JP2016101871A - 表皮材及びそれを用いた車両用天井材 - Google Patents
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Abstract
【課題】織組織、編組織又はプリントにより遠近法を活用した意匠面が形成される表皮材、及びこの表皮材を用いてなる表皮層を備え、独特の意匠性を有する車両用天井材を提供する。【解決手段】少なくとも基材層と表皮層とを備える車両用天井材の表皮層として用いられる表皮材であって、織組織、編組織又はプリントにより遠近法を活用した意匠面が形成される。また、織組織により遠近法を活用した意匠面が形成されることが好ましい。更に、遠近法は各種あり、どのような遠近法を活用してもよいが、グラデーション遠近法が好ましい。また、車両用天井材は、遠近法を活用した意匠面が形成される表皮材を用いてなる。【選択図】図5
Description
本発明は表皮材及びそれを用いた車両用天井材に関する。更に詳しくは、本発明は、織組織、編組織又はプリントにより遠近法を活用した意匠面が形成される表皮材、及びこの表皮材を用いてなる表皮層を備え、独特の意匠性を有する車両用天井材に関する。
従来、車両用天井材の表皮層を構成する表皮材としては、伸び易いニットが多く用いられている。しかし、ニットはループにより構成されているため、緻密さに乏しく、高級感に劣るとともに、緻密な柄を表現することが難しい。そのため、プリントやエンボス等で意匠性を向上させる工夫が行われているが、繊細さや光沢を併せ持たせることは難しい。一方、車両用天井材の表皮材として織物、不織布等も用いられているが、不織布では繊維が一定方向に並んでいないためマットな風合い、若しくは等方性の光沢しか表現できず、ペパーライクな表面感となり必ずしも意匠性に優れるとは言えない。
更に、コンピューターグラフィックス技術を用いた陰影処理及び網点処理によって加工された陰影のある網点模様が、スクリーン捺染によって捺染された布帛が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この布帛では、陰影のある網点模様が、ドットの着色域及び非着色域の大きさでグラデーションを表しており、立体可視な絵柄、文字、図形、画像のうちの1種以上が描かれていると説明されている。また、この布帛からなる模様付きシートは、例えば、車両内装材などに適用されると記載されている。
特許文献1には、陰影のある網点模様が、スクリーン捺染によって捺染された布帛からなる模様付きシートが記載されており、車両内装材などに適用されることも記載されている。しかし、特許文献1には、模様付きシートを車両用内装材、特に大型の内装材である天井材の表皮材として用いることについては具体的には言及されていない。また、例えば、陰影のある網点模様が、ドットの着色域及び非着色域の大きさでグラデーションを表している模様付きシートにより表装されたソファが例示されている。しかし、このグラデーションは、色調、絵柄等が連続して変化している形態とは全く異なるものである。更に、引用文献1に記載の布帛のように、プリントによる絵柄等の付与は一般的になされていることである。しかし、表皮材に施された加飾によって視覚的に空間の拡がりを感じさせる試みはなされていない。例えば、車両のうちでも特に乗用車では、空気抵抗を低減させるためには天井を低くすることが好ましく、これまで、実空間として車室空間に拡がりを感じさせることには限界があった。
本発明は、上述の従来の状況に鑑みてなされたものであり、遠近法を活用した表皮材を用いた車両用天井材とすることにより、乗員に車室空間の拡がり等を十分に感じさせることができる表皮材及びそれを用いた車両用天井材を提供することを目的とする。
本発明は以下のとおりである。
1.少なくとも基材層と表皮層とを備える車両用天井材の前記表皮層として用いられる表皮材であって、
織組織、プリント又は編組織により遠近法を活用した意匠面が形成されることを特徴とする表皮材。
2.前記織組織により遠近法を活用した意匠面が形成される前記1.に記載の表皮材。
3.前記遠近法がグラデーション遠近法である前記1.又は2.に記載の表皮材。
4.前記1.乃至3.のうちのいずれか1項に記載の表皮材を用いて形成された前記表皮層を備えることを特徴とする車両用天井材。
1.少なくとも基材層と表皮層とを備える車両用天井材の前記表皮層として用いられる表皮材であって、
