JP2005122536A - 通帳類及び通帳類印刷装置 - Google Patents

通帳類及び通帳類印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 無線ICを搭載する場合であっても良好に頁を捲ることができるとともに、良好な搬送を可能とする。
【解決手段】 綴目部Ttを中心として開帳、或いは閉帳され、非接触でデータ処理する無線IC43を備えて構成される通帳類Tにおいて、綴目部Ttから反綴目部までの距離をLとしたとき、無線IC43は綴目部Ttからの距離が0.6L以下の領域内に設けられる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、無線ICを内蔵する通帳類及びこの通帳類に印刷する通帳印刷装置に関する。
セキュリティ情報を印刷するカード印刷物(例えばクレジットカード、健康保険証カード、電車定期券など)において、所持人情報などの特定情報が印刷される印刷物のセキュリティを考える場合、目視で確認できる印刷に加えて、ICメモリを併用して電子的な情報による印刷情報の整合性を確認する事例が、最近増えている。
特に、ICメモリに非接触IC(以下、無線ICという)を採用した方式は、使用者の携帯状態が比較的自由であること、データ読み書き時の媒体保持姿勢の自由度が高いこと、接触式のコンタクト部汚れ等による不具合も回避できることなどのメリットが多く、採用例が増加している。
ところで、通帳類への無線ICの搭載方法は、従来の無線ICカードの延長線上にあり、曲げこわさが高い状態でそのまま綴じ込まれたり、貼り付けられたりしている。
一方、通帳類の自動発行機において、無線ICが搭載された通帳類の普及はこれからだが、上記のICカードがそのまま綴じ込まれたような通帳類では、表紙や頁の自動頁捲り動作や装置内でのカーブした搬送路において、高い曲げこわさに起因する不具合が予想される。
即ち、自動捲り動作時に表紙や頁を捲れなかったり、カーブした搬送路においては詰まってしまうといった不都合があった。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、無線ICを搭載する場合であっても良好に表紙や頁を捲ることができるとともに、カーブする搬送路でも良好に搬送できるようにした通帳類及び通帳類印刷装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載のものは、綴目部を中心として開帳、或いは閉帳され、非接触でデータ処理する無線ICを備えて構成される通帳類において、前記綴目部から反綴目部までの距離をLとしたとき、前記無線ICは前記綴目部からの距離が0.6L以下の領域内に設けられる。
請求項2記載のものは、綴目部を介して綴じられる表紙及び中紙を有し、前記綴目部を中心として前記表紙及び中紙が開帳、或いは閉帳される通帳類において、前記表紙或いは中紙に設けられ、非接触でデータ処理する無線ICを備え、前記表紙或いは中紙の綴目部から反綴目部までの距離をLとしたとき、前記無線ICは前記綴目部からの距離が0.6L以下の領域内に設けられる。
請求項7記載のものは、綴目部を介して綴じられる表紙及び中紙を有し、前記綴目部を中心として前記表紙及び中紙が開帳、或いは閉帳され、前記表紙或いは中紙に非接触でデータ処理する無線ICを備え、前記表紙或いは中紙の綴目部から反綴目部までの距離をLとしたとき、前記無線ICが前記綴目部からの距離が0.6L以下の領域内に設けられる通帳類を取出す取出手段と、この取出手段によって取出された通帳類の表紙或いは中紙を捲る捲り手段と、この捲り手段によって捲られた表紙或いは中紙に情報を印刷する印刷手段と、前記通帳類の無線ICに対し情報処理を施す無線情報処理手段とを具備する。
本発明は、通帳類の綴目部から反綴目部までの距離をLとしたとき、綴目部からの距離が0.6L以下のエリア内に無線ICを設けるため、良好に頁を捲ることが可能になるとともに、カーブした搬送路においても良好な搬送が可能となる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である通帳類印刷装置1を示す全体構成図である。
