明 細 書 画像形成装置 [技術分野]
本発明は、装置本体に対して着脱可能なュニッ トに駆動力を伝達するための 駆動伝達装置を備えた画像形成装置に関する。
[背景技術]
- 近年、 電子写真方式のプリ'ンタゃ複写機などの画像形成装置においては、 小 型化や操作性の向上が望ま^ている。
画像形成装置の操作性向上と言う観点から、 感光体、 帯電手段、 現像手段、 クリ一ユング手段などを一体にまとめてカートリ ッジ化し、このカートリ ッジ を画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリ ッジ方式が採用され ている。 このカートリ ッジ方式により操作性が一層向上し、 現像などの上記プ ロセス手段のメンテナンスをユーザ自身が容易に行なうことが可能となった。 これと同様に、 画像形成装置本体の中間転写体などもュニッ ト構成となり、 画像形成装置本体に対して着脱可能とし、 操作性、 及びメ ンテナンス性の向上 を図っている。
また、 画像形成装置本体に対して着脱可能なこれらのュニッ トへ、駆動を安 定して確実に伝達する駆動伝達装置として、 図 2 6に示すような凸部 XXと、 それに対応する凹部 YY との組み合わせで行なうカツプリングが用いられてい
る。
特開 2 0 0 5— 1 5 7 1 1 2号公報には、カツプリング対が開閉するカバー などに連動し、 カバーを開ける操作により、 装置本体側の力ップリングがュニ ッ ト側の力ップリングから退避することから、 カツプリング対の連結が外れ、 ユニッ トの着脱を可能とする構成が開示されている。
[発明の開示]
しかしながら、 カバーの開閉操作と連動し、 カップリングを解除、 連結する ためには、 カバーの開閉機構部に加えて、 カップリングを解除、 連結させるた めの機構を設ける必要がある。この機構によってカバーの開閉操作性の悪化や、 構成が複雑になることによるコス トアップを招いていた。
例えば、 カップリングを連結、 解除するために、 リ ンク機構が開閉カバーに 設けてある場合には、 カバーを開閉するたびに力ップリングの解除、 連結が行 なわれ、 本来必要でない力ップリングの解除、 連結の負荷をカバーが担うこと となる。 ともすると、 カップリングを解除、 連結するために要する抵抗などの 負荷が、 カバーを開閉するための操作力に加わってしまう。 特に、 プロセス力 一トリ ッジが 4つ並んでいるカラー画像形成装置においては、カツプリングを 解除、 連結するための負荷も大きなものとなり、 そのため、 カバーを開閉する 操作性が悪くなっていた。
また、 リ ンク機構は剛性の高いものが要求される。 さらに、 リンク機構その ものが大きなものになることやカバーの剛性ァップが必要となることから、装 置の大型化ゃコス トアップに繋がっていた。
上記課題を解決するための本発明の画像形成装置は、 装置本体と、 前記装置 本体に着脱可能なュニッ トと、 前記装置本体に設けられており、 駆動源による 動力で回転する第 1のカツプリングと、 前記ュニッ トに設けられており、 前記 第 1のカツプリングと嚙み合って回転する第 2のカップリングと、 を有し、 前記第 1のカツプリングと前記第 2の力ップリングのうちどちらか一方の力 ップリングは、 凹形状であり、 他方の力ップリングは前記一方の力ップリング に入る凸形状であり、 前記凸形状のカツプリングの外周部と、 前記凹形状の力 ップリングの内周部、 のうち少なく とも一方は傾斜面を有し、 前記第 1の力ッ プリングと前記第 2のカツプリングの少なく とも一方は回転軸と平行な方向 へ退避可能であり、前記装置本体から前記ュニッ トを前記第 1のカップリング の回転軸に対して垂直な方向へ引抜く際に前記ュニッ トの離脱方向に働く力 によって、 前記第 2のカツプリングの回転軸が、 前記第 1のカップリ ングの回 転軸よりも前記ュニッ ト離脱方向に移動可能な構造になっており、前記回転軸 の移動によって前記第 1のカツプリングと前記第 2の力ップリングの少なく とも一方が前記傾斜面に沿って前記回転軸と平行な方向に退避することを特 徴とする。
(実施の形態 1 )
本実施の形態は、装置本体に電子写真方式で 4連ドラム方式の力ラー画像形 成装置を用レ、、着脱可能なュニッ トとして中間転写ュニッ トを用いて説明する。 また、 本実施の形態では、 中間転写ュニッ ト内の一次転写ローラを、 対応する 感光ドラムから離間させる駆動力を装置本体から伝達するため、駆動伝達装置 を用いている。 本実施の形態の駆動伝達装置は、 第 1のカップリングと、 第 1
のカツプリングと嚙み合って回転する第 2のカツプリング:を有する。
以下、 本発明の一実施の形態を、 図 1〜図 1 2に従って、 画像形成装置、 中 間転写ユニッ ト、 駆動伝達装置の順に説明する。
[画像形成装置]
まず、 装置本体 1 0 0の構成について説明する。
図 1は、 本発明に従う画像形成装置の一例を示す断面図である。
