JP2005127206A - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手動再生に伴う車両に隣接する他の構造物に対する熱的な影響を抑制することを目的とする。
【解決手段】排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量に関連するパラメータを検出する排気微粒子量検出手段と、フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、排気微粒子量に関連するパラメータが所定値以上になり、かつ車両の停車状態が検出された時、乗員に手動再生を指示する指示手段と、指示手段による指示中手動再生スイッチが再生開始状態に操作された時、フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更してフィルタ部材を再生する再生手段と、車両の排気口と車両に隣接する他の構造物との距離に関連するパラメータを検出する距離検出手段と、検出された距離に関連するパラメータが所定値以下の時、再生手段によるフィルタ部材の再生を禁止する再生禁止手段とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、エンジンの制御装置に関し、特に、排気通路に排気微粒子を捕獲するフィルタ部材を備えたエンジンの制御装置に関する。
従来、エンジン、例えば、ディーゼルエンジンにおいては、排気ガス中に含まれるカーボン等の排気微粒子(パティキュレート)を大気に放出しないよう排気通路に配設したフィルタ部材、所謂パティキュレートフィルタにより捕獲することが行われている。
そして、このようにパティキュレートフィルタを備えた場合、パティキュレータフィルタに捕獲された排気微粒子量が捕獲可能な飽和容量にまで達すると、捕獲された排気微粒子を燃焼させ、フィルタ機能を再生する必要がある。
そこで、下記特許文献1には、パティキュレートフィルタが再生時期になった時点灯する警告ランプと、乗員の手動操作によってパティキュレートフィルタの再生開始が可能とされる手動スイッチとを備え、車両停車時、警告ランプの点灯を受け、乗員の操作によって手動スイッチがONされると、所定時間燃料噴射量を増量し、アイドル回転数を上昇させることによって排気微粒子を燃焼除去することが開示されている。
特開平4−86319号公報
しかしながら、上述の特許文献1によれば、再生制御により上昇した排気ガス温度が、車両の排気口近傍に隣接する他の構造物に熱的な影響を与える虞がある。
つまり、上述の特許文献1によれば、再生制御より排気ガス温度が上昇するが、その際、排気口近傍に、他の車両や建造物が存在すると、排気口から排出された高温の排気ガスが、それらに対して熱的な影響を与えてしまう虞がある。
本発明は、以上のような課題に勘案してなされたもので、その目的は、手動再生に伴う車両に隣接する他の構造物に対する熱的な影響を抑制することができるエンジンの制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあってはその解決手法として次のようにしてある。すなわち、本発明の第1の構成において、エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量に関連するパラメータを検出する排気微粒子量検出手段と、
乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、
上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが所定値以上になり、かつ上記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、乗員に手動再生を指示する指示手段と、
該指示手段による手動再生の指示中、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する再生手段とを備えたエンジンの制御装置において、
車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離に関連するパラメータを検出する距離検出手段と、
該距離検出手段により検出された距離に関連するパラメータが所定値以下の時、上記再生手段によるフィルタ部材の再生を禁止する再生禁止手段とを備えるよう構成してある。
本発明の第1の構成によれば、車両の排気口と車両に隣接する他の構造物との距離が所定値以下の時、再生手段によるフィルタ部材の再生が禁止されるため、車両に隣接する他の構造物に対する熱的な影響を抑制することができる。
本発明の第2の構成において、エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量に関連するパラメータを検出する排気微粒子量検出手段と、
車両の走行中に所定の再生条件が成立したか否か判定する再生条件判定手段と、