この通帳類印刷装置1は取出手段としての通帳類取込部4を備え、この通帳類取込部4には通帳類Tが閉じた状態で複数冊積層されてセットされ、一冊ずつ取り込まれるようになっている。この取込まれた通帳類Tは搬送手段としての複数個の搬送ローラ対2によって搬送路3に沿って搬送される。搬送路3中には通帳類Tの搬送方向に沿って第1の読取手段としての第1のOCR読取部5、頁捲り手段としての頁捲り部6、直接印刷部7、印刷手段としての中間転写印刷部8、第2の読取手段としての第2のOCR読取部9、及び無線情報処理手段としての無線IC R/Wユニット10、さらに通帳類折畳み部14が配設されている。
また、搬送路3の排出端側には通帳類Tの排出方向を第1の方向と第2の方向に切り換える排出ゲート11が設けられ、第1の方向には正常な通帳類Tを集積させる正常集積部12、第2の方向には不良な通帳類を集積させる不良集積部13が配設されている。
上記直接印刷部7と中間転写印刷部8との間の搬送路3a、及び中間転写印刷部8と第2のOCR読取部9との間の搬送路3bはカーブされている。これにより、通帳類発行機の各機構部を効率的に配置し、発行機全体の容積を減らすことを可能にしている。
上記した通帳類取込部4は、複数の通帳類Tを重ねたまま投入可能であり、制御部の指示に応じて最も下側の1冊のみがピッカ(図示しない)によって押し出され、第1のOCR読取部5の方向に取り込まれる。
第1のOCR読取部5は、隣の頁捲り部6で必要な頁が開かれた通帳類Tに初めから付与されている通帳固有のシリアル番号を、OCRで認識するものである。シリアル番号は、後述するように一定のエリアに文字で表現されている。ここでは英数字が使われている。
頁捲り部6は、通帳類Tの頁を捲る頁捲りローラ82と、通帳類Tを押し上げる押し上げガイド83を有して構成され、通帳類取込部4から取り込まれた通帳類Tの表表紙Taを捲ったり、さらに内側の中紙をめくる機能を有する。
めくった頁の認識は、通帳類Tに当初より印刷されているバーマークを、図示しないバーマークリーダで読み取ることで行う。
直接印刷部7は、印刷する通帳類Tの印刷頁表面上に、インクリボン7b、サーマルヘッド7aの順に押し当てて、サーマルヘッド7aが選択的に発熱することで画像や文字を印刷する。この実施の形態では、中間転写印刷部8で印刷される情報に比べて、セキュリティ度合いが低い情報を直接印刷部7によって印刷する。
なお、通帳類Tの全てが直接印刷部7で印刷されるわけではなく、また印刷される頁は、中間転写印刷部8で印刷される頁とは異なる。このため、直接印刷部7での印刷が発生した場合は、まず印刷する頁を頁捲り部6で捲り出し直接印刷を行った後に、中間転写印刷を行う頁を捲り出すために、再度頁捲り部6に搬送する。直接印刷部7で印刷される情報がない場合は、通帳類Tは直接印刷部7を通過する。
図2は、上記した中間転写印刷部8を示すものである。
中間転写印刷部8は機能的に情報印刷部(以下、印刷部という)16と、オーバーコート転写部(以下、転写部という)17とを有して構成されている。
印刷部16としては熱溶融転写印刷方式のものが採用されている。即ち、サーマルヘッド19とプラテンローラ20に挟まれるように中間転写フィルム21と溶融インクリボン22を配置し、これら中間転写フィルム21と溶融インクリボン22によって中間転写フィルム21の表面に情報等を印刷する。
この熱溶融転写方式の特徴としては、画像耐久性が高いこと、インク材料に機能性材料を適用することが比較的容易なこと(例えば蛍光顔料、アルミ蒸着薄膜)などがあり、偽造防止を目的とする印刷物に適している。
溶融インクリボン22のベースフィルム厚やインク層厚は、印刷ドット再現性に極めて重要なパラメータであり、インクリボン総厚としては3〜25μmであり、望ましくは4〜10μmである。
一方、中間転写フィルム21の後述するベースフィルムの厚さや、受像兼接着総厚は、接着性や膜切れ特性に影響を与えるパラメータであり、中間転写フィルム21の総厚は、10〜100μmであり、望ましくは25〜50μmである。
プラテンローラ20は硬質のゴム材料を表面に用いたローラで、ゴム硬度が上がるほどに微小ドットの再現性が向上するが、同時に最適なプラテンローラ20とサーマルヘッド19の位置関係を得ることが難しくなる。このため、硬度は75°以上、望ましくは85〜97°である。同時に研磨したゴム表面の表面粗さも、表面平滑性が上がるほどに微小ドットの再現性が向上する。このため、表面粗さは中心線平均粗さRaで1μm以下、望ましくは0.5μm程度であることが要求される。
中間転写フィルム21を搬送する駆動力は、一般的にプラテンローラ20に駆動機構を設けることが多いが、上記の硬度と平滑性から中間転写フィルム21とプラテンローラ20の摩擦係数が上がらず、また安定しない。
