JP2005134423A - 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法 - Google Patents

積層体及びカラーフィルター基板の利用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005134423A
JP2005134423A JP2003366987A JP2003366987A JP2005134423A JP 2005134423 A JP2005134423 A JP 2005134423A JP 2003366987 A JP2003366987 A JP 2003366987A JP 2003366987 A JP2003366987 A JP 2003366987A JP 2005134423 A JP2005134423 A JP 2005134423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective layer
color filter
film
soluble resin
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003366987A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4493978B2 (ja
Inventor
Takeshi Matsumoto
武司 松本
Takeyuki Doko
武行 土公
Yuusuke Nakamura
友祐 中村
Keisuke Yumoto
啓介 湯本
Toyohiko Tanaka
豊彦 田中
Kensaku Suzuki
謙作 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2003366987A priority Critical patent/JP4493978B2/ja
Priority to CN2004800321204A priority patent/CN1875297B/zh
Priority to KR1020067003364A priority patent/KR101106081B1/ko
Priority to PCT/JP2004/015908 priority patent/WO2005047941A1/ja
Priority to TW093132687A priority patent/TWI248556B/zh
Publication of JP2005134423A publication Critical patent/JP2005134423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4493978B2 publication Critical patent/JP4493978B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】 液晶表示装置等に用いられるカラーフィルター基板を傷、破損から守り、保管、移送に有利なカラーフィルター基板の積層体を提供する。
【解決手段】 ガラス基板の表面にブラックマトリックス、着色層、透明電極及びスペーサー等の基本構成を形成させたカラーフィルター基板の着色層側の面及び裏側の面にそれぞれ粘着フィルムや樹脂によるコーティング層からなる除去可能な保護層を設け、前記着色層側及び裏側に保護層を設けたカラーフィルター基板を、カラーフィルター基板同士が密着しすぎないように、紙や樹脂フィルム等の離間材を挟んで、複数枚積層させて、積層体とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液晶表示装置等に用いられ、保管、移送時に有利なカラーフィルター基板の積層体及びカラーフィルター基板の利用方法に関するものである。
通常、カラーフィルター基板は、ガラス基板表面にブラックマトリックス、着色層、透明導電膜層及びスペーサー等の突起物を形成した状態で保管、移送される。
従来、カラーフィルター基板を保管、移送する際は、カラーフィルター基板表面を傷や破損から守るため、カラーフィルター基板同士が接触しないように、カラーフィルター基板を所定間隔で並列収納できる、箱形の収納容器を用いていた。
特開2002−264992号公報
しかしながら、最近では、より大型のカラーフィルター基板の製造が要求されており、これらを従来と同様に所定間隔で収納すれば、より大きな、収納容器、収納スペースが必要となり、また、輸送により割れやすくなり、現実には、前記のような収納容器を用いて、保管、移送するのは困難である。
本願発明は、カラーフィルター基板を傷、破損から守り、大型のカラーフィルター基板でも、保管、移送に有利なカラーフィルター基板の積層体及びカラーフィルター基板の利用方法を提供するものである。
本発明は、カラーフィルター基板の着色層側の面及び裏側の面にそれぞれ保護層を設けたカラーフィルター基板を、複数枚積層させてなる積層体であって、隣り合うカラーフィルター基板の間に離間体を介在させることを特徴とする積層体であり、第2の発明は、第1の地点で、カラーフィルター基板の着色層側の面及び裏側の面にそれぞれ保護層を設ける工程と、前記保護層を設けたカラーフィルター基板を、隣り合うカラーフィルター基板の間に離間体を介在させながら、複数枚積層させて積層体を形成させる工程と、前記第1の地点で形成させた積層体を、前記第1の地点から第2の地点へ搬送する工程と、前記第2の地点で、前記カラーフィルター基板の保護層を除去する工程とを具備することを特徴とするカラーフィルター基板の利用方法である。
