JP2006083943A - 液化ガスタンクの監視方法及び監視装置 - Google Patents

液化ガスタンクの監視方法及び監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006083943A
JP2006083943A JP2004269395A JP2004269395A JP2006083943A JP 2006083943 A JP2006083943 A JP 2006083943A JP 2004269395 A JP2004269395 A JP 2004269395A JP 2004269395 A JP2004269395 A JP 2004269395A JP 2006083943 A JP2006083943 A JP 2006083943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
liquefied gas
sensor
value
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004269395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4742548B2 (ja
Inventor
Ichiro Kojima
一郎 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GALAXY EXPRESS CORP
Original Assignee
GALAXY EXPRESS CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GALAXY EXPRESS CORP filed Critical GALAXY EXPRESS CORP
Priority to JP2004269395A priority Critical patent/JP4742548B2/ja
Publication of JP2006083943A publication Critical patent/JP2006083943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4742548B2 publication Critical patent/JP4742548B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

【課題】
単一センサによる監視システムに於いてセンサの正常、異常の監視精度の向上を図ると共にセンサに異常があった場合でも設備の運用を可能とする。
【解決手段】
タンク2内の液温を検出する液温検出センサ7とタンク内の圧力を検出するタンク圧検出センサ8との内少なくとも1つのタンク用センサと、外気温を検出する外気温度検出センサ5と、液化ガスの供給圧を検出する供給圧検出センサ6と、前記外気温度検出センサで検出した外気温、前記供給圧検出センサで検出した供給圧を基に前記タンク用センサが検出する検出値に対応する合成値を演算し、前記検出値と前記合成値とを比較して前記タンク用センサの正常異常を判断する制御装置20とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液化ガスタンクに液化ガスを充填する場合の液温、液位、圧力等の監視、或は充填後のタンク内の液温、液位、圧力等を監視する監視方法及び監視装置に関するものである。
液化天然ガス(LNG)等の液化ガスをタンクに充填する場合、安全に且つ適正な状態に充填する為に充填された液化ガスの液位、或はタンク内の液温、圧力等を監視する必要があり、又充填後にはタンク内の液化ガス液位、タンク内の圧力、液温等タンク内の状態を監視する必要がある。
従来、液化ガス充填システムとして特許文献1に示すものがあり、特許文献1では、充填状態を制御するパラメータとして液化ガスの温度を温度センサにより検出し、検出した液温に基づき圧送ポンプの圧送圧力を制御している。
又、従来圧力をパラメータとして充填レベルを測定する方法が特許文献2に示されており、特許文献2に示される従来の充填レベル測定方法では、タンク内の圧力と基準装置内の圧力との差圧が検出され、差圧を基に充填レベルが検出される様になっている。
上述した様に、液化ガスをタンクに充填する場合、充填した後のタンク内の状態を監視するには、圧力センサ、温度センサ等のセンサが必要であり、又センサの故障等を考慮すると、複数のセンサを設け冗長化することが信頼性の向上に結びつく。
然し乍ら、設置上に制約のある場合、例えばロケット等の液体燃料を貯溜するタンクではスペース的な制約、重量上の制約があり、重複したセンサは設けられていない。斯かる単一センサによる監視システムでは、監視システムの信頼性がセンサ単体の信頼性に大きく作用される。更に、単一センサによる監視システムではセンサの指示値が異常を示した時に、センサ自体の正常異常を判断することができない。従って、センサ自体の故障か或はタンク系等設備の異常かを判断できず、液化ガスの充填途中では作業の続行が不可能となり、作業停止を余儀なくされており、又充填後、タンクからガス供給途中等で、直ちに設備の運用を停止できない場合は、センサの指示値が異常を示しても対応ができない場合もある。
