JP2005155930A - ショーケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 陳列室内を加温領域と冷却領域とに上下に分けて使用できるショーケースにおいて、加温領域における最下段の棚上の商品を支障無く加温できるようにする。
【解決手段】 ショーケース1は、陳列室11内にそれぞれ電気ヒータと温度センサとを備えた棚装置4を上下複数段架設し、上方に位置する棚装置の電気ヒータを発熱させ、その下方の陳列室11内には冷気を供給することにより、陳列室11内を加温領域と冷却領域とに上下に分けて使用可能とされたものであって、温度センサの出力に基づいて電気ヒータの発熱を制御するヒータコントローラ36を備え、このヒータコントローラは、加温領域における最下段の棚装置4の電気ヒータの温度制御設定値を、他の電気ヒータの温度制御設定値よりも高くシフトするシフト制御を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、陳列室内に上下複数段の棚を備え、陳列室内の上部を加温領域とし、その下方の冷却領域として使用可能なショーケースに関するものである。
従来よりスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどに設置されるショーケースは、断熱壁の内側に間隔を存して設けた仕切板との間にダクトを構成し、仕切板の内側には陳列室を構成すると共に、ダクトには冷却器と送風機を設置し、この冷却器と熱交換した冷気を送風機により、ダクトから陳列室内に吹き出す構成とされている。
この場合、陳列室の開口上縁には冷気吐出口が形成されると共に、開口下縁には冷気吸込口が形成され、何れもダクトに連通されている。そして、この開口上縁の冷気吐出口から冷気を吹き出し、エアーカーテンを形成しつつ陳列室内を冷却し、吹き出された冷気は開口下縁の冷気吸込口から吸引するものであった。
更に、この陳列室内には、上下複数段の棚が架設される。棚は、内部に棚ダクト(冷気通路)が構成されており、後端は断熱箱体の背方における背面ダクトと連通している。また、棚の前端には、棚ダクトと連通する冷気吐出口が形成されている。これにより、背面ダクト内を上昇した冷気を、連通部を介して棚ダクト内に引き込み、該棚の前端に形成された冷気吐出口より吐出することにより、該棚下方の陳列室内の商品を冷却する(冷却領域。特許文献1参照)。そして、当該棚上方の陳列室内の商品は、棚に取り付けた電気ヒータにて加熱するものであった(加温領域)。
特開2000−258031号公報
このようにして、一台のショーケースの陳列室内を加温領域と冷却領域とに上下に分けて使用できるようにしていたが、特に加温領域における最下段の棚は、その下方の冷却領域からの冷却作用を受けてしまうため、棚上の商品の加温が不足したり、適正な温度まで上昇させるのに時間を要するようになる問題があった。
そこで、本発明は係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、陳列室内を加温領域と冷却領域とに上下に分けて使用できるショーケースにおいて、加温領域における最下段の棚上の商品を支障無く加温できるようにすることを目的とする。
本発明のショーケースは、陳列室内にそれぞれヒータと温度センサとを備えた棚を上下複数段架設し、上方に位置する棚のヒータを発熱させ、その下方の陳列室内には冷気を供給することにより、陳列室内を加温領域と冷却領域とに上下に分けて使用可能とされたものであって、温度センサの出力に基づいてヒータの発熱を制御する制御装置を備え、この制御装置は、加温領域における最下段の棚のヒータの温度制御設定値を、他のヒータの温度制御設定値よりも高くシフトするシフト制御を実行することを特徴とする。
請求項2の発明のショーケースは、上記において制御装置は、シフト制御のシフト値を変更可能とされていることを特徴とする。
