JP2005115785A - 半導体装置の配線方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の配線方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
信頼性や安定性を低下させることなく、太幅図形と細幅配線とが接続する部分における配線を規制する領域適切に設定し、その近傍を通る配線の配線長が不要に長くなることを防止する半導体装置の配線方法を提供する。
【解決手段】
(a)細幅配線パターン11と細幅配線パターン11より太い太幅パターン15との関係を検索するステップと、(b)細幅配線パターン11と太幅パターン15とが同じ層で接続されるとき、その接続に対応する配線ルールを参照するステップと、(c)その配線ルールにより定まる所定の領域に折り曲がり点11−4を持たないように細幅配線パターン11を配置するステップとを具備する半導体装置の配線方法を用いる。配線ルールは、細幅配線パターン11と接続される太幅パターン15の端部15−1から所定の距離30以内に、細幅配線パターン11に折れ曲がり点11−4を設けないことである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体装置の配線方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置に関し、特に、配線を適切に配置する半導体装置の配線方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置に関する。
大規模集積回路(LSI)のレイアウト設計において、論理機能セル/ブロック及び配線を自動的に配置及び配線する自動配置配線システムが知られている(例えば、特許文献1)。自動配置配線システムとしては、コンピュータを用いたCAD(Computer Aided Design)が例示される。自動配置配線システムを用いた配置配線は、例えば、以下のようにして行われる。まず、設計対象のLSIの回路図に関するデータ、ライブラリとして準備されている論理機能セル/ブロックのデータ及び設計ルールに関するデータを読み込む。次に、読み込んだ各データに基づいて、論理機能セル/ブロックの配置を行う。続いて、読み込んだ各データに基づいて、論理機能セル/ブロック間の配線を行う。その後、配置及び配線に問題がないか否かを検証し、必要に応じて再配置及び再配線を行う。そして、最終的に、自動配置配線システム用のデータを、LSIを構成する各層のパターンに対応したチップ全体の配線に関するアートワークデータとして生成する。
自動的に配置及び配線されるものとしては、例えば、信号配線に例示される線幅の細い細幅配線や、電源配線や接地配線に例示される線幅の太い太幅配線、メモリに例示されるマクロ(論理機能セル/ブロック)がある。ここでは、太幅配線及びマクロのような細幅配線に比較して太い図形である太幅図形と細幅配線とを接続する場合について説明する。
図1は、従来の自動配置配線における太幅図形と細幅配線との接続部分を示すレイアウト図の一例である。X方向のグリット線121とY方向のグリット線122とに沿って、配線A111、及び配線B112がそれぞれ設けられている。配線A111(配線A111−1〜111−3)は、一端を太幅図形115の一端に接続している。太幅図形115の周囲には、設計ルールに基づく太幅スペーシングエリア117が確保されている。
配線A111は、太幅図形115との接合部分の近傍において、所定の設計ルールに基づいて配線されている。その設計ルールは、太幅図形(115)に接合する配線(111)が太幅図形(115)と同じ層で折れ曲がる場合、配線(111)は太幅図形(115)から最小スペーシング(119)以上離れた箇所で折れ曲がるという最小スペーシングルールである。この最小スペーシングルールにより、例えば、マイクロローディング効果の影響を防止することができる。
ここで、マイクロローディング効果とは、密度の大きなパターンと密度の小さなパターンとを同時にエッチングする場合に、エッチングのされ方が場所により異なるためにより生じるフォトリソグラフィー時のエッチングの不具合の現象をいう。図1の例では、太幅図形115と配線A111の接続部分において、そのような効果が発生しやすい。そのため、最小スペーシングルールが適用される。
