JP2005130287A - 通信制御装置及び通信制御方法、通信端末装置並びに通信システム - Google Patents

通信制御装置及び通信制御方法、通信端末装置並びに通信システム Download PDF

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康人 増田
Yoshiyuki Kunito
義之 國頭
Shinya Kimura
真也 木村
Yasutaka Ogasawara
康貴 小笠原
Satoru Kawabata
哲 川畑
Isamu Yagata
勇 屋ヶ田
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Abstract

【課題】 IP電話ネットワークを用いた通信システムにあって、受信側ユーザの嗜好や通信端末装置の能力、送受信されるメディアの種類等によって、受信側において最適な通信端末を選択する通信制御装置を提供する。
【解決手段】 IP電話サーバ3は、着信先端末選択部17により、リクエスト処理部16からの通話開始要求に対してユーザ状態管理DB10を参照して着信側ユーザの最適な通信端末装置を選択する。このユーザ状態管理データベース10は、各通信端末装置のIPアドレスやポート番号などの位置情報の登録を受け付ける端末位置データベース(DB)11、各通信端末の能力の登録を受け付ける端末能力DB12、優先的に着信をする端末の登録を受け付ける優先着信端末DB13、優先着信端末で着信を受けるメディアの登録を受け付ける優先メディアDB14からなる。
【選択図】 図2


Description

本発明は、インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)電話ネットワークに接続された電話装置、携帯情報端末装置、パーソナルコンピュータ、ストリーミングデータ再生装置等の通信端末装置間の通信を制御する通信制御装置及び通信制御方法、上記ネットワークと複数の通信端末装置と通信制御装置とからなる通信システム、並びに通信端末装置に関する。
本件出願人は、特開2002−152805号公報において、携帯端末装置をIP電話ネットワークに接続し、通信制御装置の制御の基に、携帯端末装置間で通信を行う通信システムを開示している。
IP電話ネットワークを利用した通信システムは、例えば、SIP(Session Initiation Protocol)と呼ばれる通信プロトコルを用いている。このSIPにより、上記通信システムでは、高音質の音声の他、画像やテキストデータ、データファイル、ストリーミングデータの送受信が可能となっている。
ところで、上記IP電話ネットワークを利用した通信システムでは、上記音声、画像、テキストデータ、データファイルなどの各情報を送受信する能力を個別にあるいは組み合わせて持っている各通信端末装置が複数存在することになる。すると、一人のユーザが、例えば、音声の通信のみのため、あるいは音声と画像の通信のために携帯電話端末を用いたり、画像とテキストデータの通信のために携帯情報端末を用いる場合が想定できる。もちろん、通信端末装置としてパーソナルコンピュータ(PC)を用いれば、上記全ての情報を送受信することもできる。
具体的には、自宅では上記通信端末装置としてPCを使用し、仕事先ではもう一台のPC、あるいは携帯情報端末を使ったりという場合がある。また、3階建てのビルの各フロアにそれぞれ異なる能力の通信端末装置を置いたり、広いフロアの異なったスペースに異なる能力の通信端末装置を置くような場合もある。上述したような場合、同一ユーザが所有する複数の通信端末装置は、同一の番号、アドレス等をいわゆる電話番号として付与されている。
特開2002−152805号公報
しかしながら、上記IP電話ネットワークにおいて、同一の番号、アドレスの通信端末装置が複数存在する場合には、同時に全ての通信端末装置に着信させるパラレルフォーキングや、あらかじめ決定されている順番に着信させるシーケンシャルフォーキングが考えられてきたので、着信側ユーザが居る近くの通信端末装置を取った場合に、その端末装置が例えば画像を受信する能力が無いということがあり得る。また、着信している端末を追いかけて取ることになっていた。
また、ユーザが着信を受けたい通信端末装置を明示的に指定する方法は存在しなかったので、着信側ユーザでは、自分の意図と異なる端末装置の着信によって応答できなかったり、或いは悪意のある第3者に応答されてしまうという危険があった。
また、発信側ユーザは,音声通話を意図して発呼した場合も、テキスト専用端末が選択されてしまい、通話不能になってしまう可能性がある。
また、音楽や映像などのストリーミングメディアをネットワークを介して送受信する際、従来はPC同士でやり取りをしていたため、そのファイルを別端末で再生する場合はPC上の画像/音楽データをTV/Audio端子などから出力する必要があった。また、受信後に「再生」ボタンを押下する操作が必要であった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、例えばIP電話ネットワークのような通信網を用いた通信システムにあって、受信側ユーザの嗜好や通信端末装置の能力、送受信されるメディアの種類等によって、受信側の最適な通信端末を選択する通信制御装置及び通信制御方法の提供を目的とする。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、例えばIP電話ネットワークのような通信網を用いた通信システムにあって、受信側ユーザの嗜好や通信端末装置の能力、送受信されるメディアの種類等によって、受信側の最適な通信端末を選択する通信システムの提供を目的とする。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、例えばIP電話ネットワークのような通信網を用いた通信システムにあって、受信側ユーザの嗜好や装置自信の能力等を登録することによって、最適なものが選択される通信端末装置の提供を目的とする。
本発明に係る通信制御装置は、上記課題を解決するために、通信網上で同一の位置情報を有する複数の着信側通信端末装置と発信側通信端末装置との通信を制御する通信制御装置において、上記複数の着信側通信端末装置から登録された上記通信網上の位置情報を格納する位置情報格納手段と、上記複数の着信側通信端末装置から登録されたメディア受信能力情報を格納する能力情報格納手段と、上記複数の着信側通信端末装置から登録された優先着信端末情報を格納する優先着信端末情報格納手段と、上記発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して上記各情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択する着信先端末選択手段とを備える。
この通信制御装置は、着信先端末選択手段により発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して位置情報格納手段、能力情報格納手段、優先着信端末情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択する。
本発明に係る通信制御方法は、上記課題を解決するために、通信網上で同一の位置情報を有する複数の着信側通信端末装置と発信側通信端末装置との通信を制御する通信制御方法において、上記複数の着信側通信端末装置から登録された上記通信網上の位置情報を位置情報格納手段に格納する位置情報格納工程と、上記複数の着信側通信端末装置から登録されたメディア受信能力情報を能力情報格納手段に格納する能力情報格納工程と、上記複数の着信側通信端末装置から登録された優先着信端末情報を優先着信端末情報格納手段に格納する優先着信端末情報格納工程と、上記発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して上記各情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択する着信先端末選択工程とを備える。
この通信制御方法は、着信先端末選択工程により発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して位置情報格納手段、能力情報格納手段、優先着信端末情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択する。
本発明に係る通信端末装置は、上記課題を解決するために、通信網上で発信側の通信端末装置と通信を行う通信端末装置において、上記通信網上の位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを通信を制御する通信制御装置に登録するために送信する送信手段と、上記通信制御装置に登録された位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを参照して上記通信制御装置が転送してきた上記通話開始要求を受け取る通話開始要求受信手段と、上記通話開始要求受信手段にて受け取った通話開始要求に基づいて上記発信側通信端末装置との通話を行う通話手段とを備える。
この通信端末装置は、送信手段が通信網上の位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを通信を制御する通信制御装置に登録するために送信し、通話開始要求受信手段が通信制御装置に登録された位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを参照して通信制御装置が転送してきた通話開始要求を受け取り、通話手段が通話開始要求受信手段にて受け取った通話開始要求に基づいて発信側通信端末装置との通話を行う。