特開2001−248792号公報
特開平10−170384号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、単一センサによる監視システムに於いてセンサの正常、異常の監視精度の向上を図ると共にセンサに異常があった場合でも設備の運用を可能とするものである。
本発明は、タンク内の温度、圧力の少なくとも1つをタンクの液位と関連付けてデータテーブル化し、外気温、液化ガスの供給圧からタンクの液位を演算し、該演算したタンクの液位と前記データテーブルとに基づきタンク内の温度、圧力の少なくとも1つについて合成値を演算し、タンク内の温度、圧力を検出する少なくとも1つのセンサの検出値と前記合成値とを比較し、前記センサの正常異常を判断する液化ガスタンクの監視方法に係るものである。
又本発明は、タンクの液位は、供給系に設けられた弁の弁開度と外気温、液化ガスの供給圧から演算される液化ガスタンクの監視方法に係り、又外気温と、液化ガス供給圧と、タンクへの供給流量とを関連付けてデータテーブル化し、該データテーブルを基にタンク内の液位を演算する液化ガスタンクの監視方法に係り、更に又センサが正常と判断された場合には、センサの検出値で設備が運用され、センサが異常と判断された場合は、合成値で設備が運用される液化ガスタンクの監視方法に係るものである。
又本発明は、タンク内の液温を検出する液温検出センサとタンク内の圧力を検出するタンク圧検出センサとの内少なくとも1つのタンク用センサと、外気温を検出する外気温度検出センサと、液化ガスの供給圧を検出する供給圧検出センサと、前記外気温度検出センサで検出した外気温、前記供給圧検出センサで検出した供給圧を基に前記タンク用センサが検出する検出値に対応する合成値を演算し、前記検出値と前記合成値とを比較して前記タンク用センサの正常異常を判断する制御装置とを具備する液化ガスタンクの監視装置に係るものである。
又本発明は、供給系に設けられた弁の弁開度を検出する弁開度検出センサを具備し、前記制御装置は検出された前記外気温、前記供給圧及び前記弁開度検出センサで求めた弁開度を基に合成値を演算する液化ガスタンクの監視装置に係り、又前記制御装置は、外気温と液化ガス供給圧と液化ガス供給量とを関連付けた外気温/液化ガス供給圧データテーブル、タンク内液位とタンク内液温又はタンク内圧力とを関連付けた液位換算データテーブルを格納する記憶部を具備し、前記外気温/液化ガス供給圧データテーブルに基づきタンク内液位を演算し、演算された液位と前記液位換算データテーブルとに基づき合成値を演算する液化ガスタンクの監視装置に係り、更に又前記制御装置は、前記検出値と前記合成値とを比較して前記タンク用センサの正常異常を判断し、正常の場合は検出値を出力し、異常の場合は合成値を出力する液化ガスタンクの監視装置に係るものである。
本発明によれば、タンク内の温度、圧力の少なくとも1つをタンクの液位と関連付けてデータテーブル化し、外気温、液化ガスの供給圧からタンクの液位を演算し、該演算したタンクの液位と前記データテーブルとに基づきタンク内の温度、圧力の少なくとも1つについて合成値を演算し、タンク内の温度、圧力を検出する少なくとも1つのセンサの検出値と前記合成値とを比較し、前記センサの正常異常を判断するので、単一のセンサしか設けられない場合でもセンサの正常異常を判断でき、センサ及びシステムの信頼性を向上できる。
又本発明によれば、センサが正常と判断された場合には、センサの検出値で設備が運用され、センサが異常と判断された場合は、合成値で設備が運用されるので、センサが異常と判断されても設備の運用を停止させる必要がないので、設備の運用効率を向上させることができる。
又本発明によれば、タンク内の液温を検出する液温検出センサとタンク内の圧力を検出するタンク圧検出センサとの内少なくとも1つのタンク用センサと、外気温を検出する外気温度検出センサと、液化ガスの供給圧を検出する供給圧検出センサと、前記外気温度検出センサで検出した外気温、前記供給圧検出センサで検出した供給圧を基に前記タンク用センサが検出する検出値に対応する合成値を演算し、前記検出値と前記合成値とを比較して前記タンク用センサの正常異常を判断する制御装置とを具備するので、タンク用に単一のセンサしか設けられない場合でもセンサの正常異常を判断でき、センサ及びシステムの信頼性を向上できる。
又本発明によれば、前記制御装置は、前記検出値と前記合成値とを比較して前記タンク用センサの正常異常を判断し、正常の場合は検出値を出力し、異常の場合は合成値を出力するので、タンク用センサが異常と判断されても設備の運用を停止させる必要がないので、設備の運用効率を向上させることができる等の優れた効果を発揮する。