請求項3の発明のショーケースは、上記各発明において制御装置は、加温領域の直下の棚の温度センサを判定用センサとし、当該判定用センサの出力に基づいてシフト制御を実行することを特徴とする。
請求項4の発明のショーケースは、上記において制御装置は、判定用センサが検出する温度が所定の値以下であることに基づき、加温領域の下方の領域が前記冷却領域とされていることを判定することを特徴とする。
請求項5の発明のショーケースは、請求項3又は請求項4において制御装置は、加温領域の直下の棚の温度センサの使用に支障がある場合、当該加温領域の下方の領域における他の棚の温度センサを判定用センサとすることを特徴とする。
請求項6の発明のショーケースは、請求項3、請求項4又は請求項5において制御装置は、判定用センサが検出する温度が所定時間継続して所定の温度以上である場合、シフト制御を停止することを特徴とする。
請求項7の発明のショーケースは、上記各発明の陳列室内において上から何段目の棚までを加温領域とするかは変更可能とされており、制御装置は、変更後の加温領域の最下段の棚並びに加温領域の直下の棚を識別する機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、陳列室内にそれぞれヒータと温度センサとを備えた棚を上下複数段架設し、上方に位置する棚のヒータを発熱させ、その下方の陳列室内には冷気を供給することにより、陳列室内を加温領域と冷却領域とに上下に分けて使用可能とされたショーケースにおいて、温度センサの出力に基づいてヒータの発熱を制御する制御装置を備え、この制御装置は、加温領域における最下段の棚のヒータの温度制御設定値を、他のヒータの温度制御設定値よりも高くシフトするシフト制御を実行するようにしたので、下方の冷却領域からの冷却作用によって加温領域における最下段の棚上の商品の温度が低下し、或いは、温度上昇に時間を要するようになる不都合を未然に回避することができるようになる。
これにより、ショーケースの陳列室内における加温領域の棚上の商品を支障無く販売に適した温度に加温することができるようになるものである。
請求項2の発明によれば、上記に加えて制御装置は、シフト制御のシフト値を変更可能とされているので、使用状況に応じて最適なシフト値を設定し、加温領域における最下段の棚上の商品を適切な温度に加温することができるようになるものである。
請求項3の発明によれば、上記各発明に加えて制御装置は、加温領域の直下の棚の温度センサを判定用センサとし、当該判定用センサの出力に基づいてシフト制御を実行するようにしたので、例えば請求項4の如くこの判定用センサが検出する温度が所定の値以下であることに基づいて、加温領域の下方の領域が冷却領域とされていることを判定し、シフト制御を実行することにより、加温領域の下方の領域が常温使用されている場合には無用なシフト制御の実行を防止することができるようになる。
特に、加温領域の直下の棚の温度センサを判定用センサとして判定するので、加温領域の最下段の棚に最も近いところでその下方が冷却領域とされているか否かを的確に判断できるようになる。また、棚のヒータを制御するための温度センサを用いて加温領域の下方が冷却領域とされているか否かを判定するので、ショーケースの冷却制御とは無関係に判定が可能となり、制御装置の簡素化とコストの削減を図ることができる。
請求項5の発明によれば、請求項3又は請求項4に加えて制御装置は、加温領域の直下の棚の温度センサの使用に支障がある場合、当該加温領域の下方の領域における他の棚の温度センサを判定用センサとするので、加温領域の直下の棚の温度センサの配線に断線/短絡が発生したり、当該棚自体が撤去されている場合などにも支障無く判定が可能となる。
請求項6の発明によれば、請求項3、請求項4又は請求項5に加えて制御装置は、判定用センサが検出する温度が所定時間継続して所定の温度以上である場合、シフト制御を停止するので、判定用センサ自体が故障した場合にシフト制御を停止し、無用なシフト制御の実行を防止できる。
