JP2005146446A - 皮革様シート - Google Patents
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Abstract
【課題】 表面強度に優れ、かつ柔軟で充実感のある優雅な外観をもつ皮革様シートを提供する。
【解決手段】 平均単繊度が0.1デシテックス以下の極細繊維からなる絡合不織布に弾性重合体を含有してなる繊維集合体とその表面に形成された凹凸模様を有する被覆層からなる皮革様シートにおいて、繊維集合体に対する弾性重合体の質量比率が10%以下であり、かつ該被覆層は繊維集合体の少なくとも片面にポリウレタンエマルジョンを付与し、凹凸模様を付与した後、その凸部のみを起毛し、立毛を有するものであることを特徴とする皮革様シート。
【選択図】なし
【解決手段】 平均単繊度が0.1デシテックス以下の極細繊維からなる絡合不織布に弾性重合体を含有してなる繊維集合体とその表面に形成された凹凸模様を有する被覆層からなる皮革様シートにおいて、繊維集合体に対する弾性重合体の質量比率が10%以下であり、かつ該被覆層は繊維集合体の少なくとも片面にポリウレタンエマルジョンを付与し、凹凸模様を付与した後、その凸部のみを起毛し、立毛を有するものであることを特徴とする皮革様シート。
【選択図】なし
Description
本発明は、皮革様シート関し、特にカーシート、インテリア用に用いられる耐摩耗性に優れ、柔軟で高級感のある表面タッチの被覆層を有する皮革様シートに関するものである。
従来より、被覆層を有する皮革様シートについて様々な提案がなされ、多くの素材が生み出されてきた。これらの多くはシボ模様の凹凸部でツヤ感、色調に差が無く、凹凸感、立体感に欠ける単調な外観であるため高級感のある外観の商品を生み出すための素材としては物足りないものであった。近年、これを改良する試みも繰り返しなされ、数多くの提案がなされている。
まずシボ模様の凹部をマット調にし、凹凸のツヤ差を作り、凸部を際立たせることで立体感を表現する試みが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、凹凸部の色調を変えることで異色感、立体感を生み出す試みが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。さらに、スエード調皮革状物の立毛面に弾性重合体の溶液、または分散液をシボ模様状に塗布し、凹凸感、異色感を表現しようとする試みが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。また、表面被覆層を有する繊維質シートに凹凸模様を付与し凸部の被覆層をバフィングにより除去し繊維立毛を形成させ、立毛と銀面の混在した表面とすることが提案されている(例えば、特許文献4参照。)。これらは、ある程度興味ある外観は得られるものの、天然皮革のような充分な立体感およびコントラストが表現されにくいばかりか、立毛部分の毛羽感に劣り、耐久性、耐光性および表面摩耗も優れたものではなかった。
まずシボ模様の凹部をマット調にし、凹凸のツヤ差を作り、凸部を際立たせることで立体感を表現する試みが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、凹凸部の色調を変えることで異色感、立体感を生み出す試みが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。さらに、スエード調皮革状物の立毛面に弾性重合体の溶液、または分散液をシボ模様状に塗布し、凹凸感、異色感を表現しようとする試みが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。また、表面被覆層を有する繊維質シートに凹凸模様を付与し凸部の被覆層をバフィングにより除去し繊維立毛を形成させ、立毛と銀面の混在した表面とすることが提案されている(例えば、特許文献4参照。)。これらは、ある程度興味ある外観は得られるものの、天然皮革のような充分な立体感およびコントラストが表現されにくいばかりか、立毛部分の毛羽感に劣り、耐久性、耐光性および表面摩耗も優れたものではなかった。
