JP6425038B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を記録紙に形成する画像形成装置に関し、特に省電力化を図るための技術に関する。
この種の画像形成装置としては、複写機、プリンター、ファクシミリ等の複数の機能を有するMFP(Multifunction Printer)がある。このような画像形成装置においては、通常動作モードでの消費電力が大きいため、操作入力のない状態が一定時間継続すると、通常動作モードからスリープモードに切替えて、消費電力を低減させている。例えば、定着装置のヒーターの温度を低下させて、ヒーターの消費電力を低減したり、表示部を停止させて、表示部の消費電力を低減したりしている。
例えば、特許文献1では、画像処理装置がスリープモードに入ると、表示部のバックライトの明るさを複数段階で調節して、消費電力を低減させている。
また、特許文献2では、画像形成装置の操作部が利用者により繰り返し操作されている期間に、液晶表示部の画面の明るさを徐々に低下させて、消費電力を低減させている。
また、特許文献3では、液晶表示部に2つのバックライトを設け、液晶表示部に入力される映像信号の無信号状態が継続すると、一方のバックライトを消灯させ、無信号状態が更に継続すると、両方のバックライトを消灯させて、消費電力を低減させている。
特開2013−207378号公報 特開2013−218076号公報 特開2007−121408号公報
ところで、画像形成装置においては、画面を有する表示部だけではなく、LED等の表示灯を用いている。例えば、ファクシミリ通信で受信された画像が記録紙に形成されて、記録紙が排出トレイに排出されたときに、表示灯が点灯される。あるいは、画像形成装置の電源のオンオフ状態に応じて表示灯が点灯されたり消灯されたりする。これらの表示灯は、その点灯及び消灯を確認し易いという利点がある。
しかしながら、特許文献1乃至3のいずれも表示部の消費電力を低減させても、表示灯の消費電力を低減させてはおらず、更なる省電力化が望まれる。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、表示部の消費電力だけではなく、表示灯の消費電力を、表示灯の本来の機能を阻害することなく低減させて、より効果的に省電力を実現することを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、画像を記録紙に記録する画像形成部と、画像形成に係る情報を表示する表示部と、前記画像形成部により記録紙に画像が形成されたときに該記録紙を受ける排出トレイと、前記排出トレイ上の記録紙の有無を検出する記録紙検出部と、前記排出トレイ上の記録紙の有無を表示する排紙表示灯と、前記排紙表示灯を点灯及び消灯させ、該排紙表示灯の光量を調節する第1点灯駆動部と、スリープモード表示灯と、前記スリープモード表示灯を点灯及び消灯させる第2点灯駆動部と、前記表示部と前記排紙表示灯と前記スリープモード表示灯とが配置され、利用者により操作される操作部と、前記記録紙検出部による検出結果に基づき前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯を点灯及び消灯させ、前記画像形成が行われる通常動作モードでは、前記表示部を動作させると共に、前記第2点灯駆動部を制御して前記スリープモード表示灯を消灯させ、前記排出トレイ上の記録紙が有るときに前記排紙表示灯を点灯させ、省電力のための第1スリープモードでは、前記第2点灯駆動部を制御して前記スリープモード表示灯を点灯させ、前記表示部を停止させると共に、前記排出トレイ上の記録紙が有るときに前記排紙表示灯を点灯させ、前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯の光量を前記通常動作モード時よりも低減させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1スリープモードから第2スリープモードへの切替えを行い、当該第2スリープモードでは、前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯の光量を、前記第1スリープモード時の光量よりも更に低減させた光量とし、前記表示部の停止と前記スリープモード表示灯の点灯とを維持させるものである。
本発明によれば、表示部の消費電力だけではなく、表示灯の消費電力を、表示灯の本来の機能を阻害することなく低減させて、より効果的に省電力を実現することができる。
本発明に係る一実施形態の画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 入力装置を示す平面図である。 入力装置の他の例を示す平面図である。 通常動作モード、第1スリープモード、及び第2スリープモードの切替え制御を示すフローチャートである。 通常動作モード、第1スリープモード、及び第2スリープモードの切替え制御の他の実施形態を示すフローチャートである。 通常動作モードMm及び第1スリープモードMaの切替え制御の他の実施形態を示すフローチャートである。 (a)は入力装置における排紙表示灯の光量変化を示すタイミングチャートであり、(b)は排紙表示灯に加えられるパルス信号を示すタイミングチャートである。 (a)は排紙表示灯の光量変化の変形例を示すタイミングチャートであり、(b)は変形例におけるパルス信号を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態にかかる画像形成装置について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態の画像形成装置の構造を示す正面断面図である。本実施形態の画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えたMFP(複合機)である。この画像形成装置1は、装置本体2に、画像読取装置(ISU;Image scanner unit)5、操作部47、画像形成部120、定着装置13、及び給紙部14等を設けて構成される。
