JP2002347882A - 基板搬送用ボックス - Google Patents

基板搬送用ボックス

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JP2002347882A
JP2002347882A JP2001161117A JP2001161117A JP2002347882A JP 2002347882 A JP2002347882 A JP 2002347882A JP 2001161117 A JP2001161117 A JP 2001161117A JP 2001161117 A JP2001161117 A JP 2001161117A JP 2002347882 A JP2002347882 A JP 2002347882A
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JP
Japan
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substrate
box
groove
box body
resin foam
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JP2001161117A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Tsurumaki
充 鶴巻
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JSP Corp
Original Assignee
JSP Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ガラス基板の搬送中に、ガラス基板の端部の
角が溝内の壁面と擦れ、溝内の壁面が削れて粉塵が発生
し、ガラス基板に付着することを防止し、また表面保護
フィルムが積層されているガラス基板を搬送する場合に
は、角が溝内の壁面と広い範囲で擦れ、保護フィルムが
剥がれてその表面を傷つけてしまうことを防止する。 【解決手段】 ボックス本体部はポリオレフィン樹脂発
泡体からなり、ボックス本体部の内部には複数の基板を
収容する空間を有するとともに、ボックス本体部の内面
の相対向する一対の面に、基板支持用の溝5A、5Bが
形成された基板搬送用ボックスであって、各溝5A、5
Bの先端部又はその近傍に、溝5A、5Bを区画する両
凸条6A、6Bから溝内側方向に突出する突出部7A、
7A’;7B、7B’が形成されており、突出部7A、
7A’;7B、7B’間の間隔は基板Pの厚みよりも広
くなっていることを特徴とする基板搬送用ボックス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、素板ガラス基板、
液晶表示用ガラス基板、プラズマ表示体用ガラス基板、
サーマルヘッド用ガラス基板、カラーフィルター等の各
種ガラス基板、又はこれらのガラス基板を用いて製造し
た完成パネル等のガラス基板、あるいは半導体関連のマ
スク原板、フォトマスク板、プリント基板等の基板を搬
送するための基板搬送用ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスメーカー、カラーフィルターメー
カー、デバイスメーカーの相互間における基板(完成パ
ネルも含む)の搬送のために、樹脂発泡体からなる基板
搬送用ボックス(以下単にボックスとも称する)の使用
されている。このようなボックスとしては、例えば、有
底の本体部及び蓋体部、あるいは無底の本体部、蓋体部
及び底体部で構成され、これらの各部材はポリオレフィ
ン系樹脂発泡体からなり、上記本体部の内面の相対向す
る一対の面に基板支持用の溝が形成されたものが提案さ
れている(特開平7−132986号公報、特開平8−
301354号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公知文献に記載さ
れたボックスは基板の保護性に優れている。しかしなが
ら、上記公知文献に記載されたボックスの問題点として
は、次のようなものがあった。即ち、上記ボックスは、
溝内へのガラス基板の挿入を容易とするために、溝の間
隔はガラス基板の厚みよりも広く形成されている上に溝
