JP2005124702A - 車両用表皮材、車両用座席並びに車両用表皮材の製造方法 - Google Patents

車両用表皮材、車両用座席並びに車両用表皮材の製造方法 Download PDF

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健一 長谷川
Takao Saito
隆男 斎藤
Hideki Tokumoto
英樹 徳元
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Abstract

【課題】 本発明の目的は、表面にデザイン性に優れた模様や文字などの形状を備え、特に、屋外に曝される座席に適用可能な、車両用表皮材、車両用座席並びに車両用表皮材の製造方法を提供する。
【解決手段】 車両用座席Sに用いられる車両用表皮材10であって、座席Sの少なくとも着座部を被覆する第一の表皮材1と、この第一の表皮材1の着座面側でデザイン形状を形成する第一の表皮材1とは異なる第二の表皮材2とを備え、第一の表皮材1及び第二の表皮材2は熱溶着性を有する樹脂シートを、溶着により接合して、異なる外観を表皮材10の表面に形成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は車両用表皮材、車両用座席並びに車両用表皮材の製造方法に係り、特に、自動二輪車等の屋外に曝される座席に適用可能であり、高いデザイン性を有する車両用表皮材、車両用座席並びに車両用表皮材の製造方法に関する。
一般に、自動二三輪車の座席は、ボトムプレート上にクッション材が配置され、このクッション材を耐候性のある表皮材で被覆することにより形成されている。
このように、耐候性のある表皮材でクッション材を被覆することにより、クッション材への雨水の浸入を防ぎ、クッション材が劣化する等の不都合を防止している。
従来の自動二三輪車用の座席は、屋外での使用に適した構成となっているが、その一方で外観は画一的なものとなっており、車体のデザインや乗員の好みに対応した、デザイン性の高い座席が要望されている。
デザイン性を確保するため、従来では、例えば座席カバーを被せることなどにより、座席に所望のデザインとなるような手段を用いていた。しかし、このような手段では、座席カバーと座席との一体感が得にくく、良好な外観が得られないという不都合があった。
また、デザイン性を確保するための他の手段としては、クッション材をボトムプレートに対して取り替え可能とし、クッション材の色彩やデザインを変えることにより、乗員の好みに合った座席とすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
或いは、成形型の型面に絵柄インキ層を形成し、真空成形することにより、シート材に前記絵柄インキ層を転写する、シート材への加飾方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−351391号公報(第3頁、図4) 特開平11−235753号公報(第4頁、図1)
上記特許文献1に開示された技術によれば、座席のデザインや色彩を乗員の好みに合わせて取り替えることが可能となる。
しかし、上記技術では、自動二輪車のタイプに合わせて異なる形状のクッション材を準備する必要があった。また、クッション材自体が外部に露見する構成であるため、クッション材の材質が耐候性のある材質に限られてしまっていた。
また、上記特許文献2に開示された技術では、印刷層の転写であるため、耐候性に乏しく、経時により絵柄が薄くなったり、剥がれてしまう恐れがあり、特に自動二輪車の座席等、屋外で使用される物品へ適用する際には不都合があった。
特に自動二輪車の座席等に用いた場合には、着座を繰り返すと、こすれにより絵柄が消えてしまうという問題があった。
また、インキの種類や濃度などの調整が必要であり、型面にインキが残った場合には清掃を行う必要があり、工程管理に手間がかかるという問題があった。
