JP2005157112A - 画像形成装置 - Google Patents

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義昭 中嶋
Riichi Tsuchiya
利一 土谷
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Abstract

【課題】3角カップリングを用いたプロセスカートリッジのカップリング離間をフロントドアの開閉にて連動させる画像形成装置で、フロントドアの開閉の操作性向上、信頼性の確保を目的とする。
【解決手段】ジョブの終了時毎に駆動系がもつバックラッシ量以上、かつ、カップリングが離間しきらない程度に駆動モーターを逆転させる。あるいは,画像形成駆動列に通常画像形成時には切断され、フロントドアの開口時に駆動列を逆転させる機構を有する。
【選択図】 図14

Description

本発明は、プロセスカートリッジ着脱式の画像形成装置に関する。
作像プロセスとして例えば電子写真画像形成プロセスを用いた、複写機、プリンター、ファクシミリ装置などの画像形成装置においては、像担持体である電子写真感光体及び該電子写真感光体に作用する作像プロセス手段とを一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ着脱式の装置構成が多く採用されている。
このプロセスカートリッジ着脱式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身が行なうことができるので、作業性等を格段に向上させることができる。
ここで、電子写真画像形成装置において、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものをいう。
また、一方でプロセスカートリッジの駆動を安定して確実に伝達する方法として、図18に示すようにねじれた多角柱の突起(カップリングボス、3角カップリング)100とそれに対応する穴の組み合わせにて行う方法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。このカップリングボス100はプロセスカートリッジ2の像担持体である電子写真感光体(ドラム)21の回転方向に対して、長手端部にいくにつれ逆方向にねじれるような形状となっている。これに対応した穴形状を有するカップリング軸とかみ合うことでお互いが長手方向で引き込むような力が発生し、安定した駆動の伝達が実現する。
特開平11−109836号公報
しかしながら、プロセスカートリッジとカップリング軸との連結を解除する場合においては、お互いが有しているねじれの形状により長手方向への離間動作においては、大きな抵抗となってしまう。特に、プロセスカートリッジが4つも並んでいるカラー画像形成装置においては、その抵抗も4倍となり、画像形成装置本体の開閉カバーを開く際にプロセスカートリッジの駆動の連結を解除するためのリンク機構には大きな負荷が生じてしまう。
そのため、このリンク機構にはより強固で剛性の高いものが要求され、その結果、機構が強大なものとなり、また、開閉カバーも剛性アップが必要となり、装置の大型化、コストアップにつながってしまうという問題があった。また、装置としての信頼性においても不安定なものとなり、開閉カバーの操作性においても問題があるものとなってしまう。
本発明はこの問題を解消することを目的としている。
本発明は下記の構成を特徴とする画像形成装置である。
(1)画像形成装置本体に着脱自在に装着される、像担持体を含むプロセスカートリッジを有し、結合・離脱動作可能な、多角柱の突起を有する部材と、前記多角柱の突起と係合する穴を有する部材からなるカップリングの一方のカップリング部材を前記プロセスカートリッジ側に、他方のカップリング部材を画像形成装置本体側に具備させ、画像形成装置本体側の駆動源の駆動力を画像形成装置本体に装着された前記プロセスカートリッジ側に結合動作された前記カップリングを介して伝達する画像形成装置において、ジョブあるいはシーケンス終了時には前記駆動源が通常の画像形成動作時とは逆方向に所定の回転後に待機状態になることを特徴とする画像形成装置。
(2)画像形成装置本体に着脱自在に装着される、像担持体を含む複数個のプロセスカートリッジを有し、結合・離脱動作可能な、多角柱の突起を有する部材と、前記多角柱の突起と係合する穴を有する部材からなるカップリングの一方のカップリング部材を前記プロセスカートリッジ側に、他方のカップリング部材を画像形成装置本体側に具備させ、画像形成装置本体側の駆動源の駆動力を画像形成装置本体に装着された前記プロセスカートリッジ側に結合動作された前記カップリングを介して伝達する、カラー画像形成機能を有する画像形成装置において、ジョブあるいはシーケンス終了時には前記駆動源が通常の画像形成動作時とは逆方向に所定の回転後に待機状態になることを特徴とする画像形成装置。
(3)前記駆動源の逆回転量は、前記駆動系が有するバックラッシ量より大きく、さらに画像形成装置本体側の前記カップリング部材と前記プロセスカートリッジとのガタ量に加えて前記一方のカップリング部材と前記他方のカップリング部材が軸方向で離脱するまでの回転量とすることを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)1つあるいは複数個のプロセスカートリッジを一体で保持する保持部材を有し、プロセスカートリッジの着脱、装着時の位置が、前記保持部材を画像形成装置本体の開閉カバーの動きに連動させて移動させることで画像形成時の位置と異なるようにすることを特徴とする(1)から(3)の何れか1つに記載の画像形成装置。
(5)開閉カバーを開く動作に対し、保持部材の動きだしに遅れが生じるような機構を有し、さらに、前記駆動系とは別に駆動源と接続する駆動列を有し、該駆動列は開閉カバーの開く動作に連動して回転して駆動源を逆転方向に回転させる一方、駆動源が正回転動作を行う際には駆動を切断する機構を有することを特徴とする(1)から(4)の何れか1つに記載の画像形成装置。
(6)像担持体が電子写真感光体であることを特徴とする(1)から(5)の何れか1つに記載の画像形成装置。
(7)プロセスカートリッジ側に具備させた前記の一方のカップリング部材が多角柱の突起を有する部材であり、前記プロセスカートリッジの像担持体の長手方向の一端に設けられており、画像形成装置本体側に具備させた前記の他方のカップリング部材が前記多角柱の突起と係合する穴を有する部材であり、回転自在で軸方向へ移動可能となっているカップリング軸に設けられていることを特徴とする(1)から(6)の何れか1つに記載の画像形成装置。
プロセスカートリッジ着脱方式で、画像形成装置本体側からプロセスカートリッジ側への駆動力伝達を多角柱の突起を有する部材と、前記多角柱の突起と係合する穴を有する部材からなるカップリングを介して行う画像形成装置において、各ジョブ、あるいはシーケンス終了毎には前記駆動源が、通常の画像形成動作とは逆方向に所定の回転後に待機状態になることで、プロセスカートリッジとカップリング軸との離間動作時の抵抗が軽減が実現できる。
また、この駆動源の通常の画像形成動作とは逆方向の回転量を、前記駆動系が有するバックラッシ量より大きく、さらにカップリング軸とプロセスカートリッジとのガタ量に加えてカップリング軸側の穴とプロセスカートリッジの多角柱の突起が軸方向で離脱するまでの回転量とすることで、プロセスカートリッジとカップリング軸との離間動作を行うことなく通常どおりの画像形成動作を行ったとしても、プロセスカートリッジとカップリング軸との連結は保たれているので、信頼性のある画像形成が行われる。
