JP2005161585A - 粘着シール転写具 - Google Patents

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幹夫 豊田
Nobuyuki Motoyama
信之 本山
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芳行 堀
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Abstract

【課題】 粘着シールテープから粘着シールを被転写面に貼付する転写具において、テープの巻取力を強め、使用時のテープの弛みや、ケース内での粘着シールの貼り付きを防止する。
【解決手段】 基材テープ31上に複数の粘着シール32がその粘着面を外側にして所定間隔で仮貼着されている粘着シールテープ30を、その粘着面を外側にして巻き回した巻出リール3、巻出リール3から引き出された粘着シールテープ30を被転写面Sに押圧する転写ヘッド10A、及び粘着シール32が被転写面Sに転写した後の粘着シールテープ30を巻き取る巻取リール6を備え、巻出リール3と同軸に設けた巻出プーリー4と、巻取リール6と同軸に設けた巻取プーリー7とがベルト9で連結されている粘着シール転写具1Aにおいて、巻取リール6と巻出リール3の初期回転比と、終期テンション伝達比を特定の範囲にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文字、符号、図柄等を表した粘着シール、筆記性、芳香性、抗菌性、磁性等を付与した機能性粘着シール、改ざん防止機能、ホログラム機能等を有する粘着シール、フレキシブル配線回路を内蔵した粘着シールなどの種々の粘着シールの転写具に関する。
表面に剥離処理が施された基材シート上に、文字、符号、図柄等を表した粘着シールを縦横に複数貼着保持させた粘着シールシートが、文具あるいは玩具として普及している。粘着シールを粘着シールシートから被転写面に転写する場合、手で粘着シールシートから粘着シールを1枚ずつ剥がし取り、被転写面に手で押しつける。
また、基材テープ上に多数の粘着シール(マーク転写層)を、その感圧粘着剤層が表面に位置するように剥離可能に貼着保持させ、それをリールに巻き回し、そのリールを片手で操作可能なケース内に収容したマーク転写具が知られている(特許文献1)。
このマーク転写具は、一般に文字等の修正に用いられる修正テープと同様に、ケースを指先で把持し、ケースに設けられている転写ヘッドを被転写面に押し当て、そのままケースを被転写面にそって移動させる。
特開2003−191925号公報
従来のマーク転写具において、基材テープ上に粘着シールが剥離可能に貼着保持されている粘着シールテープを巻き回した巻出リールと、粘着シールを被転写面に転写した後の基材シールを巻き取る巻取リールとは、クラッチ機構などにより巻出速度と巻取速度とが同期するように連動させているが、この連動をより簡便に行う手法としては、図14に示す転写具1Xのように、ケース2内に、巻出リール3と該巻出リール3と同軸に設けた巻出プーリー4とを支軸5で回転可能に支持すると共に、巻取リール6と該巻取リール6と同軸に設けた巻取プーリー7とを支軸8で回転可能に支持し、巻出プーリー4と巻取プーリー7とをベルト9で連結することが考えられる。図中、符号30は、基材テープ31上に粘着シール32が貼着保持された粘着シールテープであり、符号10は、粘着シールテープ30を被転写面Sに押圧する転写ヘッドである。また、小矢印は、巻出リール3と巻取リール6の回転方向、あるいは粘着シールテープ30の走行方向を示し、大矢印は、粘着シール32の転写時に転写具1Xを動かす方向を表してる。