表面の摩耗性毛羽落ち改良については、重合体の溶剤で立毛の根元の重合体の一部を溶解し、表面の立毛繊維の根元を固定する方法が提案されている(例えば、特許文献5参照。)。しかしこれは衣料等で使用する場合にある程度の毛羽脱落、ピリングの改質には有効であるが、カーシート、インテリアの用途のように強い摩耗条件下では耐えうるものではなかった。
また、メルトブロー法で得られた平均繊維径0.1μm〜6μmの極細繊維が相互に絡み合って構成された不織布に弾性重合体を含浸付与する際に裏面層側よりも表面層側に多く分布するようにすることで、極細繊維の把持力を強化して耐摩耗性に優れたヌバック調人工皮革が開示されている(例えば、特許文献6参照。)。しかしこの場合極細繊維が弾性重合体に強固に接着されることになり、天然皮革様の柔軟な風合いが得られにくい。
また、メルトブロー法で得られた平均繊維径0.1μm〜6μmの極細繊維が相互に絡み合って構成された不織布に弾性重合体を含浸付与する際に裏面層側よりも表面層側に多く分布するようにすることで、極細繊維の把持力を強化して耐摩耗性に優れたヌバック調人工皮革が開示されている(例えば、特許文献6参照。)。しかしこの場合極細繊維が弾性重合体に強固に接着されることになり、天然皮革様の柔軟な風合いが得られにくい。
溶剤溶解性の異なる2種類の高分子物質からなる混合繊維の不織布に弾性重合体を付与する際、混合繊維の一成分を溶剤で抽出して極細繊維を発生させる前か、あるいは後に弾性重合体を含浸付与することにより、極細繊維と弾性重合体の接着をコントロールして柔軟な風合いを得つつ、極細繊維の脱落を少なくする改良方法が開示されている(例えば、特許文献7参照。)。この場合、柔軟な風合いにしようとして弾性重合体の付与を少なくすれば耐摩耗性がカーシート、インテリア用途には適さないレベルにまで低下する問題を有している。
また、単糸繊度が0.5デニール以下の極細短繊維のシートを織編物と交絡一体化した不織シート状物にポリウレタンのジメチルホルムアミド(以下DMFと略すこともある)溶液を含浸して乾式凝固するか、水系ポリウレタンエマルジョンを含浸付与して乾燥して乾式凝固した後、表面をサンドペーパーで毛羽立てた人工皮革が開示されている(例えば、特許文献8参照)。この場合、乾式凝固により極細繊維と弾性重合体の接着が強固になり、ある程度繊維脱落が抑制されるが、人工皮革の風合いが硬くなるという欠点を有している。
以上のように今までの皮革様シートは天然スエード様の立体感と高級感のある表面品位と柔軟な風合いとカーシート、インテリアの用途で長期に使用する場合に耐えうる耐摩耗性を十分に兼ね備えているものではなかった。
また、単糸繊度が0.5デニール以下の極細短繊維のシートを織編物と交絡一体化した不織シート状物にポリウレタンのジメチルホルムアミド(以下DMFと略すこともある)溶液を含浸して乾式凝固するか、水系ポリウレタンエマルジョンを含浸付与して乾燥して乾式凝固した後、表面をサンドペーパーで毛羽立てた人工皮革が開示されている(例えば、特許文献8参照)。この場合、乾式凝固により極細繊維と弾性重合体の接着が強固になり、ある程度繊維脱落が抑制されるが、人工皮革の風合いが硬くなるという欠点を有している。
以上のように今までの皮革様シートは天然スエード様の立体感と高級感のある表面品位と柔軟な風合いとカーシート、インテリアの用途で長期に使用する場合に耐えうる耐摩耗性を十分に兼ね備えているものではなかった。
本発明は、上記のような従来の人工皮革においてカーシート、インテリア分野に使用する天然皮革ヌバック調、あるいは銀摺り調の外観、風合いの皮革様シートを得ようとした場合に問題であった欠点をことごとく改良し、優れた耐摩耗性と天然皮革ヌバック調、あるいは銀摺り調の外観、風合いをもつ皮革様シートを提供することを目的とする。