このため、プラテンローラ20の下流(ヒートローラ側)直近に別途フィルム駆動ローラ23を設ける。フィルム駆動ローラ23は硬度30〜60度のローラを用い、中間転写フィルム21はフィルム駆動ローラ23に対して出来るだけ巻付き角が大きいほうが良い。実施例では90°から130°の巻き付き角をえられるようにテンショナ24を配置する。
テンショナ24には図示しないバネ機構が設けられ、限られた可動範囲内で中間転写フィルム21にテンションを与えて、フィルム駆動ローラ23と中間転写フィルム21が常に適切に接触する状態を作り出す。
フィルム駆動ローラ23の駆動は5相ステッピングモータ、タイミングベルト、プーリによる減速機構の組み合わせにより、正確に搬送が行われる。また、サーマルヘッド19はニアエッジ、またはコーナエッジタイプのヘッドを用い、熱時剥離による印刷を行うことが望ましい。
また、転写部17は通帳類搬送路3を介して対向配置されるヒートローラ35とバックアップローラ36を備えている。ヒートローラ35はDCサーボモータ若しくはステッピングモータにより正確に一定速度で駆動可能になっており、回転自在なバックアップローラ36との間にはコイルバネ37で発生された圧力が付与されるようになっている。
図3(a)〜(c)は中間転写フィルム21の構成を示す断面図である。
図3(a)に示す中間転写フィルム21は、基材としてのポリエチレンテレフタレート(以下、PETという)のフィルム26の表面に、透明樹脂によるホログラム形成層と金属化合物の蒸着層による透明ホログラム層28、受像層兼接着層としてのポリエステル系樹脂29を積層したものである。
また、図3(b)に示す中間転写フィルム21は、基材としてのPETフィルム26の表面に、剥離層としてのフェノキシ系樹脂27、透明樹脂によるホログラム形成層と金属化合物の蒸着層による透明ホログラム層28、受像層兼接着層としてのポリエステル系樹脂29を積層したものである。
さらに、図3(c)に示す中間転写フィルム21は、基材としてのPETフィルム26の表面に、剥離層としてのフェノキシ系樹脂27、保護層30、透明樹脂によるホログラム形成層と金属化合物の蒸着層による透明ホログラム層28、受像層兼接着層としてのポリエステル系樹脂29を積層したものである。
その他、中間転写フィルム21としては紫外線によって発光する蛍光発色層などの機能層を設け、転写対象への転写と同時にこれらの機能層も転写するものであってもよい。
図6は上記した通帳類取込部4にセットされる通帳類Tを開いた状態で示すものである。
この通帳類Tの表表紙Taには通帳類固有情報としての通帳類固有番号42が記録されている。また、この通帳類Tの裏表紙の内面側には後述するように無線IC43が貼り付けられている。
図7は上記した通帳類印刷装置1の駆動制御系を示すブロック図である。
図中51はデータ入力制御部で、このデータ入力制御部51に印刷装置1が接続されている。データ入力制御部51には主制御部52が設けられ、この主制御部52には制御回路を介してメモリ53、インターフエース部54、操作パネル55、及び画像入力部56が接続されている。
印刷装置1には生成手段としての生成部58a及び判別手段としての判別部58bを有して構成される装置制御部58が設けられ、この装置制御部58には制御回路を介して直接印刷画像処理部67、中間転写画像処理部68、ヒータ温度制御部60、通帳類搬送制御部61、画像形成制御部62、光学式文字認識部69、無線読取/書込部73が配設されている。
上記した直接印刷画像処理部67にはサーマルヘッド7aの印字動作を制御するヘッド制御部63が接続されている。中間転写画像処理部66にはサーマルヘッド19の印字動作を制御するヘッド制御部64が接続されている。
ヒータ温度制御部60には制御回路を介してヒートローラ35のヒータ65が接続されている。通帳類搬送制御部61には制御回路を介して通帳類搬送機構2a、通帳類取込機構4a、頁検知部4b、頁捲り機構6a及び排出ゲート制御部11aが接続されている。
画像形成制御部62には制御回路を介して転写リボン搬送機構32a、サーマルヘッド19を移動させるヘッド移動機構19a、ヒートローラ35を回転させる回転機構35aが接続されている。
光学式文字認識部69には第1及び第2の読取り光学系5,9が接続されている。無線IC読取/書込部73には、無線IC R/Wユニット10が接続されている。
次に、上記したように構成される通帳類印刷装置1の動作について説明する。