本発明に係る通信システムは、上記課題を解決するために、通信網上で同一の位置情報を有する複数の着信側通信端末装置と、上記複数の着信側通信端末装置と通信を行う発信側通信端末装置と、上記通信を制御する通信制御装置とを備える通信システムにおいて、上記着信側通信端末装置は上記通信網上の位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを通信を制御する上記通信制御装置に登録するために送信する送信手段と、上記通信制御装置に登録された位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを参照して上記通信制御装置が転送してきた上記通話開始要求を受け取る通話開始要求受信手段と、上記通話開始要求受信手段にて受け取った通話開始要求に基づいて上記発信側通信端末装置との通話を行う通話手段とを備え、上記通信制御装置は上記複数の着信側通信端末装置から登録された上記通信網上の位置情報を格納する位置情報格納手段と、上記複数の着信側通信端末装置から登録されたメディア受信能力情報を格納する能力情報格納手段と、上記複数の着信側通信端末装置から登録された優先着信端末情報を格納する優先着信端末情報格納手段と、上記発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して上記各情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択する着信先端末選択手段とを備える。
通信端末装置は、送信手段が通信網上の位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを通信を制御する通信制御装置に登録するために送信し、通話開始要求受信手段が通信制御装置に登録された位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを参照して通信制御装置が転送してきた通話開始要求を受け取り、通話手段が通話開始要求受信手段にて受け取った通話開始要求に基づいて発信側通信端末装置との通話を行う。通信制御装置は、着信先端末選択手段により発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して位置情報格納手段、能力情報格納手段、優先着信端末情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択する。
本発明の通信制御装置によれば、着信先端末選択手段により発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して位置情報格納手段、能力情報格納手段、優先着信端末情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択するので、例えばIP電話ネットワークのような通信網を用いた通信システムにあって、着信側ユーザの嗜好や通信端末装置の能力、送受信されるメディアの種類等によって、着信側の最適な通信端末を選択することができる。
本発明の通信制御方法によれば、着信先端末選択工程により発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して位置情報格納手段、能力情報格納手段、優先着信端末情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択するので、例えばIP電話ネットワークのような通信網を用いた通信システムにあって、着信側ユーザの嗜好や通信端末装置の能力、送受信されるメディアの種類等によって、着信側の最適な通信端末を選択することができる。
本発明の通信端末装置によれば、送信手段が通信網上の位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを通信を制御する通信制御装置に登録するために送信し、通話開始要求受信手段が通信制御装置に登録された位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを参照して通信制御装置が転送してきた通話開始要求を受け取り、通話手段が通話開始要求受信手段にて受け取った通話開始要求に基づいて発信側通信端末装置との通話を行うので、例えばIP電話ネットワークのような通信網を用いた通信システムにあって、受信側ユーザの嗜好や装置自信の能力等を登録することによって、最適なものが選択される。
本発明の通信システムによれば、通信端末装置の送信手段が通信網上の位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを通信を制御する通信制御装置に登録するために送信し、通話開始要求受信手段が通信制御装置に登録された位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを参照して通信制御装置が転送してきた通話開始要求を受け取り、通話手段が通話開始要求受信手段にて受け取った通話開始要求に基づいて発信側通信端末装置との通話を行い、通信制御装置の着信先端末選択手段により発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して位置情報格納手段、能力情報格納手段、優先着信端末情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択するので、例えばIP電話ネットワークのような通信網を用いた通信システムにあって、受信側ユーザの嗜好や通信端末装置の能力、送受信されるメディアの種類等によって、受信側の最適な通信端末を選択することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としてインターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)電話ネットワークを用いたIP通信システムを挙げる。図1に示すように、IP通信システム1はインターネット2に接続されたユーザAの3台の通信端末装置A−1、A−2、A−3と、ユーザBの2台の通信端末装置B−1、B−2、B−3と、ユーザAの通信端末装置とユーザBの通信端末装置間の通信を制御する通信制御装置であるIP電話サーバ3とからなる。
ユーザAの3台の通信端末装置は、例えば3階建てのビル4の各フロアに図に示すように設置されている。1Fに設置されている通信端末装置A−1は音声の送受信を行う電話装置であり、2Fに設置されている通信端末装置A−2は音声、画像、テキスト、データファイルの送受信を行うPCであり、3Fに設置されている通信端末A−3は画像、テキストの送受信を行う携帯情報端末である。これらユーザAの3台の通信端末装置は、同一の電話番号もしくはIDを持っており、これらの情報をIP電話サーバ3に登録する。また、これら3台の通信端末装置は、各々が音声のみの送受信能力を持つとか、音声、画像、テキスト、データファイルの送受信能力を持つという情報をIP電話サーバ3に登録する。
ユーザBの2台の通信端末装置は、例えば一つのフロア5の異なる部屋に図に示すように設置されている。例えば、左Lの部屋に設置されている通信端末装置B−1は音声、画像、テキスト、データファイルの送受信を行うPCであり、右Rの部屋に設置されている通信端末装置B−2は音声の送受信を行う電話装置である。これらユーザBの2台の通信端末装置も、同一の電話番号もしくはIDを持っており、これらの情報をIP電話サーバ3に登録する。また、これら2台の通信端末装置も、各々が能力情報をIP電話サーバ3に登録する。
なお、この通話システム1では、ユーザAとユーザBの二者間の通信を例に挙げるが、通信するユーザは二者に限らず、よって通話システムへの参加者は2以上であることはもちろんである。
インターネット2は、一般公衆回線などの通信回線や、情報通信ネットワークを複数接続することによって世界中に拡がったネットワーク環境である。現在、広帯域、高速な通信回線の普及によってブロードバンド伝送(Broadband Transmission)を可能としている。光ファイバー、非対称ディジタル加入者線、無線等を用い、500kbps以上の通信回線でネットワークを構成している。
IP電話サーバ3は、ユーザA及びユーザBの各通信端末装置から登録された位置情報や、能力情報等を受け付ける。さらに、ユーザA及びユーザBの各通信端末装置から登録された後述する優先端末情報も受け付ける。そして、発信側ユーザから送信されたメディアに対して着信側ユーザの最適な通信端末装置を、登録された各端末の各情報に基づいて選択する。詳細については後述する。
図2は、IP通信システム1を構成するIP電話サーバ3と、IP電話サーバ3にインターネット2を介して接続されるユーザAの通信端末装置6及びユーザBの通信端末装置7の機能を示すブロック図である。以下の説明では、通信端末装置6を発信側、通信端末装置7を着信側として説明する。
IP電話サーバ3は、上記各通信端末装置から登録された位置情報、能力情報などを格納しておくユーザ状態管理データベース10を備えている。このユーザ状態管理データベース10は、各通信端末装置のIPアドレスやポート番号などの位置情報の登録を受け付ける端末位置データベース(DB)11、各通信端末の能力の登録を受け付ける端末能力DB12、優先的に着信をする端末の登録を受け付ける優先着信端末DB13、優先着信端末で着信を受けるメディアの登録を受け付ける優先メディアDB14からなる。また、IP電話サーバ3は、各通信端末装置からの登録要求を受け付ける登録受信部15と、各端末装置から通話開始要求を受信し、通話開始応答を返すリクエスト処理部16と、リクエスト処理部16からの通話開始要求に対してユーザ状態管理DB10を参照して着信側ユーザの最適な通信端末装置を選択する着信先端末選択部17とを備えている。
登録受信部15は、各通話端末装置からの登録要求D1を受け付ける。登録情報Infとしては、端末位置情報Inf1、端末能力情報Inf2、優先着信情報Inf3、優先メディア情報Inf4がある。これらの登録情報Infは、後述する端末位置DB11、端末能力DB12、優先着信端末DB13、優先メディアDB14に登録される。
