JP2005135099A - 画像入力装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 着脱可能な記録媒体を抜き出す際に生じるノイズ信号などに起因するシステムのハングアップを防止することができるとともに、装置コストの削減と小型化を実現することができる画像入力装置を提供する。
【解決手段】 デジタルカメラにおいては、ROM4を接続するCPUバス1と、DRAM6を接続する画像バス2がそれぞれ個別に設けられている。ROM4とメモリカード7がCPUバス1に接続される。そして、メモリカード7の収納部31の蓋30が開いている間、CPU3によるROM4へのアクセスが行われない。
【選択図】 図1
【解決手段】 デジタルカメラにおいては、ROM4を接続するCPUバス1と、DRAM6を接続する画像バス2がそれぞれ個別に設けられている。ROM4とメモリカード7がCPUバス1に接続される。そして、メモリカード7の収納部31の蓋30が開いている間、CPU3によるROM4へのアクセスが行われない。
【選択図】 図1
Description
本発明は、外部記録媒体の着脱が可能な画像入力装置(デジタルカメラなど)およびその制御方法に関する。
従来のデジタルカメラにおいては、マイクロプロセッサやROM、RAMなどのメモリが接続されるコントロールシステムのシステムバスに対してメモリカードを接続するために、メモリカードのソケットとシステムバスの間にバッファなどのインタフェース回路が設けられている(例えば特許文献1を参照)。このインタフェース回路は、主にバストランシーバによって構成され、省電力のためにまたはメモリカードの動作モードを変更するためにメモリカードの電源を遮断する場合において、電源が遮断されたメモリカードによってシステムバスがLレベルにドライブされてしまうこと、またはメモリカードの活線挿抜によって、システムバスへノイズが混入することを防止する。
しかし、このようなインタフェース回路はバストランシーバICなどによって構成されるため、これを実装するための実装面積が必要となり、装置の大型化や装置のコストの増大を招くことになる。
また、上記デジタルカメラにおけるコントロールシステムを一つの集積回路で構成する場合において、メモリカードの電源断や活線挿抜の影響をシステムバスに伝達させないためには、同様に、集積回路内のシステムバスとメモリカードの間にインタフェース回路が必要となる。これにより集積回路にメモリカードへのデータバスピンをROMなどのデバイスのピンとは独立して設ける必要があるため、集積回路には多数のピンが必要となり、集積回路のパッケージが大きくなり、ひいては装置の大型化や集積回路のコストの増加を招くことになる。
このような問題に対し、メモリカードとしてPCカードを使用したシステムにおいて、PCカードのデータバスおよびアドレスバスをROMやRAMなどとともにシステムのデータバス、およびアドレスバスに結合し、PCカードのカード検出端子の状態が変化している間、システムのCPUの動作を一時停止することにより、PCカードの挿抜により生じるノイズの影響をなくするための技術がある(例えば特許文献2を参照)。
特開2000−295508号公報
特開平10−97357号公報
しかしながら、実際には上記のPCカードのカード検出端子を用いる方法により、PCカードなどのメモリカードの挿抜に伴い生じるノイズの全てを検出することは不可能である。例えばPCカードの電源端子に劣化が生じた場合、システムがカード検出端子を介してカードの挿抜を検出する前に、カードの電源が遮断される可能性がある。この場合、電源が遮断されたカードにより、データバスはLレベルにドライブされ、ROMなどのメモリ素子が出力するデータが変えられる恐れがある。このとき、CPUがROMから命令を読み出す最中にあると、CPUは間違った命令を読み出すことになり、システムがハングアップする可能性が高い。
本発明の目的は、着脱可能な記録媒体を抜き出す際に生じるノイズ信号などに起因するシステムのハングアップを防止することができるとともに、装置コストの削減と小型化を実現することができる画像入力装置(デジタルカメラなど)及び制御方法を提供することにある。
本発明の画像入力装置の一つは、上記目的を達成するため、記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、動作を制御するためのプログラムが記憶されている第1の記憶手段と、画像データを記憶するための第2の記憶手段と、データ転送要求を行うバスマスタと、前記記録媒体装着手段および前記第1の記憶手段が接続され、前記記憶媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間および前記第1の記憶手段と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための第1のバスと、前記第2の記憶手段が接続され、前記第2の記憶手段と前記バスマスタとの間でデータ転送を行うための第2のバスとを備え、前記バスマスタは、前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記第1のバスを介して前記第1の記憶手段へアクセスすることを禁止し、前記第2のバスを介して前記第2の記憶手段へアクセスすることを許可することを特徴とする。
本発明の画像入力装置の一つは、上記目的を達成するため、記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、動作を制御するためのプログラムが記憶されている第1の記憶手段と、画像データを記憶するための第2の記憶手段と、データ転送要求を行うバスマスタと、前記記録媒体装着手段および前記第1の記憶手段が接続され、前記記憶媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間および前記第1の記憶手段と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための第1のバスと、前記第2の記憶手段が接続され、前記第2の記憶手段と前記バスマスタとの間でデータ転送を行うための第2のバスとを備え、前記バスマスタは、前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記第1のバスを介して前記第1の記憶手段へアクセスすることを禁止することを特徴とする。
本発明の画像入力装置の一つは、上記目的を達成するため、記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、データ転送要求を行うバスマスタと、外部デバイスおよび前記記録媒体装着手段が接続され、前記外部デバイスと前記バスマスタとの間および前記記録媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための外部バスとを備え、前記バスマスタは、前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記外部バスを介して前記外部デバイスへアクセスすることを禁止することを特徴とする。
本発明の制御方法の一つは、上記目的を達成するため、記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、動作を制御するためのプログラムが記憶されている第1の記憶手段と、画像データを記憶するための第2の記憶手段と、データ転送要求を行うバスマスタと、前記記録媒体装着手段および前記第1の記憶手段が接続され、前記記憶媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間および前記第1の記憶手段と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための第1のバスと、前記第2の記憶手段が接続され、前記第2の記憶手段と前記バスマスタとの間でデータ転送を行うための第2のバスとを備える画像入力装置の制御方法であって、前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記バスマスタにより、記第1のバスを介して前記第1の記憶手段へアクセスすることを禁止し、前記第2のバスを介して前記第2の記憶手段へアクセスすることを許可することを特徴とする。
本発明の制御方法の一つは、上記目的を達成するため、記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、動作を制御するためのプログラムが記憶されている第1の記憶手段と、画像データを記憶するための第2の記憶手段と、データ転送要求を行うバスマスタと、前記記録媒体装着手段および前記第1の記憶手段が接続され、前記記憶媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間および前記第1の記憶手段と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための第1のバスと、前記第2の記憶手段が接続され、前記第2の記憶手段と前記バスマスタとの間でデータ転送を行うための第2のバスとを備える画像入力装置の制御方法であって、前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記バスマスタにより、前記第1のバスを介して前記第1の記憶手段へアクセスすることを禁止することを特徴とする。
