JP2005162270A - ストリップバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
物品が充填された袋が帯状の担体に所定間隔で複数個取り付けられたストリップバッグにおいて、袋を担体から取り外すときの袋の損傷を抑制し、袋の見栄え低下及び商品価値の減損を回避することを課題とする。
【解決手段】
袋Bを担体Tに取り付けるストリップバッグ装置は、担体Tを熱と圧力とにより所定の固着範囲X内で袋Bの表面に固着するヒータ13とクランプ14とを備える。ヒータ13は挟付面13aに凹部13Xを有して、クランプ14との間で担体Tと袋Bとを重ね合せて挟み付けることにより、固着範囲X内で担体Tを全面的でなく、凸部13Y,13Yのみで部分的に袋Bに固着する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、物品が充填された袋が帯状の担体に複数個取り付けられた形態のストリップバッグの技術分野に属する。
例えばスナック菓子やドライフルーツ等の各種の物品が袋に充填されて販売されるが、そのような袋がストリップテープと称される帯状の担体に所定間隔で複数個取り付けられたストリップバッグと称される商品が知られている(特許文献1〜3参照)。このストリップバッグは、吊り下げることにより、販売店での袋の陳列が容易となるもので、ストリップバッグ装置によっておよそ次のようにして製造される(本出願人による既出願(特願2003−128796)参照)。
すなわち、ストリップテープが複数のローラで案内されながら移送され、このテープに向けて製袋包装機で物品が充填された袋がグリップ装置で把持されて移動される。袋とテープとが所定の固着範囲内で重ね合わされてヒータとクランプとにより挟み付けられ、これにより熱と圧力とで袋がストリップテープに固着される。
特表平9−508879号公報 米国特許第3864895号明細書 国際公開第98/52823号パンフレット
このとき、一般に、ストリップバッグ装置は、袋がテープから不測に脱落することを防止するために、袋とテープとを前記固着範囲内で全面的に固着する。しかし、そうすると、固着力が大きくなるため、図7に例示したように、袋BをテープTから取り外そうと袋Bを矢印の方向に引っ張ったときに、袋BとテープTとの固着範囲X内において、袋BがテープTとの固着面(図中、固着部分を濃く示す)で剥離せず、袋Bのほうに亀裂が生じ、その亀裂が袋Bを引っ張るにつれて成長し、深くなり、ついには袋Bが破れて損傷してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、袋を担体から取り外すときに、袋の損傷を抑制し、もって、袋の見栄え低下及び商品価値の減損を回避することの可能なストリップバッグ装置の提供を課題とする。
すなわち、本願の請求項1に記載の発明は、物品が充填された袋を帯状の担体に取り付けるストリップバッグ装置であって、前記袋を前記担体に所定の固着範囲内で熱と圧力とにより固着する取付手段が備えられ、前記取付手段は、前記袋と前記担体とを前記固着範囲内で部分的に固着するように構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のストリップバッグ装置において、前記取付手段は、前記袋と前記担体とを前記固着範囲内で重ね合せて挟み付けるヒータとクランプとを有し、これらのうちの少なくとも一方の挟付面に凹部が形成されていることにより、前記袋と前記担体とを部分的に固着するように構成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載のストリップバッグ装置において、前記凹部は、ヒータの挟付面に形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項2又は3に記載のストリップバッグ装置において、前記凹部は、袋を担体から取り外す方向と交差する方向に延びていることを特徴とする。