自動配線では、図1の場合、配線A111を太幅図形115にできるだけ近付けたうえで双方を接続する。そのため、折れ曲がり点は必然的に最小スペーシング119の距離に位置することになる。そして、太幅図形115に接続する配線A111−1〜配線A111−2は、接続部分から設定された所定の距離Y(所定の距離Y>最小スペーシング)より内側に位置することになる。このような場合、設計ルール上、配線A111−1〜配線A111−2に対して、太幅図形115の最小スペーシングルールが適用される。すなわち、太幅図形115用の太幅スペーシングエリア117が、配線A111−1〜配線A111−2の周囲にも拡大することになる。
配線B112は、設計ルール上、太幅スペーシングエリア117に侵入できない。そのため、配線B112は、グリット線Tx5−Ty1−Tx6−Ty6−Tx5に沿って配線される。すなわち、配線B112は、太幅配線115との接合部分の近傍において、太幅スペーシングエリア117を迂回するように配線される。しがたって、配線B112は、グリット線Tx5上だけに配線しても設計上問題がないにもかかわらず、配線A111−2を迂回するように配線される。それにより、配線リソース(配線領域)が減るほか、配線長も長くなる。
したがって、太幅図形115と配線A111との接合部分において、太幅スペーシングエリア117が不必要に大きくなる場合が起こりうる。太幅図形と細幅配線とが接続する部分における配線を規制する領域を適切に設定する技術が求められる。太幅図形と細幅配線とが接続する領域の近傍を通る配線を適切に設定する技術が望まれる。太幅図形と細幅配線とが接続する部分の近傍における配線領域を適切に確保し、配線長が不要に長くなることを防止する技術が望まれる。
特許第3390393号公報
従って、本発明の目的は、信頼性や安定性を低下させることなく、太幅図形と細幅配線とが接続する部分における配線を規制する領域を、適切に設定する半導体装置の配線方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、信頼性や安定性を低下させることなく、太幅図形と細幅配線とが接続する領域の近傍を通る配線を、適切に設定する半導体装置の配線方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、信頼性や安定性を低下させることなく、太幅図形と細幅配線とが接続する部分の近傍における配線領域を適切に確保し、配線長が不要に長くなることを防止する半導体装置の配線方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、信頼性や安定性を低下させることなく、配線密度を高め、チップ面積を低減することが可能な半導体装置の配線方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
従って、上記課題を解決するために、本発明の半導体装置の配線方法は、(a)細幅配線パターン(11)と細幅配線パターン(11)より太い太幅パターン(15)との関係を検索するステップと、(b)細幅配線パターン(11)と太幅パターン(15)とが同じ層で接続されるとき、その接続に対応する配線ルールを参照するステップと、(c)その配線ルールにより定まる所定の領域に折り曲がり点(11−4)を持たないように細幅配線パターン(11)を配置するステップとを具備する。
ここで、細幅配線パターン(11)は、信号配線のような線幅の細い細幅配線に例示される。太幅パターン(15)は、電源配線や接地配線のような線幅の太い太幅配線、メモリのようなマクロ(論理機能セル/ブロック)やその端子に例示される。太幅パターン(15)の幅は、細幅配線パターン(11)の幅の数倍から数十倍程度である。配線ルールは、例えば、自動配置配線の設計ルールファイル(4)に格納されて提供される。
本発明により、半導体装置において、所定の領域に折れ曲がり点(11−4)がないので、太幅パターン(15)の太幅スペーシングエリア(17)が不必要に大きくなることがなくなる。それにより、配線の信頼性を低下させることなく、配線リソース(配線領域)を増やすことができる。
上記課題を解決するために、本発明の半導体装置の配線方法は、(d)複数の細幅配線パターン(11〜13)を配線するステップと、(e)複数の細幅配線パターン(11〜13)のうちから、複数の細幅配線パターン(11〜13)の各々より太い太幅パターン(15)と同じ層で接続され、かつ、太幅パターン(15)から所定の領域内において折れ曲がり点(11−4)を持つ対象細幅配線パターン(11)の存在を調べるステップと、(f)対象細幅配線パターン(11)に対応する配線ルールに従って、その所定の領域に折り曲がり点(11−4)を持たないように対象細幅配線パターン(11)を再配線するステップとを具備する。
ここで、細幅配線パターン(11)及び太幅パターン(15)は、前述のとおりである。