本発明者らは、これらの問題点を解決し耐摩耗性にすぐれた優美で立体的な外観を有する皮革様シートについて鋭意研究の結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、平均単繊度が0.1デシテックス以下の極細繊維からなる絡合不織布に弾性重合体を含有してなる繊維集合体とその表面に形成された凹凸模様を有する被覆層からなる皮革様シートにおいて、繊維集合体に対する弾性重合体の質量比率が10%以下であり、かつ該被覆層は繊維集合体の少なくとも片面にポリウレタンエマルジョンを付与し、凹凸模様を付与した後、その凸部のみを起毛し、立毛を有する皮革様シートである。そして、繊維集合体の見掛け密度が0.40〜0.60g/cm3であることが好ましく、ポリウレタンエマルジョンがポリカーボネート系ポリウレタンエマルジョンであることが好ましく、また被覆層の厚さが1〜20μmであることが好ましい。
すなわち、平均単繊度が0.1デシテックス以下の極細繊維からなる絡合不織布に弾性重合体を含有してなる繊維集合体とその表面に形成された凹凸模様を有する被覆層からなる皮革様シートにおいて、繊維集合体に対する弾性重合体の質量比率が10%以下であり、かつ該被覆層は繊維集合体の少なくとも片面にポリウレタンエマルジョンを付与し、凹凸模様を付与した後、その凸部のみを起毛し、立毛を有する皮革様シートである。そして、繊維集合体の見掛け密度が0.40〜0.60g/cm3であることが好ましく、ポリウレタンエマルジョンがポリカーボネート系ポリウレタンエマルジョンであることが好ましく、また被覆層の厚さが1〜20μmであることが好ましい。
本発明の皮革様シートは、耐表面摩耗性能に優れ、かつ柔軟性で充実感のある、優雅な外観および優れた表面タッチを有するヌバック様の皮革様シートであり、高級な衣料、靴、特にカーシート、インテリア用途に利用できる。
本発明を構成する繊維に関しては、特に限定されるものではなく、公知のセルロース系繊維、アクリル系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリビニルアルコール系繊維などの合成繊維、天然繊維、再生繊維、半合成繊維等が挙げられ、これら繊維は単独であっても、あるいは複数種が混合使用されていてもよい。
良好なハンドリング性、さらに天然皮革様の柔軟性や風合い、表面タッチ感を得るためには、少なくとも凸部の立毛繊維の繊度は0.1デシテックス以下が必須であり、さらに優れた外観を得るためには0.05デシテックス以下が好ましい。特に本発明において繊維集合体を構成する繊維としては、単繊度は0.1デシテックス以下の極細繊維が10本〜1000本収束して、極細繊維束単位でのトータルデシテックスが0.5〜50デシテックスであることが極細繊維束の柔軟性の点、そして得られる皮革様シートの柔軟性と充実感の点で好ましい。ト−タルデシテックスが、0.5デシテックス未満であれば十分な立毛性、ライティング効果及び十分な耐磨耗性が得られ難く、50デシテックスを越えると風合いが硬くなる傾向がある。
このような極細繊維束は、相溶性を有しない2種以上のポリマーを混合して溶融して紡糸口金から吐出して延伸することにより、あるいは該ポリマーを別々に溶融して溶融物を紡糸口金で合せて吐出して延伸することにより、繊維断面が海島構造、あるいは多層張り合わせ構造となる、いわゆる極細繊維発生型繊維を製造し、この繊維から海成分ポリマーを除去、あるいは層間で剥離することにより得られる。
この極細繊維発生型繊維を構成する島成分ポリマーとしては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612等のポリアミド類、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル類等が挙げられ、また海成分ポリマーとしては、ポリエチレン、ポリスチレン及びこれらの繰り返し単位を構成単位の一部とする共重合体、共重合ポリエステルなどが挙げられる。