画像読取動作を行う場合、画像読取装置5は、原稿の画像を光学的に読取って、画像データを生成する。画像形成動作を行う場合は、上記の画像読取動作により生成された画像データ、又はネットワーク接続されたコンピューターやスマートフォン等の端末装置から受信した画像データ等に基づいて、画像形成部120が、給紙部14から供給される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。
画像形成部120は、マゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y、及びブラック用の画像形成ユニット12Bkを備えている。各画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkは、感光体ドラム122と、感光体ドラム122の表面を均一に帯電させる帯電装置と、感光体ドラム122の表面を露光して、その表面に静電潜像を形成する露光装置(LSU;Laser scanning units)123と、トナーを用いて、感光体ドラム122の表面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置124と、1次転写ローラー126とをそれぞれ備えている。
カラー印刷を行う場合、各画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkにおいては、感光体ドラム122の表面を均一に帯電させてから露光して、その表面にカラーの色成分の画像に対応する静電潜像を形成し、感光体ドラム122の表面の静電潜像を現像装置124により現像して、感光体ドラム122上にその色成分のトナー像を形成し、トナー像を1次転写ローラー126により駆動ローラー125A及び従動ローラー125Bに張架されている中間転写ベルト125上に1次転写させる。
中間転写ベルト125は、その外周面にトナー像が転写される像担持面が設定されており、感光体ドラム122の周面に当接した状態で駆動ローラー125Aによって駆動される。中間転写ベルト125は、各感光体ドラム122と同期しながら、駆動ローラー125Aと従動ローラー125Bとの間を無端走行する。
中間転写ベルト125上に転写される各色成分のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、該2次転写ローラー210と中間転写ベルト125との間のニップ部Nにおいて給紙部14から搬送路190を通じて搬送されてきた記録紙Pに2次転写させる。
この後、定着装置13で記録紙Pが加熱及び加圧されて、記録紙P上のトナー像が熱圧着により定着され、更に記録紙Pが排出ローラー対159を通じて第1排出トレイ151に排出される。
また、排出ローラー対159の排出側には、トレイ切替え爪154が設けられており、このトレイ切替え爪154が支軸を中心に揺動されて実線の位置又は点線の位置に切替えられる。トレイ切替え爪154が実線の位置にある場合は、記録紙Pが排出ローラー対159から第1排出トレイ151へと排出され、またトレイ切替え爪154が点線の位置にある場合は、記録紙Pが排出ローラー対159から第2排出トレイ152へと排出される。この第2排出トレイ152には、ファクシミリ通信で受信された画像を記録した記録紙Pが排出される。
次に、画像形成装置1の構成を説明する。図2は画像形成装置1の主要構成を示す機能ブロック図である。
図2において、制御部61は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM、及び専用のハードウェア回路等から構成される。この制御部61は、画像読取装置5、定着装置13、画像形成部120、給紙部14、操作部47、画像メモリー62、HDD63、ファクシミリ通信部64、ネットワークインターフェイス部66、第1表示灯駆動回路71、第2表示灯駆動回路72、第3表示灯駆動回路73、切替え爪駆動部74、記録紙検出センサー75、及び昼夜判定部76等と接続されて、画像形成装置1の全体を制御する。
ファクシミリ通信部64は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリ通信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部66は、LANボード等の通信モジュールから構成され、ネットワークインターフェイス部66に接続されたLAN等のネットワークNを介して、ネットワークN上のパーソナルコンピューター(PC)等の端末装置65と種々のデータ通信を行う。
画像メモリー62は、画像読取装置5により読取られた原稿の画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部120のプリント対象であるデータを一時的に保存したりする領域である。
HDD63は、画像読取装置5によって読取られた原稿の画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
第1表示灯駆動回路71は、排紙表示灯67を点灯又は消灯させると共に、点灯時に排紙表示灯67の光量を調節する。また、第2表示灯駆動回路72は、スリープモード表示灯68を点灯又は消灯させ、第3表示灯駆動回路73は、他の表示灯69を点灯又は消灯させる。排紙表示灯67、スリープモード表示灯68、及び他の表示灯69は、LED(Light Emitting Diode)等からなる光源である。