そして、請求項5に記載の発明は、前記請求項4に記載のストリップバッグ装置において、前記凹部は、前記固着範囲内において、袋を担体から取り外す方向の中央部に位置していることを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、袋と担体とが所定の固着範囲内で部分的に固着されるから、袋を担体から取り外そうと袋を引っ張ったときに、たとえ袋のほうに亀裂が生じても、その亀裂は距離の短い部分固着の部分だけで成長が止まり、袋を損傷させるまでには至らない。つまり、袋が担体に連続して固着されていないから、袋を引っ張るにつれて亀裂が成長する、というようなことがなく、その結果、亀裂が深くなって袋が破れる、というようなこともない。それゆえ、担体から取り外された袋は、見栄えが維持され、商品価値が担保される。
その場合に、請求項2に記載の発明によれば、前記固着範囲内で袋と担体とを部分的に固着する具体的構成が示され、加熱部材であるヒータと、加圧部材であるクランプとの、少なくとも一方の挟付面に凹部を形成したから、これらのヒータとクランプとにより袋と担体とを固着範囲内で重ね合せて挟み付けたときには、前記凹部に対応する部分においては固着が達成されず、凸部(凹部を形成したことにより挟付面において突出する部分)に対応する部分においてのみ固着が達成されて、その結果、袋と担体との部分固着が実現することになる。
またその場合に、請求項3に記載の発明によれば、前記凹部をヒータの挟付面に形成したから、クランプの挟付面に形成した場合に比べて、これらのヒータとクランプとにより袋と担体とを重ね合せて挟み付けたときには、袋及び担体を加熱する部分と加熱しない部分との区切りがより明瞭となり、その結果、袋と担体との部分固着がより一層確実に達成される。
一方、請求項4に記載の発明によれば、挟付面において前記凸部も袋を担体から取り外す方向と交差する方向に延びることになるので、袋と担体との部分固着が同方向に延びることになり、その結果、袋を担体から取り外すときの固着部分の距離が確実に短くなり、亀裂の成長が確実に抑制される。
そしてその場合に、請求項5に記載の発明によれば、前記凸部が、固着範囲内において、袋を担体から取り外す方向の両端部に位置することになるので、次のような格別の効果が奏される。
すなわち、図8に拡大図示するように、一般に、担体Tは、基材層Aの上に熱溶融し得るシーラントと称される樹脂の層Rが積層された構造を有する一方、袋Bは、ベース層Kの上にコート層Cが積層された構造を有して、前記担体T側のシーラント層Rと袋B側のコート層Cとがヒータα及びクランプβで挟み付けられて熱と圧力とで溶着することにより、袋Bが担体Tに固着される。
このとき、従来より、ヒータαの挟付面α′及びクランプβの挟付面β′は、袋Bと担体Tとを固着範囲X内で全面的に固着するために平坦であったから、これらの挟付面α′,β′で袋B及び担体Tを挟み付けたときには、図9に示すように、熱により流動化した担体T側のシーラント層Rが、機械的要因等による圧力勾配の影響を受けて、相対的に小さな圧力が作用した部位に向かって移動して溜まる結果、その部位において、シーラント層Rの厚みが大きくなり、シーラント層Rの強度が増加する、という現象が起きていた。そして、そのような部位が、図示したように、固着範囲Xの端部(すなわち、挟付面α′,β′の端部)において発生すると、その部位は、袋Bの取外しを開始するポイントであるから、袋Bを担体Tから取り外し始めるときにシーラント層Rが破壊され難くなり、代わりに、図中、破線で示したように、袋Bの層C,Kがまず最初に破壊して、その結果、袋Bのほうに亀裂が生じ易くなっていたのである。
もっとも、圧力勾配の影響を受けなくても、ヒータαとクランプβとで挟み付けられたときには、流動化したシーラント層Rが、加圧面である挟付面α′,β′から自然と外方向へ押し出されるから、固着範囲Xの端部においてシーラント層Rが溜まり、シーラント層Rの厚みが大きくなり、シーラント層Rの強度が増加する傾向にあるといえる。
そこで、請求項5に記載の発明では、袋Bを担体Tから取り外す方向の両端部(すなわち、袋Bの取外しを開始するポイント)に凸部を形成したから、この凸部によって、前述したように距離の短い部分固着が得られることに加えて、袋Bを担体Tから取り外し始める部位において、シーラント層Rの厚みが小さくなり、シーラント層Rの強度が低下して、その結果、袋Bを担体Tから取り外し始めるときには、シーラント層Rが破壊され易くなり、該シーラント層Rがまず最初に破壊して、袋Bのほうの亀裂ないし損傷が回避されることになる。
