JP2005164596A - 時計のデテント脱進機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小寸法の時計のためのデテント脱進機を提供する。
【解決手段】デテント脱進機は、歯3を備えたがんぎ車2と、衝撃パレット・ストーン5を備えたローラ4と、ピン8に蝶番式に取り付けられたレバー6の形を呈するブロッキング部材とを含む。レバーの第1アーム9および第2アーム10はそれぞれ、ロック・パレット・ストーン7と第1作動フィンガ11を支えている。ローラ4の上には弾性部材12が取り付けられ、前記弾性部材は第2作動フィンガ14を支え、前記第2作動フィンガは、ローラ4が第1方向aに回転すると前記第1フィンガ11を駆動してブロッキング部材6を作動し、前記第1フィンガ11を回すことができ、ローラ4が第1方向とは反対の第2方向bに回転するときは前記第1フィンガ11を駆動しない。弾性部材12は、中心16の回りに巻かれた複数の巻き15を含む大きな長さのばねである。
【選択図】図2

Description

本発明は、第1実施形態によれば、歯が備えられたがんぎ車と、衝撃パレット・ストーンを備えて、てんぷに取り付けられたローラと、1本のピンに蝶番式に取り付けられたレバーの形を有し、そのレバーの第1アームと第2アームがそれぞれロック・パレット・ストーンと第1作動フィンガとを支えるブロッキング部材と、ローラの上に取り付けられており、ローラが第1方向に回転するときは第1フィンガを駆動してブロッキング部材を作動させて回すことができ、ローラが第1方向と反対の第2方向に回転するときは前記フィンガを駆動しない第2作動フィンガを支えている弾性部材とを含む、時計のためのデテント脱進機に関する。
上記の説明に答えるデテント脱進機はすでに提案されている。「l’Art de Breguet」(London 1975)と題するGeorge Danielの著作の図402にこの概略図を見ることができる。開示されたこのシステムは回転するデテント・クロノメータ脱進機を示しており、したがって1本のピンに蝶番式に取り付けられたレバーの形のブロッキング部材を使用している。レバーの1つのアームは、がんぎ車の歯と協働するロック・パレット・ストーンを備え付けている。他のアームは、てんぷに確保されたローラの上に取り付けられたばね装置と協働する。このばね装置は非常に短い条片であって、これは、ローラが一方向に回転するときにはレバーを作動させることができ、またローラが反対方向に回転するときは前記レバーに全く作用しない。この著作には、衝撃が1回強制振動によっててんぷに与えられるのみで、この間にがんぎ車が一角度段だけ回転し、レバー脱進機では前記がんぎ車が各振動時に半ステップだけ前進する、あらゆるデテント脱進機の原理が記載されている。がんぎ車の慣性に続いて費やされるエネルギーは振動毎に1回ではなく、強制振動毎に1回発生するだけであるから、デテント脱進機によって提供される利点の1つをここに見ることができる。
ローラの上に取り付けられた弾性部材を含み、その弾性部材が、がんぎ車の1つの歯を解除することができる戻り止めをローラの一回転方向にのみ作動するデテント脱進機が、「Handbuch des Chronometrie und Uhrtechnik」と題するGlaser教授の著作の図352bに示されている。1770年にF.Berthoudによってすでに提案されているこの脱進機はクロノメータ用である。この装置は一種の弓状物によってローラの上に取り付けられた比較的短い条片ばねで、弓状物はローラとともに回転する。条片の端部は戻り止めの端部と協働し、戻り止めは実際にはレバーではないが、ロック・パレット・ストーンを支える可とう性のステムである。
先に簡単に説明した2件の実施形態から、クロノメータまたは舶用クロノメータなどの大型時計に適する構造が使用し続けられている。これらの時計はすぐれた正確さのために高く評価され、この理由で高い正確さのためにそれ自体知られているデテント脱進機が非常にしばしば使用されている。問題とする時計の大きな寸法は、大きなエネルギー貯蔵と高いトルクとを有する大きなてんぷの使用を可能にする。したがってこれにより、前述の従来技術の条片ばねによって与えられるかなりの力を克服することができ、一般に従来の構造は金のばねを使用している。デテント脱進機では、第1振動によってばねが締められてロック・パレット・ストーンを解除する必要があること、および第2振動によって前記ばねはロック・パレット・ストーンを作動されていない戻り止めの周りに動かすために降ろされる必要があることが知られている。