本発明により、半導体装置において、所定の領域に折れ曲がり点(11−4)がないので、太幅パターン(15)の太幅スペーシングエリア(17)が不必要に大きくなることがなくなる。それにより、配線の信頼性を低下させることなく、配線リソース(配線領域)を増やすことができる。
上記の半導体装置の配線方法において、その配線ルールは、細幅配線パターン(11)と接続される太幅パターン(15)の端部(15−1)から所定の距離(30)未満に、細幅配線パターン(11)に折れ曲がり点(11−4)を設けないことである。
このような配線ルールにより、太幅パターン(15)と同じ層で接続される細幅配線パターン(11)の折れ曲がり点に関わる箇所(11−2)が、所定の領域に入らず、最小スペーシングルールが適用されず、太幅スペーシングエリア(17)が不必要に大きくなることがなくなる。
上記の半導体装置の配線方法において、所定の距離(30)は、太幅パターン(15)からの突き出しに関するスペーシング値(X)である。
折れ曲がり点が太幅パターン(15)からの突き出しに関するスペーシング値(X)より遠くなるので、細幅配線パターン(11)の折れ曲がりにより太幅スペーシングエリア(17)が拡大することが無く、フォトリソグラフィー時のエッチングの不具合も発生しない。
上記課題を解決するために、コンピュータに実行可能なプログラムは、(a)細幅配線パターン(11)と細幅配線パターン(11)より太い太幅パターン(15)との関係を検索するステップと、(b)細幅配線パターン(11)と太幅パターン(15)とが同じ層で接続されるとき、その接続に対応する配線ルールを参照するステップと、(c)その配線ルールにより定まる所定の領域に折り曲がり点(11−4)を持たないように細幅配線パターン(11)を配置するステップとを具備する方法を実行する。
上記課題を解決するために、コンピュータに実行可能なプログラムは、(d)複数の細幅配線パターン(11〜13)を配線するステップと、(e)複数の細幅配線パターン(11〜13)のうちから、複数の細幅配線パターン(11〜13)の各々より太い太幅パターン(15)と同じ層で接続され、かつ、太幅パターン(15)から所定の領域内において折れ曲がり点(11−4)を持つ対象細幅配線パターン(11)の存在を調べるステップと、(f)対象細幅配線パターン(11)に対応する配線ルールに従って、その所定の領域に折り曲がり点(11−4)を持たないように対象細幅配線パターン(11)を再配線するステップとを具備する方法を実行する。
上記のプログラムにおいて、その配線ルールは、細幅配線パターン(11)と接続される太幅パターン(15)の端部(15−1)から所定の距離(30)未満に、細幅配線パターンに(11)折れ曲がり点(11−4)を設けないことである。
上記のプログラムにおいて、所定の距離(30)は、太幅パターン(15)からの突き出しに関するスペーシング値(X)である。
上記課題を解決するために本発明の半導体装置の製造方法は、(m)回路図データ(2)と論理機能ブロックデータ(3)と設計ルールデータ(4)とに基づいて、半導体装置の論理機能セルを配置するステップと、(n)請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置の配線方法に従ってその半導体装置の配線を行うステップと、(o)その論理機能セルとその配線とについて検証を行い、その半導体装置のレイアウト設計を完成するステップと、(p)そのレイアウト設計に基づいて作成されたマスクを用いて、半導体基板上に成膜された膜に対してリソグラフィ処理を行うステップとを具備する。
本発明により、半導体装置において、所定の領域に折れ曲がり点(11−4)がないので、太幅パターン(15)の太幅スペーシングエリア(17)が不必要に大きくなることがなくなる。それにより、配線の信頼性を低下させることなく、配線リソース(配線領域)を増やし、配線長を短くすることができる。そして、半導体チップの面積を小さくすることができる。
上記課題を解決するために本発明の半導体装置は、第1細幅配線パターン(11)と、第1細幅配線パターン(11)に接続され、第1細幅配線パターン(11)より太い太幅パターン(15)とを具備する。第1細幅配線パターン(11)は、第1細幅配線パターン(11)と接続される太幅パターン(15)の端部(15−1)から所定の距離(30)以上離れた位置で折れ曲がり点(11−4)を有する。
本発明により、半導体装置において、所定の領域に折れ曲がり点(11−4)がないので、太幅パターン(15)の太幅スペーシングエリア(17)が不必要に大きくなることがなくなり、配線の信頼性を低下させることなく、配線リソース(配線領域)を増やし、配線長を短くすることができる。そして、半導体チップの面積を小さくすることができる。