切替え爪駆動部74は、トレイ切替え爪154を実線の位置又は点線の位置に切替えるアクチュエータである。
記録紙検出センサー75は、第2排出トレイ152上の記録紙Pの有無を検出する。この第2排出トレイ152上の記録紙Pには、ファクシミリ通信で受信された画像が記録されている。
昼夜判定部76は、昼間及び夜間を判定するものであり、例えば受光素子により受光された画像形成装置1周辺の光量に基づき少なくとも昼間(第2時間帯の一例)及び夜間(第1時間帯の一例)のいずれであるかを判定する。なお、本実施形態では、昼間(第2時間帯の一例)には、朝及び昼間の時間帯を含むものとする。あるいは、昼夜判定部76は、時刻を計時するタイマーを内蔵し、時刻に基づき少なくとも昼間及び夜間のいずれであるかを判定する。時刻に基づく判定を行う場合は、室内の予め設定された消灯時刻を過ぎると夜間であると判定し、また利用者の予め設定された活動開始時刻を過ぎると昼間であると判定する。この場合、昼間及び夜間の判定は、日の出時刻及び日の入り時刻に関係なく行われる。
本実施形態では、昼夜判定部76は、例えば受光素子により、又は上記タイマーにより、受光された画像形成装置1周辺の光量に基づき、昼間(早朝を含む)及び夜間を判定するものとする。
このような構成において、利用者は、操作部47を操作することによりファクシミリ通信機能、コピー機能、及びプリンター機能のいずれかを利用したジョブを指示することができる。例えば、操作部47の操作によりコピー機能を利用したジョブが指示されると、制御部61は、画像読取装置5により原稿の画像を読取らせ、画像形成部120により原稿の画像を記録紙Pに印刷させて、この記録紙Pを第1排出トレイ151に排出させる。
また、ファクシミリ通信部64で画像データが受信されると、この画像データが画像メモリー62に一旦記憶され、画像形成部120により画像データに対応する受信画像が記録紙Pに印刷される。このとき、制御部61は、該画像データがファクシミリ通信部64で受信されたものであることから、切替え爪駆動部74を制御して、トレイ切替え爪154を点線の位置に切替え、記録紙Pを第2排出トレイ152に排出させ、この後にトレイ切替え爪154を実線の位置に切替えて戻す。そして、記録紙検出センサー75により第2排出トレイ152上の記録紙Pが検出されたときに、制御部61は、記録紙検出センサー75の検出出力に応答して第1表示灯駆動回路71を制御し、排紙表示灯67を点灯させる。この排紙表示灯67の点灯により、利用者に対して記録紙Pが第2排出トレイ152に排出されていることが報知される。利用者により第2排出トレイ152上の記録紙Pが取り出されると、記録紙検出センサー75により記録紙Pが検出されなくなり、制御部61により第1表示灯駆動回路71が制御されて、排紙表示灯67が消灯される。
次に、操作部47の構成を説明する。図3は、操作部47を示す平面図である。この操作部47は、複数のハードキー81、画像形成に係る情報等を表示する表示部473、及び表示部473に設けられたタッチパネル等を備えている。
表示部473は、例えば液晶パネル及びバックライトを有する液晶表示装置である。タッチパネルは、表示部473の画面に表示された複数のタッチキーに対するそれぞれのタッチ操作を検出する。
各ハードキー81としては、テンキーや、それぞれの機能に対応付けられたリセットキー、ストップキー、スタートキーなどがある。
表示部473の画面上の各タッチキーは、それぞれの機能に対応付けられており、該画面の変更に伴いタッチキーも変更される。
操作部47は、ハードキー81や表示部473の画面上のタッチキーが操作されると、この操作による入力の内容、例えば数値や選択項目などを制御部61(図2に示す)に指示する。制御部61は、操作部47からの指示に応じて、HDD63に予め記憶されているタッチキーやアイコン等の画像に基づき表示部473の画面を更新したり、各種のデータをHDD63に格納したり、ファクシミリ通信機能、コピー機能、及びプリンター機能のいずれかを利用したジョブを実行したりする。
また、操作部47には、排紙表示灯67、スリープモード表示灯68、他の表示灯69が配置されている。排紙表示灯67は、先に述べたように第2排出トレイ152上の記録紙Pの有無に応じて点灯又は消灯される。
スリープモード表示灯68は、画像形成装置1の通常動作モードのときに消灯され、スリープモードのときに点灯される。
他の表示灯69は、通常動作モードのときに画像形成装置1の稼働状態等に応じて点灯又は消灯され、スリープモードのときに消灯されて点灯されることはない。
図4は、操作部47の他の例を示す平面図である。この図4の操作部47は、図3の操作部47と略同様の機能を有し、表示部473のサイズを変更し、表示部473、各ハードキー81、及び各表示灯67〜69の配置を変更したものである。
ところで、画像形成装置1では、通常動作モード及びスリープモードが切替え設定される。通常動作モードでは、ファクシミリ通信機能、コピー機能、及びプリンター機能を速やかに稼働させることが可能な動作状態が維持される。例えば、定着装置13のヒーターの温度が規定温度に保たれ、表示部473のバックライトが点灯されて、表示部473による表示がなされ、制御部61の全体が動作している。このため、画像形成装置1の消費電力が大きくなる。