上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが第1所定値以上になり、かつ上記再生条件判定手段により再生条件の成立が判定された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量を燃焼除去してフィルタ部材を再生する第1再生手段と、
乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、
上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが上記第1所定値よりも大きく設定された第2所定値以上になり、かつ上記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、乗員に手動再生を指示する指示手段と、
該指示手段による手動再生の指示中、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する第2再生手段とを備えたエンジンの制御装置において、
車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離に関連するパラメータを検出する距離検出手段と、
該距離検出手段により検出された距離に関連するパラメータが所定値以下の時、上記第2再生手段によるフィルタ部材の再生を禁止する再生禁止手段とを備えるよう構成してある。
ここで、第2再生手段によるフィルタ部材の再生には、乗員による手動再生スイッチの操作が必要になるため、その操作頻度が高いと乗員は煩わしさを感じる虞がある。
本発明の第2の構成によれば、車両走行中にフィルタ部材に捕獲された排気微粒子量が第1所定値以上になり、再生条件が成立した時、第1再生手段によってフィルタ部材の再生が行われるため、第2再生手段による再生頻度を低下させることができ、乗員による操作の煩雑化を抑制することができる。
また、第1再生手段は、再生条件が成立しない限り再生が行われないため、再生条件が成立しない走行状態が継続されると、フィルタ部材が飽和してしまう虞がある。例えば、フィルタ部材を再生するためには、排気微粒子を燃焼除去可能な温度まで排気ガス温度を上昇させる必要があることから、排気ガス温度が高い比較的高回転、高負荷、高車速を再生条件として設定する場合があるが、渋滞時は上記再生条件を満たさない走行状態が長時間に亘って継続される場合があり、このような場合、フィルタ部材が飽和してしまう。
本発明の第2の構成によれば、フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量が第2所定値以上になった時、第2再生手段によりフィルタ部材の再生が行われるため、第1再生手段による再生が行われない状態が継続された場合でも、フィルタ部材の再生を行うことができる。
更に、第2再生手段は、車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離が所定値以下の時、第2再生手段によるフィルタ部材の再生が禁止されるため、車両に隣接する他の構造物に対する熱的な影響を抑制することができる。
本発明の第3の構成において、上記再生禁止手段によりフィルタ部材の再生が禁止されている時、再生が禁止されている事を乗員に報知する報知手段を備えるよう構成してある。
本発明の第3の構成によれば、再生が禁止されている時、再生が禁止されている事が乗員に報知されるため、乗員の違和感を抑制することができる。
本発明の第4の構成によれば、車両と、該車両に隣接する他の構造物との位置関係を表示する表示画面を備え、該表示画面は、手動再生可能な位置を表示するよう構成してある。
本発明の第4の構成によれば、表示画面によって手動再生可能な位置が表示されるため、手動再生可能な位置への車両の移動を容易に行うことができる。
本発明の第5の構成によれば、エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量に関連するパラメータを検出する排気微粒子量検出手段と、
乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、
上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが所定値以上になり、かつ上記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、乗員に手動再生を指示する指示手段と、
該指示手段による手動再生の指示中、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべく燃料を増量してエンジン回転数を設定回転数まで上昇し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する再生手段とを備えたエンジンの制御装置において、
車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離に関連するパラメータを検出する距離検出手段を備え、