まず、図1に示す通帳類取込部4から通帳類Tが1冊のみ取出されて頁捲り部6に搬送され、ここで、通帳類Tの表表紙Taが捲られて所定の頁が開いた状態となる。即ち,図9(a)に示すように通帳類Tの綴目部Tt側を搬送ローラ対2にクランプした状態で、捲りローラ82と通帳押上ガイド83を傾斜させる。このとき、通帳押上ガイド83によって、通帳類T全体をカールさせることにより、安定した通帳類捲りが実現される。ついで、図9(b)に示すように捲りローラ82を反時計方向に回転させて、一番上位側の表紙Taを捲り上げてカール状態とする。そして、ふくらました表紙Taを図9(c)に示すようにさらにカールさせて、はじき動作に備える。捲りローラ82を反時計方向にさらに回転させることで、図9(d)に示すように表紙Ta先端を捲りローラ82によって持ち上げる。捲りローラ82を反時計方向にさらに回転させることで、図9(e)に示すように表紙Taの反発力とあわせてはじき、表紙Ta先端を捲りローラ82上側に移動する。ついで、図9(f)に示すように通帳を左方向に搬送することで、図9(g)に示すように通帳類Tの捲りを完了する。
この頁捲り後、第1のOCR読取部5で通帳類Tそれぞれに付与されている固有情報42が読み取られ、後で詳しく述べるように認識処理される。この認識処理された固有情報42は、セキュリティ情報に追加され、サーマルヘッド19に転送される黒印刷データとされる。
一方、このときには、図2に示すように送出側リール32から中間転写フィルム21が繰り出され、そのホログラム位置を示すマークがセンサ33によって検知される。このマーク検知結果を用いて中間転写フィルム21が印刷開始位置に制御される。
ついで、中間転写フィルム21の所定の位置に固有印刷情報等がサーマルヘッド19により印刷される。印刷される情報はY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の三原色に加えて黒の4色重ね合せによるカラー印刷である。これら複数色の重ね合わせ印刷は、中間転写フィルム21がサーマルヘッド19を色数と同じ回数往復することで、重ね合わせ印刷が行われる。また、印刷される情報は、反転画像であるという特徴がある。なお、印刷色は上記4色に加えて、蛍光顔料を含んだインクなど機能性インクを付与してもよい。
このように固有印刷情報が印刷された中間転写フィルム21は順方向(ヒートローラ35の方向)に巻き取られ、図4(a)に示すように経路途中の転写部マーク検知センサ39によって中間転写フィルム21の位置が把握される。この把握結果に基づいて転写開始位置まで中間転写フィルム21が送られる。
また、このとき通帳類Tは、転写される頁が開かれた状態で図4(b)に示すように取り込まれて、ヒートローラ35に対して決められた位置に搬送される。転写される頁は、表紙見返し頁でも、他の中紙頁でもかまわない。
このように互いに位置決めされた中間転写フィルム21と通帳類Tの該当ベージは、図4(c)に示すように円周の一部が切り欠かれた形状の金属製ヒートローラ35の回転と共に合わされ、搬送と同時に加圧されるとともに加熱される。その後、図5に示すように通帳類Tに対して60°〜110°の角度をもって転写フィルムベース26が引き上げられて、固有印刷情報と受像兼接着層29、ホログラム層28の転写が完了し、図8に示すように固有情報45、固有情報42が転写されたものを含むセキュリティ情報46及び所持人のカラー顔画像44が転写される。転写が完了した通帳類Tは、図4(d)に示すように頁が開かれた状態のまま次の第2のOCR読取部9に搬送される。
上記した第1のOCR読取部5で読み取られた通帳類Tの固有情報42(この場合は文字)は光学式文字認識部69で認識され、この認識結果が印刷装置制御部58に送信される。印刷装置制御部58では、データ入力制御部50から送られてくる画像入力部56で取得された所持人のカラー顔画像データ、操作パネル55で入力された所持人のセキュリティ文字情報などに通帳類固有の文字情報に基づいた印刷データを加えて処理を行い、生成部58aで印刷データを生成し、中間転写画像処理部68に送信する。これにより、通帳類固有情報が付与されたセキュリティ情報が中間転写フィルム21の表面に印刷される。
また、第2のOCR読取部9で読み取られた固有情報42と、固有印刷情報とは光学式文字認識部69で認識され、この認識結果が印刷装置制御部58に送信される。印刷装置制御部58では、判別部58bでデータの照合処理を行い、判断した結果を通帳類搬送制御部61に送信する。