George Daniel、「l’Art de Breguet」(London 1975) Glaser、「Handbuch des Chronometrie und Uhrtechnik」 Huguenin、Guye、およびGauchat、「Echappements et Moteurs pas a pas」
本発明の目的は、例えば従来のレバー脱進機に代えてデテント脱進機を備え、このデテント脱進機によって提供される利点から利益を得る小寸法の時計、例えば腕時計を提案することである。しかし、先に説明した従来の技術の技法を使用することは、腕時計のてんぷによって生成されるエネルギーがクロノグラフ腕時計によって生成されるものよりはるかに低いので、故障につながることがあり、したがってこのてんぷは戻り止めに作用する力を克服できないことは理解されよう。
したがって本発明の時計は、本説明の第1節の定義に答えることに加えて、弾性部材が中心の周りに複数の巻きを含むばねであり、この弾性部材は例えばぜんまいの形を取ることができることを特徴とする。したがって、本発明のデテント脱進機では、従来の脱進機の短いばねがはるかに長いばねによって置き換えられ、ばねを曲げる責任を果たすてんぷによる作動力がはるかに少なくて済むようになっている。
本発明はまた、第2実施態様によれば、歯を備えたがんぎ車と、衝撃パレット・ストーンと第1フィンガとを備え、てんぷに確保されたローラと、ピンに蝶番式に取り付けられたブロッキング部材と、ロック・パレット・ストーンを支える前記レバーの第1アームとを含む時計であって、前記レバーは第2作動フィンガを支える弾性部材を含み、第2作動フィンガは、ローラが第1方向に回転すると第1フィンガによって駆動されてブロッキング部材を作動させることができ、ローラが第1方向とは反対の第2方向に回転すると前記第1フィンガを駆動することなく回る、時計にも関する。
この第2実施態様は、弾性部材がもはやローラの上に配置されず、ブロッキング部材に配置されていることで第1実施態様とは異なる。その他については原理は同じままであり、すなわち寸法の小さな時計、例えば腕時計に備えることができる新しいデテント脱進機を提案しており、この新しい脱進機も大きな長さを有する弾性部材を含み、てんぷによって必要とされる作動力を最小限に少なくする。
したがって本発明の時計は、第2実施形態に関する先の定義に答えることに加えて、弾性部材が第1変形例においては蛇行ばねを含み、第2変形例においてはぜんまいを含むことを特徴とする。ここでもまた繰り返すべきであるが、周知の脱進機の短いばねがはるかに長いばねによって置き換えられ、それによってばねを曲げる責任を果たすてんぷによる作動力がはるかに少なくて済むようになっている。
以下、添付の図面に図示された例示として挙げる2件の実施形態によって、本発明を詳細に説明する。
本発明による第1実施形態を図1〜11に図示する。デテント脱進機は、複数の歯3を備えたがんぎ車2を含む。図示されてはいないが、がんぎ車は時計の歯車列によって駆動され、歯車列はその駆動力をバレルから受ける。図はてんぷピン(図示せず)の上に取り付けられたローラ4を示している。ローラ4は、がんぎ車2の歯3から衝撃を受け取るパレット・ストーン5を備えている。システムはまた、ピン8に蝶番式に取り付けられたブロッキング部材6も示す。ブロッキング部材は、ロック・パレット・ストーン7を支える第1アーム9と第1作動フィンガ11を支える第2アーム10とを含む。ロック・パレット・ストーン7はがんぎ車2の歯3と協働する。ローラ4の上に弾性部材12が取り付けられている。この弾性部材12は第2作動フィンガ14を支え、第2作動フィンガ14は、ブロッキング部材6を作動させて前記第1フィンガ11を回すために第1方向aに回転すると、第1フィンガ11を駆動することができ、ローラ4が第1方向とは反対の第2方向bに回転するときは、前記第1フィンガ11を駆動することはない。