織組織、プリント又は編組織により遠近法を活用した意匠面が形成されることを特徴とする表皮材。
2.前記織組織により遠近法を活用した意匠面が形成される前記1.に記載の表皮材。
3.前記遠近法がグラデーション遠近法である前記1.又は2.に記載の表皮材。
4.前記1.乃至3.のうちのいずれか1項に記載の表皮材を用いて形成された前記表皮層を備えることを特徴とする車両用天井材。
本発明の表皮材は、例えば、車両用天井材の表皮層として用いることができ、この表皮層には、織組織、プリント又は編組織により遠近法を活用した意匠面が形成される。これにより、車両のうちでも特に天井を高くし難い乗用車であっても、乗員に車室空間の拡がりを十分に感じさせることができ、閉塞感のない快適な車室空間とすることができる。
また、織組織により遠近法を活用した意匠面が形成される場合は、緻密であり、高級感に優れ、車室空間の十分な拡がりを感じることができるとともに、意匠性に優れた表皮層を形成することができる。
更に、遠近法がグラデーション遠近法である場合は、色調、絵柄等が強調される側を、例えば、乗用車の後席側とすることで、乗員は高級感を体感することができる。一方、色調、絵柄等が単調な側を、例えば、乗用車の前席側とすることで、運転者は落ち着いた気持ちで運転することができる。
本発明の車両用天井材は、本発明の表皮材を用いてなる表皮層を備える。これにより、乗員に、車室空間の拡がり等を十分に感じさせることができ、閉塞感のない快適な車室空間とすることができる。
また、織組織により遠近法を活用した意匠面が形成される場合は、緻密であり、高級感に優れ、車室空間の十分な拡がりを感じることができるとともに、意匠性に優れた表皮層を形成することができる。
更に、遠近法がグラデーション遠近法である場合は、色調、絵柄等が強調される側を、例えば、乗用車の後席側とすることで、乗員は高級感を体感することができる。一方、色調、絵柄等が単調な側を、例えば、乗用車の前席側とすることで、運転者は落ち着いた気持ちで運転することができる。
本発明の車両用天井材は、本発明の表皮材を用いてなる表皮層を備える。これにより、乗員に、車室空間の拡がり等を十分に感じさせることができ、閉塞感のない快適な車室空間とすることができる。
以下、図を参照しながら、本発明を詳しく説明する。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
[1]遠近法を活用した意匠面が形成される表皮材及びそれを用いた車両用天井材
本発明の表皮材は、少なくとも基材層2と表皮層4とを備える車両用天井材1の表皮層4として用いられる表皮材である(図6参照)。また、この表皮材の織組織、プリント又は編組織により、車両用天井材1の表皮層4に遠近法を活用した意匠面が形成される。遠近法を活用した意匠面は、織組織、プリント又は編組織により形成することができるが、織組織により形成されることが好ましい。更に、各種の遠近法のうちでは、グラデーション遠近法が好ましい。
本発明の表皮材は、少なくとも基材層2と表皮層4とを備える車両用天井材1の表皮層4として用いられる表皮材である(図6参照)。また、この表皮材の織組織、プリント又は編組織により、車両用天井材1の表皮層4に遠近法を活用した意匠面が形成される。遠近法を活用した意匠面は、織組織、プリント又は編組織により形成することができるが、織組織により形成されることが好ましい。更に、各種の遠近法のうちでは、グラデーション遠近法が好ましい。
遠近法を活用した表皮材を用いた車両用天井材とすることで、乗員が、車室の天井を高く感じる、及び車室空間の拡がりを感じる等の視覚効果が奏される。遠近法としては、グラデーション遠近法、大小遠近法、空気遠近法、色彩遠近法、重なりの遠近法、鳥瞰図遠近法、幾何学遠近法、消失遠近法及び墨絵遠近法等が挙げられる。
本発明では、特にグラデーション遠近法を活用した表皮材であることが好ましい。このような表皮材であれば、車両用内装材のうちでも特に面積が大きく、凹凸及び開口部の多い天井材であっても、車室空間の拡がりが容易に且つ十分に感じられるとともに、閉塞感のない快適な車室空間とすることができる。
