JP2011040936A - コンテンツ配信システム、送信端末、送信端末用プログラム及び送信端末用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

コンテンツ配信システム、送信端末、送信端末用プログラム及び送信端末用プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】画像・動画・電子ドキュメント等といった多種のコンテンツを送受信することを主な課題とする。
【解決手段】SIPによる呼接続で取得した情報に基づいて受信端末5との間でTCPのセッションを確立し、TCPのセッション内で、コンテンツの種別を受信端末5で受信する能力があるか否かを確認し、受信する能力がある場合にコンテンツを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、呼制御を用いたコンテンツの送信技術に関する。
呼制御を用いて画像を送信する従来技術としては、公衆交換電話網で行われてきたFAXの信号を音声データとして通信を行う方式(以降、みなし音声方式という)が存在している。これにより、画像を特定の相手先端末に送信することが可能となっていた(特許文献1、2参照)。
特開2004−326572号公報 特開2006−025178号公報
IPネットワークによる電話網を用いることにより、電話番号を用いて広帯域のデータ通信を送受信端末間で行うことが可能である。しかしながら、上述したように、みなし音声方式により通信を行っているため、IPネットワークで生じる遅延によって通信障害が発生するという問題や、画像のみしか送信できないという問題があった。
更に、複数端末にコンテンツを送り届ける際には、ある一の送信端末が複数の受信端末のそれぞれに対して一対一の通信を確立してコンテンツを送信するため、その一の送信端末に通信負荷や通信費用が集中するという問題もあった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、画像・動画・電子ドキュメント等といった多種のコンテンツを送受信することを第1の課題とし、負荷を分散しながらコンテンツを複数の端末に送信することを第2の課題とする。
請求項1に記載の本発明は、呼制御を用いて送信端末から受信端末にコンテンツを送信するコンテンツ配信システムにおいて、前記送信端末は、送信予定のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、SIPを用いて前記受信端末との間で呼接続を確立するSIP確立手段と、前記呼接続で取得した情報に基づいて、前記受信端末との間でTCPのセッションを確立するTCP確立手段と、前記コンテンツ記憶手段から前記コンテンツを読み出して、前記TCPのセッション内で、当該コンテンツの種別を前記受信端末で受信する能力があるか否かを確認する受信能力確認手段と、受信する能力がある場合に、前記TCPのセッション内で、前記コンテンツを前記受信端末に送信するコンテンツ送信手段と、を有し、前記受信端末は、前記コンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、当該コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、前記TCPのセッション内で、前記受信端末が前記コンテンツを他の受信端末に回覧する能力があるか否かを確認する回覧能力確認手段を更に有し、前記コンテンツ送信手段は、回覧する能力がある場合に、少なくとも回覧先が記載された回覧情報を前記受信端末に送信することを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、前記受信端末が、前記回覧情報に基づいて、前記送信端末から受信したコンテンツを前記他の受信端末に送信するコンテンツ回覧手段を更に有することを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、受信可能なコンテンツの種別を送信するよう前記受信端末に要求し、当該受信端末から応答結果として送信されたコンテンツの種別に基づいて、前記受信する能力があるか否かを確認することを特徴とする。
請求項5に記載の本発明は、前記受信能力確認手段が、受信する能力のあるコンテンツの種別情報を前記受信端末と交換し、当該種別情報に基づいて、前記受信する能力があるか否かを確認することを特徴とする。
請求項6に記載の本発明は、送信予定のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、SIPを用いて受信端末との間で呼接続を確立するSIP確立手段と、前記呼接続で取得した情報に基づいて、前記受信端末との間でTCPのセッションを確立するTCP確立手段と、前記コンテンツ記憶手段から前記コンテンツを読み出して、前記TCPのセッション内で、当該コンテンツの種別を前記受信端末で受信する能力があるか否かを確認する受信能力確認手段と、受信する能力がある場合に、前記TCPのセッション内で、前記コンテンツを前記受信端末に送信するコンテンツ送信手段と、を有することを特徴とする。
