JP2005114996A - プロジェクタ装置および書き込み取得方法 - Google Patents

プロジェクタ装置および書き込み取得方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スクリーン上の投影画像への書き込みを取得して保存する。
【解決手段】プロジェクタ装置10であって、外部のPC30から入力された投影画像をスクリーン40上に投影する投影部100と、スクリーン40を撮像し、撮像画像を生成する撮像部140と、撮像部140により生成された撮像画像に基づいて、スクリーン40上に直接書き込まれた書き込みを投影画像に対応付けて記憶する書込記憶部160とを備える。プロジェクタ装置10は、書込記憶部160に記憶された書き込みを再生し、投影部100によりスクリーン40上に投影する書込再生部180を更に備えてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタ装置および書き込み取得方法に関する。
従来、投影画像をスクリーンに投影するプロジェクタにおいて、当該プロジェクタと通信可能な外部入力装置から入力された画像を、投影画像に付加して投影するプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2001−356405号公報(第9図)
しかしながら、プロジェクタの利用者は、スクリーンに投影されている投影画像に対して、スクリーン上で直接書き込みをする場合がある。この場合に、上記プロジェクタでは、当該書き込みを直接取り込むことができない。上記プロジェクタにおいてこの書き込みを取り込むためには、当該書き込みと同じ書き込みを再度、外部入力装置において手入力するという手間がかかる。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、プロジェクタ装置であって、外部から入力された投影画像をスクリーン上に投影する投影部と、スクリーンを撮像し、撮像画像を生成する撮像部と、撮像部により生成された撮像画像に基づいて、スクリーン上に直接書き込まれた書き込みを投影画像に対応付けて記憶する書込記憶部とを備える。これにより、スクリーン上に投影されている投影画像に対して、スクリーン上に直接書き込みをした場合に、この書き込みを取り込んで保存することができる。
上記プロジェクタ装置は、書込記憶部に記憶された書き込みを再生し、投影部によりスクリーン上に投影する書込再生部を更に備えてもよい。これにより、取り込まれた書き込みを後から見ることができる。
上記プロジェクタ装置において、撮像部は、スクリーンを順次撮像し、書込記憶部は、撮像された順序を書き込みに対応付けて記憶し、書込再生部は、当該順序で書き込みを再生してもよい。これにより、書き込まれた順序で書き込みを再生することができる。
上記プロジェクタ装置は、音声を書込記憶部に記憶された書き込みに対応付けて録音する録音部と、録音部により録音された音声を再生する音声再生部とを更に備えてもよい。これにより、当該書き込みに対する音声による説明を後から聴くことができる。
上記プロジェクタ装置は、書込記憶部に記憶された書き込みを外部に送信する外部送信部を更に備えてもよい。これにより、取り込まれた書き込みを外部で加工したり再生したりすることができる。
上記プロジェクタ装置は、スクリーン上に投影部により宛先書込領域を表示する宛先書込領域表示部を更に備え、外部送信部は、宛先書込領域に書き込まれた宛先へ、記憶部に記憶された書き込みを送信してもよい。これにより、キーボードやリモコンから宛先を入力することなく、当該宛先に書き込みを送信することができる。
上記プロジェクタ装置は、他のスクリーンに投影画像を投影する他のプロジェクタ装置と通信する通信部を更に備え、通信部は、他のスクリーン上に直接書き込まれ、他のプロジェクタ装置において書込記憶部に記憶された書き込みを取得して、書き込みを投影部によりスクリーン上に投影してもよい。これにより、他のスクリーン上への書き込みを当該スクリーン上に反映させて投影することができる。
上記プロジェクタ装置において、書込記憶部に記憶された書き込みを印刷する書込印刷部を更に備えてもよい。これにより、書き込みを印刷物にて確認することができる。
上記プロジェクタ装置において、撮像部は、投影部が投影画像を切り替える場合に、スクリーンを撮像してもよい。これにより、投影画像について説明が終了した時点でのこの投影画像に対する書き込みを取り込むことができる。