上記再生手段は、上記距離検出手段により検出された距離に関連するパラメータが所定値以下の時は、所定値よりも大きい時に対して上記設定回転数を低く設定するよう構成してある。
本発明の第5の構成によれば、車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離が所定値以下の時は、所定値よりも大きい時に対して上記設定回転数が低く設定されるため、車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離が近い場合であっても排気ガス温度の上昇を抑制することができる。従って、車両に隣接する他の構造物に対する熱的な影響を抑制しつつ、手動再生の実行を維持することができ、早期にフィルタ部材を再生することができる。
本発明の第6の構成によれば、エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量に関連するパラメータを検出する排気微粒子量検出手段と、
車両の走行中に所定の再生条件が成立したか否か判定する再生条件判定手段と、
上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが第1所定値以上になり、かつ上記再生条件判定手段により再生条件の成立が判定された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量を燃焼除去してフィルタ部材を再生する第1再生手段と、
乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、
上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが上記第1所定値よりも大きく設定された第2所定値以上になり、かつ上記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、乗員に手動再生を指示する指示手段と、
該指示手段による手動再生の指示中、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する第2再生手段とを備えたエンジンの制御装置において、
車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離に関連するパラメータを検出する距離検出手段を備え、
上記第2再生手段は、上記距離検出手段により検出された距離に関連するパラメータが所定値以下の時は、所定値よりも大きい時に対して上記設定回転数を低く設定するよう構成してある。
本発明の第6の構成によれば、車両走行中にフィルタ部材に捕獲された排気微粒子量が第1所定値以上になった時、第1再生手段によってもフィルタ部材の再生が行われるため、第2再生手段による再生頻度を低下させることができ、乗員による操作の煩雑化を抑制することができる。
また、本発明の第6の構成によれば、フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量が第2所定値以上になった時、第2再生手段によりフィルタ部材の再生が行われるため、第1再生手段による再生が行われない状態が継続された場合でも、フィルタ部材の再生を行うことができる。
更に、第2再生手段は、車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離が所定値以下の時は、所定値よりも大きい時に対して上記設定回転数が低く設定されるため、車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離が近い場合であっても排気ガス温度の上昇を抑制することができる。従って、車両に隣接する他の構造物に対する熱的な影響を抑制しつつ、手動再生の実行を維持することができ、早期にフィルタ部材を再生することができる。
本発明によれば、手動再生に伴う車両に隣接する他の構造物に対する熱的な影響を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に関する全体構成図を示しており、1は4気筒ディーゼルエンジンであり、そのディーゼルエンジン1には、吸気通路2、排気通路3が接続されている。
吸気通路2には、その上流側から下流側に向かって順次エアクリーナ4、エアフローセンサ5、VGTターボ過給機(バリアブルジオメトリーターボ)6のブロア6a、インタークーラ7、吸気絞り弁8、吸気温度センサ9、吸気圧力センサ10が配設されている。
排気通路3には、その上流側から下流側に向かって順次VGTターボ過給機(バリアブルジオメトリーターボ)6のタービン6b、タービン6bに流入する排気ガス流速を制御する可動ベーン6c、酸化触媒11、パティキュレートフィルタ12が配設されている。
パティキュレートフィルタ12の上下流には、排気圧力センサ13、14が配設されており、各排気圧力センサ13と14との差圧に基づいてパティキュレートフィルタ12に堆積した排気微粒子量を検出するよう構成されている。
また、パティキュレートフィルタ12には温度センサ15が設けられている。