すでに先に論じたように、本発明の創意は、デテント脱進機を小寸法の時計に備えることができるようにする弾性部材12にある。これは、弾性部材が中心16の周りに複数の巻き15を含むばねである場合に可能である。したがってこれは非常に長い極端にフレキシブルなばねであり、これを作動させるてんぷから必要とされる力が最小限になるばねである。このばねはいくつかの形状を取ることができる。ぜんまい12などの、固定点の周りにそれ自体回って1つの平面に支えられた条片を選択することが好ましいが、この巻線またはコイルは、例えば正方形または長方形のさまざまな形状を取ることができる。
図1〜11に示すぜんまい12はピン16に同軸に取り付けられ、ピン16はローラ4とてんぷ(図示せず)を支えている。ぜんまい12の内端部17は、ローラ4を支えるピン16に固定されている。ぜんまい12の外端部13は前述の第2作動フィンガ14を支えており、第2作動フィンガ14は前記外端部の周辺の外に出ている。
図1〜11はまた、ぜんまい12の外端部13とローラ4が保持手段を含み、これらの保持手段は、第2フィンガ14の振れを制限し、ぜんまい12を限界内に保持しながら、ブロッキング部材6によって支えられた第1フィンガ11が駆動させられるかまたは回ることを可能にするように備えられている。これらの保持手段についてこれから説明する。
ローラ4は第1ピン19を支え、第1ピン19の周りに、ぜんまい12の外端部13に作られた開口部18が隙間を伴って係合している。ローラ4は第2ピン20を支え、その第2ピン20は、ぜんまい12の外端部13の終端の舌状部21に向かい合っている。前記外端部13は順番にその端部に向かって開口部18、第2フィンガ14、舌状部21を含む。
デテント脱進機の動作を、さまざまな動作段階を示す図4〜11を参照して詳細に説明する。
図4では、ローラ4が矢印aの方向に回転している。ピン19は開口部18の底部の左側に突き当たっており、開口部18は、ぜんまい12を締めてぜんまい12の第2フィンガ14をブロッキング部材6の第1フィンガ11と接触させる。この瞬間に、ブロッキング部材6のロック・パレット・ストーン7は、ロックされているがんぎ車2の歯60に完全に係合される。
第2フィンガ14(図5)が矢印aの方向に移動を続けて、ブロック6の第1フィンガ11を駆動させ、これを傾けてロック・パレット・ストーン7を歯60の凹部の限界まで運ぶ。ここで、この駆動中に第1フィンガ11が図の右側に向かう力fを第2フィンガ14に与える。この力はぜんまい12を第1ピン19の周りに反時計回りに回転させようとする。第2ピン20はこの回転を防止する。そのわけは、ぜんまい12の端部における舌状部21が前記第2ピン20に対して精密に当たるからである。
図6で見ることができるように、がんぎ車2は自由となり、矢印eの方向に回転する。その歯61はプレート4のパレット・ストーン5と接触し、パレット・ストーン5は、ローラ4とこれに連係するてんぷとに衝撃を与える効果を有する。
衝撃の最後を図7に示す。歯61は離れるパレット・ストーン5の上にあり、ブロッキング部材はその休止位置に戻りつつあり、ロック・パレット・ストーン7は歯60と62を分離する空間の中に挿入されている。ブロッキング部材6のその休止位置への戻りは、図面には示されていない手段によって達成される。これらの手段は簡単な条片ばねにすることもでき、または例えば「Echappements et Moteurs pas a pas」と題するHuguenin、Guye、およびGauchatによる著作の図17−4に説明するようなぜんまいにすることもできる。図7の状況はまた、ぜんまい12が緩められて、ピン19はもう開口18の底部の左側を押圧していないことを示している。
図8は、停止しているがんぎ車2の歯62と接触しつつあるロック・パレット・ストーン7を示す。ローラは矢印aの方向に移動を続け、その追加自由弧をその第1振動が完了するまで通過し始める。
追加の反対弧が図9に示すように完了しつつある。ローラは矢印bの方向に回転中であり、第2振動の終りに近い。ブロッキング部材6は休止位置にあり、図示されていないが図7を参照して論じた戻りばねによってそのまま戻される。ロック・パレット・ストーン7は歯の底部にある。ブロッキング部材のアーム10は停止ピン63に当って休止している。