本発明のカラーフィルター基板の積層体及びカラーフィルター基板の利用方法は、保管や移送の際に、必要なスペースが小さくてすみ、表面に傷やわれが生じにくく、作業性も良好である。
本発明の積層体は、着色層側の面及び裏面にそれぞれ保護層を設けたカラーフィルター基板を、基板の高平面精度がゆえに隣り合う基板が一体化するほど密着してしまうことを避けるため、隣り合うカラーフィルター基板の間に離間体を介在させながら複数枚積層させる。
図1に、本発明で用いる着色層側の面及び裏面にそれぞれ保護層を設けたカラーフィルター基板の一例を示す。ガラス基板3にブラックマトリックス5及び着色層7a、7b、7cが形成され、着色層7の上に透明電極9が形成され、その上にスペーサー11がブラックマトリックス5の上部に形成されている。さらに、スペーサー11の上に、保護層13が形成され、ガラス基板面上に保護層15が形成される。
図2は、本発明の積層体の一例を示す断面図であり、保護層13及び保護層15を設けたカラーフィルター基板1を離間材として紙21を介して積層させている。
本発明の離間材は、紙または樹脂フィルムである。本発明で用いる紙は、中性紙が特に好ましく、本発明でいう中性紙はpH6.5〜7.0(pH測定は、JISP8133による)である。また、不織布も好適に使用できる。本発明で用いる樹脂フィルムは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール又はセルロースからなるものが好適に使用でき、特に好ましくは、ポリエチレンである。
離間材の厚さは、特に制限するものではないが、性能面を考慮すると、紙の場合は、25〜50g/m2が好ましく、特に好ましくは50g/m2程度であり、樹脂フィルムの場合は、25〜100μmが好ましく、特に好ましくは50μm程度である。
離間材の大きさは、カラーフィルター基板と同程度かやや大きい程度でよい。特に望ましくは、離間材の縦または横の長さの一方がカラーフィルター基板より大きく、他方がカラーフィルター基板より小さいものであり、これにより、積層体とした際に、離間材の一辺がカラーフィルター基板からはみ出ることになり、梱包、開梱時の作業性が良好になる。
本発明で用いるカラーフィルター基板は、製造方法に特に制限はなく、基本構成として、ガラス基板上に、ブラックマトリックス、着色層、透明電極及びスペーサー等の突起物を形成させた液晶表示装置等に用いられるカラーフィルター基板である。
本発明は、カラーフィルター基板の着色層側の面及び裏面にそれぞれ保護層を設ける。
本発明の保護層は、保護性能の点からある程度の厚みがあることが好ましく、また着色層、透明電極等と相互作用せず、また、本発明の保護層は一時的な保護であることから後で比較的簡単に除去できるものであることが必要である。
本発明の保護層は、以下に示すような粘着フィルム又はコーティング層が好適に用いられる。
本発明の粘着フィルムは、基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムが用いられる。本発明で用いる基材は、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等であり、粘着剤は、ゴム系又はアクリル系である。特に好ましくは、基材がポリエチレンであり、粘着剤がゴム系であることである。
本発明のコーティング層は、水溶性樹脂、アルカリ可溶性樹脂、溶剤可溶性樹脂等からなる。水溶性樹脂は、ポリビニルアルコール、水酸基を有するアクリル樹脂、セルロース等であり、アルカリ可溶性樹脂は、側鎖に水酸基及びカルボン酸基を有するアクリル共重合体又は、水酸基及びカルボン酸基変性エポキシ・ウレタン・ポリエステルアクリレート等が、好適に使用できる。本発明で特に好ましいコーティング層は、ポリビニルアルコールである。
また、保護層として前記水溶性樹脂、アルカリ可溶性樹脂又は溶剤可溶性樹脂を用いる際、樹脂層中に空隙を含ませることが特に好ましい。本願発明でいう空隙は、前記水溶性樹脂、アルカリ可溶性樹脂や溶剤可溶性樹脂にエアーアトマイジングノズル等で気泡を入れることにより得ることができる。また、ウレタンなどの内部に気泡を有する樹脂や中空樹脂ビーズを分散させた樹脂等を使用することができる。
樹脂層中に空隙を含ませることにより、保護効果が大きくなり、保護層を除去する際、液の浸透がよくなり、除去が容易になる。また、比重が下げられるので、材料コストが削減できる。
本発明の樹脂によるコーティング層の形成方法は、特に限定するものではなく、ディップコート、ロールコート、スキージコート、ダイコート、スプレーによる吹きつけ等の方法が使用可能であり、特に好ましくはロールコートである。
本願発明の保護層の厚さは、特に制限するものではないが、保護性能の面から樹脂によるコーティング層の場合は、3〜100μmが好ましく、特に好ましくは5〜20μmであり、粘着フィルムの場合は、基材の厚みとして10〜50μmが好ましい。
本発明の着色層側及び裏側の保護層がコーティング層であるか粘着フィルムであるかは、着色層側と裏側とで、同じでも良いし、異なっていても良い。すなわち、(1)着色層側の保護層と裏側の保護層とが共にコーティング層である、(2)着色層側の保護層がコーティング層であり、裏側の保護層が粘着フィルムである、(3)着色層側の保護層が粘着フィルムであり、裏側の保護層がコーティング層である、又は(4)着色層側の保護層と裏側の保護層とが共に粘着フィルムである、から選択可能である。本発明の積層体を形成するために、好ましいのは、前記(1)着色層側の保護層と裏側の保護層とが共にコーティング層である、及び前記(2)着色層側の保護層がコーティング層であり、裏側の保護層が粘着フィルムである、であり、特に好ましいのは、前記(1)着色層側の保護層と裏側の保護層とが共にコーティング層である。
