JPH09323031A - ポリスルホン系選択透過性中空糸膜 - Google Patents

ポリスルホン系選択透過性中空糸膜

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JPH09323031A
JPH09323031A JP16253096A JP16253096A JPH09323031A JP H09323031 A JPH09323031 A JP H09323031A JP 16253096 A JP16253096 A JP 16253096A JP 16253096 A JP16253096 A JP 16253096A JP H09323031 A JPH09323031 A JP H09323031A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分画分子量がシャープで、血液適合性に優
れ、かつ残血の少ないポリスルホン系選択透過性中空糸
膜を提供することを目的とする。 【解決手段】 ポリスルホン系樹脂とポリビニルピ
ロリドン等の親水性高分子とからなる中空糸膜であっ
て、ジメチルアセトアミドに可溶性の親水性高分子含有
量が総親水性高分子量の25〜95重量%であるポリス
ルホン系選択透過性中空糸膜。 親水性高分子含有量
がポリマー全量の1〜18重量%であること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリスルホン系樹
脂及び親水性高分子からなる血液処理用の中空糸膜の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリスルホンの優れた生体適合
性、耐熱性、耐薬品性などの特性を利用した中空糸膜が
透析膜、血漿分離膜、血漿分画膜等の医療用分離膜とし
て使用されている。しかしながら、ポリスルホンは疎水
性物質であり、抗血栓性、血液適合性を付与するために
ポリビニルピロリドン等の親水化高分子をブレンドした
膜の研究がなされてきた。
【0003】特公平5−3331号公報には親水性高分
子を熱処理または放射線処理によりポリスルホン膜中に
架橋固定する方法、特開平4−300636号公報には
親水性高分子が架橋されヒドロゲル状態でポリスルホン
膜構造中に存在する状態で放射線架橋させた中空糸膜が
夫々開示されている。しかし、これらの方法で得られる
膜は、親水性高分子の溶出が無いように親水性高分子同
士は強固に絡み合った状態で架橋・固定されている。と
ころが、こうして架橋し、不溶化すると中空糸に血液に
流した後、生理的溶液で血液を回収した時に一部の中空
糸に血液が残留する、いわゆる残血が発生するという問
題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来法では、親水性高
分子の架橋の程度が低いと溶出物が増えると考え、親水
性高分子をしっかり架橋・固定させようとしたため、溶
出物を減らすことは出来たが、残血が増えるという新た
な問題が発生してしまった。本発明は上記問題点を解決
し、高い透水性を有するにも係わらず分画分子量がシャ
ープで、血液適合性に優れ、かつ残血の少ないポリスル
ホン系選択透過性中空糸膜を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】ところが、本発明者らが
鋭意検討したところ、中空糸膜中の総親水性高分子の量
に対するジメチルアセトアミド(以下、DMACと略称
する)可溶性の親水性高分子の量をある特定の範囲にす
ることにより溶出物を減らし、かつ、本発明の目的であ
る残血性を驚くべき程に改良することに成功した。すな
わち、本発明は: ポリスルホン系樹脂と親水性高分子とからなる中空
糸膜であって、ジメチルアセトアミドに可溶性の親水性
高分子含有量が総親水性高分子量の25重量%以上95
重量%以下であるポリスルホン系選択透過性中空糸膜を
提供する。また、 親水性高分子含有量がポリマー全量の1〜18重量
%である点にも特徴を有する。また、 親水性高分子がポリビニルピロリドンである点にも
特徴を有する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
云うポリスルホン系樹脂とは、スルホン結合を有する高
