JP2005114998A - 画像形成装置および熱定着装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用条件にかかわらず、商用電源の電圧変動を防止することができる画像形成装置および熱定着装置の制御方法を提供する。
【解決手段】 原稿台上に載置された原稿の画像を読み取る読取手段14と、トナー像を加熱定着させる熱定着装置24とを備えた画像形成装置1において、所定の画像を撮像する撮像手段13と、撮影手段13により撮影した画像に基づき外部の光量を検出するCPU11と、CPU11が検出した外部の光量に基づいて、熱定着装置24を制御する熱定着制御部23を有する。また、CPU21は、CPU11が検出した外部の光量に基づいて、熱定着制御部23による熱定着装置24の制御方法を切り替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置および熱定着装置の制御方法に関する。
従来、静電式複写機、プリンタ等の画像形成装置に内臓されるヒータには、比較的消費電流の大きいハロゲンランプが使用されており、そのオン時には投入電流などの大きな電流変動が発生するため、商用電源の電圧変動(蛍光灯のちらつき(フリッカ))が発生する。
この商用電源の電圧変動を改善する方法として、位相制御、波数制御などの方法が提案されている。ここで、位相制御は、半波長毎に半波長内の所定の位相角位置でヒータの点灯を開始し、この半波長内での点灯時間を最初は短くしこれを徐々に広げていくことにより、ヒータの出力を徐々に上げていくものである。これにより、電流変動を低減させることが可能となる。
また、蛍光灯のちらつきを防止する技術として特許文献1記載の画像形成装置が提案されている。特許文献1記載の画像形成装置は、露光光源として用いられる蛍光灯と、この蛍光灯の光量を検知する光検知素子とを有し、蛍光灯の点灯電流のデユーティ比が所定の値以下になったときに、光学系の光量を低下させて蛍光灯の点灯電流をデユーティ比以上に維持するようにしたので、蛍光灯のちらつきを防ぐとともに、蛍光灯の寿命を延ばすことができるというものである。
特開平8−15789号公報
しかしながら、特許文献1記載の画像形成装置は、内部の蛍光灯のちらつきを自身で検知して改善するようにしたものであるが、この装置では、商用電源の電圧変動自体を防止することができないという問題がある。
また、商用電源の変動レベルは、電源インピーダンス、電源の配線、ほかに使用している機器などのように使用環境により、対策効果にばらつきが大きく、出荷時のランプ制御設定では、改善効果を得られない場合が多く、使用環境下でカスタマイズを行う必要が発生してしまうという問題がある。また、使用している環境下においては、電源インピーダンスを測定することができないため、電源電圧変動の調査が難しく、何が原因かをつかむのも非常に難しい。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、使用条件にかかわらず、商用電源の電圧変動を防止することができる画像形成装置および熱定着装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、請求項1に記載のように、原稿台上に載置された原稿の画像を読み取る読取手段と、トナー像を加熱定着させる熱定着装置とを備えた画像形成装置において、所定の画像を撮像する撮像手段と、前記撮影手段により撮影した画像に基づき外部の光量を検出する検出手段と、前記検出手段が検出した外部の光量に基づいて、前記熱定着装置を制御する制御部とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、撮影した画像に基づき外部の光量を検出し、検出した外部の光量に基づいて、商用電源の電圧変動を検知して、熱定着装置を制御するようにしたので、使用条件にかかわらず、商用電源の電圧変動を防止することができる。
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1記載の画像形成装置において、更に、前記検出手段が検出した外部の光量に基づいて、前記制御部による熱定着装置の制御方法を切り替える切替手段を有することを特徴とする。請求項2記載の発明によれば、検出手段が検出した外部の光量に基づいて、熱定着装置の制御方法を切り替えるようにしたので、最適な制御方法を用いて熱定着装置を制御することができる。
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は請求項2記載の画像形成装置において、更に、前記検出手段が検出した外部の光量に基づいて、商用電源の電圧変動が前記熱定着装置に基づくものであるか否かを判別する判別手段を有すること特徴とする。請求項3記載の発明によれば、商用電源の電圧変動の発生原因が自身にあるのか又は他にあるのかを判別することができるので、商用電源の電圧変動の発生原因と考えられる部分について1つずつ調査する必要がなくなる。
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項3記載の画像形成装置において、更に、前記判別手段で商用電源の電圧変動が前記熱定着装置に基づくものでないと判別された際に、ユーザインターフェースを介して判別結果を通知する通知手段を有することを特徴とする。請求項4記載の発明によれば、商用電源の電圧変動が熱定着装置にないことを外部に通知することができるので、商用電源の電圧変動の発生原因と考えられる部分について1つずつ調査する必要がなくなる。