このように巻出プーリー4と巻取プーリー7を用いることにより、テープが巻出リール3から引き出されると同時に巻取リール6に巻き取られるようにする手法は、従来の修正テープでも用いられている。その際、修正テープが転写具のケース内で弛まないようにするため、次式1で求められる初期回転比が1.4前後とされ、次式2で求められる終期テンション伝達比が0.2前後とされている。
初期回転比=(R2・R3)/(R1・R4) (式1)
(式中、R1=巻出リールの最大巻外径
R2=巻取リールの外径
R3=巻出プーリーの外径
R4=巻取プーリーの外径 )
終期テンション伝達比=(R4・R6)/(R3・R5) (式2)
(式中、R3=巻出プーリーの外径
R4=巻取プーリーの外径
R5=巻取リールの最大巻外径
R6=巻出リールの外径 )
しかしながら、修正テープで採用されている初期回転比を図14に示した転写具1Xに適用すると、巻出プーリー4と巻取プーリー7との外径比R3/R4が2.8前後と大きく、それを補正するためにベルト9が比較的緩く張ってあるため、巻取プーリー7がベルト9に対して滑りやすい。
また、修正テープにおける転写用塗膜と基材テープとの剥離に比して、粘着シール32と基材テープ31との剥離には大きな力が必要とされる。そのため、転写ヘッド10で被転写面Sに粘着シールテープ30を押圧し、粘着シール32を被転写面Sに貼付した後、基材テープ31が粘着シール32から剥がれず、本来破線31’で示すように巻き取られるべき基材テープ31が、同図に示すように転写ヘッド10と巻取リール6との間で弛む。そして、そのように基材テープ31が弛んでから転写具1Xを被転写面Sから離すと、図15に示すように、ケース2内で粘着シールテープ30が弛み、その結果、粘着シール32の粘着面32aがケース2の内壁に貼り付き、転写具として使用できなくなる。
これに対しては、べルト9を強く張ることが考えられるが、単にベルト9を強く張ると、転写ヘッド10を被転写面Sに押し付けた状態で被転写面Sに沿って移動させるために大きな力が必要となり、子供の力では、転写具1Xを使って粘着シール32を貼ることが困難となる。さらに、この問題は、冬場の気温の低い時期にベルト9の張力が強くなると、一層顕著になる。
本発明は以上のような従来技術の課題を解決しようとするものであり、粘着シールテープから粘着シールを被転写面に貼付する転写具において、テープの巻取力を強め、使用時のテープの弛みや、ケース内での粘着シールの貼り付きを防止し、かつ軽い操作で容易に粘着テープを貼れるようにすることを目的とする。
本発明者は、巻出リールと同軸に設けた巻出プーリーと、巻取リールと同軸に設けた巻取プーリーとがベルトで連結されており、巻出リールから引き出された粘着シールテープを転写ヘッドで押圧し、粘着シールテープから粘着シールを被転写面に貼付する粘着シール転写具において、初期回転比と終期テンション伝達比を特定の範囲にして巻取リールの巻取力を高めると、使用時のテープの弛みやそれに伴うケース内での粘着シールの貼り付きを防止でき、かつ、子供でも容易な軽い力で転写具を操作して粘着シールを被転写面に貼付できることを見出した。
即ち、本発明は、基材テープ上に複数の粘着シールがその粘着面を外側にして所定間隔で仮貼着されている粘着シールテープから該粘着シールを被転写面に転写する粘着シール転写具であって、
粘着シールテープをその粘着面を外側にして巻き回した巻出リール、
巻出リールから引き出された粘着シールテープを被転写面に押圧し、粘着シールを被転写面に転写する転写ヘッド、及び
粘着シールが被転写面に転写した後の粘着シールテープを巻き取る巻取リールを備え、
巻出リールと同軸に設けた巻出プーリーと、巻取リールと同軸に設けた巻取プーリーとがベルトで連結されている粘着シール転写具において、
次式1
初期回転比=(R2・R3)/(R1・R4) (式1)
(式中、R1=巻出リールの最大巻外径
R2=巻取リールの外径
R3=巻出プーリーの外径
R4=巻取プーリーの外径 )