本発明は、液化ガス例えばLNG等の充填設備に於いて、単一のセンサ系のシステムであっても、他の周辺情報を基に正常なプロセス値を推定するアルゴリズムを使用してセンサを擬似的に冗長化し、センサ指示値が異常となった場合に、センサ自体の故障か或は設備(プロセス)の異常かを判別可能とし、又センサ自体の故障であることが判断された場合でも、プロセスとして運転の続行を可能とし、運用効率を向上させるものである。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
先ず、図1により本発明に係る液化ガスタンクの監視装置の概略について説明する。
図1中、1は液化ガス供給源、2は液化ガスが充填されるタンクを示し、該タンク2へは液化ガス供給ライン3を介して液化ガスが供給され、該液化ガス供給ライン3には液化ガスの供給停止を行う電磁弁4が設けられている。
又、外気温度値を検出して外気温度値T0 を信号として出力する外気温度検出センサ5、液化ガスの供給圧力を検出して供給圧力値P0 を信号として出力する供給圧検出センサ6、前記タンク2内の液化ガスの液温を検出して液温値T1tを信号として出力する液温検出センサ7、前記タンク2内のタンク圧力を検出してタンク圧力値P1tを信号として出力するタンク圧検出センサ8、前記電磁弁4の弁開度を検出し、弁開度SVを信号として出力する弁開度検出センサ9が設けられ、前記外気温度検出センサ5、前記供給圧検出センサ6、前記液温検出センサ7、前記タンク圧検出センサ8、前記弁開度検出センサ9の各検出信号は、増幅、A/D変換、平滑フィルタによるノイズの除去等の信号処理を行う信号処理部11,12,13,14,15を介して入出力制御部16へ出力され、該入出力制御部16から演算制御部(CPU)17に入力される。
該演算制御部17には記憶部18が接続され、該記憶部18には後述する演算プログラム、判断プログラム等のプログラム、又後述する第1判断部26、第4判断部34等で用いられる閾値19、外気温/液化ガス供給圧データテーブル21、液位/温度換算データテーブル22、液位/圧力換算データテーブル23等が格納されている。尚、前記演算制御部17及び前記記憶部18は液化ガスタンクの監視装置の制御装置20を構成する。
前記外気温/液化ガス供給圧データテーブル21は、ある外気温度、ある供給圧の時に前記タンク2内にどれぐらいの液化ガス供給量があるか、即ちどれくらいの速度で液位が上昇するかがデータ化されたものであり、実測或は経験的に求められるものである。又、前記液位/温度換算データテーブル22は、前記タンク2内の液位と液温との関係をデータ化したものであり、又前記液位/圧力換算データテーブル23は前記タンク2内の液位と該タンク2内の圧力との関係をデータ化したものであり、いずれも実測或は経験的に求められるものである。
前記演算制御部17は、前記外気温度検出センサ5、前記供給圧検出センサ6、前記液温検出センサ7、前記タンク圧検出センサ8、前記弁開度検出センサ9からの信号、及び前記閾値19、前記外気温/液化ガス供給圧データテーブル21、前記液位/温度換算データテーブル22、前記液位/圧力換算データテーブル23を基に前記液温検出センサ7、前記タンク圧検出センサ8の正常異常を判断し、正常異常の判断信号を上位システム24に出力する。
又、前記演算制御部17は、前記外気温度検出センサ5、前記供給圧検出センサ6、前記弁開度検出センサ9からの検出信号を基に合成液温値T1s及び合成タンク内圧力値P1sを演算し、前記液温検出センサ7、前記タンク圧検出センサ8の正常異常の判断結果を基に正常である場合は、前記液温値T1t及び前記タンク圧力値P1tを前記上位システム24に送出し、異常と判断した場合は、前記合成液温値T1s及び合成タンク内圧力値P1sを前記上位システム24に送出する。
該上位システム24は前記液温値T1t及び前記タンク圧力値P1t、又は前記合成液温値T1s及び合成タンク内圧力値P1sにより、前記電磁弁4の開度を制御する等設備の運用を制御する。
図2は前記制御装置20に於ける信号処理の流れを示しており、以下図2を参照して作用を説明する。尚、前記タンク2の雰囲気は定温、常圧で、LNG等の低温液化ガスが前記タンク2に充填される場合、或は充填後蒸発等による減少を補充する為に供給する場合を説明する。
先ず、前記液温検出センサ7の健全性を判断する場合を説明する。
該液温検出センサ7で検出された液温信号は前記信号処理部14によりA/D変換、ノイズ除去等所要の信号処理が行われた後、前記入出力制御部16を介して前記演算制御部17に入力される。
入力された前記液温値T1tは第1判断部26により閾値チェックが行われる。該閾値チェックでは前記液温値T1tが設定温度範囲内にあるかどうかが判断され、設定温度範囲を越える場合は、異常と判断される。前記第1判断部26では、前記液温検出センサ7の物理的損傷等による異常検出がなされているかどうかが判断される。前記第1判断部26での正常異常の第1判断結果41は第2判断部27に送出され、又前記液温値T1tは前記第1判断部26を介して第3判断部28及びスイッチング部29に送出される。