請求項7の発明によれば、上記各発明の陳列室内において上から何段目の棚までを加温領域とするかは変更可能とされている場合にも、制御装置は、変更後の加温領域の最下段の棚並びに加温領域の直下の棚を識別する機能を有しているので、自動的に的確なシフト制御を実現できるものである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明を適用したショーケース1の側面図を示している。
ショーケース1は前面に開口する断面略コ字状の断熱壁3と、その両側に取り付けられる図示しない側板によって本体が構成されており、この断熱壁3の内側には間隔を存して背面及び天面にそれぞれ背面パネル6、天面パネル7が配設され、これら背面パネル6、天面パネル7と断熱壁3間に背方から上方に渡る背面ダクト9が構成されている。また、背面パネル6の下端には、前方に延在するデッキパン10が設けられており、これら背面パネル6、天面パネル7及びデッキパン10の内側に陳列室11が構成されている。そして、デッキパン10の下方には背面ダクト9に連通してその一部を構成する下部ダクト14が構成されている。
背面ダクト9の上端は陳列室11の前面開口上縁に位置する上部冷気吐出口16に連通し、下部ダクト14の前端は陳列室11の前面開口下縁に位置すると共に、複数のスリットから成る冷気吸込口17に連通している。また、デッキパン10の下方の下部ダクト14内には冷気送給用の送風機19が配設され、陳列室11後方の背面ダクト9内には冷却装置の冷凍サイクルを構成する冷却器15が縦設されている。
陳列室11内には本発明における棚となる棚装置4が複数段、本実施例では上下に5段架設されている。各棚装置4は、後端に後方に突出する鉤状の爪を有した左右一対のブラケット21、21と、このブラケット21、21上に差し渡して取り付けられた棚板22と、この棚板22の下面に取り付けられた加温用の電気ヒータH(図3)とから構成されている。
そして、陳列室11内の背面パネル6の前面両側に取り付けられた棚支柱23、23に上下方向に複数形成された取付孔に前記ブラケット21の爪を係脱自在に係合させることにより、各棚装置4は陳列室11内において上下位置(高さ)を変更可能に架設されている。
また、上から4段目までの棚装置4のうちの何れかの棚装置4のブラケット21、21には棚ダクト部材5が着脱可能に取り付けられる構成とされている。この棚ダクト部材5内には図示しない棚ダクトが構成されており、この棚ダクトの前端は棚ダクト部材5の前端において斜め前下方に開口する棚下冷気吐出口27に連通され、後端は図示しない冷気導入口にて開口している。また、この棚ダクト部材5には冷気導入口の上側に取り付けられたダンパー部材29が設けられている。
この棚ダクト部材5が取り付けられると、その後端の冷気導入口は背面ダクト9に連通する。そして、ダンパー部材29は背面ダクト9を開閉自在とされており、閉じた状態では当該棚ダクト部材5より上方への冷気の上昇を阻止し、棚ダクト内に冷気を導入する構成とされている。この棚ダクト内に導入された冷気は棚下冷気吐出口27から下方の陳列室11に向けて吐出される。これにより、当該棚ダクト部材5が取り付けられた棚装置4より下の陳列室11内の領域を冷却領域とし、当該棚装置4以上の陳列室11内の領域を電気ヒータHで加温される加温領域とすることが可能とされており、更に、この棚ダクト部材5を取り付ける棚装置4を変更することにより、上から何段目の棚装置4まで(実際には4段目まで)を加温領域とし、その下方を冷却領域とするかを変更可能とされている。
また、このように棚ダクト部材5は上から4段目までのいずれの棚装置4にも取り付け可能であるため、背面パネル6は当該棚ダクト部材5の高さ位置が変更されても冷気導入口と背面ダクト9とを連通できる構造とされている。尚、後述する如く冷却装置が停止している場合には、冷気の供給は行われないため、加温領域の下方は常温領域となる。
