JP2005140536A - 真空乾燥システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 真空乾燥処理の完了を精度よく判定できる真空乾燥システムを提供すること。
【解決手段】 容器(1)は真空ポンプ(2)により真空化される。容器の側壁(1a)には圧力センサ(11)、温度センサ(12)、露点センサ(13)が取付けられている。また、乾燥容器の底壁(1b)の最も低い部分に底部温度センサ(14)が取付けられている。真空ポンプで容器内の圧力PCが5torrになるように真空化する。この状態で温度センサと露点センサの信号から算出した相対湿度RHが降下する事と、圧力センサが検出した容器内圧力PCが降下する事と、底部温度センサが検出した容器底部の温度TBが上昇する事との3つの現象の内の少なくとも2つが確認された場合に真空乾燥が完了したと判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、真空乾燥システムに関する。
被乾燥物を乾燥するために広い分野で真空乾燥システムが利用されており、多種の真空乾燥システムが開発されている。
例えば、乾燥食品を製造するためのものとして特許文献1に記載のものがある。また、電子部品等の製造過程において洗浄作業後の乾燥に使用するものとして特許文献2、3、4に記載のものがある。また、生ゴミの乾燥に使用するものとして特許文献5に記載のものがある。また、リサイクル燃料や放射性廃棄物を、所謂、キャスクに収容する際にも真空処理システムが利用されている。そのためのものとして、特許文献6,7に記載のものがある。
このキャスクは数十年という超長期にわたって放射性廃棄物を収容するため水分を完全に除去することが必要である。この場合、放射性廃棄物を収容した後は、内部の状態を観察することはできない。したがって、真空乾燥が終了して、完全乾燥状態となっていることを、外部から確実に確認できるようにすることが求められている。
しかしながら、特許文献1、2、3、4のものは乾燥処理したものをサンプリングして結果を確認することが容易なことが理由と思われるが、真空乾燥中に外部から真空乾燥の終了を外部から確認することについては開示されていない。また、特許文献5のものは、必ずしも完全乾燥させることが必要ではないためか、やはり、外部から真空乾燥の終了を外部から確認することについては開示されていない。
また、特許文献6のものはキャスクに使用されるものであるがその目的は加温ガスを注入して真空乾燥を促進するものであり、特許文献7のものも内部の放射性廃棄物の温度上昇を抑制することが目的であり、外部から真空乾燥の終了を外部から確認することについては開示されていない。
そこで、本願出願人は先に特願2003−022466号にて、真空乾燥容器内の真空排気を一時中断するビルドアップ時において、容器内の圧力もしくは湿度が平衡状態となったならば真空乾燥が終了したと判断することを示している。
特開昭62−272935号公報 特開平4−179243号公報 特開平7−27479号公報 特開平8−121956号公報 特開2000−220965号公報 特開平11−337693号公報 特開2002−156488号公報
ところで、真空乾燥においてはどの程度まで真空化するかによって容器内部に残留している水分の状態が変化する。すなわち、公知のように真空圧力が4.6torrより高ければ水分は氷結しないが、4.6torr以下になると水分は氷結し、水分が氷結すると蒸発が進行しない。ところが、上記出願においては、どの程度まで真空化するかが、明確にされておらず、誤判定をしてしまうおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑み、より精度よく、真空乾燥処理の終了を判定できる真空乾燥システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明によれば、容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、を具備し、水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態で、前記容器内の相対湿度が低下する事と、容器内の圧力が一定の値から降下する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥装置が提供される。
このように構成される真空乾燥システムでは、水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態で、容器内の相対湿度が低下する事と、容器内の圧力が一定の値から降下する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定される。
請求項2の発明によれば、容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態で、容器内の圧力が一定の値から降下する事と、容器内水貯留部温度が上昇する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥装置が提供される。