前記外気温度検出センサ5から出力される外気温度値T0 、前記供給圧検出センサ6から出力される供給圧力値P0 、前記弁開度検出センサ9から出力される弁開度SVは、それぞれ前記信号処理部11,12,13で信号処理され、前記入出力制御部16を介して前記演算制御部17に入力される。
該演算制御部17は前記記憶部18に記憶された前記外気温/液化ガス供給圧データテーブル21の関係から前記外気温度値T0 、前記供給圧力値P0 に基づき前記タンク2内に充填される液化ガスの液位の上昇速度を求める。前記外気温/液化ガス供給圧データテーブル21から求められる液位の上昇速度は前記電磁弁4の開度が100%の場合であり、前記弁開度検出センサ9からの弁開度SV信号を乗算することで、現実の供給状態に沿った液位上昇速度が推察され、更に演算器31で積分され、前記タンク2内の液位が算出される。
前記液位/温度換算データテーブル22から算出した前記タンク2内の液位に基づき液温値が演算され、演算された液温値は動特性補正部32により、前記液温検出センサ7の動特性とマッチングする様に演算液温値が補正され、前記動特性補正部32からは合成液温値T1sが送出され、前記第3判断部28に入力される。
該第3判断部28では前記第1判断部26を介して入力された前記液温値T1tと前記合成液温値T1sとが比較され、偏差が所定範囲内例えば数度以内であると正常、所定偏差を越えた場合は、前記液温検出センサ7の検出値が異常であるという判断がされる。前記第3判断部28での正常異常の第2判断結果42は前記第2判断部27に送出され、又前記合成液温値T1sは前記第3判断部28を介して前記スイッチング部29に送出される。
前記第2判断部27からは前記第1判断部26からの第1判断結果41、前記第3判断部28からの第2判断結果42を基に前記液温検出センサ7が正常であるか否かの判断43が出力される。即ち、前記第1判断結果41、前記第2判断結果42のいずれか1つでも異常と判断されると前記判断43は異常となり、前記第1判断結果41、前記第2判断結果42の判断が共に正常である場合に前記判断43は正常となる。前記スイッチング部29は前記判断43をスイッチング信号として切替り、該判断43が正常の場合は前記液温値T1tを前記上位システム24に出力し、前記判断43が異常の場合は前記合成液温値T1sが前記上位システム24に出力される。
前記上位システム24は前記判断43に基づき前記液温検出センサ7の健全性を判断し、或は正常/異常を表示装置等に表示する。又、前記スイッチング部29から出力される前記液温値T1t、又は前記合成液温値T1sに基づき設備の運用を行う。
次に、前記タンク圧検出センサ8の健全性を判断する場合を説明する。
該タンク圧検出センサ8の健全性の判断は、前記液温検出センサ7の判断と同様に行われる。
前記タンク圧検出センサ8で検出された前記タンク2内の圧力信号は前記信号処理部15によりA/D変換、ノイズ除去等所要の信号処理が行われた後、前記入出力制御部16を介して前記演算制御部17に入力される。
入力された前記タンク圧力値P1tは第4判断部34により閾値チェックが行われる。該閾値チェックでは前記タンク圧力値P1tが設定圧力範囲内にあるかどうかが判断され、設定圧力範囲を越える場合は、異常と判断される。前記第4判断部34では、前記タンク圧検出センサ8の物理的損傷等による異常検出がなされているかどうかが判断される。前記第4判断部34での正常異常の第3判断結果45は第5判断部35に送出され、又前記タンク圧力値P1tは前記第4判断部34を介して第6判断部36及びスイッチング部37に送出される。
前記演算器31で積分され算出された前記タンク2内の液位と、前記液位/圧力換算データテーブル23によって、前記タンク2内の液位に基づくタンク圧力値が演算され、演算されたタンク圧力値は動特性補正部38により、前記タンク圧検出センサ8の動特性とマッチングする様に前記演算タンク圧力値が補正される。前記動特性補正部38からは合成タンク内圧力値P1sが送出され、前記第6判断部36に入力される。
該第6判断部36では前記第4判断部34を介して入力された前記タンク圧力値P1tと前記合成タンク内圧力値P1sとが比較され、両者の偏差が所定範囲内例えば0.05MPa以内であると正常と判断され、所定偏差を越えた場合は、前記タンク圧検出センサ8の検出値が異常であるという判断がされる。前記第6判断部36での正常異常の第4判断結果46は前記第5判断部35に送出され、又前記合成タンク内圧力値P1sは前記第6判断部36を介して前記スイッチング部37に送出される。
前記第5判断部35からは前記第4判断部34からの第3判断結果45、前記第6判断部36からの第4判断結果46を基に前記タンク圧検出センサ8が正常であるか否かの判断47が出力される。即ち、前記第3判断結果45、前記第4判断結果46のいずれか1つでも異常と判断されると前記判断47は異常となり、前記第3判断結果45、前記第4判断結果46の判断が共に正常である場合に前記判断47は正常となる。前記スイッチング部37は前記判断47をスイッチング信号として切替り、該判断47が正常の場合は前記タンク圧力値P1tを前記上位システム24に出力し、前記判断47が異常の場合は前記合成タンク内圧力値P1sが前記上位システム24に出力される。