また、スリープモードは、利用者による操作部47のハードキー81やタッチキーの操作が一定時間中断したときに制御部61により設定される。これにより、画像形成装置1の消費電力が低減される。このスリープモード時には、制御部61により、操作部47、第3表示灯駆動回路73、他の表示灯69、画像読取装置5、画像形成部120、画像メモリー62、HDD63、定着装置13、給紙部14、及び切替え爪駆動部74が一時的に停止状態とされる。これにより、スリープモードでは、定着装置13のヒーターの温度が低下され、表示部473のバックライトが消灯されて、表示部473による表示がなされない。更に、制御部61の一部61aも一時的に停止状態になる。
更に、スリープモードのときに、利用者により操作部47のハードキー81やタッチキーが操作されると、制御部61によりスリープモードから通常動作モードへの切替えが行われて、通常動作モードに戻される。
しかしながら、従来は、スリープモードのときに液晶表示部等の消費電力を低減させても、LED等からなる表示灯の消費電力を低減させてはおらず、省電力化が十分に図られているとは言えなかった。
そこで、本実施形態では、スリープモードのときに排紙表示灯67の光量を低減させて、排紙表示灯67の消費電力を低減させ、省電力をより効果的に実施している。
また、スリープモードとして、第1スリープモード及び第2スリープモードを選択的に設定して、排紙表示灯67の消費電力の更なる低減を図っている。ここで、第1スリープモードは、操作部47のハードキー81やタッチキーの操作が一定時間中断したときに設定されて、排紙表示灯67の光量が低減される。また、第2スリープモードは、昼夜判定部76により夜間であると判定されているときに設定されて、第1スリープモードのときよりも排紙表示灯67の光量がより低減される。従って、第1スリープモードのときよりも第2スリープモードのときに、排紙表示灯67の消費電力がより低減される。
次に、図5のフローチャートを参照して、通常動作モードMm、第1スリープモードMa、及び第2スリープモードMbの切替え制御の概略を説明する。
まず、通常動作モードMmが設定されている状態で(S101)、制御部61は、操作部47の操作が一定時間中断したか否かを判定しており(S102)、操作部47の操作が一定時間中断しなければ(S102で「No」)、S101に戻って、通常動作モードMmを維持する。この通常動作モードMmでは、定着装置13のヒーターの温度が規定温度に保たれ、表示部473のバックライトが点灯されて、表示部473による表示がなされ、制御部61の全体が動作している。また、通常動作モードMmにおいて、記録紙検出センサー75により第2排出トレイ152上の記録紙Pが検出されているときには、排紙表示灯67が予め定められた規定の光量で点灯される。
また、操作部47の操作が一定時間中断したならば(S102で「Yes」)、制御部61は、通常動作モードMmから第1スリープモードMaへの切替えを行い、第1スリープモードMaを設定する(S103)。この第1スリープモードMaでは、定着装置13のヒーターの温度が低くされ、表示部473のバックライトが消灯され、制御部61の一部61aが停止状態にされることで、画像形成装置1の消費電力が低減される。また、第1スリープモードMaにおいても、通常動作モードMmと同様に、記録紙検出センサー75により第2排出トレイ152上の記録紙Pが検出されているときには、排紙表示灯67が点灯されるものの、制御部61及び第1表示灯駆動回路71により、排紙表示灯67の光量が通常動作モードMmよりも低くされて、排紙表示灯67の消費電力が節減される。
そして、制御部61は、操作部47が操作されたか否かを判定すると共に(S104)、昼夜判定部76による判定結果が夜間であるか否かを判定する(S105)。このとき、操作部47が操作されず(S104で「No」)、昼夜判定部76による判定結果が昼間であれば(S105で「No」)、第1スリープモードMaが維持される。
また、操作部47が操作されると(S104で「Yes」)、S101に戻って、通常動作モードMmが再度設定される。
また、昼夜判定部76による判定結果が夜間であれば(S105で「Yes」)、制御部61は、第1スリープモードMaから第2スリープモードMbへの切替えを行い、第2スリープモードMbを設定する(S106)。この第2スリープモードMbでは、第1スリープモードMaと同様に、定着装置13のヒーターの温度が低くされ、表示部473のバックライトが消灯され、制御部61の一部61aが停止状態にされる。また、第2スリープモードMbにおいても、記録紙検出センサー75により第2排出トレイ152上の記録紙Pが検出されているときには、排紙表示灯67が点灯されるものの、排紙表示灯67の光量が第1スリープモードMaよりも更に低くされて、排紙表示灯67の消費電力がより節減される。
そして、制御部61は、操作部47が操作されたか否かを判定すると共に(S107)、昼夜判定部76による判定結果が昼間であるか否かを判定する(S108)。このとき、操作部47が操作されず(S107で「No」)、昼夜判定部76による判定結果が夜間であれば(S108で「No」)、第2スリープモードMbが維持される。
また、操作部47が操作されるか(S107で「Yes」)、又は昼夜判定部76による判定結果が昼間であれば(S108で「Yes」)、S101に戻って、通常動作モードMmが再度設定される。
次に、図6のフローチャートを参照して、通常動作モードMm、第1スリープモードMa、及び第2スリープモードMbの切替え制御の他の実施形態を説明する。なお、図5を用いて説明した上記切替え制御と同様の処理は説明を省略する。
図5に示した切替え制御では、第1スリープモードに設定された後は、操作部47が操作されない場合(S104で「No」)、昼夜判定部76による判定結果が夜間であるときに(S105で「YES」)、第2スリープモードMbが設定されるが(S106)、これに代えて、図6に示すように、第1スリープモードに設定された後に、操作部47が操作されない状態で(S104で「No」)、制御部61が、第1スリープモードMaの設定時から予め定められた第1の時間(例えば、5分)が経過したと判断したときに(S111で「YES」)、画像形成装置1を第2スリープモードMbに設定するようにしてもよい(S106)。