断熱壁3の下側には機械室24が構成されており、この機械室24内に冷却装置の冷凍サイクルを構成する圧縮機31や凝縮器32、凝縮器用の送風機33等が設置されている。また、34はこれら圧縮機31等の冷却装置を制御するための冷却コントローラである。更に、断熱壁3の天面には前記棚装置4の電気ヒータHを制御するためのヒータコントローラ36が取り付けられている。
次に、図2はショーケース1の前記冷却コントローラ34のブロック図を示している。この冷却コントローラ34は汎用のマイクロコンピュータにより構成されており、その入力には冷却制御用の温度センサ41の出力と電源スイッチ42が接続されている。また、冷却コントローラ34の出力には前記圧縮機31、送風機19及び33が接続されている。尚、温度センサ41は例えば陳列室11内天井部と棚ダクト部材5下面に取り付けられ、棚ダクト部材5が取り付けられない場合には陳列室11天井部のものが使用され、棚ダクト部材5が取り付けられる場合にはその下面のものが使用される。即ち、温度センサ41は冷却領域(常温領域も含む)の温度を検出するものとする。
また、図3はショーケース1の前記ヒータコントローラ36のブロック図を示している。このヒータコントローラ36も汎用のマイクロコンピュータにより構成されており、その入力にはロータリースイッチ43、ヒータ棚スイッチ46、47、48、49、シフト値設定スイッチ44、温度センサ51、52、53、54、55の出力が入力されており、そのヒータコントローラ36の出力にはリレー56、57、58、59、60と、LED61、62、63、64が接続されている。この場合、ヒータ棚スイッチ46は最上段の棚装置4の電気ヒータHに対応し、ヒータ棚スイッチ47は上から2段目の棚装置4の電気ヒータHに対応し、ヒータ棚スイッチ48は上から3段目の棚装置4の電気ヒータHに対応し、ヒータ棚スイッチ49は上から4段目の棚装置4の電気ヒータHに対応し、また、LED61〜64はヒータ棚スイッチ46〜49にそれぞれ対応するものとする。
前記温度センサ51は陳列室11の最上段の棚装置4の棚板22の温度を検出し、温度センサ52は上から2段目の棚装置4の棚板22の温度を検出し、温度センサ53は上から3段目の棚装置4の棚板22の温度を検出し、温度センサ54は上から4段目の棚装置4の棚板22の温度を検出し、温度センサ55は最下段の棚装置4の棚板22の温度を検出してヒータコントローラ36に出力する。
また、リレー56はヒータコントローラ36の出力に基づき、陳列室11の最上段の棚装置4の棚板22の電気ヒータHの通電を制御し、リレー57は上から2段目の棚装置4の棚板22の電気ヒータHの通電を制御し、リレー58は上から3段目の棚装置4の棚板22の電気ヒータHの通電を制御し、リレー59は上から4段目の棚装置4の棚板22の電気ヒータHの通電を制御し、リレー60は最下段の棚装置4の棚板22の電気ヒータHの通電を制御する。
ロータリースイッチ43は全温/冷温/全冷の三つの状態に切り換えられ、全冷の状態では全ての電気ヒータHへの通電が禁止される。また、全温の状態では、全てのヒータ棚スイッチ46〜49がONされていることを条件として、全ての棚装置4の電気ヒータHへの通電制御が成される。また、冷温の状態では、同様に全てのヒータ棚スイッチ46〜49がONされていることを条件として、上から3段目までの棚装置4の電気ヒータHが通電制御され、4段目と最下段の棚装置4の電気ヒータHへの通電は禁止される。
尚、ヒータ棚スイッチ49がOFFされると、ロータリースイッチ43の状態に拘わらず、陳列室11の上から4段目と最下段の棚装置4の電気ヒータHへの通電が禁止されると共にLED64が消灯され、ヒータ棚スイッチ48がOFFされると上から3段目、4段目及び最下段の棚装置4の電気ヒータHへの通電が禁止されると共に、LED63及び64が消灯され、ヒータ棚スイッチ47がOFFされると上から2段目、3段目、4段目及び最下段の棚装置4の電気ヒータHへの通電が禁止されると共に、LED62、63及び64が消灯され、ヒータ棚スイッチ46がOFFされると全ての棚装置4の電気ヒータHへの通電が禁止されると共に、全てのLED61〜64が消灯される。