上記プロジェクタ装置は、複数の投影画像のいずれかが選択されたことを示すしおりを、選択された投影画像に対応付けて記憶すると共に、しおりに対応付けられた投影画像を再生する要求があった場合に、しおりに対応付けられた投影画像を再生するしおり部を更に備えてもよい。これにより、投影画像を投影した順序に関わらず、しおりを付けた投影画像およびその投影画像への書き込みを再生することができる。
上記プロジェクタ装置において、投影部は、光源、光源を用いて投影画像から投影光を生成する投影光生成部、および、投影画像生成部により生成された投影光をスクリーン上に投影する光学系を有し、撮像部は、光学系を通って入力されたスクリーンの像を撮像してもよい。これにより、投影部および撮像部をそれぞれ独立に焦点合わせをすることなく投影画像をスクリーン上に投影し、かつ、スクリーンを撮像することができる。さらに、光学系の部品点数を少なくすることができる。
本発明の第2の形態においては、書き込み取得方法であって、外部から入力された投影画像をスクリーン上に投影し、スクリーンを撮像して撮像画像を生成し、撮像画像に基づいて、スクリーン上に直接書き込まれた書き込みを投影画像に対応付けて書込記憶部に記憶する。これにより、第1の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタ装置10を用いたプロジェクタシステム60を示す。プロジェクタシステム60は、プロジェクタ装置10、プロジェクタ装置10に投影画像を入力するPC(パーソナルコンピュータ)30、プロジェクタ装置10からの投影画像を表示するスクリーン40、PC30とネットワーク等を用いて通信可能な他のPC70、他のPC70と通信可能な他のプロジェクタ装置20、および、他のプロジェクタ装置20からの投影画像を受ける他のスクリーン50を有する。利用者44は、筆記具42を用いてスクリーン40に直接書き込みをする。スクリーン40の例は、スチール製のホワイトボード、裏面がすりガラスのガラス板、白紙または白壁である。また、筆記具42の例は水性ペンである。
本発明の実施形態に係るプロジェクタ装置10は、スクリーン40を撮像することにより、利用者44により直接スクリーン40に書き込まれた書き込みを取り込む。また、プロジェクタ装置10は、取り込んだ書き込みを投影画像と共に他のプロジェクタ装置20に送信し、他のプロジェクタ装置20は、受信した書き込みを投影画像に重畳して他のスクリーン50に投影する。
図2は、プロジェクタ装置10およびPC30の機能を示すブロック図である。プロジェクタ装置10は、PC30から入力された投影画像をスクリーン40上に投影する投影部100と、スクリーン40を撮像し、撮像画像を生成する撮像部140とを備える。
PC30は、撮像部140により生成された撮像画像に基づいて、スクリーン40上に直接書き込まれた書き込みを投影画像に対応付けて記憶する書込記憶部160と、書込記憶部160に記憶された書き込みを再生し、投影部100によりスクリーン40上に投影する書込再生部180と、書込記憶部160に記憶された書き込みを印刷する書込印刷部300と、他のPC70と通信する通信部280と、スクリーン40上に投影部100により宛先書込領域を表示する宛先書込領域表示部と260を備える。
投影部100は、光源、この光源からの光を透過または遮断する液晶シャッタ、この液晶シャッタを制御して投影画像から投影光を生成する投影光生成部120、および、投影光生成部120により生成された投影光をスクリーン40上に投影する光学系130を有する。図2に示す投影部100はカラー画像を投影すべく、光源として、赤色画像用、緑色画像用および青色画像用にそれぞれ白色光を発するR光源112、G光源114およびB光源116を有する。投影部100は、液晶シャッタとして、R光源112、G光源114およびB光源116の前面にそれぞれ配され、複数の画素に区切られ、赤色フィルタが貼り付けられたR液晶シャッタ122、緑色フィルタが貼り付けられたG液晶シャッタ124、および、青色フィルタが貼り付けられたB液晶シャッタ126を有する。投影部100はさらに、結合プリズム128を有する。投影光生成部120が、PC30から入力された投影画像に基づいて、これらR液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124およびB液晶シャッタ126を画素毎に開閉することにより、赤色画像、緑色画像および青色画像の投影光を生成し、結合プリズム128がこれら赤色画像、緑色画像および青色画像を結合してカラーの投影光を生成する。光学系130は、ハーフミラー132および投影レンズ134を有し、結合プリズム128で結合された投射光を、ハーフミラー132を透過させて、投影レンズ134によりスクリーン40上に結像させる。これにより、プロジェクタ装置10は、PC30から入力されたカラーの投影画像を、スクリーン40上に投射して表示することができる。