また、複数個のプロセスカートリッジを有するカラー画像形成装置については前記複数個のプロセスカートリッジを一体で保持する保持部材を有し、プロセスカートリッジの着脱、装着時の位置が前記保持部材を開閉カバーの動きに連動させて移動させることで画像形成時の位置と異なるようにすることで、開閉カバーを開く時の操作性も向上し、さらに、プロセスカートリッジの着脱、装着の時の操作性の向上も実現できる。
また、開閉カバーを開く動作に対し、保持部材の動きだしに遅れが生じるような機構を有し、さらに、前記駆動系とは別に駆動源と接続する駆動列を有し、該駆動列は開閉カバーの開く動作に連動して回転して駆動源を逆転方向に回転させる一方、駆動源が正回転動作を行う際には駆動を切断する機構を有することで、プロセスカートリッジとカップリング軸との離間動作時の抵抗が軽減が実現できる。
3角カップリングを用いたプロセスカートリッジのカップリング離間をフロントドアの開閉にて連動させる画像形成装置において、ジョブの終了時毎に駆動系がもつバックラッシ量以上、かつ、カップリングが離間しきらない程度に駆動モーターを逆転させる。あるいは、画像形成駆動列に通常画像形成時には切断され、フロントドアの開口時に駆動列を逆転させる機構を有することで、フロントドアの開閉の操作性向上、信頼性の確保がなされる。
図1は本実施例における画像形成装置の縦断側面模型図である。本実施例の画像形成装置は、電子写真プロセス利用、中間転写ベルト式、4連ドラム方式(インライン、タンデム)、プロセスカートリッジ着脱式、のカラーレーザープリンターである。
(1)プリンターの全体構成の概略説明
1はプリンター本体、7はプリンター本体前面側の開閉ドア(開閉カバー)であり、ドア下縁側の回転中心軸(ヒンジ軸)70を中心に、プリンター本体1に対して図1・図4の閉じ込み状態と、後で説明する図7・図8の開き状態とに開閉操作自在である。
8はプロセスカートリッジ保持部材であり、上下方向に4段のプロセスカートリッジ保持棚部81(Y・M・C・K)を有している。そして、この4段の保持棚部に対して下から上に順にそれぞれ画像形成部となる、イエロー画像用、マゼンタ画像用、シアン画像用、ブラック画像用の都合4つのプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)を収納させてあり、かつ夫々後述するロック機構により所定の画像形成位置に位置決め保持させてある。
本実施例のプリンターように、複数のプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)を上下に積み上げる形態で配置すると、設置面積を少なくすることができ、オフィスの省スペース化のメリットが大きく、カラーレーザープリンターのパーソナル化を図る上でも有効な配置構成である。
各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)は互いに同様の電子写真プロセス機構を具備させてあり、図2にその拡大断面模式図を示した。本実施例における各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)はそれぞれ、矢印の反時計方向に所定のプロセススピードで回転駆動される第1の像担持体としての電子写真感光体ドラム(以下、感光ドラムと記す)21、帯電手段としての帯電ローラー22、現像手段としての1成分あるいは2成分トナー現像器23(Y・M・C・K)等をフレーム24に組み込んでカートリッジ化してある。本実施例における感光ドラム21はアルミシリンダーの外側に有機光導電体層を塗布して構成してある。25は画像光進入隙間部である。各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)において、トナー現像器23(Y・M・C・K)に収容のトナーの色はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異ならせてある。23aは現像スリーブであり,感光ドラム21に対して回転しながら接触して現像剤を適用する。
図3はプロセスカートリッジ保持部材8とプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の外観斜視図である。各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)において、21aは感光ドラム21の左右の軸受部であり、プロセスカートリッジフレームの左右の側面からそれぞれ外方に所定に突出させてある。またプロセスカートリッジ保持部材8の4段の各プロセスカートリッジ保持棚部81(Y・M・C・K)の左右の側板部分にはそれぞれ上記の軸受部21aに対応する横向きのU字穴部87を設けてある。各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)がプロセスカートリッジ保持部材8の各対応の保持棚部81(Y・M・C・K)に挿入収納された状態において、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の左右の外方突出軸受部21aが各プロセスカートリッジ保持棚部81(Y・M・C・K)の左右側板部分のU字穴部87に対応嵌入してその先端部がプロセスカートリッジ保持部材8の左右の側板から所定に外方に突出している状態になる。
26(Y・M・C・K)はそれぞれ各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の感光ドラム21に対する像露光手段としてのレーザースキャナーである。各レーザースキャナーは、レーザーダイオード、ポリゴンミラー26a、スキャナーモーター26b、結像レンズ26c等を有する。
3は第2の像担持体(中間転写体)としてのフレキシブルでエンドレスの中間転写ベルトであり、駆動ローラー31、二次転写対向ローラー32、テンションローラー33、ターンローラー39の4軸間に懸回張設して、上記の上下方向4段のプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の前面側に露呈している都合4つの感光ドラム21に亘らせて対向させて配設してある。本実施例において中間転写ベルト3はシームレス樹脂ベルトであり、テンションローラー33の両端をばねで荷重し、中間転写ベルト3の周長がプリンター本体内の温湿度や経時変化により変化しても、変化量を吸収できる構成になっている。
中間転写ベルト3は駆動ローラー31が不図示の駆動モーターにより回転されて画像形成動作に応じて矢印の時計回りに回転駆動される。中間転写ベルト3の内側の片側縁部全周には、ゴムで形成されたガイドリブが接着剤により貼り付けられている。そして、テンションローラー33の片側端部には、樹脂で形成したフランジが配置されていて、上記のガイドリブとフランジで中間転写ベルト3の走行方向と直交する方向の動き(ベルトの寄り移動)を規制している。
34は各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の感光ドラム21に対する都合4つの一次転写ローラーである。それぞれ中間転写ベルト3の内側に配設してあり、中間転写ベルト3を挟んで各感光ドラム21の前面に当接することで、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の感光ドラム21の前面と中間転写ベルト3の外面との接触部である一次転写部T1(Y・M・C・K)を形成させている。35は中間転写ベルトクリーナーである。