図10でわかるように、ローラ4は矢印bの方向に移動を続けて、ぜんまい12の第2作動フィンガ14をブロッキング部材6の第1フィンガ11の上を通過させ、こうしてこれを回す。この上昇は、こぶ64、65(詳しくは図1を参照)としてそれぞれが示されているフィンガ11、14の構成によって可能となる。ぜんまい12は図10の上側に向かってわずかにつぶされ、ピン19が開口18の底部に接触していることを見ることができるであろう。
最後に図11は、第2振動の終了直前の、ほとんど死点におけるローラ4の位置を示す。ローラ4はその方向を反転し、ぜんまい12の第2フィンガ14は再びブロッキング部材6の第1フィンガ11を駆動することができる。次に図4に戻って新しいサイクルが開始可能になる。
第1変形例による本発明の第2実施形態を図12〜15に示す。デテント脱進機は歯3を備えたがんぎ車2を含む。周知のように、図示する必要はないが、がんぎ車2は、バレルから駆動力を受ける時計の歯車列によって駆動される。図12〜15は、図示されていないてんぷピンの上に取り付けられたローラ4を示す。ローラ4は、がんぎ車2の歯3を介して衝撃を受けるパレット・ストーン5を備えている。このローラは第1のフィンガ30を支えている。また、脱進機はピン8に蝶番式に取り付けられたレバー6の形を呈するブロッキング部材も含む。このブロッキング部材は、がんぎ車2の歯3と協働するロック・パレット・ストーン7を支える第1アーム9を含む。ブロッキング部材すなわちレバー6は弾性部材32を含む。この弾性部材32は第2作動フィンガ31を支え、第2作動フィンガ31は、ローラ4が第1方向aに回転してブロッキング部材6を作動させると第1フィンガ30によって駆動されるように、またローラ4が第1方向とは逆の第2方向bに回転すると駆動されることなく第1フィンガ30を回すように配置されている。
先にすでに指摘したように、この第2実施形態は第1実施形態と異なっており、弾性部材はもうローラの上に配置されておらず、ブロッキング部材の上に配置されており、本発明の創意は、腕時計などの小寸法の時計にデテント脱進機を備えることができるようにする弾性部材にある。これは、弾性部材が蛇状の形のばね32すなわち蛇行ばねである場合に可能である。ここでもやはり、これは非常に長く非常に弾性のあるばねであり、このばねを作動させるために必要なてんぷからの力は最小限に抑えられる。「蛇行ばね」は、それ自体何回も折り重なって曲がりくねった波形のばねを意味し、図面に示された形状を取ることができるが、別の異なる形状を取ることもできる。
図12〜14に示すように、蛇行ばね32はブロッキング部材6の第2アーム10に設けられている。前記ばねの第1端部33はブロッキング部材6の蝶番ピン8に固定されている。第2作動フィンガ31は、このばねの第2端部34の区域に見える。
同じ図12〜14は、蛇行ばね32とブロッキング部材6の第2アーム10との第2端部34が保持手段を含む。保持手段は前記第2フィンガ31の振れを制限することができ、また蛇行ばね32を限界内に保持して、第2フィンガ31をローラ4によって支えられた第1フィンガ30によって駆動させるか、または第1フィンガを回すことができるようにしている。いくつかの保持手段を考えることができ、例えばこれらを以下に例示的に説明する。
図12〜14は、ブロッキング部材6の第2アーム10が第1ピン35と第2ピン36を支えていることを示す。蛇行ばね32の第2端部34は、順番にがんぎ車2に向かって、第1ピン35が係合される第1切欠き37、第2作動フィンガ31、第2ピン36が係合される第2切欠き38を含む。
第2実施形態によって上に説明したデテント脱進機は、第1実施形態に関して図4〜11を参照して説明したものと同じ方法で動作する。したがってここで再度説明する必要はない。