で求められる初期回転比が1.0以上2.0以下であり、
次式2
終期テンション伝達比=(R4・R6)/(R3・R5) (式2)
(式中、R3=巻出プーリーの外径
R4=巻取プーリーの外径
R5=巻取リールの最大巻外径
R6=巻出リールの外径 )
で求められる終期テンション伝達比が0.3以上1.0以下である粘着シール転写具を提供する。
特に、この粘着シール転写具の好ましい態様として、転写ヘッドを板状とし、その先端部に、粘着シールテープを介して被転写物と面接触するテープ押圧面を形成した態様を提供し、また、巻出リール、転写ヘッド及び巻取リールにおける粘着シールテープの幅方向の遊びが、巻出リール、転写ヘッド及び巻取リールの順に漸増している態様を提供する。
本発明によれば、巻出リールと同軸に設けた巻出プーリーと、巻取リールと同軸に設けた巻取プーリーとがベルトで連結されており、巻出リールから引き出された粘着シールテープを転写ヘッドで押圧し、粘着シールテープから粘着シールを被転写面に貼付する粘着シール転写具において、初期回転比と終期テンション伝達比が特定の値を有するので、巻出プーリーと巻取プーリーを連結するベルトの張力を高めても巻取リールがスリップし難く、テープの巻取力を効果的に強めることができる。したがって、使用時のテープの弛みや、ケース内での粘着シールの貼り付きを防止することができ、かつ、子どもでも容易な軽い力で転写具を操作することができる。
さらに、本発明の粘着シール転写具において、転写ヘッドを板状とし、その先端部に、粘着シールテープを介して被転写物と面接触するテープ押圧面を形成した態様によれば、粘着シールをより容易に被転写面に貼付することができ、また、巻出リール、転写ヘッド及び巻取リールにおける粘着シールテープの幅方向の遊びが、巻出リール、転写ヘッド及び巻取リールの順に漸増している態様によれば、粘着シール転写具の使用中に粘着シールテープが蛇行あるいは斜行しても粘着シールを貼付することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
図1は、本発明の一実施例の粘着シール転写具1Aの斜視図であり、図2は、この粘着シール転写具1Aで使用されている板状転写ヘッド10Aの斜視図(a)、平面図(b)及び断面図(c)であり、図3は粘着シール転写具1Aの搬送系を説明する断面図である。また、図4はこの粘着シール転写具1Aで使用することのできる粘着シールテープの一態様の平面図(a)と断面図(b)である。
図4の粘着シールテープ30は、基材テープ31上に複数の粘着シール32を所定間隔で連続的に、軽粘着処理層36により剥離可能に貼着保持させ、基材テープ31の背面に剥離処理層37を設けたものである。粘着シール32は、粘着シール基材33の片面(基材テープ31側)に文字、符号、図柄等を表した印刷層34を有し、他面に粘着層35を有している。
ここで、基材テープ31は、公知のシールシートの基材シートと同様に構成することができ、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチック材料や紙材料等から形成することができる。基材テープ31の厚さは、4〜100μmとすることが好ましい。
基材テープ31の背面の剥離処理層37は、基材テープ31の形成素材等に応じて設けられるものであり、例えば、シリコーン系剥離剤、フッ素系剥離剤等を用いて形成することができる。剥離処理層37には、シリカ、アルミナ等の無機充填剤や、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等の樹脂粒子を適宜配合してもよい。
軽粘着処理層36は、粘着シール32を基材テープ31上に仮貼着するもの、即ち、粘着シール32を基材テープ31上に貼着保持するが、その粘着力は、粘着シール32の粘着層35の被転写面に対する粘着力よりも弱く、したがって、粘着シールテープ30の粘着層35を被転写面Sに押し付けた後、その基材テープ31を引き上げると、基材テープ31が粘着シール32から容易に剥離し、粘着シール32が被転写面S上に残るようにするものである。