上記の半導体装置において、第2細幅配線パターン(12)を更に具備する。第2細幅配線パターン(12)は、予め設定された格子状の複数のグリット線(21、22)のうち、太幅パターン(15)の側面に対して平行かつ設計ルール上の最近接の最近接グリット線(Tx5)に設けられ、第1細幅配線パターン(11)の端部(15)から折れ曲がり点(11−4)に対応する位置においても、端部(15−1)近傍を迂回することなく最近接グリット線(Tx5)上に設けられている。
本発明により、半導体装置において、第2細幅配線パターン(12)は、端部(15−1)近傍を迂回することなく最近接グリット線(Tx5)上に直線的に設けることができる。そして、配線の信頼性を低下させることなく、配線リソース(配線領域)を増やし、配線長を短くすることができる。
上記の半導体装置において、太幅パターン(15)からの突き出しに関するスペーシング値(X)である。
折れ曲がり点が太幅パターン(15)からの突き出しに関するスペーシング値(X)と最小スペーシング(19)との和より遠くなるので、細幅配線パターン(11)の折れ曲がりにより太幅スペーシングエリア(17)が拡大することが無く、フォトリソグラフィー時のエッチングの不具合も発生しない。
本発明により、信頼性や安定性を低下させることなく、太幅図形と細幅配線とが接続する部分における配線を規制する領域適切に設定し、その近傍を通る配線の配線長が不要に長くなることを防止することができる。
以下、本発明の配置配線システム、半導体装置の配線方法及び半導体装置の製造方法の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。
まず、本発明の半導体装置の配線方法を適用した配置配線システムの実施の形態の構成について、添付図面を参照して説明する。
図2は、本発明の半導体装置の配線方法を適用した配置配線システムの実施の形態の構成を示す図である。配置配線システム10は、自動配線配置装置1及び設計データベース9を具備する。
設計データベース9は、ワークステーションに例示される情報処理装置である。データとそのデータに関連するコンピュータプログラムとしての回路図データファイル2、セル/ブロックライブラリ3及び設計ルールファイル4を備える。回路図データファイル2は、設計対象のLSIを構成する各ブロックの端子間の接続関係を示す接続データを備える。セル/ブロックライブラリ3は、ビアやNANDゲートなどの(論理機能)セルに関するデータ、複雑な論理機能を実現する(論理機能)ブロックに関するデータを備える。設計ルールファイル4は、各配線層の配線ピッチ、配線幅および配線最小間隔、ビアセルを構成する各要素の寸法のような配置配線時および検証時に使用する設計ルールを含む。本発明に関わる配線ルールは、設計ルールファイル4に格納されている。
自動配線配置装置1は、ワークステーションに例示される情報処理装置である。コンピュータプログラムとしての読込/前処理部6、自動配置配線本体部7及び配置配線結果検証部8を備える。自動配線配置装置1と設計データベース9とは、通信可能に接続されている。システムの簡素化、省スペース化などから、両者が一体であっても良い。
読込/前処理部6は、回路図データファイル2から、設計対象LSIを構成する各ブロックの端子間の接続データを読み込む。加えて、セル/ブロックライブラリ3から、設計対象LSIに使用するセル/ブロックに関するアートワークデータを読み込む。更に、設計ルールファイル4から、各配線層の配線ピッチ、配線幅および配線最小間隔、ビアセルを構成する各要素の寸法等の配置配線時および検証時に使用する設計ルールを読み込む。設計ルールは、本発明に関わる配線ルールを含む。
自動配置配線本体部7は、読み込んだデータに基づいて、配置配線用のデータを作成し、配置配線を実行する。このとき、本発明に関わる配線ルールを適用する。そして、配置配線の実行結果を配置配線結果検証部8に出力する。
配置配線結果検証部8は、配置配線の実行結果について検証を行う。検証時に、本発明に関わる配線ルールを用いても良い。不具合が発見されない場合、配置配線の実行結果をアートワークデータに再変換した後、配置配線結果出力ファイル5として出力する。不具合が発見された場合、自動配置配線本体部7に属する配置配線結果検証部8、又は、図示されない入力/編集部により不具合点の修正および配置配線の再実行が行われる。そして、再び検証を行う。
