JP2005115000A - 精細パターンの印刷方法と印刷装置およびカラーフィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固化した構成色の各インキに対して離型性を有する表面に撥インキパターン部23で囲まれた微細な凹部24を形成して撥インキパターン部23にスペーサ26が突設されている可撓性平板状版2の凹部24に、インキをインキ供給手段8により供給して、精細パターンを形成し、精細パターンのインキの溶剤が蒸発した後、可撓性平板状版2と透明基材9とを重ね合わせ、スペーサ26を間にして撥インキパターン部23と透明基材9とを非接触とした状態の下で可撓性平板状版2を透明基材9側に押圧して、固化した構成色のインキからなる精細パターンを透明基材9に転移する。
【選択図】 図20
Description
このような塗布手段によると、中央部に滴下する塗布手段に比してフォトレジストインクの消費量は少ないものの、これら何れの塗布手段も余分に投与したフォトレジストインクを高速回転による遠心力で除去することにより薄くて均一な塗布膜を形成することから、かなりの割合のフォトレジストインクが無駄になってしまう。
しかしながら、ガラス基板等の被印刷体の表面上にフォトレジストインクを塗布し、パターンを露光・現像するには高価な露光機及び現像機を必要として費用がかかるため、印刷方式により精細パターンを作成する方法が提案されている。
また、展色平版を介してローラ表面の凸版にインクを転写し、このローラをガラス基板上を転動させることにより凸版のインクを印刷する方法が特許文献2に開示されている。
更に、シリコーンブランケット上に機能性樹脂の塗布面を形成し、凹版又は凸版を塗布面に押圧し、押圧部分の樹脂をシリコーンブランケット上から除去し、残った樹脂を被印刷体に転写する画像形成法が特許文献3に開示されている。
転写ロールの表面にスロットノズルを用いてフォトレジストの塗布膜を設け、乾燥した後レーザー光によってパターン描画し、これを現像して、転写ロール表面にレジストパターンを形成し、加熱加圧によってガラス基板に転写してレジストパターンを形成する方法が特許文献4に開示されている。
一方、カラーフィルタを形成するに際してインクジェット装置を使用する例は特許文献5に開示され、更にインクジェット装置を使用して転写する例は特許文献6に開示されている。
しかし、壁や固化したカラーフィルタ用のインキに対して離型性を有する表面のパターンを形成する方法としてのフォトリソグラフィ法が使用されているので、低コスト化の妨げとなっている。さらに、インクジェットインキの着弾時には表面張力で丸くなるが、溶剤が飛ぶにつれて真ん中が凹んだり、出っ張ったりして平滑にコントロールするのが難しかった。
そこで、本発明は、インクジェット装置を使い、寸法精度の要求されるものへのパターンを作成する際に、インキのロスを少なく、有効に用いて材料費を低減させるとともに、インク膜厚の面内バラツキを少なくして歩留りを向上させることを課題とし、高品質の寸法精度の要求されるものへのパターンを廉価に製造することを可能にすることを目的とするものである。
また、上記可撓性平板状版は、スクリーン印刷用紗などの弾性変形可能なシート材に貼着され、上記透明基材への押圧後の可撓性平板状版の分離に際し、前記シート材の傾斜引き起こしにより可撓性平板状版を捲り上げ状に反らせて透明基材から分離させるものとすることが可能である。
さらに、上記可撓性平板状版は、インキ供給前に、上記インキ供給手段の上方となる高さ位置での平面内で位置調整可能に支持されて、インキ供給手段に対しての位置合わせを行なうものとすることが可能である。
そして、上記インキ供給手段は平面内で移動可能に設けられたインクジェット装置であって、該インクジェット装置から、下向きに配置された上記可撓性平板状版の凹部に対してインキを噴射して供給して、凹部それぞれのインキの形状を、撥インキパターン部より下方に向けて盛り上がった形状とすることが可能である。