の先端部ほど溝の間隔が広がっており、更に相対向する
面の溝間の距離はガラス基板の収納長さよりも広く形成
されている。このため、ガラス基板の搬送中に、ガラス
基板の端部の角(端部付近に形成された段部の角も含
む)が溝内の壁面と広い範囲で擦れ、溝内の壁面が削れ
て粉塵が多く発生してしまう。そういった粉塵はガラス
基板に付着しやすいので、できる限り発生量が少ない方
が好ましい。
【0004】また、上記公知文献に記載されたボックス
に、ガラス基板として表面保護フィルムが積層されてい
るものを収納すると、ガラス基板の搬送中に、ガラス基
板の端部の角が溝内の壁面と広い範囲で擦れるため、保
護フィルムが上記端部の角から剥がれやすく、剥がれ始
めると保護フィルムが外側に丸まってしまい広範囲に渡
って剥がれ易くなってしまう。保護フィルムの剥がれが
広がると、薄膜トランジスタが露出してその表面を傷つ
けてしまうという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記した従
来の問題点に鑑み、基板搬送用ボックスの本体部の相対
向する一対の内面に形成された基板支持用の各溝の先端
部又は各溝の内部であるが先端部近くに、溝を区画する
両凸条より突出する突出部(ただし、突出部間の間隔は
ガラス基板の厚みよりも広い)を設けることにより、基
板端部の角が溝内の壁面に広範囲で接触しなくなること
を見出し、本発明を完成させるに至った。
【0006】即ち、本発明によれば、上記課題を解決す
るため、有底のボックス本体部及び蓋体部により、ある
いは無底のボックス本体部、蓋体部及び底体部により構
成されたボックスであって、少なくともボックス本体部
はポリオレフィン樹脂発泡体からなり、該ボックス本体
部の内部には複数の基板を収容する空間を有するととも
に、該ボックス本体部の内面の相対向する一対の面に、
基板支持用の溝が形成された基板搬送用ボックスであっ
て、各溝の先端部又はその近傍に、溝を区画する両凸条
から溝内側方向に突出する突出部が形成されており、突
出部間の間隔は基板の厚みよりも広くなっていることを
特徴とする基板搬送用ボックスが提供される。また、本
発明によれば、有底のボックス本体部及び蓋体部によ
り、あるいは無底のボックス本体部、蓋体部及び底体部
により構成されたボックスであって、少なくともボック
ス本体部はポリオレフィン系樹脂発泡体からなり、該ボ
ックス本体部の内部には複数の基板を収容する空間を有
するとともに、該ボックス本体部の側壁の一内面に基板
支持用の溝が形成されており、且つ該一内面と相対向す
る面又はその近傍に、基板支持用の溝を有するポリオレ
フィン系樹脂発泡体からなる基板支持部材が固定されて
なる基板搬送用ボックスであって、ボックス本体部の側
壁の一内面に形成された上記溝及び基板支持部材に形成
された上記溝の各溝の先端部又はその近傍に、溝を区画
する両凸条から溝内側方向に突出する突出部が形成され
ており、突出部間の間隔は基板の厚みよりも広くなって
いることを特徴とする基板搬送用ボックスが提供され
る。また、本発明によれば、有底のボックス本体部及び
蓋体部により、あるいは無底のボックス本体部、蓋体部
及び底体部により構成されており、該ボックス本体部の
内部には複数の基板を収容する空間を有するとともに、
該ボックス本体部の内面の相対向する一対の面またはそ
の近傍に、基板支持用の溝を有する基板支持部材がそれ
ぞれ固定されてなる基板搬送用ボックスであって、上記
基板支持部材がポリオレフィン系樹脂発泡体からなり、
各溝の先端部又はその近傍に、溝を区画する両凸条から
溝内側方向に突出する突出部が形成されており、突出部
間の間隔は基板の厚みよりも広くなっていることを特徴
とする基板搬送用ボックスが提供される。更に、本発明
によれば、上記構成において、表面保護フィルムが積層
された基板の搬送に使用されるものであることを特徴と
する基板搬送用ボックスが提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。請
求項1記載の本発明の基板搬送用ボックス(以下「請求
項1ボックス」という)は、有底のボックス本体部及び
蓋体部、あるいは無底のボックス本体部、蓋体部及び底
体部で構成されており、これらの部材の内、少なくとも