図3は、本発明の半導体装置の配線方法を適用した半導体装置のレイアウト図の一例である。この図は、太幅図形と細幅配線との接続部分を示し、本願発明を図1の場合に適用したものである。X方向のグリット線21とY方向のグリット線22とに沿って、配線A11、及び配線B12がそれぞれ設けられている。配線A11(配線A11−1〜11−3、折れ曲がり点11−4、接続点11−5)は、接続点11−5において太幅図形15の端部15−1に接続している。太幅図形15の周囲には、設計ルールに基づく太幅スペーシングエリア17が確保されている。太幅スペーシングエリア17は、端部15−1側において、折れ曲がり点11−4の先へ太幅スペーシング17a分だけ広がっている。
ここで、細幅配線としての配線A11〜配線B12は、信号配線のような線幅の細い細幅配線に例示される。太幅図形15は、電源配線や接地配線のような線幅の太い太幅配線、メモリのようなマクロ(論理機能セル/ブロック)やその端子に例示される。太幅図形15の幅は、細幅配線の幅の数倍から数十倍程度である。
配線A11は、太幅図形15との接合部分の近傍において、所定の設計ルール(配線ルール)に基づいて配線されている。その配線ルールは、太幅図形(15)に接続する細幅配線(11)が太幅図形(15)と同じ層において折れ曲がる場合、細幅配線(11)と接合する太幅図形(15)の端部(15−1)から所定の距離X(30)以上離れた位置に折れ曲がり点(11−4)を設けることである。その場合、配線A11における折れ曲がり点11−4から接続点11−5までは直線となる。
このような配線ルールは、図1における配線A111−1〜配線A111−2に対して太幅図形115の最小スペーシングルールが適用されるような場合に有効である。すなわち、このような最小スペーシングルールを設計ルールとして利用して配置配線を行う場合に適用することが好ましい。例えば、銅による配線を行う場合である。
所定の距離X30は、設計ルール上「太幅図形からの突き出しに関するスペーシング値」として知られる値を用いることができる。この値は、細幅配線が太幅図形から突き出すとき、その細幅配線の根元からの道のり(長さ)である。細幅配線がその値以上に太幅図形から突き出すと、細幅配線に最小スペーシングルールが適用されなくなる。この値は、通常、(直線)距離ではなく道のりとして用いられ、途中に折れ曲がりがある場合もある。しかし、本実施の形態の場合、途中が折れ曲がると、図1の場合のように太幅スペーシングエリア17が配線B12の側に広がってしまい好ましくない。そこで、配線A11−1は、所定の距離X30以上の直線としている。それにより、配線A11−1に対して太幅図形15の最小スペーシングルールが適用されず、太幅スペーシングエリア17が不要に大きくなることがなくなる。したがって、配線リソース(配線領域)が不要に減らず、配線長も不要に長くなることがなくなる。
ただし、太幅スペーシングエリア17に影響を与えない場合(例示:太幅図形15が配線A11に対して相対的に大きい場合)には、途中に折れ曲がりがあっても問題は無い。
この場合、設計ルール上、配線A11−1〜配線A11−2に対して、太幅図形15の最小スペーシングルールは適用されない。すなわち、太幅図形15用の太幅スペーシングエリア17が、配線A11−1〜配線A11−2の周囲に拡大しなくなる。そして、太幅スペーシングエリア17は、端部15−1側において、端部15−1から所定の距離X30(突き出し距離:太幅図形からの突き出しに関するスペーシング値)未満の範囲となる。すなわち、従来の場合(図1)に比較して、端部15−1側において、太幅スペーシングエリア17の範囲を狭くすることができる。配線A11は、その配線ルールにより、その範囲において折れ曲がり点11−4を持たないように配線される。
配線B12は、設計ルール上、太幅スペーシングエリア17に侵入できない。配線B12は、最小スペーシングルールを満たして、太幅スペーシングエリア17に入らないように、グリット線Tx5上に配線される。すなわち、配線B12は、従来の場合(図1)での迂回するような経路(Tx5−Ty1−Tx6−Ty6−Tx5)を取る必要がなくなる。それらにより、従来の場合(図1)に比較して、配線リソース(配線領域)が増加し、配線長も短くなる。
これにより、細幅配線A11〜B12及び太幅図形15の信頼性や安定性に対して何ら悪影響を与えることなく、図1の場合に比較して配線リソース(配線領域)を広げることが出来る。そして、細幅配線の長さが不要に長くなることを防止して、配線密度を高め、チップ面積を低減することが可能となる。
太幅スペーシングエリア17は、通常の配線の占める領域の数倍〜数十倍ある。本発明により、太幅スペーシングエリア17を抑制することができる。それにより、その抑制された領域分の迂回配線を無くすことが可能となる。