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記撮像手段は、前記熱定着装置の動作時および停止時における所定の画像を撮像し、前記制御部は、前記検出手段が検出した熱定着装置の動作時および停止時における外部の光量に基づいて、前記熱定着装置を制御することを特徴とする。請求項5記載の発明によれば、熱定着装置の動作時および停止時における外部の光量に基づいて、商用電源の電圧変動を検知して、熱定着装置を制御するようにしたので、使用条件にかかわらず、商用電源の電圧変動を防止することができる。
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記撮像手段は、前記読取手段を用いることを特徴とする。請求項6記載の発明によれば、撮像手段に、画像読取手段を使用することにより、外部の光量を検出するための撮像手段が不要となり、低コスト化が可能となる。
また、本発明の熱定着装置の制御方法は、請求項7に記載のように、トナー像を加熱定着させる熱定着装置の制御方法において、所定の画像を撮像する第1工程と、前記第1工程により撮影した画像に基づき外部の光量を検出する第2工程と、前記第2工程により検出した外部の光量に基づいて、前記熱定着装置を制御する第3工程とを有することを特徴とする。請求項7記載の発明によれば、外部の光量に基づいて、商用電源の電圧変動を検知して、熱定着装置を制御するようにしたので、使用条件にかかわらず、商用電源の電圧変動を防止することができる。
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項7記載の熱定着装置の制御方法において、前記第2工程で検出した外部の光量に基づいて、前記熱定着装置の制御方法を切り替える第4工程を有することを特徴とする。請求項8記載の発明によれば、外部照明の光量に基づいて、熱定着装置の制御方法を切り替えるようにしたので、最適な制御方法を用いて熱定着装置を制御することができる。
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項7又は請求項8記載の熱定着装置の制御方法において、更に、前記第2工程で検出した外部の光量に基づいて、商用電源の電圧変動が前記熱定着装置に基づくものであるか否かを判別する第5工程を有すること特徴とする。請求項9記載の発明によれば、商用電源の電圧変動の発生原因が自身にあるのか又は他にあるのかを判別することができるので、商用電源の電圧変動の発生原因と考えられる部分について1つずつ調査する必要がなくなる。
本発明によれば、使用条件にかかわらず、商用電源の電圧変動を防止することができる画像形成装置および熱定着装置の制御方法を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明する。
図1は、本実施例に係る画像形成装置のブロック図である。図1に示すように、画像形成装置1は、スキャナユニット10、プリンタユニット20、ユーザインターフェース部30を有する。スキャナユニット10は、CPU(Central Processing Unit)11、記憶部12、撮像手段13、読取手段14、プラテンカバー検知部15、インターフェース部16を有する。プリンタユニット20は、CPU21、記憶部22、熱定着制御部23、熱定着装置24、インターフェース部25を有する。
ユーザインターフェース部30は、CPU31、表示部32、入力部33、インターフェース部34を有する。また、図1において、符号40は商用電源、50が外部照明をそれぞれ示している。なお、スキャナユニット10は、本発明に必要な構成のみを示しており、例えばプラテンカバー、光源、レンズ等は省略して示している。また、プリンタユニット20でも、本発明の説明に必要な構成のみを示している。
CPU11は、スキャナユニット10全体を制御する。CPU11は、撮影手段13により撮影した画像に基づき、外部の光量を検出する検出手段として機能する。より詳細には、CPU11は、熱定着装置24の動作時に、撮像手段13を駆動して画像データを読込み、読込んだ画像データを記憶部12へ保存する。CPU11は、100[ms]周期でこの動作を所定回数行う。
次に、CPU11は、記憶部12に記憶した画像データから輝度の平均値を計算し、算出した輝度の平均値を、サンプリングタイミングごとに比較し、熱定着装置24の動作時における輝度の平均値の最大値と最小値の差を算出し、記憶部12の所定領域に格納する。CPU11は熱定着装置24の停止時にも上記と同様な動作を行う。なお、輝度の平均値の最大値と最小値の差が、外部の光量に相当する。記憶部12は、CPU11が実行する各種制御プログラムやCCD13から読み取った画像データ等を記憶する。
撮像手段13は、所定の画像を撮像するものであり、例えばCCD(Charge Coupled Device)を用いて構成される。撮像手段13は、取得した光を電荷に変え、それを一時蓄積し、バケツリレーのような形で転送して電気信号をCPU11に出力する。
読取手段14は、原稿台上に載置された原稿の画像を読み取るものであり、例えばCCDを用いて構成される。読取手段14で読み取った画像データは、CPU11により画像処理が行われる。読取手段14で読み取った画像データは、図示省略する画像処理装置を用いて画像処理を行うようにしてもよい。なお、撮像手段13および読取手段14は共に所定の画像を撮像するものであるため、別途撮像手段13を設けることなく、読取手段14により、所定の画像を撮像し又は原稿台上に載置された原稿の画像を読み取るようにしてもよい。プラテンカバー検出部15は、図示省略するプラテンカバーの開閉を検出するものであり、検出した検出信号をCPU11に出力する。