本発明の制御方法の一つは、上記目的を達成するため、記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、データ転送要求を行うバスマスタと、外部デバイスおよび前記記録媒体装着手段が接続され、前記外部デバイスと前記バスマスタとの間および前記記録媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための外部バスとを備える画像入力装置の制御方法であって、前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記バスマスタにより、前記外部バスを介して前記外部デバイスへアクセスすることを禁止することを特徴とする。
本発明によれば、着脱可能な記録媒体を抜き出す際に生じるノイズ信号などに起因するシステムのハングアップを防止することができるとともに、装置コストの削減と小型化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像入力装置の一例であるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像入力装置の一例であるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
本実施の形態のデジタルカメラは、ROM(プログラムROM)とDRAMがそれぞれ独立のバスを有するシステムから構成される。DRAMは、ROMと異なる制御信号を要求し、特に近年DRAMはアクセススピードを向上するためにより厳しいタイミング制約を要求するので、システム上でDRAMバスとROMバスをそれぞれ別のバスとしてシステムを構成することが多い。
具体的には、図1に示すように、デジタルカメラは、当該デジタルカメラの制御システムを構成するシステムLSI24を備える。システムLSI24は、CPUバス1、画像バス2の2つのバスを有する。CPUバス1には、CPU3、メモリコントローラ5、メモリカードコントローラ13、ROMコントローラ15、I/O(入出力インタフェース)25、割り込みコントローラ26が接続される。CPUバス1は、CPU3をバスマスタとし、CPU3からのデータ転送の要求によってデータを転送するものである。画像バス2には、メモリコントローラ5、撮像コントローラ10、ディスプレイコントローラ12が接続される。画像バス2は、撮像コントローラ10やディスプレイコントローラ12をバスマスタとし、これらが発生するデータ転送の要求によってデータを転送するものである。撮像コントローラ10やディスプレイコントローラ12のバスマスタからのデータ転送の要求は、調停部17において調停される。
メモリコントローラ5は、CPUバス1、画像バス2のそれぞれからのDRAMアクセス要求を受け、これを調停しながらDRAM6へのアクセス信号を生成し、さらにDRAM6へのデータの書き込みやDRAM6からのデータの読み出しを実行する回路である。DRAM6は、CPU3がプログラムを実行する際のワークデータを保持し、またカメラの撮影動作によって生成される画像データやディスプレイ11に再生するための画像データを保持する。
ROMコントローラ15とメモリカードコントローラ13には、それらがROMバス20に対してアクセスを行う際には、調停部14の調停によってバス使用権が与えられる。そして、バス使用権が与えられたコントローラは、マルチプレクサ16を介してROMバス20を使用することが可能となる。これにより、ROMコントローラ15はROM4に、メモリカードコントローラ13はメモリカード7にアクセスすることが可能となる。ROM4には、デジタルカメラ全体の制御を行うためのプログラムが格納され、CPU3は、このプログラムに基づいて全体制御を行う。メモリカード7には、主に撮影によって得られた画像ファイルが保存される。メモリカード7は、メモリカード7の着脱を可能とするソケット8を介してROMバス20に接続される。ここで、ソケット8は、ROMバス20に対してバッファなどのインタフェース回路を介することなく直接接続される。また、使用されるメモリカードのデータバスは、16ビットのデータ線およびアドレス線や制御信号線から構成される。メモリカード7には、ソケット8を介してカード電源27から電源が供給される。
I/O25には、ユーザが装置の動作モードを指定するためのモードスイッチ21、ユーザが装置に対する指示を入力するための操作スイッチ22、撮像時に撮像開始を指示するシャッタースイッチ23、蓋検出スイッチ18が接続されている。ここで、蓋検出スイッチ18は、メモリカード7を収納するための収納部31に設けられた蓋30(後述の図7に示す)の開閉状態を検出するためのスイッチであり、このスイッチ18の出力に基づいてCPU3は、蓋30が開けられているか閉じられているかを判断する。
割り込みコントローラ26には、装置内の各モジュールからの割り込み要求信号が入力される。割り込みコントローラ26は、これらの割り込み要求信号を予め設定された設定値に基づいて処理し、これを出力する。割り込みコントローラ26の出力は、CPU3の割り込み要求入力端子に接続される。これにより、各モジュールからCPU3に対して割り込み要求を発生することが可能となり、蓋検出スイッチ18が蓋の開を検出した場合にこれを要因としてCPU3に対して割り込み要求信号を発生することが可能となる。
撮像コントローラ10には、撮像センサ9から得られたデジタル画像信号を処理することによりデジタル画像データを生成する回路である。撮像センサ9は、レンズ19を介して結像された被写体像を電気信号に変換し、この電気信号は、ADコンバータ28によりデジタル信号に変換された後に、撮像コントローラ10に入力される。
ディスプレイコントローラ12は、DRAM6上のデジタル画像データからデジタル画像信号を生成する。この生成されたデジタル画像信号は、DAコンバータ29によりアナログ画像信号に変換された後に、ディスプレイ11に対して出力される。ディスプレイ11は、カラー液晶表示パネルなどによって構成されるディスプレイであり、入力されたアナログ画像信号を表示する。
このように、本デジタルカメラにおいては、ROM4とメモリカード7がROMバス20に直接接続されているので、ROM4とメモリカード7はそれぞれ独立したバスを持たず、1つのバスすなわちROMバス20がこれらにより共用される。また、メモリカード7およびソケット8とROMバス20の間には、バストランシーバなどの外部集積回路が使用されない。これらにより、装置の実装面積やコストを低減させることが可能であるデジタルカメラを提供することができる。
一方、本デジタルカメラのシステムLSI24においては、CPUバス1と画像バス2の2本のバスが設けられている。その理由は、以下の通りである。
デジタルカメラは、撮影者がシャッタースイッチ23を押したときには、そのときに撮像センサ9に入射している被写体像を必ず取り込まねばならない。すなわち、システムLSI24は、撮像センサ9からの画像データの取り込みを失敗することは許されない。
また、ディスプレイ11に対して画像を再生する際にも、ディスプレイ11上に表示される画像が乱れるようなことがあってはならない。すなわち、システムLSI24はディスプレイコントローラ12へのデータの転送を失敗することは許されない。
従って、撮影中や画像データの再生中において、CPU3によるプログラム実行に伴うDRAM6へのアクセスに関しては、撮像コントローラ10またはディスプレイコントローラ12によるアクセスが優先される。
本デジタルカメラにおいては、このような状況においてもCPU3の処理速度を落とさないために、ROM4を接続するCPUバス1と、DRAM6を接続する画像バス2がそれぞれ個別に設けられている。これによって、デジタルカメラが撮影データをDRAM6へ記録している最中、またはデジタルカメラが画像データをディスプレイ11に送っている最中においても、CPU3がROM4からインストラクションをフェッチする動作は、DRAM6へのアクセスによって障害を受けることなく行われ、CPU3の処理速度の低下は最小限に抑えられる。
このように、本実施の形態のデジタルカメラは、ROM4とメモリカード7が同一のバスすなわちCPUバス1に接続されるように構成されている。そして、本実施の形態においては、以下に述べるように、メモリカード7の電源を遮断するときやメモリカード7を抜き出すときには、ROM4へのアクセスが行われない。
次に、蓋検出スイッチ18と、メモリカード7を挿抜するための開口部(収納部)に設けられた蓋30との配置関係について図7を参照しながら説明する。図7は蓋検出スイッチ18とメモリカード7を挿抜するための開口部(収納部)に設けられた蓋30との配置関係を示す斜視図である。
デジタルカメラ本体32の側部には、図7に示すように、メモリカード7を収納するための収納部31が設けられており、この収納部31には、メモリカード7を装着または抜き出す際に開閉される蓋30が設けられている。この蓋30の開閉状態は、上述したように、蓋検出スイッチ18により検出される。蓋検出スイッチ18は、本体32の内部に配置され、蓋30の開閉に応じた検出信号を出力するように構成されている。
