JP6281410B2 - 車両用天井材 - Google Patents
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Description
このような車両用天井材の内表面を構成する表皮材として、従来、ニット(編物)や不織布が用いられてきた。ニットや不織布は、厚さを薄く形成しながら伸び易い形態を容易に得ることができる。そのため、上述のような複雑な形状をなした車両用天井材の表面であっても追従させて外観を損ねることなく張り付けることができた。
この点、意匠性において織物は優位であるが、上述のような複雑な形状をなした車両用天井材の表面に、ニットや不織布のように追従させて張り付けることが難しく、織物を表皮材として利用するには至らなかった。
これに対して、下記特許文献1において、本発明者らは、織物を車両用天井材の表皮材として利用できる技術を開示した。
しかしながら、更なる追従性及び耐久性が求められるとともに、より優れた意匠性もが求められている。
本発明は、上述の従来の状況に鑑みてなされた発明であり、より優れた意匠性を有する車両用天井材を提供することを目的とする。
1.請求項1に記載の車両用天井材は、基材層及び表皮層を備え、これらの層が積層された状態で一体に成型されてなる車両天井材であって、
前記表皮層は、織物を用いて形成されており、
前記織物は、経糸及び緯糸のうちの少なくとも一方の糸として、2種以上の異なる糸を含んで多重に製織された織物であり、
前記異なる糸として、伸縮復元率が30%以上のマルチフィラメントからなる高伸縮糸と、前記伸縮復元率が0%以上30%未満である低伸縮糸と、を含むことを要旨とする。
2.請求項2に記載の車両用天井材は、請求項1に記載の車両用天井材において、前記経糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合において、前記経糸として含まれた前記高伸縮糸及び前記経糸として含まれた前記低伸縮糸の合計繊度に対して、前記経糸として含まれた前記高伸縮糸の繊度の割合が40%以上である、又は、
前記緯糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合において、前記緯糸として含まれた前記高伸縮糸及び前記緯糸として含まれた前記低伸縮糸の合計繊度に対して、前記緯糸として含まれた前記高伸縮糸の繊度の割合が40%以上である、ことを要旨とする。
3.請求項3に記載の車両用天井材は、請求項1又は2に記載の車両用天井材において、前記経糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合において、前記経糸として含まれた前記高伸縮糸及び前記経糸として含まれた前記低伸縮糸が織り込まれた第1の意匠領域と、
前記経糸として含まれた前記低伸縮糸及び前記緯糸が織り込まれた第2の意匠領域と、を備え、
前記経糸として含まれた前記高伸縮糸は、前記第2の意匠領域の裏面側で非意匠層を形成している、又は、
前記緯糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合において、前記緯糸として含まれた前記高伸縮糸及び前記緯糸として含まれた前記低伸縮糸が織り込まれた第1の意匠領域と、
前記緯糸として含まれた前記低伸縮糸及び前記経糸が織り込まれた第2の意匠領域と、を備え、
前記緯糸として含まれた前記高伸縮糸は、前記第2の意匠領域の裏面側で非意匠層を形成していることを要旨とする。
4.請求項4に記載の車両用天井材は、請求項3に記載の車両用天井材において、前記低伸縮糸は、前記高伸縮糸に比べて濃色な糸、又は、前記高伸縮糸に比べて光沢度が高い糸であることを要旨とする。
5.請求項5に記載の車両用天井材は、請求項3又は4に記載の車両用天井材において、前記非意匠層における、前記経糸として含まれた前記高伸縮糸の、前記緯糸に対する飛び本数が5本以上、又は、
前記非意匠層における、前記緯糸として含まれた前記高伸縮糸の、前記経糸に対する飛び本数が5本以上、であることを要旨とする。
6.請求項6に記載の車両用天井材は、請求項1又は2に記載の車両天井材において、前記低伸縮糸が、ラメ糸及び/又はモノフィラメントである硬質糸を含み、
前記織物は、その意匠面に、凸意匠領域と、凹意匠領域と、を有し、