( 1 ) トナー像の形成プロセス
トナー像の形成は、感光体である感光ドラム 1、 帯電ュニッ トである帯電口 ーラ 2、 露光ュニッ ト 3、 現像ュニッ ト 4などにより行なわれる。 装置本体 1 0 0は 4個の感光ドラム l a、 l b、 l c、 I dを備えている。 それぞれの感 光ドラム 1の周囲には、 その回転方向に従って、 順に、 感光ドラム 1表面を均 一に帯電する帯電ローラ 2 ( 2 a、 2 b、 2 c、 2 d)、 画像情報に基づいて レーザを照射し感光ドラム 1上に静電潜像を形成する露光ュニッ ト 3がある。 また、感光ドラム 1上の静電潜像にトナーを付着させトナー像として顕像化す る現像ュニッ ト 4 (4 a、 4 b、 4 c、 4 d)、 感光ドラム 1上のトナー像を 中間転写ベルト 1 2 eに転写する転写手段 1 2 a、 1 2 b、 1 2 c、 1 2 dが ある。 更に、 転写後の感光ドラム 1表面に残った転写後トナーを除去するクリ 一ユング手段 8 ( 8 a、 8 b、 8 c、 8 d ) などが配設してある。
感光ドラム 1、帯電ローラ 2、現像ュニッ ト 4、及びク リ一二ング手段 8 ( 8 a、 8 b、 8 c、 8 d ) は、 各々一体的にカートリ ッジ化して、 プロセスカー トリ ッジ 7 ( 7 a、 7 b、 7 c、 7 d ) としている。 プロセスカートリ ツジは、 各々装置本体 1 0 0に着脱可能に構成されている。これら 4個のプロセスカー
トリ ッジ 7 a、 7 b、 7 c、 7 dは同一構造であるが、 イェロー (Y)、 マゼ ンダ (Μ)、 シアン (C)、 ブラック (B k) のトナーを用いて異なる色の画像 を形成する点で相違している。
プロセスカートリ ッジ 7 a、 7 b、 7 c、 7 dは、現像ュニッ ト 4 a、 4 b、 4 c、 4 dとクリーニングユニッ ト 5 a、 5 b、 5 c、 5 dによって構成され ている。 このうち前者の現像ュニッ ト 4 a、 4 b、 4 c、 4 dは、 現像ローラ 24 a、 24 b、 24 c、 24 d、現像剤塗布ローラ 2 5 a、 2 5 b、 2 5 c、 2 5 d、 及びトナー容器を有している。 後者のク リーニングユニッ ト 5 a、 5 b、 5 c、 5 dは、 感光ドラム l a、 l b、 l c、 l d、 帯電ローラ 2 a、 2 b、 2 c、 2 d、 クリ一二ング手段 8 a、 8 b、 8 c、 8 d、 及び転写残トナ 一容器を有している。
感光ドラム 1 a、 1 b、 l c、 1 dは、アルミニゥム製シリンダの外周面に、 有機光導伝体層 (O P C) を塗布して構成したものであり、 その両端部をフラ ンジによって回転自在に支持されている。 感光ドラム 1 a、 l b、 l c、 I d の一方の端部に駆動モータ (不図示) から駆動力を伝達することにより、 図 1 の矢印に示す方向時計回り方向に回転駆動する。
帯電ローラ 2 a、 2 b、 2 c、 2 dは、 ローラ状に形成された導電性ローラ である。 このローラを感光ドラム l a、 l b、 l c、 1 d表面に当接させると 共に、電源回路(不図示)によって帯電電圧を印加して感光ドラム 1 a、 1 b、 1 c、 1 d表面を一様に帯電させる。 露光ュニッ ト 3は、 プロセスカートリ ツ ジ 7 ( 7 a、 7 b、 7 c、 7 d ) の鉛直下方に配置してあり、 画像信号に基づ く露光を感光ドラム l a、 l b、 l c、 I dに対して行なう。
トナー容器には、 それぞれイェロー (Y)、 マゼンダ (Μ)、 シアン (C)、 ブラック (B k) の各色のトナーが収納してある。
現像ローラ 24 a、 24 b、 24 c , 24 dは、 感光ドラム 1 a、 l b、 1 c、 1 d表面に隣接して配置してあり、 駆動部 (不図示) により回転駆動され ると共に、 電圧を印加することにより、 感光ドラム 1 a、 l b、 l c、 1 d表 面に現像する。
以上の構成により、 感光ドラム l a、 l b、 l c、 1 d表面に、 Y、 M、 C、 B kのトナー像が形成される。 感光ドラム 1 a、 l b、 l c、 1 d表面に形成 されたトナー像は、 順次、 中間転写ベルト 1 2 e表面へ一次転写される。 その 後、 感光ドラム 1 a、 1 b、 1 c、 1 d表面に残ったトナーは、 ク リ一ユング 手段 8 a、 8 b、 8 c、 8 dによって除去され、 クリーニングユニッ ト 5 a、 5 b、 5 c、 5 d内の転写材トナー容器に回収される。
(2) 転写材への転写及び、 定着プロセス
転写材 Sへのトナー像の転写は、給紙装置 1 3によって転写材が二次転写部 1 5に搬送されて二次転写部 1 5で行われる。 中間転写ュニッ ト 1 2は、 一次 転写プロセスにより形成されたトナー像を担持し、 トナー像を二次転写部 1 5 まで搬送する。 定着装置 1 4は、 二次転写部 1 5の下流側に位置し、 転写材に 転写されたトナー像を転写材 S上に定着する。