ボックス本体部(以下単に「本体部」略記されることも
ある)はポリオレフィン系樹脂発泡体からなる。上記ポ
リオレフィン系樹脂発泡体の発泡倍率(基材樹脂の密度
÷発泡体の見かけ密度)は、基材樹脂であるポリオレフ
ィン系樹脂の種類、収納する基板の大きさや重さ、ボッ
クスの壁厚み等に応じて決定されるが、通常は、3〜5
0倍、好ましくは4〜40倍である。発泡倍率が小さく
なりすぎると、基板を充分に保護できなかったり、軽量
性を阻害しやすい。また、発泡倍率が大きくなりすぎる
と、強度が不足しやすくなるのでそれを補うために壁厚
みを厚くしなければならず、その結果、必要以上に壁厚
みの厚い大きなボックスになってしまう虞がある。ま
た、発泡倍率があまりにも大きくなりすぎると、ボック
ス自体が変形しやすくなり、内部に収納された基板を損
傷してしまう虞もある。
【0008】請求項1ボックスにおいて、蓋体部及び、
無底のボックス本体部とともに使用される底体部は、ポ
リオレフィン系樹脂発泡体以外の合成樹脂発泡体、合成
樹脂無発泡体又は金属等の他の素材で形成することもで
きるが、本体部と同様にポリオレフィン系樹脂発泡体か
らなるものが好ましい。尚、蓋体部及び底体部を他の素
材で形成する場合には、蓋体部と底体部において、基板
と接する可能性がある箇所や、基板の破損防止やがたつ
き防止を図るために基板と接触させようと意図する箇所
についてはポリオレフィン系樹脂発泡体製の別部材を取
付けておくことが好ましい。
【0009】請求項1ボックスは、有底の本体部及び蓋
体部の二者、あるいは、無底の本体部、蓋体部及び底体
部の三者で構成される。これらの部材のそれぞれはポリ
オレフィン系樹脂発泡体から構成されていることが好ま
しく、この場合これらの部材は同じ材質、同じ発泡倍率
であることができるが、場合によっては必ずしも同じ材
質、同じ発泡倍率である必要は無い。例えば、有底の本
体部が発泡倍率5〜20倍のポリプロピレン系樹脂発泡
体からなると共に蓋体部が発泡倍率10〜30倍のポリ
エチレン系樹脂発泡体からなるものでも良いし、有底の
本体部が発泡倍率5〜35倍のポリプロピレン系樹脂発
泡体からなると共に蓋体部が発泡倍率15〜45倍のポ
リプロピレン系樹脂発泡体からなるものでも良いし、有
底の本体部が発泡倍率5〜15倍のポリエチレン系樹脂
発泡体からなると共に蓋体部が発泡倍率10〜30倍の
ポリエチレン系樹脂発泡体からなるものでも良い。ま
た、例えば、無底の本体部及び底体部が発泡倍率5〜2
0倍のポリプロピレン系樹脂発泡体からなると共に蓋体
部が発泡倍率10〜30倍のポリエチレン系樹脂発泡体
からなるものでも良いし、無底の本体部及び底体部が発
泡倍率5〜35倍のポリプロピレン系樹脂発泡体からな
ると共に蓋体部が発泡倍率15〜45倍のポリプロピレ
ン系樹脂発泡体からなるものでも良いし、無底の本体部
及び底体部が発泡倍率5〜15倍のポリエチレン系樹脂
発泡体からなると共に蓋体部が発泡倍率10〜30倍の
ポリエチレン系樹脂発泡体からなるものでも良い。この
ように自由に組み合わせることができる。
【0010】上記ポリオレフィン系樹脂とは、次の
(a)〜(e)のいずれかに該当するものである。 (a)エチレン、プロピレン、ブテン等のα−オレフィ
ンの単独重合体。 (b)2種以上のα−オレフィン同士の共重合体。 (c)α−オレフィン成分と他のモノマー成分とからな
る共重合体であってかつα−オレフィン単位成分比率が
50重量%以上、好ましくは60重量%以上、より好ま
しくは70重量%以上、更に好ましくは80重量%以
上、最も好ましくは90重量%以上の共重合体。 (d)上記(a)、(b)及び(c)の群から選ばれた
2種以上の混合物。 (e)上記(a)、(b)、(c)及び(d)の群から
選ばれた1種又は2種以上と、上記(a)、(b)、
(c)又は(d)とは異なる他の合成樹脂成分又は/及
び他の合成エラストマー成分との混合樹脂組成物であっ
て、該組成物中のα−オレフィン成分単位比率が50重
量%以上、好ましくは60重量%以上、より好ましくは
70重量%以上、更に好ましくは80重量%以上、最も
好ましくは90重量%以上の混合樹脂組成物。
【0011】請求項1ボックスを構成するポリオレフィ
ン系樹脂発泡体は、上記ポリオレフィン系樹脂からなる
ものの中でも、ポリプロピレン系樹脂からなるものが好