また、吸気通路2と排気通路3とを接続する排気ガス還流通路16が設けられており、その排気ガス還流通路16の途中には負圧アクチュエータ式の排気ガス還流弁17と、排気ガスをエンジンの冷却水によって冷却するためのクーラ18とが配設されている。
19は燃料噴射ポンプであり、燃料タンク(図示省略)からの燃料を蓄圧手段としてのコモンレール20に供給する。
コモンレール20は、各気筒の燃焼室1aに配設された燃料噴射弁21(図1では1つのみ図示)に接続されるとともに、そのコモンレール20には、燃料噴射圧センサ22と、コモンレール19内に蓄圧された燃料の圧力が許容圧力以上になった時開弁し、燃料タンク側に燃料をリリーフするための安全弁23が設けられている。
50はコントロールユニットであり、上述した各種センサ、エンジン回転数センサ26、及び後述する各種センサからの検出信号が入力されるようになっており、入力された各種検出信号に基づいて上述した各種アクチユエータや、後述する各種装置を制御するよう構成されている。
次に、コントロールユニット50に対する各種センサ、各種アクチュエータとの入出力関係を図2に基づき説明する。
コントロールユニット50には、排気圧力センサ13、14、車速センサ24、自動変速機の変速レンジ位置を検出するためのレンジ位置検出センサ25、エンジン回転数センサ26、パティキュレートフィルタ12の手動再生を開始するための手動再生スイッチ27、車両後方に配設され、自車と自車後方に存在する構造物との間の距離を計測する距離センサ28、車両周囲を撮影する撮影カメラ(例えば、CCDカメラ)29からの検出信号が入力される。
また、コントロールユニット50は、入力された各種検出信号に基づいて、吸気絞り弁8、可動ベーン6c、排気ガス還流弁17、燃料噴射弁21、パティキュレートフィルタ12に捕獲された排気微粒子量が所定量以上になった時、乗員に対して手動再生を促すための再生指示ランプ30、手動再生の実行が禁止されている時手動再生が禁止されていることを表示する手動再生不可表示ランプ31、手動再生不可表示ランプ31点灯時、手動再生が禁止されている理由を表示する手動再生不可理由表示手段(ここでは、ナビゲーションシステムの表示画面)32、自車に対する障害物の接近(後突を含む)を知らせる障害物警報表示手段(ここでは、ナビゲーションシステムの表示画面とは独立した専用の表示画面)33、自車と駐車スペースとの位置関係を表示する駐車位置表示手段(ここでは、ナビゲーションシステムの表示画面)34を、それぞれ制御するように構成されている。
尚、本実施形態では、手動再生理由不可表示手段32と、駐車位置表示手段34とを、ナビゲーションシステムの表示画面により兼用するようにしているが、これらに併せて障害物警報表示手段33もナビゲーションシステムの表示画面と兼用するようにしてもよいし、各表示手段32、33、34をそれぞれ独立した表示画面としてもよい。
また、パティキュレートフィルタ12の再生は、燃料噴射弁21からの燃料噴射制御によって達成される。
具体的には、車両走行中(非アイドル時)に所定の再生条件が成立した時パティキュレートフィルタ12の再生を行う強制再生(請求項における第1再生手段に相当)と、車両停車時(アイドル時)、手動再生スイッチ27がONされた時パティキュレートフィルタ12の再生を行う手動再生(請求項における第2再生手段に相当)とから構成されている。
強制再生は、所定の再生条件が成立した時、例えば、排気微粒子量が第1所定値以上、エンジン回転数が低回転、高回転を除く所定回転領域、エンジン負荷が低負荷、高負荷を除く所定負荷領域、及び車速が所定車速以上の時、図3(a)に示すように、圧縮行程上死点近傍で噴射される主噴射(a1)後の膨張行程において所定量の後噴射(b1)を追加する。
これによって、後噴射の酸化触媒11での後燃焼とのによってパティキュレートフィルタ12に流入される排気ガス温度を上昇することができ、パティキュレートフィルタ12に捕獲された排気微粒子を燃焼除去でき、パティキュレートフィルタ12を再生することができる。
また、手動再生は、図3(b)中(a3)で示すように、圧縮行程上死点近傍で噴射される主噴射の噴射量を通常時の噴射量(a2)よりも所定量増量、例えば、アイドル回転数を通常のアイドル回転数(例えば、750rpm)から手動再生用の第1目標回転数(例えば、1750rpm)まで上昇させるために必要な量増量するとともに、図3(b)に示すように、主噴射(a3)の後の膨張行程において所定量の後噴射(b2)を追加実行する。
これによって、主噴射の増量による排気ガス流量の増加と、後噴射の酸化触媒11での後燃焼とのによってパティキュレートフィルタ12に流入される排気ガス温度を効果的に上昇することができ、パティキュレートフィルタ12に捕獲された排気微粒子を燃焼除去でき、パティキュレートフィルタ12を再生することができる。
(実施形態1)
次に、実施形態1に係るパティキュレートフィルタ12の再生制御について、図4のフローチャートに基づき説明する。
図4のステップS1において、排気圧力センサ13、14、車速センサ24、レンジ位置検出センサ25、エンジン回転数センサ26、手動再生スイツチ27、距離センサー28、撮影カメラ29等からの各種検出信号を読込む。