前記経糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合に、前記経糸として含まれた前記硬質糸が、前記凹意匠領域において意匠面側へ露出されている、又は、
前記緯糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合に、前記緯糸として含まれた前記硬質糸が、前記凹意匠領域において意匠面側へ露出されている、ことを要旨とする。
7.請求項7に記載の車両用天井材は、請求項1乃至6のうちのいずれかに記載の車両用天井材において、前記織物は、目付が150〜300g/m2であることを要旨とする。
このような構成であることにより、優れた意匠性を有することができる。とりわけ、車両用天井材が有する複雑な凹凸形状に対応して、その表面に追従しながら、優れた意匠性を発揮することができる。
経糸411として高伸縮糸LA及び低伸縮糸LBが含まれる場合であって、経糸411として含まれた高伸縮糸LA及び経糸411として含まれた低伸縮糸LBの合計繊度SLに対して、経糸411として含まれた高伸縮糸LAの繊度の割合が40%以上である場合には、優れた意匠性を維持しながら、複雑な凹凸形状に対する特に優れた追従性を発揮させることができる。
同様に、緯糸412として高伸縮糸LA及び低伸縮糸LBが含まれる場合であって、緯糸412として含まれた高伸縮糸LA及び緯糸412として含まれた低伸縮糸LBの合計繊度SLに対して、緯糸412として含まれた高伸縮糸LAの繊度の割合が40%以上である場合には、優れた意匠性を維持しながら、複雑な凹凸形状に対する特に優れた追従性を発揮させることができる。
一方、低伸縮糸LBが、ラメ糸及び/又はモノフィラメントである硬質糸を含み、織物41が、その意匠面1dに、凸意匠領域と、凹意匠領域と、を有し、経糸411として高伸縮糸LA及び低伸縮糸LBが含まれる場合に、経糸411として含まれた硬質糸が、凹意匠領域において意匠面1d側へ露出されている、又は、緯糸412として高伸縮糸LA及び低伸縮糸LBが含まれる場合に、緯糸412として含まれた硬質糸が、凹意匠領域において意匠面側へ露出されている、場合には、凸部と凹部とをなすような立体感を付与して、優れた意匠性を得ることができる。更に、硬質糸が凹意匠領域に配置されるため、硬質糸が直に触れることを抑制して、優れた意匠性と優れた触感とを両立させることができる。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
表皮層(4)は、織物(41)を用いて形成されており、
織物(41)は、経糸(411)及び緯糸(412)のうちの少なくとも一方の糸として、2種以上の異なる糸(A及びB等)を含んで多重に製織された織物であることを特徴とする。
ここで、多重に製織された織物とは、異なる系統の糸を用いて形成された異なる組織が複合されて製織された織物であることを意味する。即ち、例えば、1種の経糸と、2種の緯糸(緯糸A及び緯糸B)とで形成された織物の場合、経糸と緯糸Aとで形成された組織と、経糸と緯糸Bとで形成された組織と、が複合されていることを意味する。更に、例えば、2種の経糸(経糸A及び経糸B)と、2種の緯糸(緯糸A及び緯糸B)とで形成された織物の場合、経糸Aと緯糸Aとで形成された組織、経糸Aと緯糸Bとで形成された組織、経糸Bと緯糸Aとで形成された組織、経糸Bと緯糸Bとで形成された組織、が複合されていることを意味する。
糸を構成する材料は特に限定されず、有機材料及び無機材料を単用又は併用できる。
このうち、有機材料としては、通常、合成樹脂が用いられる。合成樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリ乳酸等の各種のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂などが挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
これらのうちでは、繊維とした場合に、本発明に適した力学特性を得易いという観点から、ポリエステル系樹脂が好ましく、なかでもPETがより好ましい。
また、糸は、酸化チタン等の艶消し剤、カーボンブラック及び耐熱性に優れた有機顔料、カオリナイト等の微細孔形成剤、帯電防止剤等が少量添加されていてもよい。
