JPH03133722A - 電動ヒートシール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、合成樹脂製の包装袋や包装パック等の開口部
を熱溶着する包装作業を、作業効率良く行い得るように
した電動ヒートシール装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、ポリエチレン製、ポリプロピレン製、塩化ビニー
ル製等の合成樹脂製包装袋や包装パック等の開口部を熱
溶着して包装処理するヒートシール装置は、通常、機台
側に形成したヒータに対して、揺動体側に形成した押圧
パッドを圧接自在に構成され、内容物を充填した包装袋
や包装パック等の開口部を、開口形成したヒータと押圧
パットとの間に挿通し、上方から揺動体を人為的に押し
下げてヒータに押圧パッドを圧接し、その圧接状態を短
時間の間保持した上でクーリングすることで、包装袋の
開口部を熱溶着して固着している。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、前記のようなヒートシール装置によって、多
量の包装袋や包装パック等を包装処理する場合には、前
記の単純作業を繰り返し行うことになるが、その内でも
、揺動体を繰り返し繰り返し押し下げ作業したり、その
圧接状態を熱溶着してクーリングされる迄の間保持する
ことは大変煩わしく、作業効率を可能な限り合理的に改
善することが望まれている。

（問題点を解決するための手段） そこで、本発明では、揺動体を人為的に押し下げたり、
圧接状態をしばらくの間保持する等の作業上の煩わしさ
を解消し、此種の包装作業の能率向上に対処する為に、
機台１側に形成したヒータＨに対して、揺動体１３側に
形成した押圧パッドＰを圧接自在に構成してなるヒート
シール装置において、前記機台１側にギヤードモータＭ
を設け、当該ギヤードモータＭの出力軸２に駆動歯車３
を軸着固定し、当該駆動歯車３に噛み合う従動歯車５と
同軸」−に回転盤６．７を軸着固定し、当該回転盤６．
７にクランク作動するクランクレバ１０１１の基端部を
枢設し、当該クランクレバ１０１１の他端部にスイング
アーム１４．１５の基端部を枢設し、当該スイングアー
ム１４，１５の他端部を揺動体１３に固定してなる電動
ヒートシール装置を提供したのである。

（作　用） 先ず、内容物を充填した包装袋や包装パ・ツク等の開口
部を、開口形成したヒータ１１と押圧パッドＰとの間に
挿通し、ギヤードモータＭが駆動すると、その駆動力に
よって駆動歯車３、従動歯車５を介して、当該従動歯車
５と同軸上の回転盤６７を回転せしめる。

すると、回転盤６．７に枢設したクランクレバ１０．１
１がクランク作動すると共に、スイングアーム１４．１
５を介して揺動体１３の前端部が上方から下方へ押し下
げられ、これにてヒータ■１」−に臨ませられた包装袋
や包装パック等の開口部が、揺動体１３側の押圧パッド
Ｐで自動的に圧接され、その圧接状態を短時間の間保持
して熱溶着した上で、ヒータＨをＯＦＦしてクーリング
制御することにより、包装袋や包装パック等の開口部が
固着される。

（実施例） 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。

１は箱状に形成した機台であって、その内部の後部側に
はギヤードモータＭを設置固定している。

２はギヤードモータＭのギヤーケース部側に突設した出
力軸であって、当該出力軸２には駆動歯車３を軸着固定
している。

４は機台１内部の前部側に左右方向へ差し渡した回転軸
であって、当該回転軸４には前記の駆動歯車３と噛み合
う従動歯車５を軸着固定している。

６．１は回転軸４の左右両端部に軸着固定した回転盤で
あって、その内、左側の回転盤６の外周適所には突起８
を形成している。

９は回転盤６の軸芯から適宜の距離ｅ偏心した位置に突
設した連結ピン、１０．１１は基端部を連結ピン９に枢
設したクランクレバであって、回転盤８．７の外側に前
後方向へ差し渡して形成している。

１２はクランクレバ１０．１１の後端部に開口形成した
長孔であって、ギヤードモータＭを駆動源としないでヒ
ートシールを行う場合に機能させる為のもので、ギヤー
ドモータＭを駆動源とする場合には不要である。

１３は機台１の上方部を開閉自在とする揺動体、１４．
１５は揺動体１３を開閉作動するスイングアームであっ
て、その上端部を揺動体１３の左右後端部の両側位置に
固定している。

１６は機台１の左右後端部の両側位置に突設したブラケ
ットであって、前記のスイングアーム１４゜１５の上部
寄りの位置を連結ピン１７で枢設している。

１８はスイングアーム１４．１５の下端部に突設した連
結ピンであって、当該連結ピンＩＢを前記の長孔１２に
スライド自在に係合支持している。

１９はコイルスプリンタであって、その一端部をスイン
グアーム１４，１５の下端部の連結ピン１Ｂ又はその下
端適所に掛架し、その他端部をクランクレバ１０．１１
に突設した突片２０又はクランクレバ１０．１１の連結
ピン９等に掛架支持している。