請求項7に記載の本発明は、前記TCPのセッション内で、前記受信端末が前記コンテンツを他の受信端末に回覧する能力があるか否かを確認する回覧能力確認手段を更に有し、前記コンテンツ送信手段は、回覧する能力がある場合に、少なくとも回覧先が記載された回覧情報を前記受信端末に送信することを特徴とする。
請求項8に記載の本発明は、前記コンテンツ送信手段が、前記回覧情報に基づいて、他の送信端末から受信したコンテンツを前記他の受信端末に送信するコンテンツ回覧手段であることを特徴とする。
請求項9に記載の本発明は、送信予定のコンテンツをコンテンツ記憶手段に記憶する手順と、SIPを用いて受信端末との間で呼接続を確立する手順と、前記呼接続で取得した情報に基づいて、前記受信端末との間でTCPのセッションを確立する手順と、前記コンテンツ記憶手段から前記コンテンツを読み出して、前記TCPのセッション内で、当該コンテンツの種別を前記受信端末で受信する能力があるか否かを確認する手順と、受信する能力がある場合に、前記TCPのセッション内で、前記コンテンツを前記受信端末に送信する手順と、を実行させることを特徴とする。
請求項10に記載の本発明は、送信予定のコンテンツをコンテンツ記憶手段に記憶する手順と、SIPを用いて受信端末との間で呼接続を確立する手順と、前記呼接続で取得した情報に基づいて、前記受信端末との間でTCPのセッションを確立する手順と、前記コンテンツ記憶手段から前記コンテンツを読み出して、前記TCPのセッション内で、当該コンテンツの種別を前記受信端末で受信する能力があるか否かを確認する手順と、受信する能力がある場合に、前記TCPのセッション内で、前記コンテンツを前記受信端末に送信する手順と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、画像・動画・電子ドキュメント等といった多種のコンテンツを送受信することができ、負荷を分散しながらコンテンツを複数の端末に送信することができる。
第1の実施の形態に係るコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る送信端末の各機能部を示す図である。 第1の実施の形態に係る受信端末の各機能部を示す図である。 第1の実施の形態に係るコンテンツ配信システムの処理フローを示す図である。 第2の実施の形態に係るコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。 第2の実施の形態に係る送信端末の各機能部を示す図である。 回覧情報の記載内容を示す図である。 第2の実施の形態に係る受信端末の各機能部を示す図である。 第2の実施の形態に係るコンテンツ配信システムの処理フローを示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係るコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。この第1のコンテンツ配信システム1aは、SIPを用いて呼制御が可能な送信端末3及び受信端末5を備え、SIPによる呼接続を確立した後にTCP接続を確立し、確立したTCPのメディアセッション内で、送信対象であるコンテンツの種別が受信端末5で受信する能力があるか否かを確認してからコンテンツを送信することを特徴としている。以下、送信端末3及び受信端末5の各機能について説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る送信端末の各機能部を示す図である。送信端末3は、画像・動画・電子ドキュメント等といった様々な種類のデジタルなコンテンツを読み込む読込部31と、そのコンテンツを読み出し可能に保存しておく保存部32と、マウスやキーボードといったユーザにより操作される操作部33と、操作内容等を画面に出力する出力部34と、SIPを用いて呼接続を確立するSIP確立部35と、TCPのセッションを確立するTCP確立部36と、送信対象であるコンテンツの種別を受信する能力があるか否かを確認する受信能力確認部37と、コンテンツを送信する送信部38と、を備えている。
図3は、第1の実施の形態に係る受信端末の各機能部を示す図である。受信端末5は、送信端末3からの要求に基づいて受信能力に関する情報を応答する能力応答部51と、コンテンツを受信する受信部52と、そのコンテンツを読み出し可能に保存する保存部53と、そのコンテンツを画面に表示する表示部54と、を備えている。
なお、このような送信端末3及び受信端末5は、CPU等の演算処理装置やメモリ等の記憶装置を備えたコンピュータにより構成可能なものであり、各部の処理はプログラムによって実行される。このプログラムは記憶装置に記憶されており、記録媒体に記録することも、通信ネットワークを通して提供することも可能である。
