインターバル中の期間に停止させる。
【選択図】図8
Description
また、リーチなど所謂大当りの期待度を示す表示演出において、同時に複数が重なった場合などは、いずれか一方の遊技装置を集中してみることが無い為、演出の効果が十分に得られない。
遊技球が第1図柄始動口に入球するタイミングに応じて当否を抽選し、図柄を予め決定された変動時間に従って変動表示後に、当否の結果に応じた図柄を確定表示し、当り乱数を取得した場合には特定図柄を表示して遊技者に有利な第1大当り遊技を実行する第1遊技装置と、
遊技球が第2図柄始動口に入球するタイミングに応じて当否を抽選し、図柄を予め決定された変動時間に従って変動表示後に、当否の結果に応じた図柄を確定表示し、当り乱数を取得した場合には特定図柄を表示して遊技者に有利な第2大当り遊技を実行する第2遊技装置と、
前記第1遊技装置又は第2遊技装置のいずれか一方の遊技装置が当り乱数を取得して前記変動時間に従って前記図柄を変動表示している期間に、遊技球が他方の遊技装置の前記図柄始動口に入球した場合には、前記一方の遊技装置の図柄確定表示期間を避けて前記他方の遊技装置の図柄を停止させるよう、前記他方の遊技装置の前記変動時間を変更させる変動時間変更手段と、
前記一方の遊技装置がその大当り遊技を実行している期間中、前記他方の遊技装置の前記図柄の変動開始を、前記大当り遊技終了まで遅延させる変動開始遅延手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1記載の弾球遊技機において、
前記一方の遊技装置が変動を開始してからリーチに至る以前の期間に、前記他方の図柄始動口に遊技球が入球した場合には、
前記他方の遊技装置の図柄の変動を前記一方の遊技装置のリーチ発生前に停止させ、
前記一方の遊技装置がリーチに発展している期間に、前記他方の図柄始動口に遊技球が入球した場合には、
前記他方の遊技装置の図柄の変動を、前記一方の遊技装置の確定表示前、又は、確定表示後から一方の遊技装置の大当り遊技インターバル中に停止させることを特徴とする。
請求項1又は2記載の弾球遊技機において、
前記他方の図柄始動口に入球した遊技球が前記当り乱数を取得した場合には、前記他方の遊技装置の大当り遊技の開始を、前記一方の遊技装置の大当り遊技の終了後まで遅らせる、大当り遊技開始遅延手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の弾球遊技機において、
前記一方の遊技装置による大当り遊技中でも他方が変動を行う構成において、前記他方の図柄始動口に入球した遊技球が当り乱数を取得している場合には、前記他方の遊技装置の変動時間を前記一方の遊技装置の大当り遊技が終了するまで延長させることを特徴とする。
請求項3又は4に記載の弾球遊技機において、
前記一方の遊技装置の大当り遊技中でも他方が変動を行う構成において、前記他方の図柄始動口に入球した遊技球が前記当り乱数を取得している場合には、前記他方の遊技装置の変動時間を変更せず、前記他方の遊技装置の大当り遊技の開始を遅延させることを特徴とする。
請求項1乃至5に記載の弾球遊技機において、
前記他方の遊技装置が当り乱数を取得しないで前記図柄を変動表示している期間に、前記一方の図柄始動口に遊技球が当り乱数を取得し、且つ、前記他方の遊技装置の変動態様が外れリーチの場合には、前記外れリーチの変動態様を外れ変動態様に変更する変動態様変更手段を備えたことを特徴とする。
変動態様とは、特別図柄が高速変動する態様、右図柄が停止する態様、中図柄が停止する態様、リーチ時の変動態様、および確定表示する態様のことである。
遊技球が第1図柄始動口に入球するタイミングに応じて当否を抽選し、図柄を予め決定された変動態様区分を含む変動時間に従って変動表示後に、当否の結果に応じた図柄を確定表示し、当り乱数を取得した場合には特定図柄を表示して遊技者に有利な第1大当り遊技を実行する第1遊技装置と、
遊技球が第2図柄始動口に入球するタイミングに応じて当否を抽選し、図柄を予め決定された変動態様区分を含む変動時間に従って変動表示後に、当否の結果に応じた図柄を確定表示し、当り乱数を取得した場合には特定図柄を表示して遊技者に有利な第2大当り遊技を実行する第2遊技装置と、
前記第1遊技装置又は第2遊技装置のいずれか一方が当り乱数を取得して前記変動態様区分を含む変動時間に従って前記図柄を変動表示している期間に、遊技球が他方の遊技装置の図柄始動口に入球した場合には、前記変動態様区分を参照し、前記一方の遊技装置の図柄確定表示期間を避けて前記他方の遊技装置の図柄を停止させるよう、前記他方の遊技装置の前記変動時間を変更させる変動時間変更手段と、
前記一方の遊技装置がその大当り遊技を実行している期間中、前記他方の遊技装置の前記図柄の変動開始を、前記一方の遊技装置の大当り遊技終了まで遅延させる変動開始遅延手段と、
を備えたことを特徴とする。