グラデーション遠近法を活用した表皮材を用いてなる車両用天井材では、前後方向及び幅方向における色調の変化、図柄の配置等は、車両の種類、用途、車格、天井の高さ及び車室空間の大きさなどによって適宜調整することができる。例えば、高級セダンの幅方向の中央部において前後方向に濃色を配し、中央部から離れるにつれて淡色になるようにすることで、車室空間の幅方向の拡がりを視覚的に感じさせることができる(図1参照)。また、高級セダンの後席頭上を楕円形の中心部として濃色を配し、中心部から離れるにつれて淡色になるようにすることで、車室空間の拡がりを視覚的に感じさせることができる(図2参照)。
また、例えば、高級セダンの幅方向の中央部に明瞭なメッシュ柄を配し、中央部から離れるにつれて淡いメッシュ柄となるようにすることで、車室空間の幅方向の拡がりを視覚的に感じさせることができる。更に、高級セダンの後席頭上を楕円形の中心部とし、この中心部から離れるにつれて図柄を暈すようにすることで、車室空間の拡がりを視覚的に感じさせることができる。また、例えば、ミニバンの2列目の座席の頭上を淡色とし、車両の前後方向に濃色となるようすることで、天井の高さを視覚的に感じさせることができる(図3参照)。
更に、運転席及び助手席の各々の頭上に濃色のボーダー柄を配し、それぞれのボーダー柄を車両の前後方向に淡色のボーダー柄とすることもできる(図4参照)。また、車両の幅方向の中央部に濃色のボーダー柄を配し、中央部から離れるにつれて淡色のボーダー柄とすることもできる。更に、車室の対角線に沿って濃色のボーダー柄を配し、対角線と直交する方向に向かって徐々に淡色のボーダー柄となるようにすることもできる。
尚、無地及び図柄を有する場合のいずれであっても、色調は特に限定されないが、車両用天井材の場合、灰色系、橙色系等が多い。例えば、灰色系では、高級セダンの幅方向の中央部において前後方向を黒色とし、中央部から離れるにつれて灰色から白色に近似の淡色になっていくようにすることができる。
尚、無地及び図柄を有する場合のいずれであっても、色調は特に限定されないが、車両用天井材の場合、灰色系、橙色系等が多い。例えば、灰色系では、高級セダンの幅方向の中央部において前後方向を黒色とし、中央部から離れるにつれて灰色から白色に近似の淡色になっていくようにすることができる。
また、グラデーション遠近法を活用した意匠面が形成される表皮材では、濃淡などのグラデーションの繰り返し回数は、濃淡を1周期とした場合、2周期であることが好ましく、1.5周期であることがより好ましく、1周期であってもよい。グラデーションの繰り返し回数が過多であると、天井が波打って見えることになり易く、好ましくない。尚、濃淡などのグラデーションは、車室の後席側、前席側、又は幅方向の右側、左側(運転席側、助手席側)のいずれに濃色側が配され、淡色側が配されるかなども考慮して設定することが好ましい。
更に、他の遠近法の具体例としては、例えば、大小遠近法では、幅方向の中央部において前後方向に大きな図柄を配し、中央部から離れるにつれて図柄を小さくすることすることで、車室空間の幅方向の拡がりを視覚的に感じさせることができる。また、空気遠近法では、幅方向の中央部において前後方向において明瞭な図柄とし、中央部から離れるにつれて図柄を暈すとともに、青色等の寒色の色調とすることすることで、車室空間の幅方向の拡がりを視覚的に感じさせることができる。更に、色彩遠近法では、幅方向の中央部において前後方向を橙色等の暖色とし、中央部から離れるにつれて青色等の寒色とすることすることで、車室空間の幅方向の拡がりを視覚的に感じさせることができる。
[2]織組織、プリント又は編組織について
遠近法を活用した意匠面が形成される表皮材は、織組織、プリント又は編組織により形成することができる。これらのうちでは、織組織又はプリントにより形成された表皮材が好ましく、織組織により形成された表皮材が特に好ましい。織組織により表皮材を形成するときはジャガード織機を用いることができ、例えば、2色のグラデーション遠近法を表現するには、縦糸と緯糸の色をそれぞれ別の2色に設定し、意匠面側に出現させる経糸と緯糸の割合をコントロールすることで、自由なグラデーション柄を表現することができる。色を2色又はそれ以上に設定する方法としては、色の異なる原着糸や先染め糸を用いたり、染色時に染め分けたりすること、及びそれらの組み合わせなどが挙げられる。また、更に複雑な意匠表現を求める場合、経糸に予め所望の色の糸を配置したり、緯糸を多色使いとすることで、カラーミックスなど複雑な表現が可能となる。但し、幅広のジャガード織機を用いる場合は、例えば5釜に分割されてリピートされていることが多いが、例えば、経方向に左右対称の柄を設定する場合、1釜のジャガード織機を用いるなどの工夫が必要となる。