さらにまた、上記可撓性平板状版に形成された精細パターンのインキを、該インキに対して空気、熱、光などの溶剤蒸発条件を与えるインキ溶剤蒸発手段により、インキ粘性を保持した溶剤蒸発状態にすることが可能である。
さらに、上記透明基材を、上記可撓性平板状版の下方の高さ位置で移動可能に設け、該可撓性平板状版と透明基材との重ね合わせ前に、透明基材を可撓性平板状版に対して位置合わせを行なうものとすることが可能である。
さらに、上記可撓性平板状版の透明基材への押圧を、可撓性平板状版上を転動移動する胴体により行なって、可撓性平板状版の精細パターンのインキを透明基材に密着させ、可撓性平板状版と透明基材との重ね合わせ状態で紫外線照射を行なって前記インキを固化させた後、可撓性平板状版上を転動移動する胴体の移動方向後位側から可撓性平板状版を捲り上げて、透明基材から可撓性平板状版を分離するものとすることが可能である。
さらに、上記精細パターンを上記透明基材に転移した後、前記透明基材の前記精細パターンが転移された側に裏露光樹脂ブラックレジストを塗布し、前記透明基材の前記裏露光樹脂ブラックレジストが塗布されている側の反対側から紫外線を照射し、前記裏露光樹脂ブラックレジストを現像することにより、遮光パターンを位置精度よく形成することが可能である。
また、上記可撓性平板状版は、スクリーン印刷用紗などの弾性変形可能なシート材に貼着され、上記透明基材へのインキの転移における可撓性平板状版の分離に際し、前記シート材の弾性変形を伴った傾斜引き起こしによる可撓性平板状版の捲り上げが可能な構成とすることが可能である。
さらに、インキ供給前の上記可撓性平板状版を上記インキ供給手段の上方となる高さ位置での平面内で位置調整可能に支持して、インキ供給手段に対しての位置合わせを行なう位置合わせ手段を備えるものとすることが可能である。
そして、上記インキ供給手段は、下向きに配置された上記可撓性平板状版の凹部に対してインキを噴射して供給して、凹部それぞれのインキの形状を、撥インキパターン部より下方に向けて盛り上がった形状に形成可能なインクジェット装置であり、該インクジェット装置が平面内で移動可能に設けられているものとすることが可能である。
さらにまた、上記可撓性平板状版に形成された精細パターンのインキに、空気、熱、光などの溶剤蒸発条件を与えて、インキ粘性を保持した溶剤蒸発状態にするインキ溶剤蒸発手段を備えるものとすることが可能である。
また、インキ供給後の上記可撓性平板状版の下方の高さ位置で上記透明基材を移動可能に支持する定盤を備え、該定盤が、前記可撓性平板状版と透明基材との重ね合わせ前に、透明基材を可撓性平板状版に対して位置合わせを行なう構成とすることが可能である。
そして、上記インキ転移手段は、上記透明基材に重ね合わせた可撓性平板状版上を転動移動して可撓性平板状版を透明基材に押圧して、可撓性平板状版の精細パターンのインキを透明基材に密着させる胴体と、可撓性平板状版と透明基材との重ね合わせ状態で紫外線照射を行なって前記インキを固化させるものとすることが可能である。
また、可撓性平板状版上を転動移動する胴体の移動方向後位側から可撓性平板状版を捲り上げて、透明基材から可撓性平板状版を分離することが可能である。
さらに、上記インキ転移手段により上記精細パターンが転移された上記透明基材上に裏露光樹脂ブラックレジストを塗布し、紫外線照射により露光し、現像して、遮光パターンを形成する手段を有することにより、遮光パターンを形成することが可能である。
(支持手段)
図1と図2は精細パターンの印刷装置1における後述の可撓性平板状版2の支持手段3を示していて、金属等で形成された枠材4に外周部が固定されて緊張した紗構造のシート材5からなるものである。ここで紗構造とは、所謂紗織りに類似する細かい目を備えている構造であって、例えばスクリーン印刷用のスクリーン(紗)が前記シート材5として用いることができものである。この紗構造のシート材5は弾力性を備えていて弾性変形可能とされている。そして可撓性平板状版2はシート材5の下面にインキ受け面が下方となるようにしてインキ受け面の反対面全面が貼着され、シート材5の弾性変形によって可撓性平板状版2が撓み変形できるように設けられているものである。
