JP5124542B2 - 通信接続の形成方法および通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、第1の通信機器から通信ネットワークを介して第2の通信機器に通信接続を形成する方法に関するものである。さらに本発明は、第2の通信機器においてコールシグナリングの発生の際に、第1の通信機器のデータ、例えばユーザの画像または音響を表示ないしは再生する方法に関する。
電話、とりわけ移動電話による個人間の通信がますます重要になっている。ここでは通信加入者に対してとりわけ電話接続の形成の際に、コールへの応答ないしは受領の前に発呼者を識別することが重要である。このために被呼通信加入者は種々の装置を使用して、発呼者識別子、例えば発呼者の名前および電話番号を表示させる。ここで第1の方法では、被呼通信加入者の通信機器にデータバンクが設けられており、このデータバンクに電話番号および所属の名前、さらに名前に所属する画像が記憶される。これにより通常のように、発呼者の電話番号が伝送され、被呼者の通信機器は発呼者の名前ならびに画像をデータバンクで検索し、電話番号、名前の他に発呼者の画像を表示する。
この第1の方法の欠点は、発呼者自体がコール受信者の通信機器に記憶され、表示される画像に何ら影響を与えることができないことである。画像表示の調整および選択はコール受信者で行われ、発呼者は所定の画像の表示を強制することも、表示される画像を更新することもできず、コール受信者に更新された画像を送信することもできない。
この問題を解決するために第2の方法では、発呼者が、コール受信者でのコールシグナリング発生の際に表示される画像、ないしは表示すべき画像をコントロールすることができる。発呼者は、コール受信者で表示すべき画像を自分の通信機器から、通信接続(電話接続)を交換する通信ネットワークに送信し、この通信ネットワークが画像をコールシグナリングと共にコール受信者の通信機器に送信する。このようにして発呼者自身が、コール受信者で出現すべき画像を選択することができる。この手段はとりわけ企業にとっても重要であり、接続形成の際にロゴマークを被呼加入者ないしはコール受信者に表示させることができる。しかし第2の方法の欠点は、発呼者が各接続形成の際にまず画像を通信ネットワークに送信し、これによりコール受信者の通信機器へ転送させなければならないことである。そのため、携帯電話の形態の通信機器、および移動電話網としての通信ネットワークにおけるエアインタフェースに非常に負荷が掛かる。
本発明の課題は、発呼者が呼び出し信号をコントロールすることができ、かつリソースを節約した通信接続形成が可能である手段を提供することである。
この課題は独立請求項に記載の構成によって解決される。有利な構成は従属請求項の対象である。
本発明の第1の側面による、第1通信機器から通信ネットワークを介して第2通信機器へ通信接続を形成する方法では、画像または音響ないしは音響情報を有することのできる複数のマルチメディアオブジェクトが通信ネットワークに記憶される。これにより、第1通信機器に配属された通信加入者は、複数の種々異なるマルチメディアオブジェクト、とりわけ画像をそれぞれの基準番号と共に通信ネットワークに記憶することができる。
この種の記憶ないしはアップロードは例えば、第1通信加入者が画像を自分の第1通信機器によって、または他の機器、例えばインターネットを介して通信ネットワークと接続されたコンピュータによって行うことができる。さらに通信加入者が自分のマルチメディアオブジェクトをEメールによって通信ネットワークのプロバイダに送信し、これにより通信加入者が通信ネットワークのマルチメディアオブジェクトをダウンロードし、記憶することができる。アップロードは任意の時点で行うことができる。
種々異なるコール受信者に、それぞれの発呼者の所定のマルチメディアオブジェクト、とりわけ画像を発呼者識別のために通知できるようにするため、少なくとも1つのデータセットを備える割り当てマッピングないしは割り当てテーブルが設定される。それぞれのデータセットには所定のコール受信者とマルチメディアオブジェクトの所定の基準番号との割り当てが指示される。すなわち、例えば第1通信加入者である発呼者が所定のコール受信者を選択し、その人を呼び出せば、この割り当てマッピングによって、どのマルチメディアオブジェクトをコール受信者に表示すべきかを検出することができる。
発呼者ないしは第1通信加入者が所定のコール受信者を選択すると、後続のステップが実行される。接続形成要求が第1通信加入者に所属する第1通信機器から通信ネットワークに送信される。ここでこの接続形成要求は第1通信機器から、選択されたコール受信者に配属された第2通信機器へ形成すべき通信接続、とりわけ電話接続を指示する。さらにすでに述べたように割り当てマッピングに基づいて、どのマルチメディアオブジェクトないしはこれに配属されたどの基準番号が、選択されたコール受信者に割り当てられているかが求められる。後でさらに説明するように、最後の2つの方法ステップは順序的に交換することもできる。選択されたコール受信者で再生すべきマルチメディアオブジェクトに対する基準番号が一度求められると、この基準番号に配属されたマルチメディアオブジェクト(前に述べたように通信ネットワークに記憶されている)が通信ネットワークからコール受信者の第2通信機器へ呼び出し信号発生の枠内で伝送され、そこに再生される。とりわけ発呼者の画像を第2通信機器の表示装置に表示することができる。