Ｓ、、Ｓ、は左側の回転盤６に形成した突起８と係脱自
在に配設固定したマイクロスイッヂであって、その内、
上部側のスイッチＳ、に突起８が当接することでヒート
シールの制御が行われ、また、下部側のスイッチＳ２に
突起８が当接することで揺動体１３の解放が検知される
。

尚、Ｉ］は機台１側のヒータ台座に形成したヒータであ
って、通常、エポキシ樹脂板の上面に電熱線電熱板等の
ヒータＨを両端固定し、その上面をテフロン製シートで
被覆構成している。

Ｐは揺動体１３側の押圧台座に形成した押圧パッドであ
って、シリコンゴム製のスポンジ部材を固定して構成さ
れ、前記ヒータ１１に圧接自在としている。

２１は機台１前面の上部位置に、やや前傾状態となるよ
うに枢設支持した揺動プレートであって、その下端部を
連結ピン（図示せず）で揺動自在に枢設している。

Ｓ３は揺動プレート２１の動きを検知するマイクロスイ
ッヂであって、機台１の」二部内側位置に形成され、揺
動プレート２１が押し込まれることにより、マイクロス
イッヂＳ３の押圧レバが働いて、ギャートモータＭを駆
動源とする駆動系が働いてヒートシール処理が始まる。

２２は揺動体１３の手前側の上面部に突設固定した操作
ハンドルであって、ギヤードモータＭを駆動源としない
でヒートシールを行う場合に、揺動体１３を押圧操作す
る為に使用される。

２３は機台１に内蔵した制御ケースであって、ギヤード
モータＭの駆動を制御したり、ヒータＨによる熱溶着時
間やヒータ温度等を制御したり、或は、クーリング時間
等を制御する回路がまとめられている。

尚、２４は機台１の底面の四隅部に取着したゴム脚であ
る。

（ヒートシール作業） 而して、前記のヒートシール装置を使用して包装袋や包
装パック等の開口部を熱溶着して固着するに、先ず、内
容物を充填した包装袋や包装パック等の開口部の両側を
両手で持って、第１図や第２図に示すように、開口形成
したヒータ１１と押圧パットＰとの間に挿通ずる。

すると、その挿通の際の両手が揺動プレート２１を押し
込み操作し、それをマイクロスイッチＳ３が検知してギ
ヤードモータＭを駆動せしめる。

そして、このギヤードモータＭの駆動力は、駆動歯車３
と従動歯車５を介して、当該従動歯車５と同軸上に軸着
した左右の回転盤６．７を回転せしめる。

すると、左右の回転盤６．７に枢設したクランクレバ１
０，１１がクランク作動すると共に、スイングアーム１
４．１５を介して揺動体１３の前端部を上方から下方へ
押し下げ、これにてヒータＨ上に臨ませた包装袋や包装
パック等の開口部が、第３図に示ずように揺動体１３側
の押圧パッドＰで圧接されると共に、一方の回転盤６に
形成した突起８がマイクロスイッチＳ、に当接すること
で、その圧接状態を短時間の間（その圧着時間や圧着温
度等は、資材の厚薄によって予め加熱タイマ等で設定さ
れている。）保持して熱溶着され、更に、その状態の侭
ヒータ■１をＯＦＦすることでクーリング制御がなされ
、これにて包装袋や包装パック等の開口部が固着される
。

この制御が終了すると、更に、ギヤードモータＭが駆動
して揺動体１３を開成状態に復帰作動せしめ、回転盤６
に形成した突起８が、他方のマイクロスイッチＳ２に当
接することて、揺動体１３の解放を検知し、以後、前記
の作業工程が同様に繰り返される。

尚、前記の場合は、ギヤードモータＭを駆動源とする駆
動系が機能した場合の工程であるが、当該ギヤードモー
タＭを駆動させないで、人為的に操作する場合には、内
容物を充填した包装袋や包装パック等の開口部を、第１
図や第２図に示すように、開口形成したヒータＨと押圧
パッドＰとの間に挿通した上で、操作ハンドル２２を押
し下げると、連結ピン１７を支点としてスイングアーム
１４．１５と揺動体１３が一体に揺動して、ヒータ■］
の上面に押圧パッドＰを圧接し、その状態を短時間の間
保持することで、前記と同様に熱溶着した上でクーリン
グ制御されることで固着される。

この場合、スイングアーム１４，１５の下端部の連結ピ
ン１Ｂは、第４図に示すようにコイルスプリング１９の
不勢力に抗してクランクレバ１０１ １１の長孔１２の範囲をスライド自在に機能する。