次に、本デジタルカメラの動作について図2〜図6を参照しながら説明する。図2は図1のシステムLSI24のアドレス割り当ての一例を示す図、図3および図4は図1のデジタルカメラにおける通常時の動作制御の手順を示すフローチャート、図5は図1のデジタルカメラにおける割り込み処理の手順を示すフローチャート、図6は図1のDRAM6に記憶されている第2のプログラムによる処理すなわちメモリカード7の収納部31の蓋30が開かれているときに実行される処理の手順を示すフローチャートである。
システムLSI24においては、CPUバス1に接続されたブロックのそれぞれがアドレスをデコードし、それぞれに割り当てられたアドレスに対するアクセスに対してレジスタライトやレジスタリードなどの動作を行う。このアドレスの割り当ては、例えば図2に示すようになる。
本実施の形態においては、図2に示すように、デジタルカメラ全体をコントロールするための2つのプログラムが搭載されている。その1つは、通常状態において装置動作を制御するためのプログラムであり、このプログラムはROM4に記憶されている。このプログラムの先頭アドレスは、0x00000000に割り当てられる。他の一つのプログラムは、メモリカード7の蓋30が開かれたときに実行されるもので、DRAM6上に記憶される。DRAM6は揮発性のメモリであるため、DRAM6上に配置されるプログラムは、システム電源投入直後にROM4から転送される。DRAM6に配置されるプログラムの先頭アドレスは、0x40000000に割り当てられる。また、DRAM6上には、撮影画像や表示画像を記憶するエリアや、ディスプレイ11に表示する画像を記憶するビデオRAMエリアが設定される。
次に、通常時の動作制御について図3〜図5を参照しながら説明する。図3および図4に示す手順は、ROM4に記憶されている、通常時の装置動作を制御するプログラムに従ってCPU3により実行されるものである。
本デジタルカメラに電源が投入されると(ステップS100)、CPU3は、図3に示すように、まずステップS101において、モードスイッチ21により設定されている動作モードを判別する。ここで、モードスイッチ21により設定可能な動作モードとしては、撮影を行う撮影モードと、メモリカード7に保存された画像ファイルをディスプレイ11に表示させるなどの画像表示モードがある。設定されている動作モードが撮影モードであるときには、CPU3は、図4に示すステップS110において、シャッタースイッチ23が操作されることを待ち、撮影者によりシャッタースイッチ23が押されると、ステップS111で、撮影処理を行う。この撮影処理においては、レンズ19を介して結像された被写体像が撮像センサ9により電気信号に変換され、この電気信号がADコンバータ28によりデジタル画像信号に変換された後に撮像コントローラ10に入力される。撮像コントローラ10は、入力されたデジタル画像信号に対して画像処理、データ圧縮などの処理を施した後に、これを一旦DRAM6に記録する。
次いで、CPU3は、ステップS112において、メディアアクセス禁止フラグがセットされているか否かを判定する。このメディアアクセス禁止フラグは、メモリカード7へのアクセスが禁止されていることを示すフラグである。ここでは、システム起動後にメディアアクセス禁止フラグは、一度もセットされていないので、CPU3は、ステップS113において、DRAM6上の画像データをメモリカード7に例えば1セクタなどの所定単位で転送し、メモリカード7に書き込む。
次いで、CPU3は、ステップS114において、DRAM6上の画像データの全てがメモリカード7に書き込まれたか否かを判定する。ここで、画像データの全ての書き込みが終了していない場合は、CPU3は、上記ステップS112に戻り、当該ステップからの処理を繰り返す。しかし、このループ処理の途中で、メディアアクセス禁止フラグがセットされたと判定された場合(ステップS112)、CPU3は、ステップS115において、メディアアクセス禁止フラグをリセットし、さらに処理をステップS102に戻す。これにより、メモリカード7へのデータ書き込みは、上記ステップS112において中断される。
これに対し、画像データの全ての書き込みが終了すると(ステップS114)、CPU3は、処理を再び上記ステップS101に戻す。
一方、モードスイッチ21により動作モードとして画像表示モードが選択されている場合(ステップS101)、CPU3は、ステップS102において、ユーザにより操作スイッチ22が操作されることを待つ。ここで、この操作スイッチ22の操作は、ユーザが表示したい画像を指定するために行われるものであり、操作スイッチ22が操作されると、CPU3は、ユーザにより指定された画像ファイルの読み出しを開始する。
次いで、CPU3は、ステップS103において、メディアアクセス禁止フラグがセットされているか否かを判定する。ここでは、メディアアクセス禁止フラグはセットされていないとする。これにより、CPU3は、ステップS104において、メモリカード7からファイルの読み出しを行う。ファイル読み出しは、メモリカード7上のファイルから所定のデータサイズ単位でのデータをDRAM6に転送することにより行う。そして、CPU3は、ステップS105において、画像ファイルの全てのデータの読み出しすなわちDRAM6への転送が終了したか否かを判定する。ここで、画像ファイルの全てのデータの読み出しが終了していない場合、CPU3は、上記ステップS103に戻り、当該ステップからの処理を繰り返す。しかし、画像データの転送途中や転送前にメディアアクセス禁止フラグがセットされた場合(ステップS103)、CPU3は、ステップS107において、メディアアクセス禁止フラグをリセットした後、処理を上記ステップS101に戻す。これにより、ファイルの読み出しは中断される。
これに対し、画像ファイルの全てのデータの読み出しが終了した場合(ステップS105)、CPU3は、ステップS106において、DRAM6上に読み出された圧縮された画像データをDRAM6上で伸張し、ディスプレイコントローラ12に転送する。ディスプレイコントローラ12は、転送された画像データを、DAコンバータ29を介してディスプレイ11に転送する。これにより、ディスプレイ11には、メモリカード7から読み出された画像ファイルの画像が表示される。
また、ROM4には、上記図3および図4に対応するプログラムとは別に、割り込み要求信号検出時に実行されるプログラムが存在する。割り込みコントローラ24には、各モジュールからの割り込み要求信号が入力される。割り込み要求信号の中には、I/O25からの入力も含まれ、その入力1つとして、メモリカード7の蓋30が開かれたときにアクティブになる割り込み要求信号がある。いずれかの割り込み信号が検出されると、CPU3は、処理を割り込み処理にジャンプさせる。この割り込み処理においては、具体的には、図5に示すように、CPU3がまずステップS120において処理を開始し、続くステップS121で、DRAM6上の第2のプログラムの先頭アドレスである0x40000000に処理を再度ジャンプさせる。そして、CPU3は、ステップS122において、本処理を抜ける。
次に、RAM6に記憶されている、第2のプログラムによる処理すなわちメモリカード7の収納部31の蓋30が開かれているときに実行される処理について図6を参照しながら説明する。
メモリカード7の収納部31の蓋30が開状態であることが検出されると、図6に示すように、CPU3は、ステップS130において、処理を開始する。CPU3は、まずステップS132において、メディアアクセス禁止フラグをセットする。これにより、後に蓋30が閉じられると、その直後において、CPU3がメモリカード7へのアクセスを中断することが可能となる。
次いで、CPU3は、ステップS133において、蓋30が開いていることを示すメッセージをディスプレイ11に表示する。ディスプレイ11には、例えば「蓋が開いています」と表示され、この表示により、ユーザは、メモリカード7の収納部31の蓋30が開いていること、そして、装置がメモリカード7へのアクセスや撮像、画像表示といった処理を停止していることを知ることが可能となる。
そして、CPU3は、ステップS134において、蓋検出スイッチ18の検出信号に基づいて蓋30が閉じられたか否かを判定する。ここで、蓋30が開かれた状態にあれば、CPU3は、ステップS135において、電源電圧が規定値以上であるか否かを判定する。電源電圧が規定値以上であれば、CPU3は、ステップS136において、装置内の温度が規定値以内であるか否かを判定し、装置内の温度が規定値内であれば、処理を上記ステップS134に戻す。
上記ステップS135において電源電圧が規定値以上でないと判定された場合または上記ステップS136において装置内の温度が規定値内でないと判定された場合、CPU3は、ステップS138において、装置電源を遮断し、ステップS139で、動作を終了する。