このような繊維をカードにかけてウエッブとし、得られたウエッブをニードルパンチによりまたは高圧水流を付与することにより絡合不織布とする。絡合不織布の目付としては、500〜1500g/m2が好ましい。このような3次元絡合の不織布内に付与する弾性重合体と該弾性重合体の付与方法は従来公知の樹脂および付与方法が採用できる。弾性重合体として、たとえばポリウレタン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリアミノ酸系樹脂、シリコン系樹脂、およびこれらの共重合体並びにこれらの混合物等の中から目的用途に応じて選択することができるが、柔軟性と充実感に優れるといった点からポリウレタン系樹脂が好ましく用いられる。付与方法としては、ポリウレタンのDMF溶液を絡合不織布に含浸し、DMF/水の混合液、または水単独などのポリウレタンの貧溶剤または非溶剤中で絡合不織布内のポリウレタンを凝固させるいわゆる湿式凝固方法や、ポリウレタンを水等の非溶剤とメチルエチルケトン(MEKと略す場合もある)/トルエンなどの低沸点溶剤の混合液に分散させた液を絡合不織布に含浸し加熱乾燥して液中の低沸点溶剤を先に蒸発させ液中の非溶剤の比率を徐々に高めポリウレタンを凝固させる方法が用いられるが、緻密で均一なスポンジ形状が得られ、柔軟な風合いを得やすいといった点から湿式凝固方法が好適に用いられる。
好ましいポリウレタンとしては、ジオールとジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体とを反応させて得られるポリエステルジオールやそれとポリエーテルとのブロック共重合ジオール、ポリラクトンジオール、ポリカーボネートジオール、ポリエーテルジオール等からなる群より選ばれた数平均分子量が500〜5000の少なくとも1種のポリマージオールを使用し、これとジイソシアネート化合物と低分子鎖伸長剤とを反応せしめて得られる、いわゆるセグメンテッドポリウレタンが挙げられる。上記ポリエステルジオールの合成に用いられるジオール化合物としては、耐久性あるいは皮革様の風合いの点で炭素数6以上10以下の化合物を少なくとも一部に用いるのが好ましく、このようなジオール化合物として、例えば、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオールなどが挙げられる。また、ジカルボン酸の代表例として、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸などの脂肪族ジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸などの芳香族ジカルボン酸などが挙げられる。
ポリマージオールの数平均分子量が500未満の場合には、柔軟性に欠け、天然皮革様の風合いが得られないため好ましくない。ポリマージオールの数平均分子量が5000を越える場合には、ポリウレタン中のウレタン基濃度が減少するため柔軟性、耐久性、耐熱性、および耐加水分解性にバランスの取れた人工皮革が得られにくい。また、低分子鎖伸長剤としては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、エチレンジアミン、イソホロンジアミンなどの活性水素原子を2個有する低分子量化合物が挙げられる。また、ジイソシアネート化合物としては、たとえば4,4'−ジフェニルメタン−ジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート等の芳香族系、ヘキサメチレンジイソシアネートで代表される脂肪族系、4,4'−ジシクロヘキシルメタン−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートで代表される脂環族系のものが挙げられる。また、必要に応じて、顔料、染料、凝固調節剤、安定剤などを添加してもよく、さらに2種以上のポリマーを併用してもかまわない。
弾性重合体の付与方法については特に限定されるものではないが、風合いのバランスの点から絡合不織布に弾性重合体溶液或いはエマルジョンを含浸する方法が好ましい。