この種の方法は複数の利点を有する。1つには発呼者が、どのマルチメディアオブジェクトがコール受信者で再生ないし表示されるかをコントロールすることができる。さらに通信ネットワークと第2通信機器との間のデータ接続だけがマルチメディアコンテンツのデータ伝送のために負荷され、第1通信機器と通信ネットワークとの間のデータ接続は負荷されない。さらに所定のコール受信者に接続形成の際に送信されるマルチメディアオブジェクトの選択の際に、自動的に処理も行われる。すでに述べたように、接続形成要求の送信ステップと、選択されたコール受信者に対する基準番号の検出ステップは時間的に異なる順序で実行することができる。
有利な第1実施例によれば、第1通信機器に割り当てマッピングが、例えばリストまたはテーブルの形態で存在する。この場合、選択されたコール受信者に対するマルチメディアオブジェクトの基準番号を第1通信機器で検出した後に、この第1通信機器から検出された基準番号が通信ネットワークに伝送され、通信ネットワークは検出された基準番号に割り当てられたマルチメディアオブジェクトを第2通信機器に伝送する。すなわちこの場合、すでに第1通信機器で基準番号の検出が行われ、この検出された基準番号は通信ネットワークに伝送される。
有利な第2実施例によれば割り当てマッピングは、例えばリストないしは加入者リストの形態で通信ネットワークに記憶されており、基準番号の検出ステップは通信ネットワークで実行される。後者の場合、第1通信機器と通信ネットワークとの間の接続がさらに負荷軽減され、計算機コストが通信ネットワークに移動される。
割り当てマッピングに設けられていないコール受信者への接続形成を実行すべき場合も考慮するため、加入者に割り当てられた所定のマルチメディアオブジェクトがいわゆる標準マルチメディアオブジェクトとして定義され、このオブジェクトを未知のコール受信者に対して使用することができる。別の言い方をすれば、検出ステップは、割り当てマッピング内のデータセットに存在しないコール受信者が選択された場合、所定のマルチメディアオブジェクトの基準番号が検出された基準番号として出力されるように構成することができる。これによりいずれのコール受信者にも、その人に割り当てられたマルチメディアオブジェクトが接続形成の際に送信されることが保証される。
さらに別の有利な構成によれば、第2通信機器にマルチメディアオブジェクトが、第1通信加入者の相応の基準番号と共に記憶される。この場合は、第2通信機器に記憶されたマルチメディアオブジェクトが伝送すべきマルチメディアオブジェクトの基準番号と一致しない場合だけ、通信ネットワークからマルチメディアオブジェクトが第2通信機器に伝送される。ここでこのことは、第2通信機器にすでに所定の通信加入者(発呼者)のマルチメディアオブジェクトが上記の方法に従い伝送されており、このマルチメディアオブジェクト、とりわけ画像がすでに第2通信機器に存在している場合を考慮できることを意味する。
新たな接続を同じ発呼者から第2通信機器へ形成すべき場合、第2通信機器に前もって検出された基準番号を備えるマルチメディアオブジェクトがすでに存在していれば、発呼者のマルチメディアオブジェクトを通信ネットワークから第2通信機器へ新たに伝送することを中止することができる。このようにして通信ネットワークと通信機器との間のデータ接続の負荷を軽減することができる。
第2通信機器に(正しい基準番号を備える)正しいマルチメディアオブジェクトが存在しているか否かの検査は、マルチメディアオブジェクトの伝送前にまず、伝送すべきマルチメディアオブジェクトの検出された基準番号だけを第2通信機器に通知することにより行うことができる。通知された基準番号と、第2通信機器に記憶されたマルチメディアオブジェクトの基準番号との比較後に、第2通信機器は次のようなメッセージを通信ネットワークにフィードバックすることができる。すなわち基準番号が一致するか(従ってマルチメディアオブジェクトの第2通信機器への新たな伝送は不要である)、または基準番号の一致が存在しないことを指示するメッセージをフィードバックすることができる。後者の場合、通信ネットワークはマルチメディアオブジェクトを第2通信機器に伝送する。
別の有利な実施形態によれば、通信加入者、とりわけ第1通信加入者のマルチメディアオブジェクトに、基準番号の他にさらに、別の基準情報を含む記憶権限データが割り当てられる。この記憶権限データは、第2通信機器に伝送される第1通信加入者のマルチメディアオブジェクトを第2通信機器に記憶して良いか否かを指示する。この種の記憶権限データはとりわけ、画像が会社ロゴを有するマルチメディアオブジェクトの伝送の際に重要である。このような場合、第2通信機器でのローカル記憶を禁止して、会社ロゴの乱用に対向すべきだからである。
第1および/または第2通信機器は移動無線機器、携帯電話、または無線モジュールを備えるコンピュータとして構成することができる。さらに通信ネットワークが公衆固定電話網として構成されている場合、第1および/または第2通信機器は有線電話として構成される。さらに通信ネットワークを公衆固定電話網として、またはとりわけGSM(Global System for Mobile Communication)規格またはUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)規格に従い動作する移動無線ネットワークとして構成することもできる。ここで通信ネットワークを移動無線ネットワークとして構成する場合、マルチメディアオブジェクトおよび割り当てマッピングの記憶、または通信機器の信号ないしメッセージの処理、並びに通信機器への信号ないしメッセージの伝送を、いわゆるHLR(home location register)により行うことができる。通信ネットワークが複数のサブネットワークを有し、サブネットワークの1つが固定電話網として、別の1つが移動電話ネットワークとして構成されていることも可能である。