変動態様区分とは、当り乱数を取得した図柄の変動時間を前記した変動態様に基づいて高速変動、右図柄停止、中図柄停止、リーチ、確定停止等の区分毎に別けたものである。
請求項1乃至7に記載の弾球遊技機において、
前記変動時間変更手段が、第1遊技装置又は第2遊技装置の図柄の変動を遊技者の任意により短縮させる短縮ボタンであることを特徴とする。
変動時間変更には変動時間の短縮のみではなく伸張などの変更態様をも含むものである。
他方の遊技装置が通常の変動時間のままでは一方の遊技装置が大当り遊技を開始してしまい、他方の遊技装置の変動が無効になってしまうことを防ぐことができる。また、一方の遊技装置の大当り遊技開始前に他方の遊技装置の変動を停止させることにより、お互いの確定結果が表示されるタイミングをずらすことができ、遊技者が認識しやすくなるため、より好適である。
図1に示す通り、パチンコ機10は、大きくは長方形の外枠11と前面枠12とからなり、外枠11の左隣に公知のプリペイドカードユニット13が設けられている。前面枠12は、左端上下のヒンジ14により外枠11に対し回動可能に取り付けられている。前面枠12の下方には上皿15が設けられ、この上皿15の上面に貸出釦16、精算釦17及び残高表示部18が設けられている。プリペイドカードユニット13のカード口19にプリペイドカードを挿入すると、記憶された残高が残高表示部18に表示され、貸出釦16を押下すると球の貸出しが実行され上皿15の払い出し口より球が排出される。前面枠12には、窓状の金枠20が前面枠12に対して解放可能に取り付けられている。この金枠20には板ガラス21が二重に嵌め込まれている。板ガラス21の奥には遊技盤22が収納されている。上皿15の前面枠12下部には、下皿23が設けられ、下皿23の右側には発射ハンドル24が取り付けられている。この発射ハンドル24の外周には、図示しない回動リングが擁され、これを時計方向に回動すれば球を遊技盤22上に発射することができる。上皿15と下皿23とは連結されていて、上皿15が球で満杯状態になれば下皿23に球を誘導するよう構成されている。
遊技盤22の遊技領域内左側には、第1遊技装置51が設けられており、第1遊技装置51は、特別図柄を表示するLCDパネルユニット(以下、LCDという)52aを備えた第1図柄表示装置52と、羽根61を備えた第1図柄始動口(普通電動役物)53と、主制御装置30と、図柄制御基板50と、大入賞装置39とで構成されている。第1遊技装置51の右隣(遊技領域内右側)には、第2遊技装置54が設けられている。第2遊技装置54は、特別図柄を表示するLCD55aを備えた第2図柄表示装置55と、羽根62を備えた第2図柄始動口(普通電動役物)と、主制御装置30と、図柄制御基板50とで、大入賞装置39とで構成されている。第1図柄始動口53は、第1図柄表示装置52の下部に設けられ、第1遊技に関連する作動口である。第2図柄始動口56は第2図柄表示装置55の下部に設けられ、第2遊技に関連する作動口である。また、第1図柄表示装置52は、LCD52a上部に特別図柄保留記憶用LED48aと普通図柄表示装置37aを備え、第2図柄表示装置55も、特別図柄保留記憶用LED48bと普通図柄表示装置37bを備えている。さらに、第1図柄始動口53と第2図柄始動口56のあいだに普通図柄始動ゲート38が設けられ、その下方に大入賞口39、盤面最下部のアウト口41、その他の各種入賞口71〜74、ランプ風車49a,49b及び図示しない遊技釘等が備えられている。
前述した図柄表示装置制御基板50、賞球制御基板31、発射制御基板33、ランプ制御基板34及び音制御基板35への送信は、主制御基板30からのみ送信することができるよう一方向通信の回路として構成されているが、双方向の通信も可能であるように構成できる。
この入力処理(ステップS170)により第1特別図柄作動スイッチ52d、第2特別図柄作動スイッチ55dに入力がある場合には、特別図柄作動口としての普通電動役物53又は56に遊技球が入賞したときであり、この割り込み処理時の前記当否乱数の値が抽出され当否判定値と比較される(ステップS180)。
電源投入時のコマンドは、パチンコ機10に電源が投入されたとき主制御基板30から図柄制御基板50に送信されるコマンドコードであり、10Hの動作番号及び01Hの識別番号の2バイト命令で構成されている。図柄制御基板50がこのコマンドを受信するとROMに書込まれた制御プログラムに従って特別図柄表示装置52,55の画面上に電源投入時のデモ画面を表示する。