続く、ステップ2では、排気圧力センサ13、14との差圧に基づいてパティキュレートフィルタ12に捕獲されている排気微粒子量を検出する。つまり、排気微粒子の捕獲量が多くなるとパティキュレートフィルタ12上流側の排気圧力が高くなり、差圧が大きくなることから、その差圧に基づいてパティキュレータフィルタ12に捕獲されている排気微粒子量を検出することが可能である。
ステップS3では、ステップS2で検出された排気微粒子量が第1所定値A1以上か否か判定する。
ステップS3でNOと判定された時、つまり、パティキュレートフィルタ12に捕獲された排気微粒子量が少なく、再生の必要がない場合、リターンする。
また、ステップS3でYESと判定された時、つまり、排気微粒子量が第1所定値A1以上になり強制再生が必要になった時、ステップS4に進み、第1所定量A1以上よりも大きな値に設定された第2所定値A2以上か否か判定する。
ステップS4でNOと判定された時、つまり、パティキュレートフィルタ12に捕獲された排気微粒子量が上述した強制再生により再生を行う必要がある時、ステップS5に進み、上述した強制再生による再生条件が成立しているか否か判定する。
ステップS5でYESと判定された時、ステップS6に進み、主噴射の後の膨張行程において後噴射を実行し、パティキュレートフィルタ12を再生する。
続く、ステップS7では排気微粒子量が第1、第2所定値A1、A2よりも小さな値に設定された第3所定値(略0近傍の値)よりも小さくなったか否か判定する。
ステップS7でNOと判定された時、つまり、再生がまだ十分に行われていない場合、ステップS5の前に戻る。
また、ステップS7でYESと判定された時、つまり、ステップS6による再生によって排気微粒子量が十分に燃焼除去され、再生が十分に進んだとみなせる場合、ステップS8に進み、後噴射を中止して、再生を終了する。
また、上記ステツプS4でYESと判定された時、つまり、排気微粒子が第1所定値A1よりも大きく設定された第2所定値A2以上になり手動再生が必要になった時、ステップS9に進み、車両が停車状態にあるか否か判定する。
ステップS9でYESと判定された時、ステップS10に進み、既に手動再生中か否か判定する。
ステップS10でNOと判定された時、ステップS11に進み、再生指示ランプ30を点灯する。
続く、ステップS12では手動再生スイッチ27がONされているか否か判定する。
ステップS12でYESと判定された時、ステップS13に進み、後方の構造物との距離が所定値以下か否か判定する。
ステップS13でYESと判定された時、つまり、自車と後方の構造物との距離が短く接近している場合、ステップS14に進み、手動再生禁止フラグFmを1にセットする。
続く、ステップS15では、手動再生不可表示ランプ31を点灯して、手動再生が禁止されている事を表示するとともに、手動再生不可理由表示手段32に手動再生を禁止している理由(後方の構造物に接近している)を表示する。
また、ステップS13でNOと判定された時、つまり、自車と後方の構造物とが十分に離れている場合、ステップS16に進み、上述した手動再生、つまり、圧縮行程上死点近傍で噴射される主噴射の噴射量を通常時の噴射量よりも所定量増量、例えば、アイドル回転数を通常のアイドル回転数(例えば、750rpm)から手動再生用の第1目標回転数(例えば、1750rpm)まで上昇させるために必要な量増量するとともに、主噴射の後の膨張行程において所定量の後噴射を追加実行する。また、再生指示ランプ30を点滅させ、手動再生中であることを乗員に報知するとともに、手動再生禁止フラグFmを0にリセットする。
続く、ステップS17では、排気微粒子量が第1、第2所定値A1、A2より小さく、かつ第3所定値A3よりも大きく設定された第4所定値以下になったか否か判定する。
ステップS17でYESと判定された時、つまり、排気微粒子量が第4所定値A4よりも少なくなるまで再生が行われたことから、ステップS18に進み、手動再生を終了するとともに、再生指示ランプ30を消灯する。
また、ステップS17でNOと判定された時は、ステップS9の判定の前まで戻る。
尚、第4所定値A4を第3所定値A3より大きく設定している理由は、手動再生時間を可能な限り短縮することを優先したためであるが、完全な再生を優先する場合は、再生第4所定値A4を第3所定値A3と同様の値(略0近傍の値)に設定してもよい。
また、ステップS10でYESと判定された時は、既に手動再生中であるため、ステップS10乃至S13の処理をバイパスして、ステップS16に進み、引き続き、手動再生を実行する。
また、ステップS9でNOと判定された時は、ステップS19に進み、手動再生中か否か判定する。
ステツプS19でYESと判定された時は、ステップS18に進み、手動再生を終了するとともに、再生指示ランプ30を消灯し、NOと判定された時は、リターンする。
以上のように、実施形態1によれば、車両と、車両後方の構造物との距離が所定値以下になった時、手動再生によるパティキュレートフィルタ20の再生が禁止されるため、車両後方の構造物に対する熱的な影響を抑制することができる。