端末位置DB11は、登録受信部15から端末位置情報Inf1を受信し、DBに登録する。図3には、端末位置DB11に保持されるデータ(端末位置情報Inf1)について示す。端末位置DB11に保持されるデータは、端末インデックス(idx),所持ユーザを識別するための識別子(URI),位置情報(Contact)からなる。例えば、端末インデックス1〜3は、ユーザAの3台の通信端末装置を示すインデックスであり、”userA@sony.com”という同一の識別子を持つ。また、端末インデックス4,5は、ユーザBの2台の通信端末装置を示すインデックスであり、”userB@sony.com”という同一の識別子を持つ。
端末能力DB12は、登録受信部15から端末能力情報Inf2を受信し、DBに登録する。図4には、端末能力DB12に保持されるデータ(端末能力情報Inf2)について示す。端末能力DB12に保持されるデータは、端末インデックス(idx),端末能力(Ability)からなる。端末能力は、音声(voice),画像(video),テキスト(message),データファイル(data)などが例として挙げられるが,用途に応じて追加可能である。例えば、ユーザAの端末インデックス1〜3の端末装置は、それぞれ”音声(voice)”、”音声(voice),画像(video)”、”音声(voice),画像(video)”という端末能力を持ち、それぞれ音声による送受信、音声、画像による送受信、音声、画像による送受信を行う。また、ユーザBの端末インデックス4,5の端末装置は、それぞれ”音声(voice),画像(video)メッセージ(message)、ファイルデータ(data)”、”音声(voice)”という端末能力を持つ。
優先着信端末DB13は、登録受信部15から優先着信情報Inf3を受信し、DBに登録する。図5には、優先着信情報DB13に保持されるデータ(優先着信情報Inf3)について示す。優先着信情報DB13に保持されるデータは、端末インデックス(idx),優先フラグ(prior)からなる。ユーザAの端末インデックス1〜3の通信端末装置うち、もっとも優先度が高いのは端末インデックス1の通信端末装置であることを示す。具体的には、端末インデックス1の優先度が30、端末インデックス2の優先度が20、端末インデックス3の優先度が10であり、最も優先度が高い端末インデックス1に優先フラグがついている。また、ユーザBの端末インデックス4,5の通信端末装置のうち、優先度が高いのは端末インデックス5の通信端末装置であることを示す。上記と同様に、優先度が高い方に優先フラグがついている。
優先メディアDB14は、登録受信部15から優先メディア情報Inf4を受信し、DBに登録する。図6には、優先メディアDB14に保持されるデータ(優先メディア情報Inf4)を示す。ユーザ識別子(URI)と優先メディア(media)からなる。例えば、ユーザAは、”音声(voice),画像(video)”を優先メディアとし、ユーザBは、”音声(voice),画像(video),メッセージ(message)”を優先メディアとしている。優先メディアDB14は、付加機能であり、ユーザ毎に優先メディアを指定したい場合に利用する。利用しない場合は、システム全体で固有の優先メディア情報を保持し、それを利用する。
リクエスト処理部16は、発信側の通信端末装置6から通話開始要求D2を受信し、着信先端末選択部17に着信先要求D3として渡し、着信先端末選択部17からの着信先取得A1にしたがって着信先へ通話開始要求D4を転送する。また、着信先通信端末装置7から返信される通話開始応答R1を受信し、発信先端末装置6に転送する(通話開始応答R2)。
着信先端末選択部17は、通話開始要求D2に基づく着信先要求D3をリクエスト処理部16から受信し、端末位置DB11,端末能力DB12,優先着信端末DB13,優先メディアDB14に端末位置要求D5、端末能力要求D6、優先着信端末要求D7、優先メディア要求D8を出して検索し、端末位置取得A2、端末能力取得A3、優先着信端末取得A4、優先メディア取得A5を基に、最適な着信先端末装置を決定する。そして、決定した着信先端末をリクエスト処理部16に返信する(着信先取得A1として)。
したがって、IP電話サーバ3は、発信側の通信端末装置6からの通話開始要求D2をリクエスト処理部16で受信し、着信先端末選択部17により、端末位置DB11,端末能力DB12,優先着信端末DB13,優先メディアDB14を検索して、最適な着信先端末を決定する。決定した着信先端末(着信先取得A1)をリクエスト処理部16を介して発信先の通信端末装置6に返信する。
次に、通信端末装置について説明する。通信端末装置6は、登録送信部21と、リクエスト処理部22と、通話部23とを備えている。通信端末装置7も同様に、登録送信部31と、リクエスト処理部32と、通話部33とを備えている。ここでは、通信端末装置6及び通信端末装置7は、発信側にも、着信側にもなるという前提で説明する。
登録送信部21及び31は、着信側である場合、IP電話サーバ3の登録受信部15に対して端末の位置情報Inf1,能力情報Inf2,優先着信情報Inf3を送信する。リクエスト処理部22及びリクエスト処理部32は、発信側である場合、IP電話サーバ3に対して、通話に利用するメディアを指定して通話開始要求D2及びD4を送信し、通話開始応答R2及びR1を受信し、その後通話部23及び33に通話開始要求D9及びD10を送信する。通話部23及び通話部33は、発信側である場合、指定されたメディアによって着信先端末とデータをやり取りする。
以下に、上記通話システムの動作について説明する。優先メディアDB14を利用する場合と、しない場合の2種類が想定されるが、優先メディアDB14を利用しない場合、優先されるメディアはシステムで共通となり、設定変更は不可となるだけで、端末登録時及び通話開始時の動作は同一である。
まず、端末登録時の動作概要について図7〜図16を参照して説明する。端末登録が完了した時点で、通信端末装置は着信を受け付けることが可能になる。ここでは、ユーザAの通信端末装置を登録するものとする。
ユーザA(userA@sony.com)は、音声と画像が処理可能な通信端末装置A−11と、音声のみ処理可能な通信端末装置A−12と、音声,画像,テキスト,データファイルを処理できる通信端末装置A−13を所持している。ユーザAのいずれかの通信端末装置の登録送信部21から送信された、位置情報Inf1,能力情報Inf2,優先着信端末情報Inf3は、IP電話サーバ3の登録受信部15を介して、それぞれ端末位置DB11,端末能力DB12、優先着信端末DB13に登録される。ここで、優先着信端末情Inf3は,後に登録した端末が優先度が高くなるように登録される。もちろん、ユーザが明示的に変更することもできる。
例えば、通信端末装置A−11をIP電話サーバ3に登録する場合は図7,図8に示すようになる。端末位置DB11には、ユーザAのIDと端末A−11のIPアドレス,ポート番号が図8(a)に端末インデックス1で示すように登録される。端末能力DB12には、図8(b)に示すように端末A−12の端末能力(voice,video)が登録される。優先着信端末DB13には、図8(c)に示すように端末A−11の優先度(10)が登録される。
また、通信端末装置A−12をIP電話サーバ3に登録する場合は図9,図10に示すようになる。端末位置DB11には、ユーザAのIDと端末A−12のIPアドレス,ポート番号が図10(a)に端末インデックス2で示すように登録される。端末能力DB12には、図10(b)に示すように端末A−12の端末能力(voice)が登録される。優先着信端末DB13には、図10(c)に示すように端末A−12の優先度が登録される。既に端末インデックス1の端末A−11が優先度10で登録されているので、時間的に後から登録された端末A−12の優先度は端末A−11の優先度10より高い20となる。
また、通信端末装置A−13をIP電話サーバ3に登録する場合は図11,図12に示すようになる。端末位置DB11には、ユーザAのIDと端末A−13のIPアドレス,ポート番号が図12(a)に端末インデックス3で示すように登録される。端末能力DB12には、図12(b)に示すように端末A−13の端末能力(voice,video,data,message)が登録される。優先着信端末DB13には、図12(c)に示すように端末A−13の優先度が登録される。既に端末インデックス2の端末A−12が優先度20で登録されているので、端末A−13の優先度は時間的に後に登録されたことにより、一番高い30となる。
また、上記図11及び図12に示した状態から端末A−12の登録を解除する場合は図13,図14に示すようになる。端末A−12の登録を解除すると、図14(a)に示すように、端末位置DB11から端末インデックス2で示される端末A−12のIPアドレス,ポート番号が削除される。また、図14(b)に示すように、端末能力DB12から端末A−12の端末能力が削除される。また、図14(c)に示されるように、優先着信端末DB13から端末A−12の優先度が削除される。端末A−13が優先度30として登録されているので,端末A−12の削除に伴い端末A−13の優先度を20に変更する。
次に、優先メディアDB14への登録時の動作概要を図15、図16に示す。優先メディアDB14の優先メディアテーブルへの登録/登録内容変更/登録削除は、各端末から任意のタイミングで行うことができる。図16に示すように、ユーザAは端末A−11から音声を優先着信端末で受信するように登録している。ユーザBは端末B−11から音声,画像,テキストを優先着信端末で受信するように登録している。
以下には、上記各DBを用いたIP電話サーバ3における通話開始時のいくつかの処理手順について説明する。先ず、通話開始時のIP電話サーバ3の第1の処理手順の概要について図17を参照して説明しておく。送信側であるユーザが端末を利用して、着信側であるユーザに対して、利用するメディアを指定して通話開始要求を送信したところから処理は始まる。IP電話サーバ3は、ステップS1にて通話開始要求を受信する。ステップS2にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13を参照し、着信側ユーザの優先着信端末を確認する。続いて、IP電話サーバ3は、ステップS3にて着信側ユーザの端末能力DB12を参照する。ステップS4にて、IP電話サーバ3は、着信側ユーザの優先着信端末の能力と利用するメディアが合致しているかを上記優先着信端末DB13及び端末能力DB12の参照結果を基に判定する。このステップS4にて着信側ユーザの優先着信端末の能力と利用するメディアが合致していると判定すればステップS5に進み、IP電話サーバ3は着信側ユーザの優先着信端末に通話開始要求を転送する。このため、ステップS6にて送信側ユーザの端末と着信側ユーザの端末との間で通話が開始される。