CPU21は、記憶部22に記憶された各種制御プログラムを実行することにより、プリンタユニット20全体を制御する。CPU21は、各制御方法による結果を比較し、商用電源40の電圧変動レベルが一定値以下かどうかを判定する。CPU21は、変動レベルが一定値以下でないと判断した場合、変動レベルが最小となる制御方法Nを熱定着制御部23の制御方法としてデフォルトに設定する。
CPU21は、変動レベルが一定以下であると判断した場合、CPU11に電圧変動の原因がこのマシンに無いことをCPU11に通知する。なお、CPU21が検出手段が検出した外部の光量に基づいて、制御部による熱定着装置の制御方法を切り替える切替手段、およびCPU11が検出した外部の光量に基づいて、商用電源の電圧変動が熱定着装置24に基づくものであるか否かを判別する判別手段に相当する。
記憶部22は、CPU21が実行する各種制御プログラム、熱定着制御部23の制御方法、熱定着装置24の動作時および停止時における輝度の平均値の最大値と最小値の差を記憶する。
熱定着制御部23は、熱定着装置24の加熱ロールと加圧ロールのランプについて温度制御を行う。熱定着制御部23は、CPU11が検出した外部の光量に基づいて熱定着装置24を制御する制御部として機能する。熱定着装置24は、加熱ロールおよび加圧ランプを有し、記録紙上に形成されたトナー像を加熱および加圧することで加熱定着させるものである。
ユーザインターフェース部30は、利用者にユーザインターフェースを提供するものである。CPU31は、所定のプログラムに従って、ユーザインターフェース部30全体を制御する。表示部32は、例えば、「プラテンカバーを空けてください」、「電圧変動の原因はこの装置には有りません」等のメッセージを表示する。表示部32がCPU21で商用電源の電圧変動が熱定着装置24に基づくものでないと判別された際に、ユーザインターフェースを介して判別結果を通知する通知手段に相当する。入力部33は、利用者の操作に基づき電圧変動調整の指示を受け付けるものである。
商用電源40は、交流電圧100[V]又は200[V]、周波数が50[Hz]又は60[Hz]で、外部照明50、電源装置および熱定着装置24の電源となる。外部照明50は、商用電源40により点灯するものであり、商用電源40の電圧変動により蛍光灯がつく。
次に、熱定着制御部23による制御方法の一例について説明する。上述したように、この熱定着制御部23による制御方法は、記憶部22に記憶されている。なお、以下において、カットオフ制御とは、熱定着装置24の加熱ロールと加圧ロールのランプを、個々に設定したカットオフ制御値で消費電力の調整を行うものである。また、以下では、N=12として12通りの熱定着装置24による制御方法を示すが、この熱定着装置24による制御方法は一例であり、以下に示す制御方法には限定されない。
制御方法1は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち上がり部分で、位相制御を200[ms]間行い、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立下り部分で位相制御を200[ms]間行う。制御方法2は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち上がり部分で位相制御を150[ms]間行い、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立下り部分で位相制御を150[ms]間行う。
制御方法3は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち上がり部分で位相制御を100[ms]間行い、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立下り部分で位相制御を100[ms]間行う。制御方法4は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち上がり部分で位相制御を50[ms]間行い、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立下り部分で位相制御を50[ms]間行う。
制御方法5は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち上がり部分で位相制御を150[ms]間行う。制御方法6は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち上がり部分で位相制御を100[ms]間行う。制御方法7は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち上がり部分で位相制御を50[ms]間行う。制御方法8は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち下がり部分で位相制御を150[ms]間行う。
制御方法9は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち下がり部分で位相制御を100[ms]間行う。制御方法10は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち下がり部分で位相制御を100[ms]間行う。制御方法11は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち上がり部分で、位相制御を200[ms]間行い、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立下り部分で位相制御を200[ms]間行う。さらに、カットオフ制御を800[ms]周期で行う。