また、天然皮革様の柔軟な風合いの点から、極細繊維からなる絡合不織布に弾性重合体を含有してなる繊維集合体に対する弾性重合体の質量比率は、10%以下である必要があり、9%以下であることが好ましく、5〜9%であることがより好ましい。10%を超えた場合ゴムライクな風合いとなり反発性が大きく、充実感に乏しものとなる。そして、繊維の質量比率が90%を超えた場合、繊維リッチになり、天然皮革と類似の外観、風合いおよび充実感が得られ、目標とする天然皮革に非常に近づく。そして、被覆層の凸部のみを起毛して立毛を形成しやすく凸部以外の被覆層と立毛層のコントラストが際立ち優れた外観およびタッチを有する。
更に好ましくは、繊維集合体の見掛け密度が0.40〜0.60g/cm3であることが好ましい。見掛け密度が0.40g/cm3に満たない場合、天然皮革様の風合い及び充実感に優れたものとならず、また見掛け密度が0.60g/cm3を超える場合、風合が硬くなりすぎプラスチックライクなものとなり易い。そして、より天然皮革様の充実感に優れるためには0.45〜0.55g/cm3とし、繊維集合体に対する弾性重合体の質量比率を9%以下することがより好ましい。
また、天然皮革様の柔軟な風合いの点から、極細繊維からなる絡合不織布に弾性重合体を含有してなる繊維集合体に対する弾性重合体の質量比率は、10%以下である必要があり、9%以下であることが好ましく、5〜9%であることがより好ましい。10%を超えた場合ゴムライクな風合いとなり反発性が大きく、充実感に乏しものとなる。そして、繊維の質量比率が90%を超えた場合、繊維リッチになり、天然皮革と類似の外観、風合いおよび充実感が得られ、目標とする天然皮革に非常に近づく。そして、被覆層の凸部のみを起毛して立毛を形成しやすく凸部以外の被覆層と立毛層のコントラストが際立ち優れた外観およびタッチを有する。
更に好ましくは、繊維集合体の見掛け密度が0.40〜0.60g/cm3であることが好ましい。見掛け密度が0.40g/cm3に満たない場合、天然皮革様の風合い及び充実感に優れたものとならず、また見掛け密度が0.60g/cm3を超える場合、風合が硬くなりすぎプラスチックライクなものとなり易い。そして、より天然皮革様の充実感に優れるためには0.45〜0.55g/cm3とし、繊維集合体に対する弾性重合体の質量比率を9%以下することがより好ましい。
絡合不織布を構成する繊維を極細繊維またはその束状繊維の状態にするには弾性重合体を含有せしめる前の繊維絡合不織布、または弾性重合体を含有せしめた繊維質シートにした後、混合繊維、または複合繊維の海成分または鞘成分を溶剤あるいは分解剤で処理して繊維から除去することによって島成分または芯成分が極細繊維、またはその束状繊維に変性する。また、分割型繊維では繊維を構成する一成分の膨潤剤または物理的あるいは機械的に処理して各成分に分割することにより極細繊維またはその束状繊維に変性する。
本発明では、柔軟な風合いおよび表層とのシボバランスの点で、弾性重合体を含有せしめた後、混合繊維または複合繊維の海成分または鞘成分を溶剤あるいは分解剤で処理して繊維から除去することによって島成分または芯成分が極細繊維、またはその束状繊維に変性するのが好ましい。
本発明では、柔軟な風合いおよび表層とのシボバランスの点で、弾性重合体を含有せしめた後、混合繊維または複合繊維の海成分または鞘成分を溶剤あるいは分解剤で処理して繊維から除去することによって島成分または芯成分が極細繊維、またはその束状繊維に変性するのが好ましい。
繊維集合体の厚みとしては、0.3〜2.0mmが天然皮革様のものが得られやすいことから好ましい。また、目付としては、皮革様の風合いおよび充実感の点で好ましくは120〜1600g/m2、より好ましくは200〜1200g/m2の範囲であり、さらに好ましくは充実感に優れる点で400〜800g/m2の範囲である。次に繊維集合体の表面をサンドペーパーまたは針布でバフィングして表面を平滑化すると共に表面に繊維立毛を形成しておくことが被覆層と繊維集合体との密着性や風合等で代表される一体感に優れる点で、また凹凸付与後の凸部のみを起毛する時に凸部の立毛外観を良好にする点で好ましい。そして、繊維立毛は均一でスエード調のライティングのある優美な外観としておくことがより好ましい。