以上の構成で本発明の実施例のショーケース1の動作を説明する。
(1)全冷却使用
陳列室11内の全域を冷却領域として使用する場合には、棚ダクト部材5のダンパー部材29は背面ダクト9を開放した状態としておき、ヒータコントローラ36のロータリースイッチ43は全冷の状態とする。これにより、ヒータコントローラ36は全ての棚装置4の電気ヒータHへの通電を禁止する。この状態で、冷却コントローラ34の電源スイッチ42を投入すると冷却コントローラ34は圧縮機31、送風機19及び22を起動する。圧縮機31が起動されると、冷却器15が冷却作用を発揮する。この冷却器15と熱交換した冷気は、送風機19により加速されて背面ダクト9内を上昇し、上部冷気吐出口16から吐出される。
吐出された冷気は陳列室11の前面開口部に冷気エアーカーテンを構成しながら陳列室11内を冷却する。そして、冷気吸込口17から下部ダクト14に吸引され、再び送風機19に吸い込まれる循環を繰り返す。冷却コントローラ34は送風機19を連続運転し、圧縮機31と送風機33については温度センサ41の出力に基づき、例えば+5℃で起動し、+3℃で停止するON−OFF制御を実行する。これによって、陳列室11内の全域が平均+4℃の冷蔵温度に冷却されることになる。
(2)常温使用
尚、陳列室11内の全域を常温領域として使用する場合には、同様にヒータコントローラ36のロータリースイッチ43を全冷の状態とし、冷却コントローラ34の電源スイッチ42はOFFする。これにより、圧縮機31や送風機19、33は運転されず、電気ヒータHにも通電されないので、陳列室11内の全域は常温となる。
次に、棚装置4の電気ヒータHに通電して陳列室11内を加温する場合について、図4及び図5に示すヒータコントローラ36のフローチャートを参照しながら説明する。
(3)全加温使用
先ず、陳列室11内の全域を加温領域として使用する場合には、冷却コントローラ34の電源スイッチ42はOFFしておき、圧縮機31や送風機19、33の運転を停止しておく。一方、ヒータコントローラ36のロータリースイッチ43は全温の状態に切り換えると共に、全てのヒータ棚スイッチ46乃至49をONする。これによって、ヒータコントローラ36は全てのLED61〜64が点灯する。
また、ヒータコントローラ36は最上段の棚装置4から順に図4のフローチャートを実行していく。即ち、ステップS1で他の棚装置4のヒータ棚スイッチがOFFしているか否かを判断する。この場合の他のヒータ棚スイッチとは当該棚装置4より上方の棚装置4に対応するヒータ棚スイッチを意味しており、従って、最上段の棚装置4については存在せず、上から2段目の棚装置4についてはヒータ棚スイッチ46、上から3段目の棚装置4についてはヒータ棚スイッチ46及び47、上から4段目の棚装置4についてはヒータ棚スイッチ46、47及び48、最下段の棚装置4についてはヒータ棚スイッチ46〜49がステップS1における他のヒータ棚スイッチと云うことになる。
従って、最上段の棚装置4についての図4のフローチャートの実行は、ステップS1からステップS2に進み、当該最上段の棚装置4に対応するヒータ棚スイッチ46がONしているか否か判断する。ここではONされているからステップS3に進み、最上段の棚装置4の温度センサ51の配線に断線若しくは短絡が発生しているか否か判断し、発生している場合にはステップS14に進んで最上段の棚装置4の電気ヒータHに対応するリレー56をOFF(ONをリセット)する。
最上段の棚装置4の温度センサ51に係る支障が生じていない場合には、ステップS4に進み、図5のフローチャートで示すシフト判定サブルーチン(後述)を実行した後、ステップS5に進みシフト確定があったか否か判断する。ここではシフト確定は無いものとすると、ステップS7に進み、温度制御設定値として通常設定値(例えば+68℃等)を読み込んでステップS8で現在最上段の棚装置4の電気ヒータHがON(通電)されているか否か判断する。ここで、非通電であるとすると、ステップS9に進んで当該最上段の棚装置4の温度センサ51が検出する温度が前記読み込んだ通常設定値−2℃(下限温度)以下か否か判断し、以下の場合にはステップS10でリレーONのサブルーチンを実行した後、ステップS11で最上段の棚装置4の電気ヒータHに対応するリレー56をON(ONセット)し、当該電気ヒータHに通電する。