前記上位システム24は前記判断47に基づき前記タンク圧検出センサ8の健全性を判断し、或は正常/異常を表示装置等に表示する。又、前記スイッチング部37から出力される前記タンク圧力値P1t、又は前記合成タンク内圧力値P1sに基づき設備の運用を行う。
上記した様に、前記液温検出センサ7、前記タンク圧検出センサ8の健全性を他の部位で用いられているセンサに基づき判断し、更に他の部位で用いられているセンサに基づき合成液温値T1s、合成タンク内圧力値P1sを求め、前記液温検出センサ7、前記タンク圧検出センサ8に異常があった場合にも、合成液温値T1s、合成タンク内圧力値P1sを使用して設備を運用させ、設備を直ちに停止することなく、運用の続行を可能にするので、設備に於けるセンサの信頼性、設備の運用性の向上が図れる。
本発明の実施の形態を示す概略ブロック図である。 該実施の形態の作用を説明する説明図である。
符号の説明
1 液化ガス供給源
2 タンク
3 液化ガス供給ライン
4 電磁弁
5 外気温度検出センサ
6 供給圧検出センサ
7 液温検出センサ
8 タンク圧検出センサ
16 入出力制御部
17 演算制御部
18 記憶部
19 閾値
20 制御装置
21 外気温/液化ガス供給圧データテーブル
22 液位/温度換算データテーブル
23 液位/圧力換算データテーブル
26 第1判断部
27 第2判断部
28 第3判断部
29 スイッチング部
34 第4判断部
35 第5判断部
36 第6判断部
37 スイッチング部

Claims (8)

  1. タンク内の温度、圧力の少なくとも1つをタンクの液位と関連付けてデータテーブル化し、外気温、液化ガスの供給圧からタンクの液位を演算し、該演算したタンクの液位と前記データテーブルとに基づきタンク内の温度、圧力の少なくとも1つについて合成値を演算し、タンク内の温度、圧力を検出する少なくとも1つのセンサの検出値と前記合成値とを比較し、前記センサの正常異常を判断することを特徴とする液化ガスタンクの監視方法。
  2. タンクの液位は、供給系に設けられた弁の弁開度と外気温、液化ガスの供給圧から演算される請求項1の液化ガスタンクの監視方法。
  3. 外気温と、液化ガス供給圧と、タンクへの供給流量とを関連付けてデータテーブル化し、該データテーブルを基にタンク内の液位を演算する請求項1又は請求項2の液化ガスタンクの監視方法。
  4. センサが正常と判断された場合には、センサの検出値で設備が運用され、センサが異常と判断された場合は、合成値で設備が運用される請求項1の液化ガスタンクの監視方法。
  5. タンク内の液温を検出する液温検出センサとタンク内の圧力を検出するタンク圧検出センサとの内少なくとも1つのタンク用センサと、外気温を検出する外気温度検出センサと、液化ガスの供給圧を検出する供給圧検出センサと、前記外気温度検出センサで検出した外気温、前記供給圧検出センサで検出した供給圧を基に前記タンク用センサが検出する検出値に対応する合成値を演算し、前記検出値と前記合成値とを比較して前記タンク用センサの正常異常を判断する制御装置とを具備することを特徴とする液化ガスタンクの監視装置。
  6. 供給系に設けられた弁の弁開度を検出する弁開度検出センサを具備し、前記制御装置は検出された前記外気温、前記供給圧及び前記弁開度検出センサで求めた弁開度を基に合成値を演算する請求項5の液化ガスタンクの監視装置。
  7. 前記制御装置は、外気温と液化ガス供給圧と液化ガス供給量とを関連付けた外気温/液化ガス供給圧データテーブル、タンク内液位とタンク内液温又はタンク内圧力とを関連付けた液位換算データテーブルを格納する記憶部を具備し、前記外気温/液化ガス供給圧データテーブルに基づきタンク内液位を演算し、演算された液位と前記液位換算データテーブルとに基づき合成値を演算する請求項5の液化ガスタンクの監視装置。
  8. 前記制御装置は、前記検出値と前記合成値とを比較して前記タンク用センサの正常異常を判断し、正常の場合は検出値を出力し、異常の場合は合成値を出力する請求項5の液化ガスタンクの監視装置。
JP2004269395A 2004-09-16 2004-09-16 液化ガスタンクの監視方法及び監視装置 Expired - Fee Related JP4742548B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004269395A JP4742548B2 (ja) 2004-09-16 2004-09-16 液化ガスタンクの監視方法及び監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004269395A JP4742548B2 (ja) 2004-09-16 2004-09-16 液化ガスタンクの監視方法及び監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006083943A true JP2006083943A (ja) 2006-03-30