撮像部140は、CCDカメラ142、および、このCCDカメラ142で撮像された撮像画像を電子的に処理し、書込記憶部160に書き込む撮像画像処理部144を有する。CCDカメラ142は、光学系130の投影レンズ134を通って、ハーフミラー132により反射されたスクリーン40の像を撮像する。ハーフミラー132からCCDカメラ142までの距離は、ハーフミラー132から各光源までの距離と略等しくなるように、CCDカメラ132が配されている。CCDカメラ142には赤色の光を検知するR画素、緑色の光を検知するG画素、および、青色の光を検知するB画素の3種類の画素が多数配されており、カラーの画像を撮像することができる。CCDカメラ142がスクリーン40を撮像する場合に、投影部100の光学系130を用いることにより、投影部100および撮像部140をそれぞれ独立に焦点合わせをすることなく投影画像をスクリーン40上に投影し、かつ、スクリーン40を撮像することができる。さらに、投影部100および撮像部140にそれぞれ別個の光学系を設ける必要がなく、部品点数を少なくすることができる。なお、ハーフミラー132またはこれに代えて鏡を移動可能に配し、投影部100が投影画像をスクリーン40上に投影する場合にハーフミラー132または鏡が投影光の光路から退避し、撮像部140がスクリーン40を撮像する場合にハーフミラー132または鏡が光路に進出するようにしてもよい。
書込再生部180は、利用者44からの要求に応じて書込記憶部160に記憶された書き込みを読み出し、投影光生成部120へ受け渡すことにより、この書き込みを再生してスクリーン40上に投影する。本実施形態において、書込記憶部160は、書き込みに対応付けて書き込みの対象となった投影画像を記憶しており、書込再生部180は、書込記憶部160から読み出した書き込みおよび投影画像を重畳して新たな投影画像とし、投影光生成部120へ受け渡す。これにより、取り込まれた書き込み付きの投影画像を後から見ることができる。
通信部280は、書込記憶部160に記憶された書き込みをこの書き込みの対象となった投影画像と共に、他のPC70へ送信する。また、通信部280は、他のスクリーン50上に直接書き込まれ、他のプロジェクタ装置20における書込記憶部160に記憶された書き込みを他のPC70および当該PC30を通じて取得して、書き込みを投影部100によりスクリーン40上に投影する。これにより、他のスクリーン50上への書き込みを当該スクリーン40上に反映させて投影することができる。これにより、遠隔地を結んで会議をする場合に、単一の会議室で単体のプロジェクタが用いられている会議と同様の臨場感で会議を進めることができる。
プロジェクタ装置10は、複数の投影画像のいずれかが利用者44により選択されたことを示すしおりを、選択された投影画像に対応付けて記憶すると共に、しおりに対応付けられた投影画像を再生する要求があった場合に、しおりに対応付けられた投影画像を再生するしおり部320を更に備える。これにより、プロジェクタ装置10は、投影画像を投影した順序に関わらず、しおりを付けた投影画像およびその投影画像への書き込みを再生することができる。しおりは、プロジェクタ装置10を遠隔操作するリモコンのボタンにより入力されてもよいし、スクリーン40の特定の箇所に筆記具42でマークがつけられることにより入力されてもよい。
PC30は、マイク202により取得された音声を、書込記憶部160に記憶された書き込みに対応付けて録音する録音部200と、この録音部200により録音された音声をスピーカ222により再生する音声再生部220を更に備える。これにより、これにより、当該書き込みに対する音声による説明を後から聴くことができる。さらに、投影画像と書き込みを重畳して再生し、これと同期して音声も再生することにより、通常のビデオカメラとして用いることができる。
図3(a)から図3(c)は、スクリーン40に投影される投影画像およびこの投影画像に対してスクリーン40上に直接書き込まれた書き込みの一例を示す。図3(a)は、プロジェクタ装置10がPC30から入力されてスクリーン40に投影している投影画像を示す。図3(a)に示す例において、プロジェクタ装置10の投影部100は、投影画像として三段の文字列400をスクリーン40に投影している。図3(b)は、スクリーン40に投影されている三段の文字列400における最下段の文字列を、利用者44が筆記具42を用いて、直接スクリーン40上に丸で囲う書き込み410をした状態を示す。図3(c)は、図3(b)の状態からさらに、利用者44が筆記具42を用いて、直接スクリーン40上に矢印の書き込み412、414をした状態を示す。