ましい。ポリプロピレン系樹脂からなるものは強度に優
れるため、例えばポリエチレン系樹脂からなるものに比
べ、同じ強度をより軽量で実現できる。
【0012】尚、ポリプロピレン系樹脂とは、次の(f)
〜(i)のいずれかに該当するものである。 (f)プロピレンの単独重合体。 (g)プロピレン成分と他のモノマー成分とからなる共
重合体であってかつプロピレン単位成分比率が50重量
%以上、好ましくは60重量%以上、より好ましくは7
0重量%以上、更に好ましくは80重量%以上、最も好
ましくは90重量%以上の共重合体。 (h)上記(f)及び(g)の群から選ばれた2種以上
の混合物。 (i)上記(f)、(g)及び(h)の群から選ばれた
1種又は2種以上と、上記(f)、(g)又は(h)と
は異なる他の合成樹脂成分又は/及び他の合成エラスト
マー成分との混合樹脂組成物であって、該組成物中のプ
ロピレン成分単位比率が50重量%以上、好ましくは6
0重量%以上、より好ましくは70重量%以上、更に好
ましくは80重量%以上、最も好ましくは90重量%以
上の混合樹脂組成物。
【0013】また、ポリエチレン系樹脂とは、次の(j)
〜(m)のいずれかに該当するものである。 (j)エチレンの単独重合体。 (k)エチレン成分と他のモノマー成分とからなる共重
合体であってかつエチレン単位成分比率が50重量%以
上、好ましくは60重量%以上、より好ましくは70重
量%以上、更に好ましくは80重量%以上、最も好まし
くは90重量%以上の共重合体。 (l)上記(j)及び(k)の群から選ばれた2種以上
の混合物。 (m)上記(j)、(k)及び(l)の群から選ばれた
1種又は2種以上と、上記(j)、(k)又は(l)と
は異なる他の合成樹脂成分又は/及び他の合成エラスト
マー成分との混合樹脂組成物であって、該組成物中のエ
チレン成分単位比率が50重量%以上、好ましくは60
重量%以上、より好ましくは70重量%以上、更に好ま
しくは80重量%以上、最も好ましくは90重量%以上
の混合樹脂組成物。
【0014】上記ポリオレフィン系樹脂発泡体を構成す
るポリオレフィン系樹脂には、帯電防止剤、気泡調節
剤、難燃剤、難燃助剤、無機充填剤等の各種添加剤を必
要に応じて必要量を添加することができる。
【0015】上記ポリオレフィン系樹脂発泡体は、好適
には、ポリオレフィン系樹脂をビーズ状に発泡させてな
る発泡粒子を金型内充填し、所定の温度に加熱し、次い
で冷却する成形方法、いわゆる型内成形方法により製造
される。上記型内成形方法は、射出発泡成形方法に比べ
低圧で実施できるので、金型としてはアルミニウム型の
ような低コストの金型を用いることができる。
【0016】請求項1ボックスの本体部内面の相対向す
る一対の側面は、型内成形と同時に基板支持用の溝が形
成されるようにする。なお本体部内面の相対向するもう
一対の側面には溝を形成しないのが通常であるが、他の
寸法の基板を収容可能にするために溝を形成することも
できる。本体部の底で基板と接する箇所(底体部を別体
として形成した場合には底体部の基板と接する箇所)及
び蓋体部の内部の基板側を向く面には溝をつけるには及
ばないが、溝をつけた方ががたつきを小さくする上で有
効である。本体部の底で基板と接する箇所(底体部を別
体として形成した場合には底体部の基板と接する箇所)
及び蓋体部の内部の基板側を向く面に溝を形成する場合
には、それら溝には、本体部内面の相対向する一対の側
面に設けられる溝に形成される後述する突出部は形成し
なくても構わない。それら溝は先広がりの単なる溝で構
わない。
【0017】ここで、請求項1ボックスの一例を図1に
斜視図で示す。このボックスは有底の本体部1と蓋体部
3からなる。図中2は本体部1と一体に成形されてなる
底体部である。本体部1の相対向する一対の壁部4A、
4Bには基板Pの両端を収容するための溝5A、5Bが
形成されている。これら溝5A、5Bは、図2(a)に
部分平面図で示すように、隣り合う凸条6A、6Bによ
り区画され、凸条6A、6Bの先端部(ボックス内側)
には溝5A、5Bの形成する空間に向けて突出部7A及
び7A’、7B及び7B’が形成されている。そして突
出部7A及び7A’と、7B及び7B’間の間隔はガラ
ス基板Pの幅より若干広くなっている。なお、図1にお
いて9は底体部2に形成された溝、8は蓋体部3に形成