分子化合物の総称であり特に制限されるものではない
が、例えば、下記式(1)〜式(3)のいずれかで示さ
れるポリスルホン系樹脂が広く市販されており入手も容
易なため好ましく用いられる。特に、式(1)で示す化
学構造を持つポリスルホン系樹脂は、例えばアコモ・パ
フォーマンス・プロダクツより「ユーデル」の商品名で
市販されており、重合度等によって幾つかの種類が存在
するが特にこだわるものではない。
【0007】
【化1】
【0008】本発明で云う親水性高分子とは、親水性基
を持つ高分子化合物の総称であり、例えばポリビニルピ
ロリドン、ポリアルキレンオキシド類(例えばポリエチ
レングリコール、ポリエチレンオキシド等)、ポリビニ
ルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルアミン、ポリスチレンスル
ホン酸等を挙げることができるが、これらの親水性高分
子には、各種の分子量を持つものや置換基を導入したも
の等も同様に用いることができる。中でもポリビニルピ
ロリドン(以下、PVPと略称する)が良好に用いられ
る。
【0009】特に、製膜原液に添加する親水性高分子の
分子量は1万〜500万のものが用いられるが、、分子
量が大きいほど膜中への親水性高分子、特にポリビニル
ピロリドンの残存率が大きくなるため、分子量が大きい
場合は製膜原液中の濃度が低くてもよい。好ましくは親
水性高分子の分子量は10万以上200万以下、更に好
ましくは30万以上120万以下を使用することが望ま
しい。
【0010】本発明において、中空糸膜製造原液に添加
した親水性高分子は膜が形成される過程においてその一
部が膜中に残存する。その残存率は親水性高分子の分子
量や紡糸条件により変化してくるが、親水性高分子含有
量がポリマー(ポリスルホン系樹脂+親水性高分子)全
量の1〜18重量%が良く、好ましくは2〜15重量
%。さらに好ましくは2〜12重量%がよい。一般的に
1重量%以下では、中空糸膜に十分な親水性を付与する
ことが困難であり、また18重量%以上では製膜原液の
粘性が高くなりすぎて、中空糸同士の固着が発生し好ま
しくない。
【0011】本発明において、DMACに可溶性の親水
性高分子含有量は、総親水性高分子量の25重量%以上
95重量%であることが必要である。該DMACに可溶
性の親水性高分子含有量は、DMACに溶解する親水性
高分子含有量の総親水性高分子量(もともと膜中に存在
した親水性高分子の量)に対する割合の百分率であり、
下記
【数1】 で示される。
【0012】例えば親水性高分子がポリビニルピロリド
ンの場合、次の方法で測定することができる。まず、総
親水性高分子重量は、中空糸を元素分析法を用いて測定
し、その総窒素量から中空糸単位重量当たりの値を算出
することが出来る。即ち、秤量した中空糸膜約1gをD
MAC50mlに入れ、25℃、5時間充分な撹袢を行
うと、DMACはポリスルホンおよび3次元網目構造を
有さない親水性高分子に対する溶剤であるので、架橋等
によって3次元網目構造を有する親水性高分子が固形分
として残る。この固形分を予め秤量したフィルターで濾
過し、水洗した後105℃で16時間乾燥する。得られ
た固形分重量を測定することにより、中空糸単位重量当
たりのDMACに不溶性の親水性高分子重量を求めるこ
とができる。これらを上記数式に代入し、DMACに可
溶性の親水性高分子含有量(%)を算出することができ
る。
【0013】DMACに可溶性の親水性高分子含有量
(%)が25重量%未満であると、親水性高分子は強固
に不溶化された状態で膜に存在し、親水性高分子溶出は
極めて少ないが残血がひどくなり、95重量%を越える
と親水性高分子の溶出量増加が懸念される。そのため本
発明の好ましい範囲は35重量%以上90重量%以下、
更に好ましくは50重量%以上85重量%以下である。
【0014】本願発明の中空糸膜では、3次元網目構造
を有さない、DMACに溶解する親水性高分子が或る程
度膜表面に存在することにより残血が減ると考えられ
る。すなわち、3次元網目構造を有する親水性高分子
は、分子鎖の運動性が悪くなるために、血液が接触する
膜表面部分の親水性高分子の殆どが3次元網目構造を有
すると、血液との親和性が低下することが推測される。
本発明の中空糸膜では、3次元網目構造を有さない線状