上記ステップS134において蓋30が閉じられたと判定された場合、CPU3は、ステップS137において、本処理を抜け、第2のプログラムから第1のプログラムの割り込み処理(ステップS122)に処理を戻す。これにより、CPU3のプログラムカウンタは、割り込み要求検出時に実行していた命令に戻り、CPU3は、処理を続行する。ただし、メディアアクセス禁止フラグがセットされたままとなるため、第1のプログラムがメモリカード7へのアクセスを行っている最中に蓋30が開けられたならば、第2のプログラムから第1のプログラムへ戻った際に、メモリカード7へのアクセスは中断される。よって、蓋30が閉じられるまでCPU3は、RAM6上のプログラムを実行することになり、ROM4にアクセスすることはない。従って、メモリカード7の抜き出しによりROMバス20にノイズが生じたとしても、このノイズにより装置の動作に何ら影響が及ぼされることはない。
また、メモリカード7への書き込み、読み出しアクセスは、例えば1セクタなどの単位毎に処理されるので、メモリカード7の収納部31の蓋30が開かれてから実際にメモリカード7へのアクセスが終了されるまでは、メモリアクセスの単位分の時間を必要とする。しかし、ユーザがメモリカード7の収納部31の蓋30を開いてからメモリカード7を抜き始めるまでの時間は、この抜く操作が人間による操作であるため、少なくとも数ミリ秒の時間となるので、この数ミリ秒の時間内に単位分のメモリアクセスを終了することは可能である。
このように、第1の実施の形態のデジタルカメラによれば、メモリカード7の収納部31の蓋30が開いている間、CPU3によるROM4へのアクセスが行われないので、メモリカード7の挿抜が行われてROMバス20に予期せぬ信号例えばノイズが発生したとしても、CPU3がROM4へアクセスすることはなく、システムの暴走は起こらない。従って、メモリカード7とROM4は、バストランシーバなどの集積回路を使用せずにバスを共有することが可能となり、装置の小型化、低コスト化を実現することが可能となる。
なお、第1の実施の形態は、デジタルカメラ以外の画像入力装置(デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付き携帯端末など)においても実施可能である。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図8〜図11を参照しながら説明する。図8は第2の実施の形態に係る画像入力装置の一例であるデジタルカメラの構成を示すブロック図、図9および図10は第2の実施の形態における通常時の動作制御の手順を示すフローチャート、図11は第2の実施の形態におけるROMアクセス禁止フラグをセットまたはリセットするための処理の手順を示すフローチャートである。
次に、本発明の第2の実施の形態について図8〜図11を参照しながら説明する。図8は第2の実施の形態に係る画像入力装置の一例であるデジタルカメラの構成を示すブロック図、図9および図10は第2の実施の形態における通常時の動作制御の手順を示すフローチャート、図11は第2の実施の形態におけるROMアクセス禁止フラグをセットまたはリセットするための処理の手順を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態は、図8に示すように、上記第1の実施の形態に対し、カード電源201がI/O25に接続され、CPU3により、カード電源201からメモリカード7に対する電源供給が制御される点、およびROM4のプログラム(通常時の動作制御プログラム)の全てがDRAM6へ転送される点で異なる。ここで、図1に示すブロックと同一のブロックには、同一の符号を付し、その説明は省略する。
次に、本実施の形態における通常時の動作制御について図9および図10を参照しながら説明する。図9および図10に示す手順は、ROM4に記憶されている、通常時の装置動作を制御するためのプログラムに従ってCPU3により実行されるものである。
デジタルカメラに電源が投入されると(ステップS201)、図8に示すように、CPU3は、まずステップS202において、ROM4に記憶されているプログラムをDRAM6に転送する。ただし、撮影時または画像表示時にユーザに対して表示するメニューなどで使用されるアイコン画像などのユーザインタフェース画像は、DRAM6に転送されない。これは、DRAM6上に画像データを記憶するエリアを大きくするためのであり、これにより連続撮影可能枚数や表示モードにおける画像の切り替え速度を向上させることが可能となる。そして、CPU3は、ステップS203において、処理をDRAM6上に転送されたプログラムにジャンプする。これ以降、CPU3は、命令をDRAM6から取得し、ROM4からは取得しない。ただし、例外的にROM4にアクセスすることがある。例えばディスプレイ11にメニューを表示する場合、メニュー表示に使用するアイコン画像などのユーザインタフェース画像は、ROM4からDRAM6へ、その都度、転送されることになる。これは、アイコン画像など、ユーザインタフェース画像データのサイズが比較的大きいため、例えば多種のアイコン画像の全てを予めDRAM6に転送すると、DRAM6の空き領域が少なくなるからである。このようなDRAM6の空き領域が小さい状況においては、例えば連続撮影可能枚数が少なくなり、カメラの性能が低下される。従って、メニュー表示で使用するアイコン画像などのユーザインタフェース画像は、通常やROM4上に保管され、必要なときに必要な画像のみがDRAM6に転送されて使用される。
次いで、CPU3は、ステップS204において、モードスイッチ21により動作モードとして撮影モードが選択されているか画像表示モードが選択されているかを判別する。ここで、撮影モードが選択されている場合、CPU3は、図10に示すステップS212において、ROMアクセス禁止フラグがセットされているか否かを判定する。ROMアクセス禁止フラグは、メモリカード7の収納部31の蓋30が開いている場合に、ROM4へのアクセスを禁止することを示すフラグである。ここでは、蓋30は開かれておらず、ROMアクセス禁止フラグがセットされていないものとするので、CPU3は、ステップS213において、ディスプレイ11に表示する、ユーザインタフェース画像をROM4からDRAM6上のビデオRAMエリアに転送する。これにより、ディスプレイ11にはユーザインタフェース画像が表示される。すなわち、ROM4へのアクセス中のメモリカード7の挿抜によりROMバス20に発生するノイズによって、ROM4から読み出したデータが変化することを防止するために、ROMアクセス禁止フラグがセットされていない状態の場合に限り、ユーザインタフェース画像をROM4からDRAM6に転送することが許可されることになる。
次いで、CPU3は、ステップS214において、シャッタースイッチ23が操作されたか否かを判定する。ここで、シャッタースイッチ23が操作された場合、CPU3は、ステップS215において、撮影処理を行う。この撮影処理後、DRAM6に生成された圧縮画像データをメモリカード7に転送するために、CPU3は、ステップS216において、メモリカード7がソケット8に装着されているか否かを判定する。ここで、ソケット8にはカード検出用端子が設けられており、CPU3はこのカード検出用端子を用いて上記判定を行う。メモリカード7が装着されている場合、CPU3は、ステップS217において、DRAM6上の画像データを所定単位でメモリカード7に転送し、メモリカード7に書き込む。そして、CPU3は、ステップS218において、画像データの全てがメモリカード7に転送されたか否かを判定する。ここで、画像データの全てのメモリカード7への転送が終了していない場合、CPU3は、処理を上記ステップS216に戻し、当該ステップからの処理を繰り返す。そして、画像データの全てのメモリカード7への転送が終了すると、CPU3は、処理を上記ステップS204に戻す。DRAM6からメモリカード7への画像データの転送処理の途中で、メモリカード7が抜き取られた場合(ステップS216)、CPU3は、処理を上記ステップS204に戻す。これにより、メモリカード7へのデータの書き込みが中止される。
上記ステップS212においてROMアクセス禁止フラグがセットされていると判定された場合、CPU3は、ステップS219において、蓋30が開けられていることを示すメッセージをディスプレイ11に表示する。そして、CPU3は、処理を上記ステップS204に戻す。
上記ステップS204において画像表示モードが選択されていると判別された場合、CPU3は、ステップS205において、ROMアクセス禁止フラグがセットされているか否かを判定する。ここでは、ROMアクセス禁止フラグがセットされていないものとする。これにより、CPU3は、ステップS206において、ユーザインタフェース画像をROM4からDRAM6へ転送する。ここで、転送するユーザインタフェース画像は、ユーザに装置の操作方法を示すものであり、この画像をDRAM6上のビデオRAMエリアに転送することにより、ディスプレイ11にユーザインタフェース画像が表示される。