次に、本発明のカラーフィルター基板の利用方法について、説明する。
カラーフィルター基板は、通常ガラス基板上に、ブラックマトリックス、着色層、透明電極及びスペーサー等の突起物を形成させた状態で、液晶表示装置メーカーに搬送される。
本発明は、カラーフィルター基板を製造する第1の地点で、前記のように着色層側及び裏側の面に保護層をそれぞれ設けたカラーフィルター基板を離間材を介して積層させた本発明の積層体を形成させ、この積層体を第2の地点に搬送し、第2の地点で、保護層の除去を行う。
本発明でいう第1の地点は、カラーフィルター基板を製造する工場、あるいはそれに隣接する敷地等を含む概念であり、第2の地点は、液晶表示装置メーカー等のカラーフィルター基板を利用して、製品とする工場あるいはそれに隣接する敷地等を含む概念である。
本発明の保護層の除去方法は、保護層の種類により異なる。着色層側と裏側とで保護層の種類が異なるときは、保護層の種類に応じて、それぞれに除去を行う。
保護層が、粘着フィルムの場合は、除去はフィルムを剥離し、洗浄することにより行う。
保護層が、水溶性樹脂層の場合は、除去は保護層を水で洗浄することにより行う。洗浄方法は、ロールブラシによるブラシ洗浄が特に好ましい。
保護層が、アルカリ可溶性樹脂層の場合は、除去は保護層をアルカリ性水溶液で洗浄することにより行う。アルカリ性水溶液は、水酸化カリウム水溶液を用いることが特に好ましい。
保護層が、溶剤可溶性樹脂層の場合は、除去は有機溶剤で洗浄することにより行う。
本願発明で行う、水、アルカリ性水溶液又は有機溶剤による洗浄の方法は、特に限定するものではなく、洗浄液中に浸漬して行うディップ洗浄、洗浄液をシャワーし、ロールブラシやカップブラシを用いるブラシ洗浄、高圧スプレーによるスプレー洗浄又は超音波洗浄等が可能である。
以下、実施例に基づいて、詳細に説明する。
大きさが、縦1500mm、横1800mmのカラーフィルター基板の、着色層側の面及び裏面に、日本合成化学工業(株)製ゴーセノールNK−05 10%水溶液をディッピングにて塗布後、80℃オーブンで10分間乾燥し、厚さ5μmのコーティング層からなる保護層を得た。
該コーティング層で着色層側及び裏側の両面を保護されたカラーフィルター基板200枚を、垂直状態から15度傾斜させた状態で収納できる専用パレットに、基板の高平面精度がゆえに隣り合う基板が一体化するほど密着してしまうことを避けるため、隣り合うカラーフィルター基板間には東セロ(株)製HZ50(ポリエチレンフィルム)(縦1520mm×横1780mm)を挟み込みながら、収納した。
その後、外気との遮断および荷崩れを防ぐ目的でストレッチフィルム巻き、カラーフィルター基板輸送のための積層体とし、搬送を行った。
これにより、カラーフィルター基板の梱包効率を向上させると共に輸送中のカラーフィルター基板の動きを制約することができ、輸送中の振動等によるワレといった基板への影響を避けることができた。
次に、搬送先でコーティング層の除去を行った。
カラーフィルター基板の保護層は、完全に除去されており、カラーフィルター層に傷や汚れも発生していなかった。
大きさが、縦1500mm、横1800mmのカラーフィルター基板の、着色層側の面に、日本合成化学工業(株)製ゴーセノールNK−05 10%水溶液をロールコーターにて塗布後、80℃オーブンで10分間乾燥し、厚さ5μmのコーティング層からなる保護層を得た。次に、裏面の保護層として、(株)サンエー化研製HP−25(PE/ゴム系粘着剤)をカラーフィルター基板の裏面にラミネートした。
該コーティング層で着色層面を保護され、裏面をラミネート保護されたカラーフィルター基板200枚を、垂直状態から15度傾斜させた状態で収納できる専用パレットに、基板の高平面精度がゆえに隣り合う基板が一体化するほど密着してしまうことを避けるため、隣り合うカラーフィルター基板間には東セロ(株)製HZ50(ポリエチレンフィルム)(縦1520mm×横1780mm)を挟み込みながら、収納した。
その後、外気との遮断および荷崩れを防ぐ目的でストレッチフィルム巻き、カラーフィルター基板輸送のための積層体とし、搬送を行った。
これにより、カラーフィルター基板の梱包効率を向上させると共に輸送中のカラーフィルター基板の動きを制約することができ、輸送中の振動等によるワレといった基板への影響を避けることができた。
次に、搬送先で裏面の保護層は、剥離後洗浄し、コーティング層は、洗浄することにより、保護層の除去を行った。
カラーフィルター基板の保護層は、完全に除去されており、カラーフィルター層に傷や汚れも発生していなかった。
本願発明で用いるカラーフィルター基板の一例を示す断面図である。 本願発明の積層体の一例を示す説明図である。
符号の説明
1………カラーフィルター基板
3………ガラス基板
5………ブラックマトリックス
7a………着色層(R)
7b………着色層(G)
7c………着色層(B)
9………透明電極
11………スペーサー
13………保護層
15………保護層
21………紙
31………積層体

Claims (21)

  1. カラーフィルター基板の着色層側の面及び裏側の面にそれぞれ保護層を設けたカラーフィルター基板を、複数枚積層させてなる積層体であって、隣り合うカラーフィルター基板の間に離間体を介在させることを特徴とする積層体。
  2. 前記離間体は、紙または樹脂フィルムである請求項1記載の積層体。
  3. 前記樹脂フィルムは、ポリエチレンフィルムである請求項2記載の積層体。
  4. 前記着色層側及び裏側の保護層がいずれも、水溶性樹脂、アルカリ可溶性樹脂又は溶剤可溶性樹脂である請求項1記載の積層体。
  5. 前記保護層が、層中に空隙を含む樹脂層である請求項4記載の積層体。