上述の蛇行ばね32は、ブロッキング部材6の第2アーム10に加えられた追加部分である。しかしこのばねは、後でブロッキング部材に加えられることなく、ブロッキング部材の一部を形成させることができる。図15は、作りが異なるブロッキング部材すなわちレバー6を示す。この実施形態では、コイルばねはブロッキング部材6の第2アーム10と一体化している。この図は特に、コイルばねの第1端部39が、ブロッキング部材6の第2アーム10が作られた材料から作られており、第2作動フィンガは蛇行ばね32の第2端部34の区域から出ていることを示している。
ブロッキング部材(図12〜14)に加えられた蛇行ばねを参照して述べたように、図15は、蛇行ばね32の第2端部34とブロッキング部材6の第2アーム10は、第2フィンガ31の振れを制限することのできる保持手段を含むことを示している。図15はまた、ブロッキング部材6の第2アーム10が第1レバー40と第2レバー41とから形成され、これらのレバーの間に前記ばねが位置する。保持手段は、それぞれ前記第1レバー40と第2レバー41を延ばす第1突出部42と第2突出部43を含む。蛇行ばね32の端部34は、順番にがんぎ車の方向に、第2突出部43が係合されている第1切欠き45と、第2フィンガ31と、第1突出部42が係合されている第2切欠き44とを含む。
蛇行ばね32と第2作動フィンガ31の振れを制限する保持手段42、44;43、45とに一体化されたこのブロッキング部材6は、例えば電気化学的成長、化学的または物理的エッチング、または射出法を実施する興味ある製造可能性を開く。
この説明の最後として、第2実施形態の第2変形例を挙げる。この変形例を図16に示す。図面はブロッキング部材6に限られており、脱進機のその他の構成部分は図12〜14に示すものと類似している。
図16に部分的に図示したデテント脱進機は、弾性部材50がぜんまい51であるという点で図12〜14に図示するものとは異なっている。
ぜんまい51をさまざまな方法でブロッキング部材6に取り付けることができる。1つの方法を図16に示す。ぜんまい51はピン8に同軸に取り付けられており、ピン8にブロッキング部材6が蝶番式に取り付けられている。ぜんまい51の内端部58は蝶番ピン8に確保されている。第2作動フィンガ31はぜんまい51の第2端部52の区域に出ている。
上に説明したものと同様な方式で、ぜんまい51の第2端部52とブロッキング部材6に備えられた第2アーム10は保持手段を含み、保持手段は、前記第2フィンガ31の振れを制限することができ、またぜんまいを限界内に保持して、第2フィンガ31をローラ4によって支えられた第1フィンガ30によって駆動されるか、または回すことを可能にする。
図16に示すように、これらの保持手段は、ブロッキング部材6の第2アーム10によって支えられた第1ピン53と第2ピン54とを含み、これらの第1、第2ピンはそれぞれ、ぜんまい51の第2端部52を支える第1切欠き55と第2切欠き56とに係合されている。
結論として、上に説明した実施形態のすべては無視することもできる例示的実施形態であって、本質的な点は非常に長いばねの使用にあることが注目されよう。さらに別の実施形態も蛇行ばねをローラ4に備えることから構成されている。
本発明の第1実施形態の平面図である。 図1に示す実施形態の斜視図である。 図2のゾーンIIIの拡大図である。 図1〜3に図示する脱進機のさまざまな動作段階を説明する本発明の第1実施形態の平面図である。 図1〜3に図示する脱進機のさまざまな動作段階を説明する本発明の第1実施形態の平面図である。 図1〜3に図示する脱進機のさまざまな動作段階を説明する本発明の第1実施形態の平面図である。 図1〜3に図示する脱進機のさまざまな動作段階を説明する本発明の第1実施形態の平面図である。 図1〜3に図示する脱進機のさまざまな動作段階を説明する本発明の第1実施形態の平面図である。 図1〜3に図示する脱進機のさまざまな動作段階を説明する本発明の第1実施形態の平面図である。 図1〜3に図示する脱進機のさまざまな動作段階を説明する本発明の第1実施形態の平面図である。 図1〜3に図示する脱進機のさまざまな動作段階を説明する本発明の第1実施形態の平面図である。 第1変形例によって作られた本発明の第2実施形態の平面図である。 図12に示す実施形態の斜視図である。 図13のゾーンXIVの拡大図である。 図12に示す第1変形例によって作られた脱進機の一部を形成するレバーの特定の実施形態を示す図である。 第2変形例として第2実施形態によって作られた脱進機の一部を形成するレバーの特定の実施形態を示す図である。