その後、ステップS8では電気ヒータHはONであるので今度はステップS12に進み、前記温度センサ51が検出する温度が前記通常設定値+2℃(上限温度)以上か否か判断し、以上となっていなければステップS11に進み、以上まで上昇している場合はステップS13に進んでリレーOFFのサブルーチンを実行した後、ステップS14でリレー56をOFF(ONリセット)し、当該電気ヒータHを非通電とする。
その後、ステップS8では電気ヒータHはOFFであるので今度はステップS9に進み、前記温度センサ51が検出する温度が前記通常設定値−2℃以下まで下がっているか否か判断し、下がっていなければステップS14に進んで電気ヒータHを非通電とし続ける。そして、下がった時点でステップS9からステップS10に進んで電気ヒータHへの通電を再開する。これによって、ヒータコントローラ36は最上段の棚装置4の温度を通常設定値±2℃の範囲に加温する。
以後、上から2段目の棚装置4、3段目の棚装置4、4段目の棚装置4、最下段の棚装置4についても同様にして図4のフローチャートを実行し、各棚装置4・・・・の温度を通常設定値±2℃の範囲に加温する。これによって、陳列室11内全域が加温領域となる。
尚、全加温使用では全てのヒータ棚スイッチ46〜49がONしているので、全ての棚装置4の電気ヒータHが通電制御されるが、当該棚装置4より上方の棚装置4に対応するヒータ棚スイッチがOFFしている場合、ステップS1からステップS14に進むので、或る棚装置4に対応するヒータ棚スイッチがOFFしている場合には、当該棚装置4以下の全ての棚装置4の電気ヒータHへの通電は禁止されることになる。
(4)加温−冷却使用
次に、陳列室11内を加温領域と冷却領域とに上下に分けて使用する場合について説明する。尚、実施例では図1に示す如く上から2段目の棚装置4に棚ダクト部材5が取り付けられており、ダンパー部材29により背面ダクト9が閉じられているものとする。この場合は、冷却コントローラ34については電源スイッチ42をONして圧縮機31や送風機19、33を起動する。これによって、前述の如く棚ダクト部材5の棚下冷気吐出口27から冷気が吐出されて上から2段目より下方の陳列室11内は前述した如き平均+4℃の冷蔵温度に冷却され、冷却領域となる。
一方、ヒータコントローラ36についてはロータリスイッチ43を冷温の状態に切り換える。また、ヒータ棚スイッチ46、47はONし、ヒータ棚スイッチ48、49はOFFする。これにより、前述した如く図4のフローチャートでは上記冷却領域にある上から3段目以下の棚装置4の電気ヒータHへは通電が禁止される。
ここで、図4のステップS4におけるシフト判定サブルーチンを図5において説明する。尚、このサブルーチンでもヒータコントローラ36は上から順に棚装置4についてフローチャートを実行する。即ち、ヒータコントローラ36は図5のシフト判定サブルーチンのステップS15でヒータ棚スイッチがOFFしているか否か判断し、ONしている場合にはステップS25に進んでシフト解除を行う。
この場合、ヒータ棚スイッチ46、47はONしているので、最上段及び上から2段目の棚装置4についてはステップS25に進む。一方、上から3段目の棚装置4についてはヒータ棚スイッチ48がOFFしているので、ヒータコントローラ36はステップS15からステップS16に進み、現在シフト確定が成されているか否か判断し、確定していないものとするとステップS17に進み、当該上から3段目の棚装置4の温度センサ53の配線に断線や短絡が生じているか否か判断する。