遠近法を活用した意匠面が形成される表皮材は、織組織、プリント又は編組織により形成することができる。これらのうちでは、織組織又はプリントにより形成された表皮材が好ましく、織組織により形成された表皮材が特に好ましい。織組織により表皮材を形成するときはジャガード織機を用いることができ、例えば、2色のグラデーション遠近法を表現するには、縦糸と緯糸の色をそれぞれ別の2色に設定し、意匠面側に出現させる経糸と緯糸の割合をコントロールすることで、自由なグラデーション柄を表現することができる。色を2色又はそれ以上に設定する方法としては、色の異なる原着糸や先染め糸を用いたり、染色時に染め分けたりすること、及びそれらの組み合わせなどが挙げられる。また、更に複雑な意匠表現を求める場合、経糸に予め所望の色の糸を配置したり、緯糸を多色使いとすることで、カラーミックスなど複雑な表現が可能となる。但し、幅広のジャガード織機を用いる場合は、例えば5釜に分割されてリピートされていることが多いが、例えば、経方向に左右対称の柄を設定する場合、1釜のジャガード織機を用いるなどの工夫が必要となる。
更に、織組織によれば、色調及び図柄を変化させる自由度が高く、且つ精緻な図柄を表現することができる。また、織組織による凹凸を付与することもでき、プリントでは表現することのできない高級感のある意匠面とすることができる。織組織による凹凸は、例えば、経糸及び緯糸のうちの少なくとも一方の糸として、高伸縮糸と低伸縮糸とを用いることで付与することができる。更に、低伸縮糸として、高伸縮糸に比べて濃色な糸、又は高伸縮糸に比べて光沢度が高い糸を用いることにより、凹凸感をより高めることもできる。
また、プリントの場合も、色調及び図柄を変化させる自由度が高く、且つ精緻な図柄を表現することもできる。更に、エンボス加工等を組み合わせることによって凹凸感のある意匠面とすることもできる。一方、編組織により表皮材を形成するときはジャガード編機を用いることができ、色調及び図柄を連続的に変化させることができる。また、幅方向に色調及び濃淡を連続的に変化させるときは、経編において整経時に配色することができる。更に、前後方向に色調及び濃淡を連続的に変化させるときは、緯編において供給する糸により配色することができる。
[3]表皮材に用いられる織物
遠近法を活用した意匠面が形成される表皮材には織物41(図6、7参照)を用いることが好ましい。この織物41の織組織は特に限定されず、平織、綾織、朱子織等のいずれであってもよい。また、織物41を構成する糸も特に限定されず、種々の糸を用いることができる。糸の素材は特に限定されないが、通常、合成樹脂が用いられる。この合成樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂などが挙げられる。これらは1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの合成樹脂のうちでは、ポリエステル系樹脂が用いられることが多く、特にPETがより好ましい。
遠近法を活用した意匠面が形成される表皮材には織物41(図6、7参照)を用いることが好ましい。この織物41の織組織は特に限定されず、平織、綾織、朱子織等のいずれであってもよい。また、織物41を構成する糸も特に限定されず、種々の糸を用いることができる。糸の素材は特に限定されないが、通常、合成樹脂が用いられる。この合成樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂などが挙げられる。これらは1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの合成樹脂のうちでは、ポリエステル系樹脂が用いられることが多く、特にPETがより好ましい。
また、糸は、原着糸であってもよく、紡糸後又は製織後に染色される染色糸であってもよい。更に、糸には、酸化チタン等の艶消し剤、カーボンブラック及び耐熱性に優れた有機顔料、カオリナイト等の微細孔形成剤、帯電防止剤などが少量含有されていてもよい。また、糸の断面形状も特に限定されず、丸断面、多葉断面、多角断面、扁平断面、中空断面、及びその他の特殊異形断面等のいずれの断面形状であってもよい。