判別部58bでのデータの照合結果で不良と判断された場合には、印刷装置制御部58からデータ入力制御部50に対し、作成した通帳類が不良であったことを通知する。データ入力制御部50では作成された通帳類が不良であったという通知を受信することに基づいて再度同一の印刷処理命令を印刷装置制御部58に送信し、自動的に通帳類の再作成を行わせる。
通帳類搬送・制御部61では照合の結果から、正常通帳類であれば正常通帳類集積部12へ搬送する。また、不良通帳類であれば不良通帳類集積部13へ搬送するが、このとき、すぐさま不良通帳類集積部13に通帳類Tを搬送して集積するのではなく、無線IC R/Wユニット10にて、不良通帳類であることを知らせる旨のデータを通帳類Tの無線IC43に記録してから不良通帳類集積部13に集積する。
また、第2のOCR読取部9で読み取ったデータの照合結果が正しかった場合には、無線IC43に事前に通帳類Tの固有情報を記録してないものと、記録しているものとで動作が異なるので、それぞれの場合の動作を分けて記述する。
まず、無線IC43に対して、事前に通帳類の固有情報を記録していない場合についての動作であるが、上述した中間転写印刷部8の印刷動作で説明したように、第1のOCR読取部5で読み取った通帳類固有情報42を光学式文字認識部69が認識し、その認識結果を印刷装置制御部58に送信している。従って、印刷装置制御部58では、データ入力制御部50から送られてきた、画像入力部56で取得された所持人のカラー顔画像データ、操作パネル55で入力された所持人のセキュリティ文字情報などに通帳類固有の文字情報に基づいた記録データを加えて処理を行い、無線ICへの記録データを生成し、無線IC R/W制御部73に送信する。これにより、通帳類固有情報が付与されたセキュリティ情報が無線ICR/Wユニット10にて通帳類Tの無線IC43に記録(書き込み)される。
書き込み動作(通信)が終了したら、正常にデータが書き込めたかどうかをベリファイする。即ち、無線IC R/Wユニット10は記録の終わった通帳類Tの無線IC43から書き込んだデータを読み出し、送信したデータと照合を取る。照合結果が正しかった場合は正常通帳類集積部12へ通帳類Tを搬送し、通帳類Tを集積する。
照合結果が正しくなかった場合は第2のOCR読取部9での照合エラーと同様に、無線IC R/Wユニット10より、不良通帳類である旨を知らせるデータを通帳類Tの無線IC43に記録し、不良通帳類集積部13へ集積する。
また、通帳類Tの無線IC43に対して、事前に通帳類の固有情報を記録している場合については、やはり、通帳類Tの無線IC43へ記録するためのデータは、第1のOCR読取部5で読み取った通帳類固有情報を光学式文字認識部69で認識し、その認識結果を印刷装置制御部58に送信している。ここで、画像入力部56で取得された所持人のカラー顔画像データ、操作パネル55で入力された所持人のセキュリティ文字情報などに通帳類固有の文字情報に基づいた記録データを加えて処理を行い、無線IC43への記録データを生成し、無線IC R/W制御部73に送信する。
上記固有情報を受け取った無線IC R/W制御部73はまず、無線IC R/Wユニット10まで搬送されてきた通帳類Tの無線IC43から事前に記録された通帳類固有情報を読み出し、印刷装置制御部58から受信したデータとの照合を取る。ここで照合結果が不一致で、照合エラーが発生した場合は第1のOCR読取部5で読取りが誤認識された可能性があり、中間転写印刷部8で印刷された固有情報を含むセキュリティデータが、そもそも通帳類が持っていた固有情報と異なって印刷されてしまった可能性がある。この場合には、不良通帳類として扱い、不良通帳類集積部13へ搬送して集積する。
照合結果が一致した場合は、印刷装置制御部58から送られてきた固有情報を含むセキュリティデータを事前に無線IC43に書き込まれた固有情報に追記もしくは上書きして書き込む。この後の動作は通帳類Tに内蔵された無線IC43に固有情報が事前に書き込まれていなかった場合と同様に、正常にデータが書き込めたかどうかをベリファイする。即ち、無線IC R/Wユニット10は通帳類Tから無線IC10から書き込んだデータを読み出し、送信したデータと照合を取る。照合結果が正しかった場合は正常通帳類集積部12へ通帳類を搬送し、通帳類Tを集積する。照合結果が正しくなかった場合は、無線IC R/Wユニット10により、不良通帳類である旨を知らせるデータを通帳類Tの無線IC43に記録し、不良通帳類集積部13へ集積する。
ところで、上記した通帳類Tの捲り動作において、捲られる表紙以外の部分についても通帳類押上ガイド83でカールさせられることが分かる。