客待ちデモのコマンドは、前記電源投入時のデモ画面が終了した後、又は遊技者が所定時間(通常約3分間)発射ハンドル24に触れていないと判断されたときに送信されるコマンドであり、20Hの動作番号及び01Hの識別番号の2バイト命令で構成されている。図柄制御基板50がこのコマンドを受信するとROMに書込まれた制御プログラムに従って図柄表示装置52,55の画面上に客待ちのデモ画面を表示する。例えば、特別図柄表示領域上に変動表示される特別図柄の変動パターンを全て順番に表示する。このとき、背景画面上には各々の変動パターンに対応した背景画像及びキャラクタが表示される。この客待ちデモ画面は遊技客が発射ハンドル24を操作するまで全ての変動パターンを順番に表示して一巡した後、繰り返し表示する。尚、遊技者が発射ハンドル24に触れているか否かはタッチスイッチ24aの入力により検知することができる。本実施形態では、タッチスイッチ24aの入力を主制御基板30に入力する構成としたので、主制御基板30と発射制御基板33との通信を主制御基板30からの一方向通信としながらも前記検知が可能なのである。もちろん、主制御基板30からタッチスイッチ24aのオンオフ情報は発射制御基板33に送信される。このタッチスイッチ24aの入力を発射制御基板33に入力する構成とし、いずれかの又は全ての入賞口に所定時間入賞がないこと、又は遊技盤22上のアウト口41にスイッチを設けてこのスイッチが所定時間オンしないことにより遊技者が遊技を実行していないことを判断する構成としても良い。
図柄変動中コマンドは、特別図柄変動時に主制御基板30から図柄制御基板50へ送信されるコマンドであり、表1に示す通り(1)変動タイムコード、(2)左静止図柄指定コード、(3)中静止図柄指定コード、(4)右静止図柄指定コード、の4種類のコマンドコード(以下、この4つのコマンドコードを総称して「画像表示コマンド」ということもある。)に分類される。
変動タイムコードは、動作番号として30Hの1バイト命令と識別番号として01Hから1EHの30種類の1バイト命令とからなる30種類の2バイト命令として構成されている。30種類の1バイト命令は、1秒単位の5秒〜35秒の30種類の時間を表している。
左静止図柄指定コードは、31Hの動作番号と01H〜0FHの15種類の識別番号とからなる命令コードであり、識別番号が01Hのときは左静止図柄として「0」、02Hのときは「1」、03Hのときは「2」、04Hのときは「3」、05Hのときは「4」、06Hのときは「5」、07Hのときは「6」、08Hのときは「7」、09Hのときは「8」、0AHのときは「9」、0BHのときは「A」、0CHのときは「B」、0DHのときは「C」、0EHのときは「D」、0FHのときは「E」の文字を特別図柄として特別図柄表示領域に表示させるためのものである。
中静止図柄指定コードは、32Hの動作番号と01H〜0FHの15種類の識別番号とからなる命令コードであり、識別番号は前記左静止図柄指定コードの識別番号と同じ意味をもち、各々で指定される文字を特別図柄として特別図柄表示領域に表示させるためのものである。
右静止図柄指定コードは、33Hの動作番号と01H〜0FHの15種類の識別番号とからなる命令コードであり、識別番号は前記左静止図柄指定コードの識別番号と同じ意味をもち、各々で指定される文字を特別図柄として特別図柄表示領域に表示させるためのものである。
大当り開始時コマンドコードは、特別図柄表示領域に表示される左、中及び右特別図柄が同一図柄を表示した後から大当り動作が開始されるまでの間に大当りが発生したということを遊技者にアピールする画像を表示するときに使用されるコマンドであり、40Hの動作番号と01Hの識別番号により構成されている。この命令コードを図柄制御基板50が受信すると特別図柄表示装置52,55の画面上に「大当り」等の文字を表示しキャラクタが喜ぶ画像を表示すると共に、音制御基板35により効果音を出力する処理がなされる。
大当り中コマンドは、開放前コード、開放中コード、10カウント入賞コード、V通過コード及びラウンド表示コードの5個のコマンドに分類される。
(1)開放前コードは、50Hの動作番号及び01Hの識別番号より構成され、図柄制御基板50がこの命令コードを入力すると、大入賞口39を開放することを遊技者に知らせる画像を背景画面に表示する処理を実行する。
大当り終了時コマンドは、大当り終了デモコマンドコードと高確率移行コマンドコードとからなる。
動作異常時コマンドは、パチンコ機10に異常が発生したときに送信される命令コマンドであり、本実施形態では、70H01HのE1エラーコード、70H02HのE2エラーコード、70H03HのE3エラーコードより構成されている。E1エラーコードは、テンカウント異常エラーであり、大入賞口39が開放したときに遊技球が1個も検知されない場合に出力され、E2エラーコードは下皿23が満杯で満タンスイッチ24aがオンしたとき出力され、E3エラーコードは補給スイッチ44がオンしたとき出力される。これらの異常時コマンドを送信することにより表示されるエラーメッセージは、異常が解除されたとき送信される70H04Hのエラー解除コードにより消去される。