給紙装置 1 3は、主に転写材 Sを収納する給紙カセッ ト 1 1、給紙ローラ 9、 分離手段 2 3、転写材 Sを挟持搬送するレジス トローラ対 1 0から構成されて いる。 定着装置 1 4は、 定着フィルム 1 4 a、 加圧ローラ 1 4 b、 加熱体 1 4 c、 排紙ローラ対 2 0から構成されている。
給紙カセッ ト 1 1は装置本体手前方向 (図 1中では、 装置本体の左側) に引 き抜く ことができる。 ユーザは、 給紙カセッ ト 1 1を引き抜き、 装置本体 1 0 0から引き出した後、 給紙カセッ ト 1 1に転写材 Sをセッ トし、 装置本体 1 0 0へ挿入することで、転写材 Sの補給を行なうことができる。給紙ローラ 9は、 給紙カセッ ト 1 1に収納された転写材 Sと圧接しており、所定の制御タイミン グで回転することから転写材 Sを送り出し、転写材 Sが分離手段 2 3により一 枚ずつに分離され給紙される。 その後、 転写材 Sは、 レジス トローラ対 1 0に よって二次転写部 1 5へと搬送される。
二次転写部 1 5では、 二次転写手段 1 6にバイアスが印加され、 中間転写べ ルト 1 2 e上のトナー像が二次転写部 1 5に搬送されてきた転写材 S上に転 写される。
定着フィルム 1 4 aは、 無端円筒状のベルトであり、 定着フィルム 1 4 aの 外周面が、 転写材 S上のトナー画像面側に配してある。 加熱体 1 4 cは、 定着 フィルム 1 4 aの内側に配置されており、加圧ローラ 1 4 b力 定着フィルム 1 4 aを介して圧接している。 加圧ローラ 1 4 bが、 駆動手段 (不図示) によ り回転駆動し、 それに伴って定着フィルム 1 4 aが回転し、加熱体 1 4 cによ り、 定着フィルム 1 4 aは加熱される。 二次転写部 1 5から搬送された転写材 S力 S、定着フィルム 1 4 a と加圧ローラ 1 4 bに挟持搬送され、 トナー画像は、 転写材 S上に加熱定着する。 トナー画像が定着した転写材 Sは、 その後、 排紙 ローラ対 2 0により挟持搬送され、 排紙トレイ上に排出される。
[中間転写ュニッ ト]
本実施の形態では、 中間転写ュニッ ト 1 2が、 装置本体に対して着脱可能な
ュニッ トである。 図 2に示すように、 中間転写ュニッ ト 1 2は、 装置本体 1 0 0に対して矢印に示す A方向へ着脱可能に構成されている。
中間転写ュニッ ト 1 2は、 主に、 中間転写ベルト (中間転写材) 1 2 e、 駆 動ローラ 1 2 f 、 従動ローラ 1 2 g、 一次転写手段である一次転写ローラ 1 2 a、 1 2 b、 1 2 c、 1 2 d、 ク リ一二ング手段 2 2、 一次転写離間手段 3 0 から構成されている。 中間転写ベルト 1 2 eは、 駆動ローラ 1 2 f 、 従動ロー ラ 1 2 gに張架されている。 従動ローラ 1 2 gは、 図 1の矢印に示す E方向に 付勢手段により付勢されており、中間転写ベルト 1 2 eに所定の張力を付与し ている。
駆動ローラ 1 2 f 力 S、 モータ (不図示) などにより回転駆動することから、 中間転写ベルト 1 2 eは、 図 1の矢印に示す F方向に所定の速度で回転する。 各一次転写ローラ 1 2 a、 1 2 b , 1 2 c , 1 2 dは、 各感光ドラム 1 a、 1 b、 1 c、 1 dに対向して、中間転写ベルト 1 2 eの内側に配設されており、 付勢部材 3 1によって感光ドラム 1側へ付勢されている。一次転写ローラ 1 2 a、 1 2 b , 1 2 c、 1 2 dに電圧を印加することによって、 各感光ドラム 1 a、 l b、 l c、 1 d表面に形成されたトナー像は、 中間転写ベルト 1 2 e上 に一次転写される。中間転写ベルト上には、 4色のトナー像が重ねて転写され、 中間転写ベルト 1 2上のトナー像は二次転写部 1 5まで搬送される。
二次転写後に、 中間転写ベルト 1 2 e上に残ったトナーは、 ク リーニング手 段 2 2によって除去され、 転写残トナー搬送路 (不図示) を経由し、 装置本体 1 0 0内に配設されたトナー回収容器 (不図示) に回収される。
中間転写ュニッ ト 1 2には、カラー画像形成時に中間転写ベルト 1 2 eを介
して感光ドラム 1に当接している Y、 M、 Cに対応する一次転写ローラの離間 構成がある。 モノ画像形成時に使用しない感光ドラム 1 との摺擦を抑止し、 感 光ドラム 1の延命を図るためである。
図 9、 図 1 0は、 本実施の形態における一次転写離間手段 3 0の一例を示す ものである。