次に、本発明の半導体装置の配線方法の実施の形態(配置配線システムの実施の形態の動作)について、添付図面を参照して説明する。
図4は、本発明の半導体装置の配線方法の実施の形態を示すフローチャートである。
(1)ステップS01:ライブラリ読込処理
読込/前処理部6は、回路図データファイル2、セル/ブロックライブラリ3、設計ルールファイル4にライブラリデータとして予め登録されている回路図、端子間の接続関係、配置する論理機能セル/ブロック、配線ピッチ、配線幅、配線の最小間隔、ビアの辺長、ビアセルを構成する各要素の寸法、本発明に関する配線ルール、等に関するデータを読み込む。そして、配置配線のルール設定を行う。
(2)ステップS02:セル/ブロック配置処理
自動配置配線本体部7は、回路図に記述されているプリミティブセル(論理機能セル)および論理機能ブロックをLSIチップ内に自動的に配置する。
(3)ステップS03:セル/ブロック間配線処理
自動配置配線本体部7は、設定された配置配線ルールにしたがって各論理機能セル/ブロックの端子間を自動配線する。このステップにおいて、本発明に関する配線ルールを適用しても良い。
(4)ステップS04:配置配線検証処理
配置配線結果検証部8は、未配置ブロック、配線の未接続部やショート部等の不具合が無いことを検証する。このステップにおいて、本発明に関する配線ルールを適用しても良い。不具合が発見された場合、自動配置配線本体部7に属する図示されない入力/編集部により不具合点の修正および配置配線の再実行が行われる。
(5)ステップS05:配置配線済データ出力処理
ステップS04で不具合が発見されない場合、配置配線の実行結果(自動配置配線装置10用のデータ)をLSIを構成する各層のパターンに対応したアートワークデータに再変換する。そして、再変換後、配置配線結果出力ファイル5として出力する。
以上のプロセスにより、配置配線の処理が終了する。
次に、ステップS03において本発明に関する配線ルールを適用した半導体装置の配線方法について、添付図面を参照して説明する。図5は、ステップS03を示すフローチャートである。
(1)ステップS21
自動配置配線本体部7は、設定された配置配線ルールに、所定の設計ルール(配線ルール)が定義されているか否かを検索する。配線ルールは、太幅図形に接続する細幅配線が太幅図形と同じ層において折れ曲がる場合、細幅配線と接合する太幅図形の端部から所定の距離X(距離30)以上離れた位置に折れ曲がり点を設けることである。
(2)ステップS22
自動配置配線本体部7は、設定された配置配線ルールに所定の配線ルールが定義されている場合(ステップS21:Yes)、配線を行う処理対象の細幅配線と太幅図形とが接続するか否かを判定する。
(3)ステップS23
自動配置配線本体部7は、処理対象の細幅配線と太幅図形とが接続する場合(ステップS22:Yes)、処理対象の細幅配線が、太幅図形のある層と同じ層(同層)で折れ曲がるか否かを判定する。
(4)ステップS24
自動配置配線本体部7は、処理対象の細幅配線が太幅図形のある層と同層で折れ曲がる場合(ステップS23:Yes)、処理対象の細幅配線の折れ曲がり位置を距離X(距離30)にセットする。
(5)ステップS25
自動配置配線本体部7は、設定された配置配線ルールに所定の配線ルールが定義されていない場合(ステップS21:No)、処理対象の細幅配線と太幅図形とが接続しない場合(ステップS22:No)、及び、処理対象の細幅配線が太幅図形のある層と同層で折れ曲がらない場合(ステップS23:No)、処理対象の細幅配線の折れ曲がり位置として、通常の最小スペーシングルールを適用する。
(6)ステップS26
自動配置配線本体部7は、上記のプロセス後に、各論理機能セル/ブロックの端子間の自動配線を行う。
本発明により、従来図1のように配線されていたものを、図3のように配線することができる。それにより、配線太幅スペーシングエリア17が減少し、配線リソース(配線領域)が増加し、配線長を短くすることが可能となる。
本発明に関する配線ルールは、ステップS04において適用しても良い。その場合について、添付図面を参照して説明する。図6は、ステップS04を示すフローチャートである。ここでは、配線に関するフローチャートを示す。
(1)ステップS41
配置配線結果検証部8は、ステップS03においてエラーを許可して初期配線を行った配線中に、配線エラーがあるか否かを検索する。その際に参照する設計ルール(エラーの定義)は、所定の配線ルールを含む。その配線ルールは、太幅図形に接続する細幅配線が太幅図形と同じ層において折れ曲がる場合、細幅配線と接合する太幅図形の端部から所定の距離X(距離30)以上離れた位置に折れ曲がり点を設けることである。配線エラーがなければ、配線に関する配置配線結果の検証は終了する。