JP4742548B2 JP4742548B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=36162615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004269395A Expired - Fee Related JP4742548B2 (ja) 2004-09-16 2004-09-16 液化ガスタンクの監視方法及び監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4742548B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100814526B1 (ko) 2006-12-01 2008-03-18 현대자동차주식회사 연료전지 차량의 수소 저장 탱크
WO2008105522A1 (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 高圧タンク温度検出システム、高圧タンクシステム
JP2009108926A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Toyota Motor Corp タンク内に貯蔵された圧縮ガスの残量の算出
CN105276373A (zh) * 2015-09-26 2016-01-27 上海雷尼威尔技术有限公司 液态气体防过充方法及装置
CN107701917A (zh) * 2017-10-27 2018-02-16 中山市华源电气设备有限公司 一种储罐监控系统
KR20230019690A (ko) * 2021-08-02 2023-02-09 주식회사 에이치투프라임 온도센서를 이용한 액체수소탱크의 수소 충전량 측정 장치 및 방법

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09257195A (ja) * 1996-03-19 1997-09-30 Tokico Ltd ガス供給装置
JP2001004426A (ja) * 1999-06-18 2001-01-12 Yazaki Corp 電子化ガスメータにおける異常検出方法及び電子化ガスメータ
JP2001248792A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Ricoh Elemex Corp 液化ガス充填システム
JP2002295796A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Nippon Sanso Corp ガス充填装置及び方法
JP2003003922A (ja) * 2001-06-21 2003-01-08 Tokico Ltd 燃料混合充填システム
JP2003149030A (ja) * 2001-08-07 2003-05-21 Chart Inc 液化された気体の体積の決定方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09257195A (ja) * 1996-03-19 1997-09-30 Tokico Ltd ガス供給装置
JP2001004426A (ja) * 1999-06-18 2001-01-12 Yazaki Corp 電子化ガスメータにおける異常検出方法及び電子化ガスメータ
JP2001248792A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Ricoh Elemex Corp 液化ガス充填システム
JP2002295796A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Nippon Sanso Corp ガス充填装置及び方法
JP2003003922A (ja) * 2001-06-21 2003-01-08 Tokico Ltd 燃料混合充填システム
JP2003149030A (ja) * 2001-08-07 2003-05-21 Chart Inc 液化された気体の体積の決定方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100814526B1 (ko) 2006-12-01 2008-03-18 현대자동차주식회사 연료전지 차량의 수소 저장 탱크
WO2008105522A1 (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 高圧タンク温度検出システム、高圧タンクシステム
