JP2005140597A - 物品認識方法及び同装置、並びに同装置を備えた表面実装機、同部品試験装置、同ディスペンサ、同実装基板検査装置及び同印刷基板検査装置 - Google Patents

物品認識方法及び同装置、並びに同装置を備えた表面実装機、同部品試験装置、同ディスペンサ、同実装基板検査装置及び同印刷基板検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高い認識精度を得つつコストを低減することができる物品認識方法や装置を提供するとともに、更にそれらを用いた各種装置を提供する。
【解決手段】 電子回路構成物品Cを撮像手段18により撮像し、その画像に基づき物品の状態を認識する物品認識装置20であって、撮像手段18に付加して設けられた、焦点距離または画角の切換えが可能なコンバージョンレンズ23と、その使用状態を切換える切換え手段29と、撮像された電子回路構成物品Cの画像に基づいて電子回路構成物品Cの状態を認識する認識手段とを備え、切換え手段29は、電子回路構成物品Cの撮像時に適切な焦点距離または画角となるようにコンバージョンレンズ23の使用状態を切換えるように構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子回路構成物品(IC等の電子部品や、それを実装する基板など)の状態を認識する物品認識方法や物品認識装置、更にその物品認識装置を備えた表面実装機、同部品試験装置、同ディスペンサ、同実装基板検査装置及び同印刷基板検査装置に関する。
従来から、IC等の電子部品を吸着ノズルによって負圧吸着し、プリント基板の所定位置に移載して実装するように構成された表面実装機が一般に知られている。
この種の表面実装機では、部品の吸着ミスや吸着ズレに伴う実装不良を防止するために、CCDカメラ等を用いた部品認識装置により吸着部品を撮像して部品の有無や吸着ずれを調べることが行われている。例えば特許文献1には、移動可能な電子部品装着ヘッドに吸着ノズルと撮像カメラとを共に下向きに設けるとともに、その下方に上向きの固定ミラーを設け、電子部品装着ヘッドがミラーの上を通過する際に、吸着ノズルに吸着された電子部品の下面の像をミラーに反射させて撮像するようにした電子部品装着装置(実装機)が示されている。また、この装置では、電子部品を吸着ノズルに吸着させる際にも直接電子部品を撮像して部品認識を行うようにしている。
特開平6−216568号公報
上記特許文献1に示されるような従来の実装機には、単焦点レンズを備えたカメラが用いられるのが一般的である。これは、カメラと被写体との距離(光路長)や画角(認識視野)を固定して撮像するのには構造が簡単でコスト的に有利である。
しかしながら、例えば異なる距離の被写体を撮像する場合には、双方ともにピントを合わせることができないので、少なくとも一方の画像が不鮮明になるという問題が発生する。例えば特許文献1に示された装置では、1個の電子部品の実装にあたり、部品吸着時と吸着後の保持状態の認識時とで2回の撮像を行っている。このような場合、部品吸着時のカメラと電子部品との距離と、保持状態認識時のカメラと電子部品との距離(ミラーで折り返された光路の全長)が異なっている(同文献には記述がないが、同文献の図1からそのように解される)ので、単焦点レンズのカメラでは双方ともにピントの合った鮮明な画像を得ることができず、十分な認識精度を得ることが困難である。
このように異なる場所で撮像を行う場合に限らず、単に電子部品の保持状態を認識するときにおいても、保持する電子部品の大きさ(光路方向の厚さ)が異なればカメラと被写体との距離が変化するので、同様の問題が発生する。
また例えば、異なる大きさ(光路と垂直方向の広さ)の電子部品を認識する場合、単焦点レンズでは画角が一定のため、小さな部品を撮像したときにはその画像が小さくなる。従って適切な解像度を得ることができず、十分な認識精度を得ることが困難である。
上記のような各場合、双方とも鮮明な画像を得るためには、或いは双方とも適切な解像度を得るためには、例えば距離や解像度を揃えるためにレイアウトを工夫をするか、2台のカメラを備えて別々に撮像するか、或いはカメラ側にピント調節機構やズーム機構を設ける等の対策が考えられる(但し特許文献1にはこれらに関する記述はない)。しかしこれらは、レイアウトやカメラの構造が複雑になり、コストアップが大となるものであった。
このような問題は、実装機に限らず、電子回路構成物品(IC等の電子部品や、それを実装する基板など)の状態を認識する物品認識手段を備えた装置(例えば部品試験装置、ディスペンサ、実装基板検査装置、印刷基板検査装置など)に共通するものである。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであって、撮像手段と被写体との距離が異なるものをそれぞれ鮮明に撮像したり、異なる認識視野を適切な解像度で撮像したりすることを簡単な構造で実現することにより、高い認識精度を得つつコストを低減することができる物品認識方法や装置を提供するとともに、更にそれらを用いた各種装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、電子回路構成物品を撮像手段により撮像し、その画像に基づき物品の状態を認識する物品認識方法であって、上記撮像手段に付加して、焦点距離または画角を変更するためのコンバージョンレンズを用意し、適切な焦点距離または画角となるように、上記コンバージョンレンズを電子回路構成物品と上記撮像手段との間の光路上に介在させる状態と上記光路上から除去させる状態とを切換えて該電子回路構成物品を撮像し、撮像された画像に基づいて該電子回路構成物品の状態を認識することを特徴とする。
ここで、電子回路構成物品とは、上述のようにIC等の電子部品や、それを実装する基板(実装前及び実装後)を指す。また、コンバージョンレンズとは、焦点距離や画角を変えるために撮像レンズに付加する公知のレンズであり、例えば望遠側にするためのテレコンバージョンレンズや広角側にするためのワイドコンバージョンレンズなどがある。