また、車両走行中にパティキュレートフィルタ22に捕獲された排気微粒子量が第1所定値A1以上になった時、強制再生(第1再生手段)によってパティキュレートフィルタ22の再生が行われるため、手動再生(第2再生手段)による再生頻度を低下させることができ、乗員による操作の煩雑化を抑制することができる。
また、パティキュレートフィルタ22に捕獲された排気微粒子量が第2所定値A2以上になった時、手動再生(第2再生手段)によりパティキュレートフィルタ22の再生が行われるため、強制再生(第1再生手段)による再生が行われない状態が継続された場合でも、パティキュレートフィルタ22の再生を行うことができる。
また、再生が禁止されている時、再生が禁止されている事及びその理由が、手動再生不可表示ランプ31、手動再生不可理由表示手段32によって乗員に報知されるため、乗員の違和感を抑制することができる。
(実施形態2)
実施形態2では、実施形態1の再生制御に加え、車両を手動再生可能な位置まで容易に移動できるように車両の移動を支援する制御を行う例を示す。
以下、実施形態2に関する車両の移動支援制御を、図5の車両移動支援フローチャート、図6の画像表示例に基づいて説明する。
図5のフローチャートは、ナビゲーションシステムの表示画面スイッチ(不図示)がONされると、その処理が開始され、まず、ステップS20では手動再生禁止フラグFmが1にセットされているか否か判定する。
ステップS20でYESと判定された時、ステップS21に進み、図6に示すように、駐車位置表示手段34(ナビゲーション表示画面)に、自車V1の後方近傍の撮影画像を表示するとともに、その画像上に、自車V1の排気口EXと後方の構造物(ここでは他の車両V2)とが手動再生可能な所定距離以上離れる再生可能位置Xをオーバーライトする。
また、ステップS20でNOと判定された時は、ステップS22に進み、変速レンジ位置センサ25により検出されたレンジ位置がリバースレンジか否か判定する。
ステップS22でYESと判定された時、ステップS23に進み、駐車位置表示手段34(ナビゲーション表示画面)に車両後方及びその周辺の撮影画像を表示し、乗員に対する駐車支援を行う。
また、ステップS22でNOと判定された時は、ステップS23の処理をバイパスしてリターンする。
以上のように、実施形態2によれば、駐車位置表示手段34(ナビゲーション表示画面)によって再生可能位置Xが表示されるため、再生可能位置Xまでの自車V1の移動を容易に行うことができる。
(実施形態3)
実施形態1では、自車と後方の構造物との距離が所定値以下の時は、手動再生を禁止する例を示したが、これでは、手動再生の実行頻度が低下し、排気微粒子の再生が遅れる虞がある。
実施形態3では、自車と後方の構造物との距離に応じて手動再生におけるアイドル回転数の設定を変更することによって、後方の構造物に対する熱的な影響を抑制しつつ、手動再生の実行を維持する例を示す。
以下、実施形態3に関する再生制御を、図7のフローチャートに基づき説明する。
図7のフローチャートは、図4のフローチャートの破線で囲んだ処理のみ実施形態1と異なるため、以下、その相違点についてみ図示し、説明する。
図7のステップS12でYESと判定された時、ステップS30に進み、図8に示すように、後方の構造物との距離に応じてアイドル時の目標回転数を設定する。
続く、ステップS31では、上述した手動再生、つまり、圧縮行程上死点近傍で噴射される主噴射の噴射量を、ステップS30で設定した目標回転数に維持するために必要な量増量するとともに、主噴射の後の膨張行程において所定量の後噴射を追加実行する。また、再生指示ランプ30を点滅させ、手動再生中であることを乗員に報知する。
以上のように、実施形態3によれば、手動再生は、車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離が所定値以下の時は、所定値よりも大きい時に対してアイドル時の目標回転数が低く設定されるため、排気ガス温度の上昇を抑制することができる。
従って、車両に隣接する他の構造物に対する熱的な影響を抑制しつつ、手動再生の実行を維持することができ、早期にパティキュレートフィルタ22を再生することができる。
また、実施形態1と同様、車両走行中にパティキュレートフィルタ22に捕獲された排気微粒子量が第1所定値A1以上になった時、強制再生(第1再生手段)によってパティキュレートフィルタ22の再生が行われるため、手動再生(第2再生手段)による再生頻度を低下させることができ、乗員による操作の煩雑化を抑制することができる。
また、実施形態1と同様、パティキュレートフィルタ22に捕獲された排気微粒子量が第2所定値A2以上になった時、手動再生(第2再生手段)によりパティキュレートフィルタ22の再生が行われるため、強制再生(第1再生手段)による再生が行われない状態が継続された場合でも、パティキュレートフィルタ22の再生を行うことができる。