の親水性高分子を或る程度含有して膜表面にも存在する
ため、血液との親和性が良くなり、血小板粘着および血
液凝固系の活性化を抑制し、残血性が改善されるものと
考えられるが詳細なメカニズムは判っていない。
【0015】本発明の膜中に存在する親水性高分子に
は、3次元網目構造となりDMACに不溶化した状態の
ものが共存する。このようなDMACに不溶な親水性高
分子は、水にも不溶であり、膜からは溶出しない。これ
に対して、DMACに可溶な親水性高分子は、水にも可
溶性を示して膜から溶け出しやすいが、3次元網目構造
を有する親水性高分子が共存すると、水に対して溶け出
し難くなる。恐らく、3次元網目構造の親水性高分子と
分子レベルでの絡み合いや水素結合等の相互作用がある
ためであろう。このようにして3次元網目構造を有さな
い分子鎖の運動性が良好な親水性高分子が、膜中および
膜表面に溶出しないで存在するため、残血改善が図られ
ているものと考えられる。
【0016】ポリスルホン系樹脂および親水性高分子か
らなる中空糸膜の製造方法については公知の方法を用い
ることが出来る。例えば、ポリスルホン系樹脂および親
水性高分子を下記の極性溶剤に溶解して紡糸原液を製造
し、これを中空糸状の成形ノズルを経て常法に従って紡
糸し、得られた糸を凝固液中に浸漬して中空糸膜を製造
すれば良い。本発明において、(親水性高分子を含め
て)ポリスルホン系樹脂を溶解する有機溶剤、特に極性
溶剤としては、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチル
スルホキシド、ジメチルホルムアミド又はジメチルアセ
トアミド(DMAC)等を挙げることができるが、ジメ
チルアセトアミドの使用が望ましい。更に、該溶剤に無
機塩、例えば塩化リチウム、塩化ナトリウム、硝酸ナト
リウム、硝酸カリウム、硫酸ナトリウム、塩化亜鉛等の
無機酸の塩;酢酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム等の有機
酸の塩を1〜8重量%程度の少量を添加しても良い。
【0017】また、凝固液としては、ポリスルホン系樹
脂の非溶剤であり、極性溶剤と混じり易い液体、例えば
水、食塩、界面活性剤等の電解質を挙げることができ
る。凝固液として水の使用が一般的である。次に、DA
MCに可溶性の親水性高分子含有量を総親水性高分子の
25%以上95%以下に調節する方法について説明す
る。該方法を例示すると、化学架橋剤あるいは架橋触媒
を紡糸段階あるいは後処理段階で用いる方法、放射線に
より部分架橋する方法、放射線により中空糸膜を滅菌さ
せる場合にあっては架橋阻止剤(例えば、グリセリン、
プロピレングリコール等)を共存させ、架橋させ過ぎな
い様にする方法、熱により架橋させる方法等が例示で
き、これらの方法における薬品、処理条件等については
DMACに可溶性の親水性高分子量を総親水性高分子の
25%以上95%以下に調節出来る様、適宜選択出来
る。
【0018】上記の放射線による架橋としては、α線、
β線、γ線、X線、紫外線、電子線等が用いられるが、
特にγ線では浸透性が高いので単一膜だけでなく、膜集
合体や膜を組み込んだモジュール状態でもポリビニルピ
ロリドン等の親水性高分子の架橋処理が可能であり好適
に用いることができる。
【0019】
【実施例】以下、実施例および参考例を用いて本発明を
詳細に説明するが、これらは本発明の範囲を制限するも
のでない。 (参考例1) 中空糸(前駆体糸)の製造:ポリスルホ
ン樹脂(アコモ社製:Pー1700)18部と親水性高
分子としてのポリビニルピロリドン(BASF社製:K
−90、分子量120万)5部とをジメチルアセトアミ
ド80部に添加して、撹袢容器内50℃で8時間溶解し
製膜原液を得た。50℃に保温した該原液を外径450
μm、内径250μm、注入孔100μmの環状スリッ
ト口金から50℃に保温した空中空走行部分を経て吐出
部の45cm下方に設置した60℃凝固浴へと含浸さ
せ、中空糸をカセに巻取った。
【0020】(実施例1)参考例1で成形された中空糸
を切断後、束の切断面上方から80℃の熱水シャワーを
2時間かけて洗浄し、グリセリン水溶液を付着させて真
空乾燥した。さらに、該中空糸から膜面積1.6m2の
モジュールを作成し、該モジュールを3lの純水で洗浄