ステップS4にて、IP電話サーバ3が優先着信端末の能力と利用するメディアが合致しないと判定したときにはステップS7に進む。ステップS7において、IP電話サーバ3は、優先メディアDB4を参照する。そして、ステップS8にて、着信側ユーザの優先メディアと利用するメディアが合致するか否かを判定する。IP電話サーバ3が、ステップS8にて着信側ユーザの優先メディアと利用するメディアが合致していると判定する(YES)と、後述のステップS12に進む。ステップS8にて着信側ユーザの優先メディアと利用するメディアが合致していないと判定する(NO)と、ステップS9に進む。ステップS9にて、IP電話サーバ3は、着信側ユーザの優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末があるか否かを上記ステップS2及びステップS3にて優先着信端末DB13及び端末能力DB12を参照した結果を基に判定する。このステップS9にて着信側ユーザの優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末があると判定する(YES)とIP電話サーバ3はステップS10に進んでメディアが合致した端末に通話開始要求を転送し、通話が開始される(ステップS6)。一方、上記ステップS9にて、IP電話サーバ3が優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末がないと判定(NO)すればステップS11に進み、発信側のユーザにエラーを返信し、通話開始はエラーとなる(ステップS16)。
ステップS8にて着信側ユーザの優先メディアと利用するメディアが合致していると判定(YES)した場合、優先着信端末が優先メディアを処理できないことになる。そこで、IP電話サーバ3は、ステップS12にて、優先着信端末に他のメディアがあるか否かをチェックする。ステップS12にて、優先着信端末に他のメディアがある(YES)と判定すると、IP電話サーバ3はステップS13に進み、優先着信端末の他のメディアを発信側の発信端末に返信する。これに対して、発信端末が合致するメディアで再度通話開始要求を発信したか否かを、ステップS14にてIP電話サーバ3はチェックする。ステップS14にて、IPサーバ3が発信端末は合致するメディアで再度通話開始要求を発信したと判定(YES)すると、この処理手順はステップS1に戻ることになる。また、ステップS14にて、IPサーバ3が発信端末は合致するメディアで再度通話開始要求を発信したと判定しなければ(NO)、発信側ユーザと着信側ユーザとの通話開始はエラーとなる(ステップS16)。なお、上記ステップS12にて、IP電話サーバ3が優先着信端末に他のメディアがない(NO)と判定すれば、ステップS15に進み、発信側のユーザにエラーを返信し、通話開始はエラーとなる(ステップS16)。
このように、第1の処理手順では、優先着信端末が対応していないメディアで通話開始要求があった場合、IP電話サーバ3は優先メディアDB14を参照し、利用するメディアが優先メディアDB14に登録されているメディアであるか否かをチェックする。利用するメディアが優先メディアDB14に登録されているメディアではなく、かつ他に対応している端末が有ればその端末に通話開始要求を転送する。また、優先メディアDB14に登録されているメディアではなく、かつ他に対応している端末が無ければ発信先にエラーを返す。また、利用するメディアが優先メディアDB14に登録されているメディアであり、かつ優先着信端末に他のメディアが有れば発信端末に上記他のメディアを返信し、再度通話するか否かを選択させる。また、利用するメディアが優先メディアDB14に登録されているメディアであり、かつ優先着信端末に他のメディアが無ければ発信端末にエラーを返信する。
上記図17に示した第1の処理手順にしたがった動作のいくつかの具体例について図18を参照して説明する。前提の状況は以下の通りである。ユーザAは端末A−21を利用して、ユーザBに対して通話を開始しようとしている。ユーザBは3種類の端末を所持している。それぞれ音声,画像に対応する端末(B−21)、音声にのみ対応する端末(B−22)、音声,画像,テキストに対応可能な端末(B−23)である。また、端末B−22が優先着信端末に指定されている。また、ユーザBの優先メディア情報は、音声(voice)と画像(video)に設定されている。
先ず、ユーザAが音声によってユーザBと通話しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第1の処理手順にしたがった動作の具体例を説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(音声)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS1にて上記通話開始要求を受信する。ステップS2にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを確認する。ステップS3にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照し、端末B−22が音声に対応可能であることを確認する。すると、ステップS4にて、IP電話サーバ3は、ユーザAが発信しようとしているメディアは音声であり、優先着信端末B−22にて着信可能であることを判定する。このため、ステップS5にて、IP電話サーバ3は通話開始要求を端末B−22へ転送する。その結果、ステップS6にて端末A−21と端末B−22の間で通話が開始される。
次に、ユーザAがテキスト(message)をユーザBに対して送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第1の処理手順にしたがった動作の具体例を説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(テキスト)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS1にて上記通話開始要求を受信する。ステップS2にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS3にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS4にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(テキスト)が合致していないことを判定する(ステップS4にてNO)。つまり、端末B−22は、テキストに対応不可能であることを認識する。ステップS4にてNOと判定したので、IP電話サーバ3は、ステップS7にて、優先メディアDB14を参照し、ユーザBの優先メディアは音声、映像であることを確認する。すると、IP電話サーバ3は、ステップS8にて着信側ユーザの優先メディア(音声、映像)と利用するメディア(テキスト)が合致しない(NO)ことを判定する。IP電話サーバ3は、ステップS9にて、端末能力DB2を参照し、ユーザBの優先着信端末以外の所持端末中で、利用するメディア(テキスト)に合致する端末があるか否かを検索する。図18に示した場合には、端末B−23がテキストの受信能力があるので、IP電話サーバ3はステップS9にてYESと判定し、ステップS10に進む。ステップS10にてIP電話サーバ3は端末B−23に通話開始要求を転送し、ステップS6にて発信端末A−21と着信端末B−23の間でテキストによる通話が開始される。
次に、ユーザAが画像をユーザBに送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第1の処理手順にしたがった動作の具体例について説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(画像)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS1にて上記通話開始要求を受信する。ステップS2にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS3にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS4にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(画像)が合致していないことを判定する(ステップS4にてNO)。つまり、端末B−22は、画像に対応不可能であることを認識する。ステップS4にてNOと判定したので、IP電話サーバ3は、ステップS7にて、優先メディアDB14を参照し、ユーザBの優先メディアは音声、映像であることを確認する。すると、IP電話サーバ3は、ステップS8にて着信側ユーザの優先メディア(音声、映像)と利用するメディア(画像)が合致した(YES)ことを判定する。これにより、IP電話サーバ3は、ユーザBの優先着信端末B−22が優先メディアを処理できないのを確認したことになる。ステップS12にてIP電話サーバ3は、優先着信端末B−22に他のメディア(音声)があることにより、ステップS13にて発信端末に音声ならば通話可能であることを返信する。ステップS14にて、発信端末A−21が上記音声で再度通話要求を出したと判定すれば、ステップS1からの処理を繰り返す。もし、発信端末A−21が上記音声での再度通話要求をださなければ通話開始エラー(ステップS16)となり、通話は開始されない。