図4は、書込記憶部160に記憶される情報を、上記図3(a)から図3(c)の投影画像および書き込みを一例として示す。なお、図4において、説明の簡略化のため文字列を白抜きの長方形として示した。図4に示すように、書込記憶部160は、撮像部140により撮像された撮像画像に基づいて、スクリーン40上に直接書き込まれた書き込みを、その書き込みの対象となった投影画像に対応付けて記憶する。この場合に、書込記憶部160は、書き込みに対してIDを割り当て、このIDに対応付けて書き込みを記憶する。さらに、書込記憶部160は、しおり部320からしおりの入力があった場合に、しおりのデータフィールドにマークをする。
図5は、プロジェクタ装置10およびPC30がスクリーン40上への書き込みを取り込んで記憶する動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、PC30からプロジェクタ装置10へ投影画像の入力があった場合に開始される。
PC30から投影画像の入力があった場合に、プロジェクタ装置10の投影部100は、投影光を生成して、スクリーン40上に投影する(S110)。撮像部140の撮像画像処理部144は、PC30から投影画像の切り替えが要求されたか否かを判断する(S120)。撮像画像処理部144はさらに、PC30から投影画像の切り替えが要求されていない場合に(S120:No)、所定時間を経過したか否かを判断する(S130)。所定時間は、例えば数秒から数十秒に設定され、所定時間を撮像画像処理部144が投影画像の投影に先立って記憶しておく。ステップS130において所定時間が経過していない場合に(S130:No)、投影部100は所定時間が経過するまで投影画像を投影し続ける(S110に戻る)。
ステップS130において所定時間が経過した場合に(S130:Yes)、撮像部140は、CCDカメラ142を用いてスクリーン40を撮像して、撮像画像を取得する(S200)。ステップS200については、図6において詳述する。ステップS200の後、プロジェクタ装置10は、投影を終了すべき旨が外部から要求されたか否かを判断し(S140)、投影が終了しない場合に(S140:No)、ステップS110に戻る。
ステップS120において投影画像を切り替える要求があった場合に(S120:Yes)、撮像部140は、投影画像の切り替えに先立って、CCDカメラ142を用いてスクリーン40を撮像し、撮像画像を取得する(S210)。ステップS210の後、投影光生成部120は、投影画像を切り替え(S150)、ステップS110に戻り切り替え後の投影画像を投影する。投影部100が投影画像を切り替える場合に、撮像部140がスクリーン40を撮像することにより、投影画像について説明が終了した時点でのこの投影画像に対する書き込みを取り込むことができる。
ステップS140においてプロジェクタ装置10の投影を終了すべき旨が外部から要求された場合(S140:Yes)に、本フローチャートを終了する。
図6は、図5におけるステップS200、S210の動作を示すフローチャートである。ステップS200、S210においてスクリーンを撮像する場合に、まず、撮像部140の撮像画像処理部144は、投影光生成部120から現在の投影画像を電子データとして取得し、書込記憶部160に記憶する(S230)。例えば、図3(a)に投影画像が投影されている場合に、撮像画像処理部144は、図4に示すようにこの投影画像にID1を割り当てて書込記憶部160に記憶する。
次に、投影光生成部120は、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124およびB液晶シャッタ126における全ての画素のシャッタを開く(S230)。これにより、投影部100において白色光のストロボが生成され、スクリーン40に照射される。次に撮像部140が、CCDカメラ142によりスクリーン40を撮像する(S240)。この場合に、シャッタが全開となっているのでスクリーン40には投影画像は投影されておらず、CCDカメラ142は、スクリーン40に直接書き込まれた書き込みを撮像画像として取得する。例えば、図3(b)に示すように、三段の文字列400の最下段に書き込み410がある場合に、投影部100が白色光を生成してスクリーン40に照射することにより、一旦、投影画像である三段の文字列400が消えて、CCDカメラ142は書き込み410をスクリーン40の撮像画像として取得する。