或いは、図18に示すように、座席を被覆している表皮材111とは別に、別色や別素材の表皮材112を準備し、縫製113により加飾を行う方法が考えられる。しかし、この場合は、縫製部分で表皮材に穴が開いてしまうため、この部分から雨水等が浸入し、クッション材を劣化させてしまうため、雨水等の浸入防止対策が必要となり、外観性を損なうという問題がある。また、加飾表皮材112の端部112aがめくれてしまい、外観上も好ましくなかった。
本発明の目的は、表面にデザイン性に優れた模様や文字などの形状を備え、特に、屋外に曝される座席に適用可能な、車両用表皮材、車両用座席並びに車両用表皮材の製造方法を提供することにある。
前記課題は、請求項1に係る車両用表皮材によれば、車両用座席に用いられる車両用表皮材であって、前記座席の少なくとも着座部を被覆する第一の表皮材と、該第一の表皮材の着座面側でデザイン形状を形成する前記第一の表皮材とは異なる第二の表皮材とを備え、前記第一の表皮材及び第二の表皮材は熱溶着性を有する樹脂シートを、溶着により接合して、異なる外観を表皮材の表面に形成した、ことにより解決される。前記第一の表皮材と第二の表皮材とは、色,表面の模様,材質のうち少なくとも一つが異なると好適である。
上記構成により、第二の表皮材の形状に応じて、第一の表皮材の表面に様々なデザイン形状を付すことが可能となる。また、第二の表皮材は、熱溶着により第一の表皮材の表面に接着されているので、第一の表皮材は一枚ものの状態を保つこととなり、クッション材を被覆したときに、クッション材へ雨水等が浸入することがない。従って、自動二輪車等の座席のように、屋外に曝される座席にも適用可能である。
また、絵柄部が印刷等ではなく、第二の表皮材から構成され、しかも第二の表皮材は溶着により第一の表皮材に一体に接合されているので、経時によるかすれや剥がれ等が発生することなく、長期に渡って好適な外観を保つことが可能である。
また、第一の表皮材と第二の表皮材について、色,表面のシボ模様或いは材質を変えることにより、第二の表皮材により形成されるデザイン形状をより際だたせることが可能となる。
さらにまた、前記第一の表皮材に、表皮材を実際に縫製したものと同一外観を有するステッチ模様が転写によって形成されていると、複数枚の表皮材を実際に縫製で接合した外観とすることができ、高級感を得ることが可能となる。また、ステッチ模様によるデザインが呈されることにより、さらにバラエティに富んだ外観とすることが可能となる。
本発明に係る車両用座席は、前記請求項1乃至3いずれか記載の車両用表皮材で被覆され、異なる外観を表皮材の表面に形成されているので、一枚ものの表皮材で被覆された構成でありながら、デザイン性に富んだ座席とすることが可能となる。
本発明の車両用表皮材は、次の製造方法により形成される。
すなわち、車両用座席に用いられる車両用表皮材であって、前記座席の少なくとも着座部を被覆する第一の表皮材と、該第一の表皮材の表面側でデザイン形状を形成する、前記第一の表皮材とは異なる第二の表皮材とを備えた車両用表皮材の製造方法であって、前記第一の表皮材に前記第二の表皮材を配置する工程と、前記第一の表皮材と第二の表皮材を、該第二の表皮材のデザイン形状に合わせて溶着する工程と、前記第二の表皮材のうち溶着されていない部分を前記デザイン形状に沿って取り除く工程と、を備えたことを特徴とする。
このように、第一の表皮材に第二の表皮材を配置し、第一の表皮材と第二の表皮材をデザイン形状に溶着するという簡単な方法で、デザイン形状が付された表皮材を製造することが可能となる。
また、本発明の方法によれば、第一の表皮材に第二の表皮材を載置してから、溶着を行うことによりデザイン形状を形成するので、位置決め等の工程が必要なく、効率よく製造を行うことが可能である。
本発明の車両用表皮材は、第一の表皮材に第二の表皮材が溶着され、第二の表皮材により幾何学模様や,文字などのデザイン形状が形成されている。したがって、一枚ものの状態を保ちながら、その表面をデザイン性に富んだ外観とすることが可能となる。