次いで、CPU3は、ステップS207において、ユーザが操作スイッチ22を操作することを待つ。ここでは、ユーザがメモリカード7内に記録された所定の画像ファイルをディスプレイに表示することを装置に対して指示するものとする。この操作スイッチ22が操作されると、CPU3は、ステップS208において、ソケット8に設けられたカード検出用端子を用いてメモリカード7が装着されているか否かを判定する。ここで、メモリカード7が装着されていると、CPU3は、ステップS209において、メモリカード7に記録されている画像ファイルを読み出し、これをDRAM6上のビデオRAMエリアに転送する。画像ファイルの転送は、所定単位でデータを転送することにより行われる。そして、CPU3は、ステップS210において、画像ファイルの読み出しが終了したか否かを判定する。ここで、画像ファイルの読み出しが終了していないときには、CPU3は、処理を上記ステップS208に戻し、当該ステップS208からの処理を繰り返す。そして、画像ファイルの読み出しが終了すると、CPU3は、ステップS211において、ディスプレイコントローラ12を駆動制御し、ディスプレイ11に読み出された画像ファイルの表示を行う。
上記画像ファイルの転送処理の途中でメモリカード7が抜き取られたと判定された場合(ステップS208)、CPU3は、処理を上記ステップS204に戻す。これにより、メモリカード7からの画像ファイルの読み出しが中止される。
上記ステップS205においてROMアクセス禁止フラグがセットされていると判定された場合、CPU3は、ステップS219において、蓋30が開けられていることを示すメッセージをディスプレイ11に表示する。そして、CPU3は、処理を上記ステップS204に戻す。
次に、ROMアクセス禁止フラグをセットまたはリセットするための処理について図11を参照しながら説明する。
デジタルカメラが動作可能な状態にあるときにメモリカード7の収納部31の蓋30が開かれると、蓋30の開が蓋検出スイッチ18により検出され、割り込みコントローラ26から割り込み要求信号がCPU3に入力される。CPU3は、この割り込み要求信号により、図11に示すように、ステップS230において、割り込み処理を開始し、ステップS231で、蓋30の開閉を再度確認するために、蓋検出スイッチ18の検出信号に基づいて蓋30が開かれているか否かを判定する。ここでは、蓋30が開かれているので、CPU3は、ステップS232において、ROMアクセス禁止フラグをセットし、ステップS233で、本処理を抜ける。そして、CPU3は、割り込み開始前の処理に戻る。
蓋30が閉められたことが蓋検出スイッチ18により検出されると、割り込みコントローラ26から割り込み要求信号がCPU3に入力される。CPU3は、この割り込み要求信号により、図11に示すように、ステップS230において、割り込み処理を開始し、ステップS231で、蓋30の開閉を再度確認するために、蓋検出スイッチ18の検出信号に基づいて蓋30が閉められているか否かを判定する。ここでは、蓋30が閉められているので、CPU3は、ステップS241において、ROMアクセス禁止フラグをリセットし、ステップS233で、本処理を抜ける。そして、CPU3は、割り込み開始前の処理に戻る。
上記画像データ転送中にメモリカード7の収納部31の蓋30が開かれた場合、ROM4へのアクセスは、例えば1アイコン画像などの所定単位毎に行われるので、一単位のアクセスが終了しない限り、ROM4へのアクセスを中断することはできない。しかし、蓋30を開いてメモリカード7を抜く操作はユーザによって行われるので、この操作には少なくとも数ミリ秒の時間を要する。よって、メモリカード7が抜かれる前にROM4へのアクセスを禁止することができる。
なお、本実施の形態においては、ROM4からDRAM6へのデータの転送は、CPU3の制御により行われているが、これに代えて、ROM4からDRAM6へのデータの転送の制御を、DMAコントローラ31を用いて行うことも可能である。この場合、DMAコントローラ31は、CPU3によって起動されるが、CPU3は、起動前にROMアクセス禁止フラグのセット状態を確認する。ROMアクセス禁止フラグがセットされている場合、その原因を調査する。ここで、ROMアクセス禁止フラグがメモリカード7の収納部31の蓋30が開いていることによってセットされている場合は、その旨がディスプレイ11に表示され、蓋30を閉じることがユーザに要求される。ROMアクセス禁止フラグがメモリカード7への電源が遮断されていることによってセットされている場合、カード電源201からメモリカード7への電源供給が開始される。そして、蓋30が閉じられかつメモリカード7へ電源が供給されている状態であることが確認されると、CPU3はDMAコントローラ31を起動する。これによりROM4からDRAM6に対するデータ転送が達成される。
このように、第2の実施の形態のデジタルカメラによれば、通常時の動作制御プログラムの全てをDRAM6に転送し、ユーザインタフェース画像を取得する際にROM4にアクセスするような場合においても、メモリカード7が抜かれる際にはROM4へのアクセスが禁止されるので、このメモリカード7の挿抜により生じるノイズによってシステムがハングアップされることが未然に防止される。同時にメモリカード7とROMバス20の間にバストランシーバなどのデバイスを必要としないため、装置の小型化と低コスト化が実現される。
なお、第2の実施の形態も第1の実施の形態と同様に、デジタルカメラ以外の画像入力装置(デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付き携帯端末など)においても実施可能である。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図12〜図14を参照しながら説明する。図12ないし図14は第3の実施の形態に係る画像入力装置の一例であるデジタルカメラの通常時の動作制御の手順を示すフローチャートである。ここで、本実施の形態は、上記第2の実施の形態と同じ構成を有するので、その説明は省略する。
次に、本発明の第3の実施の形態について図12〜図14を参照しながら説明する。図12ないし図14は第3の実施の形態に係る画像入力装置の一例であるデジタルカメラの通常時の動作制御の手順を示すフローチャートである。ここで、本実施の形態は、上記第2の実施の形態と同じ構成を有するので、その説明は省略する。
本実施の形態は、上記第2の実施の形態に対し、通常時の動作制御において、蓋30が閉じられると、メモリカード7への電源供給が開始される点で異なる。
デジタルカメラに電源が投入されると、図12に示すように、CPU3は、ステップS251において、処理を開始する。次いで、CPU3は、ステップS291において、蓋検出スイッチ18の検出信号に基づいてメモリカード7の収納部31に設けられた蓋30の開閉状態を判定する。ここで、蓋30が開かれた状態であれば、CPU3は、ステップS292において、蓋30を閉じることを促すメッセージをディスプレイ11に表示し、処理を上記ステップS291に戻す。
蓋30が閉じられた状態にある場合、CPU3は、ステップS252において、ROM4に記憶されているカメラ制御プログラムをDRAM6に転送し、続くステップS253で、CPU3はプログラムの実行アドレスをDRAM6上のプログラムの先頭アドレスにジャンプさせる。そして、CPU3は、ステップS254において、I/O25を介してカード電源201を制御し、メモリカード7に供給する電源を遮断する。
次いで、CPU3は、モードスイッチ21により選択されている動作モードを判別する。ここで、動作モードとして撮影モードが選択されている場合、CPU3は、図14に示すステップS293において、メモリカード7の収納部31に設けられた蓋30の開閉状態を判定する。ここで、蓋30が開かれた状態であれば、CPU3は、ステップS294において、蓋30を閉じることを促すメッセージをディスプレイ11に表示し、処理を上記ステップS293に戻す。
蓋30が閉じられている状態にある場合、CPU3は、ステップS256において、I/O25を介してカード電源201を制御し、メモリカード7に電源を供給する。続いて、CPU3は、ステップS257において、ユーザインタフェース画像をROM4からDRAM6へ転送する。ユーザインタフェース画像は、例えば露出やシャッタースピード、ホワイトバランスなど、撮影時に必要なパラメータをユーザに対して分かり易く表示するための画像である。このユーザインタフェース画像をDRAM6上に設けられたビデオRAMエリアに転送することにより、ディスプレイ11にユーザインタフェース画像を表示することが可能となる。そして、CPU3は、ステップS258において、I/O25を介してカード電源201を制御することにより、メモリカード7の電源を遮断する。ここでROM4上のデータをDRAM6上に転送する際に一旦メモリカード7へ電源を供給するのは、メモリカード7に電源が供給されていないときにメモリカード7がROMバス20をLレベルにドライブするためである。メモリカード7へ電源が供給されている場合は、ROMバス20は、メモリカード7へのリードアクセスを行わない限り、Hレベル状態に保持されるので、ROM4に対するアクセスが可能となる。
次いで、CPU3は、ステップS259において、ユーザによるシャッタースイッチ23の操作を待ち、ユーザがシャッタースイッチ23を操作した場合、CPU3は、ステップS260において、撮影処理を行う。そして、CPU3は、ステップS261において、メモリカード7への電源供給を開始する。