前述したステップS100〜S200までの本処理を実行するのに必要とされる時間は、大当り処理を実行するか否か、特別図柄の表示態様の相違等により割り込み毎に異なる。この結果、残余処理を実行する回数も割り込み毎に異なり、図5に示された割り込み処理が1回実行されることにより外れ図柄乱数及び初期乱数の更新される(加算される)値も一律では無くなる。これにより、初期乱数及び外れ図柄乱数が当否乱数と同期する可能性は無くなる。尚、実施形態1においては、当否乱数の更新は初期乱数の値により変更される構成なので同期の虞は全くない。また、前述した普通図柄乱数更新処理(ステップS160)も残余処理内において実行するよう構成しても良い。
この変動時間変更処理は、遊技装置51及び54のうち、いずれか一方又は両方が当選となる乱数値を取得した場合に、当選していない方、若しくは特別図柄の確定表示が後になる方の変動時間を変更するものである。処理が開始されると、第1遊技装置51に入賞したか、あるいは保留記憶があるか否かを判定する(S300)。ここで否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら第2図柄表示装置55の特別図柄が変動を開始したか否か(特別図柄が変動中か否か)を判定する(S310)。ここで否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら第2図柄始動口56への入賞により抽選した変動パターンの変動時間を参照し(S320)、第1図柄表示装置52の特別図柄の変動を開始し(S330)、第1図柄表示装置52の特別図柄が第2図柄表示装置55の特別図柄よりも先に確定表示するか否かを判定する(S340)。ここで肯定判定ならリターンに抜け、否定判定なら第2遊技装置54が当選したか否かを判定する(S350)。否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら第1図柄表示装置52の特別図柄の変動時間を短縮し、リターンに抜ける。
この特別図柄変動開始遅延処理は、遊技装置51又は54のうち、いずれか一方の変動時間を変更し変動停止させた場合は、他方の遊技装置の大当り遊技動作が終了するまでは次回の変動を開始させないものである。処理が開始されると、第2図柄表示装置55の特別図柄の変動時間が短縮処理済みか否かを判定する(S400)。ここで否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら第2図柄表示装置55の特別図柄が確定表示したか否かを判定する(S410)。ここで否定判定なら確定表示するまでステップS410の処理を繰り返し、肯定判定なら第2図柄作動口56の保留記憶があるか、または、第2図柄作動口56に入賞したか否かを判定する(S420)。ここで否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら第2図柄表示装置55の特別図柄の変動開始を遅延させて(S430)、第1図柄表示装置52の特別図柄が確定表示したか否かを判定する(S440)。ここで否定判定なら確定表示するまでステップS440の処理を繰り返し、肯定判定なら第1遊技装置51の大当り遊技を開始し(S450)、第1遊技装置51の大当り遊技が終了したか否かを判定する(S460)。ここで否定判定なら大当り遊技が終了するまでステップS460の処理を繰り返し、肯定判定なら第2図柄表示装置55の特別図柄の変動開始遅延処理を解除し(S470)、リターンに抜ける。
(第1遊技)
遊技者により操作される発射ハンドル24の回動量に応じて発射モータ33aにより遊技球が遊技盤22上に発射され、発射された遊技球が第1遊技装置51の特別図柄始動口としての普通電動役物53に入賞すれば第1特別図柄作動スイッチ52dにより検出され、第1図柄表示装置52のLCD52a画面上の特別図柄表示領域に特別図柄を所定時間変動表示した後に確定表示するよう働く。主制御基板30から図柄制御基板50へ特別図柄に関するコマンド等が送信され、図柄制御基板50では、LCD52a画面上への特別図柄、背景図柄等の画像を表示するように画像制御が実行される。特別図柄に関しては、まず左図柄が確定表示され、次に右図柄が確定表示され、右図柄と左図柄が一致しない場合は外れが確定し、その後、中図柄が確定表示される。右図柄と左図柄が一致した場合(例えば7?7)はリーチとなり、中図柄が変動した後に確定表示する。この確定表示した中図柄が右及び左図柄と一致しない場合はリーチ外れとなる(例えば727)。一方、この確定表示した特別図柄が予め定められた特定図柄、例えば、前記リーチの後、全ての特別図柄が一致した場合(「777」等の3桁同一図柄)を表示すると大当り状態として、その後、遊技者に有利なゲーム内容を提供する。