このように構成される真空乾燥システムでは、水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態で、容器内の圧力が一定の値から降下する事と、容器内水貯留部温度が上昇する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定される。
請求項3の発明によれば、容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態で、前記容器内の相対湿度が低下する事と、容器内水貯留部温度が上昇する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥装置が提供される。
このように構成される真空乾燥システムでは、水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態で、容器内の相対湿度が低下する事と、容器内水貯留部温度が上昇する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定される。
請求項4の発明によれば、容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態で、前記容器内の相対湿度が低下する事と、容器内の圧力が一定の値から降下する事と、容器内水貯留部温度が上昇する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥装置が提供される。
このように構成される真空乾燥システムでは、水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態で、容器内の相対湿度が低下する事と、容器内の圧力が一定の値から降下する事と、容器内水貯留部温度が上昇する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定される。
請求項5の発明によれば、容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、を具備し、容器内が水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後に真空ポンプを停止してビルドアップをおこない、ビルドアップ中に、容器内の相対湿度が一定である事と、容器内の圧力が一定である事と、が確認された場合に真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥システムが提供される。
このように構成される真空乾燥システムでは、水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後のビルドアップ中に、容器内の相対湿度が一定である事と、容器内の圧力が一定である事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定される。
請求項6の発明によれば、容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、容器内が水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後に真空ポンプを停止してビルドアップをおこない、ビルドアップ中に、容器内の圧力が一定である事と、容器内水貯留部温度が一定である事と、が確認された場合に真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥システムが提供される。
このように構成される真空乾燥システムでは、水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後のビルドアップ中に、容器内の圧力が一定である事と、容器内水貯留部温度が一定である事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定される。
請求項7の発明によれば、容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、容器内が水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後に真空ポンプを停止してビルドアップをおこない、ビルドアップ中に、容器内の相対湿度が一定である事と、容器内水貯留部温度が一定である事と、が確認された場合に真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥システムが提供される。
このように構成される真空乾燥システムでは、水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後のビルドアップ中に、容器内の相対湿度が一定である事と、容器内水貯留部温度が一定である事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定される。
請求項8の発明によれば、容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、容器内が水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後に真空ポンプを停止してビルドアップをおこない、ビルドアップ中に、相対湿度が一定である事と、容器内の圧力が一定である事と、容器内水貯留部温度が一定である事と、が確認された場合に真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥システムが提供される。
このように構成される真空乾燥システムでは、水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後のビルドアップ中に、容器内の相対湿度が一定である事と、容器内の圧力が一定である事と、容器内水貯留部温度が一定である事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定される。
請求項9の発明によれば、容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、
容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、を具備し、
容器内が水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態に保つように真空ポンプを運転し、その間に、任意に定めた時間間隔で真空ポンプを停止するビルドアップを繰り返し、
ビルドアップ中の容器内の圧力上昇が前回の圧力上昇と変らなくなったときに、真空乾燥終了と判定することを特徴とする真空乾燥システムが提供される。
このように構成される真空乾燥システムでは、水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態に保つように真空ポンプを運転し、その途中でビルドアップを繰り返し、ビルドアップ中の容器内の圧力上昇が前回の圧力上昇と変らなくなったときに、真空乾燥終了と判定される。
請求項10の発明によれば、請求項1から9のいずれかの発明において、真空乾燥が終了していない場合に、真空ポンプを一時停止し、水への溶解度が高い気体を所定量だけ容器内に注入し、真空排気操作に移行することを繰り返す、ことを特徴とする真空乾燥システムが提供される。
このように構成される真空乾燥システムでは、真空乾燥が終了していない場合に、真空ポンプの運転が一時停止されて水への溶解度が高い気体が所定量だけ容器内に注入される。注入された気体は真空ポンプの運転が再開されると気泡となり蒸発が促進される。
各請求項に記載の発明によれば、判定をおこなうための真空ポンプの運転条件が明確にされ、かつ、判定基準が明示されているので、真空乾燥が終了したか否かを、容器を開放することなく、正確かつ明確に確認できる。
特に、請求項1から4の発明では、水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態で、真空乾燥の終了を確認することができる。そして、状態で、容器内の相対湿度が低下する事と、容器内の圧力が降下する事と、容器内水貯留部温度が上昇する事と、の3つの現象が発生するが、請求項1から3の発明では、その内の2つの現象が確認されたときに真空乾燥が終了したと判定するので精度がよい、そして、請求項4の発明では、3つの現象のすべてが確認できたときに真空乾燥が終了したと判定するのでさらに精度がよい。
特に、請求項5から8の発明では、容器内が水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後に真空ポンプを停止してビルドアップをおこなって真空乾燥の終了を確認することができる。そして、このビルドアップ中に、容器内の相対湿度が一定である事と、容器内の圧力が一定である事と、容器内水貯留部温度が一定である事と、の3つの現象が発生するが、請求項5から7の発明では、その内の2つの現象が確認されたときに真空乾燥が終了したと判定するので精度がよい、そして、請求項8の発明では、3つの現象のすべてが確認できたときに真空乾燥が終了したと判定するのでさらに精度がよい。
特に、請求項10の発明では、真空乾燥が終了していない場合に、真空乾燥を促進することができる。
以下、添付の図面を参照して本発明の真空乾燥システムの各実施の形態について説明する。
図1が本発明の各実施の形態のハード構成を示す図であるが、各実施の形態がそれぞれすべての要素を使用するのではなく場合によっては使用されないものもある。図1において、参照符号1で示されるのは乾燥容器である。乾燥容器1は、例えば、放射性廃棄物を収容するキャスクである。乾燥容器1の内部には、例えば、放射性廃棄物のような被乾燥物100が収容されている。
参照符号2で示されるのは乾燥容器1の内部を真空化するための真空ポンプである。真空ポンプ2は抜気管3を介して乾燥容器1の側壁1aに取付けられており、抜気管3には第1制御弁4が介装されている。また、リーク管5も取付けられておりリーク管5には第2制御弁6が取付けられている。リーク管5は真空圧力を一定に保つために開閉制御される。
そして、乾燥容器1の側壁1aには、乾燥容器1の内部の圧力を検出するための圧力センサ11、乾燥容器1の内部の温度を検出するための温度センサ12、乾燥容器1の内部の露点温度を検出するための露点センサ13が取付けられている。また、乾燥容器1の底壁1bは中央が緩いすり鉢状にされておりその最も低い部分に底部温度センサ14が取付けられている。この底部温度センサ14は感温部が乾燥容器1の底壁1bの内面と面一になるように取付けられている。したがって、底部温度センサ14は乾燥容器1の内部に水がある場合には、水はこの底部温度センサ14の上に溜り、底部温度センサ14は水の温度を検出することができる。