なお、図6に示す当該実施形態では、第2スリープモードMbの設定後、制御部61は、利用者が操作部47を操作するまで第2スリープモードMbを維持し(S107で「NO」)、利用者が操作部47を操作したときに(S107で「YES」)、画像形成装置1を通常動作モードMmに復帰させる(S101)。
次に、図7のフローチャートを参照して、通常動作モードMm及び第1スリープモードMaの切替え制御の他の実施形態を説明する。なお、図5を用いて説明した上記切替え制御と同様の処理は説明を省略する。
制御部61は、第1スリープモードMaに設定した後、操作部47が操作されない状態で(S104で「No」)、第1スリープモードMaの設定時から、予め定められた第2の時間(上記第1の時間よりも長い時間。例えば、30分)が経過したと判断したときに(S112で「YES」)、第1スリープモードのままで、排紙表示灯67を消灯させる
ようにしてもよい(S113)。
この場合、制御部61は、画像形成装置1を第2スリープモードには設定しない。このように排紙表示灯67を消灯させた後、制御部61は、利用者が操作部47を操作するまで通常動作モードには復帰させず(S107で「NO」)、利用者が操作部47を操作したときに(S107で「YES」)、画像形成装置1を通常動作モードに復帰させる(S101)。
次に、通常動作モードMm、第1スリープモードMa、及び第2スリープモードMbにかかわる排紙表示灯67の制御手順の一例を詳しく説明する。上記各実施形態について当該制御手順が用いられる。なお、図7に示した実施形態では、第2スリープモードMbに関する処理は行われない。
図8(a)は、排紙表示灯67の光量変化を示すタイミングチャートであり、図8(b)は、第1表示灯駆動回路71から排紙表示灯67に出力されるパルス信号Sgを示すタイミングチャートである。
まず、図8(a)、図8(b)において、時点t0〜時点t2の期間には通常動作モードMmが設定されているものとする。この通常動作モードMmでは、定着装置13のヒーターの温度が規定温度に保たれ、表示部473のバックライトが点灯されて、表示部473による表示がなされ、制御部61の全体が動作している。
この通常動作モードMmのときに、ファクシミリ通信部64で画像データが受信されて、画像形成部120により画像データに対応する画像が記録紙Pに印刷され、この記録紙Pが第2排出トレイ152に排出されると、記録紙検出センサー75により第2排出トレイ152上の記録紙Pが検出される。この記録紙検出センサー75による記録紙Pの検出時点を時点t1とすると、制御部61は、記録紙検出センサー75の検出出力に基づき、時点t1より第1表示灯駆動回路71を制御して、排紙表示灯67を点灯させる。
例えば、第1表示灯駆動回路71からは、図8(b)に示すようなパルス信号Sgが出力され、このパルス信号Sgが排紙表示灯(LED)67に加えられて、排紙表示灯67が点灯される。この排紙表示灯67の点灯により、第2排出トレイ152に記録用紙Pが排出されていることが報知される。
ここで、第1表示灯駆動回路71は、パルス信号Sgの出力及び出力停止により排紙表示灯67を点灯及び消灯させるだけではなく、パルス信号Sgのハイレベル及びローレベルのデューティ比を変更して、このデューティ比の変更により排紙表示灯67の光量を調節する。通常動作モードMmのときには、そのデューティ比が規定値に維持され、排紙表示灯67が予め定められた規定の光量で点灯する。
次に、排紙表示灯67が点灯されたまま、利用者による操作部47のハードキー81やタッチキーの操作が一定時間行われず、時点t2で、制御部61により通常動作モードMmから第1スリープモードMaへの切替えが行われたものとする。この第1スリープモードMaでは、定着装置13のヒーターの温度が低くされ、表示部473のバックライトが消灯され、制御部61の一部61aが停止状態にされて、画像形成装置1の消費電力が低減される。
また、制御部61は、第1スリープモードMaの設定に伴い、第2表示灯駆動回路72を制御して、スリープモード表示灯(LED)68を点灯させると共に、第3表示灯駆動回路73を制御して、他の表示灯(LED)69を消灯させる。このとき、スリープモード表示灯68を点灯させ、他の表示灯(LED)69を消灯させるため、これらの表示灯68、69の消費電力の増減が相殺される。
更に、制御部61は、時点t2で、第1表示灯駆動回路71を制御して、図8(b)に示すようにパルス信号Sgのローレベルの期間が長くなるように該パルス信号Sgのデューティ比を変更する。このため、排紙表示灯67の光量は、通常動作モードMmのときよりも低減する。
また、制御部61は、時点t2より計時を開始して、この計時時間が規定時間の整数倍になる度に、第1表示灯駆動回路71を制御して、パルス信号Sgのローレベルの期間が段階的に長くなるように該パルス信号Sgのデューティ比を変更する。
例えば、図8(b)に示すように規定時間を10分とすると、時点t2より10分が経過した時点t3で、通常動作モードMmのときよりもパルス信号Sgのローレベルの期間がより長くなるように該パルス信号Sgのデューティ比を変更して、排紙表示灯67の光量を一段階低減させる。引き続いて、時点t2より20分が経過した時点t4で、パルス信号Sgのローレベルの期間をより長くして、排紙表示灯67の光量をもう一段階低減させる。そして、時点t2より30分が経過した時点t5で、パルス信号Sgのローレベルの期間を更に長くして、排紙表示灯67の光量をもう一段階低減させる。