更に、糸の断面形状は特に限定されず、丸断面、多葉断面、多角断面、扁平断面、中空断面、及びその他の特殊異形断面等の、どのような断面形状の繊維も適用可能である。
マルチフィラメントを用いる場合、マルチフィラメントを構成する単糸の繊度(単糸繊度)は特に限定されないが、0.1〜10dtexであることが好ましく、0.5〜6dtexであることがより好ましい。
また、何種類の異なる糸が含まれてもよいが、車両用天井材1の意匠面に適した意匠であるという観点から、経糸として異なる糸を含む場合であっても、緯糸として異なる糸を含む場合であっても、2〜10種であることが好ましく、2〜5種であることがより好ましく、2〜3種であることが特に好ましい。
また、力学特性が異なる場合には、そのなかでも、特に伸縮復元率が異なることが好ましい。即ち、本発明では、織物41は、経糸411及び緯糸412のうちの少なくとも一方の糸として、伸縮復元率が異なる2種以上の糸を含んで多重に製織された織物であることが好ましい。このように、伸縮復元率が異なる2種以上の糸を用いることによって、2次元的な平面模様だけでなく、3次元的(立体的)な凹凸模様をも、車両用天井材としての特性を発揮させながら得ることができる。
高伸縮糸LAの伸縮復元率は、30%以上であればよいが、更には、35%以上であることが好ましく、40%以上であることが特に好ましい。
一方、低伸縮糸LBの伸縮復元率は0%以上30%未満であり、28%以下がより好ましい。この低伸縮糸LBには、伸縮復元率が0%である非伸縮糸と、伸縮復元率が0%を超えて30%未満である低伸縮糸と、の両方が含まれる。本発明では、これらを一括して低伸縮糸LBとして表現する。
高伸縮糸LAと低伸縮糸LBとが、5%以上の伸縮復元率の差を有する場合には、車両用天井材としての特性を維持しながら、より効果的に3次元的な凹凸模様が得られる織物41とすることができる。
尚、伸縮復元率は、後述する実施例で示すようにJIS L1013−2011,8.12に準拠して測定される。
同様に、緯糸412として含まれる場合、緯糸412として含まれた高伸縮糸LA及び低伸縮糸LBの合計繊度SLに占める、緯糸412として含まれた高伸縮糸LAの繊度SLAの割合(SLA/SL)は40%以上が好ましく、43%以上がより好ましく、45%以上が特に好ましい。また、通常、80%以下である。
即ち、経糸411として高伸縮糸LA及び低伸縮糸LBが含まれる場合において、経糸411として含まれた高伸縮糸LA及び経糸411として含まれた低伸縮糸LBが織り込まれた第1の意匠領域を形成し、経糸411として含まれた低伸縮糸LB及び緯糸412が織り込まれた第2の意匠領域を形成し、更に、経糸411として含まれた高伸縮糸LAに、第2の意匠領域の裏面側で非意匠層を形成させることにより、上述のような立体的な意匠を付与することができる。
同様に、緯糸412として高伸縮糸LA及び低伸縮糸LBが含まれる場合において、緯糸412として含まれた高伸縮糸LA及び緯糸412として含まれた低伸縮糸LBが織り込まれた第1の意匠領域(即ち、図6の71である)を形成し、緯糸412として含まれた低伸縮糸LB及び経糸411が織り込まれた第2の意匠領域(即ち、図6の72である)を形成し、更に、緯糸412として含まれた高伸縮糸LAに、第2の意匠領域の裏面側で非意匠層を形成させることにより、上述のような立体的な意匠を付与することができる(実施例1、図5及び図6参照)。
同様に、非意匠層における、緯糸412として含まれた高伸縮糸LAの、経糸411に対する飛び本数が5本以上であることが好ましく、8本以上であることがより好ましく、10本以上であることが更に好ましい。一方、その上限は、80本以下であることが好ましく、50本以下であることがより好ましく、40本以下であることが更に好ましい。
同様に、緯糸412に高伸縮糸LA及び低伸縮糸412が含まれる場合には、緯糸412の低伸縮糸LBの出現率を、緯糸412の高伸縮糸LAの出現率より高くすることで、同じ効果を得ることができる(実施例1参照)。
これらの組織形態では、低伸縮糸LBが広域な凸部をなし、高伸縮糸LAが対応する凹部をなすような立体感を付与して、車両用天井材1の意匠として適した優れた意匠を得ることができる。即ち、例えば、キルティング様の意匠を好適に得ることができる。
このような組織では、高伸縮糸LAが広域な凹部をなし、低伸縮糸LBが対応する凸部をなすような立体感を付与できる。即ち、例えば、メッシュ様の意匠を好適に得ることができる。