符号の説明
2 がんぎ車、3 歯、4 ローラ、5 パレット・ストーン、6 ブロッキング部材、7 ロック・パレット・ストーン、8、16 ピン、9 第1アーム、10 第2アーム、11 第1作動フィンガ、12 弾性部材、ぜんまい、13 弾性部材12の外端部、14 第2作動フィンガ、15 巻き、17 ぜんまい12の内端部、18 開口部、19、35 第1ピン、20、36 第2ピン、21 舌状部、30 第1フィンガ、31 第2作動フィンガ、32 弾性部材、蛇行ばね

Claims (16)

  1. 歯(3)を備えたがんぎ車(2)と、衝撃パレット・ストーン(5)を備えててんぷに確保されたローラ(4)と、ピン(8)に蝶番式に取り付けられたレバー(6)の形のブロッキング部材であって、前記レバー(6)の第1アーム(9)と第2アーム(10)がそれぞれロック・パレット・ストーン(7)と第1作動フィンガ(11)を支えるブロッキング部材と、ローラ(4)の上に取り付けられて、第2作動フィンガ(14)を支える弾性部材(12)とを含み、前記第2作動フィンガ(14)は、ローラ(4)が第1方向(a)に回転すると第1フィンガ(11)を駆動してブロッキング部材(6)を作動させて、前記第1フィンガ(11)を回すことができ、ローラ(4)が第1方向とは反対の第2方向(b)に回転するときは前記第1フィンガ(11)を駆動することはない、時計のためのデテント脱進機であって、弾性部材が中心(16)の回りに巻かれた複数の巻き(15)を含むばねであることを特徴とする脱進機。
  2. ばねがぜんまい(12)であることを特徴とする請求項1に記載の脱進機。
  3. ぜんまい(12)がピン(16)に同軸に取り付けられ、ピン(16)はローラ(4)とてんぷとを支え、前記ぜんまい(12)の内端部(17)は前記ピン(16)に固定され、前記第2作動フィンガ(14)が前記ぜんまい(12)の外端部(13)から出ていることを特徴とする請求項2に記載の脱進機。
  4. ぜんまい(12)の外端部(13)とローラ(4)が保持手段を含み、これらの保持手段は前記第2フィンガ(14)の振れを制限し、前記ぜんまい(12)を限界内に保つことができ、前記第2フィンガがブロッキング部材(6)によって支えられた前記第1フィンガ(11)を駆動するか、またはそれぞれ回すことを可能にすることを特徴とする請求項3に記載の脱進機。
  5. 保持手段がローラ(4)によって支えられた第1ピン(19)と第2ピン(20)とを含み、かつぜんまい(12)の外端部(13)が順番にその端部方向に、第1ピン(19)が遊びを伴って中に係合されている開口部(18)と、前記第2フィンガ(14)と、第2ピン(20)に対合することができる端部舌状部(21)とを含むことを特徴とする請求項4に記載の脱進機。
  6. 歯(3)を備えたがんぎ車(2)と、衝撃パレット・ストーン(5)と第1フィンガ(30)とを備え、てんぷに確保されたローラ(4)と、ピン(8)に蝶番式に取り付けられたブロッキング部材と、ロック・パレット・ストーン(7)を支える前記レバー(6)の第1アーム(9)とを含み、前記レバーは第2作動フィンガ(31)を支える弾性部材(32)を含み、前記第2作動フィンガ(31)は、ローラ(4)が第1方向(a)に回転すると第1フィンガ(30)を駆動してブロッキング部材(6)を作動させ、前記第1フィンガ(30)を回すことができ、ローラ(4)が第1方向とは反対の第2方向(b)に回転するときは前記第1フィンガ(30)を駆動することはない、時計のためのデテント脱進機であって、弾性部材が蛇行ばね(32)であることを特徴とする脱進機。
  7. 蛇行ばねがブロッキング部材(6)の第2アーム(10)に加えられ、蛇行ばね(32)の第1端部(33)がブロッキング部材(6)の蝶番ピン(8)に固定され、前記第2作動フィンガ(31)が前記蛇行ばね(32)の第2端部(34)のから出ていることを特徴とする請求項6に記載の脱進機。