された溝である。
【0018】次に、請求項1ボックスの本体部内面の相
対向する一対の側面に形成される溝について、請求項1
のポイント部分である「各溝の先端部又はその近傍に、
溝を区画する両凸条から溝内側方向に突出する突出部が
形成されており、突出部間の間隔は基板の厚みよりも広
くなっていること」について説明する。請求項1ボック
スでは、溝の両脇に位置し、溝を形成する凸条の先端
部、又は各溝の内部であるがその凸条の先端部近くに突
出部が形成されているので、基板が溝内に保持された
後、搬送時に基板が溝内で移動しても基板の端部の角部
(端部付近に形成された段部の角部も含む)が溝内の壁
面と擦れにくくなり、或いは擦れても狭い範囲に止める
ことができるので、粉塵の発生を極力防止でき、基板に
保護フィルムが貼ってあるような場合には保護フィルム
の剥がれを極力防止できるという効果を奏する。図2
(b)に図1及び図2(a)に示す構造の基板搬送用ボ
ックスの溝5A、5B内に、保護フィルムFを設けたガ
ラス基板Pの先端が収容されている様子を示す。図中1
0は段部の角、11は端部の角である。
【0019】突出部の位置は、当該突出部側に収納され
る基板の端部の角部が、基板が反対側の溝のもっとも奥
深くに移動した際に当該突出部よりも奥に位置するよう
になっていれば、本発明の効果は達成される。ただし、
突部の位置は溝の先端部側に位置するほど溝の深さを浅
くすること(発泡体材料の節減)が可能となるので好ま
しい。
【0020】当該突出部の形状としては楕円形、円形、
半円、三角形、四角形等の多角形等さまざまな形状が例
示される。図3に図2(a)に示したものとは別の突出
部の2例を示す。図3(a)の突出部は凸条の先端部
に、図3(b)の突出部は凸条の先端部近傍、即ち先端
部よりやや手前に形成されている。突出部の突部間の間
隔は狭すぎると基板の挿入がしにくくなり、保護フィル
ムが積層されている場合にはその保護フィルムを剥がし
てしまう虞があり、逆に、広すぎると基板のがたつきが
大きくなるし隣り合う溝の間隔が大きくなって一定の間
隔に収納できる基板の枚数が減るので好ましくない。こ
のような観点から、突部間の間隔は、基板の厚みの1.
3倍〜5倍が好ましく、1.5倍〜4倍がより好まし
い。
【0021】以上では、請求項1ボックスについて説明
を行なってきたが、次に請求項2記載の本発明の基板搬
送用ボックス(以下「請求項2ボックス」という)及び
請求項3記載の本発明の基板搬送用ボックス(以下「請
求項3ボックス」という)について説明を行う。
【0022】請求項2ボックスは、有底のボックス本体
部及び蓋体部により、あるいは無底のボックス本体部、
蓋体部及び底体部により構成されたボックスであって、
少なくともボックス本体部はポリオレフィン系樹脂発泡
体からなり、該ボックス本体部の内部には複数の基板を
収容する空間を有するとともに、該ボックス本体部の側
壁の一内面に基板支持用の溝が形成されており、且つ該
一内面と相対向する面又はその近傍に、基板支持用の溝
を有するポリオレフィン系樹脂発泡体からなる基板支持
部材が固定されてなる基板搬送用ボックスであって、ボ
ックス本体部の側壁の一内面に形成された上記溝及び基
板支持部材に形成された上記溝の各溝の先端部又はその
近傍に、溝を区画する両凸条から溝内側方向に突出する
突出部が形成されており、突出部間の間隔は基板の厚み
よりも広くなっていることを特徴とする基板搬送用ボッ
クスである。
【0023】請求項2ボックスは、請求項1ボックスに
おけるボックス本体部の内面の相対向する一対の面に形
成された基板支持用の溝の形態のみが異なる点であり、
他の点は同じである。請求項1ボックスでは、相対向す
る一対の面に形成された基板支持用の両内面の溝はボッ
クス本体部と一体に成形されたものである。これに対
し、請求項2ボックスでは、一方の内面の基板支持用の
溝はボックス本体部と一体に成形されてなる点では請求
項1ボックスと同じであるが、他方の内面を形成する基
板支持用の溝はボックス本体とは別に成形された基板支
持部材を用いている点で請求項1ボックスとは異なる。
該基板支持部材は、少なくとも一方の面に基板支持用の
溝が形成されるようにボックス本体部と同様にポリオレ
フィン系樹脂発泡体、好ましくはポリプロピレン系樹脂