また、絵柄部が印刷等ではなく、表皮材から構成されており、しかもこの表皮材は溶着されているので、経時によるかすれや剥がれ等が発生することなく、長期に渡って好適な外観を保つことが可能である。
このため、例えば自動二輪車の座席のように、屋外に曝される物品にも好適に用いることが可能である。
また、表皮材であるため、座席のタイプや形状を問わず、どのような座席にも対応することが可能である。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1は本実施形態に係る車両用表皮材を適用した車両用座席を示す斜視図、図2は車両用表皮材の断面図、図3は第二の表皮材を除去する工程を示す説明図、図4は本実施形態に係る車両用表皮材を適用し、表面に文字形状を備えた車両用座席を示す斜視図である。
本例の表皮材10は、主に車両用の座席に用いられるものであり、特に図1に示す自動二輪車用の座席1のように、屋外で使用される座席に好適に用いることができる。なお、二輪車用座席に限らず、三輪バギー車、袴座式乗り物、建機シート、農機シート、スノーモービル、水上バイク等に関する車両用座席にも用いることができる。
表皮材10は、第一の表皮材1と第二の表皮材2とから構成されている。
第一の表皮材1及び第二の表皮材2は、熱溶着性を有する樹脂シートからなり、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂等から形成されている。
なお、必要に応じて可塑剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、帯電防止剤、顔料、無機充填剤、ウェルダ助剤等の各種添加剤を添加しても良い。
また、第一の表皮材1及び第二の表皮材2の表面に、例えばウレタン系塗料層、シリコーンウレタン塗料層等の表面処理層を設けても良い。また、これらの塗料層に必要に応じて帯電防止剤、老化防止剤、顔料等を添加配合しても良い。
さらに、第一の表皮材1を合成樹脂層と繊維基材層とから構成しても良い。繊維基材層は、織物、編物などの織布、または天然繊維や合成繊維などの不織布からなる。特に、編物等は伸縮性があり、第一の表皮材1の表面にステッチ模様やシボ模様を設けたときに追従するため好適である。
或いは、よりソフトな感触や高級感を出すために、第一の表皮材1の裏面に発泡層を設けた構成としても良い。
第一の表皮材1は、車両用座席のクッション材及びボトムプレートを被覆するものであり、クッション材及びボトムプレートを被覆可能な大きさに形成されている。
第二の表皮材2は、第一の表皮材1の表面に配置されて幾何学模様や文字などのデザイン形状を形成するものであり、第一の表皮材1に溶着により接合されている。第二の表皮材2は、例えば図1に示すように、細いラインで描かれた幾何学模様のデザイン形状に形成されている。
第二の表皮材2は、車両のデザインや乗員の好みに合わせて形成されるものであり、図1に示す形状に限らず、例えば図4に示すような文字形状としても良い。その他、円形,矩形,多角形,ストライプ,植物や動物の形状など、自由な形状に形成することができる。
また、第二の表皮材2は、第一の表皮材1と色,表面の模様,材質のうち少なくとも一つが異なるようにすると、第二の表皮材2がより際だつようになり好適である。
例えば、第一の表皮材1の色が黒である場合、第二の表皮材2を赤,黄,青,白などの色にすると良い。或いは、第二の表皮材2にストライプ模様や水玉模様が印刷されていても良い。
また、第二の表皮材2に、装飾加工として蛍光色トップコートが施されていたり、或いは蛍光物質または蓄光性物質を加えても良い。このような構成とすることにより、夜間走行のときに、自動車のライトや街灯を受けることにより座席が明るく光り、自動車の運転手からの視認性を向上させることが可能である。
また、第一の表皮材1にシボ模様が付されている場合は、第二の表皮材2のシボ模様を異なるものとしたり、或いはシボ模様を付さない状態としても良い。
さらに、第二の表皮材2の材質として、第一の表皮材1の材質と異なるものとすると良い。
