JP2005133460A - 間口の門型枠体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 引戸やドアが装着される間口に取付ける門型枠体であって、引戸やドアを開閉操作する際に体のバランスが崩れないようにつかまることが出来る手摺りを備えた門型枠体の提供。
【解決手段】 門型枠体1の縦桟5a,5bには該縦桟5a,5bに沿って壁面8から突出して手摺り部6,6・・を形成し、該手摺り部6,6・・は握り易いように湾曲している。
【選択図】 図1
【解決手段】 門型枠体1の縦桟5a,5bには該縦桟5a,5bに沿って壁面8から突出して手摺り部6,6・・を形成し、該手摺り部6,6・・は握り易いように湾曲している。
【選択図】 図1
Description
本発明は老人ホームや病院などの開閉ドアや引戸が装着される間口の門型枠体に関するものである。ここで、ドアには折戸など全てのドアが含まれ、間口は部屋の出入口に限らずトイレの出入口も対象とする。
部屋の出入口と成る間口には開閉ドアや引戸が装着されるが、該間口には門型の枠体が取付けられている。ところで、老人ホームや病院、身体障害者の保養施設には廊下に沿って手摺りが水平に取付けられ、身体障害者や老人はこの手摺りにつかまって歩くことが出来る。図6は部屋の開閉ドア(イ)付近を示した具体例であるが、開閉ドア(イ)は間口に取付けている門型枠体(ロ)に装着されている。
門型枠体(ロ)は両縦桟(ハ)、(ハ)と上桟(ニ)が枠組されたものであり、この門型枠体(ロ)の縦桟(ハ)に蝶番などの継手を介して開閉ドア(イ)が取付けられ、開閉ドア(イ)の戸先側にて持ち手(ホ)が備わっている。そして、廊下の壁面(ヘ)には手摺り(ト)が適度な高さ位置に水平に取付けられている。身体障害者や老人は廊下を歩く際に該手摺り(ト)につかまることが出来ると共に、開閉ドア(イ)を開閉する場合にも上記手摺り(ト)につかまって体を支えながら行うことが出来る。
上記手摺り(ト)は門型枠体(ロ)の縦桟(ハ)の近くまで延びている為に、手摺りの先端を握ることが出来るが、開閉ドア(イ)の開閉操作には不便である。すなわち、手摺り先端と持ち手(ホ)との間にはある程度の距離があり、しかも手摺り(ト)の高さは一定である為に、左手で手摺りにつかまって体を支えると共に右手で持ち手(ホ)を握って開閉ドア(イ)を開閉操作する場合に、体のバランスが崩れて転倒することがある。
このように、従来の間口の枠体には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、ドアや引戸を開閉操作する際に体のバランスを崩すことなくつかまることが出来る門型枠体を提供する。
本発明に係る門型枠体は両縦桟と上桟を枠組して構成され、該門型枠体には開閉ドアや引戸が装着される。そして、これら開閉ドア及び引戸を開閉操作する際に、つかまり易いように縦桟に手摺りを設ける。該手摺りは縦桟に沿って上下方向に形成され、人の背丈に応じて持ち易い高さを握ることが出来、その状態でバランスを崩すことなく体を支えてドア及び引戸を開閉することが出来る。
ここで、手摺りは縦桟に別部材として取着することも出来、又は縦桟の一部として一体形成する場合の何れでもよい。しかし該手摺りの具体的な形態は限定しないことにするが、老人や身体障害者が握り易い形状としている。例えば、丸みをもって湾曲した形状とし、ドアや引戸の持ち手を中心とした高さ領域に設けられる。
本発明に係る間口の門型枠体は戸先側の縦桟に手摺りが取付けられている。そして該手摺りは縦桟に沿って形成される為に、人の背丈に応じてつかむことが出来る箇所は自由となる。従って、縦桟に設けられる手摺りをつかむことで体のバランスを崩すことなく支えながらドアを開閉し、引戸を開閉することが出来る。すなわち、廊下の壁面に沿設した手摺りにつかまって歩いてきた老人や身体障害者は、門型枠体の縦桟に設けている手摺りを握ることが出来る。
そして、一方の手で該手摺りを握ってつかまりながら、他方の手でドアや引戸を開閉操作することが出来、体のバランスを崩すことなく支持される。一方、車椅子に乗って移動してきた身体障害者は、門型枠体に設けている手摺りを握りながらドアや引戸を開閉操作することが出来、車椅子はこの際に定位置で動くことなく安定する。
図1は本発明に係る門型枠体1を取付けた間口に引戸2を装着している実施例であり、該引戸2の戸先側には持ち手3が取着されている。引戸2は上レールに吊設されてスライドすることで開閉し、この開閉操作に際して持ち手3を握って行うことが出来る。そして、廊下の壁面の手摺り4は適度な高さにて水平に設けられ、老人や身体障害者はこの手摺りに沿って体を支えながら歩くことが出来る。
そして、該引戸2を開く際には、上記手摺り4から門型枠体1の縦桟5の一部として形成している手摺り部6をつかんで体を支えることが出来る。門型枠体1は両縦桟5a,5bと上桟7が門型に枠組され、縦桟5aには廊下の壁面8から突出した手摺り部6が形成されている。この手摺り部6は縦桟5aに沿って上下方向に延び、背丈に応じて適当な位置をつかむことが出来る。
戸尻側に位置する縦桟5bは戸袋を形成する関係上、表側と裏側に分かれた2ピース構造と成っているが、夫々の縦桟5b、5bは両壁面8,8から突出した手摺り部6,6を形成している。図2は戸先側縦桟5aの断面を示しているように、上記手摺り部6は背面側に凹部9を、内面側にも凹部10を形成している為に、握り易く成っている。すなわち、壁面8から単に突出しただけでなく、体を支える為にしっかりつかむことが出来る形状と成っている。縦桟5bの手摺り部形状も同じである。
図3は本発明に係る門型枠体1を示す他の実施例である。門型枠体1は前記実施例の場合と同じく、両縦桟5a,5bと上桟7が枠組され、縦桟5a,5bには手摺り部6,6・・が形成されている。ただし、該手摺り部6,6・・は縦桟5a,5bの全長にわたることなく、引戸2に取着している持ち手3より下側には形成されていない。