このうち、伸縮加工糸を用いる場合には、未延伸糸及び/又は半延伸糸を利用して得られた伸縮加工糸が好ましい。また、高伸縮糸LAは、伸縮復元率が30%以上となるように、伸縮加工が施されていることが好ましい。
伸縮加工としては、仮撚加工、座屈加工、機械押込み方式及びエアスタッフィング方式等のスタッフィング方式、ギヤクリンプ法及びニット・デ・ニット法等の賦形法が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。これらのなかでは、捲縮の細かさ及び伸縮性等の観点から仮撚加工による捲縮が好ましい。即ち、仮撚加工糸が好ましく、仮撚り加工された捲縮糸であることが特に好ましい。また、この捲縮糸である高伸縮糸LAは、糸自体が収縮せず、捲縮により収縮する糸であることが好ましい。
バックコーティングを構成する樹脂の種類は特に限定されないが、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、及び接着性を有するポリオレフィン樹脂(エチレン/アクリル酸共重合体、酸変性ポリエチレン樹脂等)などを用いることができる。これらの樹脂は1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
バックコーティングは、厚さ等は特に限定されないが、乾燥後質量で換算した場合に、5〜85g/m2であることが好ましく、10〜75g/m2であることがより好ましい。
このうち、上記繊維質多孔材としては、ガラス繊維、PET繊維、植物性繊維等の硬質繊維を熱可塑性樹脂により結着して得られた材料が挙げられる。このような繊維質多孔材は、例えば、前述の硬質繊維と、硬質繊維の耐熱温度範囲で溶融可能な熱可塑性樹脂繊維と、を混合した後、熱可塑性樹脂繊維を溶融させることで製造できる。また、この繊維質多孔材には、加熱によって硬質繊維間で発泡・膨張させることができる熱膨張性カプセル等の発泡材を配合することができる。
更に、上記硬質発泡材と不織布との複合材としては、前述の硬質発泡材の表裏のうちの少なくとも一方の面に、前述の硬質繊維等を用いて形成された不織布を接合した複合材が挙げられる。
これらの基材は、1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
他層としては、不織布層51、接着剤層52、通気止めフィルム層53等が挙げられる。これらの層は、1種のみを備えてもよく2種以上を備えてもよい。
接着剤層52を用いる場合、この層は、基材層側積層体61及び表皮層側積層体62のいずれの層に用いられてもよいが、通常、表皮層側積層体62に配設される。更には、当然ながら、表皮層側積層体62のうちの基材層側積層体62に接合される側の最表面に配設されることが好ましい。
通気止めフィルム層53を構成する材料は特に限定されないが、例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等の各種の熱可塑性樹脂が挙げられる。これらの樹脂は1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
また、通気止めフィルム層53は、例えば、一面側に、ポリオレフィン樹脂フィルムを配置するとともに、他面側にポリアミド樹脂フィルムを配置した積層フィルム構造として利用することもできる。この場合には、低融点側のフィルムを接着層として活用できる。
更に、前述のように、基材層側積層体61及び表皮層側積層体62に分けて積層する場合は、図4に示すように、基材層側積層体61は、接着剤層52、基材層2及び通気止めフィルム層53を、この順に車両用天井材1の意匠面1d側から非意匠面1e側へ向かって備えた積層体とすることができる。また、基材層側積層体61は、表皮層4(織物41、バックコーティング42)、弾性層3及び不織布層51を、この順に、車両用天井材1の意匠面1d側から非意匠面1e側へ向かって備えた積層体とすることができる。
自動車用天井材1は、全体の概形が深絞り形状をなしている。即ち、その中央部1cは、意匠面1d側で凹み、非意匠面1e側へ向かって突出される一方、外縁部1fは、意匠面1d側が内側となるように緩やかにカーブして庇の様に垂れ下がる形態とされている。