制御方法12は、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立ち上がり部分で、位相制御を200[ms]間行い、熱定着装置24の加熱ロールおよび加圧ロールのランプ立下り部分で位相制御を200[ms]間行い、さらに、カットオフ制御を1.0[s]周期で行う。
次に、本実施例に係る画像形成装置1の動作例について説明する。図2は、動作例1のフローチャートである。なお、動作例1では、撮影手段として読取手段14を用いた動作例である。ステップS101で、入力部33が電圧変動調整の指示を受け付けると、ステップS102で、CPU31は、CPU11に調整モードに入ることをインターフェース部34を介して通知する。
ステップS103で、CPU11は、CPU31に「プラテンカバーを空けてください」と表示することをインターフェース部16を介して指示する。ステップS104で、CPU11は、プラテンカバー検出部15からのプラテンカバー検出を待つ。ステップS105で、CPU11は、フリッカ調整モードに入ることをインターフェース部16を介してCPU21に指示する。ステップS106で、CPU21は、記憶部22からN個の制御方法の中から制御方法1を呼び出して、制御方法1を熱定着制御部23に出力する。
ステップS107で、熱定着制御部23は、記憶部22から呼び出した制御方法1に従って、熱定着装置24をコントロールする。ステップS108で、CPU11は、プラテンカバーのオープンを検出すると、ステップS109で、撮像手段13から画像データを読込み、ステップS110で、画像データを記憶部12へ保存する。ステップS111で、CPU11は、100[ms]周期で所定回数、例えば10回、画像データを記憶部12に保存したか否かを検出し、所定回数保存した場合は、ステップS112に進む。
ステップS112で、CPU11は、記憶部12に記憶した画像データから輝度の平均値を計算し、ステップS113で、算出した輝度の平均値を、サンプリングタイミングごとに比較し、輝度の平均値の最大値と最小値の差を算出する。CPU11は、輝度の平均値の最大値と最小値の差をインターフェース部16を介してCPU21に転送する。ステップS114で、CPU21は、CPU11からの輝度の平均値の最大値と最小値の差を記憶部22に保存する。
ステップS115で、CPU21は、現在の熱定着制御装置23による制御方法Nが、記憶部22に登録されている制御方法の最大値かどうかを判断し、現在の熱定着装置24の制御方法Nが最大値の場合、ステップS116に進み、現在の熱定着装置の制御方法Nが最大値でない場合、ステップS109に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS116で、CPU21は、すべての制御方法での輝度の平均値の最大値と最小値の差を比較し、CPU21は、商用電源40の電圧変動レベルが一定値以下かどうかを判定する。ステップS116で、CPU21は、商用電源40の電圧変動レベルが一定値以下でないと判断した場合、ステップS117で、商用電源40の電圧変動レベルが最小となる制御方法Nをデフォルト制御方法として設定する。
一方、ステップS116で、CPU21は、商用電源40の変動レベルが一定以下であると判断した場合、ステップS118で、電圧変動の原因がこのマシンに無いことをインターフェース部25を介してCPU11に通知する。CPU11は、「電圧変動の原因がこの装置には有りません」と表示部32に表示するようにCPU31に対して指令を出力し、ステップS119で、表示部32は、文字「電圧変動の原因がこの装置には有りません」を表示する。ステップS120で、CPU21は、ノイズレベルが最小となる制御方法を記憶部22から検索し、デフォルト制御方法として設定し、処理を終了する。
次に、他の動作について説明する。図3は、動作例2のフローチャートである。ステップS201で、CPU11は、画像形成装置1のウオームアップ時に、熱定着装置24を単純オンした状態で(動作時)、外部の光量を検出するために、撮像手段13から画像データを読込み、ステップS202で、読込んだ画像データを記憶部12に記憶する。
ステップS203で、CPU11は、ウオームアップ終了後、熱定着装置24をオフした状態で(停止時)、外部の光量を検出するために、撮像手段13から画像データを読込み、ステップS204で、読込んだ画像データを記憶部12に記憶する。次に、CPU11は、熱定着装置24の動作時および停止時の画像データに基づいて、熱定着装置24の動作時および停止時における外部の光量を検出する。CPU11は、検出した外部の光量をインターフェース部16を介してプリンタユニット20へ出力する。CPU21は、熱定着装置24の動作時および停止時における外部の光量を記憶部22に記憶する。
ステップS205で、CPU21は、熱定着装置24を動作時および停止時の外部の光量を比較し、熱定着装置24の動作時および停止時で外部の光量に変化があったか否かを判断する。ステップS205で、CPU21は、熱定着装置24の動作時および停止時で外部の光量に変化があると判断した場合、商用電源40の電圧変動があると仮定し、以下の制御を行う。
ステップS206で、CPU21は、熱定着制御部23による制御方法を、記憶部22から読み出して、次の制御方法に切り替える。例えば、CPU21は、現在、熱定着制御部23が制御方法1で制御を行っている場合は、次の制御方法2に制御方法を切り替える。
ステップS207で、CPU11は、撮像手段13を駆動して、次の制御方法に切り替えた際の熱定着装置の動作時の画像データを読込み、記憶部12に保存する。CPU11は、制御方法切り替え後の外部の光量を検出し、検出した外部の光量をインターフェース部16を介してCPU21へ出力する。CPU21は、取得した制御方法切り替え後の外部の光量を記憶部22に記憶する。