このとき、第二の表皮材2として、樹脂製シートと樹脂発泡体の積層体、不織布または織布等の布材に熱可塑性樹脂を含浸させたシート、布材に熱可塑性樹脂を積層した積層体等を用いても良い。
以下、本例の車両用表皮材の製造方法について説明する。
先ず、第一の表皮材1に第二の表皮材2を重ねて配置する。
次に、第一の表皮材1と第二の表皮材2を、デザイン形状に合わせて溶着する。
溶着は高周波ウェルダーにより行う。溶着を行うときは、第一の表皮材1と第二の表皮材2が重ね合わせられた積層体の上に、高周波ウェルダーの電極金型を当てて行う。
例えば、図1に示すようなデザイン形状を形成する場合は、デザイン模様の線幅に形成された棒状の電極金型を使用し、この電極金型を積層体の上でデザイン形状に移動させることにより、溶着を行う。
このとき、電極金型の表皮材10との当接部の形状が、凹状または断面逆V字状に形成されていると好適である。
金型の当接部形状が凹状や断面逆V字状とされた場合は、当接部の縁部がエッジ状になるため、第二の表皮材2の縁部を薄く仕上げることが可能となる。第二の表皮材2の縁部が薄くなると、外観上、第一の表皮材1との一体感が向上され好適である。また、溶着端がきれいに仕上がり、高い密着性を得ることができる。
なお、溶着を行う際、電極金型を移動させるのではなく、移動可能な架台上に表皮材10を載置し、表皮材10側を移動させるようにしても良い。
溶着を行うとき、同時に、上記金型のエッジで、第二の表皮材2をデザイン形状に切り取っていく。このとき、第一の表皮材1は切断されないように、第二の表皮材2のみが切り取られるようにする。
溶着が終了したら、図2に示すように、第一の表皮材1から、第二の表皮材2の不要な部分、すなわちデザイン形状を形成した以外の部分を取り除く。このようにして、第一の表皮材1の上に、第二の表皮材2によるデザイン形状が完成する。
表皮材10は、図3に示すように、第二の表皮材2が第一の表皮材1に溶着部3において溶着され、一体に成形されているので、表面側から見ると、第一の表皮材1の表面に、第二の表皮材2の形状によるデザイン形状が付された外観となっている。
第二の表皮材2は、電極金型のエッジによる圧着と切断により、周縁側が薄くなって第一の表皮材1に密着され、第一の表皮材1に違和感なく一体となって取着されている。
第二の表皮材の形状や色,表面の模様,材質,配設箇所を変えることにより、様々なデザインの表皮材10を得ることが可能となる。
なお、電極金型として、上記のように棒状のものを用いる他に、デザイン形状に形成された電極金型を用いるようにしても良い。
この場合は、第一の表皮材1と第二の表皮材2を積層した上に、デザイン形状に形成された電極金型を当てるだけで、一回の動作で溶着が完了する。
この場合も、金型の当接部形状を凹状や断面逆V字状とし、電極金型の先端にエッジを設けておき、溶着と同時に、第二の表皮材2をデザイン形状に切り取るようにすると良い。
本例では、高周波ウェルダーによる溶着を行うものとして説明したが、これに限らず超音波ウェルダー等、熱溶着を行うことが可能な手法であれば良い。
また、第二の表皮材2によるデザイン形状を形成するときに、第一の表皮材1と第二の表皮材2との間に、反射テープ、色付テープ、エアチューブ、クッション材、線条ヒータ、荷重センサ、雨滴センサ等の所定部材を挟む構成としても良い。センサとヒータとを合わせて配置することにより、センサで乗員が着座したことや雨天になったことを検知し、自動的にヒータに通電がなされ、乗員の体を温めたり、座面を乾かしたりすることが可能となる。
第一の表皮材1と第二の表皮材2との間に所定部材を挟んでデザイン形状を形成する場合は、第一の表皮材1上に、デザイン形状に合わせて予め上記部材を配設しておく。
そして、第一の表皮材1上に第二の表皮材2を配設し、第一の表皮材1と第二の表皮材2とをデザイン形状に合わせて溶着する。
反射テープや色付テープを挟む場合は、第二の表皮材2として透明または半透明のものを用いると好適である。