(2)ステップS42
配置配線結果検証部8は、配線エラーを発生している回路網(ネット)に関する経路のコスト計算を行う。コスト計算は、経路の距離の長さ制限、優先的に引く配線、経路探索(最短経路など)などに基づいて行う。
(3)ステップS43
配置配線結果検証部8は、配線エラーを発生している回路網(ネット)とそのコストとをリストアップして集合Nとする。
(4)ステップS44
配置配線結果検証部8は、集合N(リスト)に属する回路網(ネット)nをコスト順に並べ替える。
(5)ステップS45
配置配線結果検証部8は、集合N(リスト)の順番に従い、設計ルール(エラーの定義)に基づいて、各ネットnを再配線する。そして、ステップS41へ戻る。
ステップS41〜S45は、配線エラーがなくなるまで繰り返しても良いし、所定の時間、又は、所定の回数の実行の後、終了しても良い。
本発明の場合も、図5の場合と同様に、従来図1のように配線されていたものを、図3のように配線することができる。それにより、配線太幅スペーシングエリア17が減少し、配線リソース(配線領域)が増加し、配線長を短くすることが可能となる。
ステップS21〜S26と、ステップS41〜S45とは、いずれか一方だけ行ってもよいし、両方とも行っても良い。
上記の半導体装置の配線方法により作成された半導体装置のレイアウトを用いた、本発明の半導体装置の製造方法について説明する。図7は、本発明の半導体装置の製造方法の実施の形態を示すフロー図である。
(1)ステップS51
上記のステップS01〜S05(ステップS21〜S26、及び、ステップS41〜S45の少なくとも一方を含む)を行い、配置配線結果出力ファイル5を得る。すなわち、半導体装置の配置配線処理により、半導体装置のレイアウト設計を完成する。
(2)ステップS52
ステップS51におけるレイアウト設計に基づいて、半導体製造プロセスに用いるマスクを設計する。そして、その設計に基づいて、マスクを作製する。マスクの設計、作製方法には、特に制限は無いが、例えば、従来知られた方法を用いることができる。
(3)ステップS53
ステップS52作成されたマスクを用いて、半導体基板上に半導体装置を製造する。半導体装置の製造プロセスには、上記マスクを用いていれば、特に制限は無い。例えば、従来知られた成膜処理、リソグラフィ処理等の方法を用いることができる。
ステップS51〜S53のようにして、本発明の半導体装置を製造することができる。この場合も、配線太幅スペーシングエリア17が減少し、配線リソース(配線領域)が増加し、配線長を短くすることが可能となる。そして、信頼性や安定性を低下させることなく、配線密度を高め、チップ面積を低減することが可能となる。
図1は、従来の自動配置配線における太幅図形と細幅配線との接続部分を示すレイアウト図である。 図2は、本発明の半導体装置の配線方法を適用した配置配線システムの実施の形態の構成を示す図である。 図3は、本発明の半導体装置の配線方法を適用した半導体装置のレイアウト図である。 図4は、本発明の半導体装置の配線方法の実施の形態を示すフローチャートである。 図5は、ステップS03を示すフローチャートである。 図6は、ステップS04を示すフローチャートである。 図7は、本発明の半導体装置の製造方法の実施の形態を示すフロー図である。
符号の説明
1 自動配線配置装置
2 回路図データファイル
3 セル/ブロックライブラリ
4 設計ルールファイル
5 配置配線結果出力ファイル
6 読込/前処理部
7 自動配置配線本体部
8 配置配線結果検証部
9 設計データベース
11、11−1〜11−3、111、111−1〜111−3 配線A
11−4 折れ曲がり点
11−5 接続点
12、112 配線B
15、115 太幅図形
15−1 端部
17、117 太幅スペーシングエリア
21、22、121、122 グリット線

Claims (12)

  1. (a)細幅配線パターンと前記細幅配線パターンより太い太幅パターンとの関係を検索するステップと、
    (b)前記細幅配線パターンと前記太幅パターンとが同じ層で接続されるとき、前記接続に対応する配線ルールを参照するステップと、
    (c)前記配線ルールにより定まる所定の領域に折り曲がり点を持たないように前記細幅配線パターンを配置するステップと
    を具備する
    半導体装置の配線方法。
  2. (d)複数の細幅配線パターンを配線するステップと、