ここでは生じていないものとするとヒータコントローラ36は当該温度センサ53を判定用センサとし、ステップS18に進んで当該上から3段目の棚装置4の温度センサ53(判定用センサ)が検出する温度が+15℃(所定の値)以下であるか否か判断する。温度センサ53は加温領域の直下、即ち、冷却領域の最上段に位置する上から3段目の棚装置4に取り付けられており、従って、当該温度センサ53の周囲の温度は前述した平均+4℃程に冷却されている。従って、ヒータコントローラ36はこれによって加温領域の下方が冷却領域とされていると判定し、ステップS19に進んでシフト確定を行う。
ここでのシフト確定とは、上から3段目の棚装置4の温度センサ53を判定用センサとして使用し、加温−冷却使用であることを判定すると共に、当該上から3段目の棚装置4の直上の棚装置、即ち、上から2段目である加温領域における最下段の棚装置4の電気ヒータHについてシフト制御を実行することを意味する。このように温度センサ53を用いて冷却使用を判定しているので、冷却コントローラ34とヒータコントローラ36の間でデータのやりとりをする必要が無くなり、コストの削減が図れる。
従って、ステップS19でシフト確定が行われると、上から2段目の棚装置4の処理に対する図4のステップS5ではステップS6に進み、温度制御設定値としてシフト設定値を読み込んでステップS8に進むことになる(最上段の棚装置4についてはシフト確定は無し。従って、ステップS5からはステップS7に進む)。このシフト設定値は、前述した通常設定値より所定のシフト値(例えば1deg〜10degの範囲)だけ高くした値である。従って、加温領域における最下段の棚装置4の電気ヒータHについては、平均としてシフト値分高い温度でON−OFFが行われることになり、当該棚装置4の棚板22上の商品はシフト値分強力に加温されることになる。
ここで、加温領域の最下段の棚装置4はどうしてもその下方の冷却領域からの冷却作用を受けるため、通常設定値では温度が低下気味となると共に、温度上昇も緩慢となって商品が販売に適しない温度となり、或いは、適した温度になるまでに時間を要するようになるが、係るシフト制御を行うことによって、係る加温不足を解消し、また、迅速な温度上昇を達成できるようになる。
尚、係るシフト値はシフト値設定スイッチ44を用いて上記1deg〜10degの範囲で適宜変更可能である。これにより、設置環境や陳列商品等の使用状況応じて最適なシフト制御を達成できる。
また、上記実施例では上から2段目までの加温領域とする場合について説明したが、棚ダクト部材5を付け替えて加温領域を変更した場合にも、OFFしているヒータ棚スイッチによって図5のフローチャートでシフト確定が成されれば冷却領域の最上段の棚装置4の温度センサが判定用センサとされ、その直上即ち、加温領域の最下段の棚装置の電気ヒータをシフト設定値でON−OFFするようになる。即ち、ヒータコントローラ36は加温領域が変更された場合には、自動的に加温領域の最下段の棚装置並びに冷却領域の最上段(加温領域の直下)の棚装置の温度センサを識別してシフト制御を支障無く実行する。
ここで、図5のステップS17で判定用センサ(冷却領域の最上段の温度センサ。実施例の場合上から3段目の棚装置4の温度センサ53)の配線に断線や短絡が生じている場合には、ヒータコントローラ36はステップS20に進んで他センサ判定サブルーチンを実行する。このサブルーチンでは当該温度センサ53の下方の棚装置4の温度センサ54(それが異常の場合には更にその下の棚装置4の温度センサ55)が正常か否か判断し、支障が無ければ当該温度センサ54を判定用センサとして決定し、シフト確定を行う。但し、ヒータ棚スイッチ48、49のOFFには変更ないので、上から2段目の棚装置4が加温領域の最下段の棚装置であると云う判断については変更はない。