発泡体で形成されている。そして該基板支持部材は、ボ
ックス本体部の一方の内面に一体に形成された上記基板
支持用の溝と対向するように、当該一方の面と相対向す
るボックス本体部の内面又はその近傍に固定されて、相
対向する双方の溝により基板を支持できるようになって
いる。
【0024】基板支持部材のボックス本体部への固定
は、ボックス本体部内面に接着することにより行なって
も良いが、嵌合方式又は係合方式により着脱自在に固定
されていることが好ましい。着脱自在であると、溝部分
が破損した場合や汚れた場合に取替えができるので好ま
しい。尚、請求項2ボックスにおいて、蓋体部及び、無
底のボックス本体部とともに使用される底体部は、ポリ
オレフィン系樹脂発泡体以外の合成樹脂発泡体、合成樹
脂無発泡体又は金属等の他の素材で形成することもでき
るが、本体部と同様にポリオレフィン系樹脂発泡体から
なるものが好ましく、ポリプロピレン系樹脂発泡体から
なるものがより好ましい。尚、蓋体部及び底体部を他の
素材で形成する場合には、蓋体部と底体部において、基
板と接する可能性がある箇所や、基板の破損防止やがた
つき防止を図るために基板と接触させようと意図する箇
所についてはポリオレフィン系樹脂発泡体製の別部材を
取付けておくことが好ましい。
【0025】請求項3ボックスは、有底のボックス本体
部及び蓋体部により、あるいは無底のボックス本体部、
蓋体部及び底体部により構成されており、該ボックス本
体部の内部には複数の基板を収容する空間を有するとと
もに、該ボックス本体部の内面の相対向する一対の面ま
たはその近傍に、基板支持用の溝を有する基板支持部材
がそれぞれ固定されてなる基板搬送用ボックスであっ
て、上記基板支持部材がポリオレフィン系樹脂発泡体か
らなり、各溝の先端部又はその近傍に、溝を区画する両
凸条から溝内側方向に突出する突出部が形成されてお
り、突出部間の間隔は基板の厚みよりも広くなっている
ことを特徴とする基板搬送用ボックスである。
【0026】請求項3ボックスは、請求項1ボックスに
おけるボックス本体部及びその内面の相対向する一対の
面に形成された基板支持用の溝のみが異なる点であり、
他の点は同じである。請求項1ボックスでは、相対向す
る一対の面に形成された基板支持用の溝はいずれもボッ
クス本体部と一体に成形されたものである。これに対
し、請求項3ボックスでは、基板支持用の溝のいずれ
も、ボックス本体部とは別に成形された基板支持部材を
用いている点で請求項1ボックスとは異なる。該基板支
持部材は、少なくとも一方の面に基板支持用の溝が形成
されるようにボックス本体部と同様にポリオレフィン系
樹脂発泡体、好ましくはポリプロピレン系樹脂発泡体で
形成されている。そして該基板支持部材は、ボックス本
体部の相対向する内面又はその近傍にそれぞれ固定され
て、相対向する双方の溝により基板を支持できるように
なっている。
【0027】基板支持部材のボックス本体部への固定
は、ボックス本体部内面に接着することにより行なって
も良いが、嵌合方式又は係合方式により着脱自在に固定
されていることが好ましい。着脱自在であると、溝部分
が破損した場合や汚れた場合に取替えができるので好ま
しい。
【0028】また、請求項3ボックスを構成するボック
ス本体部は、ポリオレフィン系樹脂発泡体以外の合成樹
脂発泡体、合成樹脂無発泡体又は金属等の他の素材で形
成することができる点においても請求項1ボックスと異
なる点であるが、請求項1ボックスの本体部と同様にポ
リオレフィン系樹脂発泡体からなるものが好ましい。ま
た、請求項3ボックスにおいても、蓋体部及び、無底の
ボックス本体部とともに使用される底体部は、ポリオレ
フィン系樹脂発泡体以外の合成樹脂発泡体、合成樹脂無
発泡体又は金属等の他の素材で形成することもできる
が、本体部と同様にポリオレフィン系樹脂発泡体からな
るものが好ましく、ポリプロピレン系樹脂発泡体からな
るものがより好ましい。尚、蓋体部及び底体部を他の素
材で形成する場合には、蓋体部と底体部において、基板
と接する可能性がある箇所や、基板の破損防止やがたつ
き防止を図るために基板と接触させようと意図する箇所
についてはポリオレフィン系樹脂発泡体製の別部材を取
付けておくことが好ましい。
【0029】請求項2ボックス及び請求項3ボックスで
使用される上記基板支持部材としては、特開平7−25