軽粘着処理層36は、例えば、基材テープ31上にアクリル系粘着剤等の軽粘着剤組成物を塗布することにより形成することができる。
粘着シール32を形成する粘着シール基材33は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチック材料や紙材料等から形成することができる。粘着シール基材33は、光拡散剤、着色剤等の添加により半透明としてもよく、着色してもよい。粘着シール基材33の厚さは、5〜500μmが好ましく、7〜200μmがより好ましい。
印刷層34は、公知の各種印刷技術、例えば、活版(凸版)印刷、オフセット印刷、グラビア(凹版)印刷、シルクスクリーン印刷、タンボ印刷等の伝統的な印刷技術をはじめ、リバースロールコート、ダイレクトコート等の各種コーターを用いた塗装、スプレー塗装、静電塗装、流し塗り、ローラー塗り、浸漬塗装等の塗装技術、さらにはレーザープリンタ方式、熱転写方式、インクジェットプリンタ方式等の印刷技術を、当該印刷内容に応じて適宜採用し、形成することができる。
粘着層35は、粘着シール32が被転写面Sに転写される前においては、粘着シールテープ30の外表面をなす。したがって、粘着層35は、加圧粘着性を有するドライタイプの粘着剤から形成することが好ましい。このような粘着剤としては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム等に粘着付与剤(ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、テルペンフェノール樹脂等)を配合したゴム系粘着剤や、(メタ)アクリル系エステルを主成分とするアクリル系粘着剤、シリコーン粘着剤、ウレタン系粘着剤等から形成することができる。粘着層35の層厚は5〜25μmが好ましく、10〜20μmがより好ましい。
なお、このような粘着シール32を基材テープ31上に所定間隔で連続的に貼着保持させるためには、例えば、粘着シール基材33上に印刷層34と粘着層35を形成し、これを剥離処理層37を施した基材テープ31上に、軽粘着処理層36を介して積層し、次いで、粘着シール32を打ち抜く打ち抜き加工、粘着シール32の周囲の不要な粘着シール基材33の剥離除去、基材テープ31と粘着シール32との積層物をテープ状に切断するスリッター加工等を施せばよい。
一方、図1の粘着シール転写具1Aは、それ自体の構造としては、ケース2内に、上述の粘着シールテープ30の粘着面(即ち、粘着層35)を外側にして巻き回した巻出リール3が支軸5によって回転可能に支持され、また、被転写面Sに粘着シール32が転写した後の粘着シールテープ30を巻き取る巻取リール6が支軸8によって回転可能に支持されている。巻出リール3には、それと同軸に巻出プーリー4が設けられ、巻取リール6にはそれと同軸に巻取プーリー7が設けられ、巻出プーリー4と巻取プーリー7とは、ベルト9で連結されている。
また、ケース2には、巻出リール3から引き出された粘着シールテープ30を被転写面Sに押圧し、粘着シール32を被転写面Sに転写する転写ヘッド10Aが固定されている。
転写ヘッド10Aは、図2に示すように、先端に向かって次第に薄くなるテーパー形状断面を有する板状部材から形成されている。また、粘着シール転写具1Aの使用中に粘着シールテープ30の走行位置(図中破線)が多少ズレてもそのまま使用できるように、転写ヘッド10Aの先端縁の幅L1 は粘着シールテープ30の幅L0 よりも幅広く形成されており、転写ヘッド10Aの両側縁には、粘着シールテープ30が転写ヘッド10A上から外れないように、ガイドフランジ11が形成されている。