しかも、流動化したシーラント層Rは、挟付面α′,β′の中央部の凹部に積極的に導かれ、挟付面α′,β′から外方向への押出し量が低減されるから、固着範囲Xの端部においてシーラント層Rが溜まり、シーラント層Rの厚みが大きくなり、シーラント層Rの強度が増加する、という傾向を抑制することができ、この点からも、袋Bの取外し時における袋Bのほうの亀裂ないし損傷を確実に抑制することができる。以下、発明を実施するための最良の形態を通して、本発明をさらに詳しく説明する。
図1に示すように、本実施形態においては、本発明に係るストリップバッグ装置1は、製袋包装機2と組み合せて使用されている。製袋包装機2は、周知の縦ピロー型包装機であって、縦に延びるチューブ22の周囲で筒状に曲成された包材Fが縦シール装置25及び横シールジョー26,26で縦横にシールされて袋Bとされつつその袋Bの中にホッパ21を介して物品(図示しないが例えばポテトチップス等の計量済スナック菓子)が充填される。包装機2は、その他、帯状の包材Fを筒状に曲成するフォーマ23、及び筒状の包材Fを下方に引き下げるプルダウンベルト24等を備える。なお、シールジョー26,26は、図中矢印で示したように、Dモーションを行う連続搬送型である。この種の包装機については広く知られているので、これ以上の詳しい説明は省略する。
ストリップバッグ装置1は、前記包装機2で物品が充填された袋Bを順に1つづつ所定の間隔で複数個ストリップテープTに取り付けてストリップバッグSを製造するもので、包装機2と共通の機枠3に以下に説明する各種の構成要素が直接又は間接に支持されている。このストリップバッグ装置1で製造されたストリップバッグSは適宜の搬送装置4で次工程(例えば検査工程や箱詰工程等)に搬送される。
図2に示すように、ストリップテープTは、図外のロールから繰り出され、複数のローラ11…11で案内されながら、適宜の駆動源(例えば1つ又は2つ以上の駆動ローラ)によりa方向に移送される。ストリップテープTの移送経路上には作業ユニット12が配置されている。作業ユニット12は、例えばストリップテープTに各種情報(ストリップバッグSの意匠性を高めるための情報や、商品である袋Bの販売促進のための情報等)を印刷するプリンタや、ストリップテープTにミシン目(連続して製造されるストリップバッグSを1つづつ分離するためのミシン目)を入れるカッタ、あるいはストリップテープTにパンチ穴(販売店でストリップバッグSを吊り下げるためのパンチ穴)を開けるパンチ等が内蔵されている。
前記作業ユニット12の下流には加熱部材であるヒータ13と加圧部材であるクランプ14とが配置されている。これらは特許請求の範囲に記載の取付手段に相当し、ストリップテープTを熱と圧力とにより所定の固着範囲内で袋Bの表面に固着する作業を行う。すなわち、ヒータ13及びクランプ14は、ストリップテープTの移送経路を間に挟んで上下に位置し、クランプ14がそのヘッドを適宜の駆動源(例えばエアシリンダ)で矢印bのように揺動させることにより、ヒータ13との間で、ストリップテープTと、次に説明するグリップ装置で解放位置に移動された袋Bとを重ね合せた状態で挟み付ける。
ここで、図3に明示するヒータ13の挟付面13aと、図4に明示するクランプ14の挟付面14aとのオーバーラップ範囲が、テープTと袋Bとの固着範囲Xである。そして、本実施形態においては、前記ヒータ13の挟付面13aに凹部13Xが形成されている。この凹部13Xは、テープTの幅方向に延びている。つまり、出来上がったストリップバッグSにおいて、袋BをテープTから取り外す方向(テープTの長手方向)と直交する方向に延びている。
しかも、前記凹部13Xは、ヒータ13の挟付面13aのほぼ中央部に配置されている。したがって、図4に明らかなように、ヒータ13の挟付面13aには、テープTの長手方向の両端部において、凸部、すなわちエッジ13Y,13Yが立つ形状となり、このエッジ13Y,13Yが立つ部分においてのみテープT及び袋Bに熱及び圧力が加えられて、テープT及び袋Bは固着範囲X内において全面的でなく部分的に固着されることになる(図中、固着部分を濃く示す)。
