JP2002112061A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JP2002112061A
JP2002112061A JP2000293636A JP2000293636A JP2002112061A JP 2002112061 A JP2002112061 A JP 2002112061A JP 2000293636 A JP2000293636 A JP 2000293636A JP 2000293636 A JP2000293636 A JP 2000293636A JP 2002112061 A JP2002112061 A JP 2002112061A
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Kenichi Horikoshi
健一 堀越
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルテレビジョン信号が圧縮信号の場
合、映像信号とグラフィック信号を伸張処理しても画質
の劣化や表示位置のずれを生じないようにしたテレビジ
ョン受像機を提供する。 【解決手段】 デジタルテレビジョン信号が非圧縮信号
の場合は、映像信号及びグラフィック信号をデジタル処
理により任意のフォーマットに変換して受像管に供給
し、偏向回路を通常のモードで動作させる。また圧縮信
号の場合は、映像信号及びグラフィック信号をデジタル
処理により均等に伸張処理して受像管に供給し、偏向回
路で直線性を切換え画像の伸張度が画面中央部と周辺部
で異なるように偏向する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイドアスペクト
比の表示画面を有し、デジタルテレビジョン放送信号を
受信可能であり、特にデジタル放送受信時の画像品位を
向上したテレビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイドアスペクト比(例えば1
6:9)の表示画面を有するテレビジョン受像機(以下
ワイドテレビジョン受像機と称す)にあっては、4:3
のアスペクト比の映像信号をそのまま16:9の表示装
置に供給した場合、表示された画像が横伸びになってし
まうため、画像を左右方向に圧縮して4:3のアスペク
ト比で表示したり、画像の左右の部分を伸張し中央部は
余り変化しないように補正して表示するようにしている
(以下の説明においては、画像の左右の部分と中央部の
伸張度を変えて表示するモードをライブモードと称し、
ライブモードに適した表示処理をライブ処理と称するこ
とにする)。
【0003】上記ライブモード時の表示処理のし方とし
ては、例えば特開平9−121295号に記載されてい
るように、映像信号を一定の書込みクロックによってメ
モリに書き込み、メモリから読み出すときに水平周期の
始まりと終りの部分で周波数が低く中央部で周波数が高
くなるような変調クロックで読み出す方法や、水平偏向
電流の直線性を補正して画面の左右端部ほど電子ビーム
の走査速度を拡大する方法などがある。
【0004】一方、デジタルテレビジョン放送を受信可
能なワイドテレビジョン受像機にあっては、映像信号の
ほかに例えば電子プログラムガイド(EPG)や各種サ
ービス情報(以下これらをグラフィック情報と称す)を
処理できるようにしており、例えば図3に示すように本
来の映像50のほかにグラフィク情報60を表示できる
ようにしている。
【0005】デジタルテレビジョン放送を受信する場
合、チューナで受信した信号を8PSK復調器で復調
し、MPEGデコーダで映像、音声信号をデコードする
とともにEPGなどのグラフィック情報を抜き取り、デ
コードされた映像信号とグラフィック信号をそれぞれ出
力するようにしている。
【0006】デコードされた映像信号はデジタル回路で
構成されたフォーマット変換回路に供給され、フォーマ
ット変換回路は、走査線変換機能や上記ライブ処理等の
機能を有し、デコードされた映像信号のフォーマットを
変換して出力し、このフォーマット変換された映像信号
に前記グラフィック信号を加算した後、アナログ信号に
変換して受像管に導くするようにしている。
【0007】このようにデジタル放送を受信する場合、
従来は映像信号やグラフィック信号をデジタル回路にて
処理することで受像品位を確保するようにしている。
【0008】また、デジタルテレビジョン放送は一般的
に16:9のワイドモードの信号が送られてくるが、特
定のチャンネルでは4:3に圧縮された放送波が送られ
ることもある。例えばSD放送と呼ばれるものは4:3
の圧縮放送であり、この圧縮放送受信時には、デコード
された映像信号とグラフィック信号をそれぞれデジタル
回路にて均等に伸張処理して表示することになる。また
