JP2529306B2 - 印刷膜平坦化型材 - Google Patents

印刷膜平坦化型材

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水なし平版,樹脂凸版等を用いてガラス,金
属,樹脂等の基板に印刷されたインキ膜を平坦化する型
材に関する。
従来の技術 従来、水なし平版を用いるガラスへの直刷り印刷は第
4図イ〜ハに示すような機構で行なわれる。版胴1の外
側に巻かれた水なし平板2の画線部にインキ3が充填さ
れており、版胴1がガラス4に接触し、回転しながら水
平方向へ移動して印刷が行なわれる。第4図ロにおい
て、画線部に充填されていたインキ3は、ガラス4に接
触し離れるときに、ガラス4側に付着したインキ31と水
なし平版側のインキ32とに引きちぎられて分離する。水
なし平版で印刷するインキは一般に粘度,タック値が高
く、流動性が悪いため、インキ分離の際、引きちぎられ
て生じたインキ31の表面の凹凸が平滑化しない。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このように印刷されたインキ表面に凹凸があ
った場合、例えばR,G,B等の顔料を分散させたインキを
用いた液晶カラーテレビ用カラーフィルタ等では、イン
キの膜が薄い部分が“白ヌケ”となり、画像として致命
的な欠陥となる。また、サーマルヘッドの抵抗体インキ
をセラミック基板へ印刷して形成した場合でも、抵抗体
表面に凹凸があると、ゴムローラによって感熱紙を圧着
したときに印圧ムラが生じ、安定した記録が得られない
欠点がある。
本発明は上記問題点に鑑み、優れた印刷膜を形成でき
る印刷膜平坦化型材を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する本発明は、インキ反発性の物質
がガラス基板表面との間に所定の間隙を有してインキ接
触するような印刷膜平坦化型材である。
作用 凹凸の生じた硬化前の印刷インキ膜に、所定の膜厚に
相等しい隙間になるように、前記型材を押し付けた後、
その型材を取り除くと、型材のインキに接触していた部
分はインキ付着反発性の物質であるため型材側にインキ
は付着せず、従って所定膜厚で平坦化される。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図は印刷膜を平坦化する工程図である。第1
図イにおいて、11はガラス12上に印刷された凹凸を有す
るインキ膜である。第1図ロは上記ガラスに、印刷膜平
坦化型材13を接触させた図である。前記型材13は所定膜
厚に相等しい段差をもつ突起13aが設けてある。従っ
て、インキ11と接触している型材13の表面はガラス12と
の間に所定膜厚分の間隙を有することになり、インキ11
の膜厚は所定膜厚にコントロールされている。分割して
形成されている各箇所(図では4箇所)のインキ膜体積
をそれぞれ一定値(所定膜厚×パターン面積)になるよ
う印刷することにより、型材13を接触させたとき、イン
キ11は当初印刷されたパターンの範囲内で平坦化流動
し、パターンが拡がることはない。次いで、第1図ハに
示すように型材13を取り除くとインキ11に接していた部
分の型材13の材質はインキ付着反発性の物質であるた
め、型材13の側にインキが付着することはなく、ガラス
12上に所定膜厚の均一なインキ膜が形成される。
次に、本発明の他の実施例について説明する。第2図
は他の実施例である一円筒状の印刷膜平坦化型材であ
る。インキと接触しない突起部13aは、インキと接触す
る部分に較べて半径が所定膜厚分だけ大きくなってい
る。第3図イ〜ハは上記円筒状の型材16を用いてインキ
14を平坦化する工程を示している。この場合、インキ14
がのったガラス15上を型材16がガラス面に突起部16aを
接触もさせ、回転しながら水平方向へ移動する。インキ
14に接触する部分はインキ付着反発性の物質でできてお
り、ガラスとの間に所定膜厚に相当する間隙を有してイ
ンキと接触するため所定膜厚で均一なインキ膜を形成す
ることができる。
発明の効果 以上のように本発明の印刷膜平坦化型材が、ガラスと
の間隙を所定インキ膜厚値に保って、インキ膜と接触す
るため、パターンが拡がることなく、所定膜厚の均一な
インキ膜を形成することができる。たとえば、液晶カラ
ーテレビ用カラーフィルタのR,G,Bパターンを印刷した
場合、本発明の印刷膜平坦化型材を用いることにより、
白ヌケのない良好なインキ膜を形成し、液晶カラーテレ
ビの画像を良好なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明の異なる実施例の印刷膜平
坦化型材を用いた平坦化工程図、第2図は同印刷膜平坦
化型材の斜視図、第4図は従来例の印刷工程図である。 11,14……インキ、12,15……ガラス、13,16……印刷膜
平坦化型材。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス基板の一部に印刷されたインキに接
    触する部分の表面が、ガラス基板表面との間に所定の間
    隙を有して接触するような手段を設けたことを特徴とす
    る印刷膜平坦化型材。
  2. 【請求項2】インキに接触する部分の表面はインキ付着
    反発性の物質であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の印刷膜平坦化型材。
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