JP3058457U - 引き戸装置 - Google Patents

引き戸装置

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JP3058457U
JP3058457U JP1998009140U JP914098U JP3058457U JP 3058457 U JP3058457 U JP 3058457U JP 1998009140 U JP1998009140 U JP 1998009140U JP 914098 U JP914098 U JP 914098U JP 3058457 U JP3058457 U JP 3058457U
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JP
Japan
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sliding door
roller
doors
hanging bracket
plywood
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JP1998009140U
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English (en)
Inventor
寿 野垣内
Original Assignee
寿 野垣内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建具における引き戸のための敷居の溝、引き
戸の戸車のための敷居のレールをなくし、杖をついた老
人の歩行、車椅子の通過等を妨げないバリヤーフリーの
引き戸装置を提供し、且つ引き戸の縦寸法を建築工事現
場の寸法に合わせて切断容易な引き戸装置を提供するこ
とが目的である。 【構成】 左右両端の縦桟間の空間にパネル用ペーパー
コアを入れ、表裏の両面に端面紙を接着し、更にベニヤ
板、プリント合板などの化粧板を接着した引き戸の上部
左右端に、引き戸吊り下げ金具を固定し、引き戸吊り下
げ金具に回動自在のローラーを設けると共に、このロー
ラーを支える断面Ｕ字状の枠状レール金具を、引き戸の
開閉移動全区間に延長して壁面上部に固定し、且つ引き
戸下部に設けた逆Ｕ字状案内枠に係合するローラーを回
動自在に軸支する引き戸振れ留めを通路以外の床面に固
定した引き戸装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、住宅等建具における引き戸装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の建具における引き戸は、引き戸を支える敷居に溝を設けるか又は引き戸 の下部に戸車、敷居にはレールを設けていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来の建具における引き戸のための敷居の溝やレールは、ゴミがたまり易くま た杖をついた老人の歩行の妨げ、車椅子の通過の妨げになる欠点があった。 また前記構成の引き戸は開閉の操作が重くなる欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
従来の引き戸のための敷居の溝やレールを全廃するために、引き戸の上部、左 右両端に引き戸吊り下げ金具を固定し、引き戸吊り下げ金具に回動自在のローラ ーを設けると共に、このローラーに係合する断面Ｕ字状の枠状レール金具を、引 き戸の開閉移動全区間に延長して壁面に固定し、且引き戸下部に設けた逆Ｕ字状 案内枠に係合するローラーを回動自在に支持する引き戸振れ留めを通路以外の床 面に固定する手段を講じたものである。
【０００５】
【実施例】
以下実施例の図面に基づき詳細に述べる。図１に本考案の引き戸装置の正面図 を示す。１は引き戸、２は引き戸縦桟、３は引き戸左右両端の縦桟２の上部に設 けた引き戸吊り下げ金具。引き戸吊り下げ金具の上端には図２に示すローラー４ を回動自在に設け、このローラーを支える枠状レール金具５を、図２に示す壁面 ６に固定する。図１に示す７は引き戸を開閉させる通路空間、８は通路空間上端 、９及び１０は通路空間７の右及び左壁面。１１は通路床面を示す。
【０００６】 図２に示す引き戸１の表と裏の化粧板１２、１２の下端内側に案内枠１３を引 き戸の正面幅全面にわたり固定すると共に、この案内枠１３の内側に接し回動自 在のローラー１４を引き戸振れ留め１５に軸支せしめ、図１に示す引き戸１を開 いた状態の引き戸の右端位置の通路床面１１に引き戸振れ留め１５を固定する。
【０００７】 この引き戸は左右両端の縦桟間の空間にパネル用ペーパーコアを入れ、表裏の 両面に端面紙を接着し、更にベニヤ板、プリント合板などの化粧板を接着し、引 き戸の縦寸法を、あらかじめ余裕をもって工場にて多量生産し、建築工事現場に て必要縦寸法にあわせ切断し、後引き戸吊り下げ金具を固定して使用する。
【０００８】
【考案の効果】
本考案の引き戸装置は、引き戸のためのレール金具を壁面上部に固定してある ので、床面には老人の歩行や車椅子の移動を妨げるものが皆無であり、バリヤー フリーの引き戸装置を提供することが出来る。 また引き戸振れ留め１４が、歩行や車椅子の移動を妨げない位置に設けてある ので、引き戸の横振れもなく安全確実な引き戸装置を提供することが出来る。 更に本考案の引き戸はパネル用ペーパーコアを使用しているので、建築工事現 場の必要引き戸縦寸法に合わせて切断が容易であり、且つ引き戸の重量が軽いの で開閉操作も軽く、老人や身体障害者にも便利な引き戸装置を提供することが出 来る。
【０００９】
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案引き戸装置の正面図
【図２】図１のＡ−Ａ矢断面拡大要図
【符号の説明】 １ 引き戸 ２ 引き戸の縦桟 ３ 引き戸吊り下げ金具 ４ ローラー ５ 枠状レール金具 ６ 壁面 ７ 通路空間 ８ 通路空間上端 ９ 通路空間右端 １０ 通路空間左端 １１ 通路床面 １２ 引き戸化粧板 １３ 案内枠 １４ ローラー １５ 引き戸振れ留め

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】左右両端の縦桟間の空間にパネル用ペーパ
    ーコアを入れ、表裏の両面に端面紙を接着し、更にベニ
    ヤ板、プリント合板などの化粧板を接着した引き戸の上
    部左右端に、引き戸吊り下げ金具を固定し、引き戸吊り
    下げ金具に回動自在のローラーを設けると共に、このロ
    ーラーに係合する断面Ｕ字状の枠状レール金具を、引き
    戸の開閉移動全区間に延長して壁面上部に固定し、且つ
    引き戸下部に設けた逆Ｕ字状案内枠に係合するローラー
    を回動自在に軸支する引き戸振れ留めを通路以外の床面
    に固定した引き戸装置。
JP1998009140U 1998-10-14 1998-10-14 引き戸装置 Expired - Lifetime JP3058457U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101854857B1 (ko) * 2017-04-11 2018-06-14 (주)삼현케미칼 슬라이딩 도어

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