更に、糸は、モノフィラメントであってもよく、マルチフィラメントであってもよいが、マルチフィラメントであることが好ましい。また、耐久性及び伸縮性の観点から、織物41には、マルチフィラメントを用いることが好ましいが、車両用天井材1の表皮層4となる表皮材であることを考慮すると、必要に応じて、モノフィラメント、ラメ糸等による表現のアクセント付与ができるフィルムヤーン、ポリウレタン糸等の、低応力で伸長し、織物の収縮性を向上させることができる弾性糸などの糸を併用することもできる。
織物41の糸密度は特に限定されないが、通常、経密度及び緯密度は、各々60〜330本/inchであることが好ましく、150〜260本/inchであることがより好ましい。経密度及び緯密度がそれぞれ150〜260本/inchであれば、接着剤を用いて織物41を他層へ接合した場合に、織物41の意匠面となる側(表皮層4の表面)に接着剤が滲み出すことを抑制することができる。また、織物41の目付も特に限定されないが、100〜400g/m2であることが好ましく、120〜350g/m2であることがより好ましい。
表皮層4は織物41のみから構成されてもよいが、樹脂加工を施すことができる。樹脂加工を施すことにより、織物41のほつれを抑制することができるとともに、耐摩耗性を向上させることができる。樹脂加工は、バックコーティング、グラビアコート、ラミネート等の各種方法により施すことができる。これらは1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらのうちでは、バックコーティングによる樹脂加工が好ましい。即ち、表皮層4は、織物41の非意匠面側(裏面側)にバックコート層42を備えることが好ましい。バックコーティングはその一部が非意匠面側から織物41に浸透するが、表皮層4の意匠面側に露出させないことが意匠的に好ましい。
バックコーティングに用いられる樹脂の種類は特に限定されないが、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、及び接着性を有するポリオレフィン樹脂(エチレン/アクリル酸共重合樹脂、酸変性ポリエチレン樹脂等)などを用いることができる。これらの樹脂は1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。バックコート層42の厚さは特に限定されないが、乾燥後質量で換算した場合に、5〜85g/m2、特に10〜75g/m2となる厚さであることが好ましい。
[4]車両用天井材、特に乗用車の車両用天井材の形状
本発明の車両用天井材1の形状を具体的に例示すると、例えば、図1〜4の形態の乗用車用天井材1が挙げられる。この乗用車用天井材1は、実車の天井パネルに嵌め込むようにして取り付けられ、配設される(例えば、図1の車両用天井材1が配設された図5参照)。
本発明の車両用天井材1の形状を具体的に例示すると、例えば、図1〜4の形態の乗用車用天井材1が挙げられる。この乗用車用天井材1は、実車の天井パネルに嵌め込むようにして取り付けられ、配設される(例えば、図1の車両用天井材1が配設された図5参照)。
乗用車用天井材1は、車両の前後方向及び幅方向の端部が深絞り形状をなしており、中央部1cは、非意匠面1e側、即ち、天井パネル側へ向かって緩やかな凸状となっている。一方、端縁部である外縁部1fは、意匠面1d側が内側となるように緩やかに湾曲して垂下した形態となっている。更に、乗用車用天井材1は、バイザー91を収容するための凹部11、センターコンソール92を収めるための切欠部及びその周辺の凸部12、Aピラー93の形状に追従するための切欠部及びその周辺の凸部13、Bピラー94の形状に追従するための切欠部及びその周辺の凸部14、アシストグリップ95を収容するための凹部15、Cピラー96の形状に追従するための切欠部及びその周辺の凸部16等の複数の凹部、凸部及び切欠部などを備えている。即ち、多数且つ多段の複雑な凹凸形状や切欠部を有している(以上の各部については図1〜5参照)。このように、本発明の車両用天井材(乗用車用天井材)1は複雑な形状を有しているが、意匠面1d側、即ち、天井の車室側においては優れた意匠性が発現される。
[5]車両用天井材の構成(図6参照)
本発明の車両用天井材1は、基材層2と表皮層4とを備え、更に少なくとも1層の他の層を備えていてもよい。この他の層としては、例えば、弾性層3が挙げられる。弾性層3を備える場合は、弾性層3は、基材層2と表皮層4との間に配設される。