第1遊技と同様、遊技者により操作される発射ハンドル24の回動量に応じて発射モータ33aにより遊技球が遊技盤22上に発射され、発射された遊技球が第2遊技装置54の特別図柄始動口としての普通電動役物56に入賞すれば第2特別図柄作動スイッチ55dにより検出され、第2図柄表示装置55のLCD55a画面上の特別図柄表示領域に特別図柄を所定時間変動表示した後に確定表示するよう働く。主制御基板30から図柄制御基板50へ特別図柄に関するコマンド等が送信され、図柄制御基板50では、LCD55a画面上への特別図柄、背景図柄等の画像を表示するように画像制御が実行される。特別図柄に関しては、まず左図柄が確定表示され、次に右図柄が確定表示され、右図柄と左図柄が一致しない場合は外れが確定し、その後、中図柄が確定表示される。右図柄と左図柄が一致した場合(例えば7?7)はリーチとなり、中図柄が変動した後に確定表示する。この確定表示した中図柄が右及び左図柄と一致しない場合はリーチ外れとなる(例えば727)。一方、この確定表示した特別図柄が予め定められた特定図柄、例えば、前記リーチの後、全ての特別図柄が一致した場合(「777」等の3桁同一図柄)を表示すると大当り状態として、その後、遊技者に有利なゲーム内容を提供する。
大当り状態となった場合の大入賞口39の動作等は、前述した第1遊技装置51と同様である。なお、本実施形態のパチンコ機10は大入賞口39を有する構成であるが、遊技装置51又は54のそれぞれに大入賞口を設ける構成としても構わない。
図8(a)〜(c)に示す通り、先に特別図柄の変動を終了(先に特別図柄が確定)する第1遊技装置51が当り乱数を取得していた場合、後に特別図柄の変動を終了(後に特別図柄が確定)する第2図柄表示装置55の特別図柄の変動時間を変更する。この場合の変更内容としては、当選乱数を取得した一方(第1遊技装置51)と、他方(第2遊技装置54)の入球タイミングにより好適な停止タイミングが変わる。
まず、図8(a)に示す通り、第1遊技装置51が当選乱数を取得し、略同時期(まだリーチに至っていない期間)に第2図柄始動口53に入賞した場合には、第2図柄表示装置55の特別図柄の予め決定された変動時間を変更させ、第1遊技装置51にリーチが発生する前に停止させ確定表示する。
これにより、第1遊技装置51の当り乱数取得によるリーチ演出を、第2遊技が邪魔しないので、遊技者は第1遊技の演出に集中することができる。
または、図8(c)に示す通り、当選している第1遊技装置51が特別図柄の確定表示後から大当り遊技に至るまでのインターバル中の期間に、第2図柄表示装置52の特別図柄の変動を停止し確定表示させる。
これにより、第2図柄表示装置55の特別図柄が通常の変動時間のままでは、第1遊技装置51が大当り遊技を開始してしまい、第2図柄表示装置55の特別図柄の変動が無効になってしまうことを防ぐことができる。
なお、第1遊技装置51の特別図柄の確定前に無理に第2遊技装置54の特別図柄を停止すると、遊技者は第2遊技装置54の特別図柄が変動したことも気付かない恐れがあるため、第1遊技装置51の特別図柄の変動を停止し確定表示し、大当り遊技が開始されるまでのインターバル中に停止させた方が、認識力が高まる。
図9(a)に示す通り、第1遊技装置51が当選乱数を取得し、略同時期(まだリーチに至っていない期間)に第2図柄始動口53に遊技球が入賞した場合には、先に変動を停止する第1図柄表示装置52の特別図柄が確定表示された後から、大当り遊技が開始されるまでのインターバル中の期間に、第2図柄表示装置55の特別図柄の変動を停止させ確定表示させる。そして、特別図柄を確定表示させた後は、第2遊技装置54の大当り遊技を開始することを遅延させ、第1遊技装置51の大当り遊技が終了するのを待つ状態に設定する。つまり、第2遊技装置54の大当り遊技の開始を遅延させる制御を行うのである。
これにより、先に停止した第1遊技の演出が終わると同時に第2遊技も立て続けに当選を報知され、しかも、第2遊技の大当り遊技は第1遊技の大当り遊技が終了されるまで遅延されるため、遊技者は大当りが連続することを認識した上で大当り遊技を行えるため、遊技意欲が向上する。
これにより、遊技者を混乱させる恐れは多少あるが、大当りのインパクトが大きく遊技者の喜びを増大させることができる。
第1遊技装置51が大当り遊技中に、第2遊技装置54が外れ乱数を取得した場合は、第2図柄表示装置55の特別図柄の変動時間は変更されない。
図10(a)に示す通り、第1遊技装置51が大当り遊技中に、第2遊技装置54も当り乱数を取得した場合は、第2図柄表示装置55の特別図柄の変動時間を、大当り遊技が開始されている第1遊技装置51の大当り遊技が終了するまで延長させる。
これにより、遊技者は有利な状態でありながら、また次の大当り遊技の可能性を期待しながら大当り遊技を行えるため、遊技意欲が向上する。
また、遊技装置51,54の変動時間は変更されないが、一方の遊技装置の大当り遊技の開始を遅延する処理も可能である。これにより、一方の遊技装置が大当り遊技中に他方の遊技装置の大当りが確定しても、大当り遊技が開始されないため無効となることを防ぐことができ、遊技者の利益を損なわない遊技内容とすることができる。