一次転写離間手段 3 0は、 主にカム軸 3 2、 スライ ド部材 3 3 a、 3 3 b、 カム部材 3 4 a、 34 bから構成されている。 カム軸 3 2の両端には対象形状 であるカム部材 3 4 a、 3 4 bが配設してあり、 スライ ド部材 3 3 a、 3 3 b は一次転写ローラ 1 2 a、 1 2 b、 1 2 cの両端に配設してある。 スライ ド部 材が左右に移動することで、 一次転写ローラ 1 2 a、 1 2 b、 1 2 cの各感光 ドラム l a、 l b、 1 cに対する位置を変更することが可能である。
カラー画像形成時は、 カム部材 34 a、 3 4 bが図 9に示すように位相 Gの 状態となり、 スライ ド部材 3 3 a、 3 3 bは位置 Jの状態に保持される。 この ことにより、 各一次転写ローラ 1 2 a、 1 2 b、 1 2 c、 1 2 dは中間転写べ ルト 1 2 eを介して各感光ドラム 1 a、 l b、 l c、 I dに当接する。
図 1 0に示すように、 カム軸 3 2が、 駆動伝達装置 (後述) により動力を受 け、 カム部材 34 a、 34 bが図示 C方向に回転することから、 スライ ド部材 3 3 a、 3 3 bは図示 D方向へ移動する。モノ画像形成時は、カム部材 3 4 a、 34 bが図 5に示すように位相 Hの状態となり、 スライ ド部材 3 3 a、 3 3 b は位置 Kの状態で保持される。 そして、 Y、 M、 Cに対応する一次転写ローラ 1 2 a、 1 2 b、 1 2 cは、 スライ ド部材 3 3 a、 3 3 b.により付勢方向に反 して感光ドラム l a、 l b、 1 cから退避した位置へ移動、 保持され、 感光ド
ラム l a、 l b、 1 cから離間する。 さらにカム部材 3 4 a、 3 4 bが図示 C 方向に回転すると、 位相 Gの状態へと戻り、 スライ ド部材 3 3 a、 3 3 bも位 置 Jの状態となる。
[駆動伝達装置]
本実施の形態における駆動伝達装置 4 0は、以下に説明する第 1のカツプリ ングである駆動力ップリング 4 1 と、第 2のカツプリングである被駆動力ップ リングを有する。 第 1のカツプリングは、 装置本体に設けられており、 駆動源 による動力で回転する力ップリングである。 第 2のカツプリングは、 ュニッ ト に設けられており、第 1の力ップリングと嚙み合って回転する力ップリングで ある。
図 3〜 8は、本実施の形態における駆動伝達装置 4 0の一例を示すものであ る。 以下、 駆動伝達装置 4 0の構成について説明する。
装置本体 1 0 0には、 第 1のカツプリングである駆動力ップリング 4 1、 駆 動モータ 4 3、 伝達ギア 4 4 a、 ガイ ド部材 4 6が設けてある。 第 1 のカップ リングである駆動力ップリング 4 1は、駆動モータ 4 3による動力で回転する。 中間転写ュニッ ト 1 2には、第 2の力ップリングである被駆動力ップリング 4 2、 付勢部材 4 5、 伝達ギア列 4 4 bが設けてある。 図 4に示すように、 付勢 部材 4 5はパネであり、 B方向、即ち装置本体側に向って付勢するものである。 被駆動カツプリング 4 2は、中間転写ュニッ ト 1 2が装置本体 1 0 0に装着さ れた状態で、駆動力ップリング 4 1 と対向する位置に配してある。 第 2のカツ プリングである被駆動力ップリ ング 4 2は、第 1のカツプリングである駆動力 ップリング 4 1 と嚙み合うことで、 回転可能である。
ガイ ド部材 4 6は、 中間転写ュニッ ト 1 2を着脱する際に、被駆動力ップリ ング 4 2が接するように装置本体に配置してある。 さらに、 中間転写ュニッ ト 1 2を装置本体 1 0 0に装着する際の入口側には、被駆動力ップリング 4 2を 図示 M方向へ退避させる斜面 4 6 aが設けてある。
図 4に示すように、 伝達ギア 4 4 aは、 駆動モータ 4 3と駆動力ップリング 4 1 とを連結するよぅ配設してあり、伝達ギア列 4 4 bは、被駆動カツプリン グ 4 2とカム軸 3 2とを連結するように配設してある。
図 5に示すように、 装置本体に設けられている駆動力ップリング 4 1は、 凹 形状である。 さらに、 被駆動力ップリング 4 2は、 凹形状の力ップリングに入 る凸形状である。ただし、本実施の形態は、上記構成に限定されるものでなく、 駆動力ップリング 4 1 と被駆動力ップリング 4 2のうちどちらか一方の力ッ プリングが凹形状、 他方の力ップリングが凸形状であればよい。
駆動力ップリングは、 T字型の第 1の係合部 4 1 bを有する。 更に、 凹形状 である駆動カップリング 4 1は、 内周部に傾斜面 4 l eを有する。 凸形状であ る被駆動力ップリング 4 2は、 凸部として第 2の係合部 4 2 aを有する。 駆動 カップリング 4 1 と被駆動力ップリング 4 2が嚙み合っている状態では、被駆 動カツプリングの第 2の係合部 4 2 aが駆動力ップリングの内面 4 1 a と対向 する。 同様に、 駆動力ップリング 4 1 と被駆動力ップリング 4 2が嚙み合って いる状態では、駆動力ップリングの第 1の係合部 4 1 bが被駆動力ップリング の内面 4 2 bと対向する。