また、実施形態1と同様、再生が禁止されている時、再生が禁止されている事及びその理由が、手動再生不可表示ランプ31、手動再生不可理由表示手段32によって乗員に報知されるため、乗員の違和感を抑制することができる。
尚、本実施形態では、手動再生を促す指示手段として、再生指示ランプ30の例を示したが、再生指示ランプ30の代りに、再生指示ブザーを採用したり、ナビゲーションシステムを備えた車両であれば、ナビゲーションの画面等に手動再生の開始を促すメッセージを表示させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、エンジンとしてディーゼルエンジンに適用した例を示したが、その他、ガソリンエンジンに適用するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る全体構成図。 本発明の実施形態に係るコントロールユニットに対する入出力関係を示す図。 本発明の実施形態に係る再生制御の説明図。 本発明の実施形態1に係る再生制御フローチャート。 本発明の実施形態2に係る車両の移動支援フローチャート。 本発明の実施形態2に係る移動支援表示画面の一例を示す図。 本発明の実施形態3に係る再生制御フローチャート。 本発明の実施形態3に係る目標回転数の特性を示す図。
符号の説明
1:ディーゼルエンジン
11:酸化触媒
12:パティキュレートフィルタ(フィルタ部材)
13、14:排気圧力センサ(排気微粒子量検出手段)
21:燃料噴射弁
24:車速センサ(停車状態検出手段)
25:レンジ位置検出センサ(停車状態検出手段)
27:手動再生スイッチ
28:距離センサー(距離検出手段)
29:警告ランプ(警告手段)
30:再生指示ランプ(指示手段)
31:手動再生不可表示手段(報知手段)
32:手動再生不可理由表示手段(報知手段)
34:駐車位置表示手段(表示画面)
50:コントロールユニット(再生手段、第1再生手段、第2再生手段、再生禁止手段、再生条件判定手段)

Claims (6)

  1. エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
    該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量に関連するパラメータを検出する排気微粒子量検出手段と、
    乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
    車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、
    上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが所定値以上になり、かつ上記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、乗員に手動再生を指示する指示手段と、
    該指示手段による手動再生の指示中、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する再生手段とを備えたエンジンの制御装置において、
    車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離に関連するパラメータを検出する距離検出手段と、
    該距離検出手段により検出された距離に関連するパラメータが所定値以下の時、上記再生手段によるフィルタ部材の再生を禁止する再生禁止手段とを備えていることを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
    該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量に関連するパラメータを検出する排気微粒子量検出手段と、
    車両の走行中に所定の再生条件が成立したか否か判定する再生条件判定手段と、
    上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが第1所定値以上になり、かつ上記再生条件判定手段により再生条件の成立が判定された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量を燃焼除去してフィルタ部材を再生する第1再生手段と、
    乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
    車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、
    上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが上記第1所定値よりも大きく設定された第2所定値以上になり、かつ上記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、乗員に手動再生を指示する指示手段と、
    該指示手段による手動再生の指示中、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する第2再生手段とを備えたエンジンの制御装置において、
