JP2007178594A - 投射型映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より適切なタイミングで光源ランプの出力制御を行うことによって、ユーザにとって使い勝手がよく、且つ、無駄な電力消費を防止することができるプロジェクタを提案する。
【解決手段】ランプ2が出力する光に基づきスクリーンS面に映像を投射して表示するプロジェクタ100において、プロジェクタ100の周囲の明るさを検知する受光センサ7と、受光センサ7により検知された検知結果に基づいて、所定の閾値により、周囲の明るさが暗状態から明状態或いは明状態から暗状態に切り替わったか否かを判断する判断プログラム113b3を実行したCPU111と、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、ランプ2からの光の出力を低下又は停止させるスタンバイモードにするスタンバイモード制御プログラム113b4を実行したCPU111と、を備えるよう構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、投射型映像表示装置に関する。
従来、光源ランプが出力する光を、DMD(Digital Micromirror Device)などの画像形成素子により変調し、光学レンズを通してスクリーン面に投射することによって、映像などを表示するプロジェクタなどの投射型映像表示装置が知られている。
このような投射型映像表示装置により投射表示された映像を見る際は、投射型映像表示装置を設置した部屋内を暗状態にする必要がある。
そこで、例えば、スクリーン面の明暗から当該スクリーン面に映像など(光)が投射されているか否かを検知し、当該スクリーン面に光が投射されていると検知した場合には消灯し、当該スクリーン面に光が投射されていないと検知した場合には点灯する照明装置(例えば、特許文献1参照)や、自装置の電源ON/OFFに応じて消灯/点灯するように部屋の照明機器を制御する投射型映像表示装置(プロジェクタ装置)(例えば、特許文献2参照)などが提案されている。
ところで、例えば、投射型映像表示装置を用いたプレゼンテーション(発表)などの終了に伴い部屋の照明機器を点灯させて部屋内を明状態にした場合、スクリーン面も照明機器により明状態になるため、投射型映像表示装置から光が投射されているか否かが判別し難い。すなわち、部屋の照明機器を点灯させると、投射型映像表示装置の光源ランプが点灯しているか否かが判別し難く、結果として、光源ランプを消灯し忘れて、無駄に電力を消費してしまうという問題がある。
そこで、例えば、映像信号が入力されていない場合には、光源ランプを消灯させ、映像信号が入力されている場合には、光源ランプを点灯させる投射型映像表示装置(投射型表示装置)(例えば、特許文献3参照)などが提案されている。
実開平5−87892号公報 特開2005−43683号公報 特開2001−133880号公報
しかしながら、特許文献3のような投射型映像表示装置では、ユーザが意図しない際にも光源ランプを消灯させてしまって、光源ランプを再点灯させて映像を投射表示するまでに時間がかかってしまうという問題がある。
具体的には、例えば、発表者が第1の発表者から第2の発表者に替わる際、投射型映像表示装置に接続する外部機器を、第1の発表者の外部機器から第2の発表者の外部機器に入れ替えたり、或いは、投射型映像表示装置に装着するメモリカードなどを、第1の発表者のメモリカードなどから第2の発表者のメモリカードなどに入れ替える場合がある。この場合、一時的に、映像信号の入力が中断されることとなる。この中断に伴って、光源ランプを消灯すると、光源ランプを再点灯させて映像を投射表示するまでに、すなわち、第2の発表者のプレゼンテーションの開始までに時間がかかってしまう。
本発明の課題は、より適切なタイミングで光源ランプの出力制御を行うことによって、ユーザにとって使い勝手がよく、且つ、無駄な電力消費を防止することができるプロジェクタを提案することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光源ランプが出力する光に基づきスクリーンに映像を投射して表示する投射型映像表示装置において、周囲の明るさを検知する検知手段と、閾値を設定する設定手段と、前記検知手段により検知された検知結果に基づいて、前記設定手段により設定された閾値により、周囲の明るさが暗状態から明状態或いは明状態から暗状態に切り替わったか否かを判断する判断手段と、所定の節電モード又は消し忘れ防止モードを選択する選択手段と、前記選択手段により節電モードが選択された際に、前記判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、前記光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させると共に、前記光源ランプからの光の出力が映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させてから所定時間が経過するまでの間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、前記光源ランプからの光の出力を停止させる第1のスタンバイモードにする第1の制御手段と、前記選択手段により消し忘れ防止モードが選択された際に、前記判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、前記光源ランプからの光の出力を低下又は停止させる第2のスタンバイモードにする第2の制御手段と、前記第2の制御手段により前記第2のスタンバイモードにされてから所定時間が経過するまでの間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、電源をOFFする電源OFF手段と、前記第1の制御手段により前記第1のスタンバイモードにされている間又は前記第2の制御手段により前記第2のスタンバイモードにされている間、当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨を報知する報知手段と、前記報知手段により当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨が報知されている間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断された場合は、前記光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力に復帰させる第3の制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、光源ランプが出力する光に基づきスクリーンに映像を投射して表示する投射型映像表示装置において、周囲の明るさを検知する検知手段と、前記検知手段により検知された検知結果に基づいて、所定の閾値により、周囲の明るさが暗状態から明状態或いは明状態から暗状態に切り替わったか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、前記光源ランプからの光の出力を低下又は停止させるスタンバイモードにする制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の投射型映像表示装置において、前記閾値を設定する設定手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の投射型映像表示装置において、前記制御手段により前記スタンバイモードにされてから所定時間が経過するまでの間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、電源をOFFする電源OFF手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載の投射型映像表示装置において、前記制御手段は、前記判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