転写ヘッド10Aの形成材料としては、粘着シールテープ30全体を均一に被転写面Sに貼付するため、ポリスチレン、ポリプロピレン、ABS、ナイロン、ポリアセタール(POM)等を使用することが好ましい。
なお、符号12、13はガイドピンである。ガイドピンに代えてガイドローラを使用してもよい。ケース2は、掌に収まる程度の大きさの携帯性に優れたものとなっている。
図3に示したように、この粘着シール転写具1Aによれば、転写ヘッド10Aを被転写面Sに押圧しつつ被転写面Sに沿って移動させることにより、粘着シール32が被転写面Sに貼付し、巻出リール3から粘着シールテープ30が引き出される。このとき、プーリー4、7とベルト9によって巻出リール3と連結されている巻取リール6が回転して粘着シールテープ30を引っ張り、被転写面Sに貼付した粘着シール32と基材テープ31が図5のように剥離し、粘着シール32が被転写面Sに転写した後の粘着シールテープ30が巻取リール6に巻き取られる。したがって、簡便に粘着シールを被転写面Sに貼付することができる。
さらに、この粘着シール転写具1Aは、巻出リール3、巻出プーリー4、巻取リール6及び巻取プーリー7の外径あるいは巻取径に関し、前述の式1で求められる初期回転比が1.0以上2.0以下、好ましくは1.05以上1.5以下であり、式2で求められる終期テンション伝達比が0.3以上1.0以下に形成されている。
初期回転比は、巻出プーリー4が1回転する間の巻取プーリー7の回転数R3/R4を、巻出リール3と巻取リール6の径で補正したもので、例えば、初期回転比が1未満であると巻取力が不足し、巻出リール3から粘着シールテープ30が巻き出されたときに、直ちに転写ヘッド10Aと巻取リール6との間にたるみが生じることを意味する。この粘着シール転写具1Aによれば、初期回転比を1.0以上、好ましくは1.05以上としているので、粘着シールテープ30の若干の弛みは、この粘着シール転写具1Aを使用している間に解消できる。また、初期回転比を、2.0以下、好ましくは1.5以下とし、ベルト9を張った状態での巻取プーリー7のスリップを防止しつつ巻取リール6の巻取力を向上させているので、粘着シール32が被転写面Sに貼付した後は、速やかに基材テープ31が粘着シール32から剥離し、粘着シールテープ30の弛みを防止できる。
式2の終期テンション伝達比は、転写終期において、粘着シール32の転写によって生じる巻出リール3の回転力が、プーリー4、7とベルト9を介して、巻取リール6の回転力としてどの程度伝達するかを表すものである。終期テンション伝達比が0.3未満であると巻取リール6の巻取力が過大となり、ベルト9の摩耗が大きくなり、粘着シールテープ30に伸びが発生する。反対に、終期テンション伝達比が1.0を超えると、巻取シール6の巻取力が不足し、粘着シール32を貼付し、巻き取る際に粘着シールテープ30が弛み易くなる。そこで、この粘着シール転写具1Aでは、式2のテンション伝達比を0.3以上1.0以下とする。
以上のような初期回転比と終期テンション伝達比を有する、巻出リール3、巻出プーリー4、巻取リール6及び巻取プーリー7の外径あるいは巻取径の組合せの具体例としては、例えば、
R1(巻出リールの最大巻外径)=23mm
R2(巻取リールの外径)=13mm
R3(巻出プーリーの外径)=14.5mm
R4(巻取プーリーの外径)=7.8mm
R5(巻取リールの最大巻外径)=16.9mm
R6(巻出リールの外径)=16mm
とし、初期回転比=1.05、終期テンション伝達比=0.509とすることができる。
本発明の粘着シール転写具は、巻出リール3、巻出プーリー4、巻取リール6及び巻取プーリー7の外径あるいは巻取径を適宜設定して初期回転比とテンション伝達比を前述の範囲に定める限り、種々の態様をとることができる。