また、駆動力ップリング 4 1 と被駆動力ップリング 4 2とは単一の位相で嚙 み合い、 駆動を伝達することが可能である。
駆動力ップリングの傾斜面 4 1 eは、 駆動力ップリング 4 1の内周部に設け られており、 中間転写ュニッ ト 1 2が本体に装着された状態では、被駆動カツ プリング 4 2の第 2係合部 4 2 a と当接する。 被駆動カツプリング 4 2は、 付 勢部材 4 5により、 図 3に示すように、 ュニッ トの着脱方向である A方向とは 略垂直方向である B方向で、 駆動力ップリング 4 1側に付勢されている。 B方 向は両方の力ップリングの回転軸と平行である。
駆動モータ 4 3が、 制御信号に基づき回転駆動し、 駆動力ップリング 4 1が 図示 L方向に回転する。 図 5 ( d ) に示すように駆動力ップリング 4 1 の回転 に伴い、 第 1の係合部 4 1 bの接触面 4 1 cが、 第 2の係合部の接触面 4 2 c と嚙み合う。 すなわち、 駆動モータにより駆動力が伝達される駆動力ップリン グ 4 1の第 1の係合部の接触面 4 1 c力 被駆動力ップリング 4 2の第 2の係 合部の接触面 4 2 c部を押圧する。 このことにより、 駆動力ップリング 4 1か ら被駆動力ップリング 4 2へ回転力が伝達され、 被駆動力ップリング 4 2は、 図示 L方向に回転する。 この時、 回転駆動を伝達し合う 4 1 c、 4 2 c部は、 回転方向の力を伝達する形状になっている。接触面 4 1 c及び 4 2 cは回転方 向 Lに対して略垂直な軸線で係合しているので、回転中に被駆動カップリング 4 2を付勢方向である B方向に反して回転軸方向へ押す力は発生しない。 次に、 中間転写ュニッ ト 1 2を装置本体 1 0 0から抜出す (離脱する) 場合 を説明する。駆動力ップリング 4 1 と被駆動力ップリング 4 2が嚙み合ってい る時は、 被駆動力ップリングの第 2の係合部 4 2 aが駆動力ップリングの傾斜 面 4 1 e と接触している。 そのため、 中間転写ュニッ ト 1 2を装置本体 1 0 0 から引抜く場合は、 中間転写ユニッ ト 1 2の離脱方向に働く力 (引く抜く力)
が働く と、 傾斜面 4 1 eによって被駆動力ップリング 4 2に付勢方向 Bとは逆 行する図示 M方向に移動する力が働く。 そして被駆動力ップリング 4 2が、 駆 動カップリング 4 1から図示 M方向に一時的に退避することとなる。このこと によって、 第 1の係合部 4 1 b と第 2の係合部 4 2 aの係合は解除される。 さ らに、被駆動力ップリング 4 2はガイ ド部材 4 6 と接触し、 付勢方向 Bとは逆 行する図示 M方向に退避し続けるため、中間転写ュニッ ト 1 2を装置本体 1 0 0から抜き出すことができる。
図 6、 図 7を用いて更に詳しく説明する。 図 6は、 中間転写ュニッ トが離脱 開始する前の駆動力ップリングと被駆動力ップリングの状態、 図 7は、 第 1の 係合部 4 1 b と第 2の係合部 4 2 aの係合が解除された状態をそれぞれ示し ている。
図 6、 図 7、 の(a)は、 駆動力ップリング 4 1 と被駆動力ップリング 4 2の 状態を示す斜視図であり、 (b ) は駆動カップリング 4 1 と被駆動カップリン グ 4 2の状態を回転軸と垂直な方向から見た模式図である。 図 6、 7 ( c ) は 駆動力ップリング 4 1 と被駆動力ップリング 4 2の状態を回転軸と平行な方 向から見た模式図である。
中間転写ュニッ トが離脱する前は、 図 6 ( b ) のように、 第 2の係合部 4 2 aの中で中間転写ュニッ ト離脱方向最上流側に位置している被駆動力ップリ ングの第 2の係合部 (図 6で、 4 2 f で示す。 以下、 第 2の係合部 4 2 f ) と 駆動力ップリングの第 1の係合部 4 1 bの接触面 4 1 cには、回転方向で充分 すき間があるように構成してある。
装置本体からュニッ トを駆動力ップリング 4 1の回転軸に対して垂直な方
向へ引抜く と、 中間転写ュニッ トの離脱方向に働く力によって、 第 2の係合部 4 2 f が接触面 4 1 cに近づく ように、 被駆動力ップリング 4 2は回動する。 この時被駆動力ップリング 4 2は、駆動力ップリング 4 1 の回転軸と異なる位 置であって駆動力ップリング 4 1 と被駆動力ップリング 4 2が接触している 位置を回動の中心にしている。 図 6 ( c ) , 図 7 ( c ) で示すように、 第 2の 係合部 4 2 f と第 1の係合部 4 1 bの間に位置する第 2の係合部を、第 2の係 合部 4 2 hとする。 第 2の係合部 4 2 hと接触面 4 1 cが接触する位置 kを、 本実施の形態では回動の中心 kとする。