本発明の別の態様は、電子回路構成物品を撮像手段により撮像し、その画像に基づき物品の状態を認識する物品認識装置であって、上記撮像手段に付加して、電子回路構成物品と上記撮像手段との間の光路上に介在させる状態と上記光路上から除去させる状態とを切換可能に設けられた、焦点距離または画角を変更可能とするコンバージョンレンズと、上記コンバージョンレンズの上記切換えを行う切換え手段と、撮像された該電子回路構成物品の画像に基づいて該電子回路構成物品の状態を認識する認識手段とを備え、上記切換え手段は、電子回路構成物品の撮像時に適切な焦点距離または画角となるように上記コンバージョンレンズの上記切換えを行うことを特徴とする(請求項2)。
この構成において、上記コンバージョンレンズは焦点距離を変化させるものであり、上記切換え手段は、要求される撮像の光路長に応じて上記コンバージョンレンズの上記切換えを行うようにすると良い。
或いは、上記コンバージョンレンズは画角を変化させるものであり、上記切換え手段は、認識すべき視野の広さに応じて上記コンバージョンレンズの上記切換えを行うようにしても良く、更に電子部品が所定位置に複数配置された状態を認識する場合に、上記撮像手段は、上記コンバージョンレンズが少なくとも大画角側に切換えられているとき、複数の電子部品を同時に撮像する(請求項3)ようにすることも好適である。
なお、上記物品認識装置を他の装置の一部とする場合には、必ずしも独立した外観を有する必要はなく、その機能を有する部品群を以って物品認識装置とする。
次の(1)乃至(5)の各装置に請求項2または3記載の物品認識装置を備えるようにすることも好適である。
(1)電子回路構成物品である電子部品を、部品供給部から基板上の所定位置に移載して実装する表面実装機であって、更に上記部品供給部から該電子部品を取出して保持する保持手段と、上記保持手段を該電子部品保持状態で上記基板上の所定位置まで移動させる駆動手段とを備え、少なくとも上記保持手段の移動中に上記物品認識装置によって該電子部品の保持状態を認識するように構成されていることを特徴とする表面実装機(請求項4)。
(2)電子回路構成物品である電子部品を、部品供給部から検査手段の所定位置に移載して各種検査を行う部品試験装置であって、更に上記部品供給部から該電子部品を取出して保持する保持手段と、上記保持手段を該電子部品保持状態で上記検査手段の所定位置まで移動させる駆動手段とを備え、少なくとも上記保持手段の移動中に上記物品認識装置によって該電子部品の保持状態を認識するように構成されていることを特徴とする部品試験装置(請求項5)。
(3)電子部品を固定する塗布剤を、電子回路構成物品である基板上の所定の塗布位置に塗布するディスペンサであって、更に塗布剤を上記塗布位置で吐出するディスペンサヘッドと、上記ディスペンサヘッドを該基板上で移動させる駆動手段とを備え、上記物品認識装置によって該基板上の塗布位置または塗布剤の塗布状態を認識させることを特徴とするディスペンサ(請求項6)。
(4)電子回路構成物品である実装後の基板の、実装状態検査を行う実装基板検査装置であって、更に上記物品認識装置に認識された該実装後の基板の実装状態に基づいて検査合否を判定する検査手段とを備えることを特徴とする実装基板検査装置(請求項7)。
(5)電子回路構成物品である塗布剤印刷後の基板の、塗布剤印刷状態検査を行う印刷基板検査装置であって、更に上記物品認識装置に認識された該塗布剤印刷後の基板の印刷状態に基づいて検査合否を判定する検査手段とを備えることを特徴とする印刷基板検査装置(請求項8)。
請求項1の発明によると、簡単な構造で、常にピントの合った画像や適切な認識視野の画像を得ることができる。例えば、焦点距離を変化させるコンバージョンレンズを用いれば、カメラと被写体(電子回路構成物品)との距離が異なる複数の画像を撮像する場合にコンバージョンレンズを切換えることによって、いずれの距離の被写体にもピントを合わせるようにすることができる。従って1台のカメラ(撮像手段)でそれぞれピントの合った鮮明な画像を得ることができる。また2個以上のコンバージョンレンズを切換え可能に設ければ、3通り以上の距離の切換えが可能である。このように、常にピントの合った画像で部品の認識を行うことができるので、認識精度を向上させることができる。
また例えば、画角を変化させるコンバージョンレンズを用いることによって、適切な認識視野の画像を得ることができる。即ち、広い認識視野が必要なとき(認識対象の部品や範囲が大きいとき)には画角が大となるようにコンバージョンレンズを切換えるようにすれば、容易に適切な認識視野の画像を得ることができる。例えば小さな部品や範囲を認識するときに、認識視野が小となるように望遠側に切換えて撮像すれば、大きな画像によって適切な解像度が得られ、認識精度を向上させることができる。
或いは電子部品が複数配置された状態を認識する場合などであって、要求解像度が比較的低いときには認識視野が大となるように広角側に切換え、複数の電子部品を同時に撮像するようにすれば、効率良く部品認識を行うことができる。
ところで、コンバージョンレンズは単体(内蔵するレンズは複数枚のこともある)のレンズなので、上記切換えを行う機構を設けても、複数の撮像手段を設けたり、撮像手段にピント調節機構やズーム機構を備えたりするより格段に簡単な構造となる。従って、低コストを実現することができる。
請求項2または3の発明によれば、請求項1に示す物品認識方法を用いた物品認識装置が得られる。従ってその方法による作用効果が得られる物品認識装置を具体化することができる。
そして、請求項4乃至8に示す表面実装機、部品試験装置、ディスペンサ、実装基板検査装置、及び印刷基板検査装置は、装置の用途に応じでそれぞれ撮像対象である電子回路構成物品が異なるものの、何れも高品質の実装基板を効率良く低コストで製造するために、高度な物品認識技術を要するものである。これらの装置に請求項2または3記載の物品認識装置を備えることにより、それを実現することができる。
上記したことから明らかなように、本発明によれば、撮像手段と被写体との距離が異なるものをそれぞれ鮮明に撮像したり、異なる画角で撮像したりすることを簡単な構造で実現することにより、高い認識精度を得つつコストを低減することができる物品認識方法や装置、更にそれらを用いた表面実装機、部品試験装置、ディスペンサ、実装基板検査装置、及び印刷基板検査装置を得ることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明の第1実施形態として、部品認識装置(本発明にかかる物品認識装置)が搭載される表面実装機(本発明に係る表面実装機)を概略的に示している。同図に示すように、実装機の基台1上には、プリント基板搬送用のコンベア2が配置され、プリント基板3がこのコンベア2上を搬送されて所定の装着作業位置で停止されるようになっている。なお、プリント基板3上には、基台1に対する当該プリント基板3の位置を特定するためのフィデューシャルマークFが形成されている。
上記コンベア2の両側には、部品供給部4が配置されている。これらの部品供給部4には、多数列のテープフィーダー4aが設けられている。各テープフィーダー4aは、各々、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ部品を所定間隔おきに収納、保持したテープがリールから導出されるように構成されており、後述のヘッドユニット6により電子部品が間欠的に取り出されるようになっている。
上記基台1の上方には、部品装着用のヘッドユニット6が装備されている。このヘッドユニット6は、部品供給部4とプリント基板3が位置する部品装着部とにわたって移動可能とされ、X軸方向(コンベア2の方向)及びY軸方向(水平面上でX軸と直交する方向)に移動することができるようになっている。
すなわち、基台1上には、Y軸方向の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置されて、この支持部材11に設けられたナット部分12が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部材11には、X軸方向のガイド部材13と、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット6が移動可能に保持され、このヘッドユニット6に設けられたナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動により上記支持部材11がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動によりヘッドユニット6が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっている。
また、Y軸サーボモータ9及びX軸サーボモータ15には、それぞれエンコーダ9a,15aが設けられており、これによって上記ヘッドユニット6の移動位置が検出されるようになっている。
上記ヘッドユニット6には、電子部品を保持する保持手段として、部品吸着用の吸着ノズル16aを先端に備えた複数のノズルユニット16が設けられている。このノズルユニット16は、ヘッドユニット6のフレームに対して昇降(Z軸方向の移動)及びノズル中心軸(R軸)回りの回転が可能とされ、図外のZ軸サーボモータ等の昇降駆動手段及びR軸サーボモータ等の回転駆動手段により作動されるようになっている。なお、本実施形態では、ノズルユニット16が6個配設された構成を示している。
また、上記実装機には、図3に示すように、部品認識装置20が搭載されている。この部品認識装置20は、部品供給部4の内側における基台1上でX軸方向に延びる反射部17と、各吸着ノズル16aに対応してX軸方向に整列した状態でヘッドユニット6に取り付けられたカメラ18と、カメラ18のレンズに付加できるように設けられたコンバージョンレンズ23と、コンバージョンレンズ23の位置を切換えるアクチュエータ29と、各吸着ノズル16aに対応してヘッドユニット6に固定された照明装置19と、吸着ノズル16a毎にヘッドユニット6に配設された基準マーク26とを備えている。
上記反射部17は、図3に示すように、基台1上に固定されて上方が開口する箱状のフレーム21と、X軸及びY軸の動作平面と平行して配置され、前記フレーム21の開口部を閉塞するミラー22とを備えている。
ミラー22は、反射部17の全長に亘り設けられた短冊状のミラーである。従って、ヘッドユニット6が部品供給部4の上部とプリント基板3の上部との間を移動する間に、ヘッドユニット6がX軸上可動範囲内のいずれの位置にあっても、各ノズルユニット16はミラー22の上部を通過するようになっている。このようにすることにより、吸着ノズル16aが部品供給部4で電子部品Cを吸着してから、プリント基板3の所定位置に移動する間、ヘッドユニット6がいかなる経路をとってもミラー22を介した撮像がなされるようになっている。当実施形態では、ヘッドユニット6が部品吸着位置から実装位置までの最短経路をとって移動するように設定されている。
照明装置19は、多数配列されたLED25を備え、この発光によって電子部品Cを照明する。即ち、LED25からの光(光軸K1)がミラー22に反射して電子部品Cの部品下面C1を照明する(光軸K2)。その光は部品下面C1で反射した後(光軸K3)、再びミラー22に反射してカメラ18のレンズに入射するようになっている(光軸K4)。つまりカメラ18は照明された部品下面C1の像をミラー22を介して撮像する。
上記カメラ18は、エリアセンサからなる撮像手段であり、ヘッドユニット6が反射部17上を通過するときに、ミラー22に映された部品下面C1の像を撮像する(光軸K4)ようになっている。また、部品供給部4の上部において、吸着する電子部品Cを撮像したり、プリント基板3への実装を開始するときにはプリント基板3に設けられたフィデューシャルマークFを撮像したり、或いはプリント基板3に実装後の電子部品Cを撮像したりする。カメラ18のレンズは単焦点レンズであり、焦点距離や画角が固定されている。またピント位置も固定されており、ピントの合う被写体とカメラ18との距離は一定である。