具体例を挙げれば、第2遊技装置54が、特別図柄の変動時間が約2分の外れリーチの変動パターンを取得して変動開始を行った直後に、第1遊技装置51が変動時間が約1分の当りになるリーチの変動パターンを取得した場合は、第2図柄表示装置55の特別図柄の変動時間を30秒に変更し、変動態様もリーチ演出を行わない外れ変動に変更する。これにより、第1遊技装置51の大当りまでの演出を妨げる事がない。また、本当に当る遊技装置の図柄表示装置の方に集中できるようようにすることができる。
図11(a)に示す通り、遊技装置51及び54は、特別図柄の変動を開始する直前にお互いを参照する。まず、先に特別図柄の確定表示をする方(第1遊技装置51)が当選乱数を取得している場合、第1遊技装置51が第2遊技装置54を参照し、第2遊技装置54が当り乱数を取得していないことを確認し、第1遊技の変動時間はそのままとする。その後(第2遊技装置54の特別図柄の確定表示後、特別図柄変動開始等のタイミング)、第2遊技装置54が第1遊技装置51を参照し、当り乱数を取得していることを確認し、第2遊技装置54の特別図柄の変動時間を第1遊技装置51の特別図柄の変動時間より短くする処理を行う。第2図柄表示装置55の特別図柄を第1遊技装置51のリーチ変動および確定表示期間よりも前に確定表示させるように制御する変動時間変更処理は、前述した図8の処理と同様である。
図12(b)は、第1遊技装置51の特別図柄の変動が当選乱数を取得しており、第2遊技装置54の特別図柄は外れ変動を行う場合の参照タイミングを示したものである。
図13(a)(b)の先に特別図柄の変動を確定表示する方が当選乱数を取得している場合を説明する。図13(a)は第1遊技装置51が大当り遊技の場合、多少のタイミングを合わせるとしても特別図柄の変動を行う例であり、図13(b)は大当り遊技中は特別図柄の変動は停止させないが確定停止(大当り遊技中は一変動しかない)させない例である。
図13(a)は、まず、第1遊技装置51が第2遊技装置54を参照し、大当り乱数値を取得していないことを確認し第1遊技装置51の変動時間はそのままとする。次に、第2遊技装置54が第1遊技装置51を参照し、第1遊技装置51の当り乱数取得を確認し、第1図柄表示装置52の特別図柄停止以降から大当り遊技が開始される間に第2図柄表示装置55の特別図柄を確定表示させるように変動時間を変更する。これにより遊技者が第1遊技装置51の特別図柄の変動演出(リーチ)に集中できるようになる。
また、図13(b)に示す通り、まず、第1遊技装置51が第2遊技装置54を参照し、当り乱数値を取得していないことを確認し第1図柄表示装置52の変動時間はそのままとし、次に、第2遊技装置54が第1遊技装置51を参照し、当り乱数取得を確認し、第1遊技装置51の大当り遊技が終了するまで、第2図柄表示装置55の特別図柄変動時間を延長する構成としてもよい。
具体例として、第1の変動時間が残り数秒という段階(当選)で第2が変動開始(外れ)した場合、一方の遊技装置が大当り遊技中の時でも変動を行う構成ならば、変動時間に変更を加えないことも考えられる。第1終了間際で第2が変動開始しているため、変動演出が重なることもない為、変更する必要が無いからである。
実施形態2のパチンコ機10は、主制御基盤30によって実行される変動時間変更処理が、相手の変動パターンを予め変動態様に合わせて区分しておき、その区分を参照することによって実行されるものである。変動を変動開始時、高速変動時、右図柄停止時、中図柄停止時、リーチ時、仮停止時などに区分しておき、参照する時にどの区分にいるのかを把握することにより、おおよその残り変動時間(残り区分)を認知するものである。また、確定表示する場合にも、相手の区分を参照して選択することができるよう構成されている。
処理が開始されると、第1図柄表示装置52の特別図柄が変動中であるか否かを判定する(S600)。ここで否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら第1図柄表示装置52の特別図柄の変動時間短縮処理が終了しているか否かを判定する(S610)。ここで否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら第1変動設定処理1、即ち第1遊技装置51がリーチ区分に移行する前に第2図柄表示装置55の特別図柄の変動を停止させる処理を実行するか否かを判定する(S620)。ここで肯定判定なら、第2図柄表示装置55の特別図柄の変動が第1遊技装置51の変動区分のうち、(4)リーチ期間まで進行しているか否かを判定する(S630)。否定判定なら、第2図柄表示装置55の図柄表示が(6)大当りインターバルまで進行しているか否かを判定する(S640)。ステップS630で肯定判定なら、第1図柄表示装置52の特別図柄の変動を停止し(S650)、否定判定の場合は、リーチ期間まで第2図柄表示装置55の特別図柄の変動を続けて、第1図柄表示装置52の特別図柄の変動を停止してから(S650)、リターンに抜ける。ステップS640で否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら、第1図柄表示装置52の特別図柄の変動を停止し(S650)、リターンに抜ける。