次に、第1のコンテンツ配信システム1aにおける処理の流れについて説明する。図4は、第1の実施の形態に係るコンテンツ配信システムの処理フローを示す図である。なお、本処理フローの前段として、ユーザによる操作部33での操作により、出力部34に出力される操作状況を確認しながら、保存部32に保存されている様々な種類のコンテンツのうち送信予定のコンテンツが予め選択され、送信先である受信端末5の電話番号が既に入力されているものとする。
最初に、SIP確立部35が、入力された電話番号に基づいて、SIPを用いて受信端末5との間で呼接続を確立する(S1)。
次に、TCP確立部36が、SIPによる呼接続で取得した情報(例えば、受信端末5のIPアドレスやポート番号等)に基づいて、受信端末5との間でTCPのメディアセッションを確立する(S2)。
続いて、受信能力確認部37が、確立したTCPのメディアセッション内で、選択されているコンテンツの種別(即ち、同種別のコンテンツ)を受信端末5で受信する能力があるか否かを確認する(S3)。なお、受信能力の確認方法の具体例については後述する。
その後、送信部38が、受信端末5で受信する能力がある場合に、S2で確立したTCPのメディアセッション内で、選択されているコンテンツの詳細情報(コンテンツのサイズやコンテンツの種別等)を受信端末5に送信して、受信端末5で受信する準備が完了したかを確認した後に、コンテンツの本体データを送信する(S4)。なお、S3〜S4(以下のS5も含む)の処理は一つコンテンツに対して行われ、送信予定のコンテンツが複数の場合には、それらの処理が繰り返し行われる。
一方、受信端末5では、受信部52によりコンテンツが受信された後に、表示部54が、そのコンテンツを画面に表示し、保存部53が、そのコンテンツを保存する(S5)。
最後に、全てのコンテンツを送信した後に、送信端末3が、S1で確立したSIPの呼接続を切断する(S6)。
ここで、上記S3における受信能力の確認方法の具体例について説明する。例えば、第1例として、受信端末5で受信可能なコンテンツ種別の送信を要求するコンテンツ種別送信要求を受信端末5に送信し、受信端末5からコンテンツ種別送信応答を受信した後に、そのコンテンツ種別送信応答に含まれているコンテンツの種別に基づいて、送信対象であるコンテンツを受信する能力があるか否かを確認する。たとえ受信端末5に当該コンテンツを受信する能力がない場合であっても、そのコンテンツの種別を受信可能な種別に変換し、その後送信することも可能である。これにより、後述する第2例の場合にはコンテンツ種別の受信可否を問うのみであって送信不可能となるケースが存在するが、どのような受信端末であっても確実にコンテンツを送信することができる。
また、第2例として、コンテンツの種別を受信端末5に送信し、受信端末5の能力応答部51からの応答結果(受信能力の可否)に基づいて、その受信端末5でコンテンツを受信する能力があるか否かを確認するようにしてもよい。
その他、第3例として、送信端末3及び受信端末5は、自身の端末で受信可能なコンテンツの種別情報を予め保持しておき、受信能力確認部37と能力応答部51とが自身の端末の種別情報を交換し、交換された種別情報に基づいて、相手の端末で該種別のコンテンツを受信する能力があるか否かを確認するようにすることも可能である。
なお、コンテンツを送信する前に、種別を利用してコンテンツの受信能力の有無を確認するようにしたことが本実施の形態で説明するコンテンツ配信システムの特徴であり、第1例〜第3例で説明したコンテンツ種別の具体的確認方法はあくまでも一例であって、これらに限られるものではない。
第1の実施の形態によれば、SIPによる呼接続で取得した情報に基づいて受信端末5との間でTCPのセッションを確立し、そのTCPのセッション内で、コンテンツの種別を受信端末5で受信する能力があるか否かを確認し、受信する能力がある場合にコンテンツを送信するので、従来送受信が可能であった画像に加え、動画や電子ドキュメント等といった多種のデジタルコンテンツを送受信することができる。
〔第2の実施の形態〕
図5は、第2の実施の形態に係るコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。この第2のコンテンツ配信システム1bは、SIPを用いて呼制御が可能な送信端末3及び複数の受信端末5(第1の受信端末5a〜第4の受信端末5d)を備え、第1の実施の形態で説明したコンテンツの種別を受信する能力の確認に加えて、送信対象であるコンテンツを後段の受信端末(例えば、第1の受信端末5aから見て第2の受信端末5b)に回覧する能力があるか否かを確認してからコンテンツを送信することを各受信端末で順番に繰り返すことにより、同じコンテンツを回覧(転送)することを特徴としている。以下、送信端末3及び第1の受信端末5aの各機能について説明する。なお、第2の受信端末5b〜第4の受信端末5dの各機能は、第1の受信端末5aの機能と同様であるため、その説明は省略する。