被駆動カツプリング 4 2が位置 kを中心に回動開始すると、第 2の係合部 4 2 f は第 1の係合部の接触面 4 1 cに向かって近づくため、第 2の係合部 4 2 f と接触面 4 1 cの間のすき間は減少する。 被駆動力ップリング 4 2が回動す ると、 第 2の係合部 4 2 aの中で中間転写ュニッ ト離脱方向最'下流側に位置し ている被駆動カツプリングの第 2の係合部 (図 7で、 4 2 gで示す。 以下、 第 2の係合部 4 2 g ) 力 S、 駆動カップリ ングの傾斜面 4 1 eに沿って中間転写ュ ニッ トの離脱方向に移動する。 第 2の係合部 4 2 gが傾斜面 4 1 eに沿って移 動すると、 被駆動力ップリ ング 4 2は図の M方向に退避する。 その結果、 図 7 に示すように、 第 1の係合部と第 2の係合部の嚙み合いは解除される。 即ち、 第 1の係合部の接触面 4 1 cから、 第 2の係合部の接触面 4 2 cが離間する。 図 7で示すように、 第 2の係合部 4 2 aと第 1の係合部 4 1 bの係合が解除さ れるまで、 被駆動力ップリ ング 4 2の回転軸が、駆動力ップリング 4 1の回転 軸に対してュニッ ト離脱方向に移動する距離は 0である。
次に、装置本体からュニッ トを駆動力ップリング 4 1の回転軸に対して垂直
な方向へ引抜く際にュニッ トの離脱方向に働く力によって、被駆動力ップリン グ 4 .2の回転軸が、駆動力ップリング 4 1の回転軸よりもュニッ ト離脱方向に 移動可能な構造について説明する。 図 5から解るように、 被駆動力ップリング 4 2には、 駆動力ップリング 4 1がはまる十分な広さのある領域がある。 つま り、 駆動力ップリング 4 1 と被駆動力ップリング 4 2とが嚙み合い、 回転する 場合、 すき間ができることになる。
図 8で示すように、 被駆動力ップリング 4 2の回転軸が、 駆動力ップリング 4 1の回転軸に対してュニッ ト離脱方向に移動可能な最大距離は αでる。 本実施の形態では、 ctは ]3よりも大きくなるように構成されている。 ひが ]3以 上であることによって、被駆動力ップリング 4 2が位置 kを中心に回動する際 に、第 2の係合部 4 2 f が第 1の係合部 4 1 bに接触する前に被駆動力ップリ ング 4 2の M方向への退避が完了する。
すなわち、 本実施の形態におけるカツプリング構成では、 中間転写ュニッ ト 1 2を装置本体 1 0 0から引き出すだけで、被駆動カツプリング 4 2と駆動力 ップリング 4 1の嚙み合いが解除され、 第 1の係合部 4 l b と第 2の係合部 4 2 aの係合は解除される。
上記とは逆に、中間転写ュニッ ト 1 2を画像形成装置 1 0 0本体へ装着する 場合は、被駆動力ップリング 4 2が装置本体 1 0 0のガイ ド部材 4 6と接触す ること力ゝら、 図示 M方向に退避する。 このことにより、 被駆動力ップリ ング 4 2は、駆動力ップリング 4 1 との嚙み合い位置まで円滑に移動することができ る。 そして、 被駆動力ップリング 4 2の回転軸と駆動力ップリング 4 1の回転 軸が略一致した状態では、 上述したように、 カツプリングの回転位相が合った
ときに、 カツプリングが嚙み合い、 中間転写ュニッ ト 1 2の装置本体 1 0 0へ の装着が完了する。
本実施の形態では、単一の位相で嚙み合うことで駆動力ップリング 4 1から 被駆動カツプリング 4 2へ駆動を伝達することが可能である。 このことから、 駆動モータ 4 3の回転量に基づいて被駆動力ップリング 4 2の位相、 即ち、 本 実施の形態ではカム軸 3 2の位相を制御することができる。
また、 本実施の形態は凸形状の力ップリングの外周部と、 凹形状の力ップリ ングの内周部、のうち一方が傾斜面 4 1 eを有する構成であればよい。 さらに、 図 1 1に示すように、 被駆動力ップリング 4 2の第 2の係合部 4 2 aも傾斜面 を有する構成、 即ち、 凸形状の力ップリングの外周部と、 凹形状の力ップリン グの内周部、 双方に傾斜面を有する構成でもよい。 駆動力ップリング 4 1 と被 駆動力ップリング 4 2の双方に傾斜面を設けると、より円滑に被駆動力ップリ ング 4 2が付勢方向 Bとは逆行する図示 M方向に退避することが可能である。 なお、 図 1 2 ( a) で示す位相の場合は、 図 1 2 ( a) で示す位置 kを中心に、 被駆動力ップリング 4 2は回動し、被駆動力ップリング 4 2は傾斜面に沿って M方向に退避可能である。 また図 1 2 ( b ) で示す位相の場合は、 被駆動力 ップリング 4 2は、 第 2の係合部 4 2 a と第 1の係合部 4 l b との接触位置を 回動中心にして回動することなく、ュニッ トの離脱方向に働く力によって傾斜 面に沿って M方向に退避可能である。