ステップS208で、CPU21は、熱定着制御部23における制御方法が最後の制御方法かどうかを判断し、最後の制御方法でないと判断した場合は、ステップS206に戻って上記処理を繰り返し、最後の制御方法であると判断した場合は、ステップS209に進む。
ステップS209で、CPU21は、記憶部22からすべての制御方法における外部の光量を読み出して、最適な制御方法を選択し、選択した制御方法をデフォルトに設定する。なお、ステップS209で、CPU21は、端子の雑音と商用電源40の電圧変動レベルのバランスが取られている制御方法を最適な制御方法として選択するとよい。
なお、制御方法Nまで実施しも、商用電源40の電圧変動が改善されない場合、商用電源40のインピーダンスの異常を、スキャナユニット10を介してユーザインターフェース部30に出力し、表示部32から商用電源40の異常を通知するようにしてもよい。
以上本実施例によれば、撮影した画像に基づき外部の光量を検出し、検出した外部の光量に基づいて、商用電源の電圧変動を検知して、熱定着装置を制御するようにしたので、使用条件にかかわらず、商用電源の電圧変動を防止することができる。また、従来必要であった特別カスタマイズキットが不要となるため、コストの大幅改善が可能となる。また、出荷時の設定で、過剰な位相制御を行った場合でも、端子雑音の発生を防止することができる。従来、電源電圧変動を改善するために端子雑音レベルを犠牲にしていたが、本発明によれば、過剰な位相制御による端子雑音を防止することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。例えば、本実施例では制御部の機能を熱定着制御部23により実現するようにしているが、本発明では、これに限定されることなく、制御部の機能をCPU21により実現するようにしてもよい。
実施例に係る画像形成装置のブロック図である。 動作例1のフローチャートである。 動作例2のフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
10 スキャナユニット
11 CPU
13 撮像手段
14 読取手段
20 プリンタユニット
21 CPU
23 熱定着制御部
24 熱定着装置
30 ユーザインターフェース
40 商用電源
50 外部照明

Claims (9)

  1. 原稿台上に載置された原稿の画像を読み取る読取手段と、トナー像を加熱定着させる熱定着装置とを備えた画像形成装置において、
    所定の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮影手段により撮影した画像に基づき外部の光量を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した外部の光量に基づいて、前記熱定着装置を制御する制御部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は更に、前記検出手段が検出した外部の光量に基づいて、前記制御部による熱定着装置の制御方法を切り替える切替手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は更に、前記検出手段が検出した外部の光量に基づいて、商用電源の電圧変動が前記熱定着装置に基づくものであるか否かを判別する判別手段を有すること特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は更に、前記判別手段で商用電源の電圧変動が前記熱定着装置に基づくものでないと判別された際に、ユーザインターフェースを介して判別結果を通知する通知手段を有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記撮像手段は、前記熱定着装置の動作時および停止時における所定の画像を撮像し、
    前記制御部は、前記検出手段が検出した熱定着装置の動作時および停止時における外部の光量に基づいて、前記熱定着装置を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記撮像手段は、前記読取手段を用いることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. トナー像を加熱定着させる熱定着装置の制御方法において、
    所定の画像を撮像する第1工程と、
    前記第1工程により撮影した画像に基づき外部の光量を検出する第2工程と、
    前記第2工程により検出した外部の光量に基づいて、前記熱定着装置を制御する第3工程とを有することを特徴とする熱定着装置の制御方法。
  8. 前記熱定着装置の制御方法は更に、前記第2工程で検出した外部の光量に基づいて、前記熱定着装置の制御方法を切り替える第4工程を有することを特徴とする請求項7記載の熱定着装置の制御方法。
  9. 前記熱定着装置の制御方法は更に、前記第2工程で検出した外部の光量に基づいて、商用電源の電圧変動が前記熱定着装置に基づくものであるか否かを判別する第5工程を有すること特徴とする請求項7又は請求項8記載の熱定着装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009162961A (ja) * 2007-12-29 2009-07-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 管理装置、画像形成装置、画像形成システム、プログラム及び制御方法
JP2019097093A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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