加えて、自動車用天井材1は、バイザー91を収容するための凹部11、センターコンソール92を収めるための切欠部及びその周辺の凸部12、Aピラー93の形状に追従するための切欠部及びその周辺の凸部13、Bピラー94の形状に追従するための切欠部及びその周辺の凸部14、アシストグリップ95を収容するための凹部15、Cピラー96の形状に追従するための切欠部及びその周辺の凸部16等、の複数の凹部、凸部及び切欠部等を、上述の深絞り形状に加えて備えている。即ち、多数且つ多段の複雑な凹凸形状や切欠形状を有している。
本発明の車両用天井材1では、このような複雑な形状を呈する場合にも、その意匠面1d側において優れた意匠性を得ることができる。
〈1〉実施例1
(1)製織工程
経糸411として下記の高伸縮糸LAを用い、緯糸412として下記の異なる2種の糸(高伸縮糸LAと低伸縮糸LB)を用いて、図5に示す組織を有する織物41(表面状態は図6参照)を製織した。
単糸繊度84dtex且つ単糸数36本のPET製マルチフィラメン、酸化チタン含有量0.4質量%セミダル、熱水寸法変化率5%、伸縮復元率45%、伸び率25%である糸。半延伸糸に仮撚り加工を施して捲縮させた捲縮糸である。下記(2)においてアイボリー色に染色される。
緯糸の合計本数に対して、下記緯糸A(高伸縮糸LA)の本数が50%、下記緯糸B(低伸縮糸LB)の本数が50%となるように利用した。即ち、緯糸412全体の合計繊度SLに対して、下記緯糸A(高伸縮糸LA)の繊度割合(SLA)が67%、下記緯糸B(低伸縮糸LB)の繊度割合(SLB)が33%となるように用いた。
緯糸B(低伸縮糸LB):単糸繊度84dtex且つ単糸数36本のPET製マルチフィラメン、熱水寸法変化率10%、伸縮復元率0%、伸び率40%である糸。延伸糸である。橙色に原着された糸である。
更に、上記伸縮復元率は、JIS L1013−2011,8.12に規定された伸縮復元率である。後述する他の実施例においても同様である。
また、上記伸び率は、JIS L1013−2011,8.5.1に規定された標準時試験によって測定される値である。この際の試験機には定速伸長形を用い、つまみ間隔は200mmとし、伸長速度は200mm/分とした。
これらの熱水寸法変化率、伸縮復元率及び伸び率については、後述する他の実施例においても同様である。
上記(1)で得られた織物を、液流染色機を用いて、精練及び染色(染色温度:135℃、色:アイボリー)を行った後、ピンテンターを用いて熱セット(150℃、90秒)した。その後、アクリル樹脂を用いてバックコーティング(塗布量:乾燥後質量60g/m2)を行った後、仕上げセット(140℃、90秒)を行った。
上記(2)までに得られた織物41、弾性層3(軟質ウレタンフォーム、密度30kg/m3)、乾式不織布51(PET短繊維を用いた不織布であり、目付100g/m2)が、この順に積層された厚さ2mmの表皮層側積層体62をフレームラミネート法により得た。
一方、通気止めフィルム層53、基材2(ガラス繊維、ポリプロピレン及び発泡剤を用いて構成された目付600g/m2の基材)、接着剤層52をこの順に備えた基材層側積層体61を用意した。
次いで、上記表皮層側積層体62の乾式不織布51側と、上記基材層側積層体61と、を加熱して基材2を軟化させるとともに発泡させ、更に、接着剤層52の側に積層して(図4参照)車両用天井用金型を用いてプレス成型(常温、60秒)して、実施例1の車両用天井材1(図1及び図3参照)を得た。
上記(2)までに得られた実施例1の天井材用の織物41は、目付241g/m2であり、その表側(意匠面1d)の全面に規則正しく浮き出た菱形連続模様(キルティング様の立体感のあるダイヤ模様)が形成された。
更に、上記(1)まで得られた織物(25.4mm四方あたり)の糸密度が196本/80本(経/緯)であったのに対し、上記(2)を経た織物41(25.4mm四方あたり)の糸密度は246本/112本(経/緯)であった。
また、上記(2)を経た織物41の10%伸長時応力は、経方向25N、緯方向53Nであり、20%伸長時応力は、経方向94N、緯方向232Nであった。
また、車両用天井材の意匠面1d側表面は、織物41の組織に起因した凹凸模様が保持されており、その全面に規則正しく浮き出た菱形連続模様(キルティング様の立体感のあるダイヤ柄)が形成された(図6参照)。