(実施の形態 2 )
本実施の形態では、駆動力ップリング 5 1 と被駆動力ップリング 5 2が複数 の位相で嚙み合う駆動伝達装置について説明する。駆動伝達装置以外の構成は、
全て実施の形態 1 と同様である。
本体側に設けてある駆動モータで、対象となるユニッ ト側の位相を制御する 必要がない場合、 図 1 3に示す力ップリングの構成でも、 同様の効果を得るこ とができる。 例えば、 ュニッ ト側のローラ類を所定の方向、 速度で回転させる ための駆動伝達装置等がこれにあたる。
図 1 3中の 5 1は実施の形態 1における 4 1に相当する駆動力ップリング であり、 5 2は、 実施の形態 1における 4 2に相当する被駆動力ップリングで ある。 本実施の形態の力ップリングは、 被駆動力ップリング 5 2と駆動力ップ リング 5 1のそれぞれの係合部の形状が実施の形態 1のカツプリグと異なつ ている以外は、 実施の形態 1 と同様である。
図 1 4〜図 1 5に示すように、 実施の形態 1 と同様に、 第 2の係合部 5 2 a と第 1 の係合部 5 1 bの係合が解除されるまでに、被駆動力ップリング 5 2の 回転軸が、駆動力ップリング 5 1の回転軸に対してュニッ ト離脱方向に移動す る距離は ]3である。
さらに、 図 1 6に示すように、 実施の形態 1 と同様に、 被駆動力ップリング 5 2の回転軸の駆動カツプリング 5 1の回転軸に対するュニッ ト離脱方向に 移動可能な最大距離は αである。 αが ]3以上であることによって、 被駆動力ッ プリング 5 2が位置 kを中心に回動する際に、第 2の係合部 5 2 f が第 1の係 合部 5 1 bに接触する前に被駆動力ップリング 5 2の M方向への退避が完了 する。
さらに、 図 1 7に示すように、 被駆動力ップリング 5 2の第 2の係合部 5 2 aも傾斜面 5 1 eを有してもよレ、。 駆動力ップリング 5 1 と被駆動力ップリン
グ 5 2の双方に傾斜面を設けると、より円滑に被駆動力ップリング 5 2が付勢 方向 Bとは逆行する図示 M方向に退避することが可能である。
(実施の形態 3 )
本実施の形態では、駆動力ップリング 6 1 と被駆動力ップリング 6 2が複数 の位相で嚙み合う駆動伝達装置について説明する。駆動伝達装置以外の構成は、 全て実施の形態 1 と同様である。 実施の形態 2と同様に、 本体側に設けてある 駆動モータで、対象となるユニッ ト側の位相を制御する必要がない場合に用い ることが可能である。
図 1 8中の 6 1は実施の形態 1における 4 1に相当する駆動力ップリング であり、 6 2は、 実施の形態 1における 4 2に相当する被駆動カップリングで ある。 本実施の形態の力ップリングは、 被駆動力ップリング 6 2と駆動力ップ リング 6 2のそれぞれの係合部の形状が実施の形態 1のカツプリグと異なつ ている以外は、 実施の形態 1 と同様である。
図 1 9〜図 2 0に示すように、 実施の形態 1 と同様に、 第 2の係合部 5 2 a と第 1の係合部 5 1 bの係合が解除されるまでに、被駆動力ップリング 6 2の 回転軸が、駆動力ップリング 6 1の回転軸に対してュニッ ト離脱方向に移動す る距離は ]3である。
さらに、 図 2 1に示すように、 実施の形態 1 と同様に、 被駆動力ップリング 6 2の回転軸の駆動カツプリング 6 1の回転軸に対するュニッ ト離脱方向に 移動可能な最大距離は αである。 αが i3以上であることによって、 被駆動カツ プリグ 6 2は、 駆動力ップリング 6 1から円滑に退避することが可能である。 さらに、 図 2 2に示すように、 被駆動力ップリング 5 2の第 2の係合部 5 2 a
も傾斜面 6 1 eを有してもよレ、。 駆動力ップリング 6 1 と被駆動力ップリング 6 2の双方に傾斜面を設けると、より円滑に被駆動力ップリング 6 2が付勢方 向 Bとは逆行する図示 M方向に退避することが可能である。
(実施の形態 4 )
本実施の形態では、 実施の形態 1で説明した駆動伝達装置で、 被駆動力ップ リング 4 2が円弧面 4 2 i を有し、 円弧面 4 2 iが駆動力ップリング 4 1に突 き当り、 接触する場合の機能を、 図 2 3を用いて説明する。 図 2 3に示す符号 は、 実施の形態 1に使用した符号と同じである。
被駆動力ップリング 4 2は、 付勢部材 4 5により、 駆動力ップリング 4 1側 へ付勢されており、 円弧面 4 2 i力 駆動力ップリング 4 1の傾斜面 4 1 eと 接触し、 被駆動カツプリング 4 2の軸方向位置が決まる構成となっている。
ここで、 装置本体 1 0 0に対して、 装着した中間転写ュニッ ト 1 2の位置が ばらつきの範囲内でズレた場合においても、 本構成とすることにより、 位置ズ レによる偏芯が多少あつたとしても、 回転力を伝達することができる。
(その他の実施の形態)