次いで、CPU3は、ステップS262において、ソケット8に設けられたカード検出用端子を用いて、メモリカード7がソケット8から抜かれたか否かを判定する。メモリカード7が抜かれていなければ、CPU3は、ステップS263において、DRAM6上の画像データを所定単位でメモリカード7に転送する。そして、CPU3は、ステップS264において、画像データのメモリカード7への転送が終了したか否かを判定する。ここで、画像データの全てのメモリカード7への転送が終了していないと、CPU3は、処理を上記ステップS262に戻し、当該ステップからの処理を繰り返す。そして、画像データの全てのメモリカード7への転送が終了すると、CPU3は、処理を上記ステップS254に戻し、当該ステップS254からの処理を繰り返す。
メモリカード7へのデータ転送の途中でメモリカードが抜き取られた場合(ステップS262)、CPU3は、図13に示すステップS280において、メモリカード7が装着されていない旨を示すメッセージをディスプレイ11に表示し、処理を上記ステップS254に戻す。これにより、メモリカード7へのデータの書き込み処理が中断される。
上記ステップS270においてモードスイッチ21により選択されている動作モードが画像表示モードであると判別されると、CPU3は、ステップS295において、メモリカード7の収納部31に設けられた蓋30の開閉状態を判定する。ここで、蓋30が開かれた状態であれば、CPU3は、ステップS296において、蓋30を閉じることを促すメッセージをディスプレイ11に表示し、処理を上記ステップS295に戻す。
蓋30が閉じられている状態にある場合、CPU3は、図13に示すステップS271において、I/O25を介してカード電源201を制御し、メモリカード7に電源を供給する。そして、CPU3は、ステップS272において、ROM4に記憶されているユーザインタフェース画像をDRAM6に転送する。ここで、使用するユーザインタフェース画像は、画像表示モードにおいて表示画像ファイルの変更方法などの操作方法を画像と合わせてディスプレイ11に表示するために使用する画像である。
次いで、CPU3は、ステップS273において、メモリカード7への電源を遮断する。ここで、ROM4上のデータをDRAM6に転送する際に一旦メモリカード7の電源を供給するのは、撮影モード時と同様にメモリカード7への電源供給を行うことにより、ROMバス20をハイインピーダンス状態にし、ROM4に対するアクセスを可能とするためである。そして、CPU3は、ステップS274において、ユーザによる操作スイッチ22の操作を待つ。ここでの操作は、ユーザが画像の表示や次の画像の表示などに対する指示を行うための操作である。また、ここでは、ユーザが画像の表示を指示するものとして、以降の説明を行う。
ユーザにより画像の表示が指示されると、CPU3は、ステップS275において、メモリカード7への電源供給を開始する。そして、CPU3は、ステップS276において、メモリソケット8に設けられたカード検出用端子を用いて、メモリカード7が抜かれたか否かを判定する。ここで、メモリカード7が抜かれていない場合、CPU3は、ステップS277において、メモリカード7に記録されている画像ファイルを読み出し、これをDRAM6上のビデオRAMエリアに転送する。この画像ファイルの転送は所定単位毎に行われる。
次いで、CPU3は、ステップS278において、上記画像ファイルの読み出しが終了したか否かを判定し、この読み出しが終了していなければ、処理を上記ステップS276に戻す。そして、上記画像ファイルの読み出しが終了すると、CPU3は、ステップS279において、ディスプレイコントローラ12を駆動し、読み出された画像をディスプレイ11に表示し、処理を上記ステップS254に戻す。
上記画像ファイルの読み出し途中でメモリカード7が抜き取られた場合(ステップS276)、CPU3は、ステップS280において、メモリカード7が装着されていない旨を示すメッセージをディスプレイ11に表示し、処理を上記ステップS254に戻す。これにより、画像表示処理が中断される。
このように、第3の実施の形態のデジタルカメラによれば、ユーザインタェース画像などをROM4から読み出す必要が生じた場合、ROM4へのアクセスの前にメモリカード7への電源供給が開始され、ROM4から必要なデータの読み出しが終了すると、メモリカード7の電源供給が停止される。これにより、メモリカード7への電源が供給されていない場合には、メモリカード7がROMバス20をLにドライブし、ROM4から読み出したデータがエラーとなる不具合を回避することが可能となる。
また、第3の実施の形態のデジタルカメラによれば、メモリカード7が抜かれる際にはROM4へのアクセスが禁止されるので、このメモリカード7の挿抜により生じるノイズによってシステムがハングアップされることが未然に防止される。
また、第3の実施の形態のデジタルカメラによれば、メモリカード7への電源供給を停止することにより、装置の消費電力が低減され、バッテリー持続時間が長く、使用感に優れたデジタルカメラを提供することが可能となる。
なお、第3の実施の形態も第1の実施の形態と同様に、デジタルカメラ以外の画像入力装置(デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付き携帯端末など)においても実施可能である。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について図15〜図19を参照しながら説明する。図15は第4の実施の形態に係る画像入力装置の一例であるデジタルカメラの構成を示すブロック図、図16は図15の通信制御IC304およびメモリカードコントローラ13の周辺の接続関係の詳細を示すブロック図、図17は図15の調停部303の動作の遷移を示す図、図18は図17の調停部303の周辺における信号波形を示す図、図19は図15のデジタルカメラにおける蓋30の開閉に伴う処理の手順を示すフローチャートである。
次に、本発明の第4の実施の形態について図15〜図19を参照しながら説明する。図15は第4の実施の形態に係る画像入力装置の一例であるデジタルカメラの構成を示すブロック図、図16は図15の通信制御IC304およびメモリカードコントローラ13の周辺の接続関係の詳細を示すブロック図、図17は図15の調停部303の動作の遷移を示す図、図18は図17の調停部303の周辺における信号波形を示す図、図19は図15のデジタルカメラにおける蓋30の開閉に伴う処理の手順を示すフローチャートである。
本実施の形態は、図15に示すように、上記各実施の形態に対し、異なる構成のシステムLSI305が用いられるともに、通信制御IC304が設けられている点で異なる。
具体的には、通信制御IC304は、外部デバイス(図示せず)と通信線306を介して通信を行うとともに、外部デバイスから受信したデータまたは外部デバイスに送信するデータの転送をシステムLSI305との間において行うための集積回路である。通信制御IC304は、外部デバイスとの通信に関して、IEEE1394やUSB2.0などの規格に準拠する通信を行う。また、通信制御IC304は、システムLSI305との間においてデータ転送を行うためのデータ入出力ポートおよび制御信号ポートを有する。
システムLSI305においては、外部DMAコントローラ301、マルチプレクサ302、および調停部303が設けられている。外部DMAコントローラ301は、CPUバス1に接続され、上記外部デバイスとDRAM6との間において、データを直接転送するための制御回路である。マルチプレクサ302は、外部DMAコントローラ301のデータおよびアドレスバス、またはメモリカードコントローラ13のデータおよびアドレスバスを選択し、これを外部バス307に対して接続するものである。調停部303は、外部DMAコントローラ301およびメモリカードコントローラ13のデータ転送要求の調停を行うとともに、蓋検出スイッチ18の検出信号を取り込み、割り込みコントローラ26に出力する。
次に、通信制御IC304およびメモリカードコントローラ13周辺の接続関係について図16を参照しながら詳細に説明する。
通信制御IC304からは、通信要求を示すDMAREQ信号が出力され、この信号は外部DMAコントローラ301に入力される。また、外部DMAコントローラ301から出力される通信アクノリッジDMAACK、ライトストローブWR、リードストローブRDの各信号が、通信制御IC304に入力される。
メモリカードコントローラ13からは、チップイネーブルCE、ライトストローブWR、リードストローブRDの各信号がソケット8およびメモリカード7に対して出力される。また、メモリカード7にはカード検出用信号CD(以下、CD信号という)が存在し、このCD信号はメモリカード内でGNDに接続されている。このCD信号は、ソケット8を通してメモリカードコントローラ13に接続され、さらにこの間で抵抗を通して電源に接続、すなわちプルアップされている。これにより、メモリカード7から見たCD信号は、メモリカード7が装着されているときはLレベル、メモリカード7が装着されていないときはHレベルとなる。