  6. 前記着色層側の保護層が水溶性樹脂、アルカリ可溶性樹脂又は溶剤可溶性樹脂からなり、前記裏側の保護層が基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムである請求項1記載の積層体。
  7. 前記着色層側の保護層が、層中に空隙を含む樹脂層である請求項6記載の積層体。
  8. 前記着色層側の保護層が基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムであり、前記裏側の保護層が水溶性樹脂、アルカリ可溶性樹脂又は溶剤可溶性樹脂からなる請求項1記載の積層体。
  9. 前記裏側の保護層が、層中に空隙を含む樹脂層である請求項8記載の積層体。
  10. 前記着色層側及び裏側の保護層がいずれも、基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムである請求項1記載の積層体。
  11. 第1の地点で、カラーフィルター基板の着色層側の面及び裏側の面にそれぞれ保護層を設ける工程と、前記保護層を設けたカラーフィルター基板を、隣り合うカラーフィルター基板の間に離間体を介在させながら、複数枚積層させて積層体を形成させる工程と、
    前記第1の地点で形成させた積層体を、前記第1の地点から第2の地点へ搬送する工程と、
    前記第2の地点で、前記カラーフィルター基板の保護層を除去する工程とを具備することを特徴とするカラーフィルター基板の利用方法。
  12. 前記着色層側及び裏側の保護層が共に水溶性樹脂からなり、前記保護層を除去する工程は、水で洗い流すことを特徴とする請求項11記載のカラーフィルター基板の利用方法。
  13. 前記着色層側及び裏側の保護層が共にアルカリ可溶性樹脂からなり、前記保護層を除去する工程は、アルカリ性水溶液で洗い流すことを特徴とする請求項11記載のカラーフィルター基板の利用方法。
  14. 前記着色層側及び裏側の保護層が共に溶剤可溶性樹脂からなり、前記保護層を除去する工程は、有機溶剤で洗い流すことを特徴とする請求項11記載のカラーフィルター基板の利用方法。
  15. 前記着色層側及び裏側の保護層が共に基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムであり、前記保護層を除去する工程は、前記フィルムを剥離することを特徴とする請求項11記載のカラーフィルター基板の利用方法。
  16. 前記着色層側の保護層が水溶性樹脂からなり、前記裏側の保護層が基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムであり、前記保護層を除去する工程は、前記フィルムを剥離し、前記水溶性樹脂を水で洗い流すことを特徴とする請求項11記載のカラーフィルター基板の利用方法。
  17. 前記着色層側の保護層がアルカリ可溶性樹脂からなり、前記裏側の保護層が基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムであり、前記保護層を除去する工程は、前記フィルムを剥離し、前記アルカリ可溶性樹脂をアルカリ性水溶液で洗い流すことを特徴とする請求項11記載のカラーフィルター基板の利用方法。
  18. 前記着色層側の保護層が溶剤可溶性樹脂からなり、前記裏側の保護層が基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムであり、前記保護層を除去する工程は、前記フィルムを剥離し、前記溶剤可溶性樹脂を有機溶剤で洗い流すことを特徴とする請求項11記載のカラーフィルター基板の利用方法。
  19. 前記着色層側の保護層が基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムであり、前記裏側の保護層が水溶性樹脂からなり、前記保護層を除去する工程は、前記フィルムを剥離し、前記水溶性樹脂を水で洗い流すことを特徴とする請求項11記載のカラーフィルター基板の利用方法。
  20. 前記着色層側の保護層が基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムであり、前記裏側の保護層がアルカリ可溶性樹脂からなり、前記保護層を除去する工程は、前記フィルムを剥離し、前記アルカリ可溶性樹脂をアルカリ性水溶液で洗い流すことを特徴とする請求項11記載のカラーフィルター基板の利用方法。
  21. 前記着色層側の保護層が基材表面に粘着剤を有するフィルム又は基材と粘着剤との共押しフィルムであり、前記裏側の保護層が溶剤可溶性樹脂からなり、前記保護層を除去する工程は、前記フィルムを剥離し、前記溶剤可溶性樹脂を有機溶剤で洗い流すことを特徴とする請求項11記載のカラーフィルター基板の利用方法。
JP2003366987A 2003-10-28 2003-10-28 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法 Expired - Fee Related JP4493978B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003366987A JP4493978B2 (ja) 2003-10-28 2003-10-28 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
CN2004800321204A CN1875297B (zh) 2003-10-28 2004-10-27 滤色器基板、其叠层体及滤色器基板的使用方法
KR1020067003364A KR101106081B1 (ko) 2003-10-28 2004-10-27 컬러 필터 기판, 그 적층체 및 컬러 필터 기판의 이용 방법