上記基準マーク26は、略円柱状の棒状部材であり、カメラ18の撮像範囲内となるヘッドユニット6の下面に立設されている。従って、カメラ18により撮像された画像には、照明装置19により明るくされた部品下面C1とともに基準マーク26の下面が映し出されることとなる。
コンバージョンレンズ23は、焦点距離や画角を変えるためにカメラ18に付加されるレンズである。図3に示すコンバージョンレンズ23は、カメラ18に付加されたとき、焦点距離を短くすることによって、ピントの合う被写体とカメラ18との距離を短くする。
なお、以下の図も含めて、コンバージョンレンズ23を模式的に1枚の凸レンズで表し、カメラ18に接して付加するように表しているが、レンズの枚数、種類、間隔及びカメラ18との距離は、コンバージョンレンズ23の用途に応じて適宜設定して良い。
アクチュエータ29は、その本体がヘッドユニット6に固定されており、先端側に伸縮自在に設けられたロッド29aがコンバージョンレンズ23に固定されている。アクチュエータ29は、内部の駆動モータ或いは流体圧シリンダ等を作動させてロッド29aを伸縮させることにより、電子部品Cとカメラ18との間の光路上(光軸K4等)にコンバージョンレンズ23を介在させる状態とこの光路上から除去させる状態とを切換える。即ちアクチュエータ29はコンバージョンレンズ23を上記のように切換える切換手段として機能する。
図3では、吸着ノズル16aがミラー22の真上にあるとき、部品下面C1を撮像する状態を実線で示しているが、その右側に、電子部品Cをプリント基板3に実装後に、その実装状態を撮像(光軸K5)する場合を二点鎖線で示している。図示のように、部品下面C1を撮像するときにはロッド29aを縮めてコンバージョンレンズ23を付加せずに(以下、これをコンバージョンレンズOFFという)撮像し、実装後の電子部品Cを撮像するときにはロッド29aを伸ばしてコンバージョンレンズ23を付加して(以下、これをコンバージョンレンズONという)撮像している。
この点について図4を参照しつつ更に詳しく説明する。図4(a)は部品下面C1を撮像するときのコンバージョンレンズ23の状態を示す説明図であり、図4(b)は実装後の電子部品Cを撮像するときのコンバージョンレンズ23の状態を示す説明図である。説明のため、図4(a)ではミラー22によって折れ曲がった光軸K3と光軸K4とを直線状に繋げて示している。従ってカメラ18は下方から部品下面C1を撮像するように示している。それにあわせて、図4(b)は天地を逆転して示す。
図4(a)に示すように、部品下面C1の撮像時には、部品下面C1からの光が光軸K3(距離d3)と光軸K4(距離d4)とを経てカメラ18に入射する。つまり部品下面C1とカメラ18との光路長は(d3+d4)である。これに対しカメラ18は、その先端からの距離が(d3+d4)にある物体にピントが合うように設定されている。従ってコンバージョンレンズOFF状態でピントは部品下面C1に合っており、部品下面C1の鮮明な画像を撮像することができる。
一方、図4(b)に示す、実装後の電子部品Cを撮像するときには、電子部品Cからの光が光軸K5(距離d)を経てカメラ18に入射する。ここで、図3に示すようにd5<(d3+d4)なので、コンバージョンレンズ23をOFF状態として撮像すると、ピントの外れた不鮮明な画像となってしまう。そこでこの場合、図示のようにコンバージョンレンズをON状態として焦点距離を短くし、カメラ18からの距離d5にある物体にピントが合うようにしている。こうすることにより、電子部品Cの鮮明な画像を撮像することができる。
図5は、上記実装機の制御系を概略ブロック図で示している。当実施形態の実装機は、論理演算を実行する周知のCPU、そのCPUを制御する種々のプログラムなどを予め記憶するROMおよび装置動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM等から構成されるコントローラ30を有している。このコントローラ30は、機能構成として主制御部32、軸制御部34、照明制御部36、カメラ制御部38、画像処理部40及びレンズ切換制御部41を含んでいる。
主制御部32は、実装機の動作を統括的に制御するもので、予め記憶されたプログラムに従ってヘッドユニット6等を作動させるべく軸制御部34を介してサーボモータ9,15等の駆動を制御するとともに、カメラ18により撮像される部品画像に基づいて吸着ノズル16aによる部品吸着の有無判別や部品の吸着ズレ量(吸着誤差)の演算を行う。すなわち、当実施形態では、この主制御部32が本発明の認識手段として機能する。
軸制御部34は、エンコーダ9a,15aからの信号によってヘッドユニット6の現在位置(X,Y)を検知しながら、Y軸サーボモータ9及びX軸サーボモータ15を駆動制御してヘッドユニット6を所定の位置に移動させる。
照明制御部36およびカメラ制御部38は、照明装置19およびカメラ18の駆動を制御する。画像処理部40は、カメラ18から出力される画像信号に所定の処理を施すことにより部品認識に適した画像データを生成して主制御部32に出力する。
レンズ切換制御部41は、コンバージョンレンズ23のON/OFFを切換えるアクチュエータ29に対して、そのON/OFF指令信号を出力する。即ち、主制御部32によってコンバージョンレンズON状態で撮像するように判断されるときには、レンズ切換制御部41からアクチュエータ29にロッド29aを伸ばす旨のON指令が出力される。逆に主制御部32によってコンバージョンレンズOFF状態で撮像するように判断されるときには、レンズ切換制御部41からアクチュエータ29に対してロッド29aを縮める旨のOFF指令が出力される。