4は給紙カセットである。プリンター本体1内の下部にフロントローデイング方式で配設してあり、記録媒体としての転写材Pを積載収納させてある。41は給紙ローラー、42は分離パッド、43は給紙ガイド、44は搬送ローラー、45はレジストローラー対である。
51は二次転写ローラーであり、金属軸に中抵抗発泡体を巻いたものである。この二次転写ローラー51は不図示の上下方向シフト機構により持ち上げられて、中間転写ベルト3の二次転写対向ローラー32に対する掛け回し部分の外面に当接して二次転写部T2を形成してかつ回転駆動されている状態と、引き下げられて中間転写ベルト3面から非接触に離間した状態とに切換え制御される。
52は転写材搬送ベルト装置、53は転写材搬送ガイド、6は定着装置、9はプリンタ本体1の上面の排出部(排紙トレイ)である。54は定着装置6から排出部9へ至る排紙ガイド、55〜57はこの排紙ガイド54に沿って配設した複数の排紙ローラーである。
定着装置6において、61は定着ローラー(ヒートローラー)、62は加圧ローラーである。
次に上記プリンターの画像形成動作を説明する。不図示の制御回路部はプリントスタート信号に基づいてプリンターの各作像プロセス機器を所定に作像シーケンス制御する。
先ず、給紙ローラー41を回転して給紙カセット4内の転写材Pを分離パッド42との協働で1枚分離給送して給紙ガイド43と搬送ローラー44によりレジストローラー対45へと搬送する。レジストローラー対45はこの転写材Pの先端部を受け止めて一次待機状態にする。
一方、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の感光ドラム21と、中間転写ベルト3とが、各々所定の外周速度V(所定のプロセス速度)で図1の矢印方向に回転駆動される。
そして、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)において、回転する感光ドラム21の外周面が所定の帯電バイアスを印加した帯電ローラー22により所定の極性・電位に均一に帯電される。その感光ドラム21の均一帯電面に対して夫々対応のレーザースキャナー26(Y・M・C・K)により画像走査露光がなされて感光ドラム21面に静電潜像が形成される。すなわち、各レーザースキャナー26(Y・M・C・K)において、画像信号がレーザーダイオード(不図示)に与えられると、このレーザーダイオードは画像信号に対応する画像光10(Y・M・C・K)をポリゴンミラー26aへ照射する。このポリゴンミラー26aはスキャナーモーター26bによって高速回転し、ポリゴンミラー25aで反射した画像光10(Y・M・C・K)が結像レンズ26cを通って出射開口部26dから出光する。その出光画像光10(Y・M・C・K)は、プロセスカートリッジ保持部材8の背面に設けた各対応する窓部84およびプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)のレーザー光進入隙間部25に進入して所定の速度で回転する感光ドラム21の表面を選択的に露光する。これにより、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)において感光ドラム21面に、プリントすべきカラー画像の色分解成分像に対応する静電潜像が形成される。この潜像形成と同時にトナー現像器23(Y・M・C・K)を駆動し感光ドラム21上の静電潜像にトナーが付着するように感光ドラム21の帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加して反転現像を行う。このようにして、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)において感光ドラム21面に夫々所定の制御タイミングにて、プリントすべきカラー画像の色分解成分像に対応する、イエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像、およびブラックトナー画像の形成が電子写真プロセスにより実行される。
各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)において各感光ドラム21上にそれぞれ形成された、イエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像、およびブラックトナー画像の各トナー画像は感光ドラム21に中間転写ベルト3を挟んで対向位置に配置され、トナーの帯電極性とは逆極性の転写バイアスが印加された一次転写ローラー34との接点である一次転写部T1(Y・M・C・K)で中間転写ベルト3上に順次に多重転写されていく。
すなわち、先ず、イエロー画像用のプロセスカートリッジ2Yの感光ドラム21上に形成されたイエロートナー画像が中間転写ベルト3の外周面に一次転写部T1Yで一次転写される。次いで、中間転写ベルト3の外周面のイエロートナー画像の先端が一致するようにマゼンタ画像用のプロセスカートリッジ2Mの感光ドラム21上に形成されたマゼンタトナー画像が中間転写ベルト3の外周面に一次転写部T1Mで一次転写される。次いで、中間転写ベルト3の外周面のイエロートナー画像/マゼンタ画像の先端が一致するようにシアン画像用のプロセスカートリッジ2Cの感光ドラム21上に形成されたシアントナー画像が中間転写ベルト3の外周面に一次転写部T1Cで一次転写される。次いで、中間転写ベルト3の外周面のイエロートナー画像/マゼンタ画像/シアントナー画像の先端が一致するようにブラック画像用のプロセスカートリッジ2Kの感光ドラム21上に形成されたブラックトナー画像が中間転写ベルト3の外周面に一次転写部T1Kで一次転写されて、中間転写ベルト3の外周面にイエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像、およびブラックトナー画像の4つのトナー画像が多重転写(重畳転写)される。
以上、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で潜像形成及び現像及び中間転写ベルト3へのトナー転写をそれぞれの一次転写位置T1Y,T1M,T1C,T1Kで行い、中間転写ベルト3の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種のトナーから成るフルカラーの画像を形成することになる。
ブラックトナー画像の中間転写ベルト3への転写が終了する前に、即ち4色目のブラックトナー画像の一次転写を終えてフルカラー画像を形成した中間転写ベルト3の画像先端が中間転写ベルト3の引き続く回動で二次転写部T2へ到達する前に、先述のレジストローラー対45で待機させておいた転写材Pをタイミングを合わせて搬送スタートさせる。
また、上記の中間転写ベルト3上への各色トナー画像の画像形成時には下方に待機し中間転写ベルト3とは非接触状態に保持させた二次転写ローラー51を同時に上方へカム(図示せず)で移動させ転写材Pを二次転写対向ローラー32の位置において中間転写ベルト3に圧接して二次転写部T2を形成すると同時に転写ローラー51にトナーと逆極性のバイアスを印加することで、中間転写ベルト3上のフルカラー画像を転写材Pに一気に4色同時に転写する。