参照符号10で示されるのはデータ処理装置である、データ処理装置10は図示しないが、記憶部、演算部、データ変換部、入出力部等を含むコンピュータから成る。データ処理装置10には、圧力センサ11、温度センサ12、露点センサ13、底部温度センサ14からの信号が入力される。これらの信号から容器内圧力PC、容器内空間温度TC、容器内露点温度TD、容器底部温度TB、および、容器内相対湿度RHが算出され、データ表示装置15に表示される。
一方、データ処理装置10からは、真空ポンプ2、第1制御弁4に制御信号が送られる。
以下、上記のハード構成を使用する第1の実施の形態について説明する。
初めに、図2を参照して、この第1の実施の形態の考え方を説明する。図2は、実験的に、乾燥容器1内に、ある量の水を入れて内部を水分が氷結する直前の圧力、例えば、5torr(665Pa)、に真空化し、この真空状態を維持した時の、容器内部圧力PC、容器内空間温度TC、容器底部温度TB、容器内露点温度TDの変化を示したものである。
すると、ある時点、この図では真空化開始から約70分経過した時点、から、ほぼ一定に保たれていた容器内部圧力PCが急に減少し始め、それと同時にほぼ一定に保たれていた容器底部温度TBが急に上昇し始め、相対湿度RHは10%以下に降下し始めた。そして、真空化開始から約90分経過した後に乾燥容器1を開放してみると内部には水が無かった。
これは、容器内部圧力PCについては、乾燥容器1の内部に水が存在している間は、水の蒸発により急激には圧力が低下しないが、水がなくなると水の蒸発がなくなるために、圧力が低下したためと考えられる。また、容器底部温度TBについては、乾燥容器1の内部に水が存在している間は、氷結する直前の水の温度を計測しているので温度は低いが水がなくなると、乾燥容器1の底壁1bの温度を計測することになり、上昇するためであると考えられる。
すなわち、水分がなくなると容器内部圧力PCが低下し、容器底部温度TBが上昇し、その時、相対湿度RHは低下している。
そこで、第1の実施の形態では、図3に示すようなフローチャートにしたがって、上記の3つの現象の内の、相対湿度RHの低下と、容器内部圧力PCの低下の2つが確認された場合に真空乾燥が終了したと判定する。
図3のフローチャートのステップ101で真空ポンプ2を稼動する。ステップ102では容器1内の圧力PCが、水分が氷結する直前の圧力である5torr(665Pa)になっているかを判定し、肯定判定された場合には、ステップ103に進んで相対湿度RHを算出する。相対湿度RHは容器内温度センサの検出した容器内空間温度TCと容器内露点センサの検出した露点温度から算出する。
そして、ステップ104に進んで、相対湿度RHが低下し、かつ、容器内の圧力PCが降下しているか否か、を判定する。そして、ステップ104で肯定判定された場合はステップ105に進んで真空乾燥終了の信号を出し、さらに、ステップ106で真空ポンプを停止して終了する。一方、ステップ102で否定判定された場合、および、ステップ104で否定判定された場合は、そのまま、ステップ101に戻って真空ポンプ2の運転を続ける。
なお、容器内の圧力PCが降下したか否は、表示装置15を見て作業者が判断してもよいし、それぞれ、傾きを計算して、その大きさによって自動的に判断してもよい。
第1の実施の形態は上記のように構成され作用するので、精度良く、真空乾燥が終了したか否かを判定することができる。
なお、この第1の実施の形態では、前述の3つ現象、すなわち、容器内部圧力PCの低下と、容器底部温度TBの上昇と、相対湿度RHの低下の内の、相対湿度RHの低下と、容器内部圧力PCの低下の2点が確認された場合に真空乾燥が終了したと判定しているが、容器内部圧力PCの低下と、容器底部温度TBの上昇の2点あるいは、容器底部温度TBの上昇と相対湿度RHの低下の2点が確認された場合に真空乾燥が終了したと判定してもよく、これらの場合も、2つの現象にもとづいて判定をおこなっているので、同じ精度を得ることができる。
次に第1の実施の形態の変形例について説明する。この変形例では、上記の第1の実施の形態が、相対湿度RHの低下と容器内部圧力PCの低下の2つが確認された場合に真空乾燥が終了したと判定しているのに加えて、さらに、容器底部温度TBの上昇が確認された場合に真空乾燥が終了したと判定するものであり、第1の実施の形態にくらべて、確認する項目が一つ増えており、より判定の精度が高い。
図4がこの第1の実施の形態の変形例のフローチャートであって、ステップ104のかわりにステップ104’がおこなわれ、そこでは、相対湿度RHが低下し、かつ、容器内の圧力PCが降下し、かつ、容器底部の温度TBが上昇しているか否か、が判定される。
そして、この3つのすべてがみたされた場合にステップ104’では肯定判定されステップ105、106に進むことができる。なお、容器底部の温度TBが上昇したか否かは、表示装置15を見て作業者が判断してもよいし、それぞれ、傾きを計算して、その大きさによって自動的に判断してもよい。
次に第2の実施の形態について説明する。
上述の第1の実施の形態は、水分を氷結させないように真空化しながら、真空乾燥の終了を判定していたのに対し、この第2の実施の形態では、水分が氷結するまで真空化させてから真空乾燥の終了を判定するものである。