    (e)前記複数の細幅配線パターンのうちから、前記複数の細幅配線パターンの各々より太い太幅パターンと同じ層で接続され、かつ、前記太幅パターンから所定の領域内において折れ曲がり点を持つ対象細幅配線パターンの存在を調べるステップと、
    (f)前記対象細幅配線パターンに対応する配線ルールに従って、前記所定の領域に折り曲がり点を持たないように前記対象細幅配線パターンを再配線するステップと
    を具備する
    半導体装置の配線方法。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体装置の配線方法において、
    前記配線ルールは、前記細幅配線パターンと接続される前記太幅パターンの端部から所定の距離未満に、前記細幅配線パターンに前記折れ曲がり点を設けないことである
    半導体装置の配線方法。
  4. 請求項3に記載の半導体装置の配線方法において、
    前記所定の距離は、前記太幅パターンからの突き出しに関するスペーシング値である
    半導体装置の配線方法。
  5. (a)細幅配線パターンと前記細幅配線パターンより太い太幅パターンとの関係を検索するステップと、
    (b)前記細幅配線パターンと前記太幅パターンとが同じ層で接続されるとき、前記接続に対応する配線ルールを参照するステップと、
    (c)前記配線ルールにより定まる所定の領域に折り曲がり点を持たないように前記細幅配線パターンを配置するステップと
    を具備する方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  6. (d)複数の細幅配線パターンを配線するステップと、
    (e)前記複数の細幅配線パターンのうちから、前記複数の細幅配線パターンの各々より太い太幅パターンと同じ層で接続され、かつ、前記太幅パターンから所定の領域内において折れ曲がり点を持つ対象細幅配線パターンの存在を調べるステップと、
    (f)前記対象細幅配線パターンに対応する配線ルールに従って、前記所定の領域に折り曲がり点を持たないように前記対象細幅配線パターンを再配線するステップと
    を具備する方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 請求項5又は6に記載のプログラムにおいて、
    前記配線ルールは、前記細幅配線パターンと接続される前記太幅パターンの端部から所定の距離未満に、前記細幅配線パターンに前記折れ曲がり点を設けないことである
    プログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムにおいて、
    前記所定の距離は、前記太幅パターンからの突き出しに関するスペーシング値である
    プログラム。
  9. (m)回路図データと論理機能ブロックデータと設計ルールデータとに基づいて、半導体装置の論理機能セルを配置するステップと、
    (n)請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置の配線方法に従って前記半導体装置の配線を行うステップと、
    (o)前記論理機能セルと前記配線とについて検証を行い、前記半導体装置のレイアウト設計を完成するステップと、
    (p)前記レイアウト設計に基づいて作成されたマスクを用いて、半導体基板上に成膜された膜に対してリソグラフィ処理を行うステップと
    を具備する
    半導体装置の製造方法。
  10. 第1細幅配線パターンと、
    前記第1細幅配線パターンに接続され、前記第1細幅配線パターンより太い太幅パターンと
    を具備し、
    前記第1細幅配線パターンは、前記第1細幅配線パターンと同じ層で接続される前記太幅パターンの端部から所定の距離以上離れた位置で折れ曲がり点を有する
    半導体装置。
  11. 請求項10に記載の半導体装置において、
    第2細幅配線パターンを更に具備し、
    前記第2細幅配線パターンは、予め設定された格子状の複数のグリット線のうち、前記太幅パターンの側面に対して平行かつ設計ルール上の最近接の最近接グリット線に設けられ、前記第1細幅配線パターンの前記端部から前記折れ曲がり点に対応する位置においても、前記端部近傍を迂回することなく前記最近接グリット線上に設けられている
    半導体装置。
  12. 請求項10及び11に記載の半導体装置において、
    前記所定の距離は、前記太幅パターンからの突き出しに関するスペーシング値である
    半導体装置。
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