すなわち、一方側の手で持ち手3を握って引戸2を開閉操作する場合、他方側の手で握る手摺り部6が持ち手3より低くなることはない為に、下側の手摺り部6を削除した形状と成っている。そして、手摺り部6は壁面8から突出しているが、握り易いように背面側へ湾曲している。
又、上桟7は両縦桟5a,5bの上端を連結し、そして上桟7には上縁12が滑らかな曲面の山形を形成する日差し13を取付けている。この日差し13にて一般住宅の玄関としての外観をイメージすることが可能であり、従来の老人ホームの部屋出入口とは異なる形態と成っている。
図4は本発明に係る門型枠体1を示すさらに他の実施例である。門型枠体1は前記実施例の場合と同じく、両縦桟5a,5bと上桟7が枠組され、縦桟5a,5bには手摺り部6,6・・が形成されている。ただし、該手摺り部6,6・・は縦桟5a,5bの全長にわたることなく、引戸2に取着している持ち手3より下側には形成されず、又上側も削除されていて適当な高さまでと成っている。そして、手摺り部6は壁面8から突出しているが、握り易いように背面側へ湾曲している。
上桟7は両縦桟5a,5bの上端を連結し、前記実施例の場合と同じように日差し11を取着している。該実施例では、日差し11は正面側へ湾曲して突出した形状と成っていて、一般住宅の玄関としての外観をイメージすることが出来、従来の老人ホームの部屋出入口とは異なる形態と成っている。
図5は本発明に係る門型枠体1を示すさらに他の実施例である。門型枠体1は前記実施例の場合と同じく、両縦桟5a,5bと上桟7が枠組され、縦桟5a,5bには手摺り部6,6・・が形成されている。ただし、該手摺り部6,6・・は縦桟5a,5bの全長にわたることなく、引戸2に取着している持ち手3より下側には形成されず、又上側も削除されていて適当な高さまでと成っている。そして、手摺り部6は壁面8から突出しているが、握り易いように先端が膨らんだ形状と成っている。
ところで、これら実施例では間口に引戸を装着した場合を説明したが、開閉ドアを装着した場合も同じように構成できる。そして、実施例では手摺り部が縦桟の一部として一体的に形成されているが、該手摺り部を別部材にて製作し、これを縦桟に取付ける形態とすることも可能である。
1 門型枠体
2 引戸
3 持ち手
4 手摺り
5 縦桟
6 手摺り部
7 上桟
8 壁面
9 凹部
10 凹部
11 日差し
12 上縁
13 日差し
2 引戸
3 持ち手
4 手摺り
5 縦桟
6 手摺り部
7 上桟
8 壁面
9 凹部
10 凹部
11 日差し
12 上縁
13 日差し
Claims (4)
- 引戸やドアが装着される間口に取付ける門型枠体において、該門型枠体の縦桟には該縦桟に沿って壁面から突出して手摺り部を形成したことを特徴とする間口の門型枠体。
- 上記手摺り部は縦桟の一部に形成した請求項1記載の門型枠体。
- 引戸やドアが装着される間口に取付ける門型枠体において、該門型枠体の縦桟には該縦桟に沿って壁面から突出して手摺り部を取着したことを特徴とする間口の門型枠体。
- 上記門型枠体の上桟に日差しを取付けた請求項1、請求項2、又は請求項3記載の間口の門型枠体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003371946A JP2005133460A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 間口の門型枠体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003371946A JP2005133460A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 間口の門型枠体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005133460A true JP2005133460A (ja) | 2005-05-26 |
Family
ID=34648457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003371946A Pending JP2005133460A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 間口の門型枠体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005133460A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019060151A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ドア枠及び手摺り構造 |
Citations (5)
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JPS5627268U (ja) * | 1979-08-07 | 1981-03-13 | ||
JPS59138630U (ja) * | 1983-03-07 | 1984-09-17 | 神谷 明 | アルミサツシ窓用ひさし |
JPS6147398U (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-29 | 不二サッシ株式会社 | 庇付サツシ枠 |
JP2000303742A (ja) * | 1999-04-21 | 2000-10-31 | Sekisui Chem Co Ltd | 開口部構造 |
JP2001288963A (ja) * | 2000-04-04 | 2001-10-19 | Mitsui Fudosan Kk | 手摺り棒付きサッシ枠額縁材 |
-
2003
- 2003-10-31 JP JP2003371946A patent/JP2005133460A/ja active Pending
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