単純に伸張処理した場合、水平方向に延びた画像が表示
されるため、上記したライブモードで表示することが考
えられる。
【0009】しかしながら、上記圧縮放送受信時にライ
ブモードで表示しようとすると、映像信号とグラフィッ
ク信号は先ずデジタル回路にてそれぞれ伸張処理され、
次にデジタル回路によりライブ処理することになるた
め、受像管に供給される映像信号及びグラフィック信号
は、デジタル回路に2回通すことになりフィルタリング
されて画質が劣化したり、映像信号とグラフィック信号
がそれぞれ別の2段のデジタル回路によって変換処理さ
れるため、映像とグラフィックの表示位相がずれてしま
い、映像に対するグラフィック情報の表示位置が相対的
にずれてしまうという不都合が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来においてデジタル
テレビジョン放送を受信する場合、圧縮放送受信時にラ
イブモードで表示しようとすると、映像信号及びグラフ
ィック信号はそれぞれ2段のデジタル回路を通ることに
なり、フィルタリングされて画質が劣化したり、映像と
グラフィック情報の相対的な表示位置がずれてしまうと
いう不都合が生じる。
【0011】本発明は、圧縮放送受信時にライブモード
で表示する場合でも、画質の劣化がなく、映像とグラフ
ィック情報の表示位置がずれてしまうことがない、テレ
ビジョン受像機を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタルテレ
ビジョン信号に基づく画像を受像管に表示可能なテレビ
ジョン受像機であって、前記デジタルテレビジョン信号
を処理し、映像信号をデコードするとともにグラフィッ
ク情報を抽出するデコーダと、前記デコーダからの映像
信号及び前記グラフィック情報を前記受像管に任意のフ
ォーマットで表示できるように処理する第1の回路と、
前記映像信号及び前記グラフィック情報を伸張する第2
の回路を含むデジタル処理回路と、前記デジタル処理回
路から出力された映像信号及びグラフィック情報に基づ
いて前記受像管を駆動する受像管駆動回路と、前記受像
管用の偏向回路であって、通常の偏向を行なう第1のモ
ードと、表示画像の伸張度が画面中央部と周辺部で異な
るように偏向する第2のモードとで動作可能な偏向回路
と、前記デジタルテレビジョン信号が非圧縮信号の場
合、前記映像信号及びグラフィック信号を前記1の回路
で処理するとともに前記偏向回路を第1のモードで動作
させ、前記デジタルテレビジョン信号が圧縮信号の場
合、前記映像信号及びグラフィック信号を前記第2の回
路で伸張処理して出力するとともに前記偏向回路を第2
のモードで動作させるように切換え制御する制御回路と
を具備して成るテレビジョン受像機である。
【0013】本発明によれば、デジタルテレビジョン信
号が非圧縮信号であっても、圧縮信号であっても、デコ
ーダで処理されたあとの信号は何度もデジタル回路を通
ることがなく、1回のデジタル処理で済む。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について以下図
面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態のテレビジョン
受像機を示すブロック図であり、BSデジタル放送を受
信可能にしたテレビジョン受像機を例示している。図1
において、1はBSアンテナ、2はデジタルBSチュー
ナ、3は8PSK復調回路、4はMPEGデコーダであ
り、アンテナ1で受信されたBSデジタル放送波は1G
Hz帯にダウンコンバートされた後、チューナ2のセカ
ンドコンバータで所望の周波数信号が選択され、I/Q
信号として出力される。I/Q信号は、次段の8PSK
復調回路3に入力され、復調回路3にて復調処理が成さ
れ、MPEGトランスポートストリーム(TS)として
出力される。
【0016】MPEGデコーダ4では、映像・音声のス
トリームとEPG等のサービス情報が抜き取られ、映像
・音声のストリームはデコード処理され、サービス情報
は外部のマイクロコンピュータ5(以下マイコン5と称
す)にグラフィック情報として供給される。
【0017】また、6は地上波アンテナ、7は地上波チ
ューナ、8はAVスイッチ、9は信号処理回路、10は
AD変換回路であり、アンテナ6で受信したアナログ放
送信号はチューナ7で所定のチャンネル信号が選択さ
れ、AVスイッチ8に供給される。AVスイッチ8には
VTR等からの外部信号も供給され、AVスイッチ8に
よっていずれかの映像・音声信号を選択するようにし、
選択された映像信号は信号処理回路9により、YC分離
や色復調処理が成され、AD変換回路10によってデジ
タル映像信号に変換される。
【0018】前記マイコン5は、前記BSチューナ1、
MPEGデコーダ4、地上波チューナ7、AVスイッチ