この組織では、緯糸412として高伸縮糸LA及び低伸縮糸LBが含まれている。そして、緯糸412として含まれた高伸縮糸LAの意匠面側への出現率は、10〜15%である(完全組織内40列において4〜6ヶ所の出現)。その一方、緯糸412として含まれた低伸縮糸LBの意匠面側への出現率は、30〜35%である(完全組織内40列において12〜14ヶ所の出現)。即ち、低伸縮糸LBの方が高伸縮糸LAよりも意匠面側への出現率が高い。更に、高伸縮糸LAがアイボリー色であるのに比べて、低伸縮糸LBは橙色であり、より濃色な糸となっている。このような糸構成によって、実施例1の組織は形成されている。
更に、上記(3)までに得られた車両用天井材を100℃の環境下で24時間静置して加速耐久試験を行った後にも、織布表面側に皺及び浮きは全く認められなかった。また、この加速耐久試験後にも車両用天井材全体の寸法は安定しており、水平方向及び垂直方向共に変化は1.5mm以内と極めて小さく抑えられていた。
(1)製織工程
経糸411として下記の高伸縮糸LAを用い、緯糸412として下記の異なる2種の糸(高伸縮糸LAと低伸縮糸LB)を用いて、図7に示す組織を有する織物41(表面状態は図8参照)を製織した。
緯糸412(異なる糸として原着糸及び白糸を含む)
緯糸の合計本数に対して、下記緯糸A(原着糸)の本数が50%、下記緯糸B(白糸)の本数が50%となるように利用した。即ち、緯糸412全体の合計繊度SLに対して、下記緯糸A(原着糸)の繊度割合(SLA)が50%、下記緯糸B(白糸)の繊度割合(SLB)が50%となるように用いた。
緯糸B(白糸):単糸繊度167dtex且つ単糸数48本のPET製マルチフィラメン、熱水寸法変化率5%、伸縮復元率48(即ち、高伸縮糸LAである)%、伸び率25%である糸。仮撚り延伸糸である。下記(2)でアイボリー色に染色される。
上記(1)までに得られた織物41を用いて、実施例1の場合と同様にして、実施例2の車両用天井材1を得た。
上記(2)までに得られた実施例2の天井材用の織物41は、目付248g/m2であり、その表側(意匠面1d)の全面に規則的なポイント模様が形成された。
即ち、図7及び図8で説明すると、図7は、実施例2の織物41の一部組織図であり、白四角形は経糸(アイボリー色)が意匠面側に露出していることを意味し、黒四角形は緯糸A(橙色)が意匠面側に露出していることを意味し、斜線掛け四角形は緯糸B(アイボリー色)が意匠面側に露出していることを意味する。
そして、図7の組織図上、主として黒四角形が多く集合した領域は、緯糸A(橙色)によって橙色のポイント柄73として明確に表現された(図8参照)。その一方、図7の組織図上、主として斜掛け四角形が多く集合した領域は、アイボリー色のポイント柄74(経糸浮きの中で緯糸浮きとなっているため柄が浮かんで視認される模様)として明確に表現された(図8参照)。
また、上記(2)を経た織物41の10%伸長時応力は、経方向52N、緯方向42Nであり、20%伸長時応力は、経方向189N、緯方向163Nであった。
尚、上記10%伸長時応力及び20%伸長時応力の測定方法については、実施例1において記載した通りである。
更に、上記(2)までに得られた車両用天井材を100℃の環境下で24時間静置して加速耐久試験を行った後にも、織布表面側に皺及び浮きは全く認められなかった。また、この加速耐久試験後にも車両用天井材全体の寸法は安定しており、水平方向及び垂直方向共に変化は1.5mm以内と極めて小さく抑えられていた。
(1)製織工程
経糸411として下記の異なる3種の糸(2種の高伸縮糸LAと1種の低伸縮糸LB)を用いて、図9に示す組織を有する織物41を製織した。
緯糸A1(高伸縮糸LA1):実施例1の緯糸Aと同じ糸。
緯糸A2(高伸縮糸LA1):実施例2の緯糸Aと同じ糸。
緯糸A3(低伸縮糸LB):PETフィルムのスリットヤーン144dtex、110切れ、酸化チタン含有量0%、熱水寸法変化率8%、伸縮復元率0%、伸び率40%である糸。
上記(1)までに得られた織物41を用いて、実施例1の場合と同様にして、実施例3の車両用天井材1を得た。
上記(2)までに得られた実施例3の天井材用の織物41は、目付268g/m2であった。また、上記(1)まで得られた織物(25.4mm四方あたり)の糸密度が196本/80本(経/緯)であったのに対し、上記(2)を経た織物41(25.4mm四方あたり)の糸密度は244本/110本(経/緯)であった。
また、上記(2)を経た織物41の10%伸長時応力は、経方向53N、緯方向80Nであり、20%伸長時応力は、経方向82N、緯方向258Nであった。