この通帳類押上ガイド83によりカールを行なうことで、頁捲り時の最上頁(ここでは表表紙Ta)の移動開始搬送力を低減できるとともに、2枚捲りを防止できる等の効果がある。
このため、捲り対象の頁(ここでは表表紙ta)の曲げこわさがある程度低いことは当然であるが、通帳類押上ガイド83でのカールを可能にするため、表表紙Taの下側の頁全体についても、カールを許容する低い曲げこわさであることが必要である。
次に、捲り対象の頁下側全体の曲げこわさと頁捲りの影響を確認するため行った実験結果について説明する。
図10に示すように、無線ICを持たない通帳類Tの頁捲りが行なわれる表表紙Taに対し反対側に位置する裏表紙Tbの内面側に、無線ICを模した樹脂板(PET)85を貼り付ける。図11に示すように頁捲りが行なわれる通帳類Tの頁ということは、通帳発行機では印刷対象となることを指す。
樹脂板85は、通帳類Tの綴じ目部Tt側に寄せて幅寸法Aを20〜90mmに変化させた。また、樹脂板85の長さ寸法は、通帳類Tの綴じ目部Ttの長さとほぼ等しくした。
以下に、実験結果を示す。
<通帳類の条件>
通帳類Tのサイズは125×90mmである。
通帳類Tは表表紙Taと裏表紙Tbと複数枚の中紙Tnとによって構成されている。
表表紙Taと裏表紙Tbには銀行通帳用のクロス(ダイニック社マグナプレーン)が用いられている。
中紙Tnには上質紙80g/m2が用いられる。
樹脂板85にはPET500μmが用いられる。
Figure 2005122536
表1は実験結果を示す
実験の結果から、通帳類Tの綴目部Ttから40mmまでの範囲で樹脂板85を貼り付けた場合は,表表紙Taの捲り動作が成功しているが、それ以上の幅になると、捲りが出来ないことが明らかになった。
捲りが出来ない場合の動作では、通帳類押上ガイド83による通帳類T全体のカールが設計値通りに変形しないためであった。
図12は、上記した実験結果を考慮として通帳類Tに搭載する無線ICの第1の配置例を示す斜視図で、図13はその平面図である。
この第1の配置例では、無線IC43を通帳類Tの裏表紙Tbの内面側に貼り付けている。無線IC43は、その一側緑部を通帳類Tの綴目部Ttに対し略平行な状態で近接させ、他端緑部も綴目部Ttに平行に形成されて長方形状に構成されている。
この無線IC43の幅寸法Aは、綴目部Ttから反綴目部側までの距離に対して60%以下、望ましくは45%以下とされている。
図14は、無線IC43を示す縦断面図である。
図中90は厚さ20〜50μm程度のベースフィルムで、このベースフィルム90上には厚さが80〜500μmで記憶容量が8KBから1MB程度のICモジュールを構成するIC本体86、及び厚さが20〜50μm程度のアンテナ部87が配設されている。IC本体86及びアンテナ部87は、封止材91によって封止されている。封止材91の上下面部には厚さ50〜200μm程度のステンレス材やアルミニューム材等の補強用金属板92が配置されている。
また、ベースフィルム90の上下面部には、高さ調整用の樹脂板(例えばPET等)93が配設され、その厚みはIC本体86の厚さなどによって決定される。IC本体86及び高さ調整用の樹脂板93は樹脂や紙材等の表面コート材95によって被覆される。このように構成される無線IC43は通帳類Tの裏表紙Tbの内面側に貼り付けられている。
なお、IC本体86を補強する補強用金属板92は耐久性に問題がなければ、IC本体86の片面のみに設けるものであってもよい。
また、表面コート材95は、PETなどの樹脂でも、また紙材質でもかまわない。紙材質で構成することで、他の表紙内側と同じ質感を保つことが可能となり、ユーザにICの存在を意識させないなどのメリットが生まれる。
さらに、アンテナ部87は無線IC43のIC本体86及び高さ調整用の樹脂板93の配置エリア内に限られることなく、図15及び図16に示すように、IC本体86及び高さ調整用の樹脂板93の配置エリアよりも広い範囲で配置するようにしても良い。
本来、IC本体86の保護を目的とする補強用金属板92、高さ調整用の樹脂板93を含んだ無線IC43は曲げこわさが大きいため、通帳類全体の曲げこわさをも増加させてしまう。しかし、アンテナ部87は一般的に薄く、曲げこわさも通帳発行機の動作に影響しない程度であるため、広い範囲での配置が可能となる。
なお、本実施の形態における曲げこわさは、綴じ目部Ttと通帳類T先端を平行かつ直線状に保ち、頁中央を凸にする一般的なカール方向に関する、曲げに対する抵抗性を表す。一般的に、曲げこわさは紙一枚に対しての物理量として用いられるが、通帳類全体に対しても同様の理解で「曲げこわさ」を表現している。