図6は、第2の実施の形態に係る送信端末の各機能部を示す図である。図2に示した送信端末に、送信対象であるコンテンツを回覧する能力があるか否かについて確認する回覧能力確認部39を更に備えている。また、保存部32は、コンテンツを保存するのに加えて、コンテンツの回覧に必要な情報が記載された回覧情報を読み出し可能に保存する機能も有している。
ここで、回覧情報について説明する。図7は、回覧情報の記載内容を示す図である。回覧情報には、回覧先(回覧順を示す<番号>と回覧先端末の電話番号を示す<電番>との組)が記載された回覧リストと、回覧対象となるコンテンツのコンテンツ名が記載されたコンテンツリストと、コンテンツを受信した後に自動で(直ちに)転送する「自動」、若しくは閲覧等が行われてからユーザによる所定の操作がされた後に転送する「ユーザトリガ」のいずれかが指定された回覧方法と、コンテンツと回覧リストとコンテンツリストとから生成されるハッシュ情報とが記載されている。
例えば、回覧リストの番号「1」の電番には、第1の受信端末5aの電話番号が記載され、回覧リストの番号「2」の電番には、第2の受信端末5bの電話番号が記載されている。送信端末3のSIP確立部35は、回覧リストの番号「1」に対応する電話番号を用いてSIPにより呼接続を確立することになる。なお、コンテンツを送信する最初のトリガーである送信端末3はユーザにより操作されるため、最初の受信端末(第1の受信端末5a)に対する電話番号を操作部33から入力することも可能であり、その場合には、回覧リストの番号「1」の電番には、第2の受信端末5bの電話番号が記載され、回覧リストの番号「2」の電番には、第3の受信端末5cの電話番号が記載されている。なお、以下では前者を一例に説明する。
図8は、第2の実施の形態に係る受信端末の各機能部を示す図である。図3に示した受信端末に、送信端末3が備える機能と同様の機能を有するSIP確立部55,TCP確立部56,受信能力確認部57,回覧能力確認部58と、コンテンツを回覧する回覧部59と、を更に備えている。
次に、第2のコンテンツ配信システム1bにおける処理の流れについて説明する。図9は、第2の実施の形態に係るコンテンツ配信システムの処理フローを示す図である。なお、本処理フローの前段として、ユーザによる操作部33での操作により、出力部34に出力される操作状況を確認しながら、回覧先,コンテンツリスト,回覧方法が指定され、それを元に回覧情報が作成されているものとする。また、保存部32に保存されている様々な種類のコンテンツのうち送信予定のコンテンツが予め選択され、送信先である第1の受信端末5aの電話番号が、その作成された回覧情報から読み込まれているものとする。
最初に、送信端末3のSIP確立部35が、既に読み込まれている電話番号に基づいて、SIPを用いて第1の受信端末5aとの間で呼接続を確立する(S101)。
次に、TCP確立部36が、SIPによる呼接続で取得した情報(例えば、第1の受信端末5aのIPアドレスやポート番号等)に基づいて、第1の受信端末5aとの間でTCPのメディアセッションを確立する(S102)。
続いて、受信能力確認部37が、確立したTCPのメディアセッション内で、選択されているコンテンツの種別(即ち、同種別のコンテンツ)を第1の受信端末5aで受信する能力があるか否かを確認する(S103)。コンテンツ種別の具体的確認方法については、第1の実施の形態と同様である。
また、回覧能力確認部39が、S102で確立したTCPのメディアセッション内で、選択されているコンテンツを第1の受信端末5aから他の受信端末に回覧する能力があるか否かを確認する(S104)。
具体的には、例えば、回覧を行うことを通知して、第1の受信端末5aに対応する機能が搭載されているかを確認する。第1の受信端末5aの能力応答部51は、自身の受信端末5aに回覧部59が具備されていれば回覧能力があることを応答し、具備されていなければ回覧能力がないことを応答する。
その後、送信部38が、第1の受信端末5aで回覧能力がある場合に、S102で確立したTCPのメディアセッション内で、回覧情報を第1の受信端末5aに送信する(S105)。
また、送信部38は、第1の受信端末5aで受信能力がある場合に、S102で確立したTCPのメディアセッション内で、選択されているコンテンツの詳細情報(コンテンツのサイズやコンテンツの種別等)を第1の受信端末5aに送信して、第1の受信端末5aで受信する準備が完了したかを確認した後に、コンテンツの本体データを送信する(S106)。なお、S103〜S106(以下のS108も含む)の処理は一つコンテンツに対して行われ、送信予定のコンテンツが複数の場合には、それらの処理が繰り返し行われる。
最後に、全てのコンテンツを送信した後に、S101で確立したSIPの呼接続を切断する(S107)。
一方、第1の受信端末5aでは、受信部52が、回覧情報及びコンテンツを受信し、保存部53が、保存する(S108)。