  8. 蛇行ばね(32)の第2端部(34)とブロッキング部材(6)の第2アーム(10)とが保持手段を含み、保持手段は、前記第2フィンガ(31)の振れを制限し、前記蛇行ばね(32)を限界内に保つことができ、前記第2作動フィンガ(31)がローラ(4)によって支えられた前記第1フィンガ(30)によって駆動されるか、または回すことを可能にすることを特徴とする請求項7に記載の脱進機。
  9. 保持手段がブロッキング部材(6)の第2アーム(10)によって支えられた第1ピン(35)と第2ピン(36)を含み、かつ蛇行ばね(32)の第2端部(34)が、順番にがんぎ車(2)の方向に、第1ピン(35)が中に係合される第1切欠き(37)と、前記第2フィンガ(31)と、第2ピン(36)が中に係合される第2切欠き(38)とを含むことを特徴とする請求項8に記載の脱進機。
  10. 蛇行ばね(32)がブロッキング部材(6)の第2アーム(10)と一体化され、蛇行ばねの第1端部(39)はブロッキング部材(6)の第2アーム(10)を作る材料から作られており、第2作動フィンガ(31)は前記蛇行ばね(32)の第2端部(34)の区域から出ていることを特徴とする請求項6に記載の脱進機。
  11. 蛇行ばね(32)の第2端部(34)とブロッキング部材(6)の第2アーム(10)とが保持手段を含み、保持手段は、前記第2フィンガ(31)の振れを制限し、前記蛇行ばね(32)を限界内に保つことができ、前記第2フィンガ(31)がローラ(4)によって支えられた前記第1フィンガ(30)によって駆動されるか、または回すことを可能にすることを特徴とする請求項10に記載の脱進機。
  12. ブロッキング部材(6)の第2アーム(10)が第1レバー(40)と第2レバー(41)とから形成され、これらのレバーの間に蛇行ばねが位置しており、保持手段が前記第1レバー(40)と第2レバー(41)をそれぞれ延ばす第1突出部(42)と第2突出部(43)を含み、かつ蛇行ばね(32)の第2端部(34)が、順番にがんぎ車(2)の方向に、第2突出部(43)が中に係合される第1切欠き(45)と、前記第2フィンガ(31)と、第1突出部(42)が中に係合される第2切欠き(44)とを含むことを特徴とする請求項11に記載の脱進機。
  13. 歯(3)を備えたがんぎ車(2)と、衝撃パレット・ストーン(5)と第1フィンガ(30)とを備えててんぷに確保されたローラ(4)と、ピン(8)に蝶番式に取り付けられたレバー(6)の形を有するブロッキング部材とを含み、前記レバー(6)の第1アーム(9)はロック・パレット・ストーン(7)を支え、前記レバーは第2作動フィンガ(31)を支える弾性部材(50)を含み、前記第2作動フィンガ(31)は、ローラ(4)が第1方向(a)に回転すると第1フィンガ(30)によって駆動され、ローラ(4)が第1方向とは反対の第2方向(b)に回転するときは駆動されることはなく前記第1フィンガ(30)を回すことができる時計のためのデテント脱進機であって、弾性部材がぜんまい(51)であることを特徴とする脱進機。
  14. ぜんまい(51)がピン(8)に同軸に取り付けられ、ピン(8)にはレバー(6)が蝶番式に取り付けられ、前記ぜんまい(51)の内端部(58)は前記ピン(8)に固定され、前記第2作動フィンガ(31)は前記ぜんまい(51)の第2端部(52)に現れていることを特徴とする請求項13に記載の脱進機。
  15. ぜんまい(51)の第2端部(52)とブロッキング部材(6)が備える第2アーム(10)とが保持手段を含み、これらの保持手段は、前記第2フィンガ(31)の振れを制限し、前記ぜんまいを限界内に保つことができ、前記第2フィンガ(31)がローラ(4)によって支えられた前記第1フィンガ(30)によって駆動させられるか、または回すことを可能にすることを特徴とする請求項14に記載の脱進機。
  16. 保持手段がブロッキング部材(6)の第2アーム(10)によって支えられた第1ピン(53)と第2ピン(54)を含み、かつぜんまい(51)の第2端部(52)が、順番にがんぎ車(2)の方向に、第1ピン(53)が中に係合される第1切欠き(55)と、前記第2フィンガ(31)と、第2ピン(54)が中に係合される第2切欠き(56)とを含むことを特徴とする請求項15に記載の脱進機。
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