図17は無線IC43の第2の配置例を示す斜視図で、図18はその断面図である。
上記した第1の配置例では、通帳類Tの裏表紙Tbの内面側に無線IC43を貼り付けたが、この第2の配置例では、無線IC43を構成するベースフィルム90を延長して通帳類Tの綴目部Ttに綴じ込み、通帳類Tの1頁を構成している。
ここでは、ベースフィルム90を通帳類Tの綴目部Ttと反対側にも伸ばしてアンテナ部87の配置領域を拡大している。なお、ベースフィルム90を延長して通帳類Tの綴目部Ttに綴じ込むことなく、通帳類Tの中紙Tnに無線IC43を貼り付けるようにしても良い。
図19は、無線IC43の第3の配置例を示す斜視図で、図20はその断面図である。
この配置例では、無線IC43を構成するベースフィルム90を延長して通帳類Tの綴目部Ttに綴じ込むことにより、通帳類の1頁とする。しかし、ベースフィルム90を通帳類Tの綴目部Ttと反対側に伸ばしてアンテナ部87の配置領域を拡大することなく、IC本体86及び高さ調整用の樹脂板93の配置エリア内のみにアンテナ部87を配置している。
図21は無線IC43の第4の配置例を示す斜視図で、図22はその断面図である。
上記した第1の配置例では、同一頁内で無線IC43が貼り付けられた部分以外は、一段薄い状態であった。通帳発行機の印刷方法などによっては、同一頁内を均一な高さに揃えておきたい場合がある。
ただし、これまでも説明したように頁捲り動作や通帳発行機内部のカーブ搬送に影響が少なくなるように、閉じた通帳類全体の曲げこわさは上げたくない。
そこで、この第4の配置例では、高さ調整用樹脂板93に比較して、曲げこわさが低い柔軟性の高さ調整材97を裏表紙Pbの内面側に設けることにより、同一頁内を均一な高さに揃えている。
図23は、無線IC43の第5の配置例を示す斜視図である。
この第5の配置例では、無線IC43を構成するベースフィルム90を延長して通帳類Tの綴目部Ttに綴じ込んで通帳類Tの1頁とし、また、ベースフィルム90を通帳類Tの綴目部Ttと反対側にも伸ばしてこの部分に高さ調整用樹脂板93に比較して、曲げこわさが低い柔軟性の高さ調整材97を設けている。
なお、アンテナ部87やIC補強用金属板92の配置によっては、柔軟性の高さ調整材97をベースフィルム90両面に貼り付ける必要があるかもしれないが、いずれにしても同一頁内を均一な高さに揃えれば特に限定はなく、いずれの方法でも良い。
図24は、無線IC43の第6の配置例を示す斜視図である。
上記した各配置例では、無線IC43を通帳類Tの全幅に亘って設けたが、実際には無線IC43の形状は自由であっても良い。
この第6の配置例では、無線IC43のIC本体側の厚い部分を綴目部Tt近くの幅方向片側に寄せて配置し、同一頁内の他の領域に柔軟性の高さ調整材97を配置している。
この配置例によれば、通帳類T全体の曲げこわさを低減する効果が見込まれる。
ただし、綴目部Tt方向のバランスを考えた場合には欠点も予想され、特に頁捲り動作時に捲られる頁が斜めに開かれるため、はじくタイミングで捲りローラで一部だけ強い力を受けてしまうなど、綴目方向のこわさの分布が不均一になる恐れがある。
図25は無線IC43の第7の配置例を示すものである。
この第6の配置例は、無線IC43が通帳類Tの中央の中紙Tnに配置された場合を示し、頁捲り部6で表表紙Taおよび中紙Tn1〜2枚目が捲られる。
この第6の配置例では、柔軟性を有する高さ調整材97も合わせて採用しており、通帳類Tを閉じたときに厚みが均一になり、発行機の通帳類取込部4や正常通帳集積部12で複数冊が重ね合わされた時に、安定した積上げが可能になる。
また、直接印刷部7での印刷を行なうときに、頁によっては無線IC43を含む、中紙頁の上側からサーマルヘッド7aを押し付けた動作を行なう場合があるが、この場合においても印刷面の高さが均一になり頁全域を安定して印刷することが可能になる等のメリットがある。
上記したように、この実施の形態によれば、通帳類Tの綴目部Ttから反綴目部までの距離をLとしたとき、綴目部Ttからの距離が0.6L以下となる領域内に無線IC43を設けるため、通帳類Tの曲げこわさを低下させることができる。
従って、無線IC43を内蔵する通帳類Tの捲りが可能となり、通帳類Tの自動発行を行なう通帳類発行機では、通帳類の頁捲り機能を搭載することで、オペレータの作業自動化に大きく貢献することが出来る。