なお、図1は支持手段3を印刷装置セット状態時の斜め上方から見た状態を示し、図2は同じく印刷装置セット状態時の斜め下方から見た状態を示している。
(バキューム孔付定盤)
上記バキューム孔付き定盤6はX方向(基台7の長さ方向)およびY方向(基台7の幅方向)の移動と、θ軸回転(垂直軸線回りの回転)とを可能にするため、図示しないコンピュータ装置などの制御部にてX・Y・θ制御される。そして、上記支持手段3に固定されている可撓性平板状版2は、印刷工程の版セットに際して図4のようにバキューム孔付き定盤6に紗構造のシート材5を介して背面(平坦面)側が吸引固定される。
なお、このバキューム孔付き定盤6だけでななく、インキ供給手段8、定盤10、インキ転移手段12などのそれぞれの動作が上記制御部によって制御される。
上記インキ供給手段8はインクジェット装置から構成されており、図5のようにX方向に移動可能に制御され、複数回往復移動しながら前記可撓性平板状版2に対して下方から上向きにインキを噴射して供給する。可撓性平板状版2は、バキューム孔付き定盤6に固定されているため下方に撓むことはなく、インキ供給手段8との間に一定の間隔を保持することができる。
このため、インキの供給を均一な状態で行うことができる。このインキ供給の前に、前記バキューム孔付き定盤6を移動制御することにより、インキ供給手段8に対する可撓性平板状版2の位置合わせをして可撓性平板状版2の位置決めを正確に行って適正位置に定置する。なお、インキ供給手段8に図示しない位置検出手段を設けることができ、例えばCCDカメラにより可撓性平板状版の位置合わせマークを読み込み、この位置情報を基にしてインキ供給手段8の位置が合っていることを確認するようにすると好ましく、位置が僅かにズレていると検出された場合には、検出量に基づいてバキューム孔付き定盤6を微調整して適正に位置決めを行うようにすることができる。
インキ供給手段8によるインキ供給が終了した後、図6のようにインキ供給手段8を原位置に退避させ、図示しない印刷版セットホルダにて支持手段3を支持するとともに、バキューム孔付き定盤6の吸引を解除する。そして、インキ供給手段8により可撓性平板状版2に形成された精細パターンのインキに対して、空気、熱、光などの溶剤蒸発条件を与えるインク溶剤蒸発手段13により溶剤蒸発を行なう。
(定盤)
この溶剤蒸発工程中に上記定盤10上にカラーフィルタ用ガラス板9を載置し、吸引バキュームによりそのカラーフィルタ用ガラス板9を固定する。定盤10は、基台7上を移動でき、またX・Y・θ制御されてカラーフィルタ用ガラス板9の位置を調整することができるように設けられている。
インク転移手段12は、転動しながら可撓性平板状版をシート材5を介した状態で押圧してカラーフィルタ用ガラス板9にインクを密着させ、その後にカラーフィルタ用ガラス板9から可撓性平板状版2を剥離させるためのプレス・剥離胴とした胴体11から構成されている。なお、プレス・剥離胴とする胴体11はゴムロールであることが望ましい。
このインキ転移手段12は上記定盤10の上方に装着されていて、定盤10の横移動とともに移動する。そして、上述のように定盤10が適正位置に定置されると、インキ転移手段12は支持手段3の上方において押圧待機として設定された所に位置決めされて待機するように設けられている。なお、インキ転移手段12は定盤10とは別個にX・Y・θ制御するように構成しても良い。
この押圧による密着時には、後述する可撓性平板状版2側の構成が作用する状態の下で、またインキは溶剤が揮発した後でも粘性を有してプレス変形するので、柔らかいインキが図19のようにカラーフィルタ用ガラス板9上に押し付けられる。これにより、インキ膜厚が均一になる。この状態で、カラーフィルタ用ガラス板9側から図示しない紫外線照射装置から紫外線を照射して露光を行なって精細パターンのインキを固化させる。よって、従来の柔らかいレジストでのプレスした時の弊害であった膜厚のバラツキという問題が解決される。