、前記光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させると共に、前記光源ランプからの光の出力が映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させてから所定時間が経過するまでの間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、前記光源ランプからの光の出力を停止させるスタンバイモードにすることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の何れか一項に記載の投射型映像表示装置において、前記制御手段により前記スタンバイモードにされている間、当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨を報知する報知手段を備え、前記制御手段は、前記報知手段により当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨が報知されている間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断された場合は、前記光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力に復帰させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2〜6の何れか一項に記載の投射型映像表示装置において、前記検知手段により検知される周囲の明るさと、前記光源ランプからの光の最適出力と、を対応付けて記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、前記検知手段により検知された検知結果に基づいて、前記光源ランプからの光の映像投射時の出力を、前記記憶手段に記憶される当該検知手段により検知された周囲の明るさに対応する最適出力とすることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、検知手段によって、周囲の明るさを検知することができ、判断手段によって、検知手段により検知された検知結果に基づいて、設定手段により設定された閾値により、周囲の明るさが暗状態から明状態或いは明状態から暗状態に切り替わったか否かを判断することができる。そして、選択手段により節電モードが選択された際には、第1の制御手段によって、判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させると共に、光源ランプからの光の出力が映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させてから所定時間が経過するまでの間に、判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、光源ランプからの光の出力を停止させる第1のスタンバイモードにすることができる。一方、選択手段により消し忘れ防止モードが選択された際には、第2の制御手段によって、判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、光源ランプからの光の出力を低下又は停止させる第2のスタンバイモードにすることができ、電源OFF手段によって、第2の制御手段により第2のスタンバイモードにされてから所定時間が経過するまでの間に、判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、電源をOFFすることができる。すなわち、節電モードが選択された場合には、投射型映像表示装置の周囲が明状態になると(例えば、投射型映像表示装置による映像の投射表示の必要がなくなって、ユーザが意図的に、周囲を明状態にすると)、光源ランプからの光の出力を低下させるため、無駄な電力消費を防止することができると共に、再度の映像投射表示をスムーズに行える状態を維持することができ、そして、所定時間の経過の間、周囲が明状態のままであると(例えば、投射型映像表示装置による映像の投射表示の必要がなく、ユーザが意図的に、周囲を明状態のままにしていると)、光源ランプからの光の出力を停止するため、より一層、無駄な電力消費を防止することができる。一方、消し忘れ防止モードが選択された場合には、投射型映像表示装置の周囲が明状態になると、光源ランプからの光の出力を低下又は停止させるため、無駄な電力消費を防止することができ、そして、所定時間の経過の間、周囲が明状態のままであると、自動的に、投射型映像表示装置の電源をOFFするため、より積極的に無駄な電力消費を防止することができる。
したがって、より適切なタイミングで光源ランプの出力制御を行うことができるため、ユーザにとって使い勝手がよく、且つ、無駄な電力消費を防止することができる。
また、選択手段によって、節電モード又は消し忘れ防止モードを選択することができるため、例えば、投射型映像表示装置を用いたプレゼンテーションの段取りやユーザの好みなどに応じて、ユーザは、節電モードにするか消し忘れ防止モードにするかを選択することができることとなって、より、ユーザにとって使い勝手がよい。
また、設定手段によって、閾値を設定することができるため、周囲の明るさが明状態であるか暗状態であるかの判断の指標となる閾値を、投射型映像表示装置の設置場所やユーザの好みなどに応じて設定することができる。
さらに、報知手段によって、第1の制御手段により第1のスタンバイモードにされている間又は第2の制御手段により第2のスタンバイモードにされている間、当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨を報知することができ、第3の制御手段によって、報知手段により当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨が報知されている間に、判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断された場合は、光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力に復帰させることができる。すなわち、投射型映像表示装置の周囲が明状態になって、光源ランプからの光の出力が低下又は停止しても、再び周囲が暗状態になると、自動的に、光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力に復帰させることができるため、より一層、ユーザにとって使い勝手がよい。
請求項2に記載の発明によれば、制御手段によって、判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、光源ランプからの光の出力を低下又は停止させるスタンバイモードにすることができる。すなわち、投射型映像表示装置の周囲が明状態になると(例えば、投射型映像表示装置による映像の投射表示の必要がなくなって、ユーザが意図的に、周囲を明状態にすると)、光源ランプからの光の出力を低下又は停止させることができ、そして、特に、光源ランプからの光の出力を低下させる場合には、その後に、再び周囲が暗状態になった際(例えば、投射型映像表示装置による映像の投射表示が必要になった際)、光源ランプを再点灯する必要がないため、直ちに映像を投射表示することができる。したがって、より適切なタイミングで光源ランプの出力制御を行うことによって、ユーザにとって使い勝手がよく、且つ、無駄な電力消費を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、設定手段によって、閾値を設定することができる。すなわち、周囲の明るさが明状態であるか暗状態であるかの判断の指標となる閾値を、投射型映像表示装置の設置場所やユーザの好みなどに応じて設定することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、電源OFF手段によって、制御手段によりスタンバイモードにされてから所定時間が経過するまでの間に、判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、電源をOFFすることができる。