従って、記録紙検出センサー75により第2排出トレイ152上の記録紙Pが検出されて、排紙表示灯67が点灯されている状態で、通常動作モードMmから第1スリープモードMaに切替わると、制御部61及び第1表示灯駆動回路71により、排紙表示灯67の光量が段階的に、通常動作モードMmのときの上記規定の光量よりも低い予め定められた値に設定された第1スリープモードMa用の光量まで低減されて、排紙表示灯67の消費電力も段階的に低減される。
こうして排紙表示灯67の光量を段階的に、第1スリープモードMa用の光量まで低減させることにより、排紙表示灯67の光量の低減を利用者に認識され難くして、排紙表示灯67の消費電力を低減させることができる。例えば、時間の経過に伴う排紙表示灯67の光量の変化量を、人間の明暗順応等の性質を考慮して設定することにより、排紙表示灯67の光量の低減を利用者に認識させないようにすることができる。
次に、排紙表示灯67が点灯されたまま、時点t6で、昼夜判定部76により昼間から夜間への切替わりが判定されると、制御部61は、昼夜判定部76による判定結果に応じて第1スリープモードMaから第2スリープモードMbへの切替えを行って、第2スリープモードMbを設定し、第1表示灯駆動回路71を制御して、パルス信号Sgのローレベルの期間が更に長くなるように該パルス信号Sgのデューティ比を変更する。従って、第2スリープモードMbでは、排紙表示灯67の光量が最も低減されて、排紙表示灯67の消費電力も最も低減された状態となる。
また、第2スリープモードMbでも、第1スリープモードMaと同様に、表示部473のバックライトが消灯されている。そして、昼夜判定部76により夜間が判定されているので、室内が暗くなっている。このため、操作部47の近辺が暗く、排紙表示灯67及びスリープモード表示灯68だけが点灯されることとなり、排紙表示灯67の光量が最も低減されていても、利用者が排紙表示灯67の点灯を容易に確認することができる。
この後、時点t7で、昼夜判定部76により夜間から早朝に切替わったことが判定されると、制御部61は、昼夜判定部76による判定結果に応じて第2スリープモードMbから第1スリープモードMaへの切替えを行って、第1スリープモードMaを設定し、第1表示灯駆動回路71を制御して、パルス信号Sgのデューティ比を時点t5〜時点t6の期間と同一のデューティ比に設定する。これにより、排紙表示灯67の光量が第2スリープモードMbのときよりも増大するので、室内が夜間よりは明るくても、排紙表示灯67の視認性は低下しない。
更に、時点t8で、利用者による操作部47のハードキー81やタッチキーの操作が行われると、制御部61は、第1スリープモードMaから通常動作モードMmへの切替えを行って、通常動作モードMmを設定し、第1表示灯駆動回路71を制御して、規定の光量で排紙表示灯67が点灯するようにパルス信号Sgのデューティ比を設定する。また、定着装置13のヒーターの温度が規定温度に設定され、表示部473のバックライトが点灯されて、表示部473による表示がなされ、制御部61の全体が動作状態となる。
このように本実施形態では、通常動作モードMmのときに記録紙検出センサー75により第2排出トレイ152上の記録紙Pが検出されると、排紙表示灯67を規定の光量で点灯させ、この状態で利用者による操作部47のハードキー81やタッチキーの操作が一定時間行われず、第1スリープモードMaが設定されると、排紙表示灯67の光量を段階的に低減させているので、省電力をより効果的に実施しながらも、排紙表示灯67の光量の低減が利用者に認識され難い。すなわち、第1スリープモードMaの設定時には、排紙表示灯67の点灯により、利用者に対して記録紙Pが第2排出トレイ152に排出されていることを報知するという排紙表示灯67本来の機能を確保しつつ、排紙表示灯67の光量を従来よりも更に低減可能にして更なる省電力化を図ることができる。
また、昼夜判定部76により昼間から夜間への切替わりが判定され、第2スリープモードMbが設定されたときには、排紙表示灯67の光量を、第1スリープモードMa時の光量よりも更に低減させているので、更なる省電力化を図ることができる。また、夜間のため、操作部47の近辺は暗くなっていると想定されるので、このように排紙表示灯67の光量が低減されても、排紙表示灯67の視認性低下の要因となり難い。
次に、排紙表示灯67の光量制御の変形例を説明する。図9(a)は、変形例における排紙表示灯67の光量変化を示すタイミングチャートであり、図9(b)は、変形例における第1表示灯駆動回路71のパルス信号Sgを示すタイミングチャートである。
まず、図9(a)、(b)において、時点t10〜時点t12の期間には通常動作モードMmが設定されているものとする。
この通常動作モードMmのときに、ファクシミリ通信部64で画像データが受信されて、この画像データに対応する画像が記録紙Pに記録され、この記録紙Pが第2排出トレイ152に排出されると、記録紙検出センサー75により第2排出トレイ152上の記録紙Pが検出される。制御部61は、記録紙検出センサー75の検出出力に基づき、時点t11より第1表示灯駆動回路71を制御して、第1表示灯駆動回路71からパルス信号Sgを出力させ、排紙表示灯67を規定の光量で点灯させる。
次に、排紙表示灯67が点灯されたまま、利用者による操作部47のハードキー81やタッチキーの操作が一定時間行われず、時点t12で、制御部61により第1スリープモードMaが設定されたものとする。
この第1スリープモードMaの設定に際し、制御部61は、第1スリープモードMaの開始の時点t12から時点t13までの期間に、第1表示灯駆動回路71を制御して、パルス信号Sgのハイレベルの期間が、図9(b)のt12〜t13の期間に例を示す程度に長くなるように、該パルス信号Sgのデューティ比を変更する。これにより、排紙表示灯67の光量が通常動作モードMmのときよりも一時的に増大して、第2排出トレイ152上に記録用紙Pが有ることが効果的に報知される。