このようにして、第一の表皮材1と第二の表皮材2との間に、反射テープ等の所定部材が挟持された表皮材10を得ることができる。
上記構成とすることにより、デザイン性に富んだ外観を得ることができるとともに、着座感や乗車時の快適性を向上することが可能となる。
このようにして、デザイン形状が形成された表皮材10は、真空成形等により所定の三次元形状に成形される。
このとき、金型面21にシボ模様やステッチ模様等の凹凸模様を形成しておくことにより、図1に示すように、表皮材10に転写によるステッチ模様13やシボ模様等を同時に付すことも可能であり、表皮材10をよりバラエティに富んだデザインとすることが可能となる。
ここで、図5乃至図17に基づいて、表皮材10にリアルなステッチ模様を形成する方法について説明する。
図5乃至図17に示す例では、表皮材は、表皮10aと、ワディング材10bと、裏面材10cとから構成されている。表皮10aは、合成樹脂層11と繊維基材層12とから構成されている。
表皮材10には、転写により、縫製糸模様21、縫い目穴模様22、接合部模様23、縫製糸が表皮材に食い込んだ状態を示す模様24が形成されている。
上記各形状の表皮材10への転写は、ウェルダー、型押し、真空成形または圧空成形、インジェクション成形、ブロー成形等の従来公知の方法により行われ、特にその製法は問わないものである。
なお、図17に示すように、微細穴を有する多孔性材料からなる真空型27により真空成形または圧空成形により転写を行った場合は、表皮材10を立体形状にする成形と、縫製糸模様21や接合部模様23等の各種模様の転写を同時に行うことができるので、縫製糸模様21や接合部模様23に後から変形が生じることがない。このため、製品としての座席の表面において、複数枚の表皮材を実際に縫製にて接合した細部までもを忠実に完全に同一形状に再現することができ、より本物らしい外観とすることが可能となる。また、表皮材10を後から成形する場合のように模様の位置合わせが必要ないため、作業効率性を向上させることが可能となる。ここで用いる多孔性金型としては、5μm〜25μmの孔径の微細孔を有する多孔性材料からなる金型を用いると好適である。5μm以下では真空効率が劣り、25μm以上では精密な転写ができない。
ステッチ模様13は、縫製糸模様21,縫い目穴模様22,接合部模様23より構成されている。図5は、縫製糸模様21,縫い目穴模様22,接合部模様23が形成された部分の拡大図である。接合部模様23は表皮材10の一般面16よりも突起して形成されている。図5の例では、合成樹脂層11と繊維基材層12とが成形により上方に湾曲され、これにより接合部模様23が盛り上がって形成されている。
このように、接合部模様23が凹凸形状とされることにより、表皮材10において、二枚の表皮材が重ねられた状態が表現される。
接合部模様23の上には、縫製糸模様21が形成されている。縫製糸模様21により、接合部において二枚の表皮材が縫い合わされた状態が表現される。
縫製糸模様21は、シングルステッチの糸目を表す模様である。縫製糸模様21の表面には、繊維をよりあわせた模様が形成されており、本物の糸のような外観となっている。
縫製糸模様21の間には、縫い目穴模様22が形成されている。縫い目穴模様22は、縫い目穴に縫製糸の端部が入り込んだ外観となるように形成されている。
なお、図6に示すように、接合部模様23の部分にアンダーカット部25を設けた構成としても良い。表皮材10の成形材料は軟質で弾性を有しているため、アンダーカット部25については無理抜きにより形成することができる。
アンダーカット部25を設けることにより、接合部模様23が、下側に位置する表皮材10の一般面16へ向けてせり出した外観となり、接合部模様23と下側に位置する表皮材10とが別体のように見えるようになり、二枚の表皮材が重なった状態を、より本物らしく表現することが可能となる。