（発明の効果） 本発明は、前記のように機台１側に形成したヒータ１１
に対して、揺動体１３側に形成した押圧パッドＰを圧接
自在に構成してなるヒートシール装置において、前記機
台１側にギヤードモータＭを設け、当該ギヤードモータ
Ｍの出力軸２に駆動歯車３を軸着固定し、当該駆動歯車
３に噛み合う従動歯車５と同軸上に回転盤６．７を軸着
固定し、当該回転盤６．１にクランク作動するクランク
レバ１０．１１の基端部を枢設し、当該クランクレバ１
０．１１の他端部にスイングアーム１４，１Ｈの基端部
を枢設し、当該スイングアーム１４，１５の他端部を揺
動体１３に固定してなる電動ヒートシール装置を提供し
たので、従来のように揺動体を人為的に押し下げたり、
圧接状態をしばらくの間保持する等の作業上の煩わしさ
を解消し、此種の包装作業の能率向上と合理化に省力化
に有用に対処することができ、また、場合によっては、
従来と同様な手順で使用することもできる等の諸２ 効果を責ず。

【図面の簡単な説明】

第１図は装置全体を示す概要斜視図、第２図は開成状態
を示す駆動機構の側面透視図、第３図はギヤードモータ
を駆動源とする閉成状態を示す側面透視図、第４図は操
作ハンドルによる閉成状態を示す側面透視図である。 符　　　　号　　　　表 ヒータ　　　　　　Ｐ　押圧パツド ギヤードモータ　　Ｇ　ギヤーケース 偏心距離　　　　Ｓ、〜Ｓ３　スイッヂ機　台　　　　
　　２　出力軸 駆動歯車　　　　　４　回転軸 従動歯車　　　　　６，７　回転盤 突　起　　　　　９　連結ピン １１　クランクレバ 長　孔　　　　１３　揺動体 １５　スイングアーム ブラケット　　　１７　連結ピン 連結ピン 突片 操作ハンドル ゴム脚 コイルスプリング 揺動プレート 制御ケース ５

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）機台１側に形成したヒータＨに対して、揺動体１
   ３側に形成した押圧パッドＰを圧接自在に構成してなる
   ヒートシール装置において、前記機台１側にギヤードモ
   ータＭを設け、当該ギヤードモータＭの出力軸２に駆動
   歯車３を軸着固定し、当該駆動歯車３に噛み合う従動歯
   車５と同軸上に回転盤６、７を軸着固定し、当該回転盤
   ６、７にクランク作動するクランクレバ１０、１１の基
   端部を枢設し、当該クランクレバ１０、１１の他端部に
   スイングアーム１４、１５の基端部を枢設し、当該スイ
   ングアーム１４、１５の他端部を揺動体１３に固定した
   ことを特徴とする電動ヒートシール装置。
2. （２）機台１側に形成したヒータＨに対して、揺動体１
   ３側に形成した押圧パッドＰを圧接自在に構成してなる
   ヒートシール装置において、前記揺動体１３側の後部両
   側位置にスイングアーム１４、１５の上端部を固定し、
   前記機台１側の後部両側位置のブラケット１６にスイン
   グアーム１４、１５を枢設し、当該スイングアーム１４
   、１５の下端部をクランクレバ１０、１１の後方部に枢
   設し、当該クランクレバ１０、１１の先端部を回転盤６
   、７に偏心させて枢設し、当該回転盤６、７の回転軸４
   に従動歯車５を軸着固定し、当該従動歯車５に駆動歯車
   ３を噛み合わせ、当該駆動歯車３をギヤードモータＭの
   出力軸２に軸着固定したことを特徴とする電動ヒートシ
   ール装置。
3. （３）機台１前面の上部外側位置に揺動プレート２１を
   枢設し、当該揺動プレート２１の動きを検知した上で、
   ギヤードモータＭを駆動源とする駆動系が機能するよう
   に制御してなる請求項第１項又は第２項に記載の電動ヒ
   ートシール装置。
4. （４）クランクレバ１０、１１の他端部又は後端部に長
   孔１２を形成し、当該長孔１２にスイングアーム１４、
   １５の基端部又は下端部をスライド自在に付勢支持し、
   揺動体１３には操作ハンドル２２を設けてなる請求項第
   １項、第２項又は第３項に記載の電動ヒートシール装置
   。
5. （５）クランクレバ１０、１１の他端部又は後端部に長
   孔１２を形成し、当該長孔１２にスイングアーム１４、
   １５の基端部又は下端部をスライド自在に支持し、コイ
   ルスプリング１９の一端部をスイングアーム１４、１５
   の下端部の連結ピン１８又はその下端適所に掛架し、コ
   イルスプリング１９の他端部をクランクレバ１０、１１
   に突設した突片２０又はクランクレバ１０、１１の連結
   ピン９に掛架支持してなる請求項第１項、第２項、第３
   項又は第４項に記載の電動ヒートシール装置。