引き続いて、制御部61は、時点13で第1表示灯駆動回路71を制御して、通常動作モードMmのときよりもパルス信号Sgのローレベルの期間が長くなるように該パルス信号Sgのデューティ比を変更すると共に、時点t13より計時を開始して、この計時時間が規定時間の整数倍になる度に、パルス信号Sgのローレベルの期間が段階的に長くなるように該パルス信号Sgのデューティ比を変更する。これにより、排紙表示灯67の光量を、第1スリープモードMa用の光量まで低減させる。このように、時点t13〜時点t14の期間に、排紙表示灯67の光量が段階的に低減されることで、排紙表示灯67の消費電力も段階的に低減される。
従って、第2排出トレイ152上の記録紙Pが検出されて、排紙表示灯67が点灯されている状態で、通常動作モードMmから第1スリープモードMaに切替わると、排紙表示灯67の光量が一時的に増大され、引き続いて排紙表示灯67の光量が段階的に低減されることになる。このため、第2排出トレイ152上に記録用紙Pが有ることを効果的に報知した後に、排紙表示灯67の光量の低減を利用者に認識され難くしつつ、排紙表示灯67の消費電力を、第1スリープモードMa用の光量まで低減させることができる。
次に、排紙表示灯67が点灯されたまま、時点t15で、昼夜判定部76により昼間から夜間に切替わったことが判定されると、制御部61は、昼夜判定部76による判定結果に応じて第1スリープモードMaから第2スリープモードMbへの切替えを行って、第2スリープモードMbを設定し、パルス信号Sgのローレベルの期間が更に長くなるように該パルス信号Sgのデューティ比を変更する。このため、排紙表示灯67の光量が最も低減され、排紙表示灯67の消費電力が最も低減された状態となる。
この後、例えば、時点t16で、利用者により操作部47のハードキー81やタッチキーが操作されて、制御部61によりスリープモードから通常動作モードへの切替えが行われると、制御部61は、第2スリープモードMbから第1スリープモードMaへの切替えを行って、第1スリープモードMaを設定する。
この第1スリープモードMaの設定に際し、制御部61は、第1スリープモードMaの開始の時点t16から時点t17までの期間に、第1表示灯駆動回路71を制御して、パルス信号Sgのハイレベルの期間が、図9(b)のt16〜t17の期間に例を示す程度に長くなるように、該パルス信号Sgのデューティ比を変更する。これにより、排紙表示灯67の光量が通常動作モードMmのときよりも一時的に増大され、第2排出トレイ152上に記録用紙Pが有ることが効果的に報知される。
引き続いて、制御部61は、時点t17で、第1表示灯駆動回路71を制御して、通常動作モードMmのときよりもパルス信号Sgのローレベルの期間が十分に長くなるように該パルス信号Sgのデューティ比を変更すると共に、時点t17より計時を開始して、この計時時間が規定時間の整数倍になる度に、パルス信号Sgのハイレベルの期間が段階的に長くなるように該パルス信号Sgのデューティ比を変更する。このため、第2スリープモードMbが解除されるとき、排紙表示灯67の光量が、通常動作モードMmのときの光量よりも一時的に増大され、引き続いて排紙表示灯67の光量が、通常動作モードMmのときの光量よりも一旦低減されてから、段階的に通常動作モードMmのときの光量まで増大されることになる。これにより、第2排出トレイ152上に記録用紙Pが有ることを効果的に報知し、更に、その後の排紙表示灯67の光量の増大が利用者に認識され難いようにして、排紙表示灯67の光量を、通常動作モードMmのときの光量まで増大させることができる。
なお、第1スリープモードMaから第2スリープモードMbへ切替えるときも、制御部61は、第1表示灯駆動回路71により、排紙表示灯67の光量を、少なくとも第1スリープモードMaのときの光量よりも一時的に増大させてから、第2スリープモードMbのときの光量まで段階的に低下させるようにしてもよい。これにより、利用者に、画像形成装置1が第1スリープモードMaから第2スリープモードMbに切り替わることを認識させることが可能になる。
また、上記実施形態及び変形例では、制御部61が第1表示灯駆動回路71により、パルス信号Sgのデューティ比を変更して、排紙表示灯(LED)67の光量を調節しているが、LEDのIF電流(順電流)を増減させて、LEDの光量を調節してもよく、パルス信号Sgのデューティ比とIF電流を共に変更しても構わない。更に、制御部61は、第1表示灯駆動回路71により、排紙表示灯67の光量を段階的に低減又は増大させているが、排紙表示灯67の光量を滑らかにかつ徐々に低減又は増大させてもよい。また、排紙表示灯67として他の種類の光源を適用してもよい。
また、本発明に係る画像形成装置の一実施形態として、制御部61が、第2排出トレイ152上の記録紙Pの有無を検出する記録紙検出センサー75の検出出力に応答して、第1表示灯駆動回路71により、排紙表示灯67の点灯を制御する例を示しているが、本発明はこれに限られず、例えば、上記記録紙検出センサー75が、原稿搬送装置51(図1)から排出される原稿としての記録紙を受けるトレイ52上の記録紙の有無を検出するものとされ、制御部61が、当該記録紙検出センサー75の検出出力に応答して、第1表示灯駆動回路71により、排紙表示灯67の点灯を制御するものであってもよい。
また、図1乃至図9を用いて説明した上記実施形態及び変形例の構成及び処理は、本発明の一例に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
47 操作部
61 制御部
67 排紙表示灯
68 スリープモード表示灯