そして、回覧情報の回覧方法が「自動」の場合には、コンテンツを表示部54に表示等することなく直ちに、「ユーザトリガ」の場合には、閲覧されてからユーザによる一定の操作後、第1の受信端末5aのSIP確立部55が、回覧情報に記載された次の回覧順(具体的には、自身の電話番号に対応する番号の次の番号)に対応する電話番号を用いて、SIPにより第2の受信端末5bとの間で呼接続を確立する(S109)。
次に、TCP確立部56が、SIPによる呼接続で取得した情報(例えば、第1の受信端末5aのIPアドレスやポート番号等)に基づいて、第2の受信端末5bとの間でTCPのメディアセッションを確立する(S110)。
続いて、受信能力確認部57が、確立したTCPのメディアセッション内で、回覧されるコンテンツの種別(即ち、同種別のコンテンツ)を第2の受信端末5bで受信する能力があるか否かを確認する(S111)。
また、回覧能力確認部58が、S110で確立したTCPのメディアセッション内で、回覧されるコンテンツを第2の受信端末5bから他の受信端末に回覧する能力があるか否かを確認する(S112)。
その後、回覧部59が、第2の受信端末5bで回覧能力がある場合に、S110で確立したTCPのメディアセッション内で、回覧情報を第2の受信端末5bに送信する(S113)。
また、回覧部59は、第2の受信端末5bで受信能力がある場合に、S110で確立したTCPのメディアセッション内で、回覧されるコンテンツの詳細情報を第2の受信端末5bに送信して、第2の受信端末5bで受信する準備が完了したかを確認した後に、コンテンツの本体データを送信する(S114)。
最後に、全てのコンテンツを送信した後に、S109で確立したSIPの呼接続を切断する(S115)。
S108〜S115と同様の処理を第2の受信端末5b(及び、更に後段の受信端末)で繰り返すことにより、送信端末3から送信されたコンテンツを全ての受信端末に対して順番に回覧することが可能となる。
なお、S105の処理とS106の処理順を入れ替え、又は/更には、S113の処理とS114の処理順を入れ替えても、同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、第1の受信端末5aが、送信端末3との間のSIPの呼接続が切断された後に、第2の受信端末5bとの間でSIPの呼接続を確立して、TCPのメディアセッション内でコンテンツを回覧する処理について説明したが、コンテンツを受信したら直ちに第2の受信端末5bとの呼接続を開始してコンテンツを送信することも可能である。それにより、コンテンツを回覧する時間を短縮することができる。
更に、第1の受信端末5aが備える機能のうち、能力応答部51と、受信部52と、表示部54と、回覧部59とを、送信端末3に具備させることにより、送信端末3についても他の送信端末から送信されたコンテンツを回覧させるようにすることも可能であり、その場合には、送信部38が回覧部59の役割を果たすようにしてもよい。
第2の実施の形態によれば、第1の受信端末5aとの間におけるTCPのセッション内で、第1の受信端末5aがコンテンツを他の受信端末に回覧する能力があるか否かを確認し、回覧する能力がある場合に、回覧先や回覧順等が記載された回覧情報を第1の受信端末5aに送信し、第1の受信端末5aは、その回覧情報に基づいて、送信端末3から受信したコンテンツを他の受信端末に送信するので、負荷を分散しながらコンテンツを回覧することができる。また、回覧方法を指定するので、コンテンツを自動で転送する場合には遅延がなく、手動で転送する場合にはユーザの閲覧確認をしながら回覧することができる等、状況に適した回覧を行うことができる。
1a…第1のコンテンツ配信システム
1b…第2のコンテンツ配信システム
3…送信端末
31…読込部
32…保存部(コンテンツ記憶手段)
33…操作部
34…出力部
35…SIP確立部(SIP確立手段)
36…TCP確立部(TCP確立手段)
37…受信能力確認部(受信能力確認手段)
38…送信部(コンテンツ送信手段)
39…回覧能力確認部(回覧能力確認手段)
5…受信端末
5a〜5d…第1の受信端末〜第4の受信端末
51…能力応答部
52…受信部(コンテンツ受信手段)
53…保存部(コンテンツ記憶手段)
54…表示部
55…SIP確立部
56…TCP確立部
57…受信能力確認部
58…回覧能力確認部
59…回覧部(コンテンツ回覧手段)
S1〜S6、S101〜S115…ステップ

Claims (10)

  1. 呼制御を用いて送信端末から受信端末にコンテンツを送信するコンテンツ配信システムにおいて、
    前記送信端末は、
    送信予定のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    SIPを用いて前記受信端末との間で呼接続を確立するSIP確立手段と、
    前記呼接続で取得した情報に基づいて、前記受信端末との間でTCPのセッションを確立するTCP確立手段と、
    前記コンテンツ記憶手段から前記コンテンツを読み出して、前記TCPのセッション内で、当該コンテンツの種別を前記受信端末で受信する能力があるか否かを確認する受信能力確認手段と、