すなわち、二次転写ローラー51は揺動可能なローラーであり、略上下方向に移動可能で且つ駆動を有する。転写材Pにカラー画像を転写するタイミングに合わせて二次転写ローラー51は図示しないカム部材により上方の位置、即ち二次転写対向ローラー32の位置において転写材Pを介して中間転写ベルト3に所定の圧で押しつけられて二次転写部T2を形成する。この時同時にこの二次転写ローラー51には転写バイアスが印加され中間転写ベルト3上のトナー画像は転写材Pに転写される。ここで中間転写ベルト3と転写ローラー51とは夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材Pは二次転写工程が行われると同時に、図示左方向に所定の速度で搬送され、中間転写ベルト3の面から分離され、転写材搬送ベルト装置52と転写材搬送ガイド53により中継ぎ搬送されて次工程である定着装置6にむけて搬送される。
転写材分離後の中間転写ベルト3の面はクリーナー35により転写残トナーの除去がなされて清浄面化される。なお、本実施例においては、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)はクリーナーレスであり、それぞれ一次転写部T1(Y・M・C・K)において中間転写ベルト3に対して転写されずに感光ドラム21面に残留したトナーはそれぞれ現像装置23(Y・M・C・K)で現像同時回収(クリーニング)されて現像に再用される。専用の感光ドラムクリーナーを具備させる構成にしてもよいことは勿論である。
(2)開閉ドア7とプロセスカートリッジ保持部材8の連結リンク機構
図4〜図8により開閉ドア7とプロセスカートリッジ保持部材8の連結リンク機構を説明する。プリンター本体1の開閉ドア7は下縁側の回転中心軸70を中心に、プリンター本体1に対して図1・図4の閉じ込み状態と、図7・図8の開き状態とに開閉操作自在である。この開閉ドア7の内側に収納させた形で中間ベルトユニット(3、31〜35、39)を配設してあり、開閉ドア7の開閉と一緒に中間ベルトユニットがプリンター本体1に対して開閉する。
カートリッジ保持部材8はその左右側板の上方側に外方に突出させて設けた回転中心軸80を夫々プリンター本体1の左右側板に配設した軸受部に回転自由に軸受支持させてあり、この回転中心軸80を中心にプリンター本体1内において揺動可能である。
上記の開閉ドア7とカートリッジ保持部材8はその左右側においてそれぞれ第一と第二の2本のリンク71・72を介して互いに連結させてある。すなわち、第一のリンク71は一端側71aが軸73を中心に開閉ドア7と回動自在に連結されており、第二のリンク72は一端側72aが軸74を中心にカートリッジ保持部材8と回動自在に連結されており、第一のリンク71の他端側71bと第二のリンク72の他端側72bとが軸75を中心に互いに回動自在に連結されている。
プリンター本体1に対して開閉ドア7が閉じ込まれた図4の状態において、カートリッジ保持部材8は、その下端部の掛止部85がプリンター本体1側のL型のロックレバー82で掛止されてプリンター本体1内において鉛直縦姿勢の状態に位置決め保持されている。
L型のロックレバー82は軸82aを中心に回動自在であり、ロックばね83の引っ張り力で図1・図4〜図6の第1回動姿勢と、それとは90°反転した図7・図8の第2回動姿勢とに転換可能である。
カートリッジ保持部材8は回転中心軸80の位置と自重心位置等との関係から回転中心軸80を中心に図1・図4〜図6において反時計回りの回動力を有しており、第1回動姿勢のロックレバー82は上記の回動力に抗して掛止部85を受け止めて、カートリッジ保持部材8を上記の鉛直縦姿勢の状態に安定に位置決め保持している。
開閉ドア7の図1・図4の閉じ込み状態は回転中心軸70部分に設けたクリック止め機構あるいは他の掛止機構により安定に保持される。
SWはプリンター本体1側に配設したインターロックスイッチであり、閉じ込まれた開閉ドア7側の突起部76で押されてオン状態に保持されることで開閉ドア7が閉じ込まれたこと、あるいは閉じ込み状態にあることを検知して制御回路部にフィードバックしている。
開閉ドア7の閉じ込み状態において、上記のように鉛直縦姿勢の状態に位置決め保持されているカートリッジ保持部材8の前面に対して開閉ドア7側の中間ベルトユニット(3、31〜35、39)が正規に対面して図1のように、カートリッジ保持部材8側の4つのプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の各感光ドラム21に対してそれぞれ対応の一次転写ローラー34が中間転写ベルト3を挟んで圧接して一次転写部T1(Y・M・C・K)を形成している。
図5〜図7は開閉ドア7の順次開き過程図である。図4のプリンター本体1に対する閉じ込み状態から開閉ドア7を軸70を中心にプリンター本体1から開き回動していくと、第一のリンク71はその一端71aが開閉ドア7に引っ張られてドア開き方向へと移動する。一方、第二のリンク72は第一のリンク71との連結部75がドア開き方向に移動することによりドア開き方向に引っ張られようとするが、ロックレバー82がカートリッジ保持部材8の移動を妨げているため、カートリッジ保持部材8との連結部74が不動のまま、反時計方向に回転運動する。結果として、開閉ドア7を図5を経て図6のように略45°程度開けた状態となるまではカートリッジ保持部材8は図4のプリンター本体1に対する開閉ドア閉じ込み状態時と同じ鉛直縦姿勢の状態に保持されたままとなる。
また、この図4から図6の開閉ドア開き過程において、カートリッジ保持部材8に収納させてある各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の感光ドラム21にプリンター本体1側から駆動伝達するためのカップリングを退避させる離間機構が第二のリンク72の回転運動に連動して動作する。そして、この第二のリンク72の回転動作中に各感光ドラム21に駆動を伝達するためのプリンター本体1側のカップリングを各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)から退避させることができる構成になっている。これについては後述する。
さらに、開閉ドア7を開き回動すると、図6のように、第二のリンク72がカートリッジ保持部材8の側面に設けた掛止突起部86に当たることで軸74を中心とするカートリッジ保持部材8に対する回動が阻止される。この状態から更に開閉ドア7をロックレバー82の掛止力およびカートリッジ保持部材8の重量分力に抗して開き回動すると、第二のリンク72が開閉ドア方向への移動に変わることにより、カートリッジ保持部材8との結合部74を引っ張る作用力が働き、カートリッジ保持部材8はL型のロックレバー82の抗力に反して反時計方向へと回転する。これによりロックレバー82は軸82aを中心に90°反転した第2回動姿勢(図7)に転換してロックばね83の引っ張り力でその第2回動姿勢が保持される。すなわちカートリッジ保持部材8のロックレバー82による掛止が解除され、またこのときまでにはカートリッジ保持部材8に収納保持させてある各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の感光ドラム21に対するプリンター本体1側のカップリングは退避しているので抵抗なく開閉ドア7の開き動作を続けることができる。この開き動作でカートリッジ保持部材8が第一と第二のリンク71・72で引っ張られて軸80を中心に斜め上向きに回動しながら、プリンター本体1の前面開口部から外方に引き出されていく。そして、図7・図8のように、開閉ドア7を開き切ったとき、カートリッジ保持部材8はプリンター本体1の内部からプリンター本体1の前面開口部に斜め上向きに飛び出たプロセスカートリッジ着脱操作位置で姿勢保持される。開閉ドア7の図7・図8の開き切り状態は回転中心軸70部分に設けたクリック止め機構あるいは他の掛止機構により安定に保持される。