そして、0.1デシテックス以下の繊度が細いものを起毛する場合は、凸部のみを起毛し得られる立毛部分の繊維が抜けにくいため表面磨耗性に代表される表面物性が向上する点で、繊維の根元を固定してから起毛処理するのが好ましい。繊維の根元を止めるには、繊維集合体表面の繊維集合体を構成する弾性重合体と親和性のある溶剤または弾性重合体溶液を塗布するのが好ましい。弾性重合体と親和性のある溶剤とは、弾性重合体を溶解または膨潤させる溶剤であり、この溶剤としてたとえば弾性重合体がポリウレタンの場合、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホオキシド、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノンなどの単独溶剤または2種以上の混合溶剤が挙げられる。
該溶剤の塗布量は繊維の繊度によって異なるが、表面に薄い被膜を形成しうる量が塗布の均一性の点で、また再度凸部のみを起毛し得られる立毛部分の繊維が抜けぬくく、表面磨耗性に代表される表面物性が向上する点で好ましい。一般的には、50g/m2以下、好ましくは5g/m2〜35g/m2である。塗布量が多すぎる場合には、表面の風合いが硬くなるなどの問題が生じる場合がある。繊維集合体表面に塗布する方法は、グラビアコート法、ナイフコート法、スプレー法、転写法の何れでもよいが、塗布の均一性の点からグラビアコート法が好ましい。
次に起毛した皮革様シートの表面にポリウレタン系エマルジョンを塗布する。ポリウレタンエマルジョンとしてはポリエステル系ポリウレタンエマルジョン、ポリエーテル系ポリウレタンエマルジョン、ポリカーボネート系ポリウレタンエマルジョン等公知のポリウレタンエマルジョンを用いる。そして、本発明の皮革様シートの外観を長期にわたり有し、耐久性、耐光性が優れている点でポリカーボネート系ポリウレタンエマルジョンが好ましい。さらに、ポリカーボネート系ポリウレタンエマルジョンからなる樹脂の100%モジュラスは50〜250kg/cm2表面タッチおよび風合の点でより好ましい。100%モジュラスが50kg/cm2未満ではタックが強くなる傾向があり、凸部に存在する立毛において天然皮革並みの毛羽感およびライティングが得られにくく、更に表面強度が低下する傾向がある。また、250kg/cm2を超えると風合いは硬くなり、耐屈曲性が低下する。繊維集合体に付与する方法は、グラビアコート法、ナイフコート法、スプレー法、含浸法、転写法の何れでもよいが、生産性、均一性の点からグラビアコート法が好ましい。
繊維集合体表面に形成する被覆層の厚さは1〜20μmと極薄い皮膜であることが好ましい。厚さ1μm未満の場合は成形性が悪く、所望の凹凸模様が形成されにくい。また20μmを超える場合は風合いが硬くなり、さらに凸部の起毛処理を行っても毛羽感のある立毛が得られにくく、いわゆる銀付調皮革様シートとなりやすい。そして3〜15μmの範囲がより好ましい。
繊維集合体表面に形成する被覆層の厚さは1〜20μmと極薄い皮膜であることが好ましい。厚さ1μm未満の場合は成形性が悪く、所望の凹凸模様が形成されにくい。また20μmを超える場合は風合いが硬くなり、さらに凸部の起毛処理を行っても毛羽感のある立毛が得られにくく、いわゆる銀付調皮革様シートとなりやすい。そして3〜15μmの範囲がより好ましい。
次に前記皮革様シートを温水処理することが好ましい。また、処理する前あるいは後に皮革様シートの表面に凹凸模様を形成する。凹凸模様を付与する方法は公知の方法が採用されるが、表面に凹凸模様を有するエンボスロールを使用してロール表面に皮革様シートの表面を熱圧着させる方法が好ましい。なお、処理する前に表面に凹凸模様を付与し温水処理を行う場合には該凹凸模様がシワの発性起点にもなり、天然皮革様の外観が得られることから好ましい。また、温水処理は染色処理を兼ねていてもよい。例えば分散染料、酸性染料、含金錯体染料、硫化染料を含有する水溶液中で染色処理する。温水処理方法としては、ウインス染色機、ジガー染色機および高圧液流染色機等いずれの方法を用いても良いが、特に効果のある方法として、高圧液流染色機を用い熱水流と共に皮革様シートを狭いノズルを通過させる方法が、風合いおよび自然なシワ付けの点で好ましい。