8等のコントロールを行なうもので、マイコン5の制御
信号ラインを太線100で示している。また、MPEG
デコーダ4及びAVスイッチ8から出力される音声信号
はスピーカに選択的に供給されるが、説明は省略する。
なお、MPEGデコーダ4としては東芝製LSI:TC
90A56Tを使用することができる。
【0019】前記MPEGデコーダ4にてデコードされ
た映像信号とAD変換回路10からの映像信号は、デジ
タル処理回路11に供給される。このデジタル処理回路
11は、信号選択回路111、フォーマット変換回路1
12、グラフィック情報処理回路113、信号加算回路
114、DA変換回路115、及び同期回路116を含
み、メモリ12が接続されている。
【0020】また、フォーマット変換回路112とグラ
フィック信号処理回路113はそれぞれ伸張回路112
aと113aを有し、前記信号選択回路111、フォー
マット変換回路112、グラフィック情報処理回路11
3はマイコン5によって制御される。
【0021】前記信号選択回路111は、BSデジタル
信号受信時にはMPEGデコーダ4からの映像信号を選
択し、地上波放送信号の受信時にはAD変換回路10か
らのデジタル映像信号を選択して次段回路に供給する。
【0022】フォーマット変換回路112は入力された
デジタル映像信号のフォーマット変換を行なうもので、
走査線変換やマルチ画面処理(複数チャンネル映像を同
時に表示するための処理)等を行った映像信号を出力
し、後述する受像管15に任意のフォーマットで表示で
きるように処理するものである。またBSデジタル放送
受信時に、SD放送のような4:3の圧縮放送を受信し
た時にはフォーマット変換を行なわず、映像信号を前記
伸張回路112aによって伸張処理して出力する。
【0023】また、グラフィック情報処理回路113は
マイコン5に取り込んだEPG等のサービス情報を処理
してグラフィック信号を出力するもので、前述の圧縮放
送を受信した時には伸張回路113aによって伸張した
グラフィック信号を出力する。
【0024】前記フォーマット変換回路112は、必要
に応じてライブ処理を行なうことができ、映像信号を一
定の書込みクロックによってメモリ12に書き込み、メ
モリから読み出すときに水平周期の始まりと終りの部分
で周波数が低く中央部で周波数が高くなるような変調ク
ロックで読み出すことで、表示画面の中央部に比べ周辺
部を水平方向に僅かずつ伸張処理することができる。例
えばAD変換回路10からのデジタル映像信号が4:3
のフォーマットの場合は、上記のライブ処理を行なうこ
とで、ワイド画面に違和感のないワイド映像を表示する
ことができる。
【0025】あるいはBSデジタル放送受信時でもライ
ブ処理を行ないたい時に利用することができる。
【0026】一方、BSデジタル放送受信時において、
SD放送のように圧縮放送を受信した場合には上記ライ
ブ処理は行なわず、前記伸張回路112a,113aに
よって水平方向に均等に伸張した映像信号とグラフィッ
ク信号を出力し、加算回路114からは、均等に伸張処
理された映像信号とグラフィック信号が出力される。
【0027】前記デジタル処理回路11のDA変換回路
115からはアナログ形式の色差コンポーネント信号
(Y,PB,PR)が出力され、RGBマトリクス回路
13に供給される。このマトリクス回路13からのRG
B信号は、受像管駆動回路14を経て受像管15に供給
され、映像が表示される。
【0028】また、前記同期回路116からの同期信号
は波形整形回路16に供給され、波形整形回路16から
は水平同期信号Hと垂直同期信号Vが得られ、これら同
期信号H,Vをそれぞれ水平偏向回路17、垂直偏向回
路18に供給する。そして、水平偏向回路17及び垂直
偏向回路18によって偏向コイル19に偏向電流を流す
ようにしている。
【0029】前記水平偏向回路17は、例えば図2のよ
うな回路にて構成される。図2において、Q1は水平出
力トランジスタであり、コレクタ・エミッタ間に第1の
ダンパーダイオードD1と共振コンデンサC1による第
1の並列回路が接続され、トランジスタQ1のエミッタ
とアース間には第2のダンパーダイオードD2と第2の
コンデンサC2による第2の並列回路が接続されてい
る。なお、第1のダンパーダイオードD1と第2のダン
パーダイオードD2は逆極性であり、第1の並列回路に
は並列に水平偏向コイルDY、リニアリティコイルL
1、S字補正コンデンサC3で成る直列回路が接続さ
れ、第2の並列回路には左右糸巻き歪補正用の回路DP
が接続されている。またトランジスタQ1のコレクタは
フライバックトランスT1の一端に接続され、トランス
T1の他端は+B電源に接続されている。このような水
平偏向回路は特許第2519732号に示されている。
【0030】また、図2においてS字補正コンデンサC