この図7・図8の開閉ドア開き切り状態においてユーザーはカートリッジ保持部材8および中間ベルトユニット(3、31〜35、39)へのアクセスが可能となり、カートリッジ保持部材8に対する4つのプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の着脱ができる。
図7・図8の開閉ドア開き切り状態から図1・図4の開閉ドア閉じ込み状態への復帰は上記とは逆過程の動作(図7→図6→図5→図4)でなされる。
(3)プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の位置決めロック機構
上記のように本実施例のプリンターは感光ドラム21を具備した4つのプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)を1つのカートリッジ保持部材8で保持して、図1・図4の画像形成位置と、図7・図8のプロセスカートリッジ着脱位置の2つの状態を保持できる構成になっている。さらに図1・図4の画像形成位置状態においても、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)に、プリンター本体1側と電気的接続をする電気的接点の付勢力等の外力が加わったり、プリンター本体1側から駆動が伝達される画像形成動作中でも、常に所定の画像形成位置に保持されるように各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)を位置決め固定する位置決めロック機構を具備させている。
図9〜図11でこの位置決めロック機構を説明する。図9は、プリンター本体1に対する開閉ドア7の閉じ込みによりカートリッジ保持部材8が鉛直縦姿勢となり掛止部85と第1回動姿勢のロックレバー82でその姿勢状態が保持されており、かつ各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)がそれぞれ位置決めロック機構9により所定の画像形成位置に位置決め保持されている状態の図である。
位置決めロック機構9は各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)用にプリンター本体1の左右側板の内面側に対称に2組ずつ都合8つ配設してある。そして各位置決めロック機構9はそれぞれ、L字形の突き当て部材90と、軸91aを中心に回動自由のロック部材91と、このロック部材91を常時ロック方向に回動付勢する付勢ばね92と、ロック部材91を待機位置に保持する為のロック補助部材93により構成されている。
図9において、プロセスカートリッジ保持部材8の左右の側板のU字穴部87から所定に外方に突出している、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の左右の外方突出軸受部21aがそれぞれその側の位置決めロック機構9のL字形の突き当て部材90に突き当って受け止められており、かつ付勢ばね92で回動付勢されたロック部材91の回動力で突き当て部材90に押し付けられていることで、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)がそれぞれ位置決めロック機構9により所定の画像形成位置に位置決め保持された状態になっている。
上記の各位置決めロック機構9のロック解除は、プリンター本体1からの開閉ドア7の開き回動に伴うプロセスカートリッジ保持部材8のプロセスカートリッジ着脱位置への回動移動過程でプロセスカートリッジ保持部材8の回動に連動してなされる。
これを図10A〜図10Eで説明する。図10Aのプロセスカートリッジ位置決めロック状態から、開閉ドア7の開き回動に伴うプロセスカートリッジ保持部材8のプロセスカートリッジ着脱位置への回動移動過程の初期においては、プロセスカートリッジ保持部材8側の横向きU字穴部87の奥端が図10Bのようにプロセスカートリッジ側の軸受部21aに当たるまではプロセスカートリッジはプロセスカートリッジ保持部材8の回動移動に拘わらず位置決めロック機構9により所定の画像形成位置に位置決め保持されている。
その後は、プロセスカートリッジ側の軸受部21aがプロセスカートリッジ保持部材8側の横向きU字穴部87の奥端に受け止められていることで、引き続くプロセスカートリッジ保持部材8の回動に伴いプロセスカートリッジがプロセスカートリッジ保持部材8により持ち運ばれていく。そのプロセスカートリッジの持ち運び移動過程で図10Cのようにプロセスカートリッジ側の軸受部21aが位置決めロック機構9のL字形の突き当て部材90から離れていくとともに、軸受部21aがロック部材91を付勢ばね92の付勢力に抗して軸91aを中心に開き方向に押し上げ回動させる。そして図10Dのように軸受部21aの移動によるロック部材91の開き回動が最大になった時点でそのロック部材91がロック補助部材93に係合することで、その最大開き回動角状態がロック部材91の待機位置として保持される。これにより位置決めロック機構9は軸受部21aに対してロック解除になる。プロセスカートリッジは引き続くクプロセスカートリッジ保持部材8の回動によりプロセスカートリッジ着脱位置へと持ち運ばれていく(図10E)。
プロセスカートリッジ保持部材8のプロセスカートリッジ着脱位置において、カートリッジ保持部材8および中間ベルトユニット(3、31〜35、39)への所要のアクセスをした後、開閉ドア7を閉じ込むことで、プロセスカートリッジ保持部材8が図1・図4の鉛直縦姿勢となり、その姿勢状態が掛止部85と第1回動姿勢のロックレバー82で安定に保持される。また各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)がそれぞれ図9のように位置決めロック機構9により所定の画像形成位置に位置決め保持されている状態に復帰する。位置決めロック機構9のロック状態への復帰は上述のロック機構9の解除とは逆の動作(図10E→図10D→図10C→図10B→図10A)でなされる。
動作としては、カートリッジ保持部材8がプロセスカートリッジ着脱位置にあるとき、ロック部材91は待機位置にロック補助部材93により保持されている(図10E)。プロセスカートリッジ2を収納させたカートリッジ保持部材8が開閉ドア7の閉じ込み回動に連動して画像形成位置に復帰回動して、図10Dの状態を経て、図10Cのようにプロセスカートリッジの軸受部21aが突き当て部材90に突き当たる直前のタイミング(ロック部材91の稼動範囲に入るタイミング)で、カートリッジ保持部材8の左右側面の外側に具備させた部材あるいは形状部81aがロック補助部材93を解除する。すると、付勢ばね92の力でロック部材91が回転しプロセスカートリッジの軸受部21aに圧接して軸受部21aを引き込み、軸受部21aを突き当て部材90に突き当て押さえ込む。すなわちプロセスカートリッジを画像形成位置に位置決め保持する。その状態で付勢ばね92により所定の力でプロセスカートリッジ2は確実に保持される。カートリッジ保持部材8更に少し回動(図10B→図10A)して鉛直縦姿勢となり図9のように掛止部85と第1回動姿勢のロックレバー82でその姿勢状態が保持される。