実施形態3のパチンコ機10は、第1遊技装置51のみに第2図柄表示装置55の特別図柄の変動時間を変更する手段を備え、第1遊技装置51が当り乱数を取得した時には、第2図柄表示装置55の特別図柄の変動時間よりも長くなるように変更し、第2遊技装置54が当り乱数を取得した時は、第2図柄表示装置55の特別図柄の変動時間よりも短くなるように変更する構成を備えたものである。
なお、ステップS760〜ステップS780に関しては、適宜変更した構成を採用することが可能である。例えば、ステップS780の「第1変動短縮処理」を「第1変動伸長処理」、「第1変動待機処理」又は「第2大当り遊技遅延処理」等とする構成としても構わない。
この構成の効果としては、必ずしも両方が相手の変動状態を参照する手段を持つ必要は無く、上記の構成ならば、前述実施形態と同様の効果を奏することが可能である。
実施形態4のパチンコ機10は、一方(例えば第1遊技装置51)が大当り遊技を開始しているときに、他方(例えば第2図柄表示装置55)が変動可能な構成において、予め始動口入賞時に取得される変動パターンに大当り遊技に係る時間以上が設定されており、変動時間変更起因により、変動短縮を行わない構成を備えたものである。
少なくとも最短の変動時間のものでも、大当りに係る遊技動作に係る時間である当り動作対応時間(大当り遊技開始インターバル、各ラウンド開放最長時間、ラウンド間インターバル、大当り遊技終了インターバル)以上の変動時間を有し、他方の遊技装置が当り乱数値を取得していないことが判断されると、上記当り動作対応時間の適宜期間例えば(1)〜(4)をカットして短縮変動を行う。其れ故、通常中は従来どおりの変動時間でありながら、他方の遊技装置が大当り遊技状態になっても短縮を止めるだけで対応することができる。
実施形態5のパチンコ機10は、変動時間変更手段としてスイッチ・ボタン等の変更手段を使用する構成としたものである。本実施形態の変動時間変更手段は、遊技装置51及び54のいずれか一方が大当りの期待が高い変動状態の時に有効となり、該有効時に使用することにより、他方の遊技装置の図柄表示装置の特別図柄の変動時間が短縮され、該変動が終了した時には前記大当りの期待が高い変動状態が確定表示又は大当り遊技が終了するまで、次回の変動開始を遅延する制御を行う。
これにより、遊技者の任意により一方の遊技装置の変動を短縮することができ、一方の遊技装置の変動に集中することができる。
別の構成として、一方(第1遊技装置51)が当選乱数を取得した時は、他方(第2遊技装置54)も大当りが期待できる演出を行い、確定表示も同時になるように、特別図柄の変動時間を変更する制御を備えた構成としてもよい。
上記制御を行うことにより、複数の図柄表示装置を備えたことにより可能となった演出を行うことができる。
例えば、図23(a)に示す通り、1つの特別図柄表示を第1表示領域と第2表示領域に分けた構成とする。または、図23(b)に示す通り、第2表示領域を変更して縮小した場合、第1表示領域を拡大して、表示領域の略全域を使用して演出を行うことが可能となる。こうすることにより、遊技者は2つの表示装置を交互に見る必要がなく、1つの表示装置で2つの変動を視認することができるようになる。
互いの遊技装置が他を参照する場合には、次の発明態様が考えられる。少なくとも2つの図柄表示装置とそれぞれに対応する始動口とを備えた構成の第1遊技装置及び第2遊技装置を備える遊技機において、お互いの第1遊技装置と第2遊技装置の図柄の変動状態を参照することが可能であり、いずれの図柄も変動している場合であって、先に変動が停止する方が所定条件を得ている場合は、他方の図柄は先の図柄の変動状態を参照することで自己の変動時間を決定することを特徴とする遊技機である。
22…遊技盤 23…下皿 24…発射ハンドル
30…主制御装置 31…賞球制御基板 50…図柄制御基板
51…第1遊技装置 52…第1図柄表示装置 53…第1図柄始動口
54…第2遊技装置 55…第2図柄表示装置 56…第2図柄始動口
64…カウントスイッチ 65…Vスイッチ 75…短縮ボタン
Claims (8)
- 遊技球が第1図柄始動口に入球するタイミングに応じて当否を抽選し、図柄を予め決定された変動時間に従って変動表示後に、当否の結果に応じた図柄を確定表示し、当り乱数を取得した場合には特定図柄を表示して遊技者に有利な第1大当り遊技を実行する第1遊技装置と、