また、図7に示すように、縫製糸模様21の部分にアンダーカット部25を設けても良い。縫製糸模様21の部分にアンダーカット部25を設けることにより、縫製糸模様21を際だたせ、縫製糸模様21と接合部模様23とが別体であるような外観となり、実際に糸で縫った状態をより本物らしく表現することができる。
アンダーカット部25は、図7に示すように縫製糸模様の一方側に設けても良く、或いは図8に示すように、縫製糸模様の両側に設けても良い。また、全ての縫製糸模様21にアンダーカット部25を設けるのではなく、一つおきに設けたり、ランダムに設けても良い。
図9は本例の表皮材10の分解説明図である。図示されているように、本例の表皮材10は、表皮10aの裏側にワディング材10b及び裏面材10cを備えている。
ワディング材10bとしては、例えばポリウレタンフォーム、PVC(ポリ塩化ビニル)フォーム、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)フォーム、PP(ポリプロピレン)フォーム、PE(ポリエチレン)フォームなどからなるものを使用する。
ワディング材10bは、縫製糸模様21等の縫い目部分以外の領域に配設される。ワディング材10bは、配設箇所の形状に裁断され、縫い目部分にかからない大きさに形成される。ワディング材10bを配設することにより、縫い目を境に、表面にふっくらとした質感を出すことが可能となる。
また、ワディング材10bには裏面材10cが配設されており、この裏面材10cは接着剤によってワディング材10bと表皮10aに接着されている。裏面材10cと表皮10aは、縫い目部分で接合されており、表皮10aと裏面材10cでワディング材10bを挟持する構成となっている。
裏面材10cは、伸縮性を有するシート材からなり、例えばポリ塩化ビニル樹脂からなる樹脂製シート材が使用される。或いは、天然繊維や合成繊維からなる織布、編布、不織布などが採用される。
裏面材10cが設けられていることにより、ワディング材10bが表皮10aに密着して、表面側でのふっくら感が効果的に得られ、また、表皮10aの縫い目部分は裏面材10cに密着してくっきりした谷が形成されるので、表面の凹凸形状をより際だたせることが可能となる。
図10及び図11は、表皮10aへのワディング材10bの取付工程の一例を示す説明図である。
図10及び図11では、真空成形により表皮10aへの模様の転写が行われた例が示されている。ワディング材10bを取り付ける際は、表皮10aとワディング材10bのいずれか又は両方に接着剤を塗布し、表皮10aにワディング材10bを貼着する。
次に、ワディング材10b、ワディング材10bが配設されていない部分の表皮10a、裏面材10cのいずれか又は全てに接着剤を塗布し、図11に示すように、表皮10a及びワディング材10bに裏面材10cを貼着する。
このようにして、図12に示すように、ワディング材10b及び裏面材10cを備えた表皮材10が形成される。
なお、表皮10aへのワディング材10bの取り付けは、図10及び図11に示す方法に限るものではない、すなわち、表皮10aが型内にない状態において、ワディング材10b及び裏面材10cを取り付けるようにしても良い。
また、表皮10aにワディング材10b及び裏面材10cを予め取り付けておき、その後、表皮10aへの転写を行うようにしても良い。
また、表皮10aと裏面材10cとの接合部分について、ウェルダーによる溶着を行っても良い。
図13は、他の態様の接合部模様23を示す説明図である。図13に示す例では、接合部模様23を表皮材10の一般面16よりも突起させるために、接合部模様23の部分の合成樹脂層11を他の部分より厚くすることによって、接合部模様23が盛り上がるように形成されている。
上記のように、接合部模様23の部分の合成樹脂層11を厚くした場合においても、図14に示すように、接合部模様23の部分にアンダーカット部25を設けた構成とすると、二枚の表皮材が重なった状態をよりリアルに表現することができ好適である。