なお、図4には、テープT及び袋Bの積層構造の具体的1例をより詳細に示してあり、テープTは、基材層Aの上にシーラントと称される樹脂の層Rが積層された構造、袋Bは、ベース層Kの上にコート層Cが積層された構造とされて、テープT側のシーラント層Rと袋B側のコート層Cとが熱と圧力とで溶着することにより、袋BがテープTに固着される。
図2に戻り、前記ヒータ13及びクランプ14の下流にはストリップテープTの移送経路を間に挟んで左右に一対のグリップ装置が配置されている(図には一方のみ図示)。すなわち、前後2本のレール15,15が平行にやや傾斜して上下に延び、これらのレール15,15にスライダ16が移動自在に嵌装されて、このスライダ16に組み付けられたアーム17の先端にヘッド18が装着されている。そして、スライダ16は適宜の駆動源(例えば包装機2のシールジョー26,26と共通の駆動モータ)で矢印cのようにレール15,15に沿って昇降し、その上昇位置(図1に示す位置)でヘッド18がシールジョー26,26の直下方に位置すると共に(把持位置)、下降位置(図2に示す位置)でヘッド18がヒータ13の近傍に位置する(解放位置)。
そして、前記ヘッド18の上面には、図3に例示したように、前後一対のフィンガ19,19が回転軸19a,19aを中心に揺動自在に備えられている。フィンガ19,19は適宜の駆動源(例えばエアシリンダ)で同時に近接離反するように動き、ヘッド18が前記把持位置にあるときに近接することにより袋Bの比較的上部をつまんで把持する。
ここで、包装機2のシールジョー26,26、グリップ装置のスライダ16及びフィンガ19…19、並びに取付手段のクランプ14は互いに機械的にあるいは制御的に連係して動作する。例えば、スライダ16が把持位置に移動してフィンガ19…19が袋Bを把持するとシールジョー26,26は袋Bを解放する。そして、スライダ16が解放位置に移動してクランプ14が袋Bをヒータ13との間で挟み付けるとフィンガ19,19は袋Bを解放する。このとき、図3に明らかなように、袋Bの上端部の横シール部分がテープTの上に重ね合わされてクランプ14とヒータ13との間に挟み付けられる。そして、1つの袋Bの固着が済むと、テープTは所定距離だけa方向に移送され、次の袋Bの固着が行われる。
以上のように、本実施形態に係るストリップバッグ装置1は、袋BとストリップテープTとを所定の固着範囲X内で部分的に固着するから、図5に例示したように、袋BをテープTから取り外そうとして袋Bを引っ張ったときに、たとえ袋Bのほうに亀裂が入っても、その亀裂は短小で距離の短い固着部分(図中、固着部分を濃く示す)で成長が止まり、袋Bを損傷させるまでには至らない。つまり、袋BがテープTに連続して固着されていないから、袋Bを引っ張るにつれて亀裂が成長する、というようなことがなく、亀裂が深くなって袋Bが破れる、というようなことがない。その結果、テープTから取り外された袋Bは、見栄えが損なわれることがなく、商品価値が担保される。
その場合に、加熱部材であるヒータ13と、加圧部材であるクランプ14との、少なくとも一方の挟付面13a,14aに凹部13Xを形成したから、この凹部13Xで挟み付けられた袋B及びテープTの部分においては固着が達成されず、その結果、袋BとテープTとの部分的固着が確実に実現することになる。
またその場合に、前記凹部13Xをヒータ13の挟付面13aのほうに形成したから、前記凹部13Xをクランプ14の挟付面14aのほうに形成した場合に比べて、ヒータ13とクランプ14とで袋BとテープTとを重ね合せて挟み付けたときに、その袋B及びテープTを加熱する部分と加熱しない部分との区切りがより明瞭化し、その結果、袋BとテープTとの部分的固着がより一層確実に達成される。
そして、袋BとテープTとの部分的固着部分が、袋BをテープTから取り外す方向(テープTの長手方向)と交差する方向に延びるようにしたから、袋BをテープTから取り外すときの固着部分の距離が確実に短くなり、その結果、亀裂の成長が確実に抑えられる。
加えて、図4に示したように、前記エッジ13Y,13Yを、固着範囲X内において、袋BをテープTから取り外す方向の両端部(すなわち、袋Bの取外しを開始するポイント)に形成したから、このエッジ13Y,13Yによって、距離の短い部分固着が得られる、という前述の作用効果に加えて、袋BをテープTから取り外し始める部位において、シーラント層Rの厚みが小さくなり、シーラント層Rの強度が低下して、その結果、図6に例示したように、袋BをテープTから取り外し始めるときには、シーラント層Rが破壊され易くなり、該シーラント層Rがまず最初に破壊して、袋Bのほうの亀裂ないし損傷が回避される、という格別の作用効果が奏される。