遊技球が第2図柄始動口に入球するタイミングに応じて当否を抽選し、図柄を予め決定された変動時間に従って変動表示後に、当否の結果に応じた図柄を確定表示し、当り乱数を取得した場合には特定図柄を表示して遊技者に有利な第2大当り遊技を実行する第2遊技装置と、
前記第1遊技装置又は第2遊技装置のいずれか一方の遊技装置が当り乱数を取得して前記変動時間に従って前記図柄を変動表示している期間に、遊技球が他方の遊技装置の前記図柄始動口に入球した場合には、前記一方の遊技装置の図柄確定表示期間を避けて前記他方の遊技装置の図柄を停止させるよう、前記他方の遊技装置の前記変動時間を変更させる変動時間変更手段と、
前記一方の遊技装置がその大当り遊技を実行している期間中、前記他方の遊技装置の前記図柄の変動開始を、前記大当り遊技終了まで遅延させる変動開始遅延手段と、
を備えたことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1記載の弾球遊技機において、
前記一方の遊技装置が変動を開始してからリーチに至る以前の期間に、前記他方の図柄始動口に遊技球が入球した場合には、
前記他方の遊技装置の図柄の変動を前記一方の遊技装置のリーチ発生前に停止させ、
前記一方の遊技装置がリーチに発展している期間に、前記他方の図柄始動口に遊技球が入球した場合には、
前記他方の遊技装置の図柄の変動を、前記一方の遊技装置の確定表示前、又は、確定表示後から一方の遊技装置の大当り遊技インターバル中に停止させることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1又は2記載の弾球遊技機において、
前記他方の図柄始動口に入球した遊技球が前記当り乱数を取得した場合には、前記他方の遊技装置の大当り遊技の開始を、前記一方の遊技装置の大当り遊技の終了後まで遅らせる、大当り遊技開始遅延手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3に記載の弾球遊技機において、
前記一方の遊技装置による大当り遊技中でも他方が変動を行う構成において、前記他方の図柄始動口に入球した遊技球が当り乱数を取得している場合には、前記他方の遊技装置の変動時間を前記一方の遊技装置の大当り遊技が終了するまで延長させることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3又は4に記載の弾球遊技機において、
前記一方の遊技装置の大当り遊技中でも他方が変動を行う構成において、前記他方の図柄始動口に入球した遊技球が前記当り乱数を取得している場合には、前記他方の遊技装置の変動時間を変更せず、前記他方の遊技装置の大当り遊技の開始を遅延させることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1乃至5に記載の弾球遊技機において、
前記他方の遊技装置が当り乱数を取得しないで前記図柄を変動表示している期間に、前記一方の図柄始動口に遊技球が当り乱数を取得し、且つ、前記他方の遊技装置の変動態様が外れリーチの場合には、前記外れリーチの変動態様を外れ変動態様に変更する変動態様変更手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。 - 遊技球が第1図柄始動口に入球するタイミングに応じて当否を抽選し、図柄を予め決定された変動態様区分を含む変動時間に従って変動表示後に、当否の結果に応じた図柄を確定表示し、当り乱数を取得した場合には特定図柄を表示して遊技者に有利な第1大当り遊技を実行する第1遊技装置と、
遊技球が第2図柄始動口に入球するタイミングに応じて当否を抽選し、図柄を予め決定された変動態様区分を含む変動時間に従って変動表示後に、当否の結果に応じた図柄を確定表示し、当り乱数を取得した場合には特定図柄を表示して遊技者に有利な第2大当り遊技を実行する第2遊技装置と、
前記第1遊技装置又は第2遊技装置のいずれか一方が当り乱数を取得して前記変動態様区分を含む変動時間に従って前記図柄を変動表示している期間に、遊技球が他方の遊技装置の図柄始動口に入球した場合には、前記変動態様区分を参照し、前記一方の遊技装置の図柄確定表示期間を避けて前記他方の遊技装置の図柄を停止させるよう、前記他方の遊技装置の前記変動時間を変更させる変動時間変更手段と、
前記一方の遊技装置がその大当り遊技を実行している期間中、前記他方の遊技装置の前記図柄の変動開始を、前記一方の遊技装置の大当り遊技終了まで遅延させる変動開始遅延手段と、
を備えたことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1乃至7に記載の弾球遊技機において、
前記変動時間変更手段が、第1遊技装置又は第2遊技装置の図柄の変動を遊技者の任意により短縮させる短縮ボタンであることを特徴とする弾球遊技機。
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