PCT/JP2004/015908 WO2005047941A1 (ja) 2003-10-28 2004-10-27 カラーフィルタ基板、その積層体及びカラーフィルタ基板の利用方法
TW093132687A TWI248556B (en) 2003-10-28 2004-10-28 Color filter substrate, laminated body thereof and utilization method of color filter substrate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003366987A JP4493978B2 (ja) 2003-10-28 2003-10-28 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010021810A Division JP5131294B2 (ja) 2010-02-03 2010-02-03 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005134423A true JP2005134423A (ja) 2005-05-26
JP4493978B2 JP4493978B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=34645122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003366987A Expired - Fee Related JP4493978B2 (ja) 2003-10-28 2003-10-28 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4493978B2 (ja)

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756808A (en) * 1980-09-24 1982-04-05 Dainippon Printing Co Ltd Manufacture of color separation filter
JPH01233402A (ja) * 1988-03-14 1989-09-19 Toppan Printing Co Ltd 色分解フィルターの製造方法
JPH0598224A (ja) * 1991-10-07 1993-04-20 Sekisui Chem Co Ltd 表面保護フイルム
JPH05162853A (ja) * 1991-12-13 1993-06-29 Central Glass Co Ltd 合紙の供給・回収装置
JPH0784120A (ja) * 1993-09-16 1995-03-31 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルターの面取り加工方法
JPH0848952A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Sekisui Chem Co Ltd 表面保護フイルム
JPH09132263A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Mitsui Toatsu Chem Inc ガラス板包装用スペーサー
JPH1020285A (ja) * 1996-07-01 1998-01-23 Pearl Package Kk 液晶表示体用ガラス保護スペーサー
JPH1095959A (ja) * 1996-09-25 1998-04-14 Sekisui Chem Co Ltd 表面保護フィルム
JP2000353739A (ja) * 1999-06-14 2000-12-19 Dainippon Printing Co Ltd ガラス基板搬送用パレット
JP2002154648A (ja) * 2000-11-15 2002-05-28 Fuji Photo Film Co Ltd 基板カセット
JP2002347882A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Jsp Corp 基板搬送用ボックス
JP2003186409A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Seiko Epson Corp 電気光学装置用元基板の補強方法及び輸送方法、補強材付き電気光学装置用元基板、並びに電気光学装置の製造方法
JP2003273189A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Nippon Zeon Co Ltd 精密基板保護フィルム、および、精密基板の保管または搬送方法

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756808A (en) * 1980-09-24 1982-04-05 Dainippon Printing Co Ltd Manufacture of color separation filter
JPH01233402A (ja) * 1988-03-14 1989-09-19 Toppan Printing Co Ltd 色分解フィルターの製造方法
JPH0598224A (ja) * 1991-10-07 1993-04-20 Sekisui Chem Co Ltd 表面保護フイルム
JPH05162853A (ja) * 1991-12-13 1993-06-29 Central Glass Co Ltd 合紙の供給・回収装置