本発明の車両用天井材1は、基材層2と表皮層4とを備え、更に少なくとも1層の他の層を備えていてもよい。この他の層としては、例えば、弾性層3が挙げられる。弾性層3を備える場合は、弾性層3は、基材層2と表皮層4との間に配設される。
基材層2は、車両用天井材1において、表皮層4等の他層を支持する支持層である。基材層2は、どのような材料により形成されていてもよいが、例えば、繊維質多孔材、硬質発泡材、硬質発泡材と不織布との複合材等を用いることができる。これらのうち、繊維質多孔材としては、ガラス繊維等の無機繊維、PET繊維等の樹脂繊維、植物性繊維などの各種の繊維を熱可塑性樹脂により結着してなる材料が挙げられる。このような繊維質多孔材は、例えば、各種繊維と、それらの耐熱温度範囲内で溶融可能な熱可塑性樹脂繊維とを混合し、その後、加熱し、熱可塑性樹脂繊維を溶融させることで製造することができる。また、この繊維質多孔材には、加熱によって繊維間で膨張し、多孔質化させることができる熱膨張性マイクロカプセル等を配合することもできる。
更に、硬質発泡材としては、ポリウレタン樹脂等を発泡させた材料が挙げられ、硬質ポリウレタンフォーム及び半硬質ポリウレタンフォームなどを用いることができる。また、硬質発泡材と不織布との複合材としては、硬質発泡材の一面及び他面のうちの少なくとも一方の面に、硬質繊維等を用いて形成された不織布を接合してなる複合材などが挙げられる。これらの基材層2を構成する材料は、1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
基材層2と表皮層4との間に介装される弾性層3を備えることで、表皮層4側からの触感を、より弾力感のあるものとすることができる。この弾性層3は、どのような材料により形成されてもよいが、例えば、軟質ポリウレタンフォームを用いることができる。その他、十分な弾力性を有する限り、他の軟質樹脂フォーム及び不織布等を用いることもできる。弾性層3と、他の層との接合方法は特に限定されず、弾性層3及び他の層の各々の材質等に応じて適宜の方法を選択することができる。
本発明の車両用天井材1は、上述の、基材層2、弾性層3及び表皮層4以外にも更に他の層を備えることができる。この他の層としては、不織布層51、接着剤層52、通気止めフィルム層53等が挙げられる。これらの層は、1種のみ備えられていてもよく、2種以上が備えられていてもよい。
不織布層51は、必要な層間に適宜配設することができるが、特に基材層2と弾性層3との層間、及び基材層2の非意匠面側等に配設することができる。不織布層51としては、前述の基材層2に記載の各種の繊維を用いて形成された不織布が挙げられる。即ち、ガラス繊維を用いた不織布及びPET繊維を用いた不織布等が挙げられる。これらの不織布は、ニードルパンチ法により作製されたものでもよく、繊維同士が熱可塑性樹脂等により結着されたもの等の各種の不織布のいずれであってもよい。
接着剤層52は、基材層2と弾性層3との層間に配設される。接着剤層52を用いる場合、後述する、基材層側積層体61及び表皮層側積層体62のいずれの積層体に配設してもよいが、通常、基材層側積層体61の、表皮層側積層体62に接合される側の最表面に配設される。
接着剤層52は、どのようにして形成されていてもよい。また、接着形態も特に限定されず、通常の接着成分による接着の他、熱可塑性樹脂の溶融によって貼着する形態であってもよい。即ち、接着剤層52は、塗布された接着剤によって形成された層でもよく、接着フィルムからからなる層でもよい。更に、接着剤としては、エマルジョン、スラリー等の各種の性状のものを用いることができる。これらは1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。一方、接着フィルムは、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂等の種々の熱可塑性樹脂を用いて形成することができる。
通気止めフィルム層53は、車両用天井材1の厚さ方向への通気を遮断又は少なくとも抑制する層である。この通気止めフィルム層53を備えることで、表皮層4の意匠面となる面に塵埃等が付着することが抑制され、良好な意匠性が長期に亘って維持される。通気止めフィルム層53に用いる材料は特に限定されないが、例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂などの各種の熱可塑性樹脂が挙げられる。これらの樹脂は1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、通気止めフィルム層53としては、異なる樹脂フィルムが積層、接着されたフィルムを用いることもできる。この場合、低融点側のフィルムを基材層2との接着層として活用することもできる。