7681号公報或いは特開平8−301354号公報に
記載された形状のもの(特開平7−257681号公報
では「溝付き内挿部材」と表現されたものであり、特開
平8−301354号公報では「緩衝体4a,4b」と
表現されたもの)が好適に使用される。
【0030】上記の各基板搬送用ボックスないし基板支
持部材の溝数は任意に設定できるが、基板の収容数や基
板を収容した状態で人が運ぶことのできる重量等を考慮
した場合、ボックス1個当り15〜50枚の基板を隔て
て収納しうる溝数とすることが望ましいが、これに限定
されない。
【0031】本発明の各基板搬送用ボックスを構成する
ポリオレフィン系樹脂発泡体の基板と接する面(好まし
くはポリオレフィン系樹脂発泡体の全面)の表面は、壁
内部よりも級密なスキン構造に形成されていることが望
ましい。例えば、型内成形に際し、加熱時間を長くとっ
たり又は後加熱を行えば、金型内面に接触している表面
のみを級密なスキン構造に形成することができる。この
場合のスキン構造の見かけ密度(表面から1mm深さま
での部分の見かけ密度)は、内部の見かけ密度(表面か
ら1mm深さのところを切除して残った内部を測定した
見かけ密度)よりも1.1倍以上、好ましくは1.3倍
以上、より好ましくは1.5〜3.5倍大きくするのが
適当である。また、蓋体部及び底体部の表面も、同様の
スキン構造のポリオレフィン系樹脂発泡体とすることが
好ましい。表面のみを級密なスキン構造にすることは、
発塵性の防止、強度の向上の点で有利となる。
【0032】ボックス内部を不活性ガスで置換する使い
方をするときは、本体部あるいは蓋体部の適当な個所に
はガス導入口を設置する。
【0033】本発明のボックスに、TFT(薄膜トラン
ジスタ)形成済みのガラス基板や液晶セルの完成パネル
を収容するときは、ボックスの少なくとも基板と接する
箇所または接する可能性のある箇所(好ましくはボック
ス全体)は、導電性ポリマーや帯電防止性物質を数%〜
数10%含有させたポリオレフィン系樹脂を発泡させる
などの方法により、体積固有抵抗値が10〜1012
Ω・cmのポリオレフィン系樹脂発泡体とすることが望
ましい。これにより必要な帯電防止性が得られる。
【0034】本体部と蓋体部との間の係合は(底体部が
存在する場合には本体部と底体部との間の係合も)、発
泡体同士の間の摩擦力が大きいので単なる嵌め込みで充
分である。しかしながら、ガス置換を行う場合又はその
係合を強固にしたい場合には、両者が係合する個所を波
形に形成するなど係合部の面積を大にすればよい。
【0035】基板を収容し、さらには本体部と蓋体部と
を係合(底体部が存任する場合には本体部部と底体部も
係合)した後は、もし必要なら面ファスナー、その他の
係合部材で、本体部から蓋体部と底体部が外れるのを防
止することができる。
【0036】遠方への輸送(例えば輸出)に際しては、
基板を収容したボックス全体を、ポリオレフィンフィル
ムやアルミニウムラミネートフィルムなどの防湿性を有
する包材で包装したり、全体をテープ掛けなどすること
ができる。包装に際しては内部にシリカゲル等の吸湿剤
を入れておくこともできる。
【0037】
【発明の効果】本発明の基板搬送用ボックスは、基板を
保持する溝がポリオレフィン系樹脂発泡体で構成されて
いるので、それ自体壊れにくく、基板の保護性に優れ
る。特に、ガラス板そのものからなるガラス基板や、T
FT(薄膜トランジスタ)形成済みのガラス基板や液晶
セルの完成パネルのようなガラス板を含むガラス基板は
割れやすいので、このようなガラス基板の搬送に好適で
ある。また、本発明の基板搬送用ボックスは、本体部内
面の相対向する一対の側面に形成された各溝の両脇に、
各溝を形成する凸条の先端部又は各溝の内部であるがそ
の凸条の先端部近くに突出部が形成されているので、基
板が溝内に保持された後、搬送時に溝内で基板が移動し
ても基板の端部の角部(端部付近に形成された段部の角
部も含む)が溝内の壁面と擦れにくくなり、或いは擦れ
ても狭い範囲に止めることができるので、粉塵の発生を
極力防止でき、基板に保護フィルムが貼ってあるような
場合には保護フィルムの剥がれを極力防止できるという
効果を奏する。また、当該突出部間の空間は基板の厚み
よりも広いので、基板の収納を阻害しないし、基板に保