ラメ糸が露出した部分には、強い光沢が得られた。また、ラメ糸が凹部に配置されるため、触った際にはラメ糸が直に指先等に触れず、ラメ糸に由来する硬い風合いを感じることがなかった。また、摩耗試験においてもラメ糸が直に機械と接触しないために、問題とならなかった。
1c;中央部、1d;意匠面、1e;非意匠面、1f;外縁部、
11;凹部、12;凸部、13;凸部、14;凸部、15;凹部、16;凸部、
2;基材層、
3;弾性層、
4;表皮層、
41;織物、411;経糸、412;緯糸、
42;バックコーティング、
51;不織布層(乾式不織布)、
52;接着剤層、
53;通気止めフィルム層、
61;基材層側積層体、62;表皮層側積層体、
91;バイザー、92;センターコンソール、93;Aピラー、94;Bピラー、95;アシストグリップ、96;Cピラー。
Claims (7)
- 基材層及び表皮層を備え、これらの層が積層された状態で一体に成型されてなる車両天井材であって、
前記表皮層は、織物を用いて形成されており、
前記織物は、経糸及び緯糸のうちの少なくとも一方の糸として、2種以上の異なる糸を含んで多重に製織された織物であり、
前記異なる糸として、伸縮復元率が30%以上のマルチフィラメントからなる高伸縮糸と、前記伸縮復元率が0%以上30%未満である低伸縮糸と、を含むことを特徴とする車両天井材。 - 前記経糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合において、前記経糸として含まれた前記高伸縮糸及び前記経糸として含まれた前記低伸縮糸の合計繊度に対して、前記経糸として含まれた前記高伸縮糸の繊度の割合が40%以上である、又は、
前記緯糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合において、前記緯糸として含まれた前記高伸縮糸及び前記緯糸として含まれた前記低伸縮糸の合計繊度に対して、前記緯糸として含まれた前記高伸縮糸の繊度の割合が40%以上である、請求項1に記載の車両天井材。 - 前記経糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合において、前記経糸として含まれた前記高伸縮糸及び前記経糸として含まれた前記低伸縮糸が織り込まれた第1の意匠領域と、
前記経糸として含まれた前記低伸縮糸及び前記緯糸が織り込まれた第2の意匠領域と、を備え、
前記経糸として含まれた前記高伸縮糸は、前記第2の意匠領域の裏面側で非意匠層を形成している、又は、
前記緯糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合において、前記緯糸として含まれた前記高伸縮糸及び前記緯糸として含まれた前記低伸縮糸が織り込まれた第1の意匠領域と、
前記緯糸として含まれた前記低伸縮糸及び前記経糸が織り込まれた第2の意匠領域と、を備え、
前記緯糸として含まれた前記高伸縮糸は、前記第2の意匠領域の裏面側で非意匠層を形成している請求項1又は2に記載の車両天井材。 - 前記低伸縮糸は、前記高伸縮糸に比べて濃色な糸、又は、前記高伸縮糸に比べて光沢度が高い糸である請求項3に記載の車両天井材。
- 前記非意匠層における、前記緯糸として含まれた前記高伸縮糸の、前記経糸に対する飛び本数が5本以上、又は、
前記非意匠層における、前記経糸として含まれた前記高伸縮糸の、前記緯糸に対する飛び本数が5本以上、である請求項3又は4に記載の車両天井材。 - 前記低伸縮糸が、ラメ糸及び/又はモノフィラメントである硬質糸を含み、
前記織物は、その意匠面に、凸意匠領域と、凹意匠領域と、を有し、
前記経糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合に、前記経糸として含まれた前記硬質糸が、前記凹意匠領域において意匠面側へ露出されている、又は、
前記緯糸として前記高伸縮糸及び前記低伸縮糸が含まれる場合に、前記緯糸として含まれた前記硬質糸が、前記凹意匠領域において意匠面側へ露出されている、請求項1又は2に記載の車両天井材。 - 前記織物は、目付が150〜300g/m2である請求項1乃至6のうちのいずれかに記載の車両天井材。
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