例えば、本実施例としては、図1の粘着シール転写具において、図2の転写ヘッド10Aに代えて、図6の転写ヘッド10Bを設けたものをあげることができる。
図6の転写ヘッド10Bは、その先端部において、上面(粘着シールテープ30の走行方向で巻取リール6側の面)14と下面(粘着シールテープ30の走行方向で巻出リール3側の面)15との間に、粘着シールテープ30を介して被転写面Sと面接触するテープ押圧面16が形成されている点が異なっている。即ち、図2に示した、先端に向かって次第に厚みが薄くなるテーパー形状断面を有する転写ヘッド10Aは、粘着シールの貼付時に、図7(b)に矢印で示したように、粘着シールテープ30を線状に加圧するが、図6の板状転写ヘッド10Bはテープ押圧面16を有しているので、図7(a)に示すように、粘着シールテープ30を面状に加圧する。線状加圧に対して面状加圧することにより、粘着シールテープ30の単位面積当たりの加圧力は弱まるが、粘着シールテープ30が被転写面Sに押しつけられる時間は長くなる。このため、面状加圧することにより粘着シール32の転写性が著しく向上する。
板状転写ヘッド10Bにテープ押圧面16を形成するにあたり、その粘着シールテープ30の走行方向の長さL2 は、0.5mm以上とすることにより走行する粘着シールテープ30の斜行を有効に防止でき、3.0mm以下とすることにより粘着シールテープ30にシワが入ることを有効に防止できるので0.5〜3.0mmとすることが好ましい。また、板状転写ヘッド10Bの板厚L3 は、従前の修正テープ等で使用されている板状転写ヘッドよりも厚く形成して剛性を増し、粘着シールテープ30に押圧力をかけ易くすることが好ましく、例えば、2〜4mmとすることが好ましい。テープ押圧面16と上面14とのなす角度θは、粘着シール転写具の使用時に、転写ヘッド10Bを被転写面Sに押圧しつつ被転写面Sに沿って移動させ易いという点から、15〜90°とすることが好ましく、30〜60°とすることがより好ましい。
本実施例は、図1の粘着シール転写具において、図2の転写ヘッド10Aに代えて、図8に示す転写ヘッド10Cを用いるものである。
この転写ヘッド10Cは、先端に向かって次第に薄くなるテーパー形状断面を有する板状部材からなる点では図2の転写ヘッド10Aと同様であるが、転写ヘッド10Cの先端部の幅が両側から先端縁に向かって直線的に狭まっている。そのため、先端縁の幅L1 が、粘着シールテープ30の幅L0 よりは若干広いが、板状転写ヘッド10Cの中央部のガイドフランジ11間の幅L4 に比して幅狭になっている。板状転写ヘッド10Cの先端縁の幅L1は、粘着シールテープ30の幅L0より最大で2mm大きい程度に抑えることが好ましい。これにより、板状転写ヘッド10Cの先端部で粘着シール32を押圧する際に、その先端部に押圧力が伝わり易くなる。また、粘着シールテープ30の走行方向に、粘着シール32の存在の有無を、手の感触で容易に感じ取れるようになる。したがって、板状転写ヘッド10Cに無駄なく押圧力をかけることができる。よって、この板状転写ヘッド10Cを用いることによっても、粘着シール32を被転写面Sに押圧する力を高め、粘着シール32を被転写面Sに確実に貼付し、粘着シール32から基材テープ31を剥離させ、粘着シール32を被転写面Sに転写することが可能となる。
本実施例は、転写ヘッドとして、図8の転写ヘッド10Cにおいて先端部の両端部に丸みを付けた図9の転写ヘッド10Dを使用するものである。このように先端部を丸めた転写ヘッドを使用すると、玩具としての安全性を高める上で好ましい。
本実施例は、転写ヘッドとして、は前述の図6の転写ヘッド10Bと、図9の転写ヘッド10Dの特徴を合わせた図10の転写ヘッド10Eを使用するものである。したがって、この転写ヘッド10Eは、その先端縁の幅L1 を、中央部のガイドフランジ11の間の幅L4 に比して狭く、かつ、粘着シールテープ30の幅L0 よりも最大で2mm広くしている。さらに、先端部にはテープ押圧面16を設けている。