US8308347B2 (en) 2007-02-22 2012-11-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha High-pressure tank temperature detection system and high-pressure tank system
JP2009108926A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Toyota Motor Corp タンク内に貯蔵された圧縮ガスの残量の算出
CN105276373A (zh) * 2015-09-26 2016-01-27 上海雷尼威尔技术有限公司 液态气体防过充方法及装置
CN107701917A (zh) * 2017-10-27 2018-02-16 中山市华源电气设备有限公司 一种储罐监控系统
CN107701917B (zh) * 2017-10-27 2024-01-26 中山市华源电气设备有限公司 一种储罐监控系统
KR20230019690A (ko) * 2021-08-02 2023-02-09 주식회사 에이치투프라임 온도센서를 이용한 액체수소탱크의 수소 충전량 측정 장치 및 방법
KR102659675B1 (ko) * 2021-08-02 2024-06-05 주식회사 에이치투프라임 온도센서를 이용한 액체수소탱크의 수소 충전량 측정 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4742548B2 (ja) 2011-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101786228B1 (ko) 차량 고장 진단방법
US20130000739A1 (en) Method for precisely and reliably controlling liquid level of pressure tank with multiple sensors
JP4866682B2 (ja) 圧力センサを保有する流量制御装置を用いた流体供給系の異常検出方法
US20090274565A1 (en) Continuing compressor operation through redundant algorithms
US20100319336A1 (en) Leakage Detection System in a Wind Turbine
US10663162B2 (en) Fluid utilization facility management method and fluid utilization facility management system
EP2447541B1 (en) Method and device performing model based anti-surge dead time compensation
JP4742548B2 (ja) 液化ガスタンクの監視方法及び監視装置
WO2003023540A1 (fr) Dispositif d'aide a la prediction de defaillance
CN105788681A (zh) 一种核电站的主蒸汽管道泄漏监测系统
US11536263B2 (en) Air pressure system
JP2005146927A (ja) 圧縮機の制御装置、タービンシステム、圧縮機の制御方法
JP5350160B2 (ja) エマルジョン燃料供給装置
US7818146B2 (en) Method and device for the diagnosis of technical devices disposed within an industrial installation
JP2010043967A (ja) 気体供給システムの検査方法および検査装置
JP2002333381A (ja) 水素ガス漏洩の検知方法
JP3955892B2 (ja) ガスタービン燃焼器燃料系統
JP2021174195A (ja) 異常予兆監視システム、異常予兆監視方法、及びプログラム
KR101659567B1 (ko) 리크 진단 장치 및 방법
JPS5963530A (ja) 回転機械診断装置
JP7334495B2 (ja) 異常検出装置、異常検出方法、および異常検出プログラム
CN113217504B (zh) 一种液压系统主泵容积效率检测系统
JP6501380B2 (ja) 多段圧縮機システム、制御装置、異常判定方法及びプログラム
CN114335619B (zh) 燃料电池进气流量传感器故障监测处理方法及系统、车辆
JPS59131786A (ja) 油圧ポンプの故障診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070913

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4742548

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees