JP2005163204A - ゼラチン繊維とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のゼラチン繊維の製造方法は、ゼラチン水溶液をゾル状態となるように加温し、該加温されたゼラチン水溶液を空気中で紡糸することを特徴とする。また、ジメチルスルホキシドを含むゼラチン水溶液を、凝固液中で紡糸することを特徴とする。また、親水溶媒を含むゼラチン水溶液を、空気中又は凝固液中で紡糸することを特徴とする。また、多価グリシジル化合物を含むゼラチン水溶液を、空気中又は凝固液中で紡糸することを特徴とする。
【選択図】 なし
Description
しかし、該ゼラチンを水に溶かして得られたゼラチン水溶液は、低濃度では延糸性が低く、高濃度ではゲル化してしまうため、ゼラチンを繊維とすることは困難であった。
そこで、本発明者らは、湿式紡糸によってゼラチン繊維を製造する方法に関して鋭意研究した結果、ゼラチンを溶解させる溶剤として、アミド化合物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属のハロゲン塩を含む溶液を用いることによってゼラチン繊維を製造し得ることを見出し、特許出願を行った(特許文献1)。
さらに、該多価グリシジル化合物の架橋マトリックスのサイズを調節することにより、用途に応じた弾性のゼラチン繊維を得ることが可能となる。
また、市販されているゼラチンは、その製造工程において、抽出されるまでに種々の精製工程を経るため、タンパク質以外の成分は少なく、通常は、タンパク質85%以上、水分8〜14%、灰分2%以下、その他(脂質、多糖類など)1%以下という組成が一般的であるが、本発明はかかる一般的なゼラチンを使用することもできる。
また、該ゼラチンの分子量についても、とくに限定されるものではない。
ゼラチン水溶液を乾式紡糸するには、該水溶液がゾル状態となるまで加温し、該ゾル状態となったゼラチン水溶液をノズルから空気中へ押し出して紡糸する。一般的に、ゼラチン水溶液がゾル状態となるのは40℃以上であるため、加温する温度としては、40℃以上が好ましく、45℃以上がより好ましい。
但し、あまり高温にするとゲル化が起こって紡糸が阻害され易くなるため、通常60℃以下、好ましくは50℃以下とする。
一方、ゼラチン水溶液を湿式紡糸するには、該ゼラチン水溶液にアルカリ金属又はアルカリ土類金属のハロゲン塩を添加し、さらにジメチルスルホキシドを添加した後、該ゼラチン水溶液を凝固液中に押し出して紡糸する。
ジメチルスルホキシドを添加する場合、該ジメチルスルホキシドの濃度は60〜85重量%とすることが好ましく、72〜75重量%とすることがより好ましい。
また、該親水溶媒としては、メチルアルコール、エチルアルコール、ブチルアルコールなどのアルコール類、アセトン、酢酸エチルなどを使用することができる。中でも、該親水溶媒としては、炭素数1〜4のアルコール類が好ましい。
斯かる多価グリシジル化合物としては、市販のものを使用することもでき、例えば、ナガセケムテックス(株)製、「デナコールEX−931」、「デナコールEX−841」「デナコールEX−411」「デナコールEX−252」「デナコールEX−314」「デナコールEX−614B」「デナコールEX−201」「デナコールEX−211」等を挙げることができる。
また、該多価グリシジル化合物の添加量は、前記ゼラチン水溶液100重量部に対し0.01〜0.1重量部が好ましい。
該多価グリシジル化合物は、いわゆる架橋剤として作用するものであるが、従来の架橋剤と比べて、架橋点がより安定なエーテル結合となるためにゼラチン繊維が高強度となり、しかもアルキル鎖長の長さを選択することによって架橋マトリックスサイズを調節でき、用途に応じた弾性のゼラチン繊維を得ることが可能となる
濾過後のゼラチン溶液を減圧下又は常圧下で脱泡し、5〜10kg/cm2で加圧したタンクからギヤーポンプで輸送し、パイプラインを経て、0.05〜0.5mm程度の口径の複数本のノズルから、凝固液を貯めた凝固槽中に押し出す。
この際、ゼラチン繊維に溶剤が付着したままであれば、延伸後にかかるゼラチン繊維同士が癒着しやすいので、十分に凝固液を除去した後、延伸するのが好ましい。
また、延伸の際は、凝固液の揮発性が高く、ケトン類やエーテル類が急激に脱離し、繊維の物性を低下させるおそれがあるので、揮発性が低い、多価アルコールまたはその誘導体(例えばグリセリン、ポリエチレングリコールなど)を添加して行うのが好ましい。
添加方法としては、例えば多価アルコール溶液にゼラチン繊維を浸漬する方法が例示される。
斯かるゼラチン繊維の強度は21〜36MPa程度であり、従来のゼラチン繊維と比べて強度の高いものとなる。
また、架橋剤を添加せずに乾式紡糸してゼラチン繊維を得た後、該ゼラチン繊維を架橋剤溶液中に浸漬し、ゼラチン繊維を架橋させて高強度化を図ることも可能である。尚、ゼラチン繊維中に残存した架橋剤は、アルコール洗浄によって除去すればよい。
このようなゼラチン繊維集合体は、必要なサイズにカットした後、製造工程、即ち、切断、滅菌、包装等を実施して、種々の生体吸収性材料(例えば、人工硬膜や、癒着防止材、創傷保護材など)として完成し、使用することができる。
ゼラチン粉末165gを蒸留水165mLに加えて50〜60℃に加熱して溶解させ、ジメチルスルホキシド(DMSO)339mLに135gの塩化リチウムを加えた液を添加して練り合わせた。さらに、DMSO70mLと塩化リチウム7.3gと蒸留水30mLとグルタルアルデヒド70mLとを加えた溶液を別途調製し、前記ゼラチン溶液に混ぜ合わせて粘稠液を作製した。
ゼラチン粉末48gを蒸留水80mLに加えて50〜60℃に加熱して溶解させ、DMSO112mLに22.4gの塩化カルシウム・2水和物を溶解させた液を添加して練り合わせた。さらに、メタノール25mlを加えてメタノール濃度を15重量%とし、よく練り合わせて粘稠液を作製した。
この粘稠液を用いて実施例1と同様の手順で脱泡および紡糸し、ゼラチン繊維を得た。
ゼラチン粉末30gを50mLの10(w/v)%の塩化カルシウム水溶液に加えて懸濁させ50〜60℃に加熱して溶解させた。このゼラチン水溶液に多価グリシジル化合物としてナガセケムテックス(株)製、「デナコールEX−931」0.5gを加えてさらに50〜60℃でよく練り合わせて均一溶液とした。この粘稠液を用いて実施例1と同様の手順で脱泡し、約10cmのエアギャップでメタノール:アセトン=3:1(体積比)中にステンレスシングルノズル(500μm径)を通して押し出し紡糸した。さらに、紡糸された繊維をメタノールで十分洗浄して塩化カルシウムを除去した後、室温で乾燥させてゼラチン繊維を得た。
ゼラチン粉末150gを150mLの脱イオン水に加えて懸濁させ約80℃に加熱して溶解させた。このゼラチン水溶液に多価グリシジル化合物としてナガセケムテックス(株)製、「デナコールEX−931」3gおよびエチルアルコール30gを加えてさらによく練り合わせた後、約60℃の加温状態で24時間静置して架橋反応と脱泡とを十分に行った。
この粘稠液を約80〜100℃に保ちながらステンレスシングルノズル(500μm径)を通して15〜18℃の空気中に0.2〜0.4kg/cm2の圧力で押し出し、約4mの空間で凝固させるよう毎分33メートルの速度でカセット(直径12cm)に巻取ることによりゼラチン繊維を得た。
多価グリシジル化合物としてのナガセケムテックス(株)製、「デナコールEX−931」を加えないこと以外は、実施例4と同様にしてゼラチン繊維を得た。
尚、実施例4および5で得られたゼラチン繊維の物性は、下記表1に示すようなものであった。
ゼラチン粉末96gを蒸留水200mLに加え80℃に加熱して充分溶解させた後、60℃で24時間加熱状態に保ち脱泡させてから紡糸管に充填し、60℃に保ちながらステンレスシングルノズル(500μm径)を通して15〜18℃の空気中に0.2〜0.4kg/cm2の圧力で押し出し、約4mの空間で凝固させるよう毎分33メートルの速度でカセット(直径12cm)に巻取ることによりゼラチン繊維を得た。
この繊維をカセットのまま0.01%のグルタルアルデヒドメタノール溶液に室温で2時間浸漬して架橋させた。この繊維をメタノールで充分洗浄して未反応のグルタルアルデヒドを除去してから風乾した。
実施例6で得られたゼラチン繊維の物性は、下記表2に示したようなものであった。
ゼラチン170gを蒸留水283gに混合して、80℃に加熱し、十分に溶解させた後、塩化リチウム70gを溶解させたジメチルアセトアミド溶液700gを加え、80℃で攪拌し続けたところ、黄色透明なゼラチン溶液を得た。これに0.275gのグルタルアルデヒドを含んだ10cc水溶液を、前記ゼラチン溶液に攪拌しながら添加するこのにより、粘稠液を作製した。得られた粘稠液を実施例1と同様の手順で脱泡および紡糸し、ゼラチン繊維を得た。尚、該繊維をメタノールで洗浄する際には、ジメチルアセトアミドと塩化リチウムを充分に除去するため、実施例1よりも長時間洗浄する必要があった。
上述のようにして得られた実施例および比較例のゼラチン繊維について、JIS L 1095「一般紡績糸試験方法」に基づき、引張強さと伸び率との関係を測定した。結果を図1および図2に示す。
Claims (8)
- ゼラチン水溶液をゾル状態となるように加温し、該加温されたゼラチン水溶液を空気中で紡糸することを特徴とするゼラチン繊維の製造方法。
- ゼラチン水溶液がゾル状態となるように加温され、該加温されたゼラチン水溶液が空気中で紡糸されてなることを特徴とするゼラチン繊維。
- ジメチルスルホキシドを含むゼラチン水溶液を、凝固液中で紡糸することを特徴とするゼラチン繊維の製造方法。
- ジメチルスルホキシドを含むゼラチン水溶液が、凝固液中で紡糸されてなることを特徴とするゼラチン繊維。
- 親水溶媒を含むゼラチン水溶液を、空気中又は凝固液中で紡糸することを特徴とするゼラチン繊維の製造方法。
- 親水溶媒を含むゼラチン水溶液が、空気中又は凝固液中で紡糸されてなることを特徴とするゼラチン繊維。
- 多価グリシジル化合物を含むゼラチン水溶液を、空気中又は凝固液中で紡糸することを特徴とするゼラチン繊維の製造方法。
- 多価グリシジル化合物を含むゼラチン水溶液が、空気中又は凝固液中で紡糸されてなることを特徴とするゼラチン繊維。
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