また、上述したシフト確定を行った後はヒータコントローラ36はステップS16からステップS21に進むが、ここでは当該判定用センサが検出する温度が前記+15℃以上か否か判断し、ステップS22〜ステップS24を実行することで、+15℃以上である状態が所定時間(XX分)継続しているか否か判断し、継続している場合にはステップS23でシフト確定を解除(シフト解除)する。これにより、当該判定用センサ(前述の実施例では温度センサ53)自体に異常が発生している場合にはシフト制御を解除し、無用なシフト制御を中止する。
(5)加温−常温使用
次に、図1の例で上から2段目までの加温使用、その下方を常温使用とする場合には、図2の電源スイッチ42をOFFする。これにより、上から3段目以下の陳列室11内への冷気供給は停止するので、常温領域となる。加温領域については前記(4)と同様である。但し、この場合はステップS18で温度センサ53が検出する温度は常温であり、+15℃以上であるからステップS23に進み、シフト解除を行う。これにより、加温−常温使用の場合には上から2段目の棚装置4の電気ヒータHのシフト制御を行われないので、無用な温度上昇と電力消費を未然に防ぐことができる。
本発明を適用したショーケースの側面図である。 図1のショーケースの冷却コントローラのブロック図である。 図1のショーケースのヒータコントローラのブロック図である。 図3のヒータコントローラのプログラムを示すフローチャートである。 同じく図3のヒータコントローラのプログラムを示すフローチャートである。
符号の説明
1 ショーケース
3 断熱壁
4 棚装置
5 棚ダクト部材
9 背面ダクト
11 陳列室
15 冷却器
16 上部冷気吐出口
22 棚板
27 棚下冷気吐出口
29 ダンパー部材
31 圧縮機
34 冷却コントローラ
36 ヒータコントローラ
43 ロータリースイッチ
44 シフト値設定スイッチ
46〜49 ヒータ棚スイッチ
51〜55 温度センサ
H 電気ヒータ

Claims (7)

  1. 陳列室内にそれぞれヒータと温度センサとを備えた棚を上下複数段架設し、上方に位置する前記棚のヒータを発熱させ、その下方の前記陳列室内には冷気を供給することにより、前記陳列室内を加温領域と冷却領域とに上下に分けて使用可能とされたショーケースにおいて、
    前記温度センサの出力に基づいて前記ヒータの発熱を制御する制御装置を備え、該制御装置は、前記加温領域における最下段の棚のヒータの温度制御設定値を、他のヒータの温度制御設定値よりも高くシフトするシフト制御を実行することを特徴とするショーケース。
  2. 前記制御装置は、前記シフト制御のシフト値を変更可能とされていることを特徴とする請求項1のショーケース。
  3. 前記制御装置は、前記加温領域の直下の前記棚の温度センサを判定用センサとし、当該判定用センサの出力に基づいて前記シフト制御を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2のショーケース。
  4. 前記制御装置は、前記判定用センサが検出する温度が所定の値以下であることに基づき、前記加温領域の下方の領域が前記冷却領域とされていることを判定することを特徴とする請求項3のショーケース。
  5. 前記制御装置は、前記加温領域の直下の棚の温度センサの使用に支障がある場合、当該加温領域の下方の領域における他の棚の温度センサを前記判定用センサとすることを特徴とする請求項3又は請求項4のショーケース。
  6. 前記制御装置は、前記判定用センサが検出する温度が所定時間継続して所定の温度以上である場合、前記シフト制御を停止することを特徴とする請求項3、請求項4又は請求項5のショーケース。
  7. 前記陳列室内において上から何段目の棚までを前記加温領域とするかは変更可能とされており、前記制御装置は、変更後の当該加温領域の最下段の棚並びに加温領域の直下の棚を識別する機能を有することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6のショーケース。
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