以上、カメラ18から被写体までの光路長の違いによってコンバージョンレンズ23のON/OFFを切換える実施形態について説明した。この変形例として、同じ吸着状態を撮像する場合(図4(a))であっても、電子部品Cのサイズによってコンバージョンレンズ23のON/OFFを切換えるようにしても良い。即ち、電子部品Cのサイズ(光軸K3方向の厚み)が特に大きな部品では、光路長(d3+d4)が短くなってピントが外れるので、そのときにコンバージョンレンズ23をON状態にしてピントを合わせるようにしても良い。或いは、光路長は同じであっても、照明装置19の色(光の波長)によってもピントの合う位置が変化するので、それに応じてコンバージョンレンズ23のON/OFFを切換えるようにしても良い。更には、図3に示すようにカメラ18が部品下面C1をやや斜め方向から撮像するような場合に、あおり光学系と成し得るコンバージョンレンズ23を設け、これをON状態にすることによって画像の結像面と部品下面C1とが共益関係となるようにしても良い。
更に、図6及び図7に示すように、画角を変化させるためにコンバージョンレンズを設け、そのON/OFFを切換えるようにしても良い。図6は、吸着ノズル16aに吸着された電子部品C又はC’の吸着状態を撮像する際に、コンバージョンレンズ23aによって画角を変化させる場合の説明図である。コンバージョンレンズ23aは、コンバージョンレンズ23の変形例であって、これをカメラ18に付加することにより画角を広角側に変化させるように構成されている。図6(a)は、比較的小さな電子部品Cを撮像する場合を示す。コンバージョンレンズ23aはOFF状態とされる。このときの画角θ1は比較的小さく、部品下面C1が、ほぼ画面一杯に撮像されるように設定されている。
一方、図6(b)は、比較的大きな電子部品C’を撮像する場合を示す。コンバージョンレンズ23aはON状態とされる。このときの画角θ2は比較的大きく、部品下面C1’が、ほぼ画面一杯に撮像されるように設定されている。また、カメラ18と被写体(部品下面C1’)との距離は図6(a)の場合と略等しい。従ってコンバージョンレンズ23aは、ピントの合う距離を変えることなく画角を広角側に変化させるように設定されている(例えば複合レンズによってなされる)。このコンバージョンレンズ23aのON/OFFを切換えることにより、被写体の像が撮像画面からはみ出さない範囲で、撮像画面に占める割合を可及的に大きくすることができる。つまり小さな被写体であっても大きく撮像することができ、その解像度を高めることができる。
図7は、電子部品Cがプリント基板3に実装された後、その実装状態認識のために電子部品Cを撮像する際に、コンバージョンレンズ23bによって画角を変化させる場合の説明図である。コンバージョンレンズ23bは、コンバージョンレンズ23の変形例であって、これをカメラ18に付加することにより画角を広角側に変化させるように構成されている。図7(a)は、比較的高い認識精度が要求される場合の撮像状態を示す。コンバージョンレンズ23bはOFF状態とされる。このときの画角θ3は比較的小さく、電子部品Cが、ほぼ画面一杯に撮像されるように設定されている。
一方、図7(b)は、要求される認識精度が比較的低い場合に好適な撮像状態を示す。コンバージョンレンズ23bはON状態とされる。このときの画角θ4は比較的大きく、9個(縦3×横3)の電子部品Cが同時にほぼ画面一杯に撮像されるように設定されている。また、カメラ18と被写体(電子部品C)との距離は図7(a)の場合と略等しい。従ってコンバージョンレンズ23bは、上記コンバージョンレンズ23aと同様、ピントの合う距離を変えることなく画角を広角側に変化させるように設定されている。コンバージョンレンズ23bをON状態にして撮像すると、個々の部品が画面に占める割合が小さくなるので、画像の解像度は若干低下するが、一度に9個の部品を撮像するので、認識速度が格段に高まり、生産性を向上させることができる。このようにコンバージョンレンズ23bのON/OFFを切換えることにより、一度に撮像する電子部品Cの数を変化させ、要求される認識精度や認識速度に応じた撮像を行うことができる。
次に、コントローラ30の制御に基づく実装機の実装動作の一例について説明する。図8は、実装作業の概略フローチャートであり、コンバージョンレンズ23が上記変形例のコンバージョンレンズ23aや23bのような場合にも共通するものである。
当実施形態の実装機は、複数種類のプリント基板3に電子部品Cを実装できるように構成されており、各プリント基板3に応じた電子部品Cの組み合わせや実装位置等を一纏まりにしたデータセットが準備されている。そこでまず実装するプリント基板3に応じたデータセットを選択し、読み込む(ステップS21)。次に、プリント基板3をコンベア2によって実装位置(図1に二点鎖線で示す位置)まで搬送し、固定する(ステップS22)。
次にヘッドユニット6を移動させ、プリント基板3に設けられたフィデューシャルマークFをカメラ18で撮像するが、その前にステップS23で、フィデューシャルマークFを撮像するにあたりコンバージョンレンズ23が必要か否かの判定がなされる。この判定は、コンバージョンレンズ23の用途や撮像条件に応じ、カメラ18の被写体別に適宜なされるものである。ステップS23でYESと判定されればステップS24に移行し、アクチュエータ29にロッド29aを伸ばすよう指令信号が発せられる。即ちコンバージョンレンズ23がON状態となる。ステップS23でNOと判定されればステップS25に移行し、アクチュエータ29にロッド29aを縮めるよう指令信号が発せられる。即ちコンバージョンレンズ23がOFF状態となる。ステップS24又はステップS25の後、ステップS26に移行してフィデューシャルマークFを撮像し、位置認識を行ってプリント基板3の固定位置ズレを測定する。そしてそのズレ量に応じて各電子部品Cの実装位置を予め補正する。
次に、各ノズル16aにより電子部品Cを吸着する吸着処理が実行される(ステップS27)。この吸着処理としては、まずヘッドユニット6をテープフィーダー4aの上方位置まで移動させ、電子部品Cの吸着に先立ってテープフィーダー4a上の電子部品Cを撮像する(このとき改めてコンバージョンレンズ23の要否を判定し、必要に応じてON/OFFを切換えるようにしても良い)。この撮像画像に基づいてテープフィーダー4aに対する電子部品Cの位置ずれを検出し、この検出結果に応じてヘッドユニット6の移動量等を補正する。次いで、テープフィーダー4a上の電子部品Cを吸着ノズル16aにより吸着し、その吸着動作を各ノズルユニット16毎に実行した後、ヘッドユニット6をテープフィーダー4aからプリント基板3側へ移動させる。