    車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離に関連するパラメータを検出する距離検出手段と、
    該距離検出手段により検出された距離に関連するパラメータが所定値以下の時、上記第2再生手段によるフィルタ部材の再生を禁止する再生禁止手段とを備えていることを特徴とするエンジンの制御装置。
  3. 上記再生禁止手段によりフィルタ部材の再生が禁止されている時、再生が禁止されている事を乗員に報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンの制御装置。
  4. 車両と、該車両に隣接する他の構造物との位置関係を表示する表示画面を備え、
    該表示画面は、手動再生可能な位置を表示するよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のエンジンの制御装置。
  5. エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
    該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量に関連するパラメータを検出する排気微粒子量検出手段と、
    乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
    車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、
    上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが所定値以上になり、かつ上記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、乗員に手動再生を指示する指示手段と、
    該指示手段による手動再生の指示中、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべく燃料を増量してエンジン回転数を設定回転数まで上昇し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する再生手段とを備えたエンジンの制御装置において、
    車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離に関連するパラメータを検出する距離検出手段を備え、
    上記再生手段は、上記距離検出手段により検出された距離に関連するパラメータが所定値以下の時は、所定値よりも大きい時に対して上記設定回転数を低く設定するよう構成されていることを特徴とするエンジンの制御装置。
  6. エンジンの排気通路に配設され、排気ガス中の排気微粒子を捕獲するフィルタ部材と、
    該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量に関連するパラメータを検出する排気微粒子量検出手段と、
    車両の走行中に所定の再生条件が成立したか否か判定する再生条件判定手段と、
    上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが第1所定値以上になり、かつ上記再生条件判定手段により再生条件の成立が判定された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子量を燃焼除去してフィルタ部材を再生する第1再生手段と、
    乗員による操作が可能とされ、上記フィルタ部材の再生を開始させるための手動再生スイッチと、
    車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、
    上記排気微粒子量検出手段により検出された排気微粒子量に関連するパラメータが上記第1所定値よりも大きく設定された第2所定値以上になり、かつ上記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出された時、乗員に手動再生を指示する指示手段と、
    該指示手段による手動再生の指示中、上記手動再生スイッチが手動再生開始状態に操作された時、上記フィルタ部材に流入される排気ガス温度を上昇させるべくエンジンの制御態様を変更し、当該フィルタ部材に捕獲された排気微粒子を燃焼除去してフィルタ部材を再生する第2再生手段とを備えたエンジンの制御装置において、
    車両の排気口と当該車両に隣接する他の構造物との距離に関連するパラメータを検出する距離検出手段を備え、
    上記第2再生手段は、上記距離検出手段により検出された距離に関連するパラメータが所定値以下の時は、所定値よりも大きい時に対して上記設定回転数を低く設定するよう構成されていることを特徴とするエンジンの制御装置。
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