69 他の表示灯
71 第1表示灯駆動回路
72 第2表示灯駆動回路
73 第3表示灯駆動回路
75 記録紙検出センサー
76 昼夜判定部
120 画像形成部
151 第1排出トレイ
152 第2排出トレイ

Claims (8)

  1. 画像を記録紙に記録する画像形成部と、
    画像形成に係る情報を表示する表示部と、
    前記画像形成部により記録紙に画像が形成されたときに該記録紙を受ける排出トレイと、
    前記排出トレイ上の記録紙の有無を検出する記録紙検出部と、
    前記排出トレイ上の記録紙の有無を表示する排紙表示灯と、
    前記排紙表示灯を点灯及び消灯させ、該排紙表示灯の光量を調節する第1点灯駆動部と、
    スリープモード表示灯と、
    前記スリープモード表示灯を点灯及び消灯させる第2点灯駆動部と、
    前記表示部と前記排紙表示灯と前記スリープモード表示灯とが配置され、利用者により操作される操作部と、
    前記記録紙検出部による検出結果に基づき前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯を点灯及び消灯させ、前記画像形成が行われる通常動作モードでは、前記表示部を動作させると共に、前記第2点灯駆動部を制御して前記スリープモード表示灯を消灯させ、前記排出トレイ上の記録紙が有るときに前記排紙表示灯を点灯させ、省電力のための第1スリープモードでは、前記第2点灯駆動部を制御して前記スリープモード表示灯を点灯させ、前記表示部を停止させると共に、前記排出トレイ上の記録紙が有るときに前記排紙表示灯を点灯させ、前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯の光量を前記通常動作モード時よりも低減させる制御部と、を備え
    前記制御部は、前記第1スリープモードから第2スリープモードへの切替えを行い、当該第2スリープモードでは、前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯の光量を、前記第1スリープモード時の光量よりも更に低減させた光量とし、前記表示部の停止と前記スリープモード表示灯の点灯とを維持させる画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記排紙表示灯が点灯された状態で前記通常動作モードから前記第1スリープモードに切替わると、前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯の光量を段階的に低減させる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記排紙表示灯が点灯された状態で前記通常動作モードから前記第1スリープモードに切り替えるとき、前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯の光量を前記通常動作モード時の光量よりも一時的に増大させてから、該排紙表示灯の光量を段階的に低減させる請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1スリープモードのときに所定時間経過すると、前記第1スリープモードから前記第2スリープモードへの切替えを行い、当該第2スリープモードでは、前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯の光量を、予め定められた時間経過前に予め定められている前記第1スリープモード時の光量よりも更に低減させた光量とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 予め定められた時間帯を判定する判定部を備え、
    前記制御部は、
    前記第1スリープモードのときに前記判定部により第1時間帯が判定されると、前記第1スリープモードから前記第2スリープモードへの切替えを行い、当該第2スリープモードでは、前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯の光量を、前記第1スリープモード時の光量よりも更に低減させた光量とし、
    前記第2スリープモードのときに、前記判定部により、前記第1時間帯以外の時間帯である第2時間帯が判定されたときは、前記第1スリープモードに切り替える請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記判定部は昼夜判定部であり、前記第1時間帯は室内の予め設定された消灯時刻から利用者の予め設定された活動開始時刻までの時間帯であり、前記第2時間帯は前記活動開始時刻から前記消灯時刻までの時間帯である請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記第2スリープモードから前記通常動作モードへの切替え時には、前記第1点灯駆動部を制御して、前記排紙表示灯の光量を、前記通常動作モード時の光量よりも一時的に増大させ、この後に前記排紙表示灯の光量を前記通常動作モード時の光量よりも低減させてから、前記通常動作モード時の光量まで段階的に増大させる請求項4、請求項、又は請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部を更に備え、
    前記排出トレイは、前記ファクシミリ通信部で受信された画像が前記画像形成部により画像形成された後に排出される記録紙を受ける請求項1乃至請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
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