さらに第1および第2通信機器ならびに通信ネットワークを含む通信装置が提供される。ここで第1通信機器は、通信ネットワークを介して第2通信機器へ上記の方法に従い通信接続を形成するように構成される。
本発明の第2側面による、第1通信機器から通信ネットワークを介して第2通信機器へ通信接続を形成する方法の特徴は、第2通信機器に少なくとも1つのマルチメディアオブジェクト(画像、音響情報等を伴う)をそれぞれ1つの基準番号と共に記憶することである。すなわちいわゆる電子電話帳に、通信加入者ごとにマルチメディアオブジェクト、とりわけ画像を設けることができる。通信加入者に複数のマルチメディアオブジェクトを配属することも可能である。
発呼者の側で、所定のコール受信者で接続形成された場合に、発呼者により所望される所定のマルチメディアオブジェクトが再生されることを保証するために、割り当てマッピングないしは割り当てテーブルが少なくとも1つのデータセットにより設定される。このデータセットは所定のコール受信者とマルチメディアオブジェクトの所定の基準番号との割り当てを指示する。発呼者により、この場合は第1通信機器に配属された第1通信加入者により所望のコール受信者が選択される。
このコール受信者への通信接続を形成し、発呼者の身元を例えば画像により表示するために、以下のステップが実行される。接続形成要求が第1通信機器から通信ネットワークに送信され、ここでこの接続形成要求は通信接続、とりわけ電話接続を、第1通信機器から、選択されたコール受信者に配属された第2通信機器へ形成すべきであることを指示する。さらに選択されたコール受信者に対し、割り当てマッピングに基づいて、当該受信者に伝送し、再生すべきマルチメディアオブジェクトの、当該受信者に対して所定の基準番号が検出される。接続形成要求の送信と基準番号の検出であるこの2つのステップは、構成に応じて時間的に異なる順序で実行することもできる。これについては後で詳細に説明する。
いったん、伝送されるマルチメディアオブジェクトに対する基準番号が検出されると、コール信号が第2通信機器へ表示情報と共に伝送される。このとき表示情報は、検出された基準番号を含むか、またはこの基準番号に依存する。とりわけ基準番号を符号化した形態で表示情報に含ませることも可能である。次に第2通信機器に伝送されるマルチメディアオブジェクトの基準番号を使用して、このマルチメディアオブジェクトが第2通信機器により再生される。すなわち発呼者の画像が表示される。
このようにして本発明の第2側面により複数の利点が得られる。第1に発呼者は、コール受信者で再生すべきマルチメディアオブジェクトをコントロールすることができ、さらに第1通信機器から通信ネットワークへの、および通信ネットワークから第2通信機器へのデータ伝送コストが最小となる。なぜなら表示すべき画像に対する基準情報ないしは基準番号だけを伝送すればよく、マルチメディアオブジェクト全体を伝送する必要がないからである。
有利な構成によれば、割り当てマッピングが第1通信機器に設けられており、この場合、選択されたコール受信者に対するマルチメディアオブジェクトの基準番号を第1通信機器で検出した後に、当該第1通信機器から検出された基準番号が通信ネットワークに伝送され、この通信ネットワークが次に、検出された基準番号に相応する表示情報を第2通信機器に伝送する。
別の有利な構成によれば、割り当てマッピングが例えばリストまたはテーブルの形態で通信ネットワークに記憶される。この場合、基準番号の検出ステップはもっぱら通信ネットワークで行われ、これにより第1通信機器での必要メモリが低減し、計算コストも減少する。
発呼者が任意のコール受信者、データセットの割り当てマッピングに存在しないコール受信者に、自分に所属する所定のマルチメディアオブジェクトを送信することができるようにするため、割り当てマッピングに設けられていないコール受信者に対して標準マルチメディアオブジェクトを定義する。このことは例えば次のように実現することができる。すなわち割り当てマッピング内にデータセットが存在しないコール受信者が選択された場合だけ、所定のマルチメディアオブジェクトの基準番号を標準基準番号として出力するのである。
有利な構成によればさらに、通信ネットワークに通信加入者の複数のマルチメディアオブジェクトがそれぞれの基準番号と共に記憶されている。とりわけこの場合、第1通信加入者に配属されたマルチメディアオブジェクトが通信ネットワークに記憶される。通信加入者のマルチメディアオブジェクト、とりわけ画像を通信ネットワークに設けることは、第2通信機器で常に(第1通信加入者の)現在のマルチメディアオブジェクトが再生されることを保証すべき場合に有利である。
この目的のために、表示情報を第2通信機器に伝送した後、伝送された表示情報と、第1通信加入者に配属されており、第2通信機器に記憶されているマルチメディアオブジェクトの基準番号との比較ステップが実行される。ここで表示情報と基準番号との比較結果が負であれば、すなわち一致が存在しない場合、更新要求メッセージが通信ネットワークにフィードバック送信し、この更新要求メッセージは通信ネットワークに、表示情報に相応するマルチメディアオブジェクトを第2通信機器に伝送すべきことを指示する。続いて通信ネットワークは更新要求メッセージに応答して、表示情報に相応するマルチメディアオブジェクトを第2通信機器に伝送することができる。