調停部303は、外部バス306の使用権を外部DMAコントローラ301とメモリカードコントローラ13の間において調停する回路である。調停部303には、外部DMAコントローラ301からバス使用権要求EXDMAREQ信号が入力され、調停部303は、バス使用許可EXDMAGNT信号を外部DMAコントローラ301に対して出力する。また、調停部303には、メモリカードコントローラ13から、バス使用権要求CARDREQ信号が入力され、調停部303からはバス使用許可CARDGRNT信号が出力される。このCARDGRNT信号はメモリカードコントローラ13に入力される。さらに、調停部303には、蓋検出スイッチ18の出力が入力される。
マルチプレクサ302には、外部DMAコントローラ301およびメモリカードコントローラ13のアドレスやデータなどを含むバスが接続される。マルチプレクサ302は、これらのバスの一方を選択し、外部バス307に接続する。そして外部バス307は、通信制御IC304のアドレスおよびデータバスとソケット8を通してメモリカード7のアドレスおよびデータバスの両者に接続される。
次に、調停部303の動作について図17および図18を参照しながら説明する。
外部DMAコントローラ301およびメモリカードコントローラ13の両者が動作を休止しているときに、調停部303はアイドル状態をとる(ステップS301)。通信制御IC304は、装置外部より接続されたIEEE1394、USB2.0などの通信線、および通信線に接続された他の機器とのデータの通信を制御する。そして、通信制御IC304は、他の機器との通信の状況に応じて、例えば他の機器から送られたデータが通信制御IC304内のデータバッファに存在するときなどに、DMAREQ信号を発生する。
外部DMAコントローラ301は、図18のタイミングAにおいて、通信制御IC304からDMAREQ信号を受けると、調停部303に対しEXDMAREQ信号を発生する。調停部303は、ステップS301においてEXDMAREQ信号が真、かつこのときにCARDREQ信号が偽であり、さらにCOVEROPEN信号が偽である場合、状態をステップS302に進める。これにより、EXDMAGRNT信号が真になり、外部DMAコントローラ301に外部バスの使用権が与えられる。
外部DMAコントローラ301は、外部DMAコントローラ301のデータバスが外部バス307に接続されるようにマルチプレクサ302をコントロールし、さらにDMAACK信号をアサートしながらデータの送信または受信を行う。一度データの送信または受信を達成すると、外部DMAコントローラ301は、EXDMAREQ信号を偽にする。これにより、調停部303は、状態をステップS301に戻す。
上記DMA(ダイレクトメモリアクセス)が終了する前にCPU3がメモリカード7へのアクセスを開始したとすると、メモリカードコントローラ13は、図18のタイミングBにおいて調停部303に対してCARDREQ信号を真にして出力する。調停部303は、CARDREQ信号を受けて状態をステップS301からステップS302に遷移させる。これにより、調停部303は、図18のタイミングCにおいてCARDGRNT信号を真にして出力する。メモリカードコントローラ13は、これによりバス使用権がメモリカード7に許可されたことを認識し、メモリカード7へのアクセスを行う。メモリカード7へのアクセスは、CS信号を真にして出力することにより、メモリカード7をセレクト状態にし、これにおいてWRまたはRD信号を真にして出力することにより、同時にデータを出力または取得することを達成する。メモリカード7へのアクセスを一回分達成すると、メモリカードコントローラ13は、CARDREQ信号を真から偽に変更する。調停部303は、これによってCARDGNT信号を偽にするとともに状態をアイドル状態S301に遷移させる。
また、上記メモリカード7へのアクセス中に外部DMAコントローラ301がDMAREQ信号を真にして出力した場合、調停部303は、メモリカード7へのアクセスが終了し、アイドル状態(ステップS301)においてDMAREQ信号を検知し、状態をステップS302に進める。これにより、図18のタイミングDにおいてEXDMAGRNT信号が真になり、外部DMAコントローラ301に外部バス306の使用権が与えられる。
外部DMAコントローラ301は、外部DMAコントローラ301のデータバスが外部バス307に接続されるようにマルチプレクサ302をコントロールし、さらにDMAACK信号をアサートしながらデータの送信または受信を行い、一度データの送信または受信を達成すると、外部DMAコントローラ301は、EXDMAREQ信号を偽にする。
ここで、メモリカード7の収納部31の蓋30が開かれたとすると、蓋30の開によりCOVEROPEN信号が真となる。さらに、ここでは、図18のタイミングDのように、通信制御IC304がDMAREQ信号を真にして出力し、これにより、外部DMAコントローラ301がEXDMAREQ信号を真にして出力するとする。
上記の場合、調停部303は、EXDMAREQ信号が真になったことを認識するが、このときCOVEROPEN信号が真であるため、バス使用権を許可せず、アイドル状態(ステップS301)を続行する。この後、ユーザがメモリカード7の収納部31の蓋30を閉じると、図18のタイミングEにおいてCOVEROPEN信号は偽となる。このとき、EXDMAREQ信号は真、CARDREQ信号は偽であるため、これにより調停部303は、状態をステップS302に遷移させるとともに図18のタイミングFにおいてEXDMAGRNT信号を真に変更し、外部DMAコントローラ301に対してバス使用権を許可する。これにより、外部DMAコントローラ301は、通信制御IC304との間でデータ転送を達成する。この後、外部DMAコントローラ301は、EXDMAREQ信号を偽に変更するので、調停部303の状態はステップS301のアイドル状態に戻る。
次に、本実施の形態における蓋30の開閉に伴う処理について図19を参照しながら説明する。
本実施の形態においては、図19に示すように、CPU30が、まずステップS331において、蓋検出スイッチ18の検出信号に基づいて蓋30が開かれているか否かを判定する。蓋30が開かれている場合、CPU3は、ステップS332において、蓋30が開かれている旨を示すメッセージをディスプレイ11に表示し、そして、本処理を抜ける。これに対し、開かれている蓋30が閉じられた場合(ステップS331)、CPU3は、ステップS341において、ディスプレイ11に表示されているメッセージを消去し、本処理を抜ける。
このように、第4の実施の形態のデジタルカメラによれば、通信制御IC304などに対するデータ転送とメモリカード7に対するデータ転送を一本のデータバスを用いて達成することが可能であり、メモリカード7の挿抜により外部バス307上にノイズが発生したとしても、いずれの回路も外部バス307にアクセスしないので、通信制御IC304との通信においてデータエラーを発生することはない。
また、蓋30が開かれている間、CPU3の動作は停止しないため、蓋30が開かれている間にデジタルカメラは処理を続行することが可能となり、使い勝手の優れたデジタルカメラを提供することが可能となる。
なお、第4の実施の形態も第1の実施の形態と同様に、デジタルカメラ以外の画像入力装置(デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付き携帯端末など)においても実施可能である。
(その他の実施の形態)
なお、本発明の目的は、前述した実施の形態の何れかの機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
なお、本発明の目的は、前述した実施の形態の何れかの機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
1 CPUバス
2 画像バス
3 CPU
4 ROM
5 メモリコントローラ
6 DRAM
7 メモリカード
8 ソケット
9 撮像センサ
10 撮像コントローラ
11 ディスプレイ
12 ディスプレイコントローラ
13 メモリカードコントローラ
15 ROMコントローラ
17 調停部
18 蓋検知スイッチ
21 モードスイッチ
22 操作スイッチ
23 シャッタースイッチ
24,305 システムLSI
25 I/O
26 割り込みコントローラ
30 蓋
301 外部DMAコントローラ
302 マルチプレクサ
303 調停部
304 通信制御IC
307 外部バス
2 画像バス
3 CPU
4 ROM
5 メモリコントローラ
6 DRAM
7 メモリカード
8 ソケット
9 撮像センサ
10 撮像コントローラ
11 ディスプレイ
12 ディスプレイコントローラ
13 メモリカードコントローラ
15 ROMコントローラ
17 調停部
18 蓋検知スイッチ
21 モードスイッチ
22 操作スイッチ
23 シャッタースイッチ
24,305 システムLSI
25 I/O
26 割り込みコントローラ
30 蓋
301 外部DMAコントローラ
302 マルチプレクサ
303 調停部
304 通信制御IC
307 外部バス
Claims (18)
- 記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、
前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、
動作を制御するためのプログラムが記憶されている第1の記憶手段と、