した。続いて、25kGyのγ線を照射した。このモジ
ュールから中空糸を取り出しDAMCに可溶性の親水性
高分子含有量を調べたところ51重量%であった。ま
た、充填液中のグリセリン濃度は220ppmであっ
た。
【0021】(実施例2)参考例1で成形された中空糸
を切断後、過硫酸アンモニウム水溶液に漬浸し、80℃
で1時間加熱した。次に、束の切断上方から80℃の熱
水シャワーで2時間洗浄し、グリセリン水溶液を付着さ
せて真空乾燥した。さらに、該中空糸から膜面積1.6
m2のモジュールを作成し、該モジュールをエチレンオ
キサイトガスで滅菌した。このモジュールから中空糸を
取り出し、DMACに可溶性の親水性高分子含有量を調
べたところ、29重量%であった。
【0022】(実施例3)参考例1で成形された中空糸
を切断後、pH=13の水酸化バリウム水溶液に漬浸
し、90℃で4時間加熱した。次に、束の切断上方から
80℃の熱水シャワーで2時間洗浄し、グリセリン水溶
液を付着させて真空乾燥した。さらに、該中空糸から膜
面積1.6m2のモジュールを作成し、該モジュールを
エチレンオキサイトガスで滅菌した。このモジュールか
ら中空糸を取り出し、DMACに可溶性の親水性高分子
含有量を調べたところ70重量%であった。
【0023】(比較例1)実施例1で製造されたモジュ
ールを20Lの純水で5時間かけゆっくり洗浄した。続
いて25kGyのγ線を照射した後、このモジュールか
ら中空糸を取り出しDAMCに可溶性の親水性高分子含
有量を調べたところ15重量%であった。また、充填液
中のグリセリン濃度は10ppmであった。
【0024】(比較例2)実施例1で製造されたモジュ
ールを3Lの純水で洗浄した後、γ線を照射せずに中空
糸を取り出しDAMCに可溶性の親水性高分子含有量を
調べたところ100重量%であった。
【0025】(参考例2)中空糸膜の残血性等の試験 約20kgの成犬を用い血液の体外循環を実施した。抗
凝固剤はヘパリンを循環前に100単位/kg投与し
た。動脈より血液回路を通してモジュールに血液流量7
0ml/minで流し、その後静脈に戻した。循環時間
は60分で、循環終了後生理食塩水により、回路および
モジュール内の血液を回収した。生理食塩水の流量は7
0ml/minで2分間流した。
【0026】使用したモジュールは実施例1、2および
3のモジュールであり、比較として、比較例1および2
のモジュールを用いた(但し、同じ製法で作成したモジ
ュール)。血液の残留性すなわち残血性は、モジュール
内の中空糸束外周を目視し、そのうち血液の残留が認め
られたフィラメント数を測定し、下記の評価基準に準じ
て評価した。また、各モジュール内の充填液中のPVP
量を測定した。その結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】 実施例1〜3で得られた中空糸膜は、残血が殆どなくま
た、親水性高分子であるPVPの溶出も殆ど見られなか
った。それに対して、比較例1の中空糸膜モジュールは
残血が多く、また比較例2の中空糸膜モジュールはPV
Pが多量に溶出する。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ジメチルアセトアミド
に可溶性の親水性高分子量をある特定の範囲にすること
により溶出物を減らし、かつ、残血性が大幅に改良され
たポリスルホン系選択透過性中空糸膜となった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリスルホン系樹脂と親水性高分子とか
    らなる中空糸膜であって、ジメチルアセトアミドに可溶
    性の親水性高分子含有量が総親水性高分子量の25重量
    %以上95重量%以下であることを特徴とする、ポリス
    ルホン系選択透過性中空糸膜。
  2. 【請求項2】 親水性高分子含有量がポリマー全量の1
    〜18重量%であることを特徴とする、請求項1記載の
    ポリスルホン系選択透過性中空糸膜。
  3. 【請求項3】 親水性高分子がポリビニルピロリドンで
    あることを特徴とする、請求項1又は2記載のポリスル
    ホン系選択透過性中空糸膜。
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