図11に示すように、本実施例のプリンターは、感光ドラム21を具備した4つのプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)を鉛直縦方向に並べ1つのカートリッジ保持部材8で保持し、回転中心80を支点に遥動しているため、カートリッジ着脱位置から画像形成位置に至るまでの軌跡がそれぞれのプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)で異なっている。したがって、ロック部材91の稼動範囲もそれぞれ異なっている。このような構成で各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)自身が対応するロック部材91を軌跡の中で動かしつつ画像形成位置に確実に収納するのは困難である。なぜなら、カートリッジ保持部材8の回転中心80に近いほど侵入角度がきつくロック部材91の稼動範囲(角度)が大きくなり、プロセスカートリッジ2自身でロック機構9を動作させるとその反力が大きくなってしまうためである。
そこで、本実施例では上記のようにカートリッジ保持部材8にそれぞれのロック機構9を動作させる形状、あるいは部材81aを具備することで上記の課題を解決している。
部材81aは、カートリッジ保持部材8の回動過程でロック補助部材93に接触して通過してロック補助部材93を蹴り倒す突起部材である。この突起部材は固定ではなく図の断面方向に移動可能である。またロック補助部材93は下端部の軸を中心に左右両方に揺動可能で、常時は起立状態に付勢保持されている部材である。そして、カートリッジ保持部材8の画像形成位置からプロセスカートリッジ着脱位置への回動過程(図10A→図10B→図10C)は上記の突起部材81aは上記のロック補助部材93を蹴り倒しながらこのロック補助部材93の位置を通過し、逆に、カートリッジ保持部材8のプロセスカートリッジ着脱位置から画像形成位置への回動過程(図10C→図10B→図10A)は上記の「突起部材」は上記の「ロック補助部材93」を逆側に蹴り倒してロック部材91の掛止を解除して通過する。実際にはカートリッジ保持部材8の画像形成位置からプロセスカートリッジ着脱位置への回動過程ではロック補助部材93を乗り越えていく。すなわち、ロック補助部材93が逃げる (お互いがテーパ形状を持っていてテーパに乗り上げて退避し、通り過ぎると元の位置に戻る構成になっている)。逆の場合は逃げずにロック部材をけり倒す。
開閉ドア7を開けるときには、カートリッジ保持部材8に収納されたプロセスカートリッジ2自身で対応するロック部材91を押し上げながらカートリッジ着脱位置まで飛び出してくる。そして、ロック部材91は所定の角度まで回転するとロック補助部材93により待機位置に保持される構成になっている。
また、プロセスカートリッジ2が装着されていないときには、カートリッジ保持部材8がロック部材91を押し上げ待機位置まで移動させる構成になっている。すなわち、プロセスカートリッジが無い時にそれに替わる形状がカートリッジ保持部材にあるので上記のような構成が可能である。
このように、カートリッジ保持部材8にロック部材91を動作させる形状、あるいはスイッチ部材81aを具備させ、プロセスカートリッジの軸受部21aを突き当て部材90に押し付けるロック部材91、ロック部材91に付勢力を与える付勢ばね92、ロック部材91を待機位置に保持する為のロック補助部材93により構成したプロセスカートリッジロック機構9によりプロセスカートリッジを突き当て部材90に確実に突き当て、その状態を維持する。したがって、常に安定した出力画像が得られるとともに、後述するカップリングが接続しない等の動作不良を回避できる。
なお、煩雑をさけるために図には省略したけれども、各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)には感光ドラム21の前面を隠蔽保護する開閉自在のドラムカバーを具備させてある。ドラムカバーは常時は閉じ状態に付勢されており、プロセスカートリッジ2を収納させたカートリッジ保持部材8が開閉ドア7の閉じ込み回動に連動して画像形成位置に復帰する少し前過程において開閉ドアー7の閉じ込み操作に連動して開き動作される。
(4)カートリッジ駆動カップリング機構
本実施例はプロセスカートリッジ側のカップリングとして図18に示すようにねじれた多角柱の突起(カップリングボス)100を、プリンター本体側のカップリングとしてそれに対応する穴部材(カップリング軸)を用いたものである。カップリングボス100は各プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)の感光ドラム21の回転方向に対して、長手端部にいくにつれ逆方向にねじれるような形状となっている。これに対応した穴形状を有するカップリング軸とかみ合うことでお互いが長手方向で引き込むような力が発生し、安定した駆動の伝達が実現する。
図12Aはプリンター本体側からプロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)への駆動の伝達を行うドラム駆動ギアユニット101のカップリング解除時の様子を表す断面図である。図12Bはカップリング連結時の様子を表す断面図である。図13は、ドラム駆動ギアユニット101の主要構成部品の模式的な分解斜視図である。
このドラム駆動ギアユニット101は、プロセスカートリッジ2(Y・M・C・K)のドラム軸端部に設けたねじれた三角柱のカップリングボス100に対応したカップリング穴102aとドラム駆動モータ110(図14)と連結して回転を伝えるギアを有するドラム駆動ギア102と、ドラム駆動ギア102のスラスト方法への移動(カップリング連結、解除)を行うための斜面部を有するカップリングカム103と、カップリングカム103のカム形状に対応する斜面と回転を伝えるギア部とを有するカップリングギア104と、ドラム駆動ギア102を常にカップリング連結方向、すなわちカップリングカム103側へ付勢するためのカップリングばね105から構成されている。また、ドラム駆動ギア102およびカップリングカム103を回転自在に保持し、カップリングギア104をスラスト方向にガイドするためにガイド部材106が設けられている。また、ドラム駆動ギア102の反対側を回転自在に保持するためにもガイド部材107が設けられている。また、カップリングばね105を押さえるためのストッパ板金107がガイド部材106をふたするような形で取り付いている。
このドラム駆動ギアユニット101によるカップリングの連結、解除の動作は以下のとおりである。
カップリング解除の際は、カップリングギア104が矢印a(図13)の方向に回転し、カップリングカム103はストレート面まで押し出され、その結果、ドラム駆動ギア102もスラスト方向のドラム軸端側に移動し、感光ドラム21側のねじれた三角柱のカップリングボス100と離れて駆動が解除される(図12A)。
一方、カップリング連結の際は、カップリングギア104が矢印b(図13)の方向に回転し、カップリングカム103の斜面部とカップリングギア104との斜面部が合わさり、カップリングばね105による付勢力によりドラム駆動ギア102はスラスト方向のドラム中央側に移動し、ドラムのねじれた三角柱のカップリングボス25と結合して、駆動が連結される(図12B)。
図14は上記ドラム駆動ギアユニット101をそれぞれ各色のカートリッジ2(Y・M・C・K)における駆動ギア列を駆動モーター側から見た図である。また、図15は、図14の駆動ギア列を裏側から見た図である。図14、図15ともに、カップリングは連結した状態である。