また、通帳類発行機の各機構部を効率的に配置することで、発行機全体の容積を減らすためには、屈曲した搬送路が必要となるが、上記したように通帳類Tの曲げこわさを低下させることで、屈曲した搬送路での詰まり防止でき、良好な搬送が可能となる。
なお、本発明は、上記一実施の形態に限られることなく、その要旨の範囲内で種々変形実施可能なことは勿論である。
本発明の一実施の形態である通帳類印刷装置を概略的に示す構成図。 同通帳類印刷装置に備えられる転写印刷部を示す構成図。 同転写印刷部で用いられる転写フィルムを示すもので、(a)はその第1の例、(b)はその第2の例、(c)はその第3の例を示す構成図。 同転写印刷部の転写動作を示す図。 同転写印刷部の転写動作の一部を拡大して示す図。 同通帳類印刷装置で用いられる通帳類を示す平面図。 同通帳類印刷装置の制御部を示すブロック図。 同通帳類印刷装置で印刷された通帳類を示す平面図。 同通帳類印刷装置で捲られる通帳類の捲り動作を示す図。 同通帳類に無線ICを模した樹脂板を貼り付けた状態を示す斜視図。 図11の通帳類を示す正面図。 同通帳類に対する無線ICの第1の配置例を示す斜視図。 図12の通帳類を示す平面図。 図12の無線ICを示す断面図。 図12の無線ICのアンテナ部の他の配置例を示す図。 図15の無線ICを示す断面図。 無線ICの第2の配置例を示す斜視図。 図17の無線ICを示す断面図。 無線ICの第3の配置例を示す斜視図。 図19の無線ICを示す断面図。 無線ICの第4の配置例を示す斜視図。 図21の無線ICを示す断面図。 無線ICの第5の配置例を示す斜視図。 無線ICの第6の配置例を示す斜視図。 無線ICの第7の配置例を示す正面図。
符号の説明
T…通帳類、Tt…綴目部、Ta…表表紙、Tb…裏表紙、Tn…中紙、2…搬送ローラ対(搬送手段)、3…搬送路、4…通帳類取込部(取出手段)、6…頁捲り部(捲り手段)、7…直接印刷部(印刷手段)、8…中間転写印刷部(印刷手段)、10…無線IC R/Wユニット(無線情報処理手段)、43…無線IC、90…ベース材と、86…IC本体(ICモジュルール)、93…厚さ調整材。

Claims (7)

  1. 綴目部を中心として開帳、或いは閉帳され、非接触でデータ処理する無線ICを備えて構成される通帳類において、
    前記綴目部から反綴目部までの距離をLとしたとき、
    前記無線ICは前記綴目部からの距離が0.6L以下の領域内に設けられたことを特徴とする通帳類。
  2. 綴目部を介して綴じられる表紙及び中紙を有し、前記綴目部を中心として前記表紙及び中紙が開帳、或いは閉帳される通帳類において、
    前記表紙或いは中紙に設けられ、非接触でデータ処理する無線ICを備え、
    前記表紙或いは中紙の綴目部から反綴目部までの距離をLとしたとき、
    前記無線ICは前記綴目部からの距離が0.6L以下の領域内に設けられたことを特徴とする通帳類。
  3. 前記無線ICはベース材と、このベース材に設けられるICモジュールを有して構成され、前記ベース材の一側部側が前記綴目部に綴じ込められたことを特徴する請求項1記載の通帳類。
  4. 前記ベース材の他側部側は前記綴目部の反対側に延長され、この延長面に前記無線ICと厚さがほぼ等しく、かつ、曲げこわさが低い、厚さ調整材を設けたことを特徴とする請求項3記載の通帳類。
  5. 前記通帳類の表紙或いは中紙の前記無線ICが設けられるエリア以外のエリアに前記無線ICと厚さがほぼ等しく、かつ、曲げこわさが低い、厚さ調整材を設けたことを特徴とする請求項2記載の通帳類。
  6. 前記無線ICの前記綴目部に沿う方向の長さ寸法は、前記綴目部の長さ寸法と略等しいことを特徴とする請求項1又は2記載の通帳類。
  7. 綴目部を介して綴じられる表紙及び中紙を有し、前記綴目部を中心として前記表紙及び中紙が開帳、或いは閉帳され、前記表紙或いは中紙に非接触でデータ処理する無線ICを備え、前記表紙或いは中紙の綴目部から反綴目部までの距離をLとしたとき、前記無線ICが前記綴目部からの距離が0.6L以下の領域内に設けられる通帳類を取出す取出手段と、
    この取出手段によって取出された通帳類の表紙或いは中紙を捲る捲り手段と、
    この捲り手段によって捲られた表紙或いは中紙に情報を印刷する印刷手段と、
    前記通帳類の無線ICに対し情報処理を施す無線情報処理手段と
    を具備することを特徴とする通帳類印刷装置。
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