本発明においては、上述したいずれの転写ヘッドを設ける場合でも、巻出リール3、転写ヘッド10A、10B、10C、10D、10E及び巻取リール6における粘着シールテープ30の幅方向の遊びを、巻出リール3、転写ヘッド10A、10B、10C、10D、10E及び巻取リール6の順で漸増させることが好ましい。これにより、粘着シール転写具を、粘着シールテープ30の蛇行や巻きズレに強くすることができる。即ち、従来の修正テープにおいても、テープ幅に対して、巻出リール、転写ヘッド、巻取リールの幅に0.2〜1.2mm程度の遊びを持たせることはなされている。しかしながら、修正テープでとられている遊びを粘着シールテープに適用すると、粘着シールテープ30は修正テープに比してそれ自体の粘着性が強いので、ケース2内で蛇行や斜行が起こりやすく、それが原因で粘着シールテープ30の粘着シール32の粘着面32aがケース2の内壁に貼り付き、転写具として使用できなくなる場合がある。これに対し、図11に示すように、巻出リール3の保持幅W3 、ガイドピン12の保持幅W12、ガイドピン13の保持幅W13、転写ヘッド10の保持幅W10 、巻取リール6の保持幅W6 を漸増させ、これらにおける粘着シールテープの幅方向の遊びP3 、P12、P13、P10、P6 を漸増させ、例えば、巻出リール3における遊びP3 を粘着シールテープの幅の10%以下、転写ヘッド10における遊びP10を粘着シールテープの幅の30%以下、巻取シール6における遊びP6 を粘着シールテープの幅の40%以下とすることにより、粘着シール32の転写時に、転写ヘッド10部分で最大±1mmの蛇行が生じても、十分に粘着シールテープ30を巻取リール6で巻き取ることが可能となる。
以上、図面を参照しつつ粘着シール転写具1Aについて説明したが、本発明は、さらに種々の態様をとることができる。
例えば、板状転写ヘッドのケースへの取り付け方向としては、その先端縁の方向を巻出リール又は巻取リールの軸方向に対して、ねじってもよい。
また、板状の転写へッド10Aに代えて、図12に示すようなローラ状の転写ヘッド10Fを設けてもよい。
粘着シール転写具に用いる粘着シールテープとしては、図13に示すように、粘着シール32が、粘着シール基材33上に文字、符号、図柄等を表した印刷層34を有し、その上に粘着層35を有するものとしてもよい。また、印刷層34に代えてあるいは印刷層34と共に、筆記性、芳香性、抗菌性、磁性等を付与した機能層を設けてもよい。セキュリティーの確保、IDデータの付与等のため、印刷層34に代えて、あるいは印刷層34と共に、改ざん防止機能やホログラム機能を付与してもよく、フレキシブル配線回路等を形成してもよい。
さらに、基材テープ31に軽粘着処理層36を設けることなく、粘着シール基材33の粘着層35と反対側の面に軽粘着力を保持させることにより粘着シール32を基材テープ31上に仮貼着してもよい。
本発明の粘着シール転写具は、文具、玩具等として用いられる粘着シール、あるいは筆記性、芳香性、磁性等を付与する機能性材料として用いる粘着シール、改ざん防止機能やホログラム機能を有する粘着シール、フレキシブル配線回路を内蔵した粘着シールなど、種々の粘着シールの手動の転写具として有用である。
本発明の粘着シール転写具1Aの斜視図である。 板状転写ヘッド10Aの斜視図(a)、平面図(b)及び断面図(c)である。 本発明の粘着シール転写具1Aの搬送系の説明図である。 粘着シールテープの平面図(a)と断面図(b)である。 被転写面への粘着シールの貼付時の粘着シールテープの断面図である。 板状転写ヘッド10Bの斜視図(a)及び断面図(b)である。 転写ヘッドの作用の説明図である。 板状転写ヘッド10Cの斜視図(a)、平面図(b)及び断面図(c)である。 板状転写ヘッド10Dの斜視図である。 板状転写ヘッド10Eの斜視図(a)、平面図(b)及び断面図(c)である。 粘着シール転写具の搬送系における、粘着シールテープの幅方向の遊びの説明図である。 ローラ状の転写ヘッドの斜視図である。 粘着シールテープの断面図である。 粘着シール転写具の搬送系を説明する断面図である。 粘着シール転写具の搬送系を説明する断面図である。