ドラム駆動モーター110からの各ドラム駆動ギア102への駆動の伝達は以下のとおりである。ドラム駆動モーター110に設けられているモーターギア111には減速ギアA112がかみ合い、さらに減速ギアB113にて減速され、それがドラム駆動前段CKギア114にかみ合っている。このドラム駆動前段CKギア114はベルト115によりドラム駆動前段YMギア116とつながっている。また、ドラム駆動前段CKギア114はドラム駆動ギア102Cとドラム駆動ギア102Kとかみ合っており、ドラム駆動前段YMギア116はドラム駆動ギア102Yとドラム駆動ギア102Mとかみ合っている。このような駆動列で、ドラム駆動モーター110が矢印cの方向に回転するとそれぞれ各ドラム駆動ギアも矢印cの方向に回転して画像形成動作を行う。
一方、カップリングの連結、解除を行うためのカップリングギア104の駆動列への駆動の伝達は以下のとおりである。
まず、カップリングの連結動作の駆動源となるカップリング連結モーター117が設けられている。このカップリング連結モーター117のカップリング連結モーターギア118にカップリング減速ギア119がかみ合い、その下流には、半回転だけ正回転、逆転を行う、欠歯を有する往復ギア120が設けられている。また、前記カップリング減速ギア119には、カップリング連結モーターギア118とは別にドアの開閉動作と連結して移動するカップリング解除ラック121もかみ合うようになっている。
往復ギア120の下流には、カップリングギア104Y、アイドラギア122YM、カップリングギア104M、アイドラギア122MC、カップリングギア104C、アイドラギア122CK、カップリングギア104Kとつながって駆動を伝達している。
カップリング連結の際には、カップリング連結モーター117が図14の矢印eの方向に回転し、それにより、ドラム駆動ギアユニットで説明したようなカップリング連結状態になる。このような状態になった上で、先ほど説明したようにドラム駆動モーター110が矢印cの方向に回転して、それぞれ各ドラム駆動ギア102も矢印cの方向に回転して正規の画像形成動作を行うようになっている。
図16は、カップリング解除の動作の原動力となる開閉カバー7が有しているリンク機構を表す図である。開閉カバー7にはドア連結部材201が固定され、ドア連結部材201の他端側には回転可能に中間連結リンク202が設けられている。この中間連結リンク202のさらに他端には、回転リンク203が回転可能に設けられ、その回転リンク203の他端にカートリッジガイド連結リンク204が回転可能に設けられている。さらに、カートリッジガイド連結リンク204は、カートリッジガイド205と固定されていて、開閉カバー7の開口動作によってカートリッジガイド205が移動してカートリッジ2の出し入れの際のユーザビリティの向上が図られる。
開閉カバー7の開口におけるカップリングの解除の動作は以下のとおりである。何らかのドラム駆動ギア102の矢印c方向への回転動作が終わった後には、必ず、図14の矢印d方向に回転してレディ状態となる。そのときの回転量は、ドラム駆動ギア列が有しているバックラッシ量以上で、かつ、完全にドラム駆動ギア102とカップリングボス25が離脱しないまでの回転量である。この状態になることで、ドラム駆動ギア102とカップリングボス25が有しているねじれ角によるお互いを引きこもうとする状態が解消される。その後、開閉カバー11による開口動作を行おうとすると、回転リンク203がカートリッジガイド連結リンク204との回転中心で矢印fの方向に回転し、その回転リンク203により、カップリング解除ラック121が矢印fに動いて、カップリング減速ギア119が回転する。このとき、カップリングの部分での引き込もうとする状態がなくなっているため、各カップリングギア104はスムーズに回転でき、その結果、カップリングの解除がスムーズに行うことができる。
上記実施例においては、カップリングの解除が開閉カバーのリンク機構と連動していたが、例えば、開閉カバーを開ける動作をインターロックスイッチSW(図4)で検知して、それによりカップリング連結モーターを逆転させてカップリングの解除を行ったとしても同様の効果を得ることができる。
図17は本実施例2の説明図である。この図17は実施例1で用いた図14とほぼ同等だが、以下の点で異なる。また、図14と同じ部分については説明を省略する。
カップリング解除ラック121にかみ合う形でドラム駆動ギア逆転アイドラギアA151、ドラム駆動ギア逆転アイドラギアB152、ドラム駆動ギア逆転アイドラギアC153が接続されている。このドラム駆動ギア逆転アイドラギアC153は、通常画像形成時は欠歯となっていてドラム駆動ギア102と接続せず、開閉カバー7の開口動作によるカップリング解除ラック121の動きによって矢印gの方向に回転し、各ドラム駆動ギア102を逆転させるように作用する。このとき、カップリング解除ラック121は、このドラム駆動ギア逆転アイドラギア群による逆転動作完了後に、各カップリングギア104への駆動の接続が始まるようなカップリング減速ギア119とのかみ合い位置関係となっている。これにより、各カップリングギア104への抵抗が小さくなった後に開閉ドア11によるリンク機構でのカップリング解除動作が行われるため、スムーズな動作での解除が実現できる。
本実施例では、通常画像形成時のドラム駆動モーターからの駆動の切断を単なる欠歯で行ったが、例えば、カップリング解除リンク側からの回転は伝達し、ドラム駆動モーター側からの駆動は切断できるような機構であれば、同様の効果を得ることができる。
以上、説明してきたように、カラー画像形成装置本体に着脱自在に装着される電子写真感光体を含むプロセスカートリッジを少なくとも複数個配置し、前記プロセスカートリッジの電子写真感光体の長手方向の一端に設けられた多角柱の突起と、前記多角柱の突起と係合する穴を有する回転自在で軸方向へ移動可能となっているカップリング軸を有し、前記カップリング軸に接続された駆動源を有するカラー画像形成装置において、各ジョブ、あるいはシーケンス終了毎には前記駆動源が、通常の画像形成動作とは逆方向に所定の回転後に待機状態になることで、プロセスカートリッジとカップリング軸との離間動作時の抵抗が軽減が実現できる。
また、この駆動源の通常の画像形成動作とは逆方向の回転量を、前記駆動系が有するバックラッシ量より大きく、さらにカップリング軸とプロセスカートリッジとのガタ量に加えてカップリング軸側の穴とプロセスカートリッジの多角柱の突起が軸方向で離脱するまでの回転量とすることで、プロセスカートリッジとカップリング軸との離間動作を行うことなく通常どおりの画像形成動作を行ったとしても、プロセスカートリッジとカップリング軸との連結は保たれているので、信頼性のある画像形成が行われる。
また、前記複数個のプロセスカートリッジを一体で保持する保持部材を有し、プロセスカートリッジの着脱、装着時の位置が前記保持部材を開閉カバーの動きに連動させて移動させることで画像形成時の位置と異なるようにすることで、開閉カバーを開く時の操作性も向上し、さらに、プロセスカートリッジの着脱、装着の時の操作性の向上も実現できる。
さらに、カラー画像形成装置本体に着脱自在に装着される電子写真感光体を含むプロセスカートリッジを少なくとも複数個配置し、前記プロセスカートリッジの電子写真感光体の長手方向の一端に設けられた多角柱の突起と、前記多角柱の突起と係合する穴を有する回転自在で軸方向へ移動可能となっているカップリング軸と、前記カップリング軸に接続された駆動源からなる駆動系と、前記複数個のプロセスカートリッジを一体で保持する保持部材とを有し、プロセスカートリッジの着脱、装着時の位置が前記保持部材を開閉カバーの動きに連動させて移動させることで画像形成時の位置と異なるようにしたカラー画像形成装置において、開閉カバーを開く動作に対し、保持部材の動きだしに遅れが生じるような機構を有し、さらに、前記駆動系とは別に駆動源と接続する駆動列を有し、該駆動列は開閉カバーの開く動作に連動して回転して駆動源を逆転方向に回転させる一方、駆動源が正回転動作を行う際には駆動を切断する機構を有することで、プロセスカートリッジとカップリング軸との離間動作時の抵抗が軽減が実現できる。このことにより、もし装置が動作途中で電源が切られたりしたとしても、開閉カバーを開く際の動作に連動してカップリングの解除の抵抗が小さくなった上で、カップリング解除動作が行えるため、さらに装置全体としての操作性、信頼性の向上を図ることが可能となる。