しかも、流動化したシーラント層Rは、図4に矢印で示したように、挟付面13aの中央部の凹部13Xに積極的に導かれ、挟付面13a,14aから外方向への押出し量が低減されるから、固着範囲Xの端部においてシーラント層Rが溜まり、シーラント層Rの厚みが大きくなり、シーラント層Rの強度が増加する、という傾向を抑制することができ、この点からも、図中、破線で示したように、シーラント層Rが破壊され易くなり、袋Bの取外し時における袋Bのほうの亀裂ないし損傷を確実に抑制することができる。
以上説明した実施形態は、本発明を実施するための最良の形態ではあるが、特許請求の範囲を逸脱しない限り、なお種々の変更が可能なことはいうまでもない。例えば、凹部13Xはクランプ14の挟付面14aに形成してもよく、また、ヒータ13とクランプ14の両方の挟付面13a,14aに形成してもよい。そして、凹部13Xの形状も、前記実施形態のような溝形状に限らず、例えば凸部(ひいては部分固着の部分)がドット形状となるような形状であってもよい。ただし、部分固着の数が少ないほうが、また部分固着の間の距離が長いほうが、袋BをテープTから取り外すときに、袋Bの破損が少なくなって、より好ましい結果が得られる。
本発明は、物品が充填された袋を帯状の担体に取り付けるストリップバッグ装置の技術分野において幅広い産業上の利用可能性を有する。
本発明を実施するための最良の形態に係るストリップバッグ装置を製袋包装機と組み合せて使用している状態を示す概略側面図である。 前記ストリップバッグ装置の全体側面図である。 前記ストリップバッグ装置の取付手段周辺の要部斜視図である。 前記取付手段とテープ及び袋のより詳細な構成および作用を示す拡大断面図である。 前記ストリップバッグ装置で製造されたストリップバッグにおいて、袋をテープから取り外すときの動作及び作用を示す説明図である。 別の作用を示す図5と類似の説明図である。 従来のストリップバッグ装置で製造されたストリップバッグにおいて、袋をテープから取り外すときの動作及び問題点を示す説明図である。 一般の担体及び袋の詳細構成を示す図4と類似の拡大断面図である。 従来のストリップバッグ装置の別の問題点を示す図4と類似の拡大断面図である。
符号の説明
1 ストリップバッグ装置
2 製袋包装機
12 作業ユニット
13 ヒータ(取付手段)
13a 挟付面
13X 凹部
13Y エッジ(凸部)
14 クランプ(取付手段)
18 ヘッド
19 フィンガ
B 袋
S ストリップバッグ
T ストリップテープ(帯状担体)
X 固着範囲

Claims (5)

  1. 物品が充填された袋を帯状の担体に取り付けるストリップバッグ装置であって、前記袋を前記担体に所定の固着範囲内で熱と圧力とにより固着する取付手段が備えられ、前記取付手段は、前記袋と前記担体とを前記固着範囲内で部分的に固着するように構成されていることを特徴とするストリップバッグ装置。
  2. 前記取付手段は、前記袋と前記担体とを前記固着範囲内で重ね合せて挟み付けるヒータとクランプとを有し、これらのうちの少なくとも一方の挟付面に凹部が形成されていることにより、前記袋と前記担体とを部分的に固着するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のストリップバッグ装置。
  3. 前記凹部は、ヒータの挟付面に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のストリップバッグ装置。
  4. 前記凹部は、袋を担体から取り外す方向と交差する方向に延びていることを特徴とする請求項2又は3に記載のストリップバッグ装置。
  5. 前記凹部は、前記固着範囲内において、袋を担体から取り外す方向の中央部に位置していることを特徴とする請求項4に記載のストリップバッグ装置。
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