したがって、ユーザが投射型映像表示装置の電源をOFFし忘れても、所定のタイミングで、自動的に、投射型映像表示装置の電源をOFFすることができる。したがって、ユーザにとって使い勝手がよく、且つ、より積極的に無駄な電力消費を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、制御手段によって、判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させると共に、光源ランプからの光の出力が映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させてから所定時間が経過するまでの間に、判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、光源ランプからの光の出力を停止させることができる。すなわち、投射型映像表示装置の周囲が明状態になると(例えば、投射型映像表示装置による映像の投射表示の必要がなくなって、ユーザが意図的に、周囲を明状態にすると)、光源ランプからの光の出力を低下させるため、無駄な電力消費を防止することができると共に、再度の映像投射表示をスムーズに行える状態を維持することができ、そして、所定時間の経過の間、周囲が明状態のままであると(例えば、投射型映像表示装置による映像の投射表示の必要がなく、ユーザが意図的に、周囲を明状態のままにしていると)、光源ランプからの光の出力を停止するため、より一層、無駄な電力消費を防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、制御手段によって、報知手段により当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨が報知されている間に、判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断された場合は、光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力に復帰させることができる。すなわち、投射型映像表示装置の周囲が明状態になって、光源ランプからの光の出力が低下又は停止しても、再び周囲が暗状態になると、自動的に、光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力に復帰させることができるため、より一層、ユーザにとって使い勝手がよい。
請求項7に記載の発明によれば、請求項2〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、制御手段は、検知手段により検知された検知結果に基づいて、光源ランプからの光の映像投射時の出力を、記憶手段に記憶される当該検知手段により検知された周囲の明るさに対応する最適出力とすることができる。すなわち、映像投射時には、周囲の明るさに応じて、光源ランプからの光の出力を調整することができることとなって、スクリーンに投射表示する映像が見やすくなると共に、効率よく無駄な電力消費を防止することができる。
以下、図を参照して、本発明にかかる投射型映像表示装置の最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
本実施形態では、投射型映像表示装置としてプロジェクタを例示して説明することとする。
<プロジェクタの構成>
まず、プロジェクタ100の構成について説明する。
プロジェクタ100は、例えば、図1及び図2に示すように、光源ランプ2(以下、「ランプ2」という)が出力する光に基づきスクリーンS面に映像を投射して表示する。
具体的には、プロジェクタ100は、映像入力部1と、高輝度の光を出力するランプ2と、ランプ2からの光が入射されるDMD画像形成素子3(以下、「DMD3」という)と、リモコン通信部5と、操作部6と、受光センサ7と、報知ランプ8と、液晶表示部9と、タイマ10と、制御部11と、などを備えて構成される。各部は、バス12によって接続されている。また、プロジェクタ100は、DMD3により反射された光が透過するレンズ4と、プロジェクタ100用のリモートコントローラ51(以下、「リモコン51」という)と、なども備えている。
なお、ランプ2、DMD3、タイマ10、制御部11は、プロジェクタ100の筐体Cの内部に収容されており、映像入力部1、レンズ4、リモコン通信部5、操作部6と、受光センサ7、報知ランプ8、液晶表示部9は、筐体Cの外面に配設されている。
映像入力部1は、例えば、パーソナルコンピュータやビデオ再生装置などの映像出力装置(図示省略)と電気的に接続される端子などによって構成されており、接続された映像出力装置から、スクリーンS面に投射表示する映像などの画像データが入力されるようになっている。
ランプ2は、例えば、メタルハライドランプや超高圧水銀ランプなどにより構成された、高輝度の光が出力可能な光源である。なお、ランプ2からの光の出力は、制御部11により制御されるようになっている。
DMD3は、複数のマイクロミラー素子により構成される電子部品(光学素子)であり、所定の画素に対応するように、静電吸着などによって駆動される複数の可動マイクロミラーをマトリクス状に配列したものである。
DMD3の各マイクロミラーは、映像入力部1に入力される画像データなどに基づいて制御部11により制御され、ランプ2から出力される光の反射方向を変化させて、その光を光学変調することによって、光学像を形成する。
レンズ4は、例えば、ズームレンズなどにより構成されており、DMD3によって光学変調されてレンズ4側に反射された光(光学像)を集光して、スクリーンS面に向けて拡大投影する。すなわち、DMD3によってレンズ4側に反射された光のみが、スクリーンS面に到達して、スクリーンS面に光学像が投射・投影されることとなる。
リモコン通信部5は、リモコン51から送信される所定の操作信号の受信を行う。
操作部6は、例えば、各種操作ボタンから構成され、オペレータのボタン操作に伴う押下信号を制御部11に出力する。
具体的には、操作部6は、プロジェクタ100の電源のON/OFFを切り替える際に押下されるパワーボタン6aと、メニュー画面を投射表示させる際に押下されるメニューボタン6bと、上下左右方向に関する指示を入力する際に押下される上下左右ボタン6cと、各種設定・入力を決定する際に押下される決定ボタン6dと、室内の明るさを設定(閾値(後述)を設定)する際に押下される暗ボタン6e及び明ボタン6fと、などから構成されている。
より具体的には、操作部6は、例えば、選択手段として、ユーザが、「通常モード」、「節電モード」(後述)及び「消し忘れ防止モード」(後述)のうちの何れかのモードを選択する際に使用される。
ここで、「通常モード」とは、周囲が暗状態から明状態に切り替わっても、ランプ2の出力制御を行わないモードである。
受光センサ7は、例えば、フォトダイオードやフォトトランジスタ、CCD(Charge Coupled Device)などの受光素子により構成されている。
具体的には、受光センサ7は、例えば、検知手段として、プロジェクタ100の周囲の明るさを検知し、当該検知した周囲の明るさを制御部11に出力する。
報知ランプ8は、例えば、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子により構成されており、制御部11からの指示に従って、点灯、点滅、或いは、消灯する。
具体的には、報知ランプ8は、例えば、報知手段として、スタンバイモード制御プログラム113b4を実行したCPU111によりスタンバイモード(第1のスタンバイモード又は第2のスタンバイモード)にされている間(後述)、プロジェクタ100がスタンバイモードである旨を報知する。より具体的には、報知ランプ8は、例えば、通常の映像投射時には緑色に点灯し、スタンバイモード時には緑色に点滅する。