なお、可撓性平板状版2とインキとの付着力は、カラーフィルタ用ガラス板9とインキとの付着力より弱く設定しておくと、剥離の際にインキの引き戻しがより確実に防止できて好ましい。図10は剥離による分離工程が終了した後の状態を示している。
(可撓性平板状版)
まず、本発明に用いる可撓性平板状版2を説明する。図12はその可撓性平板状版2のインキ受け面側(即ち版面部分)の一部を平面で示していて、可撓性平板状版2の基材20は可撓性を呈する厚さとしたガラスで、例えば液晶ディスプレイのカラーフィルタ用ガラス板が用いられるが、製品として得るカラーフィルタの熱膨張率と同一、または近似する熱膨張率のガラスや鉄−ニッケル合金が基材の素材として利用できる。
この可撓性平板状版2のインキ受け面は、図13、図14のように上記基材20に樹脂材、例えばポリビニルアルコールを塗布して薄い樹脂薄膜21を積層して、固化したカラーフィルタ用インキに対して離型性を有する表面22を形成し、さらに、その表面22(樹脂薄膜21)の上に、フッソ樹脂または、シリコン樹脂等からなり、カラーフィルタ用インキに対して撥インキ性を有する撥インキパターン部23を形成してなるものであり、カラーフィルタ構成色のインキを受けるべくカラーフィルタパターンで配列された複数の微細な凹部24が、前記撥インキパターン部23を隔壁とすることで設けられている。
上記可撓性平板状版2の凹部24それぞれには、上記インク供給手段8によりその凹部24が対応するカラーフィルタ構成色のインキが供給される。なお、上記印刷装置1のインキ供給手段8としてインクジェット装置を例示しているが、インクジェット装置に限定されない。
インキ25(カラーフィルタ構成色のRGBのインキ)としては例えば顔料インクを用いてインキ供給手段から噴射させて凹部24それぞれに供給する。この時、図15、図16のようにインキ25が凹部24の上端縁、即ち撥インキパターン部23の表面高さ位置より下方に向けて盛り上がるように供給する。インキ供給手段からのインキ25の噴射は凹部24に対して下方より噴射すれば、供給量が多い時でも凹部24の内周面から撥インキパターン部23側に溢れることがなくて好ましい。即ち、撥インキパターン部23の表面には撥インキ性によってインキ25が付着しない。なお、図においてRGBのインキを断面表現で同一にしているが、Rインキ、Gインキ、Bインキはそれぞれパターンに応じた凹部に供給されている。
インクジェト装置ではインキの粘度を下げることが良い場合が多く、溶剤量を増やすため固形分が少なくなるので、その際は、供給するインク量が増える。従って、インクジェット装置のインキングを上向きに行うことが、凹部24から撥インキパターン部23の表面側にインキが溢れずに済み、良い結果となる場合が多い。そして、盛り量が全体的に多いと凹部24におけるインキの盛り量の大小の差が表れ難くなり、インキ転移後のインキ膜厚を均一なものとすることができる。
この後、印刷装置1における上記インク溶剤蒸発手段13により可撓性平板状版2の凹部24に供給されたインキ25内の溶剤を飛ばして溶剤蒸発する。これにより、インキ25の全体積は減少するが、この段階においても図15のように凹部24において盛り上がるようにしておき、かつインキ粘性を失わないようにする。
インキ溶剤蒸発後に、上記印刷装置1において説明したようにして図5のごとく可撓性平板状版2の端部とカラーフィルタ用ガラス板9との端部との位置合わせを行う(図17、図18)。
なお、上記インキ供給、この可撓性平板状版2とカラーフィルタ用ガラス板9との位置合わせ、後述のインキ転移のこの印刷方法に係る各工程は上述した印刷装置1を用いて行われるものであり、各工程での動作制御は印刷装置で説明した動作制御に従うものである。
上記可撓性平板状版2における撥インキパターン部23の所要位置には、図示するようにフッソ樹脂または、シリコン樹脂等からなり、撥インキ性を有するスペーサ26が同一高さにして突設されている。そして上記位置合わせ後に、前記スペーサ26を介してカラーフィルタ用ガラス板9と撥インキパターン部23とを非接触状態として可撓性平板状版2とカラーフィルタ用ガラス板9とを重ね合せて、上記印刷装置1のインク転移手段12により可撓性平板状版2をカラーフィルタ用ガラス板9側を押圧し、凹部24内のインキ25を前記カラーフィルタ用ガラス板9に密着させ、そして重ね合わせ状態を保ったままカラーフィルタ用ガラス板9側から紫外線を照射して、インキ25を固化させてカラーフィルタ用ガラス板9に対するインキ付着力を大きくする。
この後、図19、図20のように可撓性平板状版2を一端側(上述した胴体11の移動方向後位側)から撓ませながらカラーフィルタ用ガラス板9から剥離する。これによって図21、図22、図23に示すようにカラーフィルタ用ガラス板9に所定の精細パターンであるカラーフィルタパターン27が形成される。そして、カラーフィルタパターン27を230℃で加熱することによって、前記カラーフィルタパターン27が完全にカラーフィルタ用ガラス板9に硬化した状態で固着したものが得られる。
カラーフィルタパターン27を有したカラーフィルタ用ガラス板9に対して遮光パターン部であるブラックマトリクス28を形成するにあたっては、まず、カラーフィルタ用ガラス板9のカラーフィルタパターン27の形成面側全面に黒色感光性樹脂組成物(裏露光樹脂ブラックレジスト)29を塗布する(図24)。
そして、カラーフィルタ用ガラス板9のカラーフィルタパターン形成面とは反対側の面においてカラーフィルタとしてのブラック額縁となる領域に遮光マスク30を配した状態で、カラーフィルタパターン形成面とは反対側から紫外線の照射による露光(図において↑にて露光を示した)を行なう(図25)。この後、加熱、現像を行なってカラーフィルタパターン27上と非露光部にあった黒色感光性樹脂組成物を除去し、さらにこのカラーフィルタ用ガラス板9上に残った現像済みの黒色感光性樹脂組成物に対して熱フローによる加熱を行ない、これによってカラーフィルタパターン27の各隙間、およびカラーフィルタパターン27の外周に黒色感光性樹脂組成物が密に入り込んでなるブラックマトリクス28が得られ、ブラックマトリクス28を備えるカラーフィルタとなる(図26)。
上記黒色感光性樹脂組成物に対して熱フローによる加熱によって遮光パターン部を密に入り込ませたものとすることは有用である。例えば図27(A)で示すように、RGBのカラーフィルタパターンを形成した場合にそのカラーフィルタ画素パターン部の底部にフリンジ31が形成される可能性がある。そして、この状態で黒色感光性樹脂組成物を塗布し、裏露光・現像を行なっただけとした場合にはフリンジ31の存在により画素パターン部の周りに白抜け32が生じてしまう。しかしながら本実施の形態では、この後に熱フローによる加熱を行なっていて、図27(B)に示すように黒色感光性樹脂組成物が画素パターン部の周りに密に入り込むようになり、白抜けを無くすようにしているものである。
<実施例1>
(樹脂薄膜の作製)
樹脂薄膜用塗工液は、ケン化度99、重合度500のポリビニルアルコール「PVA500N」(ユニオン化学工業社製)15%水溶液100gに、重クロム酸アンモニウム0.9gを加えて塗工液を調整した。サイズを縦1500mm、横1800mm、厚さ0.7mmとしたガラス板(基材)上に、樹脂塗工液をスピンレスコータにて厚さ10μmに形成し、90℃・30分の乾燥を行なった後,紫外線光を1000mJ/cm2照射して光硬化させた。この光硬化した膜を無水クロム酸の4%水溶液に90秒間浸漬し、150℃・10分間加熱乾燥し、樹脂薄膜を得た。
上記樹脂薄膜を形成したガラス板に、スペーサ用レジストをスピンレスコータで塗布した。紫外線露光によるパターン露光・現像後、110℃・5分間乾燥を行ない厚さ1.5μmのスペーサ用パターンを得た。
(撥インキパターン部の作製)
上記スペーサを形成したガラス板に、撥インキレジストをスピンレスコータで塗布した。紫外線露光によるパターン露光・現像後、110℃・5分間乾燥し厚さ1μmの撥インキパターン部を得た。撥インキパターン部はスペーサ形成位置に設けない。
(可撓性平板状版の作製)
上記スペーサを形成したガラス板を金属枠に紗を取り付けたスクリーン版の中央に接着剤で貼着した。
(RGBカラーフィルタの作製)
上記可撓性平板状版に、下側からRインキジェットノズル、Gインキジェットノズル、Bインキジェットノズルを200mm/秒の速度で移動させ、撥インキパターン部のR・G・Bの所定位置に溶剤蒸発前の厚さ10μmになるようにRインキ・Gインキ・Bインキを噴射し、付着させた。可撓性平板状版の凹部は下向きであるので、Rインキ・Gインキ・Bインキは、撥インキパターン部の厚さが1μmであっても溢れることはなかった。約一分間放置し、溶剤分を揮発させ、厚さ1.5μmのRGBカラーフィルタパターンになった。
RGBカラーフィルタパターンを作製した可撓性平板状版を、カラーフィルタ用ガラス板の所定位置に位置合わせし、プレス・剥離胴(胴体)で、線圧200kg/cmで押圧密着させた。密着させた状態で、カラーフィルタ用ガラス板側から紫外線露光した。RGBインキはレジストであって感光性があり、紫外線露光によりガラス板との接着力がポリビニルアルコールの樹脂薄膜との接着力より強くなる。可撓性平板状版を押さえたプレス・剥離胴を移動させ、そのプレス・剥離胴で押さえながら可撓性平板状版を端からスクリーン版による支持手段を傾斜させて徐々に持ち上げて端から順次剥離した。これによってブラックマトリクスのない三色RGBカラーフィルタが完成した。
酸により架橋するヒドロキシスチレン系高分子化合物樹脂(共重合体:共重合比はp−ヒドロキシスチレン/メタクリル酸n−ブチル/アクリル酸=39/49/12)12gをバインダー樹脂に用いて、架橋剤としてヘキサ(N−メトキジメチル)−メラミン(三和ケミカル社製:ニッカラックMW−30M)を5g、光酸発生剤として、みどり化学社製「TAZ−104」を5g、顔料(カーボンブラックが高分子化合物によりグラフト化されているグラフト化カーボン分散溶液)を300g、溶剤としてPGM−Acを172g、さらにガラスビーズを500gをガラス瓶に入れ、ペイントシェーカーにより2時間分散し黒色感光性樹脂組成物(裏露光樹脂ブラックレジスト)を作製した。
図21に示すブラックマトリクスのない三色RGBカラーフィルタの複数色の着色画素の膜厚は1.3μmであった。この複数色の着色画素上に、この黒色感光性樹脂組成物をスピンナーにより600rpm、5秒で塗布、乾燥し、図24に示すように黒色感光性樹脂組成物の層を形成した。次に、図25に示すように、3kW超高圧水銀灯により200mJ/cm2の露光量で前記着色画素をマスクとしてガラス板の裏面側より所定の遮光マスクを介して全面露光した。露光後、ホットプレートを用いて100℃で1分間加熱した。続いて、1%水酸化ナトリウム水溶液を用いて、ガラス板をコンベアーで搬送させながらシャワーを噴霧する方式で90秒間現像し、複数色の着色画素上、および非露光部の黒色感光性樹脂組成物を剥離除去した。最後にオーブン中にて230℃で1時間加熱し、複数色の印刷パターン間にブラックマトリックスを有するカラーフィルタを得た。
樹脂薄膜の作製と撥インキパターン部の作製とスペーサの作製とRGBカラーフィルタの作製は上記実施例1と同じとした。
(黒色樹脂層の形成)
カラーフィルタ用ガラス板上のブラックマトリクスのない三色RGBカラーフィルタの複数色の着色画素の膜厚は1.3μmであった。この複数色の着色画素上に、実施例1で用いた黒色感光性樹脂組成物をスピンナーにより600rpm、5秒で塗布、乾燥し、図24に示すように黒色感光性樹脂組成物の層を形成した。
2…可撓性平板状版
3…支持手段
6…バキューム孔付き定盤
8…インキ供給手段
9…カラーフィルタ用ガラス板
10…定盤
12…インキ転移手段
13…インキ乾燥手段
21…樹脂層
23…撥インキパターン部
24…凹部
25…インキ
26…スペーサ
27…カラーフィルタパターン
28…ブラックマトリクス
29…黒色感光性樹脂組成物
Claims (19)
- 複数の構成色からなる精細パターンをカラーフィルタ用ガラスなどの透明基材に印刷するに当たり、
固化した構成色の各インキに対して離型性を有する表面に撥インキパターン部でそれぞれが囲まれた微細な凹部を形成して前記撥インキパターン部にスペーサが突設されている可撓性平板状版の前記凹部それぞれに、該凹部に対応する構成色のインキをインキ供給手段により供給して、可撓性平板状版に精細パターンを形成し、
前記精細パターンのインキの溶剤が蒸発した後、前記可撓性平板状版と前記透明基材とを重ね合わせ、前記スペーサを間にして前記撥インキパターン部と透明基材とを非接触とした状態の下で可撓性平板状版を透明基材側に押圧して、構成色のインキからなる精細パターンを透明基材に転移することを特徴とする精細パターンの印刷方法。 - 上記透明基材はカラーフィルタ用ガラス板であり、上記可撓性平板状版の基板は、熱膨張率が前記カラーフィルタ用ガラス板の熱膨張率と同一、または近似するガラス、または鉄−ニッケル合金である請求項1に記載の精細パターンの印刷方法。
- 上記可撓性平板状版は、スクリーン印刷用紗などの弾性変形可能なシート材に貼着され、上記透明基材への押圧後の可撓性平板状版の分離に際し、前記シート材の傾斜引き起こしにより可撓性平板状版を捲り上げ状に反らせて透明基材から分離させることを特徴とする請求項1または2に記載の精細パターンの印刷方法。
- 上記可撓性平板状版は、インキ供給前に、上記インキ供給手段の上方となる高さ位置での平面内で位置調整可能に支持されて、インキ供給手段に対しての位置合わせを行なう請求項1から3の何れか一項に記載の精細パターンの印刷方法。
- 上記インキ供給手段は平面内で移動可能に設けられたインクジェット装置であって、該インクジェット装置から、下向きに配置された上記可撓性平板状版の凹部に対してインキを噴射して供給して、凹部それぞれのインキの形状を、撥インキパターン部より下方に向けて盛り上がった形状とする請求項1から4の何れか一項に記載の精細パターンの印刷方法。
- 上記可撓性平板状版に形成された精細パターンのインキを、該インキに対して空気、熱、光などの溶剤蒸発条件を与えるインキ溶剤蒸発手段により、インキ粘性を保持した溶剤蒸発状態にする請求項1から5の何れか一項に記載の精細パターンの印刷方法。
- 上記透明基材を、上記可撓性平板状版の下方の高さ位置で移動可能に設け、該可撓性平板状版と透明基材との重ね合わせ前に、透明基材を可撓性平板状版に対して位置合わせを行なう請求項1から6の何れか一項に記載の精細パターンの印刷方法。
- 上記可撓性平板状版の透明基材への押圧を、可撓性平板状版上を転動移動する胴体により行なって、可撓性平板状版の精細パターンのインキを透明基材に密着させ、可撓性平板状版と透明基材との重ね合わせ状態で紫外線照射を行なって前記インキを固化させた後、可撓性平板状版上を転動移動する胴体の移動方向後位側から可撓性平板状版を捲り上げて、透明基材から可撓性平板状版を分離する請求項1から7の何れか一項に記載の精細パターンの印刷方法。
- 上記精細パターンを上記透明基材に転移した後、前記透明基材の前記精細パターンが転移された側に裏露光樹脂ブラックレジストを塗布し、前記透明基材の前記裏露光樹脂ブラックレジストが塗布されている側の反対側から紫外線を照射し、前記裏露光樹脂ブラックレジストを現像する請求項1から8の何れか一項に記載の精細パターンの印刷方法。
- 複数の構成色からなる精細パターンをカラーフィルタ用ガラスなどの透明基材に印刷する印刷装置であって、
固化した構成色の各インキに対して離型性を有する表面に撥インキパターン部でそれぞれが囲まれた微細な凹部を形成して前記撥インキパターン部にスペーサが突設されている可撓性平板状版と、