画像データを記憶するための第2の記憶手段と、
データ転送要求を行うバスマスタと、
前記記録媒体装着手段および前記第1の記憶手段が接続され、前記記憶媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間および前記第1の記憶手段と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための第1のバスと、
前記第2の記憶手段が接続され、前記第2の記憶手段と前記バスマスタとの間でデータ転送を行うための第2のバスとを備え、
前記バスマスタは、前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記第1のバスを介して前記第1の記憶手段へアクセスすることを禁止し、前記第2のバスを介して前記第2の記憶手段へアクセスすることを許可することを特徴とする画像入力装置。 - 前記バスマスタは、プログラムを実行するマイクロプロセッサであることを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
- 前記バスマスタは、ダイレクトメモリアクセス手段であることを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
- 前記記録媒体装着手段は、記録媒体用挿入口が設けられ、該記録媒体を電気的に接続可能に収納する収納部を有し、前記収納部には前記記録媒体用挿入口を開閉するためのカバーが設けられ、前記検出手段は、前記カバーが開状態にされることを前記記録媒体に対する離脱操作として検出することを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
- 前記第1の記憶手段に記憶されているプログラムに含まれる第2のプログラムが前記第2の記憶手段に転送されて記憶され、前記検出手段により前記記録媒体に対する離脱操作が検出されると、前記バスマスタは、実行アドレスを前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のプログラムにジャンプし、かつ前記第1の記憶手段に対するアクセスを禁止することを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
- 記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、
前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、
動作を制御するためのプログラムが記憶されている第1の記憶手段と、
画像データを記憶するための第2の記憶手段と、
データ転送要求を行うバスマスタと、
前記記録媒体装着手段および前記第1の記憶手段が接続され、前記記憶媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間および前記第1の記憶手段と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための第1のバスと、
前記第2の記憶手段が接続され、前記第2の記憶手段と前記バスマスタとの間でデータ転送を行うための第2のバスとを備え、
前記バスマスタは、前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記第1のバスを介して前記第1の記憶手段へアクセスすることを禁止することを特徴とする画像入力装置。 - 装置起動時に前記第1の記憶手段から前記第2の記憶手段にプログラムを転送することを特徴とする請求項6記載の画像入力装置。
- 前記バスマスタは、プログラムを処理するマイクロプロセッサであることを特徴とする請求項6記載の画像入力装置。
- 前記バスマスタは、ダイレクトメモリアクセス手段であることを特徴とする請求項6記載の画像入力装置。
- 前記記録媒体装着手段は、記録媒体用挿入口が設けられ、該記録媒体を電気的に接続可能に収納する収納部を有し、前記収納部には前記記録媒体用挿入口を開閉するためのカバーが設けられ、前記検出手段は、前記カバーが開状態にされることを前記記録媒体に対する離脱操作として検出することを特徴とする請求項6記載の画像入力装置。
- 前記記録媒体装着手段に装着された記録媒体に対する電源供給を制御する電源制御手段を備え、前記記録媒体への電源供給が遮断されている間は、前記バスマスタは、前記第1の記憶手段に対するアクセスを禁止することを特徴とする請求項6記載の画像入力装置。
- 前記記録媒体装着手段に装着された記録媒体に対する電源供給を制御する電源制御手段を備え、前記電源制御手段は、前記第1の記憶手段に対するアクセスが行われる前に前記記録媒体に対する電源供給を開始し、前記第1の記憶手段に対するアクセスの終了後に、前記記録媒体に対する電源供給を遮断することを特徴とする請求項6記載の画像入力装置。
- 記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、
前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、
データ転送要求を行うバスマスタと、
外部デバイスおよび前記記録媒体装着手段が接続され、前記外部デバイスと前記バスマスタとの間および前記記録媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための外部バスとを備え、
前記バスマスタは、前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記外部バスを介して前記外部デバイスへアクセスすることを禁止することを特徴とする画像入力装置。 - 前記バスマスタは、ダイレクトメモリアクセス手段であることを特徴とする請求項13記載の画像入力装置。
- 前記記録媒体装着手段は、記録媒体用挿入口が設けられ、該記録媒体を電気的に接続可能に収納する収納部を有し、前記収納部には前記記録媒体用挿入口を開閉するためのカバーが設けられ、前記検出手段は、前記カバーが開状態にされることを前記記録媒体に対する離脱操作として検出することを特徴とする請求項13記載の画像入力装置。
- 記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、動作を制御するためのプログラムが記憶されている第1の記憶手段と、画像データを記憶するための第2の記憶手段と、データ転送要求を行うバスマスタと、前記記録媒体装着手段および前記第1の記憶手段が接続され、前記記憶媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間および前記第1の記憶手段と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための第1のバスと、前記第2の記憶手段が接続され、前記第2の記憶手段と前記バスマスタとの間でデータ転送を行うための第2のバスとを備える画像入力装置の制御方法であって、
前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記バスマスタにより、前記第1のバスを介して前記第1の記憶手段へアクセスすることを禁止し、前記第2のバスを介して前記第2の記憶手段へアクセスすることを許可することを特徴とする画像入力装置の制御方法。 - 記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、動作を制御するためのプログラムが記憶されている第1の記憶手段と、画像データを記憶するための第2の記憶手段と、データ転送要求を行うバスマスタと、前記記録媒体装着手段および前記第1の記憶手段が接続され、前記記憶媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間および前記第1の記憶手段と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための第1のバスと、前記第2の記憶手段が接続され、前記第2の記憶手段と前記バスマスタとの間でデータ転送を行うための第2のバスとを備える画像入力装置の制御方法であって、
前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記バスマスタにより、前記第1のバスを介して前記第1の記憶手段へアクセスすることを禁止することを特徴とする画像入力装置の制御方法。 - 記録媒体を離脱可能に装着する記録媒体装着手段と、前記記録媒体装着手段から記録媒体を離脱させるための離脱操作を検出する検出手段と、データ転送要求を行うバスマスタと、外部デバイスおよび前記記録媒体装着手段が接続され、前記外部デバイスと前記バスマスタとの間および前記記録媒体装着手段に装着された記録媒体と前記バスマスタとの間でそれぞれデータ転送を行うための外部バスとを備える画像入力装置の制御方法であって、
前記検出手段により前記離脱操作が検出されると、前記バスマスタにより、前記外部バスを介して前記外部デバイスへアクセスすることを禁止することを特徴とする画像入力装置の制御方法。
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