液晶表示部9は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネルなどから構成され、制御部11から入力される表示信号に従って所与の表示処理を行う。
タイマ10は、制御部11からの指示に従って、所与の計時処理を行う。
具体的には、タイマ10は、例えば、プロジェクタ100の電源がONされると、計時を開始し、プロジェクタ100の電源がOFFされると、計時を停止する。
制御部11は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)111、RAM(Random Access Memory)112、記憶部113などを備えている。
CPU111は、記憶部113に記憶されたプロジェクタ100用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM112は、CPU111によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部113は、プロジェクタ100で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU111によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部113に記憶されている。
具体的には、記憶部113には、例えば、最適出力データテーブル113a1と、OSD(On Screen Display)表示プログラム113b1と、設定プログラム113b2と、判断プログラム113b3と、スタンバイモード制御プログラム113b4と、電源OFFプログラム113b5と、暗状態時出力制御プログラム113b6と、表示制御プログラム113b7と、などが記憶されている。
また、記憶部113には、OSD画像データと、設定プログラム113b2を実行したCPU111により設定された閾値(後述)と、ユーザによる操作部6の操作により選択されたモードと、ユーザによる操作部6の操作により設定された所定時間としての待機時間(後述)と、なども記憶されている。
最適出力データテーブル113a1は、例えば、記憶手段として、受光センサ7により検知される周囲の明るさと、ランプ2からの光の最適出力と、を対応付けて予め記憶している。
OSD表示プログラム113b1は、例えば、CPU111により又はユーザによる操作部6の操作により指定されたOSD画像のOSD画像データを記憶部113から取得し、当該取得したOSD画像データに基づくOSD画像をスクリーンS面に投射表示される画像データに基づく映像などに重ね合わせて投射表示させる機能を、CPU111に実現させる。
設定プログラム113b2は、例えば、閾値を設定する機能を、CPU111に実現させる。
具体的には、CPU111は、例えば、受光センサ7により検知された明状態時の周囲の明るさ及び暗状態時の周囲の明るさに基づいて閾値を設定する。より具体的には、例えば、CPU111は、明状態時の周囲の明るさと暗状態時の周囲の明るさとの中間値を閾値として記憶部113に記憶させる。
CPU111は、かかる設定プログラム113b2を実行することによって、設定手段として機能する。
判断プログラム113b3は、例えば、受光センサ7により検知された検知結果に基づいて、所定の閾値(例えば、設定プログラム113b2を実行したCPU111により設定されて記憶部113に記憶された閾値)により、周囲の明るさが暗状態から明状態或いは明状態から暗状態に切り替わったか否かを判断する機能を、CPU111に実現させる。
具体的には、CPU111は、例えば、受光センサ7により検知された周囲の明るさが、閾値以上である場合は、周囲の明るさが明状態であると判断し、受光センサ7により検知された周囲の明るさが、閾値より小さい場合は、周囲の明るさが暗状態であると判断する。
CPU111は、かかる判断プログラム113b3を実行することによって、判断手段として機能する。
スタンバイモード制御プログラム113b4は、例えば、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、プロジェクタ100をスタンバイモードにする機能を、CPU111に実現させる。
ここで、スタンバイモードとは、ランプ2からの光の出力を低下又は停止させるモードである。なお、“ランプ2からの光の出力を低下又は停止させる”には、“ランプ2からの光の出力を低下させた後に停止させる”も含まれることとする。
具体的には、ユーザによる操作部6の操作により選択されて記憶部113に記憶されたモードが「節電モード」である際には、CPU111は、判断プログラム113b3を実行したCPU111より周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、ランプ2からの光の出力を映像投射時の出力よりも小さくなるように(例えば、映像投射時の出力の30%になるように)低下させると共に、ランプ2からの光の出力が映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させてから、ユーザによる操作部6の操作により設定されて記憶部113に記憶された待機時間が経過するまでの間に、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、ランプ2からの光の出力を停止させる第1のスタンバイモードにする。
一方、ユーザによる操作部6の操作により選択されて記憶部113に記憶されたモードが「消し忘れ防止モード」である際には、CPU111は、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、ランプ2からの光の出力を停止させる第2のスタンバイモードにする。
CPU111は、かかるスタンバイモード制御プログラム113b4を実行することによって、制御手段(第1の制御手段及び第2の制御手段)として機能する。
電源OFFプログラム113b5は、スタンバイモード制御プログラム113b4を実行したCPU111によりスタンバイモード(第2のスタンバイモード)にされてから、記憶部113に記憶された待機時間が経過するまでの間に、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、プロジェクタ100の電源をOFFする機能を実現させる。
具体的には、CPU111は、例えば、選択されたモードが「消し忘れ防止モード」である際に、電源OFFプログラム113b5を実行する。
CPU111は、かかる電源OFFプログラム113b5を実行することによって、電源OFF手段として機能する。
暗状態時出力制御プログラム113b6は、例えば、受光センサ7により検知された検知結果に基づいて、ランプ2からの光の映像投射時の出力を、最適出力データテーブル113a1に記憶される受光センサ7により検知された周囲の明るさに対応する最適出力とする機能を、CPU111に実現させる。
また、暗状態時出力制御プログラム113b6は、例えば、報知ランプ8によりプロジェクタ100がスタンバイモードである旨が報知されている間に(すなわち、スタンバイモード制御プログラム113b4によりスタンバイモード(第1のスタンバイモード及び第2のスタンバイモード)にされている間に)、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断された場合は、ランプ2からの光の出力を映像投射時の出力(最適出力)に復帰させる機能を、CPU111に実現させる。
CPU111は、かかる暗状態時出力制御プログラム113b6を実行することによって、制御手段(第3の制御手段)として機能する。
表示制御プログラム113b7は、プロジェクタ100の電源がONされてからOFFされるまでの間の消費電力量を液晶表示部9に表示させる機能を、CPU111に実現させる。
具体的には、映像投射時、ランプ2からの光の出力を低下させた時、ランプ2からの光の出力を停止させた時、などにおけるプロジェクタ100全体での単位時間あたりの消費電力量が記憶部113に記憶されており、CPU111は、タイマ10により計時されたプロジェクタ100の電源がONされてからの時間と、プロジェクタ100の動作状態(すなわち、映像投射状態、ランプ2からの光の出力を低下させている状態、ランプ2からの光の出力を停止させている状態、など)と、記憶部113に記憶された単位時間あたりの消費電力量と、に基づいて、プロジェクタ100の電源がONされてから現時点までの消費電力量を、液晶表示部9に表示させる。
<プロジェクタによる処理>
次に、プロジェクタ100による処理について説明する。
[設定処理]
まず、プロジェクタ100による所定事項の設定に関する処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
ユーザによる操作部6のメニューボタン6bの押下によって、メニュー画面S1をスクリーンS面に投射表示するよう指示されると(ステップS11)、CPU111は、OSD表示プログラム113b1を実行して、メニュー画面S1のOSD画像データを記憶部113から取得して、当該取得したOSD画像データに基づくメニュー画面S1を、スクリーンS面に投射表示する(ステップS12)。
具体的には、メニュー画面S1には、例えば、図4に示すように、「モード設定」選択ボタンB11、「室内の明るさ設定」選択ボタンB12、「終了」選択ボタンB13、などが表示されている。これらのボタンは、例えば、操作部6の上下左右ボタン6cによって選択可能となっている。例えば、図4においては、「モード設定」選択ボタンB11が選択されている。
次いで、CPU111は、メニュー画面S1(図4)において「モード設定」選択ボタンB11が選択されて、その後、例えば、操作部6の決定ボタン6dが押下されたか否か、すなわち、「モード設定」が選択されたか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13で、「モード設定」が選択されたと判断すると(ステップS13;Yes)、CPU111は、OSD表示プログラム113b1を実行して、モード設定画面S2を、スクリーンS面に投射表示する(ステップS14)。
具体的には、モード設定画面S2には、例えば、図5に示すように、「通常モード」選択ボタンB21、「節電モード」選択ボタンB22、「消し忘れ防止モード」選択ボタンB23、「戻る」選択ボタンB24、などが表示されている。
次いで、CPU111は、モード設定画面S2(図5)において「通常モード」が選択されたか否かを判断する(ステップS15)。
ステップS15で、「通常モード」が選択されたと判断すると(ステップS15;Yes)、CPU111は、「通常モード」が選択された旨を記憶部113に記憶させることによって、「通常モード」を設定し(ステップS16)、ステップS12以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS15で、「通常モード」が選択されていないと判断すると(ステップS15;No)、CPU111は、モード設定画面S2(図5)において「節電モード」が選択されたか否かを判断する(ステップS17)。
ステップS17で、「節電モード」が選択されたと判断すると(ステップS17;Yes)、CPU111は、OSD表示プログラム113b1を実行して、節電モード設定画面S3を、スクリーンS面に投射表示する(ステップS18)。
具体的には、節電モード設定画面S3には、例えば、図6に示すように、待機時間入力欄F31などが表示されている。待機時間入力欄F31に入力表示される値は、例えば、操作部6の上下左右ボタン6cによって、「5」の自然数倍づつ、変更可能となっている。
次いで、例えば、操作部6の決定ボタン6dが押下されると、CPU111は、当該押下の時点で待機時間入力欄F31に入力表示していた値を待機時間として記憶部113に記憶させると共に、「節電モード」が選択された旨を記憶部113に記憶させることによって、待機時間及び「節電モード」を設定し(ステップS19)、ステップS12以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS17で、「節電モード」が選択されていないと判断すると(ステップS17;No)、CPU111は、モード設定画面S2(図5)において「消し忘れ防止モード」が選択されたか否かを判断する(ステップS20)。
ステップS20で、「消し忘れ防止モード」が選択されたと判断すると(ステップS20;Yes)、CPU111は、OSD表示プログラム113b1を実行して、消し忘れ防止モード設定画面S4を、スクリーンS面に投射表示する(ステップS21)。
具体的には、消し忘れ防止モード設定画面S4には、例えば、図7に示すように、待機時間入力欄F41などが表示されている。待機時間入力欄F41に入力表示される値は、例えば、操作部6の上下左右ボタン6cによって、「15」の自然数倍づつ、変更可能となっている。
次いで、例えば、操作部6の決定ボタン6dが押下されると、CPU111は、当該押下の時点で待機時間入力欄F41に入力表示していた値を待機時間として記憶部113に記憶させると共に、「消し忘れ防止モード」が選択された旨を記憶部113に記憶させることによって、待機時間及び「消し忘れ防止モード」を設定し(ステップS22)、ステップS12以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS20で、「消し忘れ防止モード」が選択されていないと判断すると(ステップS20;No)、CPU111は、モード設定画面S2(図5)において「戻る」が選択されたか否かを判断する(ステップS23)。
ステップS23で、「戻る」が選択されたと判断すると(ステップS23;Yes)、CPU111は、ステップS12以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS23で、「戻る」が選択されていないと判断すると(ステップS23;No)、CPU111は、ステップS15以降の処理を繰り返して行う。
また、ステップS13で、「モード設定」が選択されていないと判断すると(ステップS13;No)、CPU111は、メニュー画面S1(図4)において「室内の明るさ設定」が選択されたか否かを判断する(ステップS24)。
ステップS24で、「室内の明るさ設定」が選択されたと判断すると(ステップS24;Yes)、CPU111は、OSD表示プログラム113b1を実行して、室内の明るさ設定画面S5を、スクリーンS面に投射表示する(ステップS25)。
具体的には、室内の明るさ設定画面S5には、例えば、図8に示すように、室内の明るさの設定方法(閾値の設定方法)が表示されている。
次いで、操作部6の暗ボタン6e及び明ボタン6fが押下されて、その後、例えば、操作部6の決定ボタン6dが押下されると、CPU111は、設定プログラム113b2を実行して、暗ボタン6eの押下時に受光センサ7により検知された周囲の明るさと、明ボタン6fの押下時に受光センサ7により検知された周囲の明るさと、に基づいて得た値を閾値として記憶部113に記憶させることによって、閾値を設定し(ステップS26)、ステップS12以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS24で、「室内の明るさ設定」が選択されていないと判断すると(ステップS24;No)、CPU111は、メニュー画面S1(図4)において「終了」が選択されたか否かを判断する(ステップS27)。
ステップS27で、「終了」が選択されていないと判断すると(ステップS27;No)、CPU111は、ステップS13以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS27で、「終了」が選択されたと判断すると(ステップS27;Yes)、CPU111は、本処理を終了する。
[節電モード動作処理]
次に、プロジェクタ100による節電モードが設定されている場合の動作に関する処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。
ここで、当該節電モード動作処理は、設定処理(図3)で「節電モード」が設定された場合、すなわち、記憶部113に「節電モード」が選択された旨が記憶されている場合に実行される。
また、当該節電モード動作処理は、プロジェクタ100により映像などが投射表示されている最中に実行される。
まず、CPU111は、判断プログラム113b3を実行して、受光センサ7により検知されたプロジェクタ100の周囲の明るさが、記憶部113に記憶された閾値以上か否かを判断する(ステップS41)。
ステップS41で、プロジェクタ100の周囲の明るさが、閾値以上でないと判断すると(ステップS41;No)、すなわち、プロジェクタ100の周囲の明るさが暗状態のままであると判断すると、CPU111は、ステップS41の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS41で、プロジェクタ100の周囲の明るさが、閾値以上であると判断すると(ステップS41;Yes)、すなわち、プロジェクタ100の周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断すると、CPU111は、スタンバイモード制御プログラム113b4を実行して、ランプ2からの光の出力を低下させる(ステップS42)。
次いで、CPU111は、タイマ10による計時時間を取得してRAM112に記憶させ(ステップS43)、報知ランプ8を制御してプロジェクタ100がスタンバイモード(第1のスタンバイモード)である旨の報知を開始させる(ステップS44)。
次いで、CPU111は、判断プログラム113b3を実行して、受光センサ7により検知されたプロジェクタ100の周囲の明るさが、記憶部113に記憶された閾値よりも小さいか否かを判断する(ステップS45)。
ステップS45で、プロジェクタ100の周囲の明るさが、閾値よりも小さいと判断すると(ステップS45;Yes)、すなわち、プロジェクタ100の周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断すると、CPU111は、報知ランプ8を制御してステップS44で開始させたスタンバイモード(第1のスタンバイモード)である旨の報知を停止させる(ステップS46)。
次いで、CPU111は、暗状態時出力制御プログラム113b6を実行して、ランプ2からの光の出力を映像投射時の出力(最適出力)に復帰させ(ステップS47)、ステップS41以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS45で、プロジェクタ100の周囲の明るさが、閾値よりも小さくないと判断すると(ステップS45;No)、すなわち、プロジェクタ100の周囲の明るさが明状態のままであると判断すると、CPU111は、タイマ10による計時時間を取得して、当該取得した計時時間とステップS43でRAM112に記憶させた計時時間とを比較し、ステップS43から現時点までの時間が、記憶部113に記憶された待機時間を経過したか否かを判定する(ステップS48)。
ステップS48で、待機時間を経過していないと判定すると(ステップS48;No)、CPU111は、ステップS45以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS48で、待機時間を経過したと判定すると(ステップS48;Yes)、CPU111は、スタンバイモード制御プログラム113b4を実行して、ランプ2からの光の出力を停止させる(ステップS49)。
次いで、CPU111は、判断プログラム113b3を実行して、受光センサ7により検知されたプロジェクタ100の周囲の明るさが、記憶部113に記憶された閾値よりも小さいか否かを判断する(ステップS50)。
ステップS50で、プロジェクタ100の周囲の明るさが、閾値よりも小さくないと判断すると(ステップS50;No)、すなわち、プロジェクタ100の周囲の明るさが明状態のままであると判断すると、CPU111は、ステップS50の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS50で、プロジェクタ100の周囲の明るさが、閾値よりも小さいと判断すると(ステップS50;Yes)、すなわち、プロジェクタ100の周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断すると、CPU111は、報知ランプ8を制御してステップS44で開始させたスタンバイモード(第1のスタンバイモード)である旨の報知を停止させる(ステップS51)。
次いで、CPU111は、暗状態時出力制御プログラム113b6を実行して、ステップS49で停止させたランプ2からの光の出力を開始して、ランプ2からの光の出力を映像投射時の出力(最適出力)に復帰させ(ステップS52)、ステップS41以降の処理を繰り返して行う。
[消し忘れ防止モード動作処理]
次に、プロジェクタ100による消し忘れ防止モードが設定されている場合の動作に関する処理について、図10のフローチャートを参照して説明する。
ここで、当該消し忘れ防止モード動作処理は、設定処理(図4)で「消し忘れ防止モード」が設定された場合、すなわち、記憶部113に「消し忘れ防止モード」が選択された旨が記憶されている場合に実行される。
また、当該消し忘れ防止モード動作処理は、プロジェクタ100により映像などが投射表示されている最中に実行される。
まず、CPU111は、判断プログラム113b3を実行して、受光センサ7により検知されたプロジェクタ100の周囲の明るさが、記憶部113に記憶された閾値以上か否かを判断する(ステップS71)。
ステップS71で、プロジェクタ100の周囲の明るさが、閾値以上でないと判断すると(ステップS71;No)、すなわち、プロジェクタ100の周囲の明るさが暗状態のままであると判断すると、CPU111は、ステップS71の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS71で、プロジェクタ100の周囲の明るさが、閾値以上であると判断すると(ステップS71;Yes)、すなわち、プロジェクタ100の周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断すると、CPU111は、スタンバイモード制御プログラム113b4を実行して、ランプ2からの光の出力を停止させる(ステップS72)。
次いで、CPU111は、タイマ10による計時時間を取得してRAM112に記憶させ(ステップS73)、報知ランプ8を制御してプロジェクタ100がスタンバイモード(第2のスタンバイモード)である旨の報知を開始させる(ステップS74)。
次いで、CPU111は、判断プログラム113b3を実行して、受光センサ7により検知されたプロジェクタ100の周囲の明るさが、記憶部113に記憶された閾値よりも小さいか否かを判断する(ステップS75)。
ステップS75で、プロジェクタ100の周囲の明るさが、閾値よりも小さいと判断すると(ステップS75;Yes)、すなわち、プロジェクタ100の周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断すると、CPU111は、報知ランプ8を制御してステップS74で開始させたスタンバイモード(第2のスタンバイモード)である旨の報知を停止させる(ステップS76)。
次いで、CPU111は、暗状態時出力制御プログラム113b6を実行して、ステップS72で停止させたランプ2からの光の出力を開始して、ランプ2からの光の出力を映像投射時の出力(最適出力)に復帰させ(ステップS77)、ステップS71以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS75で、プロジェクタ100の周囲の明るさが、閾値よりも小さくないと判断すると(ステップS75;No)、すなわち、プロジェクタ100の周囲の明るさが明状態のままであると判断すると、CPU111は、タイマ10による計時時間を取得して、当該取得した計時時間とステップS73でRAM112に記憶させた計時時間とを比較し、ステップS73から現時点までの時間が、記憶部113に記憶された待機時間を経過したか否かを判定する(ステップS78)。
ステップS78で、待機時間を経過していないと判定すると(ステップS78;No)、CPU111は、ステップS75以降の処理を繰り返して行う。
ステップS78で、待機時間を経過したと判定すると(ステップS78;Yes)、CPU111は、電源OFFプログラム113b5を実行して、プロジェクタ100の電源をOFFして(ステップS79)、本処理を終了する。
無論、プロジェクタ100の電源がOFFされると、ステップS74で開始させた報知ランプ8によるスタンバイモード(第2のスタンバイモード)である旨の報知も停止される。
以上説明した本発明のプロジェクタ100によれば、受光センサ7によって、プロジェクタ100の周囲の明るさを検知することができ、設定プログラム113b2を実行したCPU111によって、閾値を設定することができ、判断プログラム113b3を実行したCPU111によって、受光センサ7により検知された検知結果に基づいて、設定プログラム113b2を実行したCPU111により設定された閾値により、周囲の明るさが暗状態から明状態或いは明状態から暗状態に切り替わったか否かを判断することができる。そして、ユーザによる操作部6の操作により「節電モード」が選択された際には、スタンバイモード制御プログラム113b4を実行したCPU111によって、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、ランプ2からの光の出力を映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させると共に、ランプ2からの光の出力が映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させてから待機時間が経過するまでの間に、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、ランプ2からの光の出力を停止させる第1のスタンバイモードにすることができる。一方、ユーザによる操作部6の操作により「消し忘れ防止モード」が選択された際には、スタンバイモード制御プログラム113b4を実行したCPU111によって、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、ランプ2からの光の出力を停止させる第2のスタンバイモードにすることができ、電源OFFプログラム113b5を実行したCPU111によりスタンバイモード制御プログラム113b4を実行したCPU111により第2のスタンバイモードにされてから待機時間が経過するまでの間に、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、プロジェクタ100の電源をOFFすることができる。すなわち、「節電モード」が選択された場合には、プロジェクタ100の周囲が明状態になると(例えば、プロジェクタ100による映像の投射表示の必要がなくなって、ユーザが意図的に、周囲を明状態にすると)、ランプ2からの光の出力を低下させるため、無駄な電力消費を防止することができると共に、再度の映像投射表示をスムーズに行える状態を維持することができ、そして、待機時間の経過の間、周囲が明状態のままであると(例えば、プロジェクタ100による映像の投射表示の必要がなく、ユーザが意図的に、周囲を明状態のままにしていると)、ランプ2からの光の出力を停止するため、より一層、無駄な電力消費を防止することができる。一方、「消し忘れ防止モード」が選択された場合には、プロジェクタ100の周囲が明状態になると、ランプ2からの光の出力を停止させるため、無駄な電力消費を防止することができ、そして、待機時間の経過の間、周囲が明状態のままであると、自動的に、プロジェクタ100の電源をOFFするため、より積極的に無駄な電力消費を防止することができる。
したがって、より適切なタイミングで光源ランプの出力制御を行うことができるため、ユーザにとって使い勝手がよく、且つ、無駄な電力消費を防止することができる。
また、ユーザによる操作部6の操作によって、「節電モード」又は「消し忘れ防止モード」を選択することができるため、例えば、プロジェクタ100を用いたプレゼンテーションの段取りやユーザの好みなどに応じて、ユーザは、「節電モード」にするか「消し忘れ防止モード」にするかを選択することができることとなって、より、ユーザにとって使い勝手がよい。
また、設定プログラム113b2を実行したCPU111によって、閾値を設定することができるため、周囲の明るさが明状態であるか暗状態であるかの判断の指標となる閾値を、プロジェクタ100の設置場所やユーザの好みなどに応じて設定することができる。
さらに、報知ランプ8によって、スタンバイモード制御プログラム113b4を実行したCPU111により第1のスタンバイモードにされている間又は第2のスタンバイモードにされている間、プロジェクタ100がスタンバイモードである旨を報知することができ、暗状態時出力制御プログラム113b6によって、報知ランプ8によりプロジェクタ100がスタンバイモードである旨が報知されている間に、判断プログラム113b3を実行したCPU111により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断された場合は、ランプ2からの光の出力を映像投射時の出力(最適出力)に復帰させることができる。すなわち、プロジェクタ100の周囲が明状態になって、ランプ2からの光の出力が低下又は停止しても、再び周囲が暗状態になると、自動的に、ランプ2からの光の出力を映像投射時の出力に復帰させることができるため、より一層、ユーザにとって使い勝手がよい。
また、最適出力データテーブル113a1には、予め、受光センサ7により検知される周囲の明るさと、ランプ2からの光の最適出力と、が対応付けて記憶されており、暗状態時出力制御プログラム113b6によって、受光センサ7により検知された検知結果に基づいて、映像投射時のランプ2からの光の出力を、最適出力データテーブル113a1に記憶される受光センサ7により検知された周囲の明るさに対応する最適出力とすることができる。すなわち、映像投射時には、周囲の明るさに応じて、ランプ2からの光の出力を調整することができることとなって、スクリーンS面に投射表示する映像が見やすくなると共に、効率よく無駄な電力消費を防止することができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
投射型映像表示装置は、プロジェクタ100の限りでなく、ランプ2が出力する光に基づきスクリーンS面に映像(画像)を投射して表示する好適な装置(例えば、OHP(OverHead Projector)など)であれば任意である。
閾値の設定方法は、実施の形態の限りでなく、周囲の明るさが暗状態から明状態或いは明状態から暗状態に切り替わったか否かを、正確に判断するための閾値を設定することができる好適な方法であれば任意である。
また、閾値は、必ずしも設定しなければならないものでなく、例えば、予めプロジェクタ100に記憶されていてもよい。
実施の形態においてユーザによる操作部6の操作により実行した事項は、例えば、ユーザによるリモコン51の操作により実行されてもよい。
プロジェクタ100がスタンバイモードである旨を報知する手段は、報知ランプ8が緑色に点滅する限りでなく、例えば、液晶表示部9にその旨を表示する、その旨のOSD画像をスクリーンS面に投射表示する、報知スピーカ(図示省略)によりその旨を音声によって報知する、などの好適な方法であれば任意である。
映像投射時に、暗状態時出力制御プログラム113b6を実行したCPU111によって、ランプ2からの光の出力が最適出力になるよう調整するとしたが、この限りでなく、映像投射時のランプ2からの光の出力は固定されていてもよい。
「消し忘れ防止モード」が選択されている際、周囲が暗状態から明状態に切り替わると、ランプ2からの光の出力を停止するようにしたが、ランプ2からの光の出力を映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させるようにしてもよい。
ランプ2からの光の出力を低下させた際、CPU111は、ランプ2から出力された光がスクリーンS面に投射されないよう、DMD3を制御するようにしてもよい。
本発明にかかるプロジェクタを示す斜視図である。 本発明にかかるプロジェクタの機能的構成を示すブロック図である。 プロジェクタによる所定事項の設定に関する処理を説明するためのフローチャートである。 メニュー画面を示す図である。 モード設定画面を示す図である。 節電モード設定画面を示す図である。 消し忘れ防止モード設定画面を示す図である。 室内の明るさ設定画面を示す図である。 プロジェクタによる節電モードが設定されている場合の動作に関する処理を説明するためのフローチャートである。 プロジェクタによる消し忘れ防止モードが設定されている場合の動作に関する処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
2 ランプ(光源ランプ)
6 操作部(選択手段)
7 受光センサ(検知手段)
8 報知ランプ(報知手段)
100 プロジェクタ(投射型映像表示装置)
111 CPU(設定手段、判断手段、制御手段、第1の制御手段、第2の制御手段、第3の制御手段、電源OFF手段)
113a1 最適出力データテーブル(記憶手段)
113b2 設定プログラム(設定手段)
113b3 判断プログラム(判断手段)
113b4 スタンバイモード制御プログラム(制御手段、第1の制御手段、第2の制御手段)
113b5 電源OFFプログラム(電源OFF手段)
113b6 暗状態時出力制御プログラム(制御手段、第3の制御手段)
S スクリーン

Claims (7)

  1. 光源ランプが出力する光に基づきスクリーンに映像を投射して表示する投射型映像表示装置において、
    周囲の明るさを検知する検知手段と、
    閾値を設定する設定手段と、
    前記検知手段により検知された検知結果に基づいて、前記設定手段により設定された閾値により、周囲の明るさが暗状態から明状態或いは明状態から暗状態に切り替わったか否かを判断する判断手段と、
    所定の節電モード又は消し忘れ防止モードを選択する選択手段と、
    前記選択手段により節電モードが選択された際に、前記判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、前記光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させると共に、前記光源ランプからの光の出力が映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させてから所定時間が経過するまでの間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、前記光源ランプからの光の出力を停止させる第1のスタンバイモードにする第1の制御手段と、
    前記選択手段により消し忘れ防止モードが選択された際に、前記判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、前記光源ランプからの光の出力を低下又は停止させる第2のスタンバイモードにする第2の制御手段と、
    前記第2の制御手段により前記第2のスタンバイモードにされてから所定時間が経過するまでの間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、電源をOFFする電源OFF手段と、
    前記第1の制御手段により前記第1のスタンバイモードにされている間又は前記第2の制御手段により前記第2のスタンバイモードにされている間、当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨を報知する報知手段と、
    前記報知手段により当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨が報知されている間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断された場合は、前記光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力に復帰させる第3の制御手段と、
    を備えることを特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 光源ランプが出力する光に基づきスクリーンに映像を投射して表示する投射型映像表示装置において、
    周囲の明るさを検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された検知結果に基づいて、所定の閾値により、周囲の明るさが暗状態から明状態或いは明状態から暗状態に切り替わったか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、前記光源ランプからの光の出力を低下又は停止させるスタンバイモードにする制御手段と、
    を備えることを特徴とする投射型映像表示装置。
  3. 請求項2に記載の投射型映像表示装置において、
    前記閾値を設定する設定手段を備えることを特徴とする投射型映像表示装置。
  4. 請求項2又は3に記載の投射型映像表示装置において、
    前記制御手段により前記スタンバイモードにされてから所定時間が経過するまでの間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、電源をOFFする電源OFF手段を備えることを特徴とする投射型映像表示装置。
  5. 請求項2又は3に記載の投射型映像表示装置において、
    前記制御手段は、前記判断手段により周囲の明るさが暗状態から明状態に切り替わったと判断されると、前記光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させると共に、前記光源ランプからの光の出力が映像投射時の出力よりも小さくなるように低下させてから所定時間が経過するまでの間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断されない場合は、前記光源ランプからの光の出力を停止させるスタンバイモードにすることを特徴とする投射型映像表示装置。
  6. 請求項2〜5の何れか一項に記載の投射型映像表示装置において、
    前記制御手段により前記スタンバイモードにされている間、当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨を報知する報知手段を備え、
    前記制御手段は、前記報知手段により当該投射型映像表示装置がスタンバイモードである旨が報知されている間に、前記判断手段により周囲の明るさが明状態から暗状態に切り替わったと判断された場合は、前記光源ランプからの光の出力を映像投射時の出力に復帰させることを特徴とする投射型映像表示装置。
  7. 請求項2〜6の何れか一項に記載の投射型映像表示装置において、
    前記検知手段により検知される周囲の明るさと、前記光源ランプからの光の最適出力と、を対応付けて記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された検知結果に基づいて、前記光源ランプからの光の映像投射時の出力を、前記記憶手段に記憶される当該検知手段により検知された周囲の明るさに対応する最適出力とすることを特徴とする投射型映像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015082672A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法
JP2021163990A (ja) * 2020-03-30 2021-10-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 画像出力装置及び制御システム

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