別の有利な実施形態によれば、ネットワークに記憶された通信加入者のマルチメディアオブジェクトが、基準番号の他にさらに、別の基準情報を含む記憶権限データを有する。この記憶権限データは、第2通信機器に伝送される通信加入者(とりわけ第1通信加入者)のマルチメディアオブジェクトをそこに記憶して良いか否かを指示する。この種の記憶権限データは、マルチメディアオブジェクトの不所望の処理に対抗するのに有利である。とりわけフィルムロゴをマルチメディアオブジェクト内で伝送する場合、これによりロゴの乱用を阻止することができる。
有利な構成によれば、第1および/または第2通信機器を移動無線機、携帯電話、無線モジュールを備えるコンピュータ、または有線電話として構成することができる。さらに通信ネットワークは公衆固定電話網、またはとりわけGSMまたはUMTS規格に従い動作する移動無線ネットワークとして構成することができる。ここで通信ネットワークを移動無線ネットワークとして構成する場合、マルチメディアオブジェクトおよび割り当てマッピングの記憶、または通信機器の信号ないしメッセージの処理、並びに通信機器への信号ないしメッセージの伝送を、いわゆるHLR(home location register)により行うことができる。
さらに第1および第2通信機器並びに通信ネットワークを含む通信装置が提供される。ここで第1通信機器は、通信ネットワークを介して第2通信機器への通信接続を、本発明の第2側面の方法に従って形成するように構成される。
第1通信機器から第2通信機器への電話接続を形成すべきであり、第2通信機器に通信加入者のマルチメディアオブジェクトが記憶される場合から出発して、接続形成要求の送信は電話番号通知の枠内で実行することができる。正確に言えば、発呼者(第1通信加入者)が接続形成の際にコール受信者(第2通信加入者)で、所定のマルチメディアオブジェクトを再生、ないしは所定の画像を表示できるようにするため、(再生すべきマルチメディアオブジェクトに対する)所定の制御コードを備える発呼者の電話番号が第1通信機器から通信ネットワークに伝送され、通信ネットワークは制御コードを受信し、受信した制御コードをさらに処理する。ここで処理は例えば割り当てマッピングに基づいて行われ、第2通信機器に伝送すべき発呼者の電話番号に、さらなる制御コード、表示情報ないしは第2通信機器で再生すべきマルチメディアオブジェクトを制御するための再生情報が添付される。
第2通信機器が、受信した表示情報ないしは再生情報を検出し、評価することができるなら、発呼者により所望されるマルチメディアオブジェクトを再生することができる。しかし第2通信機器が、表示情報の分だけ拡張された電話番号を解釈できなければ、伝送された電話番号が(解釈不能な)制御コードと共に例えば第2通信機器の表示器に単純に表示される。この種のシグナリングで重要なことは、接続形成要求の符号化ないしはコール信号の符号化の際に、電話番号通知および(受信側)第2通信機器の機能性において下位互換性のある制御コードによって、通知された電話番号について第2通信機器でダウンロードされた、マルチメディアオブジェクトに対する登録を選択し、出力できるようにすることである。
本発明の有利な実施形態を以下、添付図面に基づいて詳細に説明する。
通信加入者に画像を割り当てるための手段を示す図である。 (第1)通信加入者に3つのマルチメディアオブジェクトが配属されている例を示す図であり、これらは通信ネットワークまたは(第2)通信機器に記憶されている。 通信加入者に対する割り当てマッピングないしはリストを示し、ここにはコール受信者として登録された所定の通信加入者に所定の基準番号が割り当てられており、この基準番号はコール受信者が接続形成の際に再生ないし表示すべきマルチメディアオブジェクト、例えば画像を指示する。 第1実施例による通信接続、とりわけ第1通信機器から第2通信機器への電話接続形成を説明するための通信装置を示す。 第2実施例による通信接続、とりわけ第1通信機器から第2通信機器への電話接続形成を説明するための通信装置を示す。
図1を参照すると、マルチメディアオブジェクト、例えば画像をユーザに割り当てるための2つの異なる手段が示されている。例えば(左側に示されているように)発呼者としての通信加入者には所定のマルチメディアオブジェクトが配属されており、このマルチメディアオブジェクトは通信接続の形成の際(とりわけ電話での音声接続の形成前に)にコール受信者で再生され、画像の場合は表示されるべきものである。
しかしコール受信者でのマルチメディアオブジェクトの再生ないしは表示を、接続形成シグナリング中に別個に取り扱うこともできる。これにより(図の右側に示すように)通信加入者に対して種々異なるマルチメディアオブジェクトが、どの通信加入者の電話番号ないしは発呼者から呼び出しがあるかに応じて再生ないし表示される。コール受信者が種々異なる電話番号を有することも考えられ、この場合、各電話番号に発呼者の所定のマルチメディアオブジェクトが割り当てられており、このマルチメディアオブジェクトが接続形成の際に再生ないし表示される。
簡単にするため以下の図2から5の説明では、1つの所定のコール受信者に1つの所定のマルチメディアオブジェクトが割り当てられているものとする。もちろんすでに述べたように、コール受信者の各電話番号に(異なる)マルチメディアオブジェクトを配属し、これをコール受信者で接続形成中に再生することもできる。
さらに以下では簡単にするために、発呼者に配属されたマルチメディアオブジェクトの代わりに、発呼者ないしは通信加入者に配属された1つの画像についてのみ述べる。この画像がコール受信者で接続形成の際に表示される。もちろんマルチメディアオブジェクトには1つの画像だけでなく、例えば呼び出し音のようなトーン情報または他のマルチメディアコンテンツを設けることができる。
通信ネットワークに記憶することのできる通信加入者(以下簡単に、加入者とする)のマルチメディアオブジェクトの例が図2に示されている。ここでは加入者Aに対してネットワークに3つのマルチメディアオブジェクトMO1,MO2,MO3を記憶することができる。第1のマルチメディアオブジェクトMO1は画像B1を含み、第2のマルチメディアオブジェクトMO2は画像B2を含み、第3のマルチメディアオブジェクトは画像B3を含む。
さらに3つのマルチメディアオブジェクトにはいわゆる基準情報RIが配属されている。ここで基準情報は、マルチメディアオブジェクトが割り当てられた加入者TN、電話番号RO、記憶権限データBR、そして割り当てデータZOを含む。記憶権限データは、コール受信者に伝送されたマルチメディアオブジェクトをコール受信者の通信機器に記憶して良いか否かを指示し、割り当てデータは、コール受信者のどのグループ、ないしは選択されたどのグループに、それぞれのマルチメディアオブジェクトないしは画像を表示のために使用すべきかを指示する。
正確に言えば、第1マルチメディアオブジェクトMO1に基準情報RI1が配属されており、この基準情報は、マルチメディアオブジェクトMO1が加入者Aに割り当てられており、これが基準番号1を有し、(記憶権限に関して)マルチメディアオブジェクトMO1ないし画像B1をコール受信者の通信機器にローカルで記憶してはならず、マルチメディアオブジェクトMO1ないし画像B1を、加入者Aの特別リスト(図3参照)に登録されていないコール受信者に対して標準として使用すべきであることを指示する。第2マルチメディアオブジェクトMO2には基準情報RI2が配属されており、この基準情報は、マルチメディアオブジェクトMO2が加入者Aに割り当てられており、マルチメディアオブジェクトMO2が基準番号2を有し、マルチメディアオブジェクトをコール受信者の通信機器に記憶することが許容されており、画像が加入者Aのコール受信者の特別リストに配属されている(図3参照)ことを指示する。最後に第3マルチメディアオブジェクトMO3には基準情報RI3が配属されており、この基準情報は、マルチメディアオブジェクトMO3が加入者Aに割り当てられており、マルチメディアオブジェクトMO3が基準番号3を有し、コール受信者の通信機器にローカルで記憶することが許容されており、マルチメディアオブジェクトMO3は加入者Aの割り当てリストに所属する(図3参照)ことを指示する。
次に図3を参照する。この図には加入者Aに配属された割り当てマッピングないしリストLAが示されている。この種のリストは後で図4と5で説明するように通信ネットワークに記憶することができる。ここで見出しREを備える左の欄には、コール受信者としての加入者をリストアップしており、この加入者には欄ROでマルチメディアオブジェクトないし画像に対する所定の基準番号が割り当てられている。このマルチメディアオブジェクトないし画像が、接続形成の際に相応するコール受信者で再生ないし表示されるものである。
図4を参照すると、通信接続ないし電話接続を形成するための方法を実施する通信装置の第1実施形態が示されている。通信装置は、第1通信機器TA、第2通信機器TB、並びに通信ネットワークKWを有し、通信ネットワークはデータないし情報またはメッセージを通信機器TAとTBとの間で交換するように構成されている。本実施例で通信ネットワークNWは移動無線ネットワークであり、エアインタフェースを介して携帯電話として構成された通信機器TAとTBに接続されている。携帯電話TA,TBも移動無線ネットワークMWもGSM(Global System for Mobile Communication)規格、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)規格、または他の移動無線規格に従って動作することができる。
通信ネットワークNWには記憶領域SP(例えばネットワークのHLRに)が存在しており、この記憶領域には通信加入者のマルチメディアオブジェクトが記憶されている。ここではすでに述べたように簡単にするために、マルチメディアオブジェクトに対してここに含まれる画像B1,B2,B3が表示されている。さらにネットワークには割り当てマッピングとしてのリストLAが記憶されており、このリストは所定の基準番号を備えるどの画像を、接続形成の際に所定のコール受信者で表示すべきかを指示する。制御装置STは、メモリSPおよびリストLAの管理、並びに携帯電話TA,TBからの信号ないしメッセージの処理、およびこれらへの信号ないしメッセージの伝送に用いられる。
まず第1の場合では、第1携帯電話TAに配属された加入者Aが通信ネットワークNWを介して加入者Bに電話したいことから出発する。このために加入者Aないし携帯電話TAは接続形成要求ないしは出のコールメッセージOCを通信ネットワークNWに送信する。この場合、加入者Aに対して割り当てマッピングないしリストLAを使用できるか否かが検査される。使用できれば、接続形成要求に含まれるコール受信者(この場合は)BがリストLA(図3参照)に含まれているか否かが検査される。次に通信ネットワークNWは加入者Bに対して、当該人物がリストLAに含まれていないことを識別し、リストLAに含まれていない加入者ないしコール受信者に伝送される標準画像を検出しようとする。
すでに図2で説明したように、マルチメディアオブジェクトMO1ないし画像B1は標準として定義されており、リストLAに含まれていない任意のコール受信者に対して使用される。画像B1は加入者Aと業務上、関連しており、会社ロゴ(ここでは@シンボル)を含むから、コール受信者、すなわち加入者Bは会社ロゴの乱用を防止するため、画像B1を自分の携帯電話TBに記憶することは許可されない。このためにすでに図2で述べたように、基準情報RI1には画像B1について記憶権限データが相応に構成されている。次に通信ネットワークNWが、画像B1を標準画像として検出すると、この画像がコールシグナリングないし入りのコールメッセージICの枠内で携帯電話TBに伝送される。この画像B1は表示装置ないしディスプレイDSPに表示される。通常のようにこの種のコールシグナリングは(未だ本来の接続ないし音声接続が確立していない次点で)、第2携帯電話TBで音響情報ないしトーン情報、すなわちいわゆる呼び出し音を鳴らし、これにより加入者Bに加入者Aのコール呼び出しを知らせる。このときすでに携帯電話TBに記憶されているトーンシーケンスを再生するか、または相応のトーン情報ないしは音響情報を画像B1と共に携帯電話TBに送信することができる。このように音響トーンを共に送信することの利点は、加入者Aの側からの接続形成の問い合わせが音響的にも加入者Bにより知覚され得ることである。加入者Bが、加入者Aの側からの接続形成の問い合わせについて通知されるときに、加入者Bは加入者Aの画像を観察し、自分が加入者Aへの(双方向)音声接続を形成したいか否かを熟慮することができる。この接続形成は、加入者Bが例えばコールを取るための相応のキーを押圧することにより行われる。
コールないし通信接続を形成するための本発明の利点は、発呼者としての加入者Aが自分のどの画像を加入者Aで表示させるかを決定できることである。
さらに、加入者Aが割り当てマッピングLAを一度設定すると、加入者Bに繰り返しダイヤリングする際、または他のコール受信者にダイヤリングする際に、画像選択で煩わされることがないという利点がある。なぜなら表示すべき画像とコール受信者の割り当て情報は割り当てマッピングないしリストLAとしてネットワークにファイルされるからである。
次に図5を参照すると、本発明の別の実施形態による通信装置が示されている。この通信装置は実質的に図4に示した通信装置に相応し、ここでの特徴は、第2携帯電話TBに加入者の画像B3とB5が記憶されており、これらの画像にも所定の基準番号が割り当てられていることである。
次にここでも通信接続ないしは電話接続が、加入者Aから加入者Dへ通信ネットワークNWを介して形成されるものとする。このために加入者Aに配属された携帯電話TAは接続形成要求ないしは出のコールメッセージOCを通信ネットワークNWに送信する。この要求ないしメッセージには加入者Dへの接続を形成すべきであることが指示されている。制御装置STは接続形成要求OCを処理し、加入者Dが加入者Aの選択されたコール受信者リストLA(図3参照)に含まれているか否かを検査する。加入者Dに関して制御装置STは、加入者DがリストLAに含まれており、当該加入者において基準番号3を有する画像を表示すべきであることを検出する。
エアインタフェースを介し通信ネットワークから第2携帯電話TBへデータ伝送するデータ量を低減するために(なぜなら本発明のこの実施例では、携帯電話TBに加入者の画像が記憶されるから)、画像を通信ネットワークから携帯電話TBに伝送するのではなく、単に画像への参照だけが伝送される。ここで参照は、発呼加入者(加入者A)についての情報、並びにこの加入者に配属された画像の番号(すなわちここでは番号2)を有することができる。画像の管理が通信ネットワークNWだけを介して行われれば、このネットワークは本発明によるコールシグナリングの枠内で実行される各画像に、一義的な、場合により符化された基準番号を割り当てることができる。この場合、加入者と当該加入者に配属された基準番号を非明示的に指示しなければならない。このことは一義的な基準番号により達成される。
上に説明した形態の基準番号は表示情報AIとして、コールシグナリングないしは入りのコールメッセージICによって通信ネットワークNWから携帯電話TBに伝送される。次に携帯電話TBは、表示情報AIに相応する画像が携帯電話の内部メモリSIに記憶されているか否かを検査する。第1の場合では、表示情報AIについての画像が記憶されていることを前提とし、この場合、これは携帯電話の表示装置DSPに表示される。加入者Aが加入者Dへの接続を望むシグナリングの間、携帯電話TBでは音響的情報、とりわけ呼び出し音を出力することができる。
音響信号の他に機械的信号を、例えば携帯電話TBの振動の形態で出力し、加入者Dに、加入者Aが自分への接続の形成を望んでいることを知らせることができる。次に加入者Dはディスプレイで加入者Aの画像を識別し、自分が加入者Aのコールを取り上げ、加入者Aへの音声接続(双方向)を形成したいか否かを決定することができる。肯定の場合、加入者Dは例えば携帯電話TBで相応のコール受信キー(図示せず)を押圧し、これにより通話を開始することができる。
次に第2の場合を考察する。この第2の場合では、表示情報AIに相応する画像が携帯電話TBに記憶されていない。それ以外では、表示情報AIが携帯電話TBに記憶された画像B3への参照を指示した第1の場合と同様に、発呼者Aは加入者Dで基準番号2を備える画像を表示したいと望むことを前提とする。相応にこの場合でも図3に示されたリストLAは、コール受信者Dに基準番号2が配属されるように変更される。ここで基準番号2を備える画像は通信ネットワークNWに記憶されているとする(これについては図2も参照)。次に加入者Aが、加入者Dを呼び出すべき指示を備える、出のコールメッセージOCを通信ネットワークNWに送信すると、制御装置STはリストLAに基づいて、加入者Dに基準番号2を備える画像を送信すべきことを決定し、続いて表示情報AIを発生する。この表示情報は基準番号2を備える画像を指示する。
表示情報は第1の場合と同じように、入りのコールメッセージICによって携帯電話TBに送信され、携帯電話TBは、基準番号2を備える画像が存在するか否かを検査する。しかしこの場合、携帯電話TBには基準番号2を備える画像が記憶されていないから、携帯電話TBは更新要求メッセージAANを(破線矢印で示されるように)通信ネットワークNWにフィードバック送信し、これにより基準番号2を備える画像が存在しておらず、通信ネットワークNWにフィードバック送信は相応の画像(B2、図2参照)を携帯電話TBに伝送すべきであることを指示する。
最後に、更新メッセージANで通信ネットワークはメッセージAANに応答して、画像B2を携帯電話TBに伝送する(やはり破線矢印により示されている)。この画像は次にディスプレイDSPに、接続形成をシグナリングするための画像として表示することができる(図示されていない)。
次に加入者Dは、加入者Aのコールを取り上げ、加入者Aへの接続形成を望むか否かを決定することができる。次に以下のことが生じるものとする。加入者Aへの接続が終了すると、携帯電話TBは加入者Dに、更新過程の間に伝送された画像B2をローカル記憶すべきか、または破棄すべきかを問い合わせることができる。
次に加入者Dは、画像のローカル記憶を確認することができ、これに基づいて画像B2はその基準情報、例えば「加入者A、2」も含めて記憶される。これにより画像B2は、通信ネットワークないし第1携帯電話TAへの接続が存在しなくても呼び出し可能であり、例えば電子的期日カレンダーないしは電話帳の枠内で携帯電話TBで使用することができる。
加入者Aが加入者Dへの接続を新たに形成しようとすると、前記2つの場合の一方による同じ方法ステップが実行される。表示情報AIに適合する画像がコールシグナリングの際に携帯電話TBに存在すれば、第1の場合による方法ステップが処理され、表示情報AIで参照された画像が携帯電話TBに存在しなければ、第2の場合によう方法ステップが実行される。
加入者Aが別の画像(図2に示された他の画像)を自分の友人ないしは知人に、接続形成中に表示したいと望む場合、加入者Aはまず所望の画像を作成ないしは準備しなければならない。さらに加入者Aは図2に示すように、新たな画像に対する基準情報を作成し、最後にこの画像を基準情報も含めて通信ネットワークに(例えばネットワークプロバイダーへのEメールにより)送信しなければならない。この新たな画像は新たな基準番号を備える画像としてネットワークに記憶することができる。しかしすでに通信ネットワークに存在する基準番号の下で記憶することもでき、この場合、古い既存の画像と置換される。
以下、電話番号通知の枠内での可能な実現例を簡単に説明する。ここでも図5に示した場合を前提にする。すなわちマルチメディアオブジェクト、例えば画像または呼び出し音データが例えば電話帳の形態でコール受信者の携帯電話に記憶されていることを前提にする。発呼携帯電話から通信ネットワークへのシグナリング(接続形成要求OCに相応する)が、被呼MSISDNないし「移動加入者ISDN」の前の例えばSSコードによって行われる(例えば*XX#04912345678)。通信ネットワークからコール受信者の携帯電話へのシグナリングは(コールシグナリングICの枠内で)、発呼加入者MSISDNに対して通知された電話番号(例えば:+49 987654321*3#4)で相応に行われる。このときさらに呼び出し音データ3と画像4に対する参照も添付される。
次にコール受信者の携帯電話が(例えばテーブルの形態の)電話帳の中に、電話番号に加えて所定の画像と呼び出し音データを記憶していれば、携帯電話は発呼者からの接続形成ないしコールシグナリングの際に、電話帳に基づいて相応の呼び出し音データと画像を検出し、これを再生ないし表示することができる。この場合、電話番号通知でのシグナリングをサポートしていない(コール受信者側の)携帯電話は、接続形成の際に単に制御コードを通知された発呼者電話番号の末尾に表示するだけである。方法ステップはそのことにより影響を受けないから、この形態のシグナリングは元の電話番号通知と下位互換性がある。

Claims (12)

  1. 通信ネットワーク(NW)で加入者間に通信接続を形成する方法において、以下のステップ:
    ・基準番号を被呼加入者(RE)に割り当てる少なくとも1つのデータセットを備える割り当てマッピング(LA)を、発呼加入者に対して記憶するステップ;
    これにより前記基準番号が特定のマルチメディアオブジェクトに対応し、
    ・1つまたは複数のマルチメディアオブジェクト(MO1,MO2,MO3;B1,B2,B3)を、通信ネットワーク(NW)内の発呼加入者に対して記憶するステップ;
    ここで各マルチメディアオブジェクトには特定の基準番号が割り当てられており、
    ・通信接続形成の際に、前記割り当てマッピング(LA)を使用して、前記被呼加入者(RE)に割り当てられた特定の基準番号を決定するステップ、
    ・前記特定の基準番号を、前記被呼加入者(RE)の通信機器(TB)に前記通信ネットワーク(NW)を介して伝送するステップ
    前記被呼加入者(RE)の通信機器(TB)により、前記通信ネットワーク(NW)に対して、前記特定の基準番号が割り当てられた特定のマルチメディアオブジェクトの送信を要求するステップ、
    ・前記通信ネットワーク(NW)により、前記要求されたマルチメディアオブジェクトを前記被呼加入者(RE)の通信機器に配信するステップ、
    ・前記特定のマルチメディアオブジェクトが前記通信機器に記憶されているか、または前記要求に応じて通信ネットワーク(NW)から配信された場合、当該通信機器において当該特定のマルチメディアオブジェクトを再生するステップ、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、前記割り当てマッピング(LA)は、前記発呼加入者の通信機器(TA)に記憶されている方法。
  3. 請求項1記載の方法であって、前記割り当てマッピング(LA)は通信ネットワーク(NW)に記憶されており、前記基準番号を決定するステップは当該通信ネットワーク(NW)で実行される方法。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項記載の方法であって、前記決定するステップは、基準番号の割り当てのためのデータセットが存在しない被呼加入者が選択された場合、所定のマルチメディアオブジェクト(B1)に対する基準番号の出力を準備する方法。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項記載の方法であって、前記発呼加入者のマルチメディアオブジェクトはさらに、記憶権限データ(BR)を備える基準情報を有し、
    該記憶権限データは、被呼加入者の通信機器に伝送された当該マルチメディアオブジェクトをそこに記憶して良いか否かを指示する方法。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項記載の方法であって、マルチメディアオブジェクト(MO1,MO2,MO3)は画像(B1,B2,B3)および/またはトーン情報を有する方法。
  7. 請求項1から5までのいずれか一項記載の方法であって、発呼加入者の通信機器(TA)および/または被呼加入者の通信機器(TB)は、移動無線機、携帯電話、無線モジュールを備えるコンピュータ、または有線電話として構成されている方法。
  8. 請求項1から7までのいずれか一項記載の方法であって、通信ネットワーク(NW)は、公衆固定電話網または移動無線ネットワークとして構成されている方法。
  9. 請求項8記載の方法であって、前記移動無線ネットワークは、GSM規格またはUMTS規格に従い動作する方法。
  10. 発呼加入者の通信機器(TA)、被呼加入者の通信機器(TB)並びに通信ネットワーク(NW)を含む通信システムであって、
    ・基準番号を被呼加入者(RE)に割り当てる少なくとも1つのデータセットを備える割り当てマッピング(LA)を、発呼加入者に対して記憶し、
    これにより前記基準番号が特定のマルチメディアオブジェクトに対応し、
    ・1つまたは複数のマルチメディアオブジェクト(MO1,MO2,MO3;B1,B2,B3)を、通信ネットワーク(NW)内の発呼加入者に対して記憶し、
    ここで各マルチメディアオブジェクトには特定の基準番号が割り当てられており、
    ・通信接続形成の際に、前記割り当てマッピング(LA)を使用して、前記被呼加入者(RE)に割り当てられた特定の基準番号を決定し、
    ・前記特定の基準番号を、前記被呼加入者(RE)の通信機器(TB)に前記通信ネットワーク(NW)を介して伝送し、
    ・前記被呼加入者(RE)の通信機器(TB)により、前記通信ネットワーク(NW)に対して、前記特定の基準番号が割り当てられた特定のマルチメディアオブジェクトの送信を要求し、
    ・前記通信ネットワーク(NW)により、前記要求されたマルチメディアオブジェクトを前記被呼加入者(RE)の通信機器に配信し、
    ・前記特定のマルチメディアオブジェクトが前記通信機器に記憶されているか、または前記要求に応じて通信ネットワーク(NW)から配信された場合、当該通信機器において当該特定のマルチメディアオブジェクトを再生するように構成されている通信システム
  11. 請求項10記載の通信システムであって、
    基準番号の割り当てのためのデータセットが存在しない被呼加入者が選択された場合、所定のマルチメディアオブジェクト(B1)に対する基準番号が出力される通信システム。
  12. 請求項10または11記載の通信システムであって、
    前記発呼加入者のマルチメディアオブジェクトはさらに、記憶権限データ(BR)を備える基準情報も有し、
    該記憶権限データは、被呼加入者の通信機器に伝送された当該マルチメディアオブジェクトをそこに記憶して良いか否かを指示する通信システム。
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