なお、実施例の画像形成装置は複数のプロセスカートリッジを具備させたカラー画像形成装置であるが、本発明はプロセスカートリッジが1つであるモノクロ画像形成装置にも適用できることは勿論である。また、画像形成装置の画像形成プロセスは電子写真プロセスに限られるものではないことは勿論である。たとえば、像担持体として静電記録誘電体を用いた静電記録プロセス、像担持体として磁気記録磁性体を用いた磁気記録プロセスなどを用いることができる。
カップリング100・102aは、上記の実施例とは逆に、画像形成装置本体側に多角柱の突起を有する部材100を、プロセスカートリッジ側にこの多角柱の突起と係合する穴102aを有する部材を配置する構成にすることもできる。
実施例1における画像形成装置の縦断側面 その部分的拡大図 プロセスカートリッジ保持部材と4つのプロセスカートリッジの斜視図 開閉ドアとプロセスカートリッジ保持部材の連結リンク機構の動作過程の説明図(その1) 開閉ドアとプロセスカートリッジ保持部材の連結リンク機構の動作過程の説明図(その2) 開閉ドアとプロセスカートリッジ保持部材の連結リンク機構の動作過程の説明図(その3) 開閉ドアとプロセスカートリッジ保持部材の連結リンク機構の動作過程の説明図(その4) 図7の縦断面 プロセスカートリッジ保持部材に収容の各プロセスカートリッジがロック機構で画像形成位置に位置決め保持されている状態時の図 ロック機構の動作過程図(その1) ロック機構の動作過程図(その2) ロック機構の動作過程図(その3) ロック機構の動作過程図(その4) ロック機構の動作過程図(その5) カートリッジ保持部材とロック機構の動作範囲を示す図 駆動ギアユニットの駆動連結時の概略断面図 同じく駆動ギアユニットの駆動解除時の概略断面図 駆動ギアユニットの分解斜視図 画像形成装置の駆動ギア列の概略図 図14の駆動ギア列を裏側からみた概略図 開閉ドアのリンク機構の概略図 実施例2における画像形成装置の駆動ギア列の概略図 カップリングとしてねじれた多角柱の突起(カップリングボス)を用いているプロセスカートリッジの斜視図
符号の説明
2・・・プロセスカートリッジ、21・・・像担持体、26・・・カップリング、26a・・・本体側のカップリング、26b・・・プロセスカートリッジ側のカップリング、27・・・退避手段、3・・・中間転写体、7・・・開閉ドア、70・・・開閉ドアの回転中心、71・・・第一のリンク、71a・・・第一のリンクの一端側、71b・・・第一のリンクの他端側、72・・・第二のリンク、72a・・・第二のリンクの他端側、72b・・・第二のリンクの一端側、73・・・インターロックスイッチ、8・・・カートリッジ保持部材、80・・・カートリッジ保持部材の回転中心、82・・・ロックレバー、83・・・ロックばね、9・・・ロック機構、90・・・突き当て部材、91・・・ロック部材、92・・・ロックばね、93・・・ロック補助部材、100・・・カップリングボス、102・・・ドラム駆動ギア、103・・・カップリングカム、104・・・カップリングギア、110・・・ドラム駆動モーター、121・・・カップリング解除ラック、153・・・ドラム駆動ギア逆転アイドラギア、171・・・カップリング連結モーター、203・・・回転リンク

Claims (7)

  1. 画像形成装置本体に着脱自在に装着される、像担持体を含むプロセスカートリッジを有し、結合・離脱動作可能な、多角柱の突起を有する部材と、前記多角柱の突起と係合する穴を有する部材からなるカップリングの一方のカップリング部材を前記プロセスカートリッジ側に、他方のカップリング部材を画像形成装置本体側に具備させ、画像形成装置本体側の駆動源の駆動力を画像形成装置本体に装着された前記プロセスカートリッジ側に結合動作された前記カップリングを介して伝達する画像形成装置において、
    ジョブあるいはシーケンス終了時には前記駆動源が通常の画像形成動作時とは逆方向に所定の回転後に待機状態になることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置本体に着脱自在に装着される、像担持体を含む複数個のプロセスカートリッジを有し、結合・離脱動作可能な、多角柱の突起を有する部材と、前記多角柱の突起と係合する穴を有する部材からなるカップリングの一方のカップリング部材を前記プロセスカートリッジ側に、他方のカップリング部材を画像形成装置本体側に具備させ、画像形成装置本体側の駆動源の駆動力を画像形成装置本体に装着された前記プロセスカートリッジ側に結合動作された前記カップリングを介して伝達する、カラー画像形成機能を有する画像形成装置において、
    ジョブあるいはシーケンス終了時には前記駆動源が通常の画像形成動作時とは逆方向に所定の回転後に待機状態になることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記駆動源の逆回転量は、前記駆動系が有するバックラッシ量より大きく、さらに画像形成装置本体側の前記カップリング部材と前記プロセスカートリッジとのガタ量に加えて前記一方のカップリング部材と前記他方のカップリング部材が軸方向で離脱するまでの回転量とすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 1つあるいは複数個のプロセスカートリッジを一体で保持する保持部材を有し、プロセスカートリッジの着脱、装着時の位置が、前記保持部材を画像形成装置本体の開閉カバーの動きに連動させて移動させることで画像形成時の位置と異なるようにすることを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載の画像形成装置。
  5. 開閉カバーを開く動作に対し、保持部材の動きだしに遅れが生じるような機構を有し、さらに、前記駆動系とは別に駆動源と接続する駆動列を有し、該駆動列は開閉カバーの開く動作に連動して回転して駆動源を逆転方向に回転させる一方、駆動源が正回転動作を行う際には駆動を切断する機構を有することを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の画像形成装置。
  6. 像担持体が電子写真感光体であることを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の画像形成装置。
  7. プロセスカートリッジ側に具備させた前記の一方のカップリング部材が多角柱の突起を有する部材であり、前記プロセスカートリッジの像担持体の長手方向の一端に設けられており、画像形成装置本体側に具備させた前記の他方のカップリング部材が前記多角柱の突起と係合する穴を有する部材であり、回転自在で軸方向へ移動可能となっているカップリング軸に設けられていることを特徴とする請求項1から6の何れか1つに記載の画像形成装置。
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