撮像画像処理部144は、CCDカメラ142により撮像された撮像画像を、投影画像への書き込みとして、書込記憶部160に記憶する(S250)。上述の例において、撮像画像処理部144は、図3(b)に示す書き込み410を、図4に示すようにID1に対応付けて記憶する。以上により、本フローチャートを終了する。これにより、スクリーン40上に投影されている投影画像に対して、スクリーン40上に直接書き込みをした場合に、この書き込みを取り込んで保存することができる。
図5において説明したように、撮像部140は、スクリーン40を順次撮像し、書込記憶部160は、撮像された順序を書き込みに対応付けて記憶する。さらに、書込再生部180は、当該順序で書き込みを再生する。図3(b)および図3(c)に示すように、書き込み410が書き込まれた後に書き込み412および414が書き込まれた場合に、撮像部140はこれらの書き込みを順次取得し、図4に示すようにIDを順に割り当てて書込記憶部160に記憶する。書込記憶部160は、このID番号順に書き込みを再生することにより、スクリーン40に書き込まれた順序で当該書き込みを再生することができる。
図7(a)は宛先書込領域表示部260が表示する宛先書込領域に宛先が書き込まれた例を示し、図7(b)は当該宛先へ送信される電子メールの例を示す。図7(a)に示すように、宛先書込領域表示部260は、例えばプロジェクタ装置10のリモコンのボタンが利用者44により押下された場合に、または、利用者44によりスクリーン40の特定の箇所に筆記具42でマークがつけられた場合に、スクリーン40に書き込まれた書き込みを送信する宛先を書き込む宛先書込領域262を、スクリーン40の上部に表示する。図7(a)に示す例において、宛先書込領域表示部260は、宛先書込領域262として、宛先を示す「TO」およびその右に四角の枠を投影部100によりスクリーン40へ投影する。
図7(b)に示すように、撮像部140は、スクリーン40において四角の枠に筆記具42により直接書き込まれた書き込みを、OCR等によりアルファベット文字として文字認識し、電子メールの宛先として通信部280へ受け渡す。通信部280は、宛先書込領域262に書き込まれた宛先へ、書込記憶部160に記憶された書き込みを送信する。図7(b)に示す例において、通信部280は、宛先書込領域262が表示されたときに投影されていた投影画像およびその投影画像への書き込み(図4におけるID2で特定される)を、添付ファイルとして、撮像部140により読み取られた宛先へ送信する。これにより、キーボードやリモコンから宛先を入力することなく、当該宛先に書き込みを送信することができる。なお、通信部280は、本発明における外部送信部の一例である。
以上、本実施形態によれば、スクリーン40上に投影されている投影画像に対して、スクリーン40上に直接書き込みをした場合に、この書き込みを取り込んで保存し、後から再生して当該書き込みを見ることができる。
なお、上記実施形態において、プロジェクタ装置10はPC30と通信することにより投影画像を入力したが、投影画像の入力方法はこれに限られない。他の例として、プロジェクタ装置10に読書き可能な記憶媒体を装着し、この記憶媒体から投影画像を取得し、また、書き込みを記憶させてもよい。
また、上記実施形態において、書込記憶部160、書込再生部180、録音部200、録音再生部220、宛先書込領域表示部260、通信部280および書込印刷部300はPC30に設けられている。しかしながら、これらの各機能部がプロジェクタ装置10に内蔵されていてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の実施形態に係るプロジェクタ装置10を用いたプロジェクタシステム60を示す。 プロジェクタ装置10およびPC30の機能を示すブロック図である。 (a)から(c)は、スクリーン40に投影される投影画像およびこの投影画像に対してスクリーン40上に直接書き込まれた書き込みの一例を示す。 書込記憶部160に記憶される情報を、上記図3(a)から図3(c)の投影画像および書き込みを一例として示す。 プロジェクタ装置10がスクリーン40上への書き込みを取り込んで記憶する動作を示すフローチャートである。 図5におけるステップS200、S210の動作を示すフローチャートである。 (a)は宛先書込領域表示部260が表示する宛先書込領域に宛先が書き込まれた例を示し、(b)は当該宛先へ送信される電子メールの例を示す。
符号の説明