JPH0784120A (ja) * 1993-09-16 1995-03-31 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルターの面取り加工方法
JPH0848952A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Sekisui Chem Co Ltd 表面保護フイルム
JPH09132263A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Mitsui Toatsu Chem Inc ガラス板包装用スペーサー
JPH1020285A (ja) * 1996-07-01 1998-01-23 Pearl Package Kk 液晶表示体用ガラス保護スペーサー
JPH1095959A (ja) * 1996-09-25 1998-04-14 Sekisui Chem Co Ltd 表面保護フィルム
JP2000353739A (ja) * 1999-06-14 2000-12-19 Dainippon Printing Co Ltd ガラス基板搬送用パレット
JP2002154648A (ja) * 2000-11-15 2002-05-28 Fuji Photo Film Co Ltd 基板カセット
JP2002347882A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Jsp Corp 基板搬送用ボックス
JP2003186409A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Seiko Epson Corp 電気光学装置用元基板の補強方法及び輸送方法、補強材付き電気光学装置用元基板、並びに電気光学装置の製造方法
JP2003273189A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Nippon Zeon Co Ltd 精密基板保護フィルム、および、精密基板の保管または搬送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4493978B2 (ja) 2010-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101010462B1 (ko) 롤 원재료 및 롤 원재료 제조 방법
CN103499891A (zh) 光学显示装置的制造系统
JP4493977B2 (ja) 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
JP5131294B2 (ja) 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
JP5131295B2 (ja) カラーフィルター基板の積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
JP4493978B2 (ja) 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
JP4493979B2 (ja) カラーフィルター基板、その積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
JP5803535B2 (ja) フィルム積層体およびガラスフィルムの製造関連処理方法
JP5131296B2 (ja) カラーフィルター基板の積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
JP5131293B2 (ja) 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
JP4493976B2 (ja) カラーフィルター基板、その積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
JP4494054B2 (ja) カラーフィルター基板、その積層体及びその利用方法
JP2007073678A (ja) ガラス基板搬送用梱包構造、および、ガラス基板搬送用梱包方法
JP5131292B2 (ja) カラーフィルター基板の積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
JP2008020856A (ja) 液晶表示パネルの保護フィルム及び液晶表示パネルの保護方法
JP2005274826A (ja) カラーフィルター基板、その積層体及びその利用方法
JP2005274828A (ja) カラーフィルター基板、その積層体及びその利用方法
JP4494056B2 (ja) 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
KR101106081B1 (ko) 컬러 필터 기판, 그 적층체 및 컬러 필터 기판의 이용 방법
JP4640934B2 (ja) 積層体および板の利用方法
JP2013022902A (ja) ガラスフィルム積層体及びその製造方法
JP5811660B2 (ja) ガラスフィルム積層体及びその製造方法
JP5083337B2 (ja) 積層体及びカラーフィルター基板の利用方法
JP2001272539A (ja) 光学フィルム積層体
TWI666475B (zh) 偏光板片狀體的製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4493978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees