JPH0434551A - 印刷凹版とその印刷凹版の製造方法、およびそれを用いた印刷方法 - Google Patents

印刷凹版とその印刷凹版の製造方法、およびそれを用いた印刷方法

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JPH0434551A
JPH0434551A JP14198890A JP14198890A JPH0434551A JP H0434551 A JPH0434551 A JP H0434551A JP 14198890 A JP14198890 A JP 14198890A JP 14198890 A JP14198890 A JP 14198890A JP H0434551 A JPH0434551 A JP H0434551A
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JP
Japan
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printing
ink
rubber elastic
elastic layer
plate
Prior art date
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Application number
JP14198890A
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English (en)
Inventor
Toshiro Nagase
俊郎 長瀬
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0434551A publication Critical patent/JPH0434551A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ガラス基材などの硬質な平板状の被印刷物に
直刷りを行う印刷凹版と、その印刷凹版を用いた印刷方
法に関するものである。
【従来の技術】
従来、凹版印刷では被印刷物に対して精度良く印刷を行
うことできるため、精細パターンなどを得る場合にはこ
の凹版印刷が採用されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の凹版印刷にあっては凹版
が通常金属板であることから、ガラス基材などの硬質な
板状物が被印刷物である場合には、印刷(直刷り)が行
えなかった。なぜなら凹版にインキングロールからイン
キを移した後、ワイパーによって過剰にインキを拭き取
るとともに、画線部へインキを充分押し込んでから印刷
するが、この場合、ワイパーはその表面自身が多少画線
部へ潜り込みながらインキを拭き取っていくので、第4
図に示すように、印刷凹版1のインキセル2それぞれで
は、インキ3の上面形状が若干下がった状態となってい
て、被印刷物が硬質のものではインキ3が載らないから
である。 このためガラス基板に精細パターンを印刷して得る液晶
カラーフィルタの製造などでは、直刷りが行えないため
、平凹版からブランケットを介して被印刷物に印刷を行
う凹版オフセット印刷の方式が採用されている。しかし
ブランケットは柔軟であって印刷位置のズレが発生して
しまう。 そこで本発明は、精細パターンが精度良く得られる凹版
印刷の有用性を生かして、被印刷物がガラス基材などの
硬質のものであった場合にも印刷凹版によって印刷が行
えるようにすることを課題とし、ガラス基板などに対し
て印刷凹版を利用して精細パターンを精度良(印刷する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段] 本発明は、上記した課題を考慮してなされたもので、印
刷凹版であって、インキセル以外の版面にインキ反発ゴ
ム弾性層部を存したことを特徴とする印刷凹版を提供し
て、上記課題を解消するものである。また基板の上に接
着作用ををする感光層部を塗布し、その上にインキ反発
ゴム弾性層部を形成した後、前記感光層部に対してイン
キセル形成パターンで露光を行い、インキセル形成部分
の前記感光層部とその上のインキ反発ゴム弾性層部を除
去し、表出した基板に対して、エツチング処理を施した
前記の印刷凹版の製造方法を提供するとともに、前記印
刷凹版に対しロールインキングし、版面のインキ反発ゴ
ム弾性層部がその厚さ方向に所定量潰れる印圧下で、平
板状被印刷物に対して印刷を行うことを特徴とする印刷
方法を提供して、上記課題を解消するものである。 【作 用】 本発明においては、印刷凹版のインキセル以りPの版面
にインキ反発ゴム弾性層部が位置することから、印刷凹
版表面上に圧潰可能な層が形成され、この層の厚さの変
化により前記層厚を含めたインキセル全体の深さが変化
するようになる。またインキ反発ゴム弾性層部を所定量
潰すように加圧して版面を被印刷物に接触させることか
ら、インキセルの深さが浅くなってそれぞれに入ってい
るインキが前記被印刷物側にのるようになる。
【実施例】
つぎに、本発明を第1図から第3図に示す一実施例に基
づいて詳細に説明する。 第1図は輪転方式凹版印刷機の版胴の長さ方向に沿った
断面を示すもので、印刷凹版1はアルミニウムや銅など
の金属部4上に接着作用ををする感光層部5を介してシ
リコン樹脂からなるインキ反発ゴム弾性層部6を上層に
設けたもので、インキセル2以外の版面に前記インキ反
発ゴム弾性層部6が位置している。 この印刷凹版1を
作製するに当たっては、金属部4上に接着作用を有する
感光材を塗布し、この感光材からなる感光層部5上にシ
リコン樹脂を取り付けてインキ反発ゴム弾性層部6を形
成した後、前記感光層部5に対してインキセル形成パタ
ーンで露光を行い、インキセル形成部分の前記感光層部
とその上のインキ反発ゴム弾性層部を除去し、表出した
金属部に刻してエツチング処理を施して(このときイン
キ反発ゴム弾性層部や感光層部がレジストとして利用で
きる)インキセル2を形成する。感光層部5に対するイ
ンキセル形成のパターニング手法には、ネガタイプやポ
ジタイプがあり適宜に選択できる。また前記金属部に対
して通常の手法によってインキセルを形成し、こののち
インキ反発ゴム弾性層部をインキセル以外の部分に設け
るようにしても良い。 上記印刷凹版1の使用に際しては、輪転式であって、第
2図に示すように、この印刷凹版1を巻き付けた版胴7
にインキングロール8からインキ3をのせ、この版胴7
を、上記インキ反発ゴム弾性層部6が厚み方向に所定量
潰れる印圧下で被印刷物aに接触させてインキ3を印刷
するものである。前記インキ反発ゴム弾性層部eが所定
量潰れることから、インキセルの深さが小さくなり、よ
ってインキセルそれぞれに入っているインキは、その上
面が多少下がっていても確実に被印刷物に移るようにな
る。 なお、印刷に際して上記版胴にワイピングロールを接触
させ、地汚れを防止するようにしても良い。また上記印
刷凹版における金属部の代わりにガラスを使用すれば、
被印刷物がガラス基板であった場合に熱膨張率が同じと
なり、印刷条件をより良好に整えることができる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、印刷凹版は版胴
に設けるものであって、インキセル以外の版面にインキ
反発ゴム弾性層部を有したので、版面の厚さが変化可能
であり、すなわちインキセルの深さが変化可能な状態の
版となり、インキセル中のインキ上面部分が若干下がっ
ていてもこのインキ反発ゴム弾性層部を潰すように版胴
側から被印刷物に対して圧を加えればインキを確実に印
刷することができるようになる。 また、前記印刷凹版を設けた版胴に対しロールインキン
グし、版面のインキ反発ゴム弾性層部がその厚さ方向に
所定量潰れる印圧下で、平板状被印刷物に対して印刷を
行うので、インキセルそれぞれに入っているインキの上
面が若干下がっていてもインキセルの深さが小さくなり
、インキを確実に移すことができる。よって凹版印刷の
を用柱を生かして、ミクロンオーダーの精細パターンを
ガラス基板などの硬質物に精度良く印刷できるなど、実
用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る印刷凹版の一実施例の要部を断面
で示す説明図、 第2図は印刷状態を示す説明図、 第3図は印刷時のインキ反発ゴム弾性層部の変化を示す
説明図、 第4図は従来の印刷凹版の例を断面で示す説明図である
。 1・・・印刷凹版 2・・・インキセル 4・・・金属部 5・・・感光層部 6・・・インキ反発ゴム弾性層部 7・・・版胴 8・・・インキングロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)印刷凹版であって、インキセル以外の版面にイン
    キ反発ゴム弾性層部を有したことを特徴とする印刷凹版
  2. (2)請求項1の印刷凹版の製造方法であって、基板の
    上に接着作用を有する感光層部を塗布し、その上にイン
    キ反発ゴム弾性層部を形成した後、前記感光層部に対し
    てインキセル形成パターンで露光を行い、インキセル形
    成部分の前記感光層部とその上のインキ反発ゴム弾性層
    部を除去し、表出した基板に対して、エッチング処理を
    施した印刷凹版の製造方法。
  3. (3)請求項1の印刷凹版に対しロールインキングし、
    版面のインキ反発ゴム弾性層部がその厚さ方向に所定量
    潰れる印圧下で、平板状被印刷物に対して印刷を行うこ
    とを特徴とする印刷方法。
JP14198890A 1990-05-31 1990-05-31 印刷凹版とその印刷凹版の製造方法、およびそれを用いた印刷方法 Pending JPH0434551A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115000A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Toppan Printing Co Ltd 精細パターンの印刷方法と印刷装置およびカラーフィルタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115000A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Toppan Printing Co Ltd 精細パターンの印刷方法と印刷装置およびカラーフィルタ
JP4506143B2 (ja) * 2003-10-07 2010-07-21 凸版印刷株式会社 精細パターンの印刷方法と印刷装置

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