接合部模様23の部分には、さらに図15に示すように、縫製糸が表皮材に食い込んだ状態を表わす模様24が形成されている。二枚の表皮材を縫製するときは、通常は、初めに表皮材の表面側同士を合わせて端部を縫い合わせ、次いで上方に位置している表皮材を反転させ、表面側からステッチを付けて縫製するものであるが、この模様24は、初めに縫製された縫製糸が外部に露見している状態を再現したものである。
そして、表面側から付けられたステッチは、縫製糸模様21として表皮材10の上面に形成されている。
このように、本例の表皮材10では、縫製糸、縫い目穴、接合部は勿論のこと、縫製糸や接合部にアンダーカット部を設けたり、縫製が表皮材に食い込んでいる状態までもが転写され、縫製に関する形状が忠実に復元されている。このようにして、複数枚の表皮材を縫製にて接合した外観と同様の外観が一枚の表皮材上に再現される。
さらに、表皮材10において、接合部模様23を境にして、異なるしぼ模様が賦形された構成としても良い。例えば、座面を被覆する部分と、側面を被覆する部分と、後方側面を被覆する部分とで異なる模様となるように構成すると良い。
本例の座席Sでは、座面を被覆する部分に、飾り縫製部であるパターン部が設けられているが、このパターン部を境にして、異なるしぼ模様の表皮材が接合された外観としても良い。異なる模様の表皮材が隣り合う部分には、それぞれ、縫製糸模様21、縫い目穴模様22、接合部模様23、縫製が表皮材に食い込んでいる模様24が付されており、複数枚の表皮材が実際に縫製にて接合された外観となる。
なお、縫製糸模様21、縫い目穴模様22、接合部模様23等の各模様については、上記構成に限るものではなく、デザインに合わせて自由に変更することができるものである。
例えば、図16に示す表皮材10には、アンダーカット部25が設けられた接合部模様23が形成され、さらに、接合部模様23に隣接して、アンダーカット部25が設けられた縫製糸模様21が形成されている。そして、縫製糸模様21の間には、縫い目穴模様22が形成される。また、しぼ模様についても、上記した構成に限らず、他の模様としたり、異なる艶としたり、或いはしぼ模様を付けない部分を有する構成としても良い。
また、上記実施例では、接合部模様23が一般面16よりも突起した構成を示したが、接合部模様23と一般面16とがフラットになっていても良い。この場合は、例えば、接合部模様23に隣接する一般面16の部分が、接合部模様23と略面一になるように盛り上がって形成される。このように、接合部模様23と一般面16とがフラットな形状とされることにより、接合部が表皮材裏面側に向けて突出しており、表面側には凹凸が現れていない状態が表現される。
さらにまた、上記実施例では、複数枚の表皮材を縫製にて接合した外観を有する表皮材10について説明したが、縫製に限らず、ウェルダー溶着加工にて複数枚の表皮材を接合した外観としても良い。
この場合は、表皮材に、接合部の表皮材重ね合わせの凹凸形状が転写されて接合部模様が形成される。なお、ウェルダー溶着加工による接合部模様を形成した場合においても、必要に応じてアンダーカット部を設け、接合部模様と下側に位置する表皮材とが別体のように見える構成とすると良い。
なお、上記したように、第一の表皮材11上に第二の表皮材2によるデザイン形状を形成してから、真空成形等による成形を行うのではなく、三次元形状に予め成形された表皮材10に、後から、第二の表皮材2によるデザイン形状を形成するようにしても良い。
なお、本例の表皮材10を用いて、例えば自動二輪車用の座席を製造する場合は、表皮材10で、座席の着座部を構成するクッション材及びボトムプレートを被覆し、表皮材10の端末をボトムプレートに固着することにより作成する。このようにして、乗員の好みに対応可能な、デザイン性に富んだ座席を得ることが可能となる。
本例の表皮材10では、第二の表皮材2が第一の表皮材1に溶着により一体に形成されているので、第二の表皮材2のめくれ等がなく、良好な外観を得ることが可能となる。
さらに、第二の表皮材2は第一の表皮材1の上面に取着されているので、第一の表皮材1は一枚ものの状態を保つこととなり、クッション材を被覆したときに、クッション材へ雨水等が浸入することがない。従って、自動二輪車等の座席のように、屋外に曝される座席にも適用可能である。