符号の説明
1A 粘着シール転写具
2 ケース
3 巻出リール
4 巻出プーリー
5 支軸
6 巻取リール
7 巻取プーリー
8 支軸
9 ベルト
10、10A、10B、10C、10D、10E、10F 転写ヘッド
16 テープ押圧面
30 粘着シールテープ
31 基材テープ
32 粘着シール
33 粘着シール基材
34 印刷層
35 粘着層
36 軽粘着処理層
37 剥離処理層
L0 粘着シールテープの幅
L1 転写ヘッドの先端縁の幅
P3 巻出リールの遊び
P6 巻取リールの遊び
P10 転写ヘッドの遊び
P12 ガイドローラの遊び
P13 ガイドローラの遊び
S 被転写面

Claims (7)

  1. 基材テープ上に複数の粘着シールがその粘着面を外側にして所定間隔で仮貼着されている粘着シールテープから該粘着シールを被転写面に転写する粘着シール転写具であって、
    粘着シールテープをその粘着面を外側にして巻き回した巻出リール、
    巻出リールから引き出された粘着シールテープを被転写面に押圧し、粘着シールを被転写面に転写する転写ヘッド、及び
    粘着シールが被転写面に転写した後の粘着シールテープを巻き取る巻取リールを備え、
    巻出リールと同軸に設けた巻出プーリーと、巻取リールと同軸に設けた巻取プーリーとがベルトで連結されている粘着シール転写具において、
    次式1
    初期回転比=(R2・R3)/(R1・R4) (式1)
    (式中、R1=巻出リールの最大巻外径
    R2=巻取リールの外径
    R3=巻出プーリーの外径
    R4=巻取プーリーの外径 )
    で求められる初期回転比が1.0以上2.0以下であり、
    次式2
    終期テンション伝達比=(R4・R6)/(R3・R5) (式2)
    (式中、R3=巻出プーリーの外径
    R4=巻取プーリーの外径
    R5=巻取リールの最大巻外径
    R6=巻出リールの外径 )
    で求められる終期テンション伝達比が0.3以上1.0以下である粘着シール転写具。
  2. 転写ヘッドが板状であり、その先端部に、粘着シールテープを介して被転写物と面接触するテープ押圧面を有する請求項1記載の粘着シール転写具。
  3. 粘着シールテープの走行方向のテープ押圧面の長さが、0.5〜3.0mmである請求項2記載の粘着シール転写具。
  4. 転写ヘッドのテープ押圧面と、該テープ押圧面に対して粘着シールテープの走行方向で巻取リール側に位置する転写ヘッドの上面とのなす角度が、15〜90°である請求項2又は3に記載の粘着シール転写具。
  5. 転写ヘッドの先端部の幅が両側から先端縁に向かって狭まり、先端縁中央部の幅が粘着シールテープの幅よりも最大2mm広い請求項1〜4のいずれかに記載の粘着シール転写具。
  6. 巻出リール、転写ヘッド及び巻取リールにおける粘着シールテープの幅方向の遊びが、巻出リール、転写ヘッド及び巻取リールの順に漸増している請求項1〜5のいずれかに記載の粘着シール転写具。
  7. 巻出リールにおける粘着シールテープの幅方向の遊びが該粘着シールテープの幅の10%以下、転写ヘッドにおける粘着シールテープの幅方向の遊びが該粘着シールテープの幅の30%以下、巻取リールにおける粘着シールテープの幅方向の遊びが該粘着シールテープの幅の40%以下である請求項6記載の粘着シール転写具。
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