次に、ユーザAがデータファイルをユーザBに送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第1の処理手順にしたがった動作の具体例について説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(データファイル)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS1にて上記通話開始要求を受信する。ステップS2にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS3にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS4にてIP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(データファイル)が合致していないことを判定する(ステップS4にてNO)。ステップS4にてNOと判定したので、IP電話サーバ3は、ステップS7にて、優先メディアDB14を参照し、ユーザBの優先メディアは音声、映像であることを確認する。すると、IP電話サーバ3は、ステップS8にて着信側ユーザの優先メディア(音声、映像)と利用するメディア(データファイル)が合致しない(NO)ことを判定する。IP電話サーバ3は、ステップS9にて、端末能力DB12を参照し、ユーザBの優先着信端末以外の所持端末中で、利用するメディア(テキスト)に合致する端末があるか否かを検索する。ユーザB側ではデータファイルを受信可能な端末はない。このため、IP電話サーバ3は、ステップS11にて、端末A−21にエラーを返信するので、通話は開始されない(ステップS16)。
図19には、ユーザBにおいてリアルタイム系メディアに対応した端末をさらに備えた場合の構成を示す。上記図18に示した構成と異なるのは、ユーザBがMPEG4による映像や、MP3によるオーディオなどのリアルタイム系メディアに対応可能な端末(B−24)を備えていることである。
図17と図19を参照し、ユーザAがユーザBと通話中、あるいは非通話時において、ユーザAがユーザBに対してリアルタイム系メディアを送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第1の処理手順にしたがった動作の具体例を説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(リアルタイム系メディア)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS1にて上記通話開始要求を受信する。ステップS2にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS3にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS4にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(リアルタイム系メディア)が合致していないことを判定する(ステップS4にてNO)。ステップS4にてNOと判定したので、IP電話サーバ3は、ステップS7にて、優先メディアDB14を参照し、ユーザBの優先メディアは音声、映像であることを確認する。すると、IP電話サーバ3は、ステップS8にて着信側ユーザの優先メディア(音声、映像)と利用するメディア(リアルタイム系メディア)が合致しない(NO)ことを判定する。IP電話サーバ3は、ステップS9にて、端末能力DB12を参照し、ユーザBの優先着信端末以外の所持端末中で、利用するメディア(リアルタイム系メディア)に合致する端末があるか否かを検索する。端末B−24がリアル系メディアを受信可能であるので、ステップS9はYESとなり、ステップS10にてメディアが合致した端末B−24に通話開始要求を転送する。この結果、端末A−21と端末B−24の間で通話が開始される(ステップS6)。このとき、端末B−24は受信するリアルタイム系メディアを自動的に再生する。ユーザBが「再生」ボタンを押す、といった操作を必要としない。
次に、通話開始時のIP電話サーバ3の第2の処理手順の概要について図20を参照して説明する。送信側であるユーザが端末を利用して、着信側であるユーザに対して、利用するメディアを指定して通話開始要求を送信したところからこの処理は始まる。IP電話サーバ3は、ステップS11にて通話開始要求を受信する。ステップS12にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13を参照し、着信側ユーザの優先着信端末を確認する。続いて、IP電話サーバ3は、ステップS13にて着信側ユーザの端末能力DB12を参照する。ステップS14にて、IP電話サーバ3は、着信側ユーザの優先着信端末の能力と利用するメディアが合致しているかを上記優先着信端末DB13及び端末能力DB12の参照結果を基に判定する。このステップS14にて着信側ユーザの優先着信端末の能力と利用するメディアが合致していると判定すればステップS15に進み、IP電話サーバ3は着信側ユーザの優先着信端末に通話開始要求を転送する。このため、ステップS16にて送信側ユーザの端末と着信側ユーザの端末との間で通話が開始される。
ステップS14にて、IP電話サーバ3が優先着信端末の能力と利用するメディアが合致しないと判定したときにはステップS17に進む。ステップS17にあって、IP電話サーバ3は、着信側ユーザの優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末があるか否かを上記ステップS12及びステップS13にて優先着信端末DB13及び端末能力DB12を参照した結果を基に判定する。このステップS17にて着信側ユーザの優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末があると判定する(YES)とIP電話サーバ3はステップS18に進む。ステップS18において、IP電話サーバ3は、優先メディアDB14を参照する。そして、ステップS19にて、着信側ユーザの優先メディアと利用するメディアが合致するか否かを判定する。このステップS19にて着信側ユーザの優先メディアと利用するメディアが合致していれば(YES)、ステップS20に進んでメディアが合致した端末に通話開始要求を転送し、通話が開始される(ステップS16)。しかし、ステップS19にて着信側ユーザの優先メディアと利用するメディアが合致していなければ(NO)、ステップS21に進んで、優先着信端末の能力に合致するメディアを発信端末に返信する。これに対して、発信端末が合致するメディアで再度通話開始要求を発信したか否かを、ステップS22にてIP電話サーバ3はチェックする。ステップS22にて、IP電話サーバ3が発信端末は合致するメディアで再度通話開始要求を発信したと判定すると、この処理手順はステップS11に戻ることになる。また、ステップS22にて、IP電話サーバ3が発信端末は合致するメディアで再度通話開始要求を発信したと判定しなければ(NO)、発信側ユーザと着信側ユーザとの通話開始はエラーとなる。なお、上記ステップS17にて、IP電話サーバ3が優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末がないと判定すればステップS24に進み、発信側のユーザにエラーを返信し、通話開始はエラーとなる(ステップS23)。
このように、第2の処理手順では、優先着信端末が対応していないメディアで通話開始要求があった場合、IP電話サーバ3は、端末能力DB12を参照して優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末があるか否かをチェックする。優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末がなければ、発信先にエラーを返す。優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末があれば、IP電話サーバ3は優先メディアDB14を参照し、利用するメディアが優先メディアDB14に登録されているメディアであるか否かをチェックする。もし、合致していれば、メディアが合致した端末に通話開始要求を転送する。合致していなければ、優先着信端末と合致するメディアを発信端末に返信し、再度通話するか否かを選択させる。
上記図20に示した第2の処理手順にしたがった動作のいくつかの具体例について上記図18を参照して説明する。前提となる状況は前述した通りである。
先ず、ユーザAが音声によってユーザBと通話しようとする場合のIP電話サーバ3の第2の処理手順にしたがった動作の具体例を説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(音声)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS11にて上記通話開始要求を受信する。ステップS12にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを確認する。ステップS13にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照し、端末B−22が音声に対応可能であることを確認する。すると、ステップS14にて、IP電話サーバ3は、ユーザAが発信しようとしているメディアは音声であり、優先着信端末B−22にて着信可能であることを判定する。このため、ステップS15にて、IP電話サーバ3は通話開始要求を端末B−22へ転送する。その結果、ステップS16にて端末A−21と端末B−22の間で通話が開始される。
次に、ユーザAがテキスト(message)をユーザBに対して送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第2の処理手順にしたがった動作の具体例を説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(テキスト)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS11にて上記通話開始要求を受信する。ステップS12にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS13にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS14にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(テキスト)が合致していないことを判定する(ステップS14にてNO)。つまり、端末B−22は、テキストに対応不可能であることを認識する。ステップS14にてNOと判定したので、IP電話サーバ3は、ステップS17にて、端末能力DB12を参照し、ユーザBの優先着信端末以外の所持端末中で、利用するメディア(テキスト)に合致する端末があるか否かを検索する。図18に示した場合には、端末B−23がテキストの受信能力があるので、IP電話サーバ3はステップS17にてYESと判定し、ステップS18に進む。ステップS18にて、IP電話サーバ3はユーザBの優先メディアDB14を参照し、ユーザBの優先メディアは音声と画像であることを認識する。ステップS19にて、IP電話サーバ3は着信側ユーザBの優先メディア(音声、画像)と利用するメディア(テキスト)が合致しない(NO)と判定し、ステップS21に進んで、優先着信端末B−22と合致するメディア(音声)を発信端末A−21に返信する。このとき、ステップS22にて、発信側端末A−21が合致するメディア(音声)で再度通話開始要求を発信したとIP電話サーバ3が判定すると、上記ステップS11からの処理を繰り返す。もし、ステップS22にて、発信側端末A−21が合致するメディア(音声)で再度通話開始要求を発信しない(NO)とIP電話サーバ3が判定すると、ステップS23にて通話開始エラーとする。
この具体例では、優先着信端末(B−22)以外の端末(B−23)がテキストの受信能力があっても、着信側ユーザの優先メディア(音声、画像)と利用するメディア(テキスト)が合致していないので、優先着信端末(B−22)と合致するメディアを発信端末(A−21)に返信している。そして、発信端末に再度通話するか否かを選択させている。
次に、ユーザAが画像をユーザBに送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第2の処理手順にしたがった動作の具体例について説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(画像)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS11にて上記通話開始要求を受信する。ステップS12にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS13にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS14にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(画像)が合致していないことを判定する(ステップS14にてNO)。ステップS17にて、IP電話サーバ3は、端末能力DB12を参照し、ユーザBの優先着信端末以外の所持端末中で、利用するメディア(画像)に合致する端末があるか否かを検索する。ここでは、端末B−21が画像を受信可能である。端末B−23も画像を受信可能であるが、優先度がB−21の方が高かったとする。次に、IP電話サーバ3は、優先メディアDB14を参照し(ステップS18)、着信側の優先メディアと利用するメディアが合致するか否かをチェックする(ステップS19)。図18に示した場合では、ユーザBの優先メディアは画像、音声であるので、ステップS19はYESと判定され、ステップS20に進んで、メディアが合致した端末B−21に通話開始要求を転送し、ステップS16にて通話が開始される。
この具体例では、優先着信端末(B−22)以外の端末(B−21)が画像の受信能力を有し、かつ着信側ユーザの優先メディア(音声、画像)と利用するメディア(画像)が合致しているので、画像に対応する端末(B−21)に通話開始要求を転送している。
次に、ユーザAがデータファイルをユーザBに送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第2の処理手順にしたがった動作の具体例について説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(データファイル)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS11にて上記通話開始要求を受信する。ステップS12にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS13にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS14にてIP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(データファイル)が合致していないことを判定する(ステップS14にてNO)。ステップS17にて、IP電話サーバ3は、端末能力DB12を参照し、ユーザBの優先着信端末以外の所持端末中で、利用するメディア(データファイル)に合致する端末があるか否かを検索する。ユーザB側ではデータファイルを受信可能な端末はない。このため、IP電話サーバ3は、ステップS24にて、端末A−21にエラーを返信するので、通話は開始されない。
次に、通話開始時のIP電話サーバ3の第3の処理手順の概要について図21を参照して説明する。この第3の処理手順は、上記図2に示すIP電話サーバ30内の優先メディアDB14を利用しないとき、又は優先メディアDB14が無いときの処理手順である。送信側であるユーザが端末を利用して、着信側であるユーザに対して、利用するメディアを指定して通話開始要求を送信したところからこの処理は始まる。IP電話サーバ3は、ステップS31にて通話開始要求を受信する。ステップS32にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13を参照し、着信側ユーザの優先着信端末を確認する。続いて、IP電話サーバ3は、ステップS33にて着信側ユーザの端末能力DB12を参照する。ステップS34にて、IP電話サーバ3は、着信側ユーザの優先着信端末の能力と利用するメディアが合致しているかを上記優先着信端末DB13及び端末能力DB12の参照結果を基に判定する。このステップS34にて着信側ユーザの優先着信端末の能力と利用するメディアが合致していると判定すればステップS35に進み、IP電話サーバ3は着信側ユーザの優先着信端末に通話開始要求を転送する。このため、ステップS36にて送信側ユーザの端末と着信側ユーザの端末との間で通話が開始される。
ステップS34にて、IP電話サーバ3が優先着信端末の能力と利用するメディアが合致しないと判定したときにはステップS37に進む。ステップS37にあって、IP電話サーバ3は、着信側ユーザの優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末があるか否かを上記ステップS32及びステップS33にて優先着信端末DB13及び端末能力DB12を参照した結果を基に判定する。このステップS37にて着信側ユーザの優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末があると判定する(YES)とIP電話サーバ3はステップS38に進む。ステップS38ではメディアが合致した端末に通話開始要求を転送し、通話が開始される(ステップS36)。しかし、上記ステップS37にて、IP電話サーバ3が優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末がないと判定すればステップS39に進む。IP電話サーバ3は、ステップS39にて優先着信端末の能力に合致するメディアを発信端末に返信する。これに対して、発信端末が合致するメディアで再度通話開始要求を発信したか否かを、ステップS40にてIP電話サーバ3はチェックする。ステップS40にて、IP電話サーバ3が発信端末は合致するメディアで再度通話開始要求を発信したと判定すると、この処理手順はステップS31に戻ることになる。また、ステップS40にて、IP電話サーバ3が発信端末は合致するメディアで再度通話開始要求を発信したと判定しなければ(NO)、発信側ユーザと着信側ユーザとの通話開始はエラーとなる(ステプS41)。
このように、第3の処理手順では、優先着信端末が対応していないメディアで通話開始要求があった場合、IP電話サーバ3は、端末能力DB12を参照して優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末があるか否かをチェックする。優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末があれば、IP電話サーバ3は、メディアが合致した端末に通話開始要求を転送する。優先着信端末以外の端末で利用するメディアに合致する端末がなければ、優先着信端末と合致するメディアを発信端末に返信し、再度通話するか否かを選択させる。
上記図21に示した第3の処理手順にしたがった動作のいくつかの具体例について上記図18を参照して説明する。前提となる状況は前述した通りである。
先ず、ユーザAが音声によってユーザBと通話しようとする場合のIP電話サーバ3の第3の処理手順にしたがった動作の具体例を説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(音声)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS31にて上記通話開始要求を受信する。ステップS32にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを確認する。ステップS33にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照し、端末B−22が音声に対応可能であることを確認する。すると、ステップS34にて、IP電話サーバ3は、ユーザAが発信しようとしているメディアは音声であり、優先着信端末B−22にて着信可能であることを判定する。このため、ステップS35にて、IP電話サーバ3は通話開始要求を端末B−22へ転送する。その結果、ステップS36にて端末A−21と端末B−22の間で通話が開始される。
次に、ユーザAがテキスト(message)をユーザBに対して送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第3の処理手順にしたがった動作の具体例を説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(テキスト)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS31にて上記通話開始要求を受信する。ステップS32にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS33にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS34にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(テキスト)が合致していないことを判定する(ステップS34にてNO)。つまり、端末B−22は、テキストに対応不可能であることを認識する。ステップS34にてNOと判定したので、IP電話サーバ3は、ステップS37にて、端末能力DB12を参照し、ユーザBの優先着信端末以外の所持端末中で、利用するメディア(テキスト)に合致する端末があるか否かを検索する。図18に示した場合には、端末B−23がテキストの受信能力があるので、IP電話サーバ3はステップS37にてYESと判定し、ステップS38に進む。ステップS38にてIP電話サーバ3は、メディアが合致した端末B−23に通話開始要求を転送する。これにより、ステップS36にて発信先端末A−21と端末B−23との間で、テキストが通話される。
この具体例では、優先着信端末(B−22)以外の端末(B−23)がテキストの受信能力があるので、IP電話サーバ3は、端末B−23に通話開始要求を送っている。
次に、ユーザAが画像をユーザBに送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第3の処理手順にしたがった動作の具体例について説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(画像)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS31にて上記通話開始要求を受信する。ステップS32にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS33にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS34にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(画像)が合致していないことを判定する(ステップS34にてNO)。ステップS37にて、IP電話サーバ3は、端末能力DB12を参照し、ユーザBの優先着信端末以外の所持端末中で、利用するメディア(画像)に合致する端末があるか否かを検索する。ここでは、端末B−21が画像を受信可能である。端末B−23も画像を受信可能であるが、優先度がB−21の方が高かったとする。次に、IP電話サーバ3は、メディアが合致した端末B−21に通話開始要求を転送し、ステップS36にて通話が開始される。
この具体例でも、優先着信端末(B−22)以外の端末(B−21)が画像の受信能力を有しているので、画像に対応する端末(B−21)に通話開始要求を転送している。
次に、ユーザAがデータファイルをユーザBに送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第3の処理手順にしたがった動作の具体例について説明する。ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(データファイル)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS31にて上記通話開始要求を受信する。ステップS32にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS33にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS34にてIP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(データファイル)が合致していないことを判定する(ステップS34にてNO)。ステップS37にて、IP電話サーバ3は、端末能力DB12を参照し、ユーザBの優先着信端末以外の所持端末中で、利用するメディア(データファイル)に合致する端末があるか否かを検索する。ユーザB側ではデータファイルを受信可能な端末はない。このため、IP電話サーバ3は、ステップS39に進む。ステップS39にてIP電話サーバ3は、優先着信端末B−22は音声なら通話可能であるので、音声ではどうかということを発信端末に返信する。ステップS40にて、発信端末が音声でも良いとし再度通話開始要求を発信するとIP電話サーバ3はステップS31からの処理を繰り返す。もしも、ステップS40にて、発信端末が音声では通信はしないという判断のもと再度通話開始要求を発信しなければステップS41に進み、通話開始はエラーとなる。
次に、ユーザAがユーザBに対してリアルタイム系メディアを送信しようとする場合のIP電話サーバ3の上記第3の処理手順にしたがった動作の具体例を説明する。上記図19において、ユーザAがIP電話サーバ3に対して利用するメディア(リアルタイム系メディア)を指定してユーザB宛の通話開始要求を送信する。IP電話サーバ3は、ステップS31にて上記通話開始要求を受信する。ステップS32にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末DB13の優先着信端末を参照し、ユーザBの優先着信端末はB−22であることを認識する。ステップS33にて、IP電話サーバ3は端末能力DB12を参照する。すると、ステップS34にて、IP電話サーバ3は、優先着信端末である端末B−22の能力(音声)と利用するメディア(リアルタイム系メディア)が合致していないことを判定する(ステップS34にてNO)。ステップS34にてNOと判定したので、IP電話サーバ3は、ステップS37にて、端末能力DB12を参照し、ユーザBの優先着信端末以外の所持端末中で、利用するメディア(リアルタイム系メディア)に合致する端末があるか否かを検索する。端末B−24がリアル系メディアを受信可能であるので、ステップS37はYESとなり、ステップS38にてメディアが合致した端末B−24に通話開始要求を転送する。この結果、端末A−21と端末B−24の間で通話が開始される(ステップS36)。このとき、端末B−24は受信するリアルタイム系メディアを自動的に再生する。ユーザBが「再生」ボタンを押す、といった操作を必要としない。
上記実施の形態は、IP電話プロトコルであるSIPを用いて実現することができる。通話開始要求、通話開始応答、端末位置DBについては、RFC3261に準拠する。通話に利用するメディアを指定する部分については、draft-ietf-sip-callerprefsに準拠する。端末能力DBについてはdraft-ietf-sip-callee-capsに準拠する。優先着信端末DBについては、RFC3261で提案されているq値をpriorパラメータとして利用する。優先メディアDBについては独自な拡張DBとなる。
なお、上記IP電話サーバ3は、図22に構成を示すコンピュータによって構成されている。CPU(Central Processing Unit)51は、ROM(Read Only Memory)52に記憶されている各種プログラム、または記憶部58からRAM(Random Access Memory)53にロードされた各種プログラムに従って各種の処理を実行する。RAM53にはまた、CPU51が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU51,ROM52及びRAM53は、バス54を介して相互に接続されている。このバス54にはまた、入出力インターフェース55も接続されている。入出力インタフェース15には、キーボード、マウスなどよりなる入力部56、CRT、LCDなどよりなるディスプレイ、並びに、ヘッドフォンやスピーカなどよりなる出力部15、ハードディスクなどより構成される記憶部58、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部59が接続されている。
通信部59は、インターネット2を介して通信処理を行う。CPU51から提供されたデータを送信する。また通信部59は通信相手から受信したデータをCPU51、RAM53、記憶部58に出力する。記憶部58はCPU51との間でやり取りし、情報の保存・消去を行う。通信部59はまた、他のクライアントとの間で、アナログ信号またはデジタル信号の通信処理を行う。
入出力インタフェース55にはまた、必要に応じてドライブ60が接続され、磁気ディスク61、光ディスク62、光磁気ディスク63、或いは半導体メモリ64などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部68にインストールされる。なお、記憶部68は例えばHDDである。
また、通信端末装置6、7もPC、PDAであるときには、上記図22に示した構成となる。また、電話装置であるときには、図22に示した構成に準拠した構成となる。
IP通信システムの構成図である。 IP通信システムを構成するIP電話サーバと、IP電話サーバにインターネットを介して接続されるユーザAの通信端末装置及びユーザの通信端末装置の機能を示すブロック図である。 端末位置DBに保持されるデータを示す図である。 端末能力DBに保持されるデータを示す図である。 優先着信端末DBに保持されるデータを示す図である。 優先メディアDBに保持されるデータを示す図である。 通信端末装置A−11をIP電話サーバに登録する動作概要を説明するための図である。 通信端末装置A−11をIP電話サーバに登録するときに各DBに保持されるデータを示す図である。 通信端末装置A−12をIP電話サーバに登録する動作概要を説明するための図である。 通信端末装置A−12をIP電話サーバに登録するときに各DBに保持されるデータを示す図である。 通信端末装置A−13をIP電話サーバに登録する動作概要を説明するための図である。 通信端末装置A−13をIP電話サーバに登録するときに各DBに保持されるデータを示す図である。 通信端末装置A−12の登録をIP電話サーバから解除する動作概要を説明するための図である。 通信端末装置A−12の登録をIP電話サーバから解除するときに各DBに保持されるデータを示す図である。 優先メディアDBへの登録時の動作概要を示す図である。 優先メディアDBへの登録時のデータを示す図である。 通話開始時のIP電話サーバの第1の処理手順の概要を示すフローチャートである。 第1の処理手順にしたがった動作概要のいくつかの具体例を説明するのに用いる図である。 ユーザBにリアルタイム系メディアに対応する端末を備えたときの動作概要を示す図である。 第2の処理手順にしたがった動作概要のいくつかの具体例を説明するのに用いるフローチャートである。 第3の処理手順にしたがった動作概要のいくつかの具体例を説明するのに用いるフローチャートである。 IP電話サーバ、通信端末装置を構成するコンピュータのブロック図である。
符号の説明
1 IP通信システム、2 インターネット、3 IP電話サーバ、6 発信側通信端末装置、7 着信側通信端末装置、10 ユーザ状態管理データベース、11 端末位置DB、12 端末能力DB、13 優先着信端末DB、14 優先メディアDB、15 登録受信部、16 リクエスト処理部、17 着信端末選択部、21,31 登録送信部、22,32 リクエスト処理部、23,33 通話部

Claims (15)

  1. 通信網上で同一の位置情報を有する複数の着信側通信端末装置と発信側通信端末装置との通信を制御する通信制御装置において、
    上記複数の着信側通信端末装置から登録された上記通信網上の位置情報を格納する位置情報格納手段と、
    上記複数の着信側通信端末装置から登録されたメディア受信能力情報を格納する能力情報格納手段と、
    上記複数の着信側通信端末装置から登録された優先着信端末情報を格納する優先着信端末情報格納手段と、
    上記発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して上記各情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択する着信先端末選択手段と
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  2. 上記複数の着信側通信端末装置から登録された優先メディア情報を格納する優先メディア情報格納手段をさらに備え、上記着信先端末選択手段は上記発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して上記優先メディア情報格納手段を含めた各情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択することを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 上記優先着信端末情報格納手段には、上記複数の着信側通信端末装置から時間的に後に登録された端末の優先度を高くした優先着信端末情報が格納されることを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  4. 上記複数の着信側通信端末装置のうち、上記優先着信端末情報格納手段に登録されていた通信端末装置が優先着信端末としての登録を解除したときには、上記優先度を自動的に変更することを特徴とする請求項3記載の通信制御装置。
  5. 上記能力情報格納手段には、上記複数の着信側通信端末装置から登録された、音声、画像、テキスト及び/又はデータファイルをメディアとして受信できるか否かを示す能力情報が格納されることを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  6. 上記能力情報格納手段には、上記複数の着信側通信端末装置から登録された、リアルタイムのストリーミング系メディアを受信できるか否かを示す能力情報が格納されることを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  7. 通信網上で同一の位置情報を有する複数の着信側通信端末装置と発信側通信端末装置との通信を制御する通信制御方法において、
    上記複数の着信側通信端末装置から登録された上記通信網上の位置情報を位置情報格納手段に格納する位置情報格納工程と、
    上記複数の着信側通信端末装置から登録されたメディア受信能力情報を能力情報格納手段に格納する能力情報格納工程と、
    上記複数の着信側通信端末装置から登録された優先着信端末情報を優先着信端末情報格納手段に格納する優先着信端末情報格納工程と、
    上記発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して上記各情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択する着信先端末選択工程と
    を備えることを特徴とする通信制御方法。
  8. 上記複数の着信側通信端末装置から登録された優先メディア情報を優先メディア情報格納手段に格納する優先メディア情報格納工程をさらに備え、上記着信先端末選択工程は上記発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して上記優先メディア情報格納手段を含めた各情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択することを特徴とする請求項7記載の通信制御方法。
  9. 通信網上で発信側の通信端末装置と通信を行う通信端末装置において、
    上記通信網上の位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを通信を制御する通信制御装置に登録するために送信する送信手段と、
    上記通信制御装置に登録された位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを参照して上記通信制御装置が転送してきた上記通話開始要求を受け取る通話開始要求受信手段と、
    上記通話開始要求受信手段にて受け取った通話開始要求に基づいて上記発信側通信端末装置との通話を行う通話手段とを備えることを特徴とする通信端末装置。
  10. 上記送信手段はさらに優先メディア情報を上記通信制御装置に送信し、上記通話開始要求受信手段は上記優先メディア情報も含めて、位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを参照して上記通信制御装置が転送してきた上記通話開始要求を受け取ることを特徴とする請求項9記載の通信端末装置。
  11. 上記送信手段が上記通信制御装置に登録のために送信する上記優先着信端末情報は、上記複数の着信側通信端末装置から時間的に後に登録された端末の優先度が高くされることを特徴とする請求項9記載の通信端末装置。
  12. 上記送信手段が上記通信制御装置に登録のために送信する上記優先着信端末情報は、通信端末装置が優先着信端末としての登録を解除したときには、上記優先度が自動的に変更されることを特徴とする請求項11記載の通信端末装置。
  13. 上記送信手段が上記通信制御装置に登録のために送信する上記メディア受信能力情報は、音声、画像、テキスト及び/又はデータファイルをメディアとして受信できるか否かを示す情報であることを特徴とする請求項9記載の通信端末装置。
  14. 上記送信手段が上記通信制御装置に登録のために送信する上記メディア受信能力情報は、リアルタイムのストリーミング系メディアを受信できるか否かを示す情報であることを特徴とする請求項9記載の通信端末装置。
  15. 通信網上で同一の位置情報を有する複数の着信側通信端末装置と、上記複数の着信側通信端末装置と通信を行う発信側通信端末装置と、上記通信を制御する通信制御装置とを備える通信システムにおいて、
    上記着信側通信端末装置は上記通信網上の位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを通信を制御する上記通信制御装置に登録するために送信する送信手段と、上記通信制御装置に登録された位置情報と、メディア受信能力情報と、優先着信端末情報とを参照して上記通信制御装置が転送してきた上記通話開始要求を受け取る通話開始要求受信手段と、上記通話開始要求受信手段にて受け取った通話開始要求に基づいて上記発信側通信端末装置との通話を行う通話手段とを備え、
    上記通信制御装置は上記複数の着信側通信端末装置から登録された上記通信網上の位置情報を格納する位置情報格納手段と、上記複数の着信側通信端末装置から登録されたメディア受信能力情報を格納する能力情報格納手段と、上記複数の着信側通信端末装置から登録された優先着信端末情報を格納する優先着信端末情報格納手段と、上記発信側通信端末装置からの通話開始要求に対して上記各情報格納手段を参照して複数の着信側通信端末装置から最適な通信端末装置を選択する着信先端末選択手段とを備える
    ことを特徴とする通信システム。
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