さらに、絵柄部が印刷等ではなく、第二の表皮材2から構成されているので、経時によるかすれや剥がれ等が発生することなく、長期に渡って好適な外観を保つことが可能である。
なお、図1では、座席1の座面部に第二の表皮材2が配設され、所定のデザイン形状が付された構成が示されているが、これに限らず、座席1の側面や後方に第二の表皮材2が配設され、それぞれデザイン形状が付された構成としても良いことは勿論である。
本実施形態に係る車両用表皮材は、上述のように、屋外で乗車される自動二輪車等の車両以外にも、乗用車、バス、トラック、航空機、鉄道車両、マッサージチェア等の座席に適用することが可能である。
本実施形態に係る車両用表皮材を適用した車両用座席を示す斜視図である。 第一の表皮材から第二の表皮材を取り除く工程を示す説明図である。 本実施形態に係る車両用表皮材の断面図である。 他のデザイン形状を示す説明図である。 縫製糸模様,縫い目穴模様,接合部模様が形成された表皮部分の拡大図である。 アンダーカット部が設けられた接合部模様が付された表皮部分を示す断面図である。 アンダーカット部が片側に設けられた縫製糸模様が付された表皮部分を示す断面図である。 アンダーカット部が両側に設けられた縫製糸模様が付された表皮部分を示す断面図である。 表皮材の分解説明図である。 ワディング材の取付工程を示す説明図である。 ワディング材の取付工程を示す説明図である。 ステッチ模様及びワディング材が設けられた表皮材の断面説明図である。 他の模様の接合部模様を示す説明図である。 図17の接合部模様にアンダーカット部を設けた状態を示す説明図である。 縫製糸が表皮材に食い込んだ状態を表わす模様を示す説明図である。 他の模様付けの例を示す説明図である。 表皮材の製造手段の一例を示す説明図である。 従来例を示す説明図である。
符号の説明
1 第一の表皮材、 2 第二の表皮材、 3 溶着部、 10 表皮材、 10a 表皮、 10b ワディング材、 10c 裏面材、 11 合成樹脂層、 12 繊維機材層、 13 ステッチ模様、 16 一般面、 21 縫製糸模様、 22 縫い目穴模様、 23 接合部模様、 24 縫製糸が表皮材に食い込んだ状態を示す模様、 27 真空型、 S 座席、

Claims (5)

  1. 車両用座席に用いられる車両用表皮材であって、
    前記座席の少なくとも着座部を被覆する第一の表皮材と、該第一の表皮材の着座面側でデザイン形状を形成する前記第一の表皮材とは異なる第二の表皮材とを備え、
    前記第一の表皮材及び第二の表皮材は熱溶着性を有する樹脂シートを、溶着により接合して、異なる外観を表皮材の表面に形成したことを特徴とする車両用表皮材。
  2. 前記第一の表皮材と第二の表皮材とは、色,表面の模様,材質のうち少なくとも一つが異なることを特徴とする請求項1記載の車両用表皮材。
  3. 前記第一の表皮材には、表皮材を実際に縫製したものと同一外観を有するステッチ模様が転写によって形成されたことを特徴とする請求項1記載の車両用表皮材。
  4. 前記請求項1乃至3いずれか記載の車両用表皮材で被覆され、異なる外観を表皮材の表面に形成したことを特徴とする車両用座席。
  5. 車両用座席に用いられる車両用表皮材であって、前記座席の少なくとも着座部を被覆する第一の表皮材と、該第一の表皮材の表面側でデザイン形状を形成する、前記第一の表皮材とは異なる第二の表皮材とを備えた車両用表皮材の製造方法であって、
    前記第一の表皮材に前記第二の表皮材を配置する工程と、
    前記第一の表皮材と第二の表皮材を、該第二の表皮材のデザイン形状に合わせて溶着する工程と、
    前記第二の表皮材のうち溶着されていない部分を前記デザイン形状に沿って取り除く工程と、を備えたことを特徴とする車両用表皮材の製造方法。
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