[6]車両用天井材の成形方法
上記[5]に記載のように、本発明の車両用天井材1を構成する各種の層としては、基材層2と表皮層4との少なくとも2層がこの順に積層されておればよいが、例えば、図6のように、意匠面側から、以下のような順で配置された、より多層の積層体とすることができる。即ち、表皮層4(織物41及びバックコート層42)、弾性層3、不織布層51、接着剤層52、基材層2、通気止めフィルム層53の順に配設された積層体とすることができる。
上記[5]に記載のように、本発明の車両用天井材1を構成する各種の層としては、基材層2と表皮層4との少なくとも2層がこの順に積層されておればよいが、例えば、図6のように、意匠面側から、以下のような順で配置された、より多層の積層体とすることができる。即ち、表皮層4(織物41及びバックコート層42)、弾性層3、不織布層51、接着剤層52、基材層2、通気止めフィルム層53の順に配設された積層体とすることができる。
更に、車両用天井材1は、図7のように、基材層側積層体61と、表皮層側積層体62とを作製し、その後、これらの積層体を積層して製造することができる。この場合、基材層側積層体61は、接着剤層52、基材層2及び通気止めフィルム層53を、この順に、車両用天井材1の意匠面側から非意匠面側へ向かって備える積層体とすることができる。また、表皮層側積層体62は、表皮層4(織物41及びバックコート層42)、弾性層3及び不織布層51を、この順に、車両用天井材1の意匠面側から非意匠面側へ向かって備える積層体とすることができる。
尚、車両用天井材1は、基材層側積層体61と表皮層側積層体62とを積層させて接着し、次いで、積層体を別工程で賦形して製造してもよいし、基材層側積層体61と表皮層側積層体62とを積層させ、接着させながら、同時に賦形して製造してもよい。
尚、車両用天井材1は、基材層側積層体61と表皮層側積層体62とを積層させて接着し、次いで、積層体を別工程で賦形して製造してもよいし、基材層側積層体61と表皮層側積層体62とを積層させ、接着させながら、同時に賦形して製造してもよい。
以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1(グラデーション遠近法を用いた図1の表皮材を備える車両用天井材)
経糸に黒色原着PET仮撚加工糸、緯糸に白色のPET糸を用い、全幅に1釜のジャガード織機を用いて中央は経糸が露出するように、端にいくほど緯糸が出現するようにして製織した。その後、生織の白糸を極淡い灰色に染色した。これにより、経糸方向(車両の前後方向となる)の中央部に黒色、中央部から離れるにつれて濃い灰色から淡い灰色、更には白色に近似の極淡い灰色へと変色する織物41を準備した。その後、アクリル樹脂を用いてバックコーティングし(乾燥後の重量は60g/m2であった。)、140℃で90秒間熱セットした。仕上がった表皮材の意匠面となる側(織物41の側)は、経糸方向の中央部は黒色であり、中央部から離れるにつれて灰色から白色に近似の淡い色調へと変化していた。
実施例1(グラデーション遠近法を用いた図1の表皮材を備える車両用天井材)
経糸に黒色原着PET仮撚加工糸、緯糸に白色のPET糸を用い、全幅に1釜のジャガード織機を用いて中央は経糸が露出するように、端にいくほど緯糸が出現するようにして製織した。その後、生織の白糸を極淡い灰色に染色した。これにより、経糸方向(車両の前後方向となる)の中央部に黒色、中央部から離れるにつれて濃い灰色から淡い灰色、更には白色に近似の極淡い灰色へと変色する織物41を準備した。その後、アクリル樹脂を用いてバックコーティングし(乾燥後の重量は60g/m2であった。)、140℃で90秒間熱セットした。仕上がった表皮材の意匠面となる側(織物41の側)は、経糸方向の中央部は黒色であり、中央部から離れるにつれて灰色から白色に近似の淡い色調へと変化していた。