上記の実施の形態では、 ュニッ トとして、 中間転写ュニッ ト 1 2と装置本体 の間の駆動伝達装置として力ップリングを用いた例をしめしたが、他のュニッ トゃカップリングにも応用可能である。例えば、現像ュニッ ト (カートリ ッジ) と装置本体の間の力ップリ ングや、実施の形態 1のプロセスカートリ ッジ 7と 装置本体の力ップリングの間である。 図 2 4や、 図 2 5に示すように、 プロセ スカートリ ッジ 7が被駆動力ップリング 4 2を有する構成でもよい。 また、 駆 動カツプリ ングとして 4 1の形状を示し、被駆動カツプリングとして 4 2の形
状を示したが、 これらの関係は逆であつ1 Cも実施が可能である。 更に、 ュニッ トを装置本体に取り付ける時等に、どちらの力ップリングが引っ込む構成であ つても、駆動力ップリング 4 1 と被駆動力ップリング 4 2が嚙み合に関する機 能は、 同様に発揮される。
[図面の簡単な説明]
図 1は本発明の実施の形態 1に係る画像形成装置の主要部を示す断面図で ある。
図 2は本発明の実施の形態 1に係るュニッ トの着脱方向を示す斜視図であ る。
図 3は本発明の実施の形態 1に係るュニッ トの着脱方向を示す平面図であ る。
図 4は本発明の実施の形態 1に係る駆動伝達装置の主要部を示す斜視図で ある。
図 5は本発明の実施の形態 1に係るカツプリングを示す斜視図である。 図 6は本発明の実施の形態 1に係る中間転写ュニッ トが離脱開始する前の 駆動力ップリングと被駆動力ップリングの状態を示す概略図である。
図 7は本発明の実施の形態 1に係る第 1の係合部と第 2の係合部の接触が 解除された状態を示す概略図である。
図 8は本発明の実施の形態 1に係る駆動力ップリングの回転軸と被駆動力 ップリングの回転軸の距離を示す概略図である。
図 9は本発明の実施の形態 1に係る転写離間手段を示す概略斜視図である
(位相 G )。
図 1 0は本発明の実施の形態 1に係る転写離間手段を示す概略斜視図であ る (位相 H )。
図 1 1は本発明の実施の形態 1に係る他の力ップリングを示す斜視図であ る。
図 1 2は本発明の実施の形態 1に係るカツプリングの他の位相を示す平面 図である。
図 1 3は本発明の実施の形態 2に係るカツプリングを示す斜視図である。 図 1 4は本発明の実施の形態 2に係る中間転写ュニッ トが離脱開始する前 の駆動力ップリングと被駆動力ップリングの状態を示す概略図である。 図 1 5は本発明の実施の形態 2に係る第 1の係合部と第 2の係合部の接触 が解除された状態を示す概略図である。
図 1 6は本発明の実施の形態 2に係る駆動力ップリングの回転軸と被駆動 カツプリングの回転軸の距離を示す概略図である。
図 1 7は本発明の実施の形態 2に係る他のカップリングを示す斜視図であ る。
図 1 8は本発明の実施の形態 3に係るカツプリングを示す斜視図である。 図 1 9は本発明の実施の形態 3に係る中間転写ュニッ トが離脱開始する前 の駆動力ップリングと被駆動力ップリングの状態を示す概略図である。 図 2 0は本発明の実施の形態 3に係る第 1の係合部と第 2の係合部の接触 が解除された状態を示す概略図である。
図 2 1は本発明の実施の形態 3に係る駆動力ップリングの回転軸と被駆動
カツプリングの回転軸の距離を示す概略図である。
図 2 2は本発明の実施の形態 3に係る他の力ップリングを示す斜視図であ る。
図 2 3は本発明の実施の形態 4に係るカツプリングを示す斜視図である。 図 2 4はプロセスカートリ ッジの着脱方向を示す斜視図である。
図 2 5はプロセスカートリ ッジの着脱方向を示す平面図である。
図 2 6は背景技術における駆動伝達装置の主要部を示す斜視図である。
[符号の説明]
1 感光ドラム
2 帯電ローラ
3 露光手段
4 現像ュニッ ト
4 a〜4 d 現像ユニッ ト
5 a ~ 5 d クリーニングユニッ ト
7 プロセスカー ト リ ッジ
8 クリーニング手段
9 給紙ローラ
1 0 レジス トローラ対
1 1 給紙カセッ ト
1 2 中間転写ュニッ ト
1 2 a〜 1 2 d (—次) 転写手段
1 2 e 中間転写ベルト (中間転写材)
f 駆動ローラ
g 従動ローラ
給紙装置
定着装置
二次転写部
二次転写手段
排紙ローラ対
タリ一二ング手段
分離手段
a〜 2 4 d 現像ローラ
a〜 2 5 d 現像剤塗布ローラ —次転写離間手段
付勢部材
力ム軸
スライ ド部材
カム部材
駆動伝達装置
、 5 1、 6 1 駆動カップリング 、 5 2、 6 2 被駆動力ップリング 駆動モータ
伝達ギア
付勢部材
1 0 0 画像形成装置
S 転写材
A、 B、 C、 D、 E、 F、 L、 M 方向
G、 H 位相
J、 K 位置
[産業上の利用可能性]
本発明によれば、装置本体から着脱可能なュニッ トへの駆動伝達力ップリ ン グの連結 ·解除が、 ュニッ トの装着 ·離脱行為に伴って自動的に行われる。