天然皮革様の揉みシワを付与するには、温水処理中にタテおよびヨコ方向共に2〜10%収縮させるのがよい。この収縮を発現させる方法としては、弾性重合体と絡合不織布で構成する繊維集合体中の繊維を極細繊維化し、その後乾燥する際に極細化後の巾に対して5%〜15%巾出し、100℃〜150℃で乾燥することにより達成できる。その後温水処理(染色処理を含む)中で該巾出し率に対し5〜60%戻る状態になり、該繊維集合体の厚み又は目付に応じて巾出しの調整を行い、例えば厚み0.8mm〜1.5mmの範囲、目付400〜500g/m2の範囲であれば120℃〜150℃で約10%巾出しすることにより、結果として温水処理前後の巾変化に関して2%〜10%収縮を発現させることができる。
得られた皮革様シートは、さらに凹凸模様の凸部のみを起毛して立毛を形成させる必要がある。起毛の条件は特に制限されないが、バフィングの接触圧力を小さくし高速回転させる。あるいは、研磨用サンドの粒子を小さくし、好ましくは240番以上、より好ましくは400番以上のサンドペーパーで起毛することが極細繊維の立毛表面のタッチに優れる点で好ましく用いられる。そして必要に応じて柔軟処理、揉み処理、整毛処理等を加えることにより、ヌバック調もしくは銀摺り調の外観、タッチと柔軟で充実感のある風合いを有し、かつ、表面摩耗性に優れた皮革様シートを得ることができる。
なお、表面において起毛されている面積は所望の外観およびタッチに応じて適宜調整可能であるが、広いほど天然皮革様のヌバックに近くなる。
なお、表面において起毛されている面積は所望の外観およびタッチに応じて適宜調整可能であるが、広いほど天然皮革様のヌバックに近くなる。
次に本発明の実施態様を具体的な実施例で説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、実施例中の部、および%は断りのない限り質量に関する物である。
[マーチンデール法の摩耗減量の測定]
JIS L 1096(6.17.5E法 マーチンデール法)にて測定。押圧荷重12kPa、摩耗回数1万回、測定数4回の平均値で表す。
JIS L 1096(6.17.5E法 マーチンデール法)にて測定。押圧荷重12kPa、摩耗回数1万回、測定数4回の平均値で表す。
ポリエチレンテレフタレート(島成分)とポリエチレン(海成分)から構成された繊度6drの複合紡糸繊維をカードで解繊した後、クロスラップウェバーにて作成したウェブを重ね、次いでニードルパンチを600パンチ/cm2の条件で行った後、得られた絡合不織布を加熱状態でプレスして表面を平滑化して目付け900g/m2の絡合不織布を得た。次に絡合不織布にポリエーテル系ポリウレタンの5%濃度のN,N−ジメチルホルムアミド(以下、DMFで表す)溶液を含浸し、DMF水溶液に浸漬して該ポリウレタンを凝固した。
次いでトルエン中で処理して繊維中のポリエチレンを溶解除去し、該巾に対し10%巾出しし、その後140℃で乾燥し、ポリエチレンテレフタレートの極細繊維束状繊維(顕微鏡写真から求めた平均単繊維度0.02dr)の絡合不織布にポリウレタンエラストマーが多孔質構造となって含有した厚さ1.2mm、目付570g/m2、見掛け密度0.475g/cm3の繊維集合体を得た。
この繊維集合体の一面に200メッシュのグラビアロールを使用して、DMFとシクロヘキサノンの50対50混合溶剤を18g/m2塗布し乾燥を行った結果、繊維集合体の表面に皮膜を形成した。次いで混合溶剤塗布面を粒度400番のサンドペーパーでバフィングを行うことによって表面の繊維を起毛し、極細繊維立毛が形成された皮革様シートを得た。
次いでトルエン中で処理して繊維中のポリエチレンを溶解除去し、該巾に対し10%巾出しし、その後140℃で乾燥し、ポリエチレンテレフタレートの極細繊維束状繊維(顕微鏡写真から求めた平均単繊維度0.02dr)の絡合不織布にポリウレタンエラストマーが多孔質構造となって含有した厚さ1.2mm、目付570g/m2、見掛け密度0.475g/cm3の繊維集合体を得た。
この繊維集合体の一面に200メッシュのグラビアロールを使用して、DMFとシクロヘキサノンの50対50混合溶剤を18g/m2塗布し乾燥を行った結果、繊維集合体の表面に皮膜を形成した。次いで混合溶剤塗布面を粒度400番のサンドペーパーでバフィングを行うことによって表面の繊維を起毛し、極細繊維立毛が形成された皮革様シートを得た。