前記可撓性平板状版の凹部それぞれに、該凹部に対応する構成色のインキを供給するインキ供給手段と、
前記インキ供給手段により凹部それぞれに供給されたインキの溶剤が蒸発した後に前記透明基材に重ね合された可撓性平板状版を、前記スペーサを間にして前記撥インキパターン部と透明基材とを非接触とした状態の下で透明基材側に押圧して、精細パターンのインキを透明基材に密着させて透明基材に転移させるインキ転移手段とを
備えることを特徴とする精細パターンの印刷装置。 - 上記透明基材はカラーフィルタ用ガラス板であり、上記可撓性平板状版の基板は、熱膨張率が前記カラーフィルタ用ガラス板の熱膨張率と同一、または近似するガラス、または鉄−ニッケル合金である請求項10に記載の精細パターンの印刷装置。
- 上記可撓性平板状版は、スクリーン印刷用紗などの弾性変形可能なシート材に貼着され、上記透明基材へのインキの転移における可撓性平板状版の分離に際し、前記シート材の弾性変形を伴った傾斜引き起こしによる可撓性平板状版の捲り上げが可能な構成とした請求項10または11に記載の精細パターンの印刷装置。
- インキ供給前の上記可撓性平板状版を上記インキ供給手段の上方となる高さ位置での平面内で位置調整可能に支持して、インキ供給手段に対しての位置合わせを行なう位置合わせ手段を備える請求項10から12の何れか一項に記載の精細パターンの印刷装置。
- 上記インキ供給手段は、下向きに配置された上記可撓性平板状版の凹部に対してインキを噴射して供給して、凹部それぞれのインキの形状を、撥インキパターン部より下方に向けて盛り上がった形状に形成可能なインクジェット装置であり、該インクジェット装置が平面内で移動可能に設けられている請求項10から13の何れか一項に記載の精細パターンの印刷装置。
- 上記可撓性平板状版に形成された精細パターンのインキに、空気、熱、光などの溶剤蒸発条件を与えて、インキ粘性を保持した溶剤蒸発状態にするインキ溶剤蒸発手段を備える請求項10から14の何れか一項に記載の精細パターンの印刷装置。
- インキ供給後の上記可撓性平板状版の下方の高さ位置で上記透明基材を移動可能に支持する定盤を備え、該定盤が、前記可撓性平板状版と透明基材との重ね合わせ前に、透明基材を可撓性平板状版に対して位置合わせを行なう構成とした請求項10から15の何れか一項に記載の精細パターンの印刷装置。
- 上記インキ転移手段は、上記透明基材に重ね合わせた可撓性平板状版上を転動移動して可撓性平板状版を透明基材に押圧して、可撓性平板状版の精細パターンのインキを透明基材に密着させる胴体と、可撓性平板状版と透明基材との重ね合わせ状態で紫外線照射を行なって前記インキを固化させる紫外線照射装置とを備え
可撓性平板状版上を転動移動する胴体の移動方向後位側から可撓性平板状版を捲り上げて、透明基材から可撓性平板状版を分離する構成とした請求項10から16の何れか一項に記載の精細パターンの印刷装置。 - 上記インキ転移手段により上記精細パターンが転移された上記透明基材上に裏露光樹脂ブラックレジストを塗布し、紫外線照射により露光し、現像して、遮光パターンを形成する手段を有する請求項10から17の何れか一項に記載の精細パターン印刷装置。
- 透明基材上に、
請求項1から9の何れか一項における精細パターンの印刷方法におけるインキ供給手段からの供給インキをカラーフィルタの構成色であるRGBのインキとして転移した精細パターンを熱硬化させてなるカラーフィルタパターン部と、
該カラーフィルタパターン部の面に塗布した裏露光樹脂ブラックレジストに対する透明基材のカラーフィルタパターン部の面とは反対側からの紫外線露光、加熱、現像とにより、カラーフィルタ画素パターン部を除いた部分に形成された遮光パターン部とを
備えることを特徴とするカラーフィルタ。
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