ステップS27の実行後、ステップS30に移行してコンバージョンレンズ23の要否を判定し、必要に応じてON/OFFを切換える制御を行う。ステップS30の制御は、ステップS23〜S25に相当するものである。そして、ヘッドユニット6が実装位置に移動する過程で電子部品Cが反射部17上を通過するが、このときミラー22に電子部品Cの下面C1が映し出され、それが各カメラ18によって撮像される(ステップS33)。
次に、撮像された画像に基づいてノズルユニット16に対する電子部品Cの吸着状態が認識され、吸着位置ズレに応じて更に実装位置の補正がなされる(ステップS35)。なお、ステップS35で、電子部品Cを吸着していない等のエラーが発見されたときにはエラー処理を行って再度ステップS27からやり直すようにしても良い。
また特に図示しないが、更に電子部品Cにフィデューシャルマーク(部品フィデューシャル)を設けて、この位置ズレによっても実装位置を補正するようにしても良い(ステップS37)。
そして、以上の各補正を全て反映した最終的なプリント基板3の実装位置に、電子部品Cが実装される(ステップS39)。実装後は、プリント基板3を直接撮像して所定の実装位置に部品が装着されているか否かを確認する。この撮像の際も、ステップS30と同様、コンバージョンレンズ23の要否を判定し、必要に応じてON/OFFを切換える制御を行って良い。この場合、電子部品Cをプリント基板3に実装した直後に、ヘッドユニット6を殆ど移動させることなく撮像することができるので、効率の良い確認を行うことができる。
以上は、実装開始から1回目の実装(最大6個の電子部品C)を行うまでの流れである。更に電子部品Cを実装する場合は、続いて上記ステップS27〜S39の動作を繰り返す。また、更に同種の別のプリント基板3への実装を行う場合には続いて上記ステップS22〜S39の動作を繰り返す。そして更に異なる種類の別のプリント基板3への実装を行う場合には続いて上記ステップS21〜S39の動作を繰り返す。
以上のように、当実施形態の実装機は、カメラ18から被写体までの光路長や撮像範囲(認識視野)に応じてコンバージョンレンズ23のON/OFFを切換えるようにしているので、1台のカメラ18でそれぞれピントの合った鮮明な画像を得ることができたり、部品の大きさや一度に撮像する部品の個数に応じた画像を得たりすることができる。
しかもコンバージョンレンズ23は単体(内蔵するレンズは複数枚のこともある)のレンズなので、そのON/OFFを切換えるアクチュエータ29を設けても、複数のカメラ18を設けたり、カメラ18にピント調節機構やズーム機構を備えたりするより格段に簡単な構造となる。従って、低コストを実現することができる。
なお、コンバージョンレンズ23を1台のカメラ18に対して2個以上設け、ON状態とするときには適宜必要なコンバージョンレンズ23を選択的に用いる(同時使用も含む)ようにしても良い。
また、当実施形態の部品認識装置20では、照明手段として照明装置19のみを用いているが、反射部17のフレーム21内に別途上方を照明する照明装置を設けるとともにミラー22をハーフミラーとし、その透過光によっても電子部品Cを照明するようにしても良い。
更に、当実施形態では1個のノズルユニット16に対応して1台のカメラ18を配設することとしているが、これに限定されることはなく、例えば2個のノズルユニット16に対応して1台のカメラ18を配設した構成とすることもできる。この場合には、2個のノズルユニット16にそれぞれに吸着された電子部品Cを同時に撮像可能となるようにカメラ18の撮像範囲が設定される。
また更に、当実施形態ではエリアセンサからなるカメラ18を採用しているが、これに限定されることはなく、例えば、ラインセンサからなるカメラをLMガイド等によりヘッドユニット6に対して相対変位可能に取り付け、このカメラを撮像時にヘッドユニット6に対して移動させつつ、当該カメラによりミラー22に映し出された電子部品Cの像を走査させるようにすることも可能である。
次に、本発明に係る第2実施形態として、別のタイプの表面実装機について説明する。図9は、当実施形態の実装機の概略平面図である。なお以下の実施形態を示す図において、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。この実装機が第1実施形態のものと異なっている点は、カメラ18がヘッドユニット6に搭載されておらず、また部品供給部4と実装位置との間に反射部17が設けられていない点であり、これらに代えて部品供給部4と実装位置との間のX軸方向略中央部に、撮像ユニット24が設けられている点である。
図10は、撮像ユニット24付近の断面図である。撮像ユニット24では、基台1を貫通する穴が設けられており、その穴の周囲にはLEDを多数配列して上方を照明する照明装置27が設けられている。その下方には、カメラ18が、上方の電子部品Cを直接撮像するように配設されている。そして、照明装置27とカメラ18との間に、コンバージョンレンズ23cがON/OFF切換可能な状態で設けられている。アクチュエータ29は基台1に固定されている。
部品実装にあたっては、部品供給部4で電子部品Cを吸着後、プリント基板3の実装位置までヘッドユニット6を移動させるが、その際、近い側の撮像ユニット24の真上を電子部品Cが経由するように移動させる。そして、電子部品Cが撮像ユニット24の真上にあるとき(図示の状態)、照明装置27が電子部品C等の下面を照明する。そして、明るくされた部品下面C1がカメラ18に撮像される(光軸K6)。撮像された画像に基づいて吸着状態が認識され、それに応じて吸着ズレ等を補正して実装するように構成されている。
この撮像に際してON/OFFが切換えられるコンバージョンレンズ23cの作用は第1実施形態と同様であり、電子部品Cのサイズ(光軸K6方向の厚み)や照明装置27の色(光の波長)に応じて焦点距離を切換え、常にピントが合うようにしたり、電子部品Cのサイズ(光軸Kと垂直方向の広さ)に応じて画角を切換え、画面からはみ出ない範囲で解像度を高めたりする。
以上、第1及び第2実施形態では部品認識装置を実装機に搭載した例を示したが、搭載する装置は実装機に限定されることはなく、例えば次に示すように、ICチップ等の電子部品Cを検査する部品試験装置60に搭載しても良い。
図11は、本発明に係る第3実施形態である部品試験装置60の平面図である。部品試験装置60の基台61には、ベアチップがダイシングされた状態のウェハWaを上下多段に収納したカセット62を装着可能なカセット設置部63が設けられている。このカセット設置部63に装着されたカセット62は、図略の搬送機構により基台61に形成された開口部64の下方位置に搬送され、この位置でベアチップがヘッド65によって取上げられる。ヘッド65は、基台61上でY軸方向に延びるレール66に沿って、上記開口部64から部品待機部67までベアチップを搬送するようになっている。部品待機部67は、基台61上でX軸方向に延びる一対のレール68間に配置され、この部品待機部67に搬送されたベアチップは、各レール68に沿って駆動する一対のヘッドユニット69,70により基台41上の検査ソケット71まで搬送され、検査手段によって所定の検査が実行されることとなる。ヘッドユニット69,70には、ベアチップを吸着可能な吸着ノズルをそれぞれ備えた2つの検査用ヘッド69a,70aが並べて設けられている。
このような部品検査装置60において、上記基台61上には、部品待機部67と検査ソケット71との間に撮像ユニット74,76が設けられており、撮像ユニット74,76上をヘッドユニット69,70が移動することにより該ヘッドユニット69,70に吸着されたベアチップを撮像、認識するように構成されている。
上記撮像ユニット74,76は、部品待機部67から検査ソケット71まで搬送されるベアチップの不良(例えば、バンプの高さ不良)を検知し、ここで不良品であると検知されたベアチップは、ヘッドユニット69,70により基台61上の不良品回収部78に載置された不良品用トレイ79に搬送される。これに加えて、上記撮像ユニット74,76は、ヘッドユニット69,70に対するベアチップの姿勢を検知し、ここでヘッドユニット69,70に対して位置ずれしていると検知されたベアチップは、当該ヘッドユニット69,70により位置補正が実行された後、検査ソケット71へ搬送される。
そして、検査ソケット71における検査の結果、不良品であると判定されたベアチップは、各ヘッドユニット69,70により上記不良品用トレイ79に搬送される一方、良品であると判定されたベアチップは、各ヘッドユニット69,70により基台61上の部品収納部80まで搬送されるとともに、この部品収納部80において、テープフィーダー用のベーステープ81内に収容され、このベーステープ81に図略のカバーテープが張付けられることとなる。
なお、不良品回収部78の不良品用トレイ79が満載状態になると、そのトレイ79が図外のトレイ移動機構によりトレイ排出部82に移送されるとともに、不良品回収部78に隣接したトレイ待機部83にあるトレイ84がヘッドユニット69,70により不良品回収部78に移送され、かつ、図外のトレイ移動機構によりトレイ待機部83に空トレイ載置部85から空トレイが移送されるようになっている。
上記撮像ユニット74,76は、第2実施形態における撮像ユニット24と同様の構造であり、撮像されるベアチップ(電子回路構成物品)サイズ等によってコンバージョンレンズのON/OFFが切換えられ、最適な焦点距離及び画角で撮像されるようになっている。
次に本発明の第4実施形態として、本発明に係る物品認識装置を搭載したディスペンサについて説明する。当ディスペンサは特に図示しないが、電子部品を固定する塗布剤(はんだペーストや接着剤など)を、基板(電子回路構成物品)上の所定の塗布位置に塗布する装置である。このディスペンサには塗布剤を塗布位置で吐出するディスペンサヘッドと、ディスペンサヘッドを基板上で移動させる駆動手段とを備え、物品認識装置によって基板上の塗布位置または塗布剤の塗布状態を認識させるように構成されている。そして物品認識の際には必要に応じてコンバージョンレンズのON/OFFを切換えて基板を撮像する。
次に本発明の第5実施形態として、本発明に係る物品認識装置を搭載した実装基板検査装置について説明する。当実装基板検査装置は特に図示しないが、実装後の基板(電子回路構成物品)の実装状態を検査する装置である。この実装基板検査装置は、必要に応じてコンバージョンレンズのON/OFFを切換えて実装後の基板を撮像し、その画像に基づいて実装状態を認識し、検査手段によって欠品や実装位置ズレがないかどうかをチェックして検査合否を判定する。
次に本発明の第6実施形態として、本発明に係る物品認識装置を搭載した印刷基板検査装置について説明する。当印刷基板検査装置は特に図示しないが、塗布剤印刷後の基板(電子回路構成物品)の塗布剤印刷状態を検査する装置である。この印刷基板検査装置は、必要に応じてコンバージョンレンズのON/OFFを切換えて塗布剤印刷後の基板を撮像し、その画像に基づいて塗布剤印刷状態を認識し、検査手段によって印刷不良や印刷ズレがないかどうかをチェックして検査合否を判定する。
以上の第4〜第6実施形態のいずれの場合も、カメラと基板との距離や撮像範囲等に応じて、適切な焦点距離や画角を1台のカメラで切換えることができるので、低コストで高精度の物品認識を行うことができる。
以上、第1〜第6実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲内で種々の変形を行って良い。例えば、上記各実施形態では、コンバージョンレンズ23等のON/OFFを切換えるアクチュエータ29はヘッドユニット6や基台1に固定されているとしたが、カメラ18に固定されているようにしても良い。
また、カメラ18は、必ずしも単焦点、ピント固定のものでなくても良い。ある程度のズーム機構やピント調節機構を備え、コンバージョンレンズ23等の切換え機構と併用するようにしても良い。
上記の実施形態では、コンバージョンレンズ23等をON状態にしたとき、焦点距離が短くなったり、画角が広角側に切換わったりするように構成されているが、これらとは逆に、コンバージョンレンズをON状態にしたとき、焦点距離が長くなったり、画角が望遠側に切換わったりするように構成し、それに応じたON/OFF切換え制御を行うようにしても良い。
本発明の第1実施形態に係る部品認識装置が搭載された表面実装機を概略的に示す平面図である。 図1の表面実装機の一部を省略して示す正面図である。 図1の表面実装機における部品認識装置を主に示す側面一部断面図である。 図3の部品認識装置における撮像状態とコンバージョンレンズの使用状態を示す説明図であり、(a)はコンバージョンレンズを使用しない場合、(b)はコンバージョンレンズを使用する場合を示す。 図1の表面実装機の概略制御ブロック図である。 図1の表面実装機の変形例であって、コンバージョンレンズによる画角の切換えを示す説明図であり、(a)はコンバージョンレンズを使用しない場合、(b)はコンバージョンレンズを使用する場合を示す。 図1の表面実装機の変形例であって、コンバージョンレンズによる画角の切換えを示す説明図であり、(a)はコンバージョンレンズを使用しない場合、(b)はコンバージョンレンズを使用する場合を示す。 図1の表面実装機の実装動作を示すフローチャートである。 別の実施形態の部品認識装置が搭載された実装機を概略的に示す平面図である。 図9の実装機に搭載される部品認識装置の側断面図である。 本発明の実施形態に係る物品認識装置が搭載された部品試験装置を概略的に示す平面図である。
符号の説明
1 基台
3 プリント基板
4 部品供給部
6 ヘッドユニット
9 Y軸サーボモータ(駆動手段)
15 X軸サーボモータ(駆動手段)
16 ノズルユニット(保持手段)
16a 吸着ノズル
18 カメラ(撮像手段)
20 部品認識装置(物品認識装置)
23,23a,23b,23c コンバージョンレンズ
24 撮像ユニット
29 アクチュエータ(切換え手段)
32 主制御部(認識手段)
60 部品試験装置
C,C’ 電子部品(電子回路構成物品)

Claims (8)

  1. 電子回路構成物品を撮像手段により撮像し、その画像に基づき物品の状態を認識する物品認識方法であって、
    上記撮像手段に付加して、焦点距離または画角を変更するためのコンバージョンレンズを用意し、
    適切な焦点距離または画角となるように、上記コンバージョンレンズを電子回路構成物品と上記撮像手段との間の光路上に介在させる状態と上記光路上から除去させる状態とを切換えて該電子回路構成物品を撮像し、
    撮像された画像に基づいて該電子回路構成物品の状態を認識することを特徴とする物品認識方法。
  2. 電子回路構成物品を撮像手段により撮像し、その画像に基づき物品の状態を認識する物品認識装置であって、
    上記撮像手段に付加して、電子回路構成物品と上記撮像手段との間の光路上に介在させる状態と上記光路上から除去させる状態とを切換可能に設けられた、焦点距離または画角を変更可能とするコンバージョンレンズと、
    上記コンバージョンレンズの上記切換えを行う切換え手段と、
    撮像された該電子回路構成物品の画像に基づいて該電子回路構成物品の状態を認識する認識手段とを備え、
    上記切換え手段は、電子回路構成物品の撮像時に適切な焦点距離または画角となるように上記コンバージョンレンズの上記切換えを行うことを特徴とする物品認識装置。
  3. 電子回路構成物品である電子部品が所定位置に複数配置された状態を認識する物品認識装置であって、
    上記撮像手段は、上記コンバージョンレンズが少なくとも大画角側に切換えられているとき、複数の電子部品を同時に撮像することを特徴とする請求項2記載の物品認識装置。
  4. 電子回路構成物品である電子部品を、部品供給部から基板上の所定位置に移載して実装する表面実装機であって、
    請求項2または3記載の物品認識装置と、
    上記部品供給部から該電子部品を取出して保持する保持手段と、
    上記保持手段を該電子部品保持状態で上記基板上の所定位置まで移動させる駆動手段とを備え、
    少なくとも上記保持手段の移動中に上記物品認識装置によって該電子部品の保持状態を認識するように構成されていることを特徴とする表面実装機。
  5. 電子回路構成物品である電子部品を、部品供給部から検査手段の所定位置に移載して各種検査を行う部品試験装置であって、
    請求項2または3記載の物品認識装置と、
    上記部品供給部から該電子部品を取出して保持する保持手段と、
    上記保持手段を該電子部品保持状態で上記検査手段の所定位置まで移動させる駆動手段とを備え、
    少なくとも上記保持手段の移動中に上記物品認識装置によって該電子部品の保持状態を認識するように構成されていることを特徴とする部品試験装置。
  6. 電子部品を固定する塗布剤を、電子回路構成物品である基板上の所定の塗布位置に塗布するディスペンサであって、
    請求項2記載の物品認識装置と、
    塗布剤を上記塗布位置で吐出するディスペンサヘッドと、
    上記ディスペンサヘッドを該基板上で移動させる駆動手段とを備え、
    上記物品認識装置によって該基板上の塗布位置または塗布剤の塗布状態を認識させることを特徴とするディスペンサ。
  7. 電子回路構成物品である実装後の基板の、実装状態検査を行う実装基板検査装置であって、
    請求項2または3記載の物品認識装置と、
    上記物品認識装置に認識された該実装後の基板の実装状態に基づいて検査合否を判定する検査手段とを備えることを特徴とする実装基板検査装置。
  8. 電子回路構成物品である塗布剤印刷後の基板の、塗布剤印刷状態検査を行う印刷基板検査装置であって、
    請求項2または3記載の物品認識装置と、
    上記物品認識装置に認識された該塗布剤印刷後の基板の印刷状態に基づいて検査合否を判定する検査手段とを備えることを特徴とする印刷基板検査装置。
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