10 プロジェクタ装置、20 他のプロジェクタ装置、30 PC、40 スクリーン、42 筆記具、44 利用者、50 他のスクリーン、60 プロジェクタシステム、70 他のPC、100 投影部、112 R光源、114 G光源、116 B光源、120 投影光生成部、122 R液晶シャッタ、124 G液晶シャッタ、126 B液晶シャッタ、128 結合プリズム、130 光学系、132 ハーフミラー、134 投影レンズ、140 撮像部、142 CCDカメラ、144 撮像画像処理部、160 書込記憶部、180 書込再生部、200 録音部、202 マイク、220 音声再生部、222 スピーカ、260 宛先書込領域表示部、262 宛先書込領域、280 通信部、300 書込印刷部、320 しおり部、400 投影画像、410 書き込み、412 書き込み、414 書き込み

Claims (12)

  1. 外部から入力された投影画像をスクリーン上に投影する投影部と、
    前記スクリーンを撮像し、撮像画像を生成する撮像部と、
    前記撮像部により生成された前記撮像画像に基づいて、前記スクリーン上に直接書き込まれた書き込みを前記投影画像に対応付けて記憶する書込記憶部と
    を備えるプロジェクタ装置。
  2. 前記書込記憶部に記憶された前記書き込みを再生し、前記投影部により前記スクリーン上に投影する書込再生部を更に備える請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  3. 前記撮像部は、前記スクリーンを順次撮像し、
    前記書込記憶部は、撮像された順序を前記書き込みに対応付けて記憶し、
    前記書込再生部は、前記順序で前記書き込みを再生する請求項2に記載のプロジェクタ装置。
  4. 音声を前記書込記憶部に記憶された前記書き込みに対応付けて録音する録音部と、
    前記録音部により録音された音声を再生する音声再生部とを更に備える請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  5. 前記書込記憶部に記憶された前記書き込みを外部に送信する外部送信部を更に備える請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  6. 前記スクリーン上に前記投影部により宛先書込領域を表示する宛先書込領域表示部を更に備え、
    前記外部送信部は、前記宛先書込領域に書き込まれた前記宛先へ、前記書込記憶部に記憶された前記書き込みを送信する請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  7. 他のスクリーンに前記投影画像を投影する他のプロジェクタ装置と通信する通信部を更に備え、
    前記通信部は、前記他のスクリーン上に直接書き込まれ、前記他のプロジェクタ装置において前記書込記憶部に記憶された前記書き込みを取得して、前記書き込みを前記投影部により前記スクリーン上に投影する請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  8. 前記書込記憶部に記憶された前記書き込みを印刷する書込印刷部を更に備える請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  9. 前記撮像部は、前記投影部が前記投影画像を切り替える場合に、前記スクリーンを撮像する請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  10. 複数の前記投影画像のいずれかが選択されたことを示すしおりを、前記選択された投影画像に対応付けて記憶すると共に、前記しおりに対応付けられた前記投影画像を再生する要求があった場合に、前記しおりに対応付けられた前記投影画像を再生するしおり部を更に備える請求項9に記載のプロジェクタ装置。
  11. 投影部は、光源、前記光源を用いて前記投影画像から投影光を生成する投影光生成部、および、前記投影画像生成部により生成された前記投影光を前記スクリーン上に投影する光学系を有し、
    前記撮像部は、前記光学系を通って入力された前記スクリーンの像を撮像する請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  12. 外部から入力された投影画像をスクリーン上に投影し、
    前記スクリーンを撮像して撮像画像を生成し、
    前記撮像画像に基づいて、前記スクリーン上に直接書き込まれた書き込みを前記投影画像に対応付けて書込記憶部に記憶する
    書き込み取得方法。
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