その後、フレームラミネート法により、密度30kg/m3の軟質ウレタンフォームシート(弾性層3)の一面に、上述のバックコーティングされた織物4のバックコート層42の側を貼着し、他面に、高融点PET短繊維と低融点PET短繊維とを用いてなる目付100g/m2の乾式不織布51を貼着し、表皮層側積層体62を作製した。表皮層側積層体62とした後の軟質ウレタンフォームシートの厚さは2mmであった(以上、図7の表皮層側積層体62参照)。一方、ガラス繊維、ポリプロピレン及び熱膨張性マイクロカプセルを用いてなる目付600g/m2の基材層2の、一面に通気止めフィルム層53、他面に接着剤層52を一体に設けた基材層側積層体61を作製した(以上、図7の基材層側積層体61参照)。
次いで、表皮層側積層体62から、車両の天井の形状及び寸法に従って、且つ車両の幅方向の中央部において黒色であり、両側部に向かって徐々に灰色から白色に近似の淡い色調となるように成形用複合体を切り出した。また、基材層側積層体61から、車両の天井の形状及び寸法に従って成形用積層体を切り出した。その後、成形用複合体の乾式不織布層51の側及び成形用積層体の接着剤層52の側の各々を200℃で30秒間加熱し、予熱したうえで、積層させ、常温の天井材成形用金型により60秒間プレス成形し、車両用天井材(乗用車用天井材)1を製造した(図1参照)。
得られた車両用天井材1は、その全体の深絞り形状、バイザーを収容するための凹部、センターコンソールを収めるための切欠部及びその周辺の凸部などの天井材の各部の切欠及び凹凸に完全に追従した形状を有し、特に織物41の皺及び浮きなどは認められなかった。また、この車両用天井材1を高級セダンの天井パネルに配設した(図5参照)。その結果、乗員が乗り込んだときには頭上の黒色が視認され、左右に目を移すと灰色から白色に近似の淡い色調へと変化しており、グラデーション遠近法の作用効果によって車室内の幅方向の拡がりが感じられた。また、左右の両端部では白色に近似の色調になっており、同様に白色に近似の色調の織物からなる各ピラーの表面と天井との意匠的な繋がりが感じられた。
尚、前述の記載は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施態様を挙げて説明したが、本発明の記述及び図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく、説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その態様において本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料及び実施態様を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、寧ろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は、表皮材及びこの表皮材を用いた車両用天井材の製品分野において利用することができる。この車両用天井材は、各種車両の天井材として用いることができ、具体的には、乗用車、バス、トラック等の各種車両、鉄道車両、建設車両、農業車両、産業車両等の車両が挙げられる。本発明の車両用天井材を用いた場合、乗員に車室空間の拡がり等を感じさせることができ、特に高級セダン、車高の低いスポーツカー等の乗用車において有用である。
1;車両用天井材(乗用車用天井材)、1c;中央部、1d;意匠面、1e;非意匠面、1f;外縁部、11;凹部、12;凸部、13;凸部、14;凸部、15;凹部、16;凸部、2;基材層、3;弾性層、4;表皮層、41;織物、42;バックコート層、51;不織布層(乾式不織布)、52;接着剤層、53;通気止めフィルム層、61;基材層側積層体、62;表皮層側積層体、91;バイザー、92;センターコンソール、93;Aピラー、94;Bピラー、95;アシストグリップ、96;Cピラー。
Claims (4)
- 少なくとも基材層と表皮層とを備える車両用天井材の前記表皮層として用いられる表皮材であって、
織組織、プリント又は編組織により遠近法を活用した意匠面が形成されることを特徴とする表皮材。 - 前記織組織により遠近法を活用した意匠面が形成される請求項1に記載の表皮材。
- 前記遠近法がグラデーション遠近法である請求項1又は2に記載の表皮材。
- 請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の表皮材を用いて形成された前記表皮層を備えることを特徴とする車両用天井材。
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