次に該皮革様シートの表面に水系エマルジョンとしてポリカーネ―ト系ハイドラン161(大日本インキ化学工業株式会社製)に水・イソプロパノール1:1の混合液で純分で20%水溶液を150メッシュのグラビアロールで3回、固型分付着量で6g/m2、塗布して150℃で40秒間乾燥した。次にバッファローシボを模したエンボスロールを用いて温度170℃、プレス圧5kg/cm2、速度1m/分の条件で型押し処理を行った。次に高圧液流染色機を用い、130℃の温水中で濃い茶色の分散染料を添加し60分間染色し、温水洗浄後、還元処理、酸化処理、中和処理後、さらに温水洗浄を行った後乾燥した。そして、乾燥後の凹凸模様を有する皮革様シートの凸部のみをサンドペーパー#600を用いて起毛処理を行って皮革様シート1を得た。
得られた皮革様シート1は、繊維集合体に対し質量比でポリウレタンが8%含有され、繊維集合体の見掛け密度0.495g/cm3、被覆層の平均厚さは5μmであった。また、凹凸模様の凸部のみに立毛を有する天然皮革様にシュリンクした柔軟で高級感のあるヌバック調外観を有する皮革様シートであった。この皮革様シート1の表面の耐磨耗性をマーチンデール法で測定したところ1万回での減量は4mg、さらに表面のピリングもなく、カーシート、インテリア用途として充分耐え得るものであった。
比較例1
得られた皮革様シート1は、繊維集合体に対し質量比でポリウレタンが8%含有され、繊維集合体の見掛け密度0.495g/cm3、被覆層の平均厚さは5μmであった。また、凹凸模様の凸部のみに立毛を有する天然皮革様にシュリンクした柔軟で高級感のあるヌバック調外観を有する皮革様シートであった。この皮革様シート1の表面の耐磨耗性をマーチンデール法で測定したところ1万回での減量は4mg、さらに表面のピリングもなく、カーシート、インテリア用途として充分耐え得るものであった。
比較例1
実施例1において、エマルジョンの代わりにポリカーボネート系ポリウレタンを純分で10%含むDMF溶液を使用して、150メッシュのグラビアロールで実施例1と同様の固形分付着量6g/m2となるように塗布し、被覆層とする以外は同様にして皮革様シート2を得た。得られた皮革様シート2を構成する被覆層の厚さは3μmであった。そしてヌバック調の優雅な外観に乏しく風合いは硬く表面タッチに劣る銀付調の外観の皮革様シートであった。
比較例2
比較例2
ポリエーテル系ポリウレタンの含浸濃度が20%と異なる以外は実施例1と同様にして皮革様シート3を得た。得られた皮革様シート3は、繊維集合体にポリウレタンが質量比で約18%含有されており、外観は極細繊維が十分に起毛されずに塗布ウレタンエマルジョン、あるいは含浸ポリウレタンに埋没しているために立毛感が少ない上、ゴムライクなタッチ及び風合であり、また塗布ウレタンエマルジョンと繊維集合体との一体感、風合い等劣るものであった。
本発明は表面強度に優れ柔軟で高級感のある表面タッチを有する皮革様シートに関し、特にカーシート、インテリア用途に好適に用いられる。
Claims (4)
- 平均単繊度が0.1デシテックス以下の極細繊維からなる絡合不織布に弾性重合体を含有してなる繊維集合体とその表面に形成された凹凸模様を有する被覆層からなる皮革様シートにおいて、繊維集合体に対する弾性重合体の質量比率が10%以下であり、かつ該被覆層は繊維集合体の少なくとも片面にポリウレタンエマルジョンを付与し、凹凸模様を付与した後、その凸部のみを起毛し、立毛を有するものであることを特徴とする皮革様シート。
- 繊維集合体の見掛け密度が0.40〜0.60g/cm3である請求項1に記載の皮革様シート。
- ポリウレタンエマルジョンがポリカーボネート系ポリウレタンエマルジョンである請求項1または2に記載の皮革様シート。
- 被覆層の厚さが1〜20μmである請求項1〜3いずれか1項に記載の皮革様シート。
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