3と並列に第2のS字補正コンデンサC4とスイッチン
グトランジスタSW1にて成る直列回路が接続されてい
る。前記スイッチングトランジスタSW1は、受信モー
ドに応じてオン・オフ制御され、端子20に供給される
制御電圧がハイ(H)のときはオンとなり、ロー(L)
のときはオフとなる。
【0031】スイッチングトランジスタSW1がオフの
とき、第2のS字補正コンデンサC4は接続されないか
ら、S字補正コンデンサC3の容量で決まるS字補正が
行なわれ、画面上の表示は通常の表示モードとなる。一
方、スイッチングトランジスタSW1がオンになると、
S字補正コンデンサC3とC4が並列に接続されるた
め、容量が増大し、水平偏向コイルDYに流れる電流は
表示画面上の左右の端部でビーム速度が上昇するように
なり、画面の中央部に比べ左右部分が伸張するように偏
向電流の傾斜が補正される。つまり、偏向回路によるラ
イブ処理が可能となる。
【0032】そして本発明では、マイコン5により、端
子20に供給する信号を制御することで、BSデジタル
放送波が非圧縮信号の場合にはスイッチングトランジス
タSW1をオフとし、BSデジタル放送波が圧縮信号の
場合はスイッチングトランジスタSW1をオンにして水
平偏向回路によってライブ処理を行なうようにしてい
る。
【0033】次に、本発明のテレビジョン受像機の動作
を説明する。
【0034】先ず、BSデジタル放送波が非圧縮信号の
場合について説明する。この場合、マイコン5から図2
の端子20に供給される信号はローレベルとなり、スイ
ッチングトランジスタSW1はオフするため、偏向回路
によるライブ処理は行なわれない。この場合、MPEG
デコーダ4からの映像信号はデジタル処理回路11のフ
ォーマット変換回路112によって走査変換処理等(必
要に応じてライブ処理)が行なわれる。一方EPG等の
グラフィック情報はグラフィック処理回路113を介
し、加算回路114で映像信号と加算されて出力され
る。したがって、MPEGデコーダ4の後段におけるデ
ジタル処理は1回だけとなる。
【0035】次に、BSデジタル放送波が圧縮信号の場
合について説明する。この場合、MPEGデコーダ4か
らの映像信号及びグラフィック情報はそれぞれ伸張回路
112a,113aによって伸張処理のみが施され、フ
ォーマット変換は行なわず均等に伸張処理された後、加
算回路114で加算されて出力される。
【0036】一方、このときはマイコン5から図2の端
子20にハイレベルの信号が供給され、スイッチングト
ランジスタSW1はオンとなり、第2のS字補正コンデ
ンサC4が第1のS字補正コンデンサC3に接続される
ため、前述したように偏向回路によるライブ処理が行な
われることになる。したがって、この場合もMPEGデ
コーダ4の後段におけるデジタル処理は1回だけとな
る。
【0037】また、地上波放送を受信するときは、マイ
コン5から図2の端子20にローレベルの信号が供給さ
れ、スイッチングトランジスタSW1はオフするため、
偏向回路によるライブ処理は行なわれない。この場合、
AD変換回路10からの映像信号はデジタル処理回路1
1のフォーマット変換回路112によってライブ処理が
行なわれ、ワイド画面の左右周辺部が伸張された映像が
表示されることになる。このときグラフィック情報はな
いため、加算回路114からは映像信号のみが出力され
る。
【0038】このように本発明の実施形態では、BSデ
ジタル放送の非圧縮信号及び圧縮信号受信時ともに、M
PEGデコーダ4以降のデジタル回路での信号処理は1
回だけであるから、従来のようにフィルタリングによる
画質劣化を生じることはない。また、映像信号とグラフ
ィック信号の位相ずれも少なくなり、表示位置がずれる
こともない。
【0039】尚、以上の説明では偏向回路のライブ処理
のためにS字補正コンデンサの切換えによる例を説明し
たが、他の方法により水平偏向電流波形の傾斜を偏向終
端と中央部とで変調するようにしても良い。また水平偏
向電流を補正する例に限らず、垂直偏向電流波形も同様
に画面の上下部と中央部で傾斜を変調するようにしても
良い。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明のテレビジョン受像
機によれば、非圧縮信号及び圧縮信号ともに画質を劣化
させることがなく、かつ映像信号とグラフィック情報の
位置ずれのない画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるテレビジョン受像
機を示すブロック図。
【図2】本発明のテレビジョン受像機に使用する水平偏
向回路の一例を示す回路図。
【図3】テレビジョン受像機における映像とグラフィッ
ク情報の表示例を示す説明図。
【符号の説明】
1…BSアンテナ 2…BSデジタルチューナ 3…復調回路 4…MPEGデコーダ 5…マイクロコンピュータ 11…デジタル処理回路 112…フォーマット変換回路 112a…伸張回路 113…グラフィック情報処理回路 113a…伸張回路 12…メモリ 13…RGBマトリクス回路 14…受像管ドライブ回路 15…受像管 16…波形整形回路 17…水平偏向回路 18…垂直偏向回路 19…偏向コイル Q1…水平出力トランジスタ C3,C4…S字補正用コンデンサ SW1…スイッチングトランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルテレビジョン信号に基づく画像
    を受像管に表示可能なテレビジョン受像機であって、 前記デジタルテレビジョン信号を処理し、映像信号をデ
    コードするとともにグラフィック情報を抽出するデコー
    ダと、 前記デコーダからの映像信号及び前記グラフィック情報
    を前記受像管に任意のフォーマットで表示できるように
    処理する第1の回路と、前記映像信号及び前記グラフィ
    ック情報を伸張する第2の回路を含むデジタル処理回路
    と、 前記デジタル処理回路から出力された映像信号及びグラ
    フィック情報に基づいて前記受像管を駆動する受像管駆
    動回路と、 前記受像管用の偏向回路であって、通常の偏向を行なう
    第1のモードと、表示画像の伸張度が画面中央部と周辺
    部で異なるように偏向する第2のモードとで動作可能な
    偏向回路と、 前記デジタルテレビジョン信号が非圧縮信号の場合、前
    記映像信号及びグラフィック信号を前記1の回路で処理
    するとともに前記偏向回路を第1のモードで動作させ、
    前記デジタルテレビジョン信号が圧縮信号の場合、前記
    映像信号及びグラフィック信号を前記第2の回路で伸張
    処理して出力するとともに前記偏向回路を第2のモード
    で動作させるように切換え制御する制御回路と、 を具備して成るテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 前記偏向回路は、水平偏向電流が供給さ
    れる水平偏向コイル及びこの水平偏向コイルに接続され
    たS字補正用のコンデンサを含み、前記S字補正用のコ
    ンデンサの容量を前記第1のモードと前記第2のモード
    とで切換え、直線性を変更可能にしたことを特徴とする
    請求項1記載のテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 デジタルテレビジョン放送信号を受信
    し、特定チャンネルの信号を選択出力する受信手段と、 受信したデジタルテレビジョン放送信号を処理して、映
    像信号をデコードするとともに前記放送信号に含まれる
    グラフィック情報を抽出するデコーダと、 前記デコーダからの映像信号を処理してフォーマット変
    換された第1の映像信号又は伸張された第2の映像信号
    を出力可能な第1のデジタル回路、及び前記グラフィッ
    ク情報を処理した第1のグラフィック信号又は伸張され
    た第2のグラフィック信号を出力可能な第2のデジタル
    回路を含むデジタル処理回路と、 前記デジタル処理回路から出力された映像信号及びグラ
    フィック信号に基づく画像を表示する受像管と、 前記受像管の垂直走査及び水平走査を行なう偏向回路で
    あって、通常の偏向を行なう第1のモードと、表示画像
    の伸張度が画面中央部と周辺部で異なるように偏向する
    第2のモードとで動作可能な偏向回路と、 前記受信手段で受信したチャンネルが非圧縮放送信号の
    場合、前記デジタル処理回路から前記第1の映像信号及
    び第1のグラフィック信号を出力するとともに前記偏向
    回路を第1のモードで動作させ、受信したチャンネルが
    圧縮放送信号の場合、前記デジタル処理回路から前記第
    2の映像信号及び第2のグラフィック信号を出力すると
    ともに前記偏向回路を第2のモードで動作させるように
    切換え制御する制御回路と、 を具備して成るテレビジョン受像機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7567654B2 (en) 2003-09-30 2009-07-28 Siemens Aktiengesellschaft Method for setting up a communication link
WO2012081091A1 (ja) * 2010-12-15 2012-06-21 Necディスプレイソリューションズ株式会社 多画面表示制御装置、多画面表示制御方法、および多画面表示制御プログラム

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