護フィルムが貼ってあるような場合には、基板の収納の
際に、保護フィルムの剥がれを極力防止できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基板搬送用ボックスの構成例を示
す斜視図である。
【図2】(a)はボックス本体部に形成された溝及び凸
条から溝空間に突出する突出部を示す平面図、(b)は
(a)に示す構造の基板搬送用ボックスの溝内に、保護
フィルムを設けたガラス基板の先端が収容されている様
子を示す図である。
【図3】図2(a)とは別の突出部の2例を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 本体部 2 底体部 3 蓋体部 4A、4B 壁部 5A、5B 溝 6A、6B 凸条 7A、7A’、7B、7B’ 突出部 8、9 溝 10 段部の角 11 端部の角 P ガラス基板 F 保護フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E096 AA06 BA15 BB05 CA02 CB03 CC02 DA05 DB04 DB08 DC02 EA02X EA03Y FA01 FA03 FA09 FA10 GA03 GA09 GA11 5F031 CA04 CA05 CA07 DA08 EA02 EA06 EA10 PA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底のボックス本体部及び蓋体部によ
    り、あるいは無底のボックス本体部、蓋体部及び底体部
    により構成されたボックスであって、少なくともボック
    ス本体部はポリオレフィン樹脂発泡体からなり、該ボッ
    クス本体部の内部には複数の基板を収容する空間を有す
    るとともに、該ボックス本体部の内面の相対向する一対
    の面に、基板支持用の溝が形成された基板搬送用ボック
    スであって、各溝の先端部又はその近傍に、溝を区画す
    る両凸条から溝内側方向に突出する突出部が形成されて
    おり、突出部間の間隔は基板の厚みよりも広くなってい
    ることを特徴とする基板搬送用ボックス。
  2. 【請求項2】 有底のボックス本体部及び蓋体部によ
    り、あるいは無底のボックス本体部、蓋体部及び底体部
    により構成されたボックスであって、少なくともボック
    ス本体部はポリオレフィン系樹脂発泡体からなり、該ボ
    ックス本体部の内部には複数の基板を収容する空間を有
    するとともに、該ボックス本体部の側壁の一内面に基板
    支持用の溝が形成されており、且つ該一内面と相対向す
    る面又はその近傍に、基板支持用の溝を有するポリオレ
    フィン系樹脂発泡体からなる基板支持部材が固定されて
    なる基板搬送用ボックスであって、ボックス本体部の側
    壁の一内面に形成された上記溝及び基板支持部材に形成
    された上記溝の各溝の先端部又はその近傍に、溝を区画
    する両凸条から溝内側方向に突出する突出部が形成され
    ており、突出部間の間隔は基板の厚みよりも広くなって
    いることを特徴とする基板搬送用ボックス。
  3. 【請求項3】 有底のボックス本体部及び蓋体部によ
    り、あるいは無底のボックス本体部、蓋体部及び底体部
    により構成されており、該ボックス本体部の内部には複
    数の基板を収容する空間を有するとともに、該ボックス
    本体部の内面の相対向する一対の面またはその近傍に、
    基板支持用の溝を有する基板支持部材がそれぞれ固定さ
    れてなる基板搬送用ボックスであって、上記基板支持部
    材がポリオレフィン系樹脂発泡体からなり、各溝の先端
    部又はその近傍に、溝を区画する両凸条から溝内側方向
    に突出する突出部が形成されており、突出部間の間隔は
    基板の厚みよりも広くなっていることを特徴とする基板
    搬送用ボックス。
  4. 【請求項4】 表面保護フィルムが積層された基板の搬
    送に使用されるものであることを特徴とする請求項1又
    は2又は3に記載の基板搬送用ボックス。
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