    受信する能力がある場合に、前記TCPのセッション内で、前記コンテンツを前記受信端末に送信するコンテンツ送信手段と、を有し、
    前記受信端末は、
    前記コンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
    当該コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    を有することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 前記TCPのセッション内で、前記受信端末が前記コンテンツを他の受信端末に回覧する能力があるか否かを確認する回覧能力確認手段を更に有し、
    前記コンテンツ送信手段は、
    回覧する能力がある場合に、少なくとも回覧先が記載された回覧情報を前記受信端末に送信することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  3. 前記受信端末は、
    前記回覧情報に基づいて、前記送信端末から受信したコンテンツを前記他の受信端末に送信するコンテンツ回覧手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ配信システム。
  4. 前記受信能力確認手段は、
    受信可能なコンテンツの種別を送信するよう前記受信端末に要求し、当該受信端末から応答結果として送信されたコンテンツの種別に基づいて、前記受信する能力があるか否かを確認することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記受信能力確認手段は、
    受信する能力のあるコンテンツの種別情報を前記受信端末と交換し、当該種別情報に基づいて、前記受信する能力があるか否かを確認することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システム。
  6. 送信予定のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    SIPを用いて受信端末との間で呼接続を確立するSIP確立手段と、
    前記呼接続で取得した情報に基づいて、前記受信端末との間でTCPのセッションを確立するTCP確立手段と、
    前記コンテンツ記憶手段から前記コンテンツを読み出して、前記TCPのセッション内で、当該コンテンツの種別を前記受信端末で受信する能力があるか否かを確認する受信能力確認手段と、
    受信する能力がある場合に、前記TCPのセッション内で、前記コンテンツを前記受信端末に送信するコンテンツ送信手段と、
    を有することを特徴とする送信端末。
  7. 前記TCPのセッション内で、前記受信端末が前記コンテンツを他の受信端末に回覧する能力があるか否かを確認する回覧能力確認手段を更に有し、
    前記コンテンツ送信手段は、
    回覧する能力がある場合に、少なくとも回覧先が記載された回覧情報を前記受信端末に送信することを特徴とする請求項6に記載の送信端末。
  8. 前記コンテンツ送信手段は、
    前記回覧情報に基づいて、他の送信端末から受信したコンテンツを前記他の受信端末に送信するコンテンツ回覧手段であることを特徴とする請求項7に記載の送信端末。
  9. 送信予定のコンテンツをコンテンツ記憶手段に記憶する手順と、
    SIPを用いて受信端末との間で呼接続を確立する手順と、
    前記呼接続で取得した情報に基づいて、前記受信端末との間でTCPのセッションを確立する手順と、
    前記コンテンツ記憶手段から前記コンテンツを読み出して、前記TCPのセッション内で、当該コンテンツの種別を前記受信端末で受信する能力があるか否かを確認する手順と、
    受信する能力がある場合に、前記TCPのセッション内で、前記コンテンツを前記受信端末に送信する手順と、
    を実行させることを特徴とする送信端末用プログラム。
  10. 送信予定のコンテンツをコンテンツ記憶手段に記憶する手順と、
    SIPを用いて受信端末との間で呼接続を確立する手順と、
    前記呼接続で取得した情報に基づいて、前記受信端末との間でTCPのセッションを確立する手順と、
    前記コンテンツ記憶手段から前記コンテンツを読み出して、前記TCPのセッション内で、当該コンテンツの種別を前記受信端末で受信する能力があるか否かを確認する手順と、
    受信する能力がある場合に、前記TCPのセッション内で、前記コンテンツを前記受信端末に送信する手順と、
    を実行させることを特徴とする送信端末用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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