初めに、この第2の実施の形態の考え方を説明する。
図5は、実験的に、乾燥容器1内に、ある量の水を入れて、真空ポンプ2を運転して、内部を水分が氷結する圧力、例えば、3.0torr(400Pa)に真空化し、この真空状態をしばらく維持した後に、真空ポンプ2を停止せしめていわゆるビルドアップをおこなった場合の、容器内相対湿度RH、容器内部圧力PC、容器内空間温度TC、容器底部温度TB、容器内露点温度TDの変化を、水を入れない場合、すなわち真空乾燥が終了したものと比較して示したものである。
図5に示されるように、水が無い場合は容器内相対湿度RH、容器内部圧力PC、容器内空間温度TC、容器底部温度TB、容器内露点温度TDは、それぞれ、一定の値を保つが、水が有る場合はそれぞれ上昇してくる。これは、真空ポンプ2を停止することによって内部温度が上昇し、氷結していた水が融解したことに起因すると考えられる。
そこで、第2の実施の形態では、水分が氷結する圧力まで真空化した後に、上記の3つの現象の内の2つ、この場合は、容器内相対湿度RHが一定であることと、容器内部圧力PCが一定であれば、真空乾燥が終了したものと判定する。図6がこの第2の実施の形態のフローチャートである。
図5のフローチャートにおいて、ステップ201で真空ポンプ2を稼動する。ステップ202では容器内圧力が水分が氷結する3.0torr(400Pa)になっているか否かを判定する。
肯定判定されたならば、ステップ203に進み真空ポンプ2を停止してビルドアップしステップ204に進む。ステップ204では進み容器内相対湿度RHが一定、かつ容器内部圧力PCが一定、かつ容器底部温度TBが一定であるか否かを判定する。ステップ204で肯定判定された場合はステップ205で真空乾燥終了の信号を出して終了する。ステップ202、204で否定判定された場合はステップ201に戻り真空ポンプ2を稼動する。
第2の実施の形態はこのように構成され作用し、前述した3つの現象の内の2つの現象を確認して判定をしているので精度がよい。また、前述の3つ現象、すなわち、容器内部圧力PCが一定であることと、容器底部温度TBが一定であることと、相対湿度RHが一定であることの内の、相対湿度RHが一定であることと、容器内部圧力PCが一定であることの2点が確認された場合に真空乾燥が終了したと判定しているが、容器内部圧力PCが一定であることと、容器底部温度TBが一定であることの2点あるいは、容器底部温度TBが一定であることと相対湿度RHが一定であることの2点が確認された場合に真空乾燥が終了したと判定してもよく、これらの場合も、2つの現象にもとづいて判定をおこなっているので、同じ精度を得ることができる。
次に第2の実施の形態の変形例について説明する。この変形例では、上記の第2の実施の形態が、相対湿度RHが一定であることと、容器内部圧力PCが一定であることの2つが確認された場合に真空乾燥が終了したと判定しているのに加えて、さらに、容器底部温度TBが一定であることが確認された場合に真空乾燥が終了したと判定するものであり、第2の実施の形態にくらべて、確認する項目が一つ増えておりより判定の精度が高い。
図7がこの第1の実施の形態の変形例のフローチャートであって、ステップ204のかわりにステップ204’がおこなわれ、そこでは、相対湿度RHが一定、かつ、容器内の圧力PCが一定、かつ、容器底部の温度TBが一定、か否か、が判定される。
そして、この3つのすべてがみたされた場合にステップ204’では肯定判定されステップ205、206に進むことができる。なお、容器底部の温度TBが上昇したか否かは、表示装置15を見て作業者が判断してもよいし、それぞれ、傾きを計算して、その大きさによって自動的に判断してもよい。
次に第3の実施の形態について説明する。
初めに、この第3の実施の形態の考え方について説明する。
図8は、実験的に、乾燥容器1内に、ある量の水を入れて内部を水分が氷結する直前の圧力、例えば、5torr(665Pa)に真空化し、約1時間経過した後に、1分間、真空ポンプ2を停止してビルドアップし、再び所定の圧力が維持されるように真空ポンプを稼動させながら所定時間毎に1分間のビルドアップを繰り返した時の、容器内部圧力PCの変化を示したものである。
すると、図示されるように、時間の経過につれて容器内部圧力PCの変化の勾配が緩くなっていく、図では勾配がなくなるまで示してはいないが、やがて勾配はなくなる。これは時間の経過とともに水分が減少したことによる。
上記に基づき、第3の実施の形態では、所定の圧力が維持されるように真空ポンプを稼動させながら所定時間毎にビルドアップを繰り返し、ビルドアップしたときの容器内部圧力PCの変化の傾きがなくなった場合、すなわちΔP/Δtが0(ゼロ)に近い判定値以下になった場合に真空乾燥が終了したと判定する。
図9がこの第3の実施の形態における真空乾燥終了の判定のフローチャートである。
ステップ301では真空ポンプ2を稼動し、ステップ302では容器内部圧力PCが5torrであるか否かを判定する。ステップ302で否定判定されて場合はステップ301に戻り真空ポンプ2の稼動を続ける。ステップ302で肯定判定された場合はステップ303に進み予め定めたビルドアップするタイミングであるか否かを判定する。ステップ303で肯定判定された場合はステップ304に進み、真空ポンプ2を停止してビルドアップをおこなう。
そして、ステップ305では容器内部圧力PCの変化の傾き、すなわち、ΔP/Δtを算出する。ステップ306ではステップ305でもとめたΔP/Δtが予め定めた0(ゼロ)に近い判定値aよりも小さいか否かを判定する。ステップ306で肯定判定された場合はステップ307で真空乾燥終了の信号を出し、ステップ308で真空ポンプを停止して終了する。
第3の実施の形態はこのように構成され作用し、容器内圧力PCの計測で真空乾燥の終了を判定することができる。
次に、第4の実施の形態について説明する。第1〜第3の実施の形態が真空乾燥終了の判定をおこなうものであったのに対して、この第4の実施の形態は、真空乾燥が終了していない場合に真空乾燥を促進するものである。
そこで、この第4の実施の形態では、図10に示すように第2制御弁6が三方弁にされ、三方弁6の1つにボンベ16から水に溶けやすい気体を注入する。すると、図11に示すように、容器内圧力PCの低下が進み、相対湿度RHも低下していく。これは、水に溶けた気体が気泡となって蒸発を促進するためである。注入する気体としては、水に対する溶解度が高く、性質が安定している、ものが好ましい。例えば、不活性ガスであるアルゴン(水に対する溶解度は20℃で0.035cm3、理科年表による)、あるいは、二酸化炭素(水に対する溶解度は20℃で0.88cm3、理科年表による)、あるいは、空気(水に対する溶解度は20℃で0.019cm3、理科年表による)が使用される。ここで、上記の各値は1atmの気体が1cm3中に溶解する時の容積を0℃、1atmの時の容積に換算した値である。
第4の実施の形態は、このように構成され作用するので、真空乾燥が促進され、乾燥時間を短縮することができる。
なお、特許文献6がガスを容器内に注入することを開示しているがこれは加温したガスを注入して容器内部の温度を高めるものであって、上記第4の実施の形態のものとは異なる。また、特許文献7も気体を容器内に注入することを開示しているがこれはガスを注入して容器内に収容された放射性廃棄物の発熱を抑えるものであって上記第4の実施の形態のものとは異なる。
本発明は、放射性廃棄物を収納貯蔵するキャスクの内部の水分を除去することを主たる目的としている。しかしながら、食品の乾燥、電子部品等の工業製品の乾燥、あるいは、生ゴミの乾燥等にも適用できる。
本発明の各実施の形態に共通のハード構成を示す図である。 第1の実施の形態の考え方を説明する図である。 第1の実施の形態における真空乾燥終了判定のフローチャートである。 第1の実施の形態の変形例における真空乾燥終了判定のフローチャートである。 第2の実施の形態の考え方を説明する図である。 第2の実施の形態における真空乾燥終了判定のフローチャートである。 第2の実施の形態の変形例における真空乾燥終了判定のフローチャートである。 第3の実施の形態の考え方を説明する図である。 第3の実施の形態における真空乾燥終了判定のフローチャートである。 第4の実施の形態の構成を示す図である。 第4の実施の形態の作動を説明する図である。
符号の説明
1…乾燥容器
2…真空ポンプ
10…データ処理装置
11…圧力センサ
12…温度センサ
13…露点センサ
14…底部温度センサ
15…表示装置

Claims (10)

  1. 容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、
    容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、を具備し、
    容器内が水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態を保つように真空ポンプを運転し、前記容器内の相対湿度が低下する事と、容器内の圧力が一定の値から降下する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定する、
    ことを特徴とする真空乾燥装置。
  2. 容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、
    容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、
    容器内が水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態を保つように真空ポンプを運転し、容器内の圧力が一定の値から降下する事と、容器内水貯留部温度が上昇する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定する、
    ことを特徴とする真空乾燥装置。
  3. 容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、
    容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、
    容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、
    容器内が水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態を保つように真空ポンプを運転し、前記容器内の相対湿度が低下する事と、容器内水貯留部温度が上昇する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定する、
    ことを特徴とする真空乾燥装置。
  4. 容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、
    容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、
    容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、
    容器内が水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態を保つように真空ポンプを運転し、前記容器内の相対湿度が低下する事と、容器内の圧力が一定の値から降下する事と、
    容器内水貯留部温度が上昇する事と、が確認された時に、真空乾燥終了と判定する、
    ことを特徴とする真空乾燥装置。
  5. 容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、
    容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、
    容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、を具備し、
    容器内が水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後に真空ポンプを停止してビルドアップをおこない、
    ビルドアップ中に、相対湿度が一定である事と、容器内の圧力が一定である事と、が確認された場合に真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥システム。
  6. 容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、
    容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、
    容器内が水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後に真空ポンプを停止してビルドアップをおこない、
    ビルドアップ中に、容器内の圧力が一定である事と、容器内水貯留部温度が一定である事と、が確認された場合に真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥システム。
  7. 容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、
    容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、
    容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、
    容器内が水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後に真空ポンプを停止してビルドアップをおこない、
    ビルドアップ中に、相対湿度が一定である事と、容器内水貯留部温度が一定である事と、が確認された場合に真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥システム。
  8. 容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、
    容器内の相対湿度を検出する相対湿度検出手段と、
    容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    容器内で水が貯まる部位に設けられ容器内に貯まる水の温度を検出可能な容器内水貯留部温度検出手段と、を具備し、
    容器内が水分が氷結する圧力以下の圧力になるように真空ポンプを運転した後に真空ポンプを停止してビルドアップをおこない、
    ビルドアップ中に、相対湿度が一定である事と、容器内の圧力が一定である事と、容器内水貯留部温度が一定である事と、が確認された場合に真空乾燥終了と判定する、ことを特徴とする真空乾燥システム。
  9. 容器内を真空ポンプで真空化して容器内に収容されている被乾燥物を乾燥する真空乾燥システムであって、
    容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、を具備し、
    容器内が水分が氷結する圧力より少しだけ高い真空状態を保つように真空ポンプを運転し、その間に、任意に定めた時間間隔で真空ポンプを停止するビルドアップを繰り返し、
    ビルドアップ中の容器内の圧力上昇が前回の圧力上昇と変らなくなったときに、真空乾燥終了と判定することを特徴とする真空乾燥システム。
  10. 真空乾燥が終了していない場合に、真空ポンプを一時停止し、水への溶解度が高い気体を所定量だけ容器内に